JP2002172236A - 遊技機用図柄表示方式 - Google Patents
遊技機用図柄表示方式Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技機が通常遊技状態か特定遊技状態かを、
図柄表示装置を使用して遊技者に確実に報知可能な遊技
機用図柄表示方式を提供すること。 【解決手段】 図柄表示装置30の図柄表示領域31〜33に
表示図柄を変動表示すると共にカーレース等の背景図柄
40を表示する。この背景図柄40を、遊技機が「通常遊技
状態」か「特定遊技状態」かに応じて、背景図柄の視点
を、例えば上空、後方またはレーシングカーの車内等の
明確に識別可能に変更する。
図柄表示装置を使用して遊技者に確実に報知可能な遊技
機用図柄表示方式を提供すること。 【解決手段】 図柄表示装置30の図柄表示領域31〜33に
表示図柄を変動表示すると共にカーレース等の背景図柄
40を表示する。この背景図柄40を、遊技機が「通常遊技
状態」か「特定遊技状態」かに応じて、背景図柄の視点
を、例えば上空、後方またはレーシングカーの車内等の
明確に識別可能に変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、特に
パチンコ機等の遊技球を使用して遊技する遊技機の特定
遊技状態を、図柄表示装置を使用して遊技者に報知する
遊技機用図柄表示方式に関する。
パチンコ機等の遊技球を使用して遊技する遊技機の特定
遊技状態を、図柄表示装置を使用して遊技者に報知する
遊技機用図柄表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機では、遊技球を遊
技盤の遊技領域内に打ち込み、遊技領域内を流下する遊
技球を入賞口または始動口へ入賞させて遊技する。遊技
球が入賞口に入賞すると、遊技機内の賞球払出装置から
遊技者に対して所定個数の賞球が払い出される。一方、
遊技球が始動口に入賞すると、遊技領域内に設けられた
図柄表示装置の複数の図柄表示領域に表示される表示図
柄の変動を制御して演出表示する。図柄表示装置の確定
表示図柄が予め決められた大当り図柄の場合には、「大
当り」であり、大入賞口を開放して、遊技球の入賞を容
易にする。「外れ」の場合には何らの賞球等は行われな
い。
技盤の遊技領域内に打ち込み、遊技領域内を流下する遊
技球を入賞口または始動口へ入賞させて遊技する。遊技
球が入賞口に入賞すると、遊技機内の賞球払出装置から
遊技者に対して所定個数の賞球が払い出される。一方、
遊技球が始動口に入賞すると、遊技領域内に設けられた
図柄表示装置の複数の図柄表示領域に表示される表示図
柄の変動を制御して演出表示する。図柄表示装置の確定
表示図柄が予め決められた大当り図柄の場合には、「大
当り」であり、大入賞口を開放して、遊技球の入賞を容
易にする。「外れ」の場合には何らの賞球等は行われな
い。
【0003】次に、典型的な遊技機の遊技盤の正面図を
示す図2を参照して、典型的な遊技機の構成および動作
を詳細に説明する。この遊技機の遊技盤10は、略正方形
であり、内部に略円形の遊技領域20を有する。この遊技
領域20内には、ガイドレール21、アウト口22、センター
ケース23、複数の入賞口24a、24b、始動口25および大
入賞口26が配置されている。また、センターケース23内
には、例えばカラー液晶表示パネル等により形成された
図柄表示装置30を有する。さらに、遊技盤10の遊技領域
20の上方左右の枠部には、それぞれ複数(例えば5個)
のLED(発光ダイオード)等により形成されたコーナ
ーランプ27a、27bが設けられている。
示す図2を参照して、典型的な遊技機の構成および動作
を詳細に説明する。この遊技機の遊技盤10は、略正方形
であり、内部に略円形の遊技領域20を有する。この遊技
領域20内には、ガイドレール21、アウト口22、センター
ケース23、複数の入賞口24a、24b、始動口25および大
入賞口26が配置されている。また、センターケース23内
には、例えばカラー液晶表示パネル等により形成された
図柄表示装置30を有する。さらに、遊技盤10の遊技領域
20の上方左右の枠部には、それぞれ複数(例えば5個)
のLED(発光ダイオード)等により形成されたコーナ
ーランプ27a、27bが設けられている。
【0004】遊技機内部の遊技球発射装置(図示せず)
から、遊技者が調節可能な強度で発射された遊技球を、
ガイドレール21に沿って遊技領域20内に打ち込むことに
より遊技を開始する。遊技領域20内を流下する遊技球が
入賞口24に入賞すると、遊技機内の賞球払出装置(図示
せず)から所定個数の賞球が遊技者に払い出される。一
方、遊技球が始動口25に入賞すると、図柄表示装置30に
形成された複数(例えば3個)の図柄表示領域に表示さ
