JPH06237668A - 家畜の生体情報収集装置 - Google Patents

家畜の生体情報収集装置

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JPH06237668A
JPH06237668A JP5025122A JP2512293A JPH06237668A JP H06237668 A JPH06237668 A JP H06237668A JP 5025122 A JP5025122 A JP 5025122A JP 2512293 A JP2512293 A JP 2512293A JP H06237668 A JPH06237668 A JP H06237668A
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JP
Japan
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livestock
unit
feeding
information
electromagnetic wave
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Pending
Application number
JP5025122A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Suzuki
義明 鈴木
Hiroyuki Tanaka
弘之 田仲
Akira Kusube
晃 楠部
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5025122A priority Critical patent/JPH06237668A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面倒な電池交換作業及び充電作業が不必要で
あり、メンテナンス面で優れた家畜の生体情報収集装置
を提供する。 【構成】 家畜に、その家畜の生体情報を検出する検出
手段51と、その検出手段51が検出した生体情報を演
算処理するとともにその演算結果を記憶するデータ処理
手段52と、それら検出手段51及びデータ処理手段5
2に電力を供給する電源供給手段53とを備えたデータ
収集部5が取り付けられて構成された家畜の生体情報収
集装置において、電源供給手段53が充電式電池53a
にて構成され、データ収集部5に、受信する電磁波を電
力に変換して充電式電池53aを充電する受電手段55
が設けられ、家畜とは別の個所に、受電手段55に対し
て電磁波を投射する電磁波投射手段8が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家畜に、その家畜の生
体情報を検出する検出手段と、その検出手段が検出した
生体情報を演算処理するとともにその演算結果を記憶す
るデータ処理手段と、それら検出手段及びデータ処理手
段に電力を供給する電源供給手段とを備えたデータ収集
部が取り付けられて構成された家畜の生体情報収集装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる家畜の生体情報収集装置は、例え
ば牛等の家畜に、体温、脈拍、活動度等の生体情報を収
集するデータ収集部を取り付け、そのデータ収集部によ
り収集した生体情報を用いて、家畜の飼育管理(例えば
健康管理)を行うものである。かかる家畜の生体情報収
集装置において、従来は、データ収集部に備える電源供
給手段として、電池を用いて、その電池を消耗する前に
交換したり、あるいは、充電式電池を用いて、その充電
式電池をデータ収集部から取り外して別の箇所で充電し
たりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、電池を交換する電池交換作業や、充電式電池を充電
する充電作業が非常に面倒であるという欠点があった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みて成されたも
のであり、その目的は、面倒な電池交換作業及び充電作
業が不必要であり、メンテナンス面で優れた家畜の生体
情報収集装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による家畜の生体
情報収集装置の第1の特徴構成は、前記電源供給手段が
充電式電池にて構成され、前記データ収集部に、受信す
る電磁波を電力に変換して前記充電式電池を充電する受
電手段が設けられ、家畜とは別の個所に、前記受電手段
に対して電磁波を投射する電磁波投射手段が設けられて
いる点にある。
【0006】第2の特徴構成は、前記データ収集部が家
畜の首部に取り付けられ、前記電磁波投射手段が、家畜
に対して給餌する給餌具の付近に設けられている点にあ
る。
【0007】
