JP2002262660A - 培地体 - Google Patents

培地体

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JP2002262660A
JP2002262660A JP2001071525A JP2001071525A JP2002262660A JP 2002262660 A JP2002262660 A JP 2002262660A JP 2001071525 A JP2001071525 A JP 2001071525A JP 2001071525 A JP2001071525 A JP 2001071525A JP 2002262660 A JP2002262660 A JP 2002262660A
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hole
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JP2001071525A
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Atsushi Kobayashi
篤 小林
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Original Assignee
TOA SHOJI KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/32Roof garden systems

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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生分解性を有し、小型かつ軽量で、運搬や敷
設が極めて容易であり、かつ、当初から所定の種子と肥
料を含有しており、その種子からの発芽、発芽したもの
の成長を望ましい形態に自然に制御できるようにした、
あらゆる場所の緑化推進および花木の栽培に有用な培地
体を提供する。 【解決手段】 (a)炭化物を含有したセルローススポ
ンジからなり、上面に沿って下方に向けて延びる切り込
みが延設されているとともに、該切り込みの下端部に該
切り込みに沿って延び切り込みの幅よりも大きい内径を
有する第1の孔が形成され、該第1の孔とは別に第2の
孔が形成された培地ブロックと、(b)前記第1の孔に
挿入され、内部に種子が保持された生分解性繊維からな
るフィルター状の第1の柱体と、(c)前記第2の孔に
挿入され、内部に肥料が保持された生分解性繊維からな
るフィルター状の第2の柱体を備えていることを特徴と
する培地体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公園、家屋やビル
の屋上、堤防、さらには屋内ホール等の緑化の推進およ
び花木の栽培に好適な培地体に関し、とくに、小型かつ
軽量に形成でき、運搬や敷設が極めて容易であり、多数
敷設することにより自由に所望の面積や形状の緑地や花
壇等を形成可能で、かつ、保水性が高く、自然にしかも
所望の形態で出芽させることが可能な、近年の緑化推進
要求を合理的に満たすことができる培地体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、公園、家屋やビルの屋上、堤防、
さらには屋内ホール等の緑化の推進および花木の栽培の
要求は益々高まりつつある。一般に、緑化は、所定の場
所に土を敷きつめて培地を形成し、種子を蒔いて発芽さ
せ、それが所望の成長を遂げるように管理していくこと
によってなされているが、このような作業や管理は、と
くに家屋やビルの屋上、屋内ホール等のスペースが限ら
れた場所や運搬が難しい場所、堤防、河川ののり面、お
よび高速道路、鉄道等の斜面として形成された場所に対
しては、簡単に行うことができず、その困難性が緑化推
進の妨げとなっている。
【0003】培地自体としては、予め小型に形成してお
き、運搬や敷設の便利性を高めたものも知られている
が、種子からの発芽性を高めるようにした構造等につい
ては殆ど提案されておらず、ましてや、最初から所定の
種子や肥料を含有し、その種子からの発芽や成長を所望
の形態に制御できるようにした構造を有するものは知ら
れていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
