JP2002262140A - 車両周辺視認装置 - Google Patents

車両周辺視認装置

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JP2002262140A
JP2002262140A JP2001052576A JP2001052576A JP2002262140A JP 2002262140 A JP2002262140 A JP 2002262140A JP 2001052576 A JP2001052576 A JP 2001052576A JP 2001052576 A JP2001052576 A JP 2001052576A JP 2002262140 A JP2002262140 A JP 2002262140A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】車両周辺視認用の撮像装置において、左の透過
窓部より取り込まれた景色に混じった不要な光線の射出
を防止し、運転者の視認性を向上させる。 【解決手段】 プリズム後面の結像レンズ9に対する有
効領域外において、迷光のプリズム4内部での全反射を
防止する内部反射防止膜37を形成する。全反射を防い
で迷光の光量を減らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見通しの悪い状況
で、運転者の死角となる車両前方又は後方の、左右又は
前後の周辺景色を撮影して運転者に表示する車両周辺視
認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13に従来の車両周辺視認装置の構成
図を示す。この車両周辺視認装置1は、車両外部に配設
されて車両周辺の互いに反対方向の2方向の景色を撮像
する撮像装置11と、この撮像装置11から供給される
画像信号を鏡像反転処理する鏡像反転処理部12と、車
室内に配設されて鏡像反転処理部12から得られる画像
信号を表示する表示部15とを備えて構成される。
【0003】撮像装置11は、その両側に透明ガラス等
から構成された左右一対の透過窓部2L,2Rが設けら
れた遮光性のケース3を有し、このケース3内に、断面
二等辺三角形のプリズム4がその頂角5をケースの前部
(図ではケース3の上部)に向け、且つその二等辺三角
形の二等辺に対応する左右のプリズム側面8L,8Rを
それぞれ左右の透過窓部2L,2R側に向けた姿勢で収
納配設されると共に、プリズム側面8L,8Rから入射
してプリズム4内で光路変換して所定の結像レンズ9を
介して撮像面上に案内される光線18L,18Rを画像
信号に変換する撮像素子10がプリズム4の後側に収納
配設される。
【0004】かかる撮像装置11は、例えば撮像装置1
1の前部(ケース3の前部)を車両の前方に向け、且つ
透過窓部2R,2Lをそれぞれ左右側に向けるようにし
てフロントバンパ等に取り付けられる。この状態で、左
側景色に対応する光線18Lは、図13に示すように、
透過窓部2L及びプリズム側面8Lを透過し直接にプリ
ズム側面8Rに入射し、プリズム側面8Rで内面反射し
た後、プリズム後面8Bから射出して結像レンズ9で結
像されて撮像素子10の撮像面の左半面10Lに案内さ
れる。対称的に考えることで、右側景色に対応する光線
18Rについても同様に、撮像素子10の撮像面の右半
面10Rに案内される。そして、ともに撮像素子10で
画像信号に変換される。
【0005】このようにして左側及び右側景色が撮像さ
れ、撮像された画像信号は、図13に示すように、鏡像
反転処理部12で鏡像反転処理されて表示部15に供給
される。表示部15においては、透過窓部2Lから取り
込まれた左側景色が左半画像として左半画面15Lに表
示され、透過窓部2Rから取り込まれた右側景色が右半
画像として右半画面15Rに表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
車両周辺視認装置1では、例えば夜間にヘッドライト2
1を点灯した対向車両が前方A方向から接近した状況
で、そのヘッドライト21の発した光線21aが透過窓
部2R及びプリズム側面8Rを透過して直接にプリズム
後面8Bへ入射し、プリズム後面8Bで全反射した場合
には、その光線21aは、プリズム側面8Lを射出して
透過窓部2Lへ入射する。その際、透過窓部2Lに入射
