JP2002263305A - 遊技機の制御方式 - Google Patents

遊技機の制御方式

Info

Publication number
JP2002263305A
JP2002263305A JP2001066995A JP2001066995A JP2002263305A JP 2002263305 A JP2002263305 A JP 2002263305A JP 2001066995 A JP2001066995 A JP 2001066995A JP 2001066995 A JP2001066995 A JP 2001066995A JP 2002263305 A JP2002263305 A JP 2002263305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
display
decorative
added
symbols
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001066995A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Mineno
雅史 峰野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruhon Industry Co Ltd filed Critical Maruhon Industry Co Ltd
Priority to JP2001066995A priority Critical patent/JP2002263305A/ja
Publication of JP2002263305A publication Critical patent/JP2002263305A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当り状態のとき、遊技者の利益差(通常の
大当りか、確率変動による大当り)かを図柄表示装置に
効果的に演出表示する遊技機の制御方式を提供するこ
と。 【解決手段】 遊技球が始動領域27を通過して図柄表示
装置30の表示図柄50が変動を開始すると、図柄表示領域
に複数の装飾図柄44を飛来させ、表示図柄50に選択的に
付加させる。この装飾図柄が付加された表示図柄50の位
置、付加された装飾図柄46を有する表示図柄50の個数等
により遊技者の利益(例えば、次回の大当り発生確率)
を複数の値に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、特に
遊技球を使用して遊技するパチンコ機等の遊技機におけ
る大当り確率等の遊技者の利益を変更する遊技機の制御
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機は、1個以上のC
PU(中央処理装置)を備え、遊技盤の遊技領域内に打
ち込まれた遊技球の動きに応じて複雑な動作を制御する
高性能な電子制御機器または電子応用機器である。
【0003】図5は、典型的な遊技機の遊技盤の正面図
である。この遊技盤10は、略矩形であり、内部に略円形
の遊技領域20を有する。この遊技領域20内には、ガイド
レール21、センターケース22、左右1対の始動ゲート2
3、天入賞口24、左右2対の入賞口25、26、始動領域2
7、大入賞口28およびアウト口29を有する。また、セン
ターケース22内には、例えばカラー液晶表示パネルで構
成された特別図柄表示装置(以下、図柄表示装置とい
う)30、例えば3個のLED(発光ダイオード)で構成
された普通図柄表示装置32および例えば4個のLEDで
構成された未処理球記憶装置34を含んでいる。
【0004】遊技者が遊技球発射装置(図示せず)によ
り発射された遊技球が、ガイドレール21に沿って遊技領
域20内に打ち込まれ、遊技領域21内を流下することによ
り遊技が開始する。遊技領域20内には、多数の釘(図示
せず)が複雑な幾何学模様に植設され、これと衝突する
遊技球を反発し、その流下する経路を複雑に変化させ
る。この遊技球が入賞口24〜26の何れかに入賞すると、
遊技機の賞球払出装置(図示せず)から、所定個数(例
えば15個)の賞球が遊技者に対して払い出される。
【0005】また、遊技球が始動ゲート23を通過する
と、センターケース22内の普通図柄表示装置32の表示を
変化させ、「当り図柄」の場合には、始動領域27の遊技
球入口部に設けられた電動役物27Aを回転駆動させて、
一定時間開放し、遊技球が始動領域27を通過し易くす
る。さらに、遊技球が始動領域27を通過すると、センタ
ーケース22内に設けられたの図柄表示装置30の複数の図
柄表示領域に表示される表示図柄の変動を制御し、後述
のように遊技を演出表示する。一方、入賞口24〜26また