ような現状に鑑み、生分解性を考慮することは勿論のこ
と、小型かつ軽量で、運搬や敷設が極めて容易であり、
かつ、当初から所定の種子と肥料を含有しており、その
種子からの発芽、発芽したものの成長を望ましい形態に
自然に制御できるようにした、あらゆる場所の緑化推進
および花木の栽培に極めて有用な培地体を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る培地体は、(a)炭化物を含有したセ
ルローススポンジからなり、上面に沿って下方に向けて
延びる切り込みが延設されているとともに、該切り込み
の下端部に該切り込みに沿って延び切り込みの幅よりも
大きい内径を有する第1の孔が形成され、該第1の孔と
は別に第2の孔が形成された培地ブロックと、(b)前
記第1の孔に挿入され、内部に種子が保持された生分解
性繊維からなるフィルター状の第1の柱体と、(c)前
記第2の孔に挿入され、内部に肥料が保持された生分解
性繊維からなるフィルター状の第2の柱体を備えている
ことを特徴とするものからなる。この炭化物を含有した
セルローススポンジからなる培地ブロックは、後述の如
く、優れた生分解性を有する、環境に優しいものであ
る。
【0006】この本発明に係る培地体においては、上記
第1の孔および第1の柱体と、前記第2の孔および第2
の柱体は、種々の配置形態を採り得る。たとえば、第1
の孔および第1の柱体と、前記第2の孔および第2の柱
体が、交互に配置されている形態を採り得る。あるい
は、培地ブロックの厚み方向において、第1の孔および
第1の柱体とは異なる位置に、それらを横切る方向に延
びる第2の孔および第2の柱体が配置されている形態を
採り得る。さらには、培地ブロックの厚み方向ににおい
て、第1の孔および第1の柱体と実質的に同じ位置に、
それらを横切る方向に第2の孔が延設され、該第2の孔
に第2の柱体が断続的に配置されている形態も採り得
る。
【0007】この本発明に係る培地体においては、さら
に、前記培地ブロックの下部に、該培地ブロックを支持
し、生分解性プラスチックからなる支持体が設けられて
いることが好ましい。生分解性プラスチックは、発泡
体、マット、不織布のいずれの形態のものでもよい。こ
の支持体により、保管、運搬、敷設の際に、柱体を含む
培地ブロックを所定の形状に確実に保持することができ
る。
【0008】上記支持体には、厚み方向に貫通する貫通
孔が設けられていることが好ましい。このように貫通孔
を設けておくと、柱体に含有されている種子から培地ブ
ロックを通して根がはってきたとき、該根は、貫通孔に
沿って容易に下方へと導かれるようになる。
【0009】また、上記支持体は、少なくともその上下
面と並行な方向に通水性を有することが好ましい。通水
性を有することにより、はってきた根に適切に水分と空
気中の酸素を補給できるとともに、水分が充満しすぎな
いように、適当な排水性も付与できる。
【0010】培地ブロックに設けられた切り込みおよび
第1の孔は、一方向に複数平行に延設することもできる
し、培地ブロックの面方向において少なくとも2方向に
延びる構成とすることもできる。つまり、切り込みおよ
び第1の孔を縦横に延設することもできる。少なくとも
2方向に延設すれば、より密に発芽させることが可能に
なる。
【0011】また、上記培地ブロックに、前記切り込み
とは別に、培地ブロックの厚みを貫通しない長さだけ延
び、培地ブロックの内部を培地ブロックの面方向におい
て複数の区分に区画する区画用切り込みが設けられてい
る構造を採用することもできる。このような区画用切り
込みが設けられていると、該切り込みは厚み方向に貫通
していないので培地ブロックをばらばらにすることはな
く、培地ブロックを適当な大きさの複数の区分に区画す
ることができ、隣合う区分の根同士間や芽同士間を適切
に遮断して、それらが絡み合うことを抑制できる。ま
た、ある程度成長した後に、区画用切り込みに沿って培
地ブロックを適当な大きさのものに容易に分割すること
も可能になる。
【0012】生分解性繊維からなるフィルター状の柱体
は、そのまま培地ブロックに挿入されることが望ましい
が、繊維からなるフィルター状の柱体そのものは一般に
形態を保持しにくいので、柱体形状に形成される際およ
び孔に挿入される際には、被覆層、たとえば、巻き紙層
で被覆された形態に形成することが好ましい。培地ブロ
ックの孔に挿入される際には、厚みの薄い適当なパイ
プ、たとえば薄肉金属製パイプ(たとえば、ステンレス
パイプ)を用いることにより容易にフィルター状の柱体
