JP2002263587A - 廃プラスチックの選別方法及びその選別装置 - Google Patents

廃プラスチックの選別方法及びその選別装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選別純度を高め、かつ、コンベヤベルトの走
行速度を高めて処理量を高め得る廃プラスチックの選別
方法を提供する。 【解決手段】 ベルトコンベヤ1によって搬送される廃
プラスチックの材質をコンベヤベルト4の全幅に亘って
細分して検出し、検出された特定位置、特定材質の廃プ
ラスチックをコンベヤベルトの搬出端から排出される他
材質の廃プラスチックの落下経路から分離する廃プラス
チックの選別方法において、前記少なくとも材質検出位
置から搬出端までの間において廃プラスチックをコンベ
ヤベルトに真空吸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃プラスチックを
特定材質のものとその他の材質のものに選別する廃プラ
スチックの選別方法及びその選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃プラスチックの選別方
法及びその選別装置としては、特開2000−3343
90号公報記載の廃棄物の選別方法及び装置が知られて
いる。上記廃棄物の選別方法は、搬送コンベアの上流側
上方位置に、該コンベアの幅方向に配置した複数個の材
質識別装置によりコンベヤ上の廃棄物の材質を識別し、
識別された材質に応じて、上記各材質識別装置に対応さ
せてある複数個の排出部から、上記廃棄物の選択的排出
を行わせる方法である。
【0003】又、廃棄物の選別装置は、搬送コンベアの
上流側上方位置に、搬送される廃棄物の材質を識別する
ための材質識別装置を該コンベアの幅方向に複数個並べ
て設置し、且つ幅方向の複数個所から高圧エアにより廃
棄物を吹き上げるようにしたエアノズルを、上記各材質
識別装置よりも下流側位置に搬送方向に沿う複数個所に
設け、上記各材質識別装置により識別された材質に対応
する所定のエアノズルにより廃棄物の排出を行わせるよ
うにしたものである。更に、他の廃棄物の選別装置は、
搬送コンベアの上流側上方位置に、搬送される廃棄物の
材質を識別するための材質識別装置を該コンベアの幅方
向に複数個並べて設置し、且つ複数個の排出ゲートを上
記各材質識別装置よりも下流側位置に該各材質識別装置
に対応させて幅方向に設け、上記各材質識別装置により
識別された材質に応じてそれぞれ幅方向に対応する排出
ゲートから廃棄物の排出を行わせるようにしたものであ
る。
【0004】上記構成の廃棄物の選別方法及びその選別
装置によれば、異なる材質の廃棄物が幅方向に並ぶよう
に受けられた場合であっても、所要の排出部としてのエ
アノズル又は排出ゲートにより所要の幅単位で各廃棄物
を材質毎に選別することができ、選別した廃棄物の材質
の純度を高めることができる、というものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の廃プラ
スチックの選別方法及びその選別装置では、材質検出装
置による材質検出位置から排出部としてのエアノズル又
は排出ゲートに至るまでのコンベヤベルトの搬送面上
で、廃プラスチックがその軽量性や空気抵抗により搬送
方向と逆方向や搬送方向と交差する方向へ浮遊したり、
滑ってしまい、計算上通過すべき時刻に所要の排出部に
到達しなかったり、あるいは計算上通過すべき排出部を
通過しない状態が生じ、結果的に排出部が誤作動するこ
ととなり、選別した廃プラスチックの材質の純度が低下
する不具合がある。かかる不具合は、処理量をアップす
るため、コンベヤベルトの走行速度を高めると一層助長
される。
【0006】そこで、本発明は、選別純度を高め、か
つ、コンベヤベルトの走行速度を高めて処理量を高め得
る廃プラスチックの選別方法及びその選別装置を提供す
ることを主目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の廃プラスチックの選別方法は、ベルトコン
ベヤによって搬送される廃プラスチックの材質をコンベ
ヤベルトの全幅に亘って細分して検出し、検出された特
定位置、特定材質の廃プラスチックをコンベヤベルトの
搬出端から排出される他材質の廃プラスチックの落下経
路から分離する廃プラスチックの選別方法において、前
