JP2002262712A - 牛採食量計測装置 - Google Patents

牛採食量計測装置

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JP2002262712A JP2001070731A JP2001070731A JP2002262712A JP 2002262712 A JP2002262712 A JP 2002262712A JP 2001070731 A JP2001070731 A JP 2001070731A JP 2001070731 A JP2001070731 A JP 2001070731A JP 2002262712 A JP2002262712 A JP 2002262712A
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武史 上野
Takao Ogawa
恭男 小川
Kazuhiro Umemura
和弘 梅村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採食量をリアルタイムで計測でき、計測した
データを簡単に収集することができる牛採食量計測装置
を提供することにある。 【解決手段】 各牛CWの首にベルト19により吊り下
げた牛採食量計測装置1は牛CWが採食運動することで
牛CWの下顎に当たり、内部の運動検知センサがこの採
食運動を検知し、この採食運動の検知回数から当該牛C
Wの採食量を演算し記録する。そして定期的に或いは求
めに応じて無線電波により採食量データを含むデータを
無線電波により送信する。この送信された採食量データ
等のデータは無線中継ユニット3を介して管理センター
Xの無線基地局ユニット4に受信され、管理用コンピュ
ータ装置2に受け渡される。管理用コンピュータ装置2
はこれらのデータを収集保管して、各牛CWの採食量を
管理するための情報を管理者に提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牛の採食量を計測
する牛採食量計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】牛等の草食家畜の採食時間を検出する方
法として、特開平10−262498号に示されるよう
な方法があった。この方法は、例えば牛に装着する頭絡
に装着した上下動センサにより採食時の下顎の上下動を
検知してその上下動センサの出力を経時的に記録し、そ
の記録データにより牛の採食時間を検出するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、牛の採
食時間を検出することを目的とするものであり、喫食回
数は測定できず、牛の採食強度は判断できなかった。ま
た採食量を計測する場合には記録データを分析して採食
量を求めなければならず、個々の牛の採食量をリアルタ
イムに計測することができなかった。
【0004】しかも従来例は、牛に取り付け状態で外部
にデータを簡単に出力する手段が備わっていなかったた
め、記録データを分析するためには牛から採食時間を記
録する装置自体を牛から外す必要があった。
【0005】更に従来の上下動センサを含めた装置の取
り付けには、頭絡を用いていたため、牛への装置の取り
付け、取り外し作業が難しく、測定対象の牛への負担も
大きいという問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、請求項1の発明の目的とするところは、牛の採食強
度から採食量をリアルタイムで計測でき、計測した採食
量データを簡単に収集することができる牛採食量計測装
置を提供することにある。
【0007】併せて請求項2の発明の目的は、上記目的
に加えて牛に負担をかけることなく容易に牛に取り付け
ることができ、しかもセンサの電力消費が少なく電池電
源を用いた場合の電池の交換頻度を少なくすることが可
能な牛採食量計測装置を提供することにある。
【0008】更に請求項3の発明の目的は、請求項1又
は請求項2の発明の目的に加えて、牛の採食運動を遠方
より確認することができる牛採食量計測装置を提供する
ことにある。
【0009】また更に請求項4の発明の目的は、請求項
1乃至3の何れかの発明の目的に加えて、放牧状態にお
いて計測した採食量データを無線電波で送信することが
できるため、データ収集が容易に行える牛採食量計測装
置を提供することにある。
【0010】また請求項5の発明の目的は、請求項4の
発明の目的に加えて、採食量データの送信のための電力
消費を抑制して電池電源使用時の長寿命化を図れ、しか
も管理用コンピュータ装置から必要に応じて採食量デー
タを管理用コンピュータ装置へ受け渡すことができる牛