を孔内に挿入できる。挿入後にそのパイプだけを引き抜
き、フィルター状の柱体を、上記被覆層ごと孔内に残せ
ばよい。上記柱体を構成する生分解性繊維は、たとえば
セルロース繊維、ポリ乳酸繊維および脂肪酸ポリエステ
ル繊維のいずれかから構成することができる。
【0013】上記肥料は、そのまま、たとえば乾燥形態
で柱体内に保持させることも可能であるが、水溶液の形
態、あるいは場合によっては乾燥形態で、水溶性材料か
らなるカプセルに収容し、そのカプセル形態で柱体内に
保持させることもできる。このようにすれば、培地ブロ
ックが吸水すると、その水分が水溶性材料からなるカプ
セルを溶解し、カプセル内に収容されている肥料が順次
流出し、成長時期に合わせて供給されることになる。ま
た、顆粒状の肥料に、たとえば澱粉でコーティングした
ものを用いてもよい。
【0014】肥料としては、たとえば、草花や木の成長
に合わせてそれらに適した肥料を使用することもできる
し、これらの混合肥料を使用することもできる。また、
肥料を、溶解性が時間的に異なるカプセルに収容してお
くようにすれば、草花や木の成長の過程に応じて、その
ときに最も必要な肥料を適時に供給することができる。
【0015】上記のような本発明に係る培地体は、セル
ローススポンジからなる培地ブロックと、その培地ブロ
ックの各孔内に挿入された、種子と肥料を含有するフィ
ルター状の柱体からなるので、あるいは、それらにさら
に生分解性プラスチックからなる支持体を加えた形態か
らなるので、個々の培地体は、容易に小型でかつ極めて
軽量なものに構成できる。したがって、保管、運搬、敷
設は極めて簡単であり、この培地体を必要数、必要面積
にわたって敷設することにより、容易に所望の面積、所
望の形状の培地が形成される。とくに、支持体を併用す
ることにより、保管、運搬、敷設の形態保持性能が著し
く高められる。
【0016】そして、本発明に係る培地体は、各柱体内
に種子および肥料を含有しているので、単に敷設して、
必要な水分を供給するだけで種子から適切に発芽させ、
水分の流れにのせて肥料は種子の成長時期に合わせて供
給できる。この水分供給は、セルローススポンジからな
る培地ブロックを介して容易にかつ適切に行われ、この
培地ブロックは炭化物を含有したセルローススポンジか
らなるので、後述の如く生分解性を有し、かつ、各柱体
も生分解性繊維から構成されているので、ある期間経過
後には、自然に分解し、緑化に好適な環境が形成される
ことになる。
【0017】また、第1の柱体を保持している培地ブロ
ックの第1の孔は、その上方に位置する切り込みに通じ
ており、その切り込みは上方へと開口されているので、
発芽してきた芽は、切り込みに沿って上方へと延びるこ
とになる。つまり、柱体内に保持されていた種子からの
発芽方向が、最も適切な方向に制御され、かつ、各種子
からの芽の伸びる方向が、切り込みに沿って望ましい方
向に揃えられることになる。その結果、当初計画してい
た方向および配置をもって、整然とした発芽が達成され
る。また、支持体に貫通孔を設けておけば、根の方向に
ついても望ましい方向に制御できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態について、図面を参照して説明する。本発明の培地
体における培地ブロックは、炭化物を含有したセルロー
ススポンジからなる。この炭化物を含有したセルロース
スポンジは、セルローススポンジに炭化物を含有させた
もので優れた吸水性、保水性および膨潤性能を有する。
また、炭化物を含有するセルローススポンジは、後述の
ように天然素材から構成されるものであり、自然界に放
置した場合には生分解する。この炭化物を含有したセル
ローススポンジは、たとえば、比較的厚手のシート状物
に形成される。炭化物は、セルローススポンジの全体に
分散している。このシート状物を所定の形状、所定の厚
さに切断して、本発明に係る培地ブロックの素材を形成
できる。
【0019】セルローススポンジにおいて、使用するビ
スコースとしては、セルロースの含有量が好ましくは3
〜15%、より好ましくは5〜10%、苛性ソーダが好
ましくは2〜12%、より好ましくは6〜9%であり、
その重合度は好ましくは200〜600、より好ましく
は300〜500の組成物であるものが好ましく使用さ
れる。
【0020】炭化物含有セルローススポンジは、ビスコ
ース100部に対して、炭化物を好ましくは1〜30
部、より好ましくは5〜15部添加し焼成して製造す
る。炭化物は、セルローススポンジの全体に分散して存