した光線21aの殆ど(96.1%)は透過窓部2Lを
透過して外部へ射出されるが、その残り(3.2%)は
反射光21bとしてプリズム側面8Lへ入射する。
【0007】その反射光21bは、プリズム側面8Lを
透過して直接にプリズム側面8Rへ入射し、プリズム側
面8Rで内面反射した後、プリズム後面8Bから射出し
て結像レンズ9を介して撮像素子10の撮像面の左半面
10Lに案内される。その結果、その反射光21bは、
撮像素子10の左半面において、左側景色に対応する光
線18Lと合成されて画像処理される。
【0008】そのような場合、表示部15には、その左
半画面15Lに、透過窓部2Lから取り込んだ左側景色
の画像22L上に、透過窓部2Rから入り込んだヘッド
ライト21の光線21aの透過窓部2Lでの反射光21
bの画像21Bが重ねられて誤表示される。
【0009】このように、従来の車両周辺視認装置1で
は、一方側の透過窓部2L,2Rから取り込まれる景色
の一部が表示部15の他方側の画面15R,15Lに映
り込んで誤表示されて運転者の視認性を悪化させる問題
があった。
【0010】<第一提案例>そこで、本出願人は、図1
4に示した第一提案例(特願2000−139754
号)を提案している。この第一提案例では、左の透過窓
部2Lより取り込まれた景色の一部が表示部15の右半
画面15Rに映り込んで誤表示されたり、同様に右の透
過窓部2Rより取り込まれた景色の一部が表示部15の
左半画面15Lに映り込んで誤表示されることを防止す
る目的で、透過窓部2R,2Lのプリズム後面8Bに対
する角度を適切に設定している。これにより、透過窓部
2R,2Lの内面側で反射されることにより、撮像素子
10へ入射するおそれのある反射光21bが生じても、
その反射光21bがプリズム後面8Bで全反射されてプ
リズム後面8Bから射出するのを防止できる。
【0011】このように、第一提案例では、不要な光線
のプリズム後面8Bからの射出を防止できるため、その
光線の表示部15の画面15R,15Lへの映り込みを
防止でき、運転者の視認性を向上させることができる。
【0012】<第二提案例>また、本出願人は、図15
に示した第二提案例(特願2000−231289号)
をも提案している。この第二提案例は、プリズム4の頂
角部5とケース3Aの前端壁28との間に、プリズム4
の前方を略左右方向に横切る光を遮断する遮光部3aを
配置するものである。これによれば、外部からの光線が
プリズム4の頂角部5の前方に入射し、そのプリズム4
の前方を横切ろうとしても、その光が遮光部3aで遮ら
れるため、プリズム4の前方を横切る光が透過窓部2
R,2Lの内面で反射してプリズム4内に進入する結果
生じる幻影像の映り込みを防ぐことが可能となる。
【0013】また、この第二提案例では、プリズム4
は、プリズム固定部材32により固定保持されてケース
3A内に配設されている。このプリズム固定部材32
は、プリズム4の後部の左右角部を左右側から例えば挟
持してプリズム4を固定するとともに、プリズム側面8
R,8Lの後部領域に入射する不要な光線を遮光する働
きを兼ねている。
【0014】このように、第二提案例でも、不要な光線
のプリズム4への進入を防止できるため、その光線の表
示部15の画面15R,15Lへの映り込みを防止で
き、運転者の視認性を向上させることができる。
【0015】<新たな課題>上記した第一提案例及び第
二提案例では、不要な光線の撮像素子10への進入をあ
る程度は防止できるが、本出願人による詳細な検証によ
り、さらに撮像素子10に至る新たな迷光の経路が発見
された。図16は、第一提案例及び第二提案例では防止
できない迷光の経路を示す図である。
【0016】図16の如く、例えば対向車両のヘッドラ
イト21がP1から照射されているとする。この場合、
ヘッドライト21から出射された光線21aは、右透過
窓部2Rを通過した後、右側のプリズム側面8Rの点P
2を通じてプリズム4の内部に進入する。プリズム4内
の進行光は、次にプリズム4のプリズム後面8Bの点P
3で全反射して、左側のプリズム側面8Lへ向かう。こ
の反射光がプリズム側面8Lの点P4に当たると、ここ
で約4%が反射して再びプリズム後面8Bに向かい、点
P5で全反射して右側のプリズム側面8Rへ向かう。そ
して、反射光は、点P6で約4%が反射し、再びプリズ