採食量計測装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、計測対象の牛の頚部に装着
し、該牛の採食によって生じる頭部全体の動きに応動し
て運動検知信号を発生する運動検知手段と、該運動検知
手段からの運動検知信号に基づいて、当該牛の採食量を
演算する演算手段と、予め設定された時間情報と前記演
算手段によって演算された採食量を一定の時間単位で記
録する記録手段と、該記録手段に記録された採食量デー
タを外部に出力する手段とを少なくとも備えたことを特
徴とする。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記運動検知手段は、牛の頚部に架けるベルトに
採食時の頭部の動きによって牛の顎に当たるように装着
され、牛の顎に当たったときに揺動する振り子体と、該
振り子体の運動軌跡近辺に配置され、前記振り子体に設
けた永久磁石の近接・離反に応じて接点を開閉するリー
ドスイッチとにより構成されるセンサを用いたことを特
徴とする。
【0013】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、前記運動検知信号の発生に応じて光や音で
外部に報知する報知手段を備えていることを特徴とす
る。
【0014】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、前記外部に出力する手段として、
無線電波で採食量データを送信する無線送信手段を備え
たことを特徴とする。
【0015】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、放牧場に設けられた中継無線手段から該放牧場の
所定範囲のみを受信可能範囲とする無線電波により送信
される送信要求トリガ信号を受信する受信手段を備え、
この受信手段で前記送信要求トリガ信号が受信される
と、前記無線送信手段より採食量データを無線電波で前
記中継無線手段に対して送信して該中継無線手段に採食
量データを受信格納させ、前記中継無線手段に受信格納
された採食量データは、各牛採食量計測装置からの採食
データを収集管理する管理用コンピュータ装置側から前
記無線電波によるデータ送信要求があったときに、前記
中継無線手段から管理用コンピュータ装置側へ無線電波
により送信されることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0017】図1は本発明の牛採食量計測装置1を用い
た放牧管理システムのシステム構成を示しており、放牧
している各牛CWの頸部に架けたベルト19により下顎
下方に吊り下げられた牛採食量計測装置1と、管理セン
ターXに設置される管理用コンピュータ装置2と、牛採
食量計測装置1から無線電波で送信されてくる採食量デ
ータ等のデータを受信して一時格納し、管理用コンピュ
ータ装置2側からのデータ要求があると一時格納してい
るデータを無線電波で送信する無線中継ユニット3と、
管理用コンピュータ装置2からのデータ要求コマンドを
無線電波で無線中継ユニット3に送信するとともに、無
線中継ユニット3から送信されるデータを受信して管理
用コンピュータ装置2へ受け渡す無線基地局ユニット4
等で構成される。
【0018】更に各構成要素について詳説する。
【0019】まず無線中継ユニット3は、放牧されてい
る牛CWを収容する柵Yに取り付けたループアンテナ3
1を通じて低周波の微弱な無線電波によりデータ送信要
求トリガ信号を送信し、この無線電波の受信可能範囲に
牛CWが入り、当該牛CWの頸部に吊り下げられている
牛採食量計測装置1がデータ送信要求トリガ信号の受信
に応じて、それまで計測し記録している採食量データ等
のデータを高周波の無線電波で送信すると、該無線電波
をホイップアンテナ30を通じて受信し、データ記憶部
34に一時的に記憶させるとともにデータ受信完了時に
ACK信号を低周波の無線電波でループアンテナ31を
通じて牛採食量計測装置1側へ送信する送受信部33
と、無線基地局ユニット4から管理用コンピュータ装置
2のデータ送信要求のコマンドが無線電波で送信され、
それをアンテナ32を通じて受信すると、データ記憶部
34に記憶しているデータを無線電波で無線基地局ユニ
ット4へ送信する送受信部35とを備えている。ここで
データ送信要求トリガ信号には後述する牛採食量計測装
置1の個体識別番号に対応して識別信号を含んでいる。
【0020】牛採食量計測装置1は、図2に示すように
装置全体の信号処理を行うとともに制御処理を行うマイ
クロコンピュータ(以下マイコンと略す)10と、牛C
Wの採食行動を検知する運動検知手段たる運動検知セン
サ11と、運動検知手段からの検知信号に基づいてマイ
コン10により演算されマイコン10に内蔵されたRA
