JPH06141385A - 動体監視システム - Google Patents
動体監視システムInfo
- Publication number
- JPH06141385A JPH06141385A JP4186145A JP18614592A JPH06141385A JP H06141385 A JPH06141385 A JP H06141385A JP 4186145 A JP4186145 A JP 4186145A JP 18614592 A JP18614592 A JP 18614592A JP H06141385 A JPH06141385 A JP H06141385A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slave
- master
- child
- signal
- wireless device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えば、雌牛の場合には、正確な発情期を判
断でき、更には動物の健康状態、人のリハビリ等にも使
用できる動体監視システムを提供する。 【構成】 歩行センサ31と、該歩行センサ31のカウ
ンタと、命令信号を受信する子受信部34と、該子受信
部34からの所定の出力によって前記カウンタの計測値
を出力する子送信部33とを有する子無線機12を対象
動体に装着すると共に、前記子受信部34に命令を送る
親送信部15と、前記子送信部33からの信号を受信す
る親受信部16とを備える親無線機11を特定の場所に
配置し、前記歩行センサ31のカウント値を親無線機1
1からの特定の命令信号によって子無線機12から検知
し、前記子無線機12が装着された動体の歩数を監視す
る。
断でき、更には動物の健康状態、人のリハビリ等にも使
用できる動体監視システムを提供する。 【構成】 歩行センサ31と、該歩行センサ31のカウ
ンタと、命令信号を受信する子受信部34と、該子受信
部34からの所定の出力によって前記カウンタの計測値
を出力する子送信部33とを有する子無線機12を対象
動体に装着すると共に、前記子受信部34に命令を送る
親送信部15と、前記子送信部33からの信号を受信す
る親受信部16とを備える親無線機11を特定の場所に
配置し、前記歩行センサ31のカウント値を親無線機1
1からの特定の命令信号によって子無線機12から検知
し、前記子無線機12が装着された動体の歩数を監視す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牛等の発情期あるいは
健康状態、または人のリハビリ状況を検知するのに適し
た動体監視システムに関する。なお、ここで動体とは、
人及び動物をいう。
健康状態、または人のリハビリ状況を検知するのに適し
た動体監視システムに関する。なお、ここで動体とは、
人及び動物をいう。
【0002】
【従来の技術】乳牛は適当な時期に受精を行う必要があ
り、近年においては人工受精が行われている。この人工
受精は、雌牛が発情している時期に行なわねば、無駄に
なる。そこで、従来は体温を測定する他、雌牛の様子を
日々観察することによって経験的に判断することによっ
て行っていた。
り、近年においては人工受精が行われている。この人工
受精は、雌牛が発情している時期に行なわねば、無駄に
なる。そこで、従来は体温を測定する他、雌牛の様子を
日々観察することによって経験的に判断することによっ
て行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く経験と感に頼る方法では雌牛の発情時期の判断を誤
る場合もあり、誤った場合には人工受精が無駄になると
いう問題点があった。また、人のリハビリ等において
も、その歩数を監視することによって、リハビリ状況を
判断できることが知られていた。本発明はかかる事情に
鑑みてなされたもので、例えば、雌牛の場合には、発情
期にはその歩数が通常の場合より、増加するという新た
な知見に基づき、それを自動的に測定してコンピュータ
に情報を入力し、正確な発情期を判断できるシステムに
も使用でき、更には動物の健康状態、人のリハビリ等に
も使用できる動体監視システムを提供することを目的と
する。
如く経験と感に頼る方法では雌牛の発情時期の判断を誤
る場合もあり、誤った場合には人工受精が無駄になると
いう問題点があった。また、人のリハビリ等において
も、その歩数を監視することによって、リハビリ状況を
判断できることが知られていた。本発明はかかる事情に
鑑みてなされたもので、例えば、雌牛の場合には、発情
期にはその歩数が通常の場合より、増加するという新た
な知見に基づき、それを自動的に測定してコンピュータ