在するものであるが、その添加量をセルロース固形分に
換算すると、セルロース固形分100部に対して好まし
くは6〜200部、より好ましくは30〜100部であ
る。炭化物含有量を調整することにより、吸水・保水性
の制御機能とセルローススポンジの生分解機能を促進す
ることができる。炭化物含有量が少なすぎると、上述の
両機能が惹起せず、また炭化物含有量が多すぎると、セ
ルローススポンジそのものが硬くなり、引っ張り強度も
弱くなる傾向にある。
【0021】炭化物の原料としては、たとえば、炭素を
含む可燃物を焼成して炭化したものを使用できる。かか
る可燃物としては、植物および有機物から選ばれた少な
くとも1種を用いることができる。要するに燃焼して炭
化物を形成するもの、たとえば、産業廃棄物や生活廃材
なども全て含まれる。中でも木材、紙、パルプ、穀物、
種類、飲食品などやそれらの加工品から焼成されて作ら
れる木炭(繊維質炭)や活性炭が好ましく使用され、さ
らに好ましくはかかる炭化物が、多孔質無機物で被覆さ
れたいわゆるセラミック炭を用いることが好ましい。セ
ラミック炭は、たとえば、粒状、粉状さらには泥状の可
燃物(約40%程度が好ましい)を、無機質粉体(約6
0%程度が好ましい)と湿式で混合、混練して、被覆構
造体を形成し、これを好ましくは600℃以上、より好
ましくは700℃以上で焼成することができる。この焼
成において、無機質粉体で被覆された可燃物は、無機質
粉体で保護されているので、燃焼しないで炭化される。
【0022】無機質粉体としては、ひる石、モンリロナ
イトを含むベントナイト、緑泥石、モンリロナイトを含
む粘土などの粉粒体を主体とする粘結材が必須材料とし
て使用されるが、その他に骨材として、黒曜石、無機質
廃棄物、鋳物砂、汚泥砂、レンガ、コンクリート、瓦、
スラグ、パーライト、ガラスなどの微粉体を併用するこ
とができる。ここで該粘結材は、好ましくは30重量%
以上、より好ましくは40重量%以上、特に好ましくは
50重量%以上含む無機質粉体組成物が好ましく使用さ
れる。
【0023】ここで重要なことは、可燃物も無機質粉体
も、微粒子化して水の存在下で混合して、可燃物を無機
質粉体で被覆しておくことである。かかる被覆構造体を
微粒子化するには、スプレー方式で噴霧することで所望
の粒径の被覆構造を有する炭化物を得ることができる。
特に繊維質炭は、焼成時の割れ防止に有効に作用するの
で、炭化物の主たる組成成分として使用するのが好まし
い。
【0024】炭化物の粒径としては、好ましくは5mm以
下のものが、セルローススポンジに混合させたときの、
保持性の上から好ましい。
【0025】炭化物は、セルローススポンジに含有させ
るが、その製造法は、たとえばビスコースと粒径5mm以
下に粉砕した炭化物と、発泡剤としての硫酸ナトリウム
(芒硝)の結晶を均一になるまで混合し、この混合物を
金型に充填した後、それを芒硝浴中で凝固・再生するこ
とにより、製造することができる。ここで、芒硝の添加
量はビスコース100部に対し、好ましくは300〜9
00部、より好ましくは500〜700部である。
【0026】このとき、セルローススポンジの強度を補
強したり、適度の硬さを付与するために、牛乳パックや
古紙からリサイクルしたパルプなどの粉砕物や、パー
ム、バガス、茶葉などの天然繊維素材を補強材として、
該ビスコースに添加することができる。その添加量はビ
スコース100部に対し、好ましくは1〜20部、より
好ましくは3〜10部である。
【0027】上記炭化物を含有したセルローススポンジ
からなる培地ブロックには、その上面に沿って下方に向
けて延びる切り込みが延設されるとともに、該切り込み
の下端部に該切り込みに沿って延び切り込みの幅よりも
大きい内径を有する第1の孔が形成される。切り込みの
幅としては、たとえば、1〜7mmの範囲、好ましくは
2〜5mmの範囲から、より好ましくは2.5〜4mm
の範囲(3mm近傍の値)から選べばよい。この切り込
みは、平行線状に複数配設されるが、その配設ピッチ
は、たとえば、5〜40mmの範囲、好ましくは7〜3
0mmの範囲、より好ましくは10〜20mmの範囲か
ら選べばよい。また、この切り込みは、後述の実施例に
示すように、培地ブロックの面に沿う方向に複数方向、
とくに2方向に(たとえば、縦横に)延設することもで
きる。
【0028】上記各切り込みの下端部には、切り込みに
連通するように、切り込みに沿って延び切り込みの幅よ
りも大きい内径を有する第1の孔が形成される。この第