M等からなる記録部10aに記録蓄積された牛CWの採
食量データを含むデータを無線電波で送信する無線デー
タ送信器12と、無線中継ユニット3から送信されるデ
ータ送信要求トリガ信号及びデータ受信完了のACK信
号を受信するための受信器13と、上記記記録部10a
に記録している採食量データ等のデータをドッキングス
テーション(図示せず)を通じて外部のコンピュータに
出力するための通信部14と、発光ダイオードから構成
され、マイコン10からの制御信号により点灯が制御さ
れる運動状態報知用表示器15と、動作モード等を設定
する設定スイッチ部16と、マイコン10の動作をリセ
ットするリセットスイッチ部17と、装置全体の電源と
なる電池電源18とで構成される。
【0021】これらのうち、マイコン10,運動検知セ
ンサ11,電池電源18,無線データ送信器12,受信
器13の各構成要素、設定スイッチ部13,通信部1
4,設定スイッチ部16,リセットスイッチ部17は図
3(a)(b)に示す基板6に直接或いは回路基板7を
介して実装され、運動状態報知用表示器15は装置本体
5外部から目視可能なように装置本体5に露設され、通
信部14の接続コネクタ(図示せず))は装置本体5外
部からドッキングステーション(図示せず)が接続でき
るように装置本体5に設けられている。
【0022】ここで運動検知センサ11は図4に示すよ
うに一端が基板6に軸8により揺動自在に枢支された振
り子体11aと、この振り子体11aの先部に取り付け
られた永久磁石11bと、この振り子体11aの上記軸
8を中心とした揺動時に移動する永久磁石11bの移動
軌跡近傍に配置され、永久磁石11bの近接時に永久磁
石11bの磁力で接点部が閉じ、また永久磁石11bが
離反することにより接点部が開離する一対の磁性リード
片からなるリードスイッチ11cとで構成され、振り子
体11aの揺動に伴い、リードスイッチ11cのオン時
のみマイコン10の入力ポートに電圧信号を入力させる
ようにすることで運動検知センサ11での電力消費を少
なくしている。尚図3(a)中9は振り子体11aの動
きを規制するためのストッパである。
【0023】設定スイッチ部16は取り付ける牛CWの
個体識別番号の設定及びマイコン10に備わっている時
計機能の時刻(日・時)設定、及び運動状態報知用表示
器15の表示動作の有効・無効の設定を行うためのもの
である。
【0024】またリセットスイッチ部17は長期間使用
しなかった場合や、取り付ける牛CWを変える場合、或
いは電池交換時に用い、このリセットスイッチ部17の
操作があると、マイコン10は記録部10aの記録デー
タの初期化と設定スイッチ部16の個体識別番号の設定
読み込みを行う。尚電池交換時には交換後に時計機能の
時刻設定を行い、その後リセット操作を行う。時刻設定
を伴わないリセット時には、時計機能の計時内容は変更
されない。
【0025】このリセットスイッチ部17は装置本体5
から基板6を取り出して行う内部操作と、外部から磁石
などを用いて外部から操作する外部操作の何れかの方法
或いはそれらの併用によって操作できるものとする。
【0026】而して本実施形態の牛採食量計測装置1を
使用する場合には、まず電池電源18を基板6に装着
し、設定スイッチ部16で時刻設定と、運動状態報知用
表示器15の表示動作の有効・無効の設定と、個体識別
番号の設定とを行い、更にリセットスイッチ部17でマ
イコン10の初期化を行った後基板6を装置本体5内に
収納する。この収納後に装置本体5の上部の両側面に貫
通させたベルト挿通部20に吊り下げ用ベルト19を図
4に示すように通し、吊り下げ用ベルト19の一端に設
けた止め金具19aに他端を通して、牛CWの顔部から
頸部に容易に通すことができ且つ装置本体5が下顎下方
で揺動できるような大きな環状にする。しかる後にこの
環状の吊り下げ用ベルト19を牛CWの頸部に図5
(a)(b)に示すように架けることにより装置本体5
は牛CWの下顎下方に揺動可能に吊り下げられることに
なる。
【0027】下顎下方に吊り下げ用ベルト19によって
吊り下げられた装置本体5は、図5(a)に示すように
牧草を食む動作、つまり採食運動(顎運動)によって前
後方向に揺れ、牛CWの下顎に当たることになる。この
ときの衝撃によって装置本体5内部の運動検知センサ1
1の振り子体11aが揺動し、この振り子体11aの揺
動に伴う永久磁石11bの移動によりリードスイッチ1
1cがオン・オフ動作する。このときのリードスイッチ
11cのオン信号を運動検知信号としてマイコン10は
取り込み、計数機能10bによりカウントしてカウント
値を記録部10aに単位時間(例えば10分間)毎に記
録する。更に演算/制御機能10cにより単位時間(例
えば10分間)当たりのカウント値から採食量を求め