に情報を入力し、正確な発情期を判断できるシステムに
も使用でき、更には動物の健康状態、人のリハビリ等に
も使用できる動体監視システムを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の動体監視システムは、歩行センサと、該歩行セン
サのカウンタと、命令信号を受信する子受信部と、該子
受信部からの所定の出力によって前記カウンタの計測値
を出力する子送信部とを有する子無線機を対象動体に装
着すると共に、前記子受信部に命令を送る親送信部と、
前記子送信部からの信号を受信する親受信部とを備える
親無線機を特定の場所に配置し、前記歩行センサのカウ
ント値を親無線機からの特定の命令信号によって子無線
機から検知し、前記子無線機が装着された動体の歩数を
監視するようにして構成されている。また、請求項2記
載の動体監視システムは、請求項1記載の動体監視シス
テムにおいて、子無線機は複数あって、それぞれを個体
識別コードによって識別している。
記載の動体監視システムは、歩行センサと、該歩行セン
サのカウンタと、命令信号を受信する子受信部と、該子
受信部からの所定の出力によって前記カウンタの計測値
を出力する子送信部とを有する子無線機を対象動体に装
着すると共に、前記子受信部に命令を送る親送信部と、
前記子送信部からの信号を受信する親受信部とを備える
親無線機を特定の場所に配置し、前記歩行センサのカウ
ント値を親無線機からの特定の命令信号によって子無線
機から検知し、前記子無線機が装着された動体の歩数を
監視するようにして構成されている。また、請求項2記
載の動体監視システムは、請求項1記載の動体監視シス
テムにおいて、子無線機は複数あって、それぞれを個体
識別コードによって識別している。
【0005】
【作用】請求項1、2記載の動体監視システムは、歩行
センサと、該歩行センサのカウンタと、子受信部と、該
子受信部からの所定の出力によって前記カウンタの計測
値を出力する子送信部とを有する子無線機を、人または
動物等の対象動体に取付け、前記子受信部に命令を送る
親送信部と、前記子送信部からの信号を受信する親受信
部とを備える親無線機を特定の場所に備えているので、
歩行センサによってカウントした歩行数を記憶してお
き、親無線機から子無線機に与えられた特定の命令によ
って、前記カウント値を親無線機に伝え、これを監視す
ることによって、特定時間毎の対象動体の歩数を監視す
ることができる。そして、特に請求項2記載の動体監視
システムにおいては、子無線機は複数あって、それぞれ
には個体識別コードを備えているので、これらによって
多数の対象動体を識別することができ、同一の周波数を
用いて多数の動体の歩数を監視することができる。
センサと、該歩行センサのカウンタと、子受信部と、該
子受信部からの所定の出力によって前記カウンタの計測
値を出力する子送信部とを有する子無線機を、人または
動物等の対象動体に取付け、前記子受信部に命令を送る
親送信部と、前記子送信部からの信号を受信する親受信
部とを備える親無線機を特定の場所に備えているので、
歩行センサによってカウントした歩行数を記憶してお
き、親無線機から子無線機に与えられた特定の命令によ
って、前記カウント値を親無線機に伝え、これを監視す
ることによって、特定時間毎の対象動体の歩数を監視す
ることができる。そして、特に請求項2記載の動体監視
システムにおいては、子無線機は複数あって、それぞれ
には個体識別コードを備えているので、これらによって
多数の対象動体を識別することができ、同一の周波数を
用いて多数の動体の歩数を監視することができる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、牛を対
象動物とした実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は、本発明の一実施例に係る動体監視
システムを適用した装置の概略ブロック図、図2は同装
置のフロー図、図3は子無線機のブロック図、図4は親
無線機のブロック図である。図1、図3及び図4に示す
ように、本発明の一実施例に係る動体監視システムを適
用した装置10は、親無線機11と、該親無線機11と
連繋した複数の子無線機12と、各牛に取付けられたタ
グ13から個体識別コードを読み出す無線式識別コード
解読装置14とを有して構成されている。以下、これら
について詳しく説明する。
象動物とした実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は、本発明の一実施例に係る動体監視
システムを適用した装置の概略ブロック図、図2は同装
置のフロー図、図3は子無線機のブロック図、図4は親
無線機のブロック図である。図1、図3及び図4に示す