1の孔の内径は、たとえば、切り込みの幅よりも3〜3
0mm程度大きい径、好ましくは5〜20mm程度大き
い径に形成されればよいが、この孔に挿入される第1の
柱体の成形サイズとの兼ね合いも考慮する必要がある。
【0029】また、上記培地ブロックには、上記第1の
孔とは別に第2の孔が設けられる。この第2の孔は、第
1の孔と同様にその上部に切り込みを備えたものであっ
てもよく、切り込みを持たない単なる孔のみの形態とし
てもよい。また、第1の孔と第2の孔は、交互に配置し
てもよく、第1の孔の近傍、たとえば第1の孔の下部
に、たとえば第1の孔を横切る方向に延びる孔として第
2の孔を形成してもよい。さらに、培地ブロックの厚み
方向において実質的に同じ位置に、第2の孔を、第1の
孔を横切るように形成することも可能である。
【0030】上記第1の孔には、内部に種子が保持され
た生分解性繊維からなるフィルター状の第1の柱体が挿
入され、第2の孔には、内部に肥料が保持された生分解
性繊維からなるフィルター状の第2の柱体が挿入され、
各孔内に保持される。生分解性繊維としては、セルロー
ス繊維、ポリ乳酸繊維および脂肪酸ポリエステル繊維の
いずれかを使用することが好ましいが、天然繊維、中で
も、油ヤシ繊維やココヤシ繊維、麻繊維、綿類および絹
も使用可能である。フィルター状の柱体に成形する技術
は、たばこのフィルター成形技術等により一般に確立さ
れているので、その成形装置、成形方法を使用すればよ
い。フィルター状に成形する際の密度は、発芽のし易さ
および種子の大きさ等を考慮して適切に決めればよい。
【0031】しかし一般に、繊維のみからなるフィルタ
ー状物体は、自身の形状(形態)を保ちにくい傾向にあ
るので、上記生分解性繊維からなるフィルター状の柱体
の成形後には、あるいは成形と同時に、薄手の紙等から
なる適当な被覆層を外周に巻き、それによって所定の柱
体形状を保った状態で培地ブロックの孔内への挿入に供
するようにすればよい。培地ブロックの孔内への挿入
は、前述の如く挿入用パイプを使用すれば、容易に行う
ことができる。
【0032】肥料は、いわゆる3大肥料とされている窒
素、燐、カリウムを含むものが好ましく、これらが別々
の肥料として含有されたもの、混合された肥料として含
有されたもののいずれでもよい。肥料の含有形態は、水
溶性材料からなるカプセルに収容したものを含有させた
り、澱粉をコーティングしたものを含有させたりでき
る。これによって、培地体を敷設、使用時に、浸透して
きた水分によりカプセルやコーティング層が溶解し、中
の肥料が適時洩れ出して草木や花の成長時期に供給され
ることになる。
【0033】とくに、肥料が、溶解性が時間的に異なる
水溶性のカプセル等にそれぞれ収容されていると、成長
時期に合わせて、適時にそのときに最も適した肥料を自
動的に供給できるようになる。
【0034】以下に、図面を参照して、本発明に係る培
地体のより具体的な実施態様について説明する。図1
は、本発明の第1実施態様に係る培地体を示している。
本実施態様では、培地体1は、炭化物を含有したセルロ
ーススポンジからなる培地ブロック2と、培地ブロック
2の下部に設けられた生分解性プラスチックからなる支
持体3とを有するものに構成されている。培地ブロック
2の上面側には、上面2aに沿って培地ブロック2の長
手方向に平行に延びる複数本(図示例では6本)の切り
込み4が延設されており、各切り込み4は、上面2aか
ら下方に向けて延びている。各切り込み4の下端部に
は、該切り込み4に連通するように切り込み4に沿って
延び、切り込み4の幅よりも大きい内径を有する第1の
孔5と第2の孔6が形成されている。第1の孔5と第2
の孔6は、本実施態様では交互に配置されている。第1
の孔5内には、内部に種子を含有した、生分解性繊維か
らなるフィルター状の第1の柱体7が挿入されて保持さ
れており、第2の孔6には、内部に肥料を含有した、生
分解性繊維からなるフィルター状の第2の柱体8が挿入
されて保持されている。なお、本実施態様では、第2の
孔6に対しても切り込み4が設けられているが、第2の
孔6に対しては切り込み4を省略することもできる。た
だし、切り込み4を設けた方が、第2の柱体8を挿入し
やすくなる。
【0035】第1の柱体7は、たとえば図2に示すよう
に、内部に種子9を保持しており、第2の柱体8は、た
とえば図3に示すように、内部に肥料10を保持してお
り、本実施態様では、肥料10は水溶性材料からなるカ
プセル11内に収容されている。また本実施態様では、