【作用】第1の特徴構成によれば、家畜に取り付けられ
たデータ収集部に設けられた受電手段は、家畜とは別の
個所に設けられた電磁波投射手段から投射された電磁波
を受信するとともに、その受信した電磁波を電力に変換
して充電式電池を充電する。
【0008】第2の特徴構成による作用は以下の通りで
ある。牛等の放牧状態で飼育している家畜の場合であっ
て、家畜の所在位置が不確定であっても、家畜は餌を食
べるために、必ず、給餌具の設置場所にやって来る。従
って、家畜が餌を食べている状態では、その家畜の首に
取り付けたデータ収集部に設けられた受電手段と、給餌
具の付近に設けられた電磁波投射手段とは、電磁波投射
手段からから投射された電磁波を受電手段が受信可能な
範囲に近づいた状態となる。つまり、放牧状態で飼育し
ている所在位置が不確定な家畜の場合であっても、その
所在位置が特定する給餌中において、受電手段は、確実
に、電磁波投射手段から投射された電磁波を受信すると
ともに、その受信した電磁波を電力に変換して充電式電
池を充電する。
【0009】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、従来の装置で
必要としていた面倒な電池交換作業及び充電作業が不必
要となり、メンテナンス面で優れた家畜の生体情報収集
装置を提供することができるようになった。
【0010】第2の特徴構成によれば、生体情報収集の
対象とする家畜が、放牧状態で飼育している所在位置が
不確定な家畜の場合であっても、従来の装置で必要とし
ていた面倒な電池交換作業及び充電作業無しで使用でき
て、メンテナンス面で優れた家畜の生体情報収集装置を
提供することができるようになった。
【0011】
【実施例】以下、本発明を、放牧状態で飼育している牛
の生体情報を収集する場合に適用した実施例について、
図面に基づいてを説明する。先ず、牛に餌を与えるため
の給餌装置について、図2及び図3に基づいて説明す
る。
【0012】給餌装置は、一頭の牛のみが進入できるよ
うに、出入口1を除く周囲を枠体2で仕切ってあり、枠
体2で仕切られた給餌所Aの奥部には、家畜に対して給
餌する給餌具としての、餌を貯留するための給餌器3を
設けてある。
【0013】出入口1について、説明を加えると、出入
口1は、両側の柵2,2における給餌所Aの出入口に相
当する箇所に夫々左右対称に立設した、左右一対の縦軸
芯周りに回転自在な回転軸1aと、それら回転軸1a夫
々に一体取着した左右一対の扉体1bとから構成してあ
る。左右一対の扉体1bは、両開き式に揺動開閉自在な
構造となっており、しかも、回転軸1aに付設したスプ
リング(図示せず)により閉じ方向へ常時付勢してい
る。
【0014】左右一対の扉体1bの夫々に対応させて、
一対のアクチュエータ4を設けてある。アクチュエータ
4は、一対の扉体1bを閉じ位置に保持する状態と、一
対の扉体1bが外側から押されるに伴って給餌所A側に
向かって開く状態とに切り換える。即ち、一対の扉体1
bを閉じ位置に保持する状態が、給餌所Aへの牛の進入
を阻止する閉状態であり、一対の扉体1bが外側から押
されるに伴って給餌所A側に向かって開く状態が、給餌
所Aへの牛の進入を許可する開状態である。尚、一対の
扉体1bは、給餌所Aの内側から外側に向かって押され
た場合には、アクチュエータ4の作動状態に無関係に押
し開くことが可能なようになっている。アクチュエータ
4は、詳述しないが、油圧シリンダや空圧シリンダを用
いる。
【0015】出入口1には、出入口1の手前に接近した
牛の首部に取り付けられた、後述するデータ収集部5と
の間で無線通信するための地上側通信手段6を構成する
アンテナ6aを設けてある。地上側通信手段6は、アン
テナ6aと、データ収集部5に対して記憶情報の送信指
令を送信する送信回路6bと、データ収集部5から送信
される固体識別情報(以下、固体番号と称する)を受信
する受信回路6cとから構成してある。
【0016】図示しないが、上述の如く構成した給餌装
置を複数個設けてある。図2中のCは、マイクロコンピ
ュータを利用した制御装置であり、制御装置Cは、給餌
装置夫々の地上側通信手段6の受信した固体番号に基づ
いて、給餌装置夫々のアクチュエータ4を前記閉状態と
前記開状態とに切り換えるように構成してある。
【0017】制御装置Cは、地上側通信手段6が受信し
た固体番号に基づいて、出入口1の手前に接近した牛が
給餌前か給餌後かを判別し、給餌後であれば、アクチュ
エータ4を前記閉状態に維持し、給餌前であっても給餌
所Aに別の牛がいる場合は、アクチュエータ4を前記閉
状態に維持し、給餌前で且つ給餌所Aに別の牛がいない
場合にのみ、アクチュエータ4を前記開状態に切り換え
る。
【0018】次に、図1に基づいて、生体情報収集装置
について説明する。生体情報収集装置は、図2及び図3
にも示すように、牛の首部にベルト7を利用して取り付
けたデータ収集部5と、給餌器3の側方近くに設けた充
