JPH09313065A - 牧畜健康管理システム - Google Patents

牧畜健康管理システム

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JPH09313065A
JPH09313065A JP8138625A JP13862596A JPH09313065A JP H09313065 A JPH09313065 A JP H09313065A JP 8138625 A JP8138625 A JP 8138625A JP 13862596 A JP13862596 A JP 13862596A JP H09313065 A JPH09313065 A JP H09313065A
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JP
Japan
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livestock
unit
measurement
observation unit
management system
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JP8138625A
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Yasuko Yamamoto
泰子 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 牧畜毎のきめの細かい健康管理が容易に行え
る牧畜健康管理システムを提供する。 【解決手段】 牧畜に装着し牧畜の生体情報を検出する
牧畜測定ユニットUMと、牧畜測定ユニットUMから牧
畜の生体情報を取り込む牧畜観測ユニットU1を有して
なり、牧畜測定ユニットUMでは、牧畜観測ユニットU
1からの測定指示信号及び測定データ返送指示信号によ
り生体情報の測定と測定した生体情報の牧畜観測ユニッ
トU1への送出を行い、生体情報に基づいて牧畜の健康
管理を行うようにした牧畜健康管理システムにおいて、
牧畜観測ユニットU1からの測定指示信号に、牧畜毎に
特有の測定指示内容を含めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牧畜の健康管理を
行う牧畜健康管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、牧畜の健康管理は、牧畜毎に識別
のためのIDをその耳や足に付けることにより行い、体
調の判断は、熟練した人間の目視や触診により行い、経
験によるところが大きかった。体温計や脈拍計を用いて
診断する場合には、さらに人手と手間を要していた。
【0003】この点を改善するものとして、例えば、特
開昭64−86823号公報に示されるように、牧畜の
体温を測定する温度センサと送受信機能を有した測温発
振機を牧畜に装着し、管理棟のコンピュータでは、各牧
畜へその牧畜の認識信号を含む呼び出し信号を送り、牧
畜に装着された測温発振機から各牧畜の体温データを取
り込み、処理を行うことにより、牧畜毎の健康管理を行
うという牧畜健康管理システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような牧畜健康管理システムでは、管理棟から所望の牧
畜に対して呼び出し信号を送った時の該所望の牧畜のそ
の時点で測定した体温データが返送されてくるというも
のであり、全ての牧畜に対して同様の測定データしか取
り込めず、牧畜毎にその牧畜特有の測定データを取り込
むことによる牧畜毎のきめの細かい健康管理をすること
ができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、牧畜毎のきめの細かい
健康管理が容易に行える牧畜健康管理システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
牧畜に装着し牧畜の生体情報を検出する牧畜測定ユニッ
トと、該牧畜測定ユニットから牧畜の生体情報を取り込
む牧畜観測ユニットを有してなり、前記牧畜測定ユニッ
トでは、前記牧畜観測ユニットからの測定指示信号及び
測定データ返送指示信号により生体情報の測定と測定し
た生体情報の牧畜観測ユニットへの送出を行い、生体情
報に基づいて牧畜の健康管理を行うようにした牧畜健康
管理システムにおいて、前記牧畜観測ユニットからの測
定指示信号に、牧畜毎に特有の測定指示内容を含めるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記牧畜測定ユニットの電源としてフィル
ム状の太陽電池を用い、牧畜の首に装着するようにした