は開放状態の大入賞口28に入賞しなかった遊技球は、遊
技領域20の最下部に設けられたアウト口29を介して機外
へ移送される。
【0006】図柄表示装置30は、図示のように略方形で
あり、水平方向に複数(例えば3個)の図柄表示領域を
有し、これら複数の図柄表示領域に表示図柄として例え
ば「1」〜「15」の数字が表示される。遊技領域20を
流下する遊技球が始動領域27を通過すると、上述した複
数の図柄表示領域に表示される表示図柄が変動(スクロ
ール)を開始する。一定時間が経過すると、第1表示領
域(例えば左)、第2表示領域(例えば右)および第3
表示領域(例えば中央)の表示図柄が順次停止して確定
表示図柄が停止表示される。この確定表示図柄が、予め
決められた「大当り図柄」、例えば「111」、「22
2」、…のように揃った場合には、大入賞口28が一定時
間だけ開放する。この大入賞口28は、横方向に広い受け
口を有するので、遊技領域20を流下する遊技球の大部分
がこの大入賞口28を通過し、遊技者に有利な遊技状態と
なる。遊技者は、この「大当り状態」の獲得を目指して
遊技する。なお、この「大当り状態」の発生確率は、例
えば約1/300に予め設定されている。また、上述し
た「大当り図柄」のうち、例えば「222」、「44
4」、…のように偶数の場合を「通常図柄」といい、
「111」、「333」、…のように奇数の場合を「特
定図柄」という。この「特定図柄」による「大当り」の
場合には、遊技機は「確率変動状態」となり、次回の
「大当り」の発生確率を上述した通常の大当り確率より
も高く設定することにより遊技者の利益を変更する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機にあって
は、「確率変動状態」が発生する「特定図柄」は、予め
設定されているため、遊技が単調になってしまう。ま
た、第1表示図柄が停止された段階で「確率変動状態」
が発生するか否かが決まる。換言すると、第1表示図柄
が停止し、その停止図柄が「特定図柄」に値し、かつ
「大当り」となると「確率変動状態」が発生するので、
遊技の初期段階で結果が判り、遊技者は興ざめする。
【0008】本発明は、従来の遊技機の上述した課題を
解決するために考えられたものであり、遊技に変化を持
たせることにより、遊技者の興ざめを回避または軽減が
可能な遊技機の制御方式を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機の制御方
式は、遊技盤の遊技領域に設けられた始動領域を遊技球
が通過することにより、図柄表示装置の複数の図柄表示
領域に表示される表示図柄を変動させて遊技を演出し、
表示図柄に応じて遊技者の利益を変更する制御方式であ
って、表示図柄の変動後に表示図柄に装飾図柄(キャラ
クタ)を選択的に付加し、大当り図柄のとき表示図柄に
付加された装飾図柄に応じて遊技者の利益を変更する。
【0010】また、本発明の遊技機の好適な実施形態に
よると、装飾図柄は、複数の図柄表示領域から選択され
た少なくとも1つの図柄表示領域の表示図柄に対して付
加し得る。遊技者の利益は、予め決められた図柄表示領
域の表示図柄に付加される装飾図柄の有無、複数の表示
図柄のうち装飾図柄が付加された表示図柄の複数の図柄
表示領域の位置または装飾図柄が付加された表示図柄の
個数に応じて変更する。また、この表示図柄が変動中に
表示される装飾図柄の個数を、複数の異なる個数とす
る。表示図柄の変動中に表示される装飾図柄は、表示図
柄表示領域の周囲に、図柄表示装置の異なる方向から飛
来させる。さらに、表示図柄に付加され得る装飾図柄
は、表示図柄に対して比較的小さいハッピーマーク等で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による遊技機の制御
方式の好適な実施形態の構成および動作を、添付図面を
参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明による遊技機の制御方式の
好適な実施形態を説明する簡単なフローチャートであ
る。このフローチャートは、遊技者の利益として上述し
た確率変動を制御するものである。先ず、遊技球が始動
領域27を通過したか否かを判断する(ステップS1)。
これは、図5に示す遊技領域20内に設けられた始動領域
27に内蔵する近接センサ等の検知出力により判断する。
次に、遊技球が始動領域27を通過した場合(ステップS
1:Y)には、図柄表示装置30の表示図柄の変動を開始
する(ステップS2)。なお、この際に、後述のように
少なくとも1つの図柄表示領域の周囲に装飾図柄を表示
する。遊技球が始動領域27を通過しない場合(ステップ
S1:N)には、遊技球が始動領域27を通過(入賞)す