れる、例えば「1」〜「12」の数字等により選択され
る表示図柄の変動を制御して、遊技を演出する。一定時
間後に停止表示される確定図柄が、例えば「111」、
「222」、「333」、…のように揃った「大当り図
柄」のとき、遊技機は大当り状態となり、大入賞口26を
一定時間開放する。この大入賞口26は、大きいので、遊
技領域20を流下する遊技球の入賞確率が高く、遊技者に
有利な遊技状態となる。また、遊技領域20を流下する遊
技球のうち、入賞口24、大入賞口26または始動口25に入
賞しなかった外れ球は、遊技領域20の最下部に設けられ
たアウト口22から機外(例えば遊技場の島設備)へ移送
される。
から、遊技者が調節可能な強度で発射された遊技球を、
ガイドレール21に沿って遊技領域20内に打ち込むことに
より遊技を開始する。遊技領域20内を流下する遊技球が
入賞口24に入賞すると、遊技機内の賞球払出装置(図示
せず)から所定個数の賞球が遊技者に払い出される。一
方、遊技球が始動口25に入賞すると、図柄表示装置30に
形成された複数(例えば3個)の図柄表示領域に表示さ
れる、例えば「1」〜「12」の数字等により選択され
る表示図柄の変動を制御して、遊技を演出する。一定時
間後に停止表示される確定図柄が、例えば「111」、
「222」、「333」、…のように揃った「大当り図
柄」のとき、遊技機は大当り状態となり、大入賞口26を
一定時間開放する。この大入賞口26は、大きいので、遊
技領域20を流下する遊技球の入賞確率が高く、遊技者に
有利な遊技状態となる。また、遊技領域20を流下する遊
技球のうち、入賞口24、大入賞口26または始動口25に入
賞しなかった外れ球は、遊技領域20の最下部に設けられ
たアウト口22から機外(例えば遊技場の島設備)へ移送
される。
【0005】このように、遊技機は、「大当り」状態の
とき最も遊技者に有利となる。そこで、遊技者は、この
ような「大当り」状態を獲得することを期待して遊技す
る。しかし、遊技球を始動口25へ入賞させるのは容易で
なく、また入賞しても「大当り」となる確率は予め決め
られた比較的低い値である。そこで、図柄表示装置30の
図柄表示領域に表示される図柄を変動または再変動させ
て、演出し遊技者の関心を惹きつける。一度「大当り」
となると、有利な条件で所定ラウンド数だけ遊技が可能
である。
とき最も遊技者に有利となる。そこで、遊技者は、この
ような「大当り」状態を獲得することを期待して遊技す
る。しかし、遊技球を始動口25へ入賞させるのは容易で
なく、また入賞しても「大当り」となる確率は予め決め
られた比較的低い値である。そこで、図柄表示装置30の
図柄表示領域に表示される図柄を変動または再変動させ
て、演出し遊技者の関心を惹きつける。一度「大当り」
となると、有利な条件で所定ラウンド数だけ遊技が可能
である。
【0006】上述した「大当り図柄」のうち、例えば
「222」、「444」、…のように偶数の「通常図
柄」で揃った場合には、上述のように単に大入賞口26が
開放するのみであるが、例えば「111」、「33
3」、…のように奇数の「特定図柄」で揃った場合に
は、遊技球が次回に始動口25へ入賞した場合の「大当
り」確率を通常遊技状態の場合より高くする。これを、
一般に「確率変動」または「確変」という。また、遊技
球が次回に始動口25へ入賞した場合の図柄表示装置30の
変動時間を通常遊技状態の場合より短くする。これを一
般に「時間短縮」または「時短」という。これら「確率
変動」および「時間短縮」を総称して遊技機の「特定遊
技状態」といい、その他の「通常遊技状態」と区別して
いる。
「222」、「444」、…のように偶数の「通常図
柄」で揃った場合には、上述のように単に大入賞口26が
開放するのみであるが、例えば「111」、「33
3」、…のように奇数の「特定図柄」で揃った場合に
は、遊技球が次回に始動口25へ入賞した場合の「大当
り」確率を通常遊技状態の場合より高くする。これを、
一般に「確率変動」または「確変」という。また、遊技
球が次回に始動口25へ入賞した場合の図柄表示装置30の
変動時間を通常遊技状態の場合より短くする。これを一
般に「時間短縮」または「時短」という。これら「確率
変動」および「時間短縮」を総称して遊技機の「特定遊
技状態」といい、その他の「通常遊技状態」と区別して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】遊技機が、上述した
「特定遊技状態」であるときは、遊技者に有利な状態で
あるので、何らかの手段で遊技者に報知して、この利益
の享受逸することがないようにする必要がある。従来の
遊技機では、上述したコーナーランプ27a、27bの点灯
・点滅によりまたは図柄表示装置30に表示図柄の背景図