第1の柱体7および第2の柱体8は、生分解性繊維から
なるフィルター状部12の柱体形状を保持するために、
フィルター状部12の周囲に、被覆層13としての紙が
巻かれた形態に形成されている。
【0036】生分解性プラスチックからなる支持体3
は、下方から培地ブロック2を支持し、保管、運搬、敷
設時にも培地ブロック2を所定形状に保つ。この生分解
性プラスチックからなる支持体3は、たとえば60倍程
度の発泡倍率の発泡プラスチックからなり、内部に多数
の微細空孔を有しており、その上下面に沿う方向に通水
性を有している。したがって、培地ブロック2を介して
水分を各柱体7、8に向けて供給できるとともに、この
支持体3を介しても水分を各柱体7、8に向けて供給で
きるようになっており、さらに、第1の柱体7側から下
方に向けて根がはってきたときには、その根に支持体3
を介して水分を補給できるようになっている。また、支
持体3には、その厚み方向に貫通する多数の貫通孔14
が設けられており、根のはう方向を各貫通孔14に沿う
方向に制御できるとともに、過剰水分を各貫通孔14を
介して下方に排出できるようになっている。なお、図示
は省略するが、支持体3の面に沿う方向への通水性を向
上するために、支持体3の上面または/および下面に、
通水用の溝を延設しておいてもよい。
【0037】このように構成された培地体1は、たとえ
ば図4に示すように多数、隣合うように敷設され、目標
とする面積や形状に敷きつめられる。この敷設は、水平
面上のみならず、堤防、河川ののり面、および高速道
路、鉄道等の斜面として形成された場所に対しても容易
に行うことができる。また、少なくとも1辺が円弧形状
あるいは湾曲形状に形成された培地体を組み合わせれ
ば、曲線形状を有する場所に対しても、隈なく敷設する
ことが可能になる。
【0038】敷設後には、単に雨水による水分供給を利
用するだけでもよく、人手あるいはスプリンクラー等に
よる水分供給を行ってもよい。水分供給により、培地ブ
ロック2、各柱体7、8、支持体3の生分解性が発揮さ
れ、ある期間経過後に、下方の土壌等に馴染んだ培地と
なる。そして、第1の柱体7に水分および空気中の酸素
が供給されると、まず、種子から根がはってくる。そし
て、第2の柱体8に水分が供給されると、水溶性カプセ
ル11が溶解して内部から流出してきた肥料10が供給
あるいは吸収され、種子9が発芽し、芽が成長してい
く。図5に示すように、芽15の茎16の部分は切り込
み4に沿って上方へと伸び、やがて外部に現れて葉17
をつける。種子9の下部側からは根18がはって、主と
して水分の流下方向に沿って下方へと伸びていき、やが
て支持体3内まで伸びて、貫通孔14に沿って下方へと
伸びていく。支持体3の下部側に本土壌が有る場合に
は、その土壌内へと根づいていく。
【0039】上記のような発芽や根づきは、自然に行わ
れ、かつ、とくに発芽の方向は、切り込み4の存在によ
り、望ましい方向に自然に制御される。また、ある期間
経過後には、培地体1は生分解して本土壌と同様の形態
になるから、目標とした培地が望ましい形態で自然に形
成されることになる。
【0040】また、上述したように、個々の培地体1は
小型、軽量に構成されるから、緑地化しようとする場所
に容易に運搬でき、所定数敷設することにより、大面積
であっても簡単に緑地化のための培地を形成できる。斜
面等にあっても、狭い場所にあっても、さらには複雑な
地形の場所にあっても全く問題なく敷設できる。
【0041】さらに、前述したように、肥料の流出時期
をコントロールすれば、成長に合わせて最も適切なとき
に肥料を供給することもできる。
【0042】さらにまた、切り込み4の配設形態に沿わ
せて発芽させることができるので、単に種を蒔いた場合
に比べ、整然とした芽列に揃えることができる。発芽の
密度も、第1の柱体7内への種子9の含有密度や切り込
み4の配設ピッチの適切な設定により、容易にかつ自由
に設定できる。
【0043】図6は、上記第1実施態様の変形例に係る
培地体21の平面図を示している。本実施態様において
は、とくに、培地ブロック22の上面側に設けられる切
り込みが、培地ブロック22の長手方向に平行に延びる
第1の切り込み23aと、その第1の切り込み23aを
横切るように培地ブロック22の幅方向に平行に延びる
第2の切り込み23bとの、2方向に延びる切り込みか
らなる。各切り込みの下部には、図1に示したのと同様
の孔が設けられ、各孔に、第1の柱体および第2の柱体
が、適当な配列をもって挿入されている。このように構