るのを待ち、図柄表示装置30の表示図柄は変動しない。
上述したステップS2の後に、変動中の表示図柄が順次
停止して確定図柄が表示されると、この確定図柄が「大
当り図柄」か否かを判断する(ステップS4)。「大当
り図柄」でない場合(ステップS4:N)には、上述し
た「外れ」となる(ステップS3)。
【0013】一方、「大当り図柄」の場合(ステップS
4:Y)には、図柄表示装置30の表示図柄に装飾図柄
(キャラクタ)が付加されているか否か判断する(ステ
ップS5)。ここで、装飾図柄は、図2〜図4を参照し
て後述するように、図柄表示装置30の表示図柄に選択的
に付加される図形等である。装飾図柄が付加されている
場合(ステップS5:Y)には、遊技者の利益を変更
(高く)、例えば「確率変動状態」とする(ステップS
6)。また、装飾図柄の付加がない場合(ステップS
5:N)には、「通常の大当り」状態とする(ステップ
S7)。ここで、ステップS7の「通常の大当り状態」
では、遊技領域の大入賞口28を一定時間開放し、遊技領
域20を流下する遊技球の入賞を容易にし、遊技者に多数
の賞球が払い出される。
【0014】また、ステップS6の「確率変動状態」を
伴う「大当り」の場合には、上述した「通常の大当り」
と同様に大入賞口28が開放して多数の賞球を払い出すと
ともに、次回に遊技球が始動領域27を通過したとき、
「大当り」発生確率を上述した約1/300の通常確率
より高い大当り確率、例えば1/30等に変更して遊技
者の利益を高める。なお、図1に示す例では、この利益
変動を、通常確率から高確率状態の2種類に変更してい
るが、必ずしもこれに限定するものではなく、装飾図柄
が付加される表示図柄の位置等に応じて、後述のように
さらに多くの確率状態に変更可能である。
【0015】次に、図2(A)〜(D)は、本発明によ
る遊技機の制御方式の第1実施形態に基づく図柄表示装
置30の表示例である。図2(A)は、遊技球が始動領域
27を通過し、図柄表示装置30の第1、第2および第3
(左、中央および右)図柄表示領域に表示される表示図
柄が変動(スクロール)を開始した状態を示す。各図柄
表示領域の表示図柄は、例えば「1」〜「15」の15
種類の数字である。変動は高速であるので、一度変動を
開始すると停止するまで、これら表示図柄を視認するの
ことは困難である。そこで、図2(A)中では、変動中
の各表示図柄を3本の矢印40で示している。また、図2
(A)中の第1(または左)図柄表示領域には、変動中
の表示図柄(矢印40)の周囲に、別の矢印46で示すよう
に図柄表示装置30の複数の方向から複数の装飾図柄44が
飛来する(または飛び込む)。この飛来は、同時にまた
は連続的であっても良い。これら装飾図柄44は、図示の
特定例では8個のハッピーマークである。しかし、その
個数には、何ら制限がなく、任意の個数でも良い。第3
実施形態を参照して後述するように、一般に、装飾図柄
44の個数が多いほど、遊技者に有利であるとの期待感を
持たせることも可能である。
【0016】図2(B)は、図2(A)に示す変動開始
から一定時間の経過が近づき、第1図柄表示領域の表示
図柄50の変動速度が低下した状態を示す。この状態で
は、変動(スクロール)中の表示図柄50の視認が可能に
なる。すなわち、この特定例では、第1図柄表示領域に
低速で変動中の表示図柄「5」および「4」が表示され
ている。ここで、表示図柄「5」には装飾図柄46が付加
されているが、表示図柄「4」には装飾図柄46が付加さ
れていないことに注目されたい。装飾図柄44は、表示図
柄50に選択的に付加される。また、この状態で、第2図
柄表示領域(右)および第3図柄表示領域(中央)の表
示図柄は高速で変動中であり、矢印40で示す。
【0017】次に、図2(C)は、上述した図2(B)
よりさらに時間が経過して、第1図柄表示領域(左)の
表示図柄50の変動が終了し、確定図柄「2」が停止表示
されている状態を示す。この特定例では、表示図柄
「2」にも、装飾図柄46が付加されている。このとき、
第2および第3図柄表示領域の表示図柄は、まだ変動中
である。図2(D)は、図2(C)の状態からさらに時
間が経過して、第2図柄表示領域および第3図柄表示領
域の表示図柄50が全て停止表示され、確定表示図柄「2
22」が表示されている状態を示す。なお、これら第2
および第3図柄表示領域の表示図柄50は、同時に停止表
示されるのではなく、第1表示図柄(左)、第2表示図
柄(右)および第3表示図柄(中央)の順に、順次停止
表示され、遊技者の関心を惹きつけるように演出表示す
ること、従来の遊技機と同様である。
【0018】ここで、図2(D)の確定表示図柄「22
2」は、3個の表示図柄50が揃った「大当り図柄」であ
る。従って、遊技機は、「大当り状態」となり、大入賞
口28が開放して、遊技者に有利な遊技状態となる。さら