柄として特定の図柄を表示することにより「特定遊技状
態」を報知している。しかし、このような従来の「特定
遊技状態」の報知は、図柄表示装置30に注目している遊
技者が見落とすか、または例え図柄表示装置30の背景図
柄であっても単調であり報知機能を十分発揮することが
できないという課題があった。
「特定遊技状態」であるときは、遊技者に有利な状態で
あるので、何らかの手段で遊技者に報知して、この利益
の享受逸することがないようにする必要がある。従来の
遊技機では、上述したコーナーランプ27a、27bの点灯
・点滅によりまたは図柄表示装置30に表示図柄の背景図
柄として特定の図柄を表示することにより「特定遊技状
態」を報知している。しかし、このような従来の「特定
遊技状態」の報知は、図柄表示装置30に注目している遊
技者が見落とすか、または例え図柄表示装置30の背景図
柄であっても単調であり報知機能を十分発揮することが
できないという課題があった。
【0008】そこで、本発明は、従来技術の上述した課
題を解決するために考えられたものであって、遊技機が
「特定遊技状態」であることを一層確実に遊技者に報知
すると共に遊技機の遊技性を高めることが可能である遊
技機用図柄表示方式を提供することを目的としている。
題を解決するために考えられたものであって、遊技機が
「特定遊技状態」であることを一層確実に遊技者に報知
すると共に遊技機の遊技性を高めることが可能である遊
技機用図柄表示方式を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機用図柄表
示方式は、遊技盤の遊技領域に配置された始動領域への
遊技球の通過を契機に、図柄表示装置の複数の図柄表示
領域に表示される表示図柄を演出表示するものであっ
て、遊技機が通常遊技状態と特定遊技状態とで図柄表示
装置の背景図柄の視点を変更するものである。
示方式は、遊技盤の遊技領域に配置された始動領域への
遊技球の通過を契機に、図柄表示装置の複数の図柄表示
領域に表示される表示図柄を演出表示するものであっ
て、遊技機が通常遊技状態と特定遊技状態とで図柄表示
装置の背景図柄の視点を変更するものである。
【0010】また、本発明の遊技機用図柄表示方式の好
適な実施形態によると、図柄表示装置に表示される背景
図柄をレース(競技)とし、視点を上空または後方とす
る。背景図柄の視点の1つをレース体の1方とする。レ
ースとして、2台のレーシングカーによるカーレースと
する。さらに、特定遊技状態が複数存在するとき、背景
図柄の視点を相互に変更して識別可能にする。
適な実施形態によると、図柄表示装置に表示される背景
図柄をレース(競技)とし、視点を上空または後方とす
る。背景図柄の視点の1つをレース体の1方とする。レ
ースとして、2台のレーシングカーによるカーレースと
する。さらに、特定遊技状態が複数存在するとき、背景
図柄の視点を相互に変更して識別可能にする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による遊技機用図柄
表示方式の好適な実施形態の構成および動作を、添付図
面を参照して詳細に説明する。
表示方式の好適な実施形態の構成および動作を、添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明による遊技機用図柄表示方
式の好適な実施形態の説明図である。先ず、図1(A)
は、図2に示す遊技盤10の遊技領域20に設けられた図柄
表示装置30の拡大図を示す。左側に初期(または確定)
表示状態を示し、右側に図柄変動状態を示す。左側の表
示は、表示画面の上方に3分割された左端の第1図柄表
示領域31、右端の第2図柄表示領域32および中央の第3
図柄表示領域33に表示された、例えば表示図柄「34
5」と背景図柄40とにより構成される。この背景図柄40
は、この好適な実施形態では、カーレースであって、ド
ライビングコース43を走行中の2台のレーシングカー4
1、42により構成される。この背景図柄40は、2台のレ
ーシングカー41、42が、コース43に沿ってレースを展開
している様子を、上空を視点とする、所謂鳥瞰図であ
る。この状態で、遊技領域20を流下する遊技球が始動口
25へ入賞すると、図柄表示装置30の図柄表示領域31〜33
への表示図柄(即ち「345」)の変動(またはスクロ
ール)が開始する。この表示図柄変動状態を右側に示
す。この図柄変動は、高速であり、遊技者は変動中の表
示図柄を視認できないので、図中では複数の矢印(↓)
により示す。この変動が一定時間継続した後に、始動口
25への遊技球の入賞時における抽選結果により、上述し
た「通常図柄」または「特定図柄」による「大当り図
柄」或いは「外れ図柄」が表示される。
式の好適な実施形態の説明図である。先ず、図1(A)