ように、本発明の一実施例に係る動体監視システムを適
用した装置10は、親無線機11と、該親無線機11と
連繋した複数の子無線機12と、各牛に取付けられたタ
グ13から個体識別コードを読み出す無線式識別コード
解読装置14とを有して構成されている。以下、これら
について詳しく説明する。
【0007】前記親無線機11は、親送信部15及び親
受信部16と、該親送信部15及び親受信部16に連結
されるCPUを含む通信制御部17と、該通信制御部1
7に連結されるRS232C端子18と、電源部19と
を有して構成されている。そして、該親無線機11に
は、回収したデータを解析するホストコンピュータ20
が接続され、更に該ホストコンピュータ20には前記無
線式識別コード解読装置14が接続されている。該無線
式識別コード解読装置14と無線的に連結されるタグ1
3は、内部に前記無線式識別コード解読装置14からの
信号を受信する受信機と、該受信機が所定の命令を受け
た場合に個体識別コードを送信する送信機と、前記無線
式識別コード解読装置14からの受信高周波を整流して
電源とする電源部とを有し、前記無線式識別コード解読
装置14のアンテナの近傍を牛が通過した時に、通った
牛の個体識別コードを解読し、入室した牛の個体識別コ
ードを前記ホストコンピュータ20に入力するようにな
っている。
受信部16と、該親送信部15及び親受信部16に連結
されるCPUを含む通信制御部17と、該通信制御部1
7に連結されるRS232C端子18と、電源部19と
を有して構成されている。そして、該親無線機11に
は、回収したデータを解析するホストコンピュータ20
が接続され、更に該ホストコンピュータ20には前記無
線式識別コード解読装置14が接続されている。該無線
式識別コード解読装置14と無線的に連結されるタグ1
3は、内部に前記無線式識別コード解読装置14からの
信号を受信する受信機と、該受信機が所定の命令を受け
た場合に個体識別コードを送信する送信機と、前記無線
式識別コード解読装置14からの受信高周波を整流して
電源とする電源部とを有し、前記無線式識別コード解読
装置14のアンテナの近傍を牛が通過した時に、通った
牛の個体識別コードを解読し、入室した牛の個体識別コ
ードを前記ホストコンピュータ20に入力するようにな
っている。
【0008】前記親送信部15は、具体的には図4に示
すように40MHzのAM送信機からなって、前記通信
制御部17から送られた信号に基づきDTMFジェネレ
ータ22で可聴周波数信号からなる信号を変換して低周
波アンプ23で増幅し、AM変調をかけてAM送信部2
4で所定の出力まで増幅し、アンテナ切り換え機25を
介してアンテナ26から所定の識別コード及びコマンド
を送信できるようになっている。一方、前記親受信部1
6は、前記アンテナ26にアンテナ切り換え機25を介
して連結されるダブルスーパー式のFM受信部27と、
該FM受信部27に連結されるDTMFレコーダ28と
を有し、受信したデータ(即ち、牛の歩数)を表示器2
9に表示すると共に、前記親送信部15から送信する個
体識別コードを表示器30に表示するようになってい
る。なお、この実施例においては個体識別コードの表示
は2桁、牛の歩数の表示は3桁となっているが、それ以
下あるいはそれ以上の桁とすることも可能である。
すように40MHzのAM送信機からなって、前記通信
制御部17から送られた信号に基づきDTMFジェネレ
ータ22で可聴周波数信号からなる信号を変換して低周
波アンプ23で増幅し、AM変調をかけてAM送信部2
4で所定の出力まで増幅し、アンテナ切り換え機25を
介してアンテナ26から所定の識別コード及びコマンド
を送信できるようになっている。一方、前記親受信部1
6は、前記アンテナ26にアンテナ切り換え機25を介
して連結されるダブルスーパー式のFM受信部27と、
該FM受信部27に連結されるDTMFレコーダ28と
を有し、受信したデータ(即ち、牛の歩数)を表示器2
9に表示すると共に、前記親送信部15から送信する個
体識別コードを表示器30に表示するようになってい
る。なお、この実施例においては個体識別コードの表示
は2桁、牛の歩数の表示は3桁となっているが、それ以
下あるいはそれ以上の桁とすることも可能である。
【0009】また、前記子無線機12は、図1に示すよ
うに、歩数センサ31と、該歩数センサ31に接続さ
れ、内部にカウンタを備える制御部32と、該制御部3
2に連結される子送信部33及び子受信部34と、これ
らに接続されるループアンテナ35と、電源となる電池
36とを有して構成されている。これらについて図3を
参照しながら、更に詳しく説明する。前記ループアンテ
ナ35にアンテナ切り換え機37を介してAM受信部か