記少なくとも材質検出位置から搬出端までの間において
廃プラスチックをコンベヤベルトに真空吸着することを
特徴とする。
【0008】第1の廃プラスチックの選別装置は、廃プ
ラスチックを搬送するベルトコンベヤと、そのコンベヤ
ベルトの上方に配設され、搬送される廃プラスチックの
材質をコンベヤベルトの全幅に亘って細分して検出する
材質検出装置と、材質検出装置によって検出された特定
位置、特定材質の廃プラスチックをコンベヤベルトの搬
出端から排出される他材質の廃プラスチックの落下経路
から分離するため、コンベヤベルトの搬出端に隣接して
その幅方向へ列設され、高圧エアを斜め上方へ噴出する
多数のエアノズルとを有する廃プラスチックの選別装置
において、前記ベルトコンベヤのコンベヤベルトにその
幅方向及び走行方向へ多数の透孔を等間隔に設け、前記
少なくとも材質検出装置からコンベヤベルトの搬出端ま
での間と対応するコンベヤベルトの搬送側の下面に上面
が摺接可能な中空の吸引箱を配設すると共に、この吸引
箱の上面に少なくとも材質検出装置からコンベヤベルト
の搬出端までの間に及ぶ多数のスリットをコンベヤベル
トにおける幅方向の透孔の配置間隔に対応させて設け、
前記吸引箱にその内部を負圧にする吸引機を接続したこ
とを特徴とする。
【0009】第2の廃プラスチックの選別装置は、第1
の装置において、前記コンベヤベルトの搬出端に臨んで
ベルトコンベヤ側及び下方へ開口したほぼ箱形のフード
を配設すると共に、このフード内の下部にコンベヤベル
トの搬出端から排出される他材質の廃プラスチックとエ
アノズルから噴出される高圧エアによって吹き飛ばされ
る特定材質の廃プラスチックとを分離する分離板を垂直
に配設し、前記フードにおけるエアノズルからの高圧エ
アの噴出方向と対向する上壁にメッシュを張設した開口
部を設けると共に、この開口部をエアノズルから噴出さ
れる高圧エアによって開放可能な蓋により閉塞したこと
を特徴とする。
【0010】又、第3の廃プラスチックの選別装置は、
廃プラスチックを搬送するベルトコンベヤと、そのコン
ベヤベルトの上方に配設され、搬送される廃プラスチッ
クの材質をコンベヤベルトの全幅に亘って細分して検出
する材質検出装置と、材質検出装置によって検出された
特定位置、特定材質の廃プラスチックをコンベヤベルト
の搬出端から排出される他材質の廃プラスチックの落下
経路から分離するため、コンベヤベルトの搬出端に隣接
して斜め下方へ斜設されて他材質の廃プラスチックを流
下させる排出ボードの途中に、その幅方向へ列設した多
数のトラップボードとを有する廃プラスチックの選別装
置において、前記ベルトコンベヤのコンベヤベルトにそ
の幅方向及び走行方向へ多数の透孔を等間隔に設け、前
記少なくとも材質検出装置からコンベヤベルトの搬出端
までの間と対応するコンベヤベルトの搬送側の下面に上
面が摺接可能な中空の吸引箱を設けると共に、この吸引
箱の上面に少なくとも材質検出装置からコンベヤベルト
の搬出端までの間に及ぶ多数のスリットをコンベヤベル
トにおける幅方向の透孔の配置間隔に対応させて設け、
前記吸引箱にその内部を負圧にする吸引機を接続したこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の廃プラスチックの選別方法及び第1、
第3の選別装置においては、コンベヤベルトの搬送面に
おける少なくとも材質検出装置による材質検出位置から
コンベヤベルトの搬出端までの間で、廃プラスチックが
搬送面から浮遊したり、搬送面上を滑ったりするのを防
止される。又、第2の廃プラスチックの選別装置におい
ては、第1の選別装置による作用の他、エアノズルから
噴出される高圧エアによって吹き飛ばされた特定材質の
廃プラスチックのフードの上壁への張り付きが防止され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2はそれぞれ本発
明に係る廃プラスチックの選別装置の第1の実施の形態
を示す斜視図、要部の平面図である。図中1は適宜の供
給手段から供給される廃プラスチック(共に図示せず)
を搬送するベルトコンベヤで、このベルトコンベヤ1
は、駆動ローラ2と従動ローラ3とにコンベヤベルト4
を掛け回して構成されており、そのコンベヤベルト4に
は、多数の透孔5が幅方向及び走行方向へ等間隔に設け
られている。ベルトコンベヤ1におけるコンベヤベルト
4の搬送側の中間部の上方には、コンベヤベルト4によ