に、第1図柄表示領域(左)の確定表示図柄「2」に装
飾図柄46が付加されているので、「確率変動状態」であ
ることを示す。次回に遊技球が始動領域27を通過する
と、「大当り図柄」の発生確率を通常の場合よりも高く
なること、上述のとおりである。すなわち、本発明の遊
技機の制御方式によると、確定表示図柄が、予め遊技機
が乱数により選択した「111」、「333」、…のよ
うに「特定図柄」であるか否かではなく、特定図柄表示
領域の確定表示図柄50に装飾図柄46が付加されているか
否かで決定され、さらに表示図柄50の確定前(または表
示図柄の変動中)にこの図柄表示領域の周囲に表示され
る装飾図柄44の個数等により、表示図柄に50に装飾図柄
46が付加される期待度も同時に表示可能である。そこ
で、遊技者は図柄表示装置30の表示に常時注目すること
となり、遊技者の興ざめを解消する。
【0019】次に、図3は、本発明による遊技機の制御
方式の第2実施形態の説明図である。この第2実施形態
は、図2を参照して上述した第1実施形態と類似するの
で、相違点を中心に説明する。図3(A)は、図2
(A)と対応し、遊技球が始動領域27を通過して図柄表
示装置30の表示図柄50が変動を開始した状態を示す。第
1実施形態の場合と異なり、第1図柄表示領域のみなら
ず第2および第3図柄表示領域の表示図柄50にも装飾図
柄46が付加可能である。図3(B)は、図2(C)と対
応し、第1図柄表示領域の確定表示図柄50として表示図
柄「2」が表示され、さらに装飾図柄46が付加されてい
る。図3(C)は、第1および第2図柄表示領域の表示
図柄50がともに「2」で確定して「リーチ」状態とな
り、第3図柄表示領域の表示図柄50が停止直前の状態を
示す。図3(C)に示す特定状態では、表示図柄50とし
て装飾図柄46が付加された「5」および装飾図柄キャラ
クタの付加されない「4」が低速で変動しながら表示さ
れている。図3(D)は、図2(D)に対応し、第1〜
第3図柄表示領域の全ての表示図柄50が装飾図柄46の付
加された「2」で確定表示されている。
【0020】第3図に示す本発明の第2実施形態の特定
例では、図柄表示装置30の確定表示図柄50は、図3
(D)に示すように全て装飾図柄46が付加された「22
2」である。従って、「大当り図柄」ではあるが、この
場合には複数の表示図柄50に装飾図柄46が付加されるの
で、装飾図柄46が付加された表示図柄50の数に応じて遊
技者の利益、例えば「確率変動」の確率を変更する。3
個の表示図柄50のうちどの表示図柄50にも装飾図柄46が
付加されない「通常大当り」時の大当り確率を例えば1
/300とするとき、1個の表示図柄のみに装飾図柄46
が付加された場合の次回の大当り確率を1/100とす
る。そして、2個の表示図柄50に装飾図柄46が付加され
た場合には、次回の大当り確率を例えば1/30とし、
3個全ての表示図柄50に装飾図柄46が付加された場合に
は、次回の大当り確率を例えば1/10とする。これに
より、遊技者は、単に確定表示図柄50が大当り図柄か否
かのみならず、自己の利益に影響する表示図柄50に装飾
図柄46が付加されているか否か、また装飾図柄46が付加
された表示図柄50が何個であるかにも重大な関心を払う
こととなる。なお、複数の表示図柄に装飾図柄が均等に
付加された場合のみを確率変動とするなどの実施形態も
考えられる。
【0021】表示図柄50の変動中にも図柄表示装置30の
図柄表示領域の周囲に飛来して表示される装飾図柄44
は、一定個数である必要はない。そこで、表示図柄50の
変動中に図柄表示領域の周囲に飛来して表示される装飾
図柄44の個数が変化する本発明の第3実施形態を図4に
示す。図4(A)は、表示図柄50が変動中に飛来する装
飾図柄44の個数が5個の場合である。例えば、各図柄表
示領域に選択表示される表示図柄50が「1」〜「15」
の15個の場合には、遊技者は、3個の表示図柄50に1
個の割合で表示図柄50に装飾図柄46が付加されることを
期待できる。従って、装飾図柄46が付加される期待度ま
たは確率は1/3である。一方、図4(B)の場合に
は、図柄表示領域に飛来する装飾図柄44の個数は3個で
あり、例えば表示図柄50に装飾図柄46が付加される期待
度は1/5である。また、図4(C)の場合には、8個
の装飾図柄44が図柄表示領域の周囲に飛来する。この場
合に遊技者は、約1/2の高確率で表示図柄50に装飾図
柄46が付加されることを期待できる。なお、装飾図柄44
の個数は、上述した5個、3個および8個に限らず、0
個を含めて任意個数で良い。
【0022】上述のように、図柄変動中に図柄表示領域
の周囲に飛来する装飾図柄44の個数を変化させることに
より、図柄変動中から遊技者の関心を図柄表示装置30に
惹きつけることが可能である。なお、図4の実施形態に