は、図2に示す遊技盤10の遊技領域20に設けられた図柄
表示装置30の拡大図を示す。左側に初期(または確定)
表示状態を示し、右側に図柄変動状態を示す。左側の表
示は、表示画面の上方に3分割された左端の第1図柄表
示領域31、右端の第2図柄表示領域32および中央の第3
図柄表示領域33に表示された、例えば表示図柄「34
5」と背景図柄40とにより構成される。この背景図柄40
は、この好適な実施形態では、カーレースであって、ド
ライビングコース43を走行中の2台のレーシングカー4
1、42により構成される。この背景図柄40は、2台のレ
ーシングカー41、42が、コース43に沿ってレースを展開
している様子を、上空を視点とする、所謂鳥瞰図であ
る。この状態で、遊技領域20を流下する遊技球が始動口
25へ入賞すると、図柄表示装置30の図柄表示領域31〜33
への表示図柄(即ち「345」)の変動(またはスクロ
ール)が開始する。この表示図柄変動状態を右側に示
す。この図柄変動は、高速であり、遊技者は変動中の表
示図柄を視認できないので、図中では複数の矢印(↓)
により示す。この変動が一定時間継続した後に、始動口
25への遊技球の入賞時における抽選結果により、上述し
た「通常図柄」または「特定図柄」による「大当り図
柄」或いは「外れ図柄」が表示される。
【0013】ここで、図柄表示装置30の図柄表示領域31
〜33に表示される表示図柄は、一定時間後に停止して確
定図柄を表示しても良い。しかし、遊技機により、図柄
表示領域31、32および33の表示図柄が順次仮停止し、こ
の仮停止図柄が「通常図柄による大当り」の場合には、
1回または複数回の再変動を行った後に確定表示するも
のもある。この確定図柄が、上述のように「大当り図
柄」の場合には、大入賞口26が一定時間開放する。な
お、図柄表示領域31〜33の表示図柄が変動中も同様の背
景図柄40が表示される。
〜33に表示される表示図柄は、一定時間後に停止して確
定図柄を表示しても良い。しかし、遊技機により、図柄
表示領域31、32および33の表示図柄が順次仮停止し、こ
の仮停止図柄が「通常図柄による大当り」の場合には、
1回または複数回の再変動を行った後に確定表示するも
のもある。この確定図柄が、上述のように「大当り図
柄」の場合には、大入賞口26が一定時間開放する。な
お、図柄表示領域31〜33の表示図柄が変動中も同様の背
景図柄40が表示される。
【0014】次に、図1(B)は、遊技機が上述した
「特定遊技状態」の場合における図柄表示装置30の表示
図柄を示す。左側の図柄表示装置30の図柄は、初期状態
であり、図柄表示領域31〜33には、上述した図1(A)
の左側の表示図柄と同様に、例えば表示図柄「345」
が表示されている。しかし、背景図柄40aは、カーレー
ス中のレーシングカー41、42が、それらの後方を走行す
る別のレーシングカーから見た、即ちレーシングコース
43上、且つレーシングカー41、42の後方に視点を移動し
且つズームアップした図柄となる。ここで、遊技球が始
動口25に入賞すると、右側に示すように、図柄表示領域
31〜33の表示図柄が変動(スクロール)すること、上述
下図1(A)の場合と同様である。また、一定時間後に
図柄表示領域31〜33の表示図柄は停止した確定図柄が表
示される。上述した、確率変動状態の場合には、通常図
柄または特定図柄による「大当り」となる確率が高くな
る。
「特定遊技状態」の場合における図柄表示装置30の表示
図柄を示す。左側の図柄表示装置30の図柄は、初期状態
であり、図柄表示領域31〜33には、上述した図1(A)
の左側の表示図柄と同様に、例えば表示図柄「345」
が表示されている。しかし、背景図柄40aは、カーレー
ス中のレーシングカー41、42が、それらの後方を走行す
る別のレーシングカーから見た、即ちレーシングコース
43上、且つレーシングカー41、42の後方に視点を移動し
且つズームアップした図柄となる。ここで、遊技球が始
動口25に入賞すると、右側に示すように、図柄表示領域
31〜33の表示図柄が変動(スクロール)すること、上述
下図1(A)の場合と同様である。また、一定時間後に
図柄表示領域31〜33の表示図柄は停止した確定図柄が表
示される。上述した、確率変動状態の場合には、通常図
柄または特定図柄による「大当り」となる確率が高くな
る。
【0015】次に、図1(C)は、遊技機が上述した
「特定遊技状態」の場合における図柄表示装置30に表示
される他の実施形態を示す。左側は、初期状態の図柄表
示装置30の表示であり、上方の図柄表示領域31〜33に
「345」の初期図柄が表示されている。また、背景図
柄40bは、上述の場合と同様にカーレースの図柄である
が、視点が図1(A)または(B)の場合と異なり、一