って搬送される廃プラスチックの幅方向の位置及び材質
をコンベヤベルト4の全幅に亘って細分して検出する材
質検出装置6が配設されている。材質検出装置6として
は、例えば、光源ランプから近赤外線をコンベヤベルト
4上の廃プラスチックに照射し、廃プラスチックからの
反射光をコンベヤベルト4の全幅に亘って高速走査する
検出器により、材質によって波長の吸収度が異なること
を利用して廃プラスチックの材質を検出するものが使用
されるものであり、材質検出装置6の検出信号は、後述
するエアノズルの電磁弁を制御する制御盤7に出力され
る。
【0013】ベルトコンベヤ1のコンベヤベルト4の搬
出端には、高圧エアを斜め上方へ噴出するエアノズル8
が、隣接してコンベヤベルト4の幅方向へ多数列設され
ており、各エアノズル8は、それぞれ電磁弁(図示せ
ず)を介在して高圧エアを貯留するエアタンク9と接続
されている。そして、各エアノズル8の電磁弁は、材質
検出装置6によって検出された特定位置、特定材質の廃
プラスチックを吹き飛ばすように、所要のエアノズル8
の電磁弁が前記制御盤7からの信号によって開作動され
るものである。一方、ベルトコンベヤ1のコンベヤベル
ト4における材質検出装置6からコンベヤベルト4の搬
出端までの間と対応する搬送側の下方には、その下面に
上面を摺接可能になした中室の吸引箱10が配設されて
おり、この吸引箱10の上面には、材質検出装置6から
コンベヤベルト4の搬出端までの間に及ぶ多数のスリッ
ト11が、コンベヤベルト4における幅方向の透孔5の
配置間隔に対応させて設けられている。又、吸引箱10
には、コンベヤベルト4の搬入端まで延在した延長壁1
0aが設けられており、この延長壁10aの上面は、コ
ンベヤベルト4の撓みを防止するため、コンベヤベルト
4の搬送側の下面に摺接可能になされている。そして、
吸引箱10には、その内部を負圧にし、スリット11及
びコンベヤベルト4の透孔5を介してコンベヤベルト4
上の廃プラスチックを真空吸着するため、吸引ブロワ等
の吸引機12が接続されている。
【0014】上述した廃プラスチックの選別装置を用い
て廃プラスチックから特定材質の廃プラスチックを選別
するには、ベルトコンベヤ1及び吸引機12を駆動する
と共に、コンベヤベルト4の搬入端に種々の材質の廃プ
ラスチックを供給する。コンベヤベルト4によって搬送
される廃プラスチックは、材質検出装置6の下方に至っ
て幅方向の位置及び材質が検出されると共に、コンベヤ
ベルト4に真空吸着され、この状態を保持してコンベヤ
ベルト4の搬出端へ搬送される。そして、他材質の廃プ
ラスチックは、コンベヤベルト4の搬出端から落下する
一方、特定材質の廃プラスチックは、材質検出装置6に
よって検出された特定位置と対応するエアノズル8の電
磁弁の開作動に伴って噴出する高圧エアにより斜め上方
へ吹き飛ばされて、他材質の廃プラスチックの落下経路
から分離される。
【0015】上記構成の廃プラスチックの選別装置によ
れば、コンベヤベルト4の搬送面における材質検出装置
6からコンベヤベルト4の搬出端までの間で、廃プラス
チックが搬送面から浮遊したり、搬送面上を滑ったりす
るのを防止されるので、選別純度を高めることができ、
かつ、コンベヤベルト4の走行速度を高めて処理量を高
めることができる。
【0016】図3は本発明に係る廃プラスチックの選別
装置の第2の実施の形態を示す概略構成図である。この
廃プラスチックの選別装置は、コンベヤベルト4の搬出
端に臨んで、ベルトコンベヤ1側及び下方へ開口したほ
ぼ箱形のフード13が配設されており、このフード13
内の下部には、コンベヤベルト4の搬出端から排出され
る他材質の廃プラスチックとエアノズル8から噴出され
る高圧エアによって吹き飛ばされる特定材質の廃プラス
チックとを分離する分離板14が垂直に配設されてい
る。又、フード13におけるエアノズル8からの高圧エ
アの噴出方向と対向する上壁には、メッシュ15を張設
した開口部16が設けられており、この開口部16は、
エアノズル8から噴出される高圧エアによって開放可能
な蓋17により閉塞されている。
【0017】上記構成の廃プラスチックの選別装置によ
れば、エアノズル8から噴出される高圧エアによって吹
き飛ばされた特定材質の廃プラスチックのフード13の
上壁への張り付きが防止されるので、高圧エアの噴出停
止時に特定材質の廃プラスチックが他材質のプラスチッ
クの落下経路へ落下するのが防止され、選別純度を一層