おいては、第1図柄表示領域(左)の周囲のみに装飾図
柄44が飛来する例であったが、他の図柄表示領域(右ま
たは中央)の周囲に装飾図柄44が飛来するように変更し
ても良い。また、複数または全ての図柄表示領域の周囲
に装飾図柄44が飛来するようにしても良いこともちろん
である。
【0023】以上、本発明による遊技機の制御方式の好
適な実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、こ
れら実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本
発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱する
ことなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であ
る。上述の実施形態では、装飾図柄として円形のハッピ
ーマーク(にこにこマーク)を使用したが、例えば単な
る円形(丸)でも良く、また表示図柄の表示色と異なる
例えば赤または黒丸等であっても良い。さらに、装飾図
柄が表示される表示図柄の位置は、上述した実施形態の
ように右下に限定されず、上下左右任意の位置でも良
い。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の遊技機の制御方法によると、次のような実用上の顕
著な効果を奏することができる。先ず、遊技球が始動領
域を通過すると、遊技者が遊技に興ざめを起こし難い。
その理由は、従来技術では、図柄表示装置の変動後の確
定表示図柄に関心を持ち、変動経過にそれほど関心を払
わなかったが、本発明では図柄変動の初期から確定表示
まで常に関心を払うからである。さらに、例えば複数の
装飾図柄を種々の方向から図柄変動中の図柄表示領域に
飛来させることにより、遊技者の関心を惹きつけるから
である。
【0025】また、「大当り状態」時の遊技者の利益を
種々の異なる値に変更可能である。その理由は、確定し
た「大当り図柄」が「通常図柄」か「特定図柄」かの2
種類である従来技術に対し、本発明では表示図柄に付加
される装飾図柄の位置および/または個数により遊技者
の利益を種々に変更可能であるからである。
【0026】さらに、「大当り」時の遊技者の利益程度
を遊技者に予告することが可能である。その理由は、図
柄変動中に飛来する装飾図柄の個数等により装飾図柄の
付加された表示図柄の確率を表示することが可能である
からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技機の制御方式の第1実施形態
の基本動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明による遊技機の制御方式の第1実施形態
における図柄表示装置の各種表示態様を示す。
【図3】本発明による遊技機の制御方式の第2実施形態
における図柄表示装置の各種表示態様を示す。
【図4】本発明による遊技機の制御方式の第3実施形態
における図柄表示装置の図柄変動中の各種表示態様を示
す。
【図5】本発明による遊技機の制御方式が適用可能な典
型的な遊技機の遊技盤の正面図である。
【符号の説明】
10 遊技盤 20 遊技領域 27 始動領域 30 図柄表示装置 40 変動中の表示図柄を表す矢印 44 装飾図柄(キャラクタ) 46 表示図柄に付加された装飾図柄 50 表示図柄

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の遊技領域に設けられた始動領域
    を遊技球が通過することにより、図柄表示装置の複数の
    図柄表示領域に表示される表示図柄を変動させて遊技を
    演出し、前記表示図柄に応じて遊技者の利益を変更する
    遊技機の制御方式において、 前記表示図柄の変動後に前記表示図柄に装飾図柄を選択
    的に付加し、大当りのとき前記表示図柄に付加された装
    飾図柄に応じて、遊技者の利益を変更することを特徴と
    する遊技機の制御方式。
  2. 【請求項2】 前記装飾図柄は、前記複数の図柄表示領
    域から選択された少なくとも1つの図柄表示領域の表示
    図柄に対して付加し得ることを特徴とする請求項1に記
    載の遊技機の制御方式。
  3. 【請求項3】 前記遊技者の利益は、予め決められた図
    柄表示領域の表示図柄に付加される前記装飾図柄の有無
    に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の遊
    技機の制御方式。
  4. 【請求項4】 前記遊技者の利益は、前記表示図柄に前
    記装飾図柄が付加される前記複数の図柄表示領域の位置