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、前記牧畜観測ユニットをコン
ピュータに接続し、該コンピュータにより牧畜観測ユニ
ットで取り込んだ牧畜の生体情報の処理を行うことによ
り集中管理を行うようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の発明において、前記牧畜観測ユニットとし
て、無線信号の送受信部及び記憶部を内蔵した携帯型の
ものを使用したことを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の発明において、前記牧畜測定ユニットと牧畜
観測ユニットとの間に、牧畜観測ユニットと所定のエリ
ア内に位置する牧畜に装着された牧畜測定ユニットとの
間の無線信号を中継するための無線中継局を設けるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記無線中継局に設置環境の環境データを
測定する環境センサを設け、無線中継局では、牧畜観測
ユニットに対して牧畜の生体情報及び環境データを送出
するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態
の牧畜健康管理システムの一例を示すブロック図であ
る。牧畜測定ユニットUMは牧畜に装着された牧畜観測
ユニットU1からの測定指示信号を受けて、牧畜の生体
情報を測定するとともに、測定データ返送指示信号を受
けて、測定した生体情報を牧畜観測ユニットU1に返送
するものである。牧畜測定ユニットUMの構成は図1に
示すように、通信部1、処理部2、センサ部3及びアン
テナ4を有してなる。通信部1は受信部11、復調部1
2、送信部13、変調部14及びスイッチ15を有して
なり、牧畜観測ユニットU1からアンテナ4を介して入
力された信号を受信部11で受信し復調部12で復調
し、処理部2へ送るとともに、処理部2からの信号を変
調部14で変調し送信部13からアンテナ4を介して牧
畜観測ユニットU1に送信するものである。スイッチ1
5はアンテナ4と受信部11及び送信部13との切り換
えを行うものである。処理部2は制御回路21、発振器
22、タイマ23、メモリ24、増幅器25、フィルタ
26及びA/D変換器27を有してなり、測定指示信号
を受信したときには、センサ部3に対して生体情報の測
定のための制御信号を出力し、測定データを取り込み、
メモリ24に記憶しておき、測定データ返送指示信号を
受信したときには、メモリ24に記憶された測定データ
を通信部1に送る。センサ部3は深部体温計31、脈拍
計32、呼吸数計33等からなり、牧畜の生体情報を測
定するものである。深部体温計31は、熱流補償法を利
用して体温を測定するものであり、図2に示すように、
サーミスタ31a、ヒータ31b、断熱材31c、31
d、金属枠31e、装着部材31fからなり、装着部材
31fにより、図3に示すように、牛等の牧畜の首に装
着するようにして使用する。このとき、サーミスタ31
aが牧畜の首の皮膚面に接触するようになっている。深
部体温計31による体温の測定に際し、初回の測定には
ヒータ31bを加熱し、熱平衡を得るまでまでの時間と
して約20分が必要である。なお、10は、処理部2、
通信部1及びこれらを駆動するバッテリーパックが内蔵
された牧畜測定ユニット本体であり、31gはアンテナ
4として機能するアンテナものである。前記バッテリー
パックとしては、ニッケル水素2次電池やリチウムイオ
ン2次電池等の充電可能な電池を使用し、バッテリーパ
ック毎の交換が可能になっている。
【0013】次に、本実施形態の牧畜健康管理システム
の動作を説明する。牧畜測定ユニットUMは通常は、牧
畜観測ユニットU1からの無線による測定指示信号の待
機状態、つまり、受信部11のみが電源オン状態にあ
り、測定指示信号を受信すると、牧畜観測ユニットU1
に応答信号を返送するとともに受信部11以外の電源を
オンにする。その後牧畜観測ユニットからの測定データ
返送指示信号を受信部11で受信すると、復調部12で
ディジタル信号に変換し、処理部2の制御回路21に送
る。制御回路21では、測定指示信号を受信するとメモ
リ24の内容を消去し、センサ部3のセンサを起動さ
せ、各種測定を開始させるような制御を行う。
【0014】ここで、測定指示信号は、図4に示すよう
なフォーマットとなっており、牧畜(例えば牛)の識別
ID、測定項目、測定時間、測定回数が指定されるよう
になっている。識別IDは個々の牛を識別するためのコ
ードであり、測定項目は体温測定、脈拍測定、呼吸数等
の測定すべき項目を示すコードであり、測定時間は測定
開始のタイミングを示すものであり、測定回数は指定さ