ム後面8Bに向かう。続いて、この反射光はプリズム後
面8Bの点P7で全反射し、左側のプリズム側面8Lに
向かう。そして、当該反射光は、プリズム側面8Lの点
P8で約4%が反射し、右側のプリズム側面8Rの点P
9で全反射し、プリズム後面8Bの点P10を抜け出て
いく。この抜け出た光線により、迷光が表示部15に映
し出されてしまう。
【0017】即ち、図16では、プリズム後面8Bで3
回の全反射を行うことが要因となり、最終的に表示部1
5への迷光の映り込みが発生すると言える。したがっ
て、この3回の全反射のうちの1回でも全反射を避ける
ことができれば、最終的な表示部15への迷光の映り込
みの度合いを大幅に低減できるものと考えられる。
【0018】この発明の課題は、第一提案例及び第二提
案例では防ぎきれない迷光が表示部の他方側の画面に映
り込んで誤表示されることを防止した車両周辺視認装置
を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、請求項1に記載された発明は、車両外部に配設さ
れてその両側に左右一対の透過窓部が設けられたケース
を有し、このケース内に、断面二等辺三角形のプリズム
がその頂角を前記ケースの前部に向け且つその二等辺三
角形の二等辺に対応する左右のプリズム側面をそれぞれ
前記左右の透過窓部側に向けた姿勢で収納配設されると
共に、前記左右のプリズム側面の一方から入射し、他方
の前記プリズム側面で反射して前記プリズムのプリズム
後面より射出する光線を所定の結像レンズを介し撮像面
上に集光させて画像信号に変換する撮像素子が前記プリ
ズムの後方位置に収納配設された撮像装置を備え、前記
プリズム後面の前記結像レンズに対する有効領域外にお
いて、迷光のプリズム内部での全反射を防止する内部反
射防止手段が形成された。
【0020】請求項2に記載された発明は、前記内部反
射防止手段は、前記プリズムの屈折率の0.766倍よ
り高い屈折率の内部反射防止膜である。
【0021】請求項3に記載された発明は、前記内部反
射防止手段は、前記プリズムの屈折率の0.9倍より高
い屈折率の内部反射防止膜である。
【0022】請求項4に記載された発明は、前記内部反
射防止膜は、前記迷光を吸収する黒色塗料からなるもの
である。
【0023】請求項5に記載された発明は、前記内部反
射防止手段は、前記プリズムを支持するための所定のホ
ルダーに対して前記プリズムを緩衝するための緩衝部材
を前記プリズム後面に貼着するための接着部材である。
【0024】請求項6に記載された発明は、前記接着部
材の屈折率は、前記プリズムの屈折率の0.766倍よ
り高いものである。
【0025】請求項7に記載された発明は、前記接着部
材の屈折率は、前記プリズムの屈折率の0.9倍より高
いものである。
【0026】請求項8に記載された発明は、前記接着部
材は、前記迷光を吸収するよう黒色とされるものであ
る。
【0027】請求項9に記載された発明は、前記内部反
射防止手段は、前記プリズム後面の前記結像レンズに対
する有効領域外に形成された光散乱面を含むものであ
る。
【0028】請求項10に記載された発明は、前記光散
乱面に、迷光を吸収するための黒色塗料が塗布されるも
のである。
【0029】請求項11に記載された発明は、前記プリ
ズム側面の一部に、当該プリズム側面での前記迷光の部
分反射における光吸収用の光吸収手段が形成されるもの
である。
【0030】請求項12に記載された発明は、車両外部
に配設されてその両側に左右一対の透過窓部が設けられ
たケースを有し、このケース内に、断面二等辺三角形の
プリズムがその頂角を前記ケースの前部に向け且つその
二等辺三角形の二等辺に対応する左右のプリズム側面を
それぞれ前記左右の透過窓部側に向けた姿勢で収納配設
されると共に、前記左右のプリズム側面の一方から入射
し、他方の前記プリズム側面で反射して前記プリズムの
プリズム後面より射出する光線を所定の結像レンズを介
し撮像面上に集光させて画像信号に変換する撮像素子が
前記プリズムの後方位置に収納配設された撮像装置を備
え、前記プリズム側面の一部に、当該プリズム側面での
前記迷光の部分反射における光吸収用の光吸収手段が形
成されるものである。
【0031】請求項13に記載された発明は、前記光吸
収手段は黒色塗料である。
【0032】請求項14に記載された発明は、車両外部
に配設されてその両側に左右一対の透過窓部が設けられ