    応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機の制御方式。
  5. 【請求項5】 前記遊技者の利益は、前記装飾図柄が付
    加された表示図柄の個数に応じて変更することを特徴と
    する請求項1に記載の遊技機の制御方式。
  6. 【請求項6】 前記表示図柄が変動中に表示される前記
    装飾図柄の個数を、複数の異なる個数とすることを特徴
    とする請求項6に記載の遊技機の制御方式。
  7. 【請求項7】 前記表示図柄の変動中に表示される前記
    装飾図柄は、前記図柄表示領域の周囲に、前記図柄表示
    装置の異なる方向から飛来させることを特徴とする請求
    6に記載の遊技機の制御方式。
  8. 【請求項8】 前記装飾図柄は、前記表示図柄に対して
    比較的小さいハッピーマーク等であることを特徴とする
    請求項1ないし7の何れかに記載の遊技機の制御方式。
JP2001066995A 2001-03-09 2001-03-09 遊技機の制御方式 Withdrawn JP2002263305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001066995A JP2002263305A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 遊技機の制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001066995A JP2002263305A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 遊技機の制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002263305A true JP2002263305A (ja) 2002-09-17

Family

ID=18925414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001066995A Withdrawn JP2002263305A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 遊技機の制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002263305A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044019A (ja) * 2014-10-30 2015-03-12 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044019A (ja) * 2014-10-30 2015-03-12 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7938401B2 (en) Gaming machine including a matching game
JP2001334037A (ja) 遊技機
JP2002204865A (ja) 遊技機の図柄表示方式
JP2001120749A (ja) パチンコ機
JP4300341B2 (ja) 遊技機
US20090042636A1 (en) Power path bonus method
JP2004154181A (ja) 遊技機
JPH01185279A (ja) 遊技装置
JPH11151360A (ja) 遊技機
JP2002263306A (ja) 遊技機の制御方式
JP2002263305A (ja) 遊技機の制御方式
JP2002263307A (ja) 遊技機の制御方式
JP2002172235A (ja) 遊技機の表示図柄再変動方式
JP4568851B2 (ja) 遊技機
JP2003047731A (ja) 遊技機
JP2001218912A (ja) 遊技機
JP2002172236A (ja) 遊技機用図柄表示方式
JP2001224778A (ja) 遊技機
JP3526210B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4132834B2 (ja) 遊技機
JPH10244047A (ja) パチンコ機
JP2001017657A (ja) 遊技機
JP2001314596A (ja) 遊技機およびその図柄表示方法
JP2005137424A (ja) 遊技機
JP2003299830A (ja) パチンコ遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041201