る。この採食量の演算は、予め複数の牛CWの採食量と
運動検知センサ11の運動検知信号のカウント値とを実
測して得た実測データを基準に演算するようになってい
る。運動検知センサ11の振り子体11aは顎運動1回
当たり1回往復するため、顎運動1回当たり、運動検知
信号が2回出力されることになり、カウント値は実際の
顎運動回数の2倍の値となる。ここで本発明者らは実測
によって顎運動1回当たりの食草量は約7gという値を
得ているため、本実施形態では採食量を(7g×運動検
知信号のカウント値/2)により求めている。勿論上記
食草量の値は、牛の種類や放牧環境等の諸条件によって
異なるため、夫々の条件に応じた実測データに基づいて
この値を変更すればよい。
【0028】一方牛は反芻する際には、図5(b)に示
すように頭部を前後に動かさないため、下顎下方に吊り
下げられている装置本体5は下顎に衝突せず、運動検知
センサ11から運動検知信号は発生しない。また移動時
等によって不用意に運動検知センサ11に衝撃が加わっ
ても、連続して且つ長時間に亘って運動検知信号の発生
が起きないため、マイコン10の演算/制御機能10c
は運動検知信号のカウント値が単位時間(10分)にお
いて所定回数以上なければ採食量演算は行わない。そし
てマイコン10の演算/制御機能10cは採食量の演算
結果及びカウント値結果を、測定日時を付して単位時間
毎に記録部10aに記録しており、この記録量は記録部
10aの容量によって決まるが、例えば1ヶ月分を蓄積
し、計測開始から最初の1ヶ月分を越えると、順次新た
なカウント値、採食量の各データを単位時間毎に更新記
録するようにしておき、常に最新の1ヶ月分のデータを
記録部10aに記録保管するようになっている。
【0029】またマイコン10の演算/制御機能10c
は運動状態報知用表示器15の表示動作が有効と設定さ
れている場合、運動検知センサ11から運動検知信号が
入力する度に、運動状態報知用表示器15を点灯させ
る。これにより管理者は牛CWが採食中であることを遠
方からでも目視により確認することができることにな
る。尚この運動状態報知用表示器15は、発光ダイオー
ドを用いて光による報知を行う報知手段を構成している
が、音によって報知を行う報知手段を用いてもよい。
【0030】さて牛CWが無線中継ユニット3のループ
アンテナ30を設けている柵Y内に、或いは近辺に移動
すると、無線中継ユニット3の送受信部33が送信する
データ送信要求トリガ信号の受信範囲内となる。無線中
継ユニット3はデータ送信要求対象を指定するために、
牛採食量計測装置1の個体識別番号に対応した識別信号
をデータ送信要求トリガ信号とともに送信しており、受
信範囲内に入った牛CWの牛採食量計測装置1の受信器
13がこれら信号を受信すると、牛採食量計測器1のマ
イコン10は設定されている固定識別番号と識別信号と
を照合して一致していると、記録部10aに記録してあ
る採食量データや運動検知信号のカウント値データを読
み出し、当該牛採食量計測装置1の個体識別番号のデー
タとともに無線データ送信器12から無線中継ユニット
3に対して高周波の無線電波により送信する。
【0031】この送信された採食量データ、カウント値
データ及び個体識別番号データはホイップアンテナ30
を通じて無線中継ユニット3の送受信部33により受信
され、これら採食量データ及びカウント値データはデー
タ記憶部34に個体識別番号に対応して格納される。そ
して送受信部33は、これらデータの受信が完了する
と、受信完了を示すACK信号を識別番号とともに送信
する。当該識別番号に対応する個体識別番号が設定され
ている牛採食量計測装置1のマイコン10では受信器1
3がこのACK信号を受信すると、データの送信を停止
する。一方無線中継ユニット3では、当該牛採食量計測
装置1の個体識別番号に対するデータ送信要求トリガ信
号の送信を、データ記憶部34に格納した当該牛採食量
計測装置1の採食量データ等のデータが管理用コンピュ
ータ装置2側へ送信されるまで停止する。従って当該牛
採食量計測装置1を吊り下げた牛CWが引き続いて柵Y
内にいても、当該牛採食量計測装置1に対するデータ送
信要求トリガ信号の受信があるまで、データ送信は行わ
ない。このように各牛採食量計測装置1からのデータ送
信は、牛CWが柵Y内に入ったり、近辺に移動したきた
時のみ行われ、しかもデータ送信完了後は送信を停止す
るため、電力消費を抑制して限られた容量の電池電源1
8の長寿命化が図れる。
【0032】無線中継ユニット3のデータ記憶部34で
格納した各牛採食量計測装置1に対応する採食量データ
及びカウント値データは、管理用コンピュータ装置2か
らの送信要求があるまで保管される。
【0033】つまり管理センターX側ではデータを収集
したいときにデータ送信要求を管理用コンピュータ装置