高めることができる。他の構成及び作用効果は、第1の
実施の形態のものと同様であるので、同一の構成部材等
には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0018】図4は本発明に係る廃プラスチックの選別
装置の第3の実施の形態を示す概略構成図である。この
廃プラスチックの選別装置は、第1、第2の実施の形態
のものが特定材質の廃プラスチックを他材質の廃プラス
チックの落下経路から分離する手段として、制御盤7に
よって電磁弁の開閉を制御される多数のエアノズル8を
用いているのに対し、材質検出装置6によって検出され
た特定位置、特定材質の廃プラスチックをコンベヤベル
ト4の搬出端から排出される他材質の廃プラスチックの
落下経路から分離するため、コンベヤベルト4の搬出端
に隣接して斜め下方へ斜設されて他材質の廃プラスチッ
クを流下させる排出ボード18の途中に、多数のトラッ
プボード19を排出ボード18の幅方向へ列設し、材質
検出装置6によって検出された特定材質の廃プラスチッ
クの特定位置と対応するトラップボード19を、制御盤
7からの信号に基づいて作動するエアシリンダ20を介
して開閉するものである。他の構成及び作用効果は、第
1の実施の形態のものと同様であるので、同一の構成部
材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0019】なお、上述した各実施の形態においては、
吸引箱10及びその上面のスリット11を、材質検出装
置6による材質検出位置からコンベヤベルト4の搬出端
までの大きさとする場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、図示は省略するが、コンベヤベ
ルト4の搬入端から搬出端までの間と対応する搬送側の
下方に、その下面に上面を摺接可能になした中空の吸引
箱を配設し、この吸引箱の上面にコンベヤベルト4の搬
入端から搬出端までの間に及ぶ多数のスリットを、コン
ベヤベルト4における幅方向の透孔5の配置間隔に対応
させて設けるようにしてもよい。このようにすることに
より、コンベヤベルト4の搬入端から搬出端までの間に
おいて廃プラスチックがコンベヤベルト4に真空吸着さ
れ、搬送面から浮遊したり、搬送面上を滑ったりするの
が防止されるので、コンベヤベルト4の走行速度を一層
高めて処理量を一層高めることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃プラス
チックの選別方法及び第1、第3の選別装置によれば、
コンベヤベルトの搬送面における少なくとも材質検出装
置による材質検出位置からコンベヤベルトの搬送端まで
の間で、廃プラスチックが搬送面から浮遊したり、搬送
面上を滑ったりするのを防止されるので、従来に比べて
選別純度を高めることができ、かつ、コンベヤベルトの
走行速度を高めて処理量を高めることができる。又、第
2の廃プラスチックの選別装置によれば、第1の装置に
よる作用効果の他、エアノズルから噴出される高圧エア
によって吹き飛ばされた特定材質の廃プラスチックのフ
ードの上壁への張り付きが防止されるので、高圧エアの
噴出停止時に特定材質の廃プラスチックが他材質の廃プ
ラスチックの落下経路へ落下するのが防止され、選別純
度を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃プラスチックの選別装置の第1
の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の廃プラスチックの選別装置における要部
の平面図である。
【図3】本発明に係る廃プラスチックの選別装置の第2
の実施の形態を示す概略構成図である。
【図4】本発明に係る廃プラスチックの選別装置の第3
の実施の形態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ 4 コンベヤベルト 5 透孔 6 材質検出装置 8 エアノズル 10 吸引箱 11 スリット 12 吸引機 13 フード 14 分離板 15 メッシュ 16 開口部 17 蓋 18 排出ボード 19 トラップボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 正 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重工 業株式会社八千代工場内 Fターム(参考) 3F079 AB00 CA09 CB25 CB31 CB33 CB35 CC01 CC03 DA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤによって搬送される廃プ