成すれば、縦横に配置された各切り込みに沿わせて発芽
させることが可能になり、発芽の密度を高めることがで
きる。
【0044】図7および図8は、本発明の第2実施態様
に係る培地体31を示している。本実施態様において
は、培地ブロック32に、第1の孔33が複数並設され
ており、各第1の孔33に第1の柱体7が挿入されてい
るとともに、培地ブロック32の厚み方向に、第1の孔
33および第1の柱体7とは異なる位置に、それらを横
切る方向に延びる第2の孔34が延設され、各第2の孔
34に第2の柱体8が挿入されている。そして本実施態
様では、第1の孔33間および第2の孔34間に、培地
ブロック32の上面から、培地ブロック32の厚みを貫
通しない深さの区画用切り込み35が縦横に刻設されて
いる。
【0045】第2の孔34および第2の柱体8を、第1
の孔33および第1の柱体7の下部側に配置することに
より、とくに根18を介して適切に肥料成分を供給する
ことができる。また、区画用切り込み35を設けておく
ことにより、前述の如く、根同士や芽同士の絡み合いを
適切に抑制でき、かつ、ある程度成長後には、区画用切
り込み35に沿って、培地体31を適当な大きさのもの
に容易に分割できるようになる。
【0046】図9および図10は、本発明の第3実施態
様に係る培地体41を示している。本実施態様において
は、培地ブロック42に、第1の孔43が複数並設され
ており、各第1の孔43に第1の柱体7が挿入されてい
るとともに、培地ブロック42の厚み方向に、第1の孔
43および第1の柱体7と実質的に同じ位置に、それら
を横切る方向に延びる第2の孔44が延設され、各第2
の孔44に第2の柱体45が、第1の柱体7と干渉しな
いように断続的に挿入、配置されている。断続的な第2
の柱体45の第2の孔44内への挿入は、切り込み4を
介して容易に行うことができる。
【0047】第1〜第3実施態様に示したように、第1
の孔および第1の柱体と、第2の孔および第2の柱体の
配置は、実質的に自由に設定可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の培地体に
よれば、生分解性を有し環境に優しい培地体を、小型、
軽量に形成でき、保管、運搬、敷設を容易に行うことが
できる。また、最初から種子と肥料を含有しているの
で、実質的に水分の供給のみで自然に望ましい形態で成
育させることができる。また、切り込み、孔、柱体の適
切な配置により、発芽の方向および位置を好ましい状態
に制御できる。さらに、支持体を付加しておくことによ
り、保管、運搬、敷設を一層容易に行うことができると
ともに、根側の給排水を自動的に好ましい状態に保つこ
とができる。この本発明に係る培地体は、緑化が要求さ
れるあらゆる場所に有用である。
【0049】また、セルローススポンジを使うことによ
って汎用性の高い商品とすることにより、コストを従来
の緑化マットよりも安くできる。さらに、この材料は、
草花や木と同様のコンポスト化により有機肥料として使
用できる。あるいはすべてを炭化することによって、再
度セルローススポンジ中のセラミック炭の材料として使
うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る培地体の斜視図で
ある。
【図2】図1の培地体に設けられる第1の柱体の拡大部
分斜視図である。
【図3】図1の培地体に設けられる第2の柱体の拡大部
分斜視図である。
【図4】図1の培地体を多数敷設した状態を示す平面図
である。
【図5】図1の培地体における発芽の様子を示す拡大部
分縦断面図である。
【図6】第1実施態様の変形例に係る培地体の平面図で
ある。
【図7】本発明の第2実施態様に係る培地体の斜視図で
ある。
【図8】図7の培地体における発芽の様子を示す拡大部
分縦断面図である。
【図9】本発明の第3実施態様に係る培地体の斜視図で
ある。
【図10】図9の培地体における発芽の様子を示す拡大
部分縦断面図である。
【符号の説明】
1、21、31、41 培地体 2、22、32、42 培地ブロック 2a 培地ブロックの上面 3 支持体 4、23a、23b 切り込み 5、33、43 第1の孔 6、34、44 第2の孔 7 第1の柱体 8、45 第2の柱体 9 種子 10 肥料 11 カプセル 12 フィルター状部 13 被覆層 14 貫通孔 15 芽 16 茎 17 葉 18 根