電部8を、主な構成要素として構成してある。
【0019】図1に基づいて、データ収集部5につい
て、具体的に説明する。データ収集部5には、牛の生体
情報を検出する検出手段51、その検出手段51が検出
した生体情報を演算処理するとともにその演算結果を記
憶するデータ処理手段52、それら検出手段51及びデ
ータ処理手段52に電力を供給する電源供給手段53を
設けてある。更に、データ収集部5には、地上側通信手
段6との間で無線通信するための端末側通信手段54を
設けてあり、データ処理手段52に記憶されている記憶
情報を電磁波によって送信するように構成してある。端
末側通信手段54にも、電源供給手段53により電力を
供給するようにしてある。
【0020】電源供給手段53は、具体的には充電式電
池53aにて構成してある。データ収集部5には、更
に、受信する電磁波を電力に変換して充電式電池53a
を充電する受電手段55を設けてある。受電手段55
は、アンテナ55aと電力変換回路55bとから構成し
てある。
【0021】検出手段51について、説明を加える。検
出手段51は、牛の生体情報として、体温、脈拍、活動
度を検出するように構成してあり、具体的には、体温を
検出するための温度センサ51a、脈拍を検出するため
の脈拍センサ51b、及び、活動度を検出するための万
歩計51cとから成る。
【0022】データ処理手段52について、説明を加え
る。データ処理手段52は、マイクロコンピュータを利
用して構成してあり、具体的には、温度センサ51a、
脈拍センサ51b及び万歩計51c夫々の検出情報を所
定の演算処理する演算部52aと、演算部52aが演算
した結果を記憶する記憶部52bとから構成してある。
演算部52aは、温度センサ51aの検出情報に基づい
て、定期的(例えば、一日における決まった時刻)に体
温を記憶部52bに記憶させ、脈拍センサ51bの検出
情報に基づいて、所定時間当たりの脈拍数を記憶部52
bに記憶させ、又、万歩計51cの検出情報に基づい
て、所定時間当たりの歩数を活動度として記憶部52b
に記憶させるように構成してある。更に、記憶部52b
には、予め、データ収集部5を取り付けている牛を特定
するためのその牛固有の固体番号を記憶させてある。
【0023】端末側通信手段54について、説明を加え
る。端末側通信手段54は、アンテナ54aと、地上側
通信手段6に対してデータ処理手段52に記憶されてい
る生体情報を固体番号と共に送信する送信回路54b
と、地上側通信手段6から送信される送信指令を受信す
る受信回路54cとから構成してある。尚、データ処理
手段52は、端末側通信手段54を、通常は、受信状態
で待機させ、地上側通信手段6からの送信指令を受信す
るとデータ処理手段52に記憶されている生体情報を固
体番号と共に送信するように制御する。
【0024】次に、図1に基づいて、充電部8につい
て、具体的に説明する。充電部8は、アンテナ8aと送
信回路8bとから成り、電力供給用の電磁波を投射する
ように構成してある。つまり、充電部8から投射される
電磁波を、受電手段55のアンテナ55aで受信すると
ともに、その受信した電磁波を電力変換回路55bにて
電力に変換して、充電式電池53aを充電するように構
成してある。従って、充電部8は、受電手段55に対し
て電磁波を投射する電磁波投射手段に相当する。
【0025】制御装置Cは、上述のアクチュエータ4の
作動制御に加えて、地上側通信手段6と端末側通信手段
54との間の通信制御、及び、充電部8による充電式電
池53aの充電制御を行うように構成してあり、以下、
これらの制御構成について、図1に基づいて説明する。
【0026】牛が出入口1の手前に接近して、端末側通
信手段54が地上側通信手段6から送信される送信指令
を受信すると、データ処理手段52は、データ処理手段
52に記憶されている生体情報を固体番号と共に送信す
るように、端末側通信手段54を制御する。
【0027】制御装置Cは、地上側通信手段6が受信し
た固体番号に基づいて、出入口1の手前に接近した牛が
給餌前か給餌後かを判別し、その牛が給餌前で且つ給餌
所Aに別の牛がいない場合、次のような制御を実行す
る。即ち、アクチュエータ4を前記開状態に切り換え、
端末側通信手段54から送信されてきた生体情報を固体
番号と対応させて記憶部(図示せず)に記憶し、更に、
電磁波を投射するように充電部8を制御する。
【0028】従って、出入口1の手前の牛は、扉体1b
を押し開きながら給餌所A側に進入して、給餌器3内の
餌を食べる。そして、牛が餌を食べている状態において
は、その牛の首に取り付けたデータ収集部5の受電手段
55と、給餌器3の側方近くに設けられた充電部8と
は、充電部8から投射された電磁波を受電手段55が安
定的に受信可能な範囲(以下、受信可能範囲と称する)
に近づいた状態となる。従って、受電手段55は、充電
部8から投射される電磁波を受信するとともに、その受