方のレース体であるレーシングカー42の車内から他方の
レーシングカー41を見た図柄である。従って、背景40b
には、レーシングカー42のフロント部分とレーシングカ
ー41が表示される。この状態で、遊技球が始動口25に入
賞すると、右側に示すように図柄表示領域31〜33に表示
される表示図柄が一定時間変動(スクロール)する。変
動中の図柄を複数の矢印(↓)により表示しているこ
と、上述の場合と同様である。
「特定遊技状態」の場合における図柄表示装置30に表示
される他の実施形態を示す。左側は、初期状態の図柄表
示装置30の表示であり、上方の図柄表示領域31〜33に
「345」の初期図柄が表示されている。また、背景図
柄40bは、上述の場合と同様にカーレースの図柄である
が、視点が図1(A)または(B)の場合と異なり、一
方のレース体であるレーシングカー42の車内から他方の
レーシングカー41を見た図柄である。従って、背景40b
には、レーシングカー42のフロント部分とレーシングカ
ー41が表示される。この状態で、遊技球が始動口25に入
賞すると、右側に示すように図柄表示領域31〜33に表示
される表示図柄が一定時間変動(スクロール)する。変
動中の図柄を複数の矢印(↓)により表示しているこ
と、上述の場合と同様である。
【0016】上述のように、本発明による遊技機用図柄
表示方式は、図柄表示装置30の表示画面に設定した図柄
表示領域31〜33に表示図柄を演出表示すると共に背景図
柄40として、遊技性のあるカーレース等を表示する。そ
して、この背景図柄の視点を、遊技機が「通常遊技状
態」か「特定遊技状態」かに応じて変更することを特徴
としている。即ち、背景図柄を例えばカーレースとし、
その視点を、「通常遊技状態」では上空から見た鳥瞰図
(図1(A)参照)とし、「特定遊技状態」では2台の
レーシングカーの後方(図1(B)参照)または一方の
レーシングカー内(図1(C)参照)とする。なお、
「特別遊技状態」であっても、「時間短縮」と「確率変
動」とを分けて、それぞれ図1(B)または図1(C)
の状態として識別しても良い。
表示方式は、図柄表示装置30の表示画面に設定した図柄
表示領域31〜33に表示図柄を演出表示すると共に背景図
柄40として、遊技性のあるカーレース等を表示する。そ
して、この背景図柄の視点を、遊技機が「通常遊技状
態」か「特定遊技状態」かに応じて変更することを特徴
としている。即ち、背景図柄を例えばカーレースとし、
その視点を、「通常遊技状態」では上空から見た鳥瞰図
(図1(A)参照)とし、「特定遊技状態」では2台の
レーシングカーの後方(図1(B)参照)または一方の
レーシングカー内(図1(C)参照)とする。なお、
「特別遊技状態」であっても、「時間短縮」と「確率変
動」とを分けて、それぞれ図1(B)または図1(C)
の状態として識別しても良い。
【0017】以上、本発明による遊技機用図柄表示方式
の好適な実施形態を詳述した。しかし、このような実施
形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限
定するものではない。本発明の要旨を逸脱することな
く、特定用途に応じて種々の変更が可能である。例え
ば、上述した好適な実施形態では、背景図柄としてカー
レースを採用したが、例えば競馬、競輪、ボートレー
ス、ドッグレース等の他のレース(競技)であっても良
いこと勿論である。
の好適な実施形態を詳述した。しかし、このような実施
形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限
定するものではない。本発明の要旨を逸脱することな
く、特定用途に応じて種々の変更が可能である。例え
ば、上述した好適な実施形態では、背景図柄としてカー
レースを採用したが、例えば競馬、競輪、ボートレー
ス、ドッグレース等の他のレース(競技)であっても良
いこと勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明による遊技機用図柄表示方式によると、次のような実
用上の顕著な効果を奏することができる。即ち、図柄表
示装置の図柄表示領域に表示図柄を表示すると共に背景
図柄としてカーレース等の遊技性のある図柄を表示する
ので、遊技者の図柄表示装置への関心を惹きつけ、遊技
に飽きるのを解消することが可能である。また、遊技機
が「通常遊技状態」か「特定遊技状態」かを図柄表示装
置により遊技者に確実に報知できるので、遊技者は図柄
表示装置に注意を集中することが可能である。さらに、
「特定遊技状態」が複数存在する場合には、それぞれ背
景図柄の視点を変更して遊技者に報知することも可能で
ある。
明による遊技機用図柄表示方式によると、次のような実
用上の顕著な効果を奏することができる。即ち、図柄表