らなる子受信部34が接続され、その出力信号とデップ
スイッチによって構成される個体識別コード発生器38
が一致するか否かを一致回路39によって判別してい
る。そして、この一致回路39の出力は、制御部32を
構成するフリップフロップ回路40に入力され、前記一
致回路39の一致信号があった場合には、第1のクロッ
クジェネレータ41が間欠クロックの状態から、連続出
力を発生するようになっていると共に、第2のクロック
ジェネレータ42が所定のクロック信号を発生し、デー
タメモリ43に記載されていたデータをDTMFジェネ
レータ44に送るようになっている。
うに、歩数センサ31と、該歩数センサ31に接続さ
れ、内部にカウンタを備える制御部32と、該制御部3
2に連結される子送信部33及び子受信部34と、これ
らに接続されるループアンテナ35と、電源となる電池
36とを有して構成されている。これらについて図3を
参照しながら、更に詳しく説明する。前記ループアンテ
ナ35にアンテナ切り換え機37を介してAM受信部か
らなる子受信部34が接続され、その出力信号とデップ
スイッチによって構成される個体識別コード発生器38
が一致するか否かを一致回路39によって判別してい
る。そして、この一致回路39の出力は、制御部32を
構成するフリップフロップ回路40に入力され、前記一
致回路39の一致信号があった場合には、第1のクロッ
クジェネレータ41が間欠クロックの状態から、連続出
力を発生するようになっていると共に、第2のクロック
ジェネレータ42が所定のクロック信号を発生し、デー
タメモリ43に記載されていたデータをDTMFジェネ
レータ44に送るようになっている。
【0010】そして、DTMFジェネレータ44によっ
て音変換された信号は、子送信部33によってFM変調
され、アンテナ切り換え機37を介して前記ループアン
テナ35から送信されるようになっている。所定の送信
が終了すると、制御カウンタ45からの所定の出力によ
って、前記フリップフロップ回路40がリセットされ、
前記クロックジェネレータ41が50msecオン、5
secオフのパルス信号を発するようになっている。該
パルス信号が電源制御部46に入力されると、子送信部
33に供給される電源がオフとなり、子受信部34に供
給される電源が50msecオン、5secオフの状態
となって、電池の消耗を極力防止できるようになってい
る。また、前記制御カウンタ45の出力によって、歩数
センサ31のカウンタ47をリセットする共に、データ
メモリ43もリセットして、最初から歩数センサ31の
カウント値を計測するようになっている。
て音変換された信号は、子送信部33によってFM変調
され、アンテナ切り換え機37を介して前記ループアン
テナ35から送信されるようになっている。所定の送信
が終了すると、制御カウンタ45からの所定の出力によ
って、前記フリップフロップ回路40がリセットされ、
前記クロックジェネレータ41が50msecオン、5
secオフのパルス信号を発するようになっている。該
パルス信号が電源制御部46に入力されると、子送信部
33に供給される電源がオフとなり、子受信部34に供
給される電源が50msecオン、5secオフの状態
となって、電池の消耗を極力防止できるようになってい
る。また、前記制御カウンタ45の出力によって、歩数
センサ31のカウンタ47をリセットする共に、データ
メモリ43もリセットして、最初から歩数センサ31の
カウント値を計測するようになっている。
【0011】続いて、前記装置10及び該装置10を使
用した動体監視システムについて、図2を参照しなが
ら、その作用につき更に詳しく説明する。まず、対象牛
(雌牛)の足の部分に前記タグ13を取付けておき、前
記無線式識別コード解読装置14によって入室する牛の
個体識別コードを確認し、ホストコンピュータ20に伝
送する(ステップ100)。該ホストコンピュータ20
からの命令を受けて親無線機11から、個体識別コード
信号を送信し(ステップ101)、これを間欠的に電源
供給を受けるようにされた子無線機12が受信する(ス
テップ103)。なお、この子無線機12の歩数センサ
31(万歩計)は常時雌牛の歩数をカウントしている
(ステップ102)。前記子無線機12は前記信号を受
信した後、自己の個体識別コードと一致することを確認
して、前記クロックジェネレータ42を作動させて、制
御カウンタ45を駆動し、データメモリ43に記載され
ていた歩数を送信する(ステップ104)。この信号を
親無線機11が受けて雌牛の個体識別コード毎にその歩
数を記憶し、ホストコンピュータ20に送信する(ステ
ップ105)。そして、子無線機12は一旦データを送
信した後は、内部のカウンタ及びそのデータをリッセト
して(ステップ106)、歩数カウントを再開し間欠受