信した電磁波を電力に変換して充電式電池53aを充電
するのである。
【0029】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。 上記実施例では、給餌中に、充電式電池53aを充
電する場合について例示したが、充電式電池53aを充
電する時期は種々変更可能であり、例えば、搾乳中に充
電しても良い。又、データ収集部5の取り付け部位及び
充電部8の設置場所は、上記実施例に限定されるのもの
ではなく、種々変更可能である。例えば、搾乳中に充電
式電池53aを充電する場合は、データ収集部5を足に
取り付け、充電部8を搾乳器の付近に設けても良い。
【0030】 上記実施例では、所在位置が不確定な
放牧状態で飼育している牛の生体情報を収集する場合に
おいて、地上側通信手段6、端末側通信手段54及び制
御装置C等を利用して、充電部8と受電手段55とが前
記受信可能範囲に近づくような状態を特定して、充電式
電池53aを充電するように制御する場合について例示
したが、例えば、一定の範囲の枠内で飼育する状態、あ
るいは、けい留して飼育する状態で、それらの状態にお
いては、充電部8と受電手段55とは常に前記受信可能
範囲にある場合は、地上側通信手段6、端末側通信手段
54及び制御装置C等を設けて前述の如き制御をする必
要はなく、充電部8を、定期的に電磁波を投射するよう
に構成すれば良い。
【0031】 上記実施例では、端末側通信手段54
により、データ処理手段52に記憶されている生体情報
を送信するように構成する場合について例示したが、こ
れに代えて、別に設けた読出装置を用いて、データ処理
手段52に記憶されている生体情報を定期的に読み出す
ように構成しても良い。又、データ処理手段52の記憶
部52bをICカードで構成し、このICカードを定期
的に取り外して、記憶されている生体情報を読み出すよ
うに構成しても良い。
【0032】 上記実施例では、本発明を牛の生体情
報収集装置に適用する場合について例示したが、本発明
はこれに限らず各種家畜(例えば、羊、山羊)の生体情
報収集装置にも適用できる。
【0033】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる牛の生体情報収集装置
のブロック図
【図2】牛の給餌装置の平面図
【図3】牛の給餌装置の側面図
【符号の説明】
3 給餌具 5 データ収集部 8 電磁波投射手段 51 検出手段 52 データ処理手段 53 電源供給手段 53a 充電式電池 55 受電手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家畜に、その家畜の生体情報を検出する
    検出手段(51)と、その検出手段(51)が検出した
    生体情報を演算処理するとともにその演算結果を記憶す
    るデータ処理手段(52)と、それら検出手段(51)
    及びデータ処理手段(52)に電力を供給する電源供給
    手段(53)とを備えたデータ収集部(5)が取り付け
    られて構成された家畜の生体情報収集装置であって、 前記電源供給手段(53)が充電式電池(53a)にて
    構成され、前記データ収集部(5)に、受信する電磁波
    を電力に変換して前記充電式電池(53a)を充電する
    受電手段(55)が設けられ、家畜とは別の個所に、前
    記受電手段(55)に対して電磁波を投射する電磁波投
    射手段(8)が設けられている家畜の生体情報収集装
    置。
  2. 【請求項2】 前記データ収集部(5)が家畜の首部に
    取り付けられ、前記電磁波投射手段(8)が、家畜に対
    して給餌する給餌具(3)の付近に設けられている請求
    項1記載の家畜の生体情報収集装置。
JP5025122A 1993-02-15 1993-02-15 家畜の生体情報収集装置 Pending JPH06237668A (ja)

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JP5025122A JPH06237668A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 家畜の生体情報収集装置

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JP5025122A JPH06237668A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 家畜の生体情報収集装置

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JPH06237668A true JPH06237668A (ja) 1994-08-30

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