たケースを有し、このケース内に、断面二等辺三角形の
プリズムがその頂角を前記ケースの前部に向け且つその
二等辺三角形の二等辺に対応する左右のプリズム側面を
それぞれ前記左右の透過窓部側に向けた姿勢で収納配設
されると共に、前記左右のプリズム側面の一方から入射
し、他方の前記プリズム側面で反射して前記プリズムの
プリズム後面より射出する光線を所定の結像レンズを介
し撮像面上に集光させて画像信号に変換する撮像素子が
前記プリズムの後方位置に収納配設された撮像装置を備
え、前記プリズム側面と前記プリズム後面とがなす角部
が、前記プリズムの左右方向の視野角範囲を除く範囲で
切り欠かれたものである。
【0033】請求項15に記載された発明は、前記角部
が切り欠かれてなる面に光散乱面が形成されるものであ
る。
【0034】請求項16に記載された発明は、前記光散
乱面に、迷光を吸収するための黒色塗料が塗布されるも
のである。
【0035】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>以下、本発明の
実施の形態1を図1ないし図3に基づいて説明する。図
1及び図2は本発明の実施の形態1に係る車両周辺視認
装置の概略図、図3はその車両周辺視認装置を構成する
撮像装置が車両に配設された状態の一例を示す図であ
る。尚、図1ないし図3では、従来例及び各提案例と同
様の機能を有する要素については同一符号を付してい
る。
【0036】この実施の形態に係る車両周辺視認装置1
Aは、図1ないし図3に示すように、車両16における
例えばフロントバンパー17の下方に設置される撮像装
置11Aと、撮像装置11Aで撮像された車両周辺の画
像を表示すべく、車室内のインストルメントパネル等の
運転者が視認しやすい位置に設けられたLCDまたはC
RT等からなる表示部15と、撮像装置11Aで撮像さ
れた画像信号を鏡像反転処理して表示部15に供給する
鏡像反転処理部12とを備えて構成される。
【0037】撮像装置11Aは、両側面前部(図2では
上部)が平面視山形に形成された遮光性のケース3A
と、ケース3Aの両側面前部に位置してそれぞれに形成
された開口に装着された左右一対の透過窓部2R,2L
と、ケース3A内に配置された例えばCCDカメラなど
の撮像素子10と、結像レンズ9と、各透過窓部2L,
2Rから進入した光線18L,18Rを光路変換して結
像レンズ9を介して撮像素子10の撮像面に案内するプ
リズム4とを備える。
【0038】ここで、結像レンズ9と撮像素子10は撮
像カメラを構成しており、一例として焦点距離f=4.
6mm、水平画角α=45°、F(エフナンバー)=
2.8に設定されている。そして、撮像素子10は、搭
載基板10Aに搭載されている。
【0039】また、プリズム4は、例えば硝材BK7
(屈折率n:1.517)が使用されて、断面二等辺三
角形の角柱体に形成されている。このプリズム4の頂角
部5は、ケースの前方(図1ではケース3Aの上方)に
向けて配置され、且つそのプリズム側面8L,8Rをそ
れぞれケース3Aの透過窓部2L,2Rに向けた姿勢
で、例えばプリズム固定部材32により固定保持されて
ケース3A内に配設されている。なお、このプリズム固
定部材32は、プリズム4の後部(図では下部)の左右
角部を左右側から例えば挟持してプリズム4を固定する
とともに、プリズム側面8R,8Lの後部領域(図1で
はプリズム側面8R,8Lの下部領域)に入射する左右
側景色を構成しない不要な光線を遮光する働きを兼ねて
いる。
【0040】また、結像レンズ9は、このプリズム4の
後方(図1では下方)において、その結像レンズ9の光
軸がプリズム4の断面二等辺三角形の頂角部5の2分線
に一致するように、所定のレンズホルダによって固定さ
れている。そして、撮像素子10の撮像面は、結像レン
ズ9の後方において、プリズム後面8Bに対して平行に
配置されている。
【0041】ケース3Aの前端壁28の内側中央部に
は、プリズム4の前方で左右方向に横切って進行する光
を遮断する遮光部(遮光手段)3aが一体形成されてい
る。この遮光部3aは、ケース3Aと同等の光不透過性
の樹脂により形成されており、その先端がプリズム4の
頂角部5に当接するように突出して形成されている。
【0042】そして、プリズム後面8Bには、その中央
部に光透過窓35を形成するように背面視ロ字形の内部