示装置の図柄表示領域に表示図柄を表示すると共に背景
図柄としてカーレース等の遊技性のある図柄を表示する
ので、遊技者の図柄表示装置への関心を惹きつけ、遊技
に飽きるのを解消することが可能である。また、遊技機
が「通常遊技状態」か「特定遊技状態」かを図柄表示装
置により遊技者に確実に報知できるので、遊技者は図柄
表示装置に注意を集中することが可能である。さらに、
「特定遊技状態」が複数存在する場合には、それぞれ背
景図柄の視点を変更して遊技者に報知することも可能で
ある。
【図1】本発明による遊技機用図柄表示方式の好適な
実施形態の説明図であり、(A)は「通常遊技状態」
時、(B)および(C)は「特定遊技状態」時を示す。
実施形態の説明図であり、(A)は「通常遊技状態」
時、(B)および(C)は「特定遊技状態」時を示す。
【図2】本発明が適用可能な典型的な遊技機の遊技盤の
正面図である。
正面図である。
10 遊技盤 20 遊技領域 25 始動口 26 大入賞口 30 図柄表示装置 31〜33 図柄表示領域 40、40a、40b 背景図柄 41、42 レーシングカー
Claims (5)
- 【請求項1】 遊技盤の遊技領域に配置された始動領域
への遊技球の通過を契機に,図柄表示装置の複数の図柄
表示領域に表示される表示図柄を演出表示する遊技機用
図柄表示方式において、 遊技機が通常遊技状態と特定遊技状態とで、前記図柄表
示装置の背景図柄の視点を相互に変更することを特徴と
する遊技機用図柄表示方式。 - 【請求項2】 前記図柄表示装置に表示される前記背景
図柄をレース(競技)とし、前記視点を上空または後方
とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用図柄
表示方式。 - 【請求項3】 前記背景図柄の視点の1つを、前記レー
ス体の一方とすることを特徴とする請求項1に記載の遊
技機用図柄表示方式。 - 【請求項4】 前記レースとして、2台のレーシングカ
ーによるカーレースとすることを特徴とする請求項1、
2または3に記載の遊技機用図柄表示方式。 - 【請求項5】 前記特定遊技状態が複数存在するとき、
前記背景図柄の視点を相互に変更して識別可能にするこ
とを特徴とする請求項1に記載の遊技機用図柄表示方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375017A JP2002172236A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 遊技機用図柄表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375017A JP2002172236A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 遊技機用図柄表示方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002172236A true JP2002172236A (ja) | 2002-06-18 |
Family
ID=18844101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000375017A Pending JP2002172236A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 遊技機用図柄表示方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002172236A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006326033A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP2007267792A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2015147108A (ja) * | 2015-05-25 | 2015-08-20 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2015147107A (ja) * | 2015-05-25 | 2015-08-20 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
2000
- 2000-12-08 JP JP2000375017A patent/JP2002172236A/ja active Pending
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