2から操作入力すると、管理用コンピュータ装置2から
データ送信要求コマンドが無線基地局ユニット4へ送出
され、無線基地局ユニット4はこのデータ送信要求コマ
ンドを無線電波により無線中継ユニット3に対して送信
する。
【0034】無線中継ユニット3の送受信部35はこの
データ送信要求コマンドを受信すると、データ記憶部3
4に格納されている採食量データ及びカウント値データ
とこれらデータに対応する個体識別番号データを読み出
して無線基地局ユニット4に対して送信する。この場合
管理用コンピュータ装置2からデータ記憶部34に格納
されている全牛採食量計測装置1に対応する全データの
送信を要求することも、或いは特定の牛採食量計測装置
1のデータの個別送信を要求することも指定できるよう
になっている。
【0035】このようにして管理用コンピュータ装置2
に収集された各牛採食量計測装置1の採食量データやカ
ウント値データは、データ収集と連携する集計用ソフト
ウェアにより、各個体識別番号毎、つまり各牛CW毎に
まとめられて、各牛CWの採食量の把握管理や、行動の
異常/正常の監視等に利用される。
【0036】尚無線中継ユニット3や無線基地局ユニッ
ト4が設置できない場合には、例えば1ヶ月単位で牛C
Wから牛採食量計測装置1を取り外して通信部14にド
ッキングステーション(図示せず)を接続し、マイコン
10の記録部10aに記録されている採食量データ及び
カウント値データを管理用コンピュータ装置2に取り込
むこともできる。
【0037】またマイコン10は内蔵のA/D変換器を
用いて電池電源18の残容量チェックを行っており、電
池電源18の残容量が少なくなって交換時期に達したこ
とを検知すると、運動状態報知用表示器15を点滅させ
て電池交換を促す表示を行うようになっている。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、計測対象の牛の頚部
に装着し、該牛の採食によって生じる頭部全体の動きに
応動して運動検知信号を発生する運動検知手段と、該運
動検知手段からの運動検知信号に基づいて、当該牛の採
食量を演算する演算手段と、予め設定された時間情報と
前記演算手段によって演算された採食量を一定の時間単
位で記録する記録手段と、該記録手段に記録された採食
量データを外部に出力する手段とを少なくとも備えたの
で、牛の採食強度から採食量をリアルタイムで計測で
き、計測したデータを簡単に収集することができるとい
う効果がある。
【0039】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記運動検知手段は、牛の頚部に架けるベルトに採
食時の頭部の動きによって牛の顎に当たるように装着さ
れ、牛の顎に当たったときに揺動する振り子体と、該振
り子体の運動軌跡近辺に配置され、前記振り子体に設け
た永久磁石の近接・離反に応じて接点を開閉するリード
スイッチとにより構成されるセンサを用いたので、牛の
採食運動を検知するセンサを含めて装置自体を牛に負担
をかけることなく容易に牛に取り付けることができ、し
かもリードスイッチを用いることにより運動検知時以外
の消費電力を抑えることができ、結果電池電源を用いた
場合、電池電源の交換頻度を少なくすることができると
いう効果がある。
【0040】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記運動検知信号の発生に応じて光や音で外
部に報知する報知手段を備えているので、牛の採食運動
を遠方より確認することができ、放牧している牛の状態
管理が容易に行えるという効果ある。
【0041】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かの発明において、前記外部に出力する手段として、無
線電波で採食量データを送信する無線送信手段を備えた
ので、放牧状態において計測した各牛の採食量データを
装置自体を牛から取り外すこと無く収集することが可能
となり、データ収集が容易に行えるという効果がある。
【0042】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、放牧場に設けられた中継無線手段から該放牧場の
所定範囲のみを受信可能範囲とする無線電波により送信
される送信要求トリガ信号を受信する受信手段を備え、
この受信手段で前記送信要求トリガ信号が受信される
と、前記無線送信手段より採食量データを無線電波で前
記中継無線手段に対して送信して該中継無線手段に採食
量データを受信格納させ、前記中継無線手段に受信格納
された採食量データは、各牛採食量計測装置からの採食
データを収集管理する管理用コンピュータ装置側から前
記無線電波によるデータ送信要求があったときに、前記