れた測定項目での測定の回数を示す。例えば、特に注意
が必要な牛を除いて、体温の測定頻度は通常1日に1回
程度でよく、この場合には、測定項目を「体温コー
ド」、測定時間を「0」、測定回数を「1」としておけ
ば、測定指示信号を受信した時刻からすぐに1回だけ体
温が測定される。また、病気等のために、特に注意が必
要な牛の場合には、例えば、測定項目を「呼吸コー
ド」、測定時間を「8」、測定回数を「9」としておけ
ば、8時間毎の呼吸数の測定を9回繰り返すというよう
になる。
【0015】センサ部3からのアナログ信号(測定デー
タ)は、増幅器25で増幅され、フィルタ26で帯域制
限され、A/D変換器27でディジタル信号に変換さ
れ、制御回路21に入力される。制御回路21では、平
均値をとる等のデータ処理を行った後、図5に示すよう
に、識別ID、測定項目、経過時間、測定データからな
るフォーマットで測定データをメモリ24に格納する。
経過時間は測定に要した時間を示す。測定指示信号で示
された測定を終了すると、センサ部3の電源をオフし、
発振器22を停止させ、牧畜観測ユニットU1からの測
定データ返送指示信号を受信すると、メモリ24の内容
を牧畜観測ユニットU1に送信し、再び測定指示信号の
待機状態に入る。
【0016】次に、本発明の他の実施形態に係る牧畜測
定ユニットを説明する。本実施形態の牧畜測定ユニット
は、駆動電源としてソーラーバッテリーシステムを用い
たものである。図6に示すように、ソーラーバッテリー
システム5は、太陽電池51、逆流防止ダイオード5
2、過充電防止回路53、シール型鉛蓄電池54、過放
電防止回路55を有してなる。日中に2次電池としての
メンテナンスフリーのシール型鉛蓄電池54を充電し、
その電力で牧畜測定ユニットの各部を駆動する。誤った
測定データの送信と2次電池の劣化を防止するために過
放電防止回路55が設けられており、出力電圧が一定値
以下になったら放電を停止し牧畜測定ユニットの電源が
オフされるようになっている。太陽電池51として、図
7に示すように、牧畜の首に沿うような帯状で弾性のあ
るフィルム状の太陽電池セル31hを用いると、牧畜測
定ユニット本体を、図8のように、牧畜(牛)の首に装
着することができる。
【0017】ここで、体温の通常の測定頻度は1日に1
回程度であり、太陽発電を行っている日中は、機器全体
の温度上昇による影響が多少あるので、夜間の測定が望
ましい。
【0018】次に、本発明の他の実施形態に係る牧畜健
康管理システムを説明する。本実施形態は、昼間は放牧
され、夜間は畜舎に戻る複数の家畜(牧畜)の管理の例
である。本実施形態の牧畜観測ユニットU1は図9に示
すように、畜舎Hに固定され、自宅のパソコンPCとR
S232Cあるいはイーサネット(ゼロックス社の登録
商標)で接続されている。自宅のパソコンPCにより、
各家畜に対して、夜間、毎日、同じ時刻に同じ測定項目
測定し、測定時間経過後に測定データを収集するような
プログラムを組み、畜舎Hに設置した牧畜観測ユニット
U1から各家畜に装着した牧畜測定ユニットUMに信号
を送出し測定データを取り込む。
【0019】本実施形態の牧畜健康管理システムによれ
ば、測定データをパソコンPC上でグラフ化したり、統
計処理したりして、家畜の健康管理データベースを構築
し、家畜の健康状態や生育状態のチェックに役立てるこ
とができる。もし、異常があった場合には体調データの
連続測定も可能であるので、出産時期の監視等にも応用
できる。
【0020】次に、本発明の他の実施形態に係る牧畜健
康管理システムを説明する。本実施形態は、図10に示
すように、携帯型の牧畜観測ユニットU2を使用し、夜
間には畜舎Hに戻る比較的少数の家畜の集中管理を行う
ものである。携帯型の牧畜観測ユニットU2から各家畜
に装着した牧畜測定ユニットUMに測定指示信号を送
り、生体情報データを測定し、測定時間経過の後に測定
データを収集する。本実施形態では、据え置き型の牧畜
観測ユニットU1に比べて通信距離が短いので,通信部
にLED及びPINフォトダイオードを使用することに
より赤外線による通信が行える。
【0021】本実施形態によれば、携帯型の牧畜観測ユ
ニットU2を使用しているので、低コストとなり、バッ
テリーパックの交換や充電もスムーズに行えるようにな
る。また、各家畜と向き合っての作業となるので、目視
による健康状態の把握も行えるという利点もある。
【0022】次に、本発明の他の実施形態に係る牧畜健
康管理システムを説明する。本実施形態の牧畜健康管理
システムは、広範囲にわたって牧畜の管理を行う場合に
牧畜観測ユニットと牧畜測定ユニット間を無線中継局を
介して通信を行うというものであり、図11に示すよう
に、放牧地内の所定箇所に牧畜測定ユニットの送受信可
能な電波の強さに応じて適当な間隔(例えば100m間