信に戻る(ステップ107)。一方、親無線機11は、
新たに別の雌牛の歩数を受信すべく、別の個体識別コー
ドを送信し、前記手順によって、その牛の所定時間内の
歩数を計数するようにする(ステップ108)。所定の
雌牛の歩数のカウントが終了した後、ホストコンピュー
タ20にそのデータを送信して、解析を行い発情期を判
断する。
用した動体監視システムについて、図2を参照しなが
ら、その作用につき更に詳しく説明する。まず、対象牛
(雌牛)の足の部分に前記タグ13を取付けておき、前
記無線式識別コード解読装置14によって入室する牛の
個体識別コードを確認し、ホストコンピュータ20に伝
送する(ステップ100)。該ホストコンピュータ20
からの命令を受けて親無線機11から、個体識別コード
信号を送信し(ステップ101)、これを間欠的に電源
供給を受けるようにされた子無線機12が受信する(ス
テップ103)。なお、この子無線機12の歩数センサ
31(万歩計)は常時雌牛の歩数をカウントしている
(ステップ102)。前記子無線機12は前記信号を受
信した後、自己の個体識別コードと一致することを確認
して、前記クロックジェネレータ42を作動させて、制
御カウンタ45を駆動し、データメモリ43に記載され
ていた歩数を送信する(ステップ104)。この信号を
親無線機11が受けて雌牛の個体識別コード毎にその歩
数を記憶し、ホストコンピュータ20に送信する(ステ
ップ105)。そして、子無線機12は一旦データを送
信した後は、内部のカウンタ及びそのデータをリッセト
して(ステップ106)、歩数カウントを再開し間欠受
信に戻る(ステップ107)。一方、親無線機11は、
新たに別の雌牛の歩数を受信すべく、別の個体識別コー
ドを送信し、前記手順によって、その牛の所定時間内の
歩数を計数するようにする(ステップ108)。所定の
雌牛の歩数のカウントが終了した後、ホストコンピュー
タ20にそのデータを送信して、解析を行い発情期を判
断する。
【0012】前記実施例においては、子無線機12内に
CPUを用いず、回路を簡略化した例について説明した
が、内部にCPUを設け、親無線機11と子無線機12
との信号の連繋を取りながら、データの授受を行う場合
について、図2に2点鎖線で示すが、個体識別コードが
自分のコードと一致する場合には、まず、起動確認信号
を親無線機11に向けて発信し(ステップ104a)、
親無線機11がこれを確認した(ステップ105a)
後、子無線機12に対してデータ送信要求を行い(ステ
ップ106a)、子無線機12がそのコマンドを受信し
た(ステップ107)後、データの送信を行い(ステッ
プ104)、親無線機12がデータの受信及び格納を行
った(ステップ105)後、リセット信号の送信を行う
(ステップ108a)。これによって、子無線機12の
カウンタデータはリセットされ(ステップ106)、歩
数カウントが再開され、間欠受信に戻る(ステップ10
7)。以上の構成によって、より誤動作等が少なく、信
号の授受を行うことができる。なお、本実施例において
は、子受信部34に供給される電源が50msecオ
ン、5secオフの状態にて行われたが、任意の時間に
設定することも可能である。また、子受信部34に供給
される電源をある一定時間は、前記オンオフを停止させ
るようにして、連続的にオン、連続的にオフすることも
可能である。また、以上の実施例において、全ての個体
のデータを纏めてコンピュータに送信しいているが、個
体毎の特定時間(例えば、一日)の歩数を順次送信する
ようにすることも可能である。
CPUを用いず、回路を簡略化した例について説明した
が、内部にCPUを設け、親無線機11と子無線機12
との信号の連繋を取りながら、データの授受を行う場合
について、図2に2点鎖線で示すが、個体識別コードが
自分のコードと一致する場合には、まず、起動確認信号
を親無線機11に向けて発信し(ステップ104a)、
親無線機11がこれを確認した(ステップ105a)
後、子無線機12に対してデータ送信要求を行い(ステ
ップ106a)、子無線機12がそのコマンドを受信し
た(ステップ107)後、データの送信を行い(ステッ
プ104)、親無線機12がデータの受信及び格納を行
った(ステップ105)後、リセット信号の送信を行う
(ステップ108a)。これによって、子無線機12の
カウンタデータはリセットされ(ステップ106)、歩
数カウントが再開され、間欠受信に戻る(ステップ10
7)。以上の構成によって、より誤動作等が少なく、信
号の授受を行うことができる。なお、本実施例において
は、子受信部34に供給される電源が50msecオ
ン、5secオフの状態にて行われたが、任意の時間に
設定することも可能である。また、子受信部34に供給