    ラスチックの材質をコンベヤベルトの全幅に亘って細分
    して検出し、検出された特定位置、特定材質の廃プラス
    チックをコンベヤベルトの搬出端から排出される他材質
    の廃プラスチックの落下経路から分離する廃プラスチッ
    クの選別方法において、前記少なくとも材質検出位置か
    ら搬出端までの間において廃プラスチックをコンベヤベ
    ルトに真空吸着することを特徴とする廃プラスチックの
    選別方法。
  2. 【請求項2】 廃プラスチックを搬送するベルトコンベ
    ヤと、そのコンベヤベルトの上方に配設され、搬送され
    る廃プラスチックの材質をコンベヤベルトの全幅に亘っ
    て細分して検出する材質検出装置と、材質検出装置によ
    って検出された特定位置、特定材質の廃プラスチックを
    コンベヤベルトの搬出端から排出される他材質の廃プラ
    スチックの落下経路から分離するため、コンベヤベルト
    の搬出端に隣接してその幅方向へ列設され、高圧エアを
    斜め上方へ噴出する多数のエアノズルとを有する廃プラ
    スチックの選別装置において、前記ベルトコンベヤのコ
    ンベヤベルトにその幅方向及び走行方向へ多数の透孔を
    等間隔に設け、前記少なくとも材質検出装置からコンベ
    ヤベルトの搬出端までの間と対応するコンベヤベルトの
    搬送側の下面に上面が摺接可能な中空の吸引箱を設ける
    と共に、この吸引箱の上面に少なくとも材質検出装置か
    らコンベヤベルトの搬出端までの間に及ぶ多数のスリッ
    トをコンベヤベルトにおける幅方向の透孔の配置間隔に
    対応させて設け、前記吸引箱にその内部を負圧にする吸
    引機を接続したことを特徴とする廃プラスチックの選別
    装置。
  3. 【請求項3】 前記コンベヤベルトの搬出端に臨んでベ
    ルトコンベヤ側及び下方へ開口したほぼ箱形のフードを
    配設すると共に、このフード内の下部にコンベヤベルト
    の搬出端から排出される他材質の廃プラスチックとエア
    ノズルから噴出される高圧エアによって吹き飛ばされる
    特定材質の廃プラスチックとを分離する分離板を垂直に
    配設し、前記フードにおけるエアノズルからの高圧エア
    の噴出方向と対向する上壁にメッシュを張設した開口部
    を設けると共に、この開口部をエアノズルから噴出され
    る高圧エアによって開放可能な蓋により閉塞したことを
    特徴とする請求項2記載の廃プラスチックの選別装置。
  4. 【請求項4】 廃プラスチックを搬送するベルトコンベ
    ヤと、そのコンベヤベルトの上方に配設され、搬送され
    る廃プラスチックの材質をコンベヤベルトの全幅に亘っ
    て細分して検出する材質検出装置と、材質検出装置によ
    って検出された特定位置、特定材質の廃プラスチックを
    コンベヤベルトの搬出端から排出される他材質の廃プラ
    スチックの落下経路から分離するため、コンベヤベルト
    の搬出端に隣接して斜め下方へ斜設されて他材質の廃プ
    ラスチックを流下させる排出ボードの途中に、その幅方
    向へ列設した多数のトラップボードとを有する廃プラス
    チックの選別装置において、前記ベルトコンベヤのコン
    ベヤベルトにその幅方向及び走行方向へ多数の透孔を等
    間隔に設け、前記少なくとも材質検出装置からコンベヤ
    ベルトの搬出端までの間と対応するコンベヤベルトの搬
    送側の下面に上面が摺接可能な中空の吸引箱を設けると
    共に、この吸引箱の上面に少なくとも材質検出装置から
    コンベヤベルトの搬出端までの間に及ぶ多数のスリット
    をコンベヤベルトにおける幅方向の透孔の配置間隔に対
    応させて設け、前記吸引箱にその内部を負圧にする吸引
    機を接続したことを特徴とする廃プラスチックの選別装
    置。
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