隔)で無線中継局C1〜C5を設置している。無線中継
局C1〜C5は各々通信エリアE1〜E5を有してお
り、通信エリアE1〜E5内にいる牧畜に装着されてい
る牧畜測定ユニットは、無線中継局C1〜C5を介して
牧畜観測ユニットU1と通信を行う。本システムで使用
される信号のフォーマットは、図12に示すようになっ
ている。無線中継局C1〜C5から牧畜測定ユニットに
送られる測定指示信号には、図12(a)に示すよう
に、測定指示信号を送った時刻(測定開始日時)のデー
タが含まれる。牧畜測定ユニットから無線中継局C1〜
C5に送られる返信信号には図12(b)に示すよう
に、測定開始日時のデータがそのまま付加され、無線中
継局C1〜C5から牧畜観測ユニットU1に送られる返
信信号には、図12(c)に示すように、さらに、無線
中継局C1〜C5を識別するID番号が付加される。
【0023】このようにすることにより、牧畜測定ユニ
ットを装着した牧畜のだいたいの位置の把握と正確な測
定時刻の把握が可能となり、牧畜の位置や移動により、
牧畜測定ユニットの呼び出しに時間を要した場合に、牧
畜観測ユニットU1が測定データを受け取った時刻と、
実際の測定時刻のずれが生じるという事態に対処するこ
とができる。
【0024】また、図13に示すように、無線中継局C
1〜C5に、温度計、湿度計、雨量計、風速計等の環境
センサSを設置し、自宅のパソコンPCにて放牧地内の
環境データを収集するようにすれば、自宅にいながら放
牧地内の気象状況を把握することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、牧畜に装着し牧畜の生体情報を検出する牧畜測定
ユニットと、該牧畜測定ユニットから牧畜の生体情報を
取り込む牧畜観測ユニットを有してなり、前記牧畜測定
ユニットでは、前記牧畜観測ユニットからの測定指示信
号及び測定データ返送指示信号により生体情報の測定と
測定した生体情報の牧畜観測ユニットへの送出を行い、
生体情報に基づいて牧畜の健康管理を行うようにした牧
畜健康管理システムにおいて、前記牧畜観測ユニットか
らの測定指示信号に、牧畜毎に特有の測定指示内容を含
めるようにしたので、牧畜測定ユニットに対して牧畜毎
の健康状態に応じて、所望の測定内容の指示をすること
ができるようになり、牧畜毎のきめの細かい健康管理が
容易に行える牧畜健康管理システムが提供できた。
【0026】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、牧畜測定ユニットの電源としてフィ
ルム状の太陽電池を用い、牧畜の首に装着するようにし
たので、牧畜測定ユニットの牧畜への装着が容易にな
る。
【0027】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載の発明において、牧畜観測ユニットをコ
ンピュータに接続し、該コンピュータにより牧畜観測ユ
ニットで取り込んだ牧畜の生体情報の処理を行うことに
より集中管理を行うようにしたので、例えば自宅のパソ
コンにより、測定データをグラフ化したり、統計処理を
行ったりすることができるようになる。
【0028】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項3記載の発明において、牧畜観測ユニットとし
て、無線信号の送受信部及び記憶部を内蔵した携帯型の
ものを使用したので、据え置き型の牧畜観測ユニットに
比べて通信距離が短くなり,赤外線による通信が行え、
バッテリーパックの交換や充電もスムーズに行えるよう
になる。また、各家畜と向き合っての作業となるので、
目視による健康状態の把握も行える。
【0029】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項4記載の発明において、牧畜測定ユニットと牧
畜観測ユニットとの間に、牧畜観測ユニットと所定のエ
リア内に位置する牧畜に装着された牧畜測定ユニットと
の間の無線信号を中継するための無線中継局を設けるよ
うにしたので、無線中継局から牧畜観測ユニットへの信
号に無線中継局の識別番号データを含めておけば、牧畜
測定ユニットを装着した牧畜のだいたいの位置の把握と
正確な測定時刻の把握が可能となり、また、牧畜測定ユ
ニットから無線中継局、牧畜観測ユニットへの信号に、
測定開始時刻のデータを含めるようにしておけば、正確
な測定時刻の把握が可能となり、牧畜の位置や移動によ
り、牧畜測定ユニットの呼び出しに時間を要した場合
に、牧畜観測ユニットが測定データを受け取った時刻
と、実際の測定時刻のずれが生じるという事態に対処す
ることができる。
【0030】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明において、無線中継局に設置環境の環境データ