フロントページの続き Fターム(参考) 2B022 AA05 AB04 BA01 BA02 BA04 BA05 BA07 BA12 BA14 BA23 BB03 DA19 2B027 NC05 NC16 NC23 NC32 NC37 NC42 NC44 ND20 SA15 SA29 2B051 AB01 AC02 BA04 BA15 BA16 BB04 CB02 CB24 CB25 CB26 CB29 CB34

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)炭化物を含有したセルローススポ
    ンジからなり、上面に沿って下方に向けて延びる切り込
    みが延設されているとともに、該切り込みの下端部に該
    切り込みに沿って延び切り込みの幅よりも大きい内径を
    有する第1の孔が形成され、該第1の孔とは別に第2の
    孔が形成された培地ブロックと、(b)前記第1の孔に
    挿入され、内部に種子が保持された生分解性繊維からな
    るフィルター状の第1の柱体と、(c)前記第2の孔に
    挿入され、内部に肥料が保持された生分解性繊維からな
    るフィルター状の第2の柱体を備えていることを特徴と
    する培地体。
  2. 【請求項2】 前記第1の孔および第1の柱体と、前記
    第2の孔および第2の柱体が、交互に配置されている、
    請求項1の培地体。
  3. 【請求項3】 前記培地ブロックの厚み方向において、
    前記第1の孔および第1の柱体とは異なる位置に、それ
    らを横切る方向に延びる第2の孔および第2の柱体が配
    置されている、請求項1の培地体。
  4. 【請求項4】 前記培地ブロックの厚み方向ににおい
    て、前記第1の孔および第1の柱体と実質的に同じ位置
    に、それらを横切る方向に第2の孔が延設され、該第2
    の孔に第2の柱体が断続的に配置されている、請求項1
    の培地体。
  5. 【請求項5】 さらに、前記培地ブロックの下部に、該
    培地ブロックを支持し、生分解性プラスチックからなる
    支持体が設けられている、請求項1ないし4のいずれか
    に記載の培地体。
  6. 【請求項6】 前記支持体に、厚み方向に貫通する貫通
    孔が設けられている、請求項5の培地体。
  7. 【請求項7】 前記支持体が、少なくともその上下面と
    並行な方向に通水性を有する、請求項5または6の培地
    体。
  8. 【請求項8】 前記培地ブロックに設けられた切り込み
    および第1の孔が、培地ブロックの面方向において少な
    くとも2方向に延びている、請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の培地体。
  9. 【請求項9】 前記培地ブロックに、前記切り込みとは
    別に、培地ブロックの厚みを貫通しない長さだけ延び、
    培地ブロックの内部を培地ブロックの面方向において複
    数の区分に区画する区画用切り込みが設けられている、
    請求項1ないし8のいずれかに記載の培地体。
  10. 【請求項10】 前記第1および/または第2の柱体
    が、被覆層によって所定の柱体形状に保持されている、
    請求項1ないし9のいずれかに記載の培地体。
  11. 【請求項11】 前記第1および第2の柱体を構成する
    生分解性繊維がセルロース繊維、ポリ乳酸繊維および脂
    肪酸ポリエステル繊維のいずれかからなる、請求項1な
    いし10のいずれかに記載の培地体。
  12. 【請求項12】 前記肥料が、水溶性材料からなるカプ
    セルに収容されている、請求項1ないし11のいずれか
    に記載の培地体。
  13. 【請求項13】 前記肥料が、草花や木の種子に応じ
    て、溶解性が時間的に異なるカプセルに収容されてい
    る、請求項12の培地体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041518A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Suiko Giken Kk 緑化材、緑化構造体及び緑化構造体製造方法
US20210274728A1 (en) * 2018-10-30 2021-09-09 Fujian Sanan Sino-Science Photobiotech Co., Ltd. Nursery block

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