中継無線手段から管理用コンピュータ装置側へ無線電波
により送信されるので、計測して得られた採食量データ
を無線電波で送信するタイミングが、所定の範囲のみに
牛が移動したときに行われるため、無駄な電力を消費す
ることなく、自動的に採食量データを送信することがで
き、しかも送信した採食量データは収集管理する管理用
コンピュータ装置側がデータ送信要求するときのみ、管
理用コンピュータ装置側に受け渡されるため、データ収
集を管理者の都合の良いときに行え、しかも中継無線手
段と、管理用コンピュータ装置側との間が離れていても
データの受け渡しを無線電波で行えるため放牧場から離
れた場所での牛の管理が容易となり、牛の管理も少人数
で行うことが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の牛採食量計測装置を用い
た放牧管理システムの構成図である。
【図2】同上の牛採食量計測装置の構成図である。
【図3】同上の牛採食量計測装置の内部構造図である。
【図4】同上の装置本体の外観斜視図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
X 管理センター Y 柵 CW 牛 1 牛採食量計測装置 2 管理用コンピュータ装置 3 無線中継ユニット 4 無線基地局ユニット 19 ベルト 30 ホイップアンテナ 31 ループアンテナ 32 アンテナ 33 送受信部 34 データ記憶部 35 送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 武史 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 小川 恭男 北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地 農林水 産省北海道農業試験場 草地部放牧利用研 究室内 (72)発明者 梅村 和弘 北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地 農林水 産省北海道農業試験場 草地部放牧利用研 究室内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測対象の牛の頚部に装着し、該牛の採
    食によって生じる頭部全体の動きに応動して運動検知信
    号を発生する運動検知手段と、該運動検知手段からの運
    動検知信号に基づいて、当該牛の採食量を演算する演算
    手段と、予め設定された時間情報と前記演算手段によっ
    て演算された採食量を一定の時間単位で記録する記録手
    段と、該記録手段に記録された採食量データを外部に出
    力する手段とを少なくとも備えたことを特徴とする牛採
    食量計測装置。
  2. 【請求項2】 前記運動検知手段は、牛の頚部に架ける
    ベルトに採食時の頭部の動きによって牛の顎に当たるよ
    うに装着され、牛の顎に当たったときに揺動する振り子
    体と、該振り子体の運動軌跡近辺に配置され、前記振り
    子体に設けた永久磁石の近接・離反に応じて接点を開閉
    するリードスイッチとにより構成されるセンサを用いた
    ことを特徴とする請求項1記載の牛採食量計測装置。
  3. 【請求項3】 前記運動検知信号の発生に応じて光や音
    で外部に報知する報知手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の牛採食量計測装置。
  4. 【請求項4】 前記外部に出力する手段として、無線電
    波で採食量データを送信する無線送信手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の牛採食量計
    測装置。
  5. 【請求項5】 放牧場に設けられた中継無線手段から該
    放牧場の所定範囲のみを受信可能範囲とする無線電波に
    より送信される送信要求トリガ信号を受信する受信手段
    を備え、この受信手段で前記送信要求トリガ信号が受信
    されると、前記無線送信手段より採食量データを無線電
    波で前記中継無線手段に対して送信して該中継無線手段
    に採食量データを受信格納させ、前記中継無線手段に受
    信格納された採食量データは、各牛採食量計測装置から
    の採食データを収集管理する管理用コンピュータ装置側
    から前記無線電波によるデータ送信要求があったとき
    に、前記中継無線手段から管理用コンピュータ装置側へ
    無線電波により送信されることを特徴とする請求項4記
    載の牛採食量計測装置。
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