を測定する環境センサを設け、無線中継局では、牧畜観
測ユニットに対して牧畜の生体情報及び環境データを送
出するようにしたので、例えば、自宅のパソコンにて放
牧地内の環境データを収集するようにすれば、自宅にい
ながら放牧地内の気象状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すブロック図で
ある。
【図2】同上に係る深部体温計の概略構成図である。
【図3】同上に係る牧畜測定ユニットの装着状態を示す
模式図である。
【図4】同上に係る信号のフォーマット図である。
【図5】同上に係る信号のフォーマット図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係るソーラーバッテ
リーシステムを示すブロック図である。
【図7】同上に係る深部体温計の概略構成図である。
【図8】同上に係る牧畜測定ユニットの装着状態を示す
模式図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る牧畜健康管理シ
ステムのシステム構成図である。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る牧畜健康管理
システムのシステム構成図である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係る牧畜健康管理
システムのシステム構成図である。
【図12】同上に係る信号のフォーマット図である。
【図13】本発明の他の実施の形態に係る牧畜健康管理
システムのシステム構成図である。
【符号の説明】
1 通信部 2 処理部 3 センサ部 4 アンテナ 5 ソーラーバッテリーシステム 31 深部体温計 31h フィルム状太陽電池セル UM 牧畜測定ユニット U1、U2 牧畜観測ユニット C1〜C5 無線中継局 E1〜E5 通信エリア S 環境センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牧畜に装着し牧畜の生体情報を検出する
    牧畜測定ユニットと、該牧畜測定ユニットから牧畜の生
    体情報を取り込む牧畜観測ユニットを有してなり、前記
    牧畜測定ユニットでは、前記牧畜観測ユニットからの測
    定指示信号及び測定データ返送指示信号により生体情報
    の測定と測定した生体情報の牧畜観測ユニットへの送出
    を行い、生体情報に基づいて牧畜の健康管理を行うよう
    にした牧畜健康管理システムにおいて、前記牧畜観測ユ
    ニットからの測定指示信号に、牧畜毎に特有の測定指示
    内容を含めるようにしたことを特徴とする牧畜健康管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記牧畜測定ユニットの電源としてフィ
    ルム状の太陽電池を用い、牧畜の首に装着するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の牧畜健康管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記牧畜観測ユニットをコンピュータに
    接続し、該コンピュータにより牧畜観測ユニットで取り
    込んだ牧畜の生体情報の処理を行うことにより集中管理
    を行うようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の牧畜健康管理システム。
  4. 【請求項4】 前記牧畜観測ユニットとして、無線信号
    の送受信部及び記憶部を内蔵した携帯型のものを使用し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の牧畜健
    康管理システム。
  5. 【請求項5】 前記牧畜測定ユニットと牧畜観測ユニッ
    トとの間に、牧畜観測ユニットと所定のエリア内に位置
    する牧畜に装着された牧畜測定ユニットとの間の無線信
    号を中継するための無線中継局を設けるようにしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4記載の牧畜健康管理
    システム。
  6. 【請求項6】 前記無線中継局に設置環境の環境データ
    を測定する環境センサを設け、無線中継局では、牧畜観
    測ユニットに対して牧畜の生体情報及び環境データを送
    出するようにしたことを特徴とする請求項5記載の牧畜
    健康管理システム。
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