される電源をある一定時間は、前記オンオフを停止させ
るようにして、連続的にオン、連続的にオフすることも
可能である。また、以上の実施例において、全ての個体
のデータを纏めてコンピュータに送信しいているが、個
体毎の特定時間(例えば、一日)の歩数を順次送信する
ようにすることも可能である。
【0013】
【発明の効果】請求項1、2記載の動体監視システム
は、以上の説明からも明らかなように、子無線機によっ
て動体の歩数をカウントし、これを、無線信号によって
外部に取り出すようにし、該歩数値から動体の監視を行
うことができる。特に、動体が雌牛の場合には、発情期
の計測が正確となり、受精作業が有効に行なえることに
なる。
は、以上の説明からも明らかなように、子無線機によっ
て動体の歩数をカウントし、これを、無線信号によって
外部に取り出すようにし、該歩数値から動体の監視を行
うことができる。特に、動体が雌牛の場合には、発情期
の計測が正確となり、受精作業が有効に行なえることに
なる。
【図1】本発明の一実施例に係る動体監視システムを適
用した装置の概略ブロック図である。
用した装置の概略ブロック図である。
【図2】同装置のフロー図である。
【図3】親無線機の概略構成図である。
【図4】子無線機の概略構成図である。
10 装置 11 親無線機 12 子無線機 13 タグ 14 無線式識別コード解読装置 15 親送信部 16 親受信部 17 通信制御部 18 RS232C端子 19 電源部 20 ホストコンピュータ 22 DTMFジェネレータ 23 低周波アンプ 24 AM送信部 25 アンテナ切り換え機 26 アンテナ 27 FM受信部 28 DTMFレコーダ 29 表示器 30 表示器 31 歩数センサ 32 制御部 33 子送信部 34 子受信部 35 ループアンテナ 36 電池 37 アンテナ切り換え機 38 個体識別コード発生器 39 一致回路 40 フリップフロップ回路 41 クロックジェネレータ 42 クロックジェネレータ 43 データメモリ 44 DTMFジェネレータ 45 制御カウンタ 46 電源制御部 47 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 裕之 福岡県北九州市八幡東区枝光本町7番7号 八幡ビルディング205号 有限会社アダ ブテクノ内
Claims (2)
- 【請求項1】 歩行センサと、該歩行センサのカウンタ
と、命令信号を受信する子受信部と、該子受信部からの
所定の出力によって前記カウンタの計測値を出力する子
送信部とを有する子無線機を対象動体に装着すると共
に、 前記子受信部に命令を送る親送信部と、前記子送信部か
らの信号を受信する親受信部とを備える親無線機を特定
の場所に配置し、 前記歩行センサのカウント値を親無線機からの特定の命
令信号によって子無線機から検知し、前記子無線機が装
着された動体の歩数を監視することを特徴とする動体監
視システム。 - 【請求項2】 子無線機は複数あって、それぞれを個体
識別コードによって識別していることを特徴とする請求
項1記載の動体監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4186145A JPH06141385A (ja) | 1992-06-20 | 1992-06-20 | 動体監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4186145A JPH06141385A (ja) | 1992-06-20 | 1992-06-20 | 動体監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141385A true JPH06141385A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=16183172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4186145A Pending JPH06141385A (ja) | 1992-06-20 | 1992-06-20 | 動体監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141385A (ja) |
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1992
- 1992-06-20 JP JP4186145A patent/JPH06141385A/ja active Pending
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