反射防止膜37が形成されている。この内部反射防止膜
37は黒色塗料(インク)であり、プリズム後面8Bの
光透過窓35の領域(透光有効範囲)39にマスキング
を行った状態で塗布される。
【0043】ここで、プリズム4の光屈折率をn1、内
部反射防止膜37の光屈折率をn2とすると、次の
(1)式を満たす材料が使用される。
【0044】n2/n1>0.9 …(1) この(1)式の根拠を説明する。
【0045】まず、n2/n1が1より大きい場合、即
ち、図4のように入射角θ1が屈折角θ2より大きい場
合は、スネルの法則により原理上は全反射が発生しな
い。したがって、プリズム後面8BのP3,P7におい
て、プリズム4内部の進行光の光量の殆どはプリズム後
面8Bから内部反射防止膜37に出射され、この内部反
射防止膜37で出射光が吸収される。
【0046】一方、n2/n1が1以下の場合、即ち、
図5のように入射角θ1が屈折角θ2以下の場合は、入
射角θ1が次の(2)式の条件を満たしたときに全反射
が起きる。
【0047】sinθ1>n2/n1 …(2) ところで、図2のように、例えば対向車両のヘッドライ
ト21がP1から照射されてプリズム4内部に進入し、
図16と同様にして、プリズム後面8Bの点P3に到達
した場合、このときのプリズム4と内部反射防止膜37
との境界面(即ち、プリズム後面8B)の点P3におけ
る入射角(図5中のθ1に相当)は約50度であること
が解っている。
【0048】ここで、点P3への入射角θ1が誤差によ
るばらつきがあることを考慮して約65度近くまで増大
する可能性があることを考慮すると、点P3での全反射
を防止するためには、上記(2)式より、n2/n1が
sin65°(≒0.9)より大きく設定される必要があ
る。この場合には、上記のように、点P3において約5
0度で入射した光は全反射せず、その光量の多くが点P
3から内部反射防止膜37に出射され、この内部反射防
止膜37で出射光が吸収される。
【0049】これらのことから、プリズム4内の進行光
が最初にプリズム4の外面に到達する点3において全反
射を防止するためには、プリズム4の屈折率n1が1.
517である場合、内部反射防止膜37の屈折率n2は
1.365(=1.517×0.9)より大きい必要が
あることになる。
【0050】尚、上記(1)式は、点P3への入射角θ
1が誤差によるばらつきがあることを考慮して、その入
射角θ1が約65度近くまで増大することを考慮して設
定したものであるが、点P3における入射角θ1が正確
に50度である場合は、この点P3での全反射を防止す
るためには必ずしも厳格に(1)式の条件を適用する必
要はない。具体的には、sin50°=0.766である
ため、最低限は次の(3)式を満たせばよいことにな
る。
【0051】n2/n1>0.766 …(3) したがって、内部反射防止膜37の屈折率n2は1.3
65(=1.517×0.766)より大きい必要があ
る。
【0052】かかる構成の車両周辺視認装置の動作を説
明する。
【0053】図2のように、例えば撮像装置11Aの前
部を車両の前方に向け、且つ透過窓部2R,2Lをそれ
ぞれ左右側に向けるようにしてフロントバンパ等に取り
付けた状態で、左側景色に対応する光線18Lが、透過
窓部2L及びプリズム側面8Lを透過し直接にプリズム
側面8Rに入射し、プリズム側面8Rで内面反射した
後、プリズム後面8Bから射出して結像レンズ9で結像
されて撮像素子10の撮像面の左半面10Lに案内され
る。対称的に考えることで、右側景色に対応する光線1
8Rについても同様に、撮像素子10の撮像面の右半面
10Rに案内される。そして、ともに撮像素子10で画
像信号に変換される。
【0054】このようにして左側及び右側景色が撮像さ
れ、撮像された画像信号は、鏡像反転処理部12で鏡像
反転処理されて表示部15に供給される。表示部15に
おいては、図1の如く、透過窓部2Lから取り込まれた
左側景色が左半画像として左半画面15Lに表示され、
透過窓部2Rから取り込まれた右側景色が右半画像とし
て右半画面15Rに表示される。
【0055】ところで、例えば対向車両のヘッドライト
21がP1から照射されているとする。この場合、ヘッ
ドライト21から出射された光線21aは、右透過窓部
2Rを通過した後、右側のプリズム側面8Rの点P2を
通じてプリズム4の内部に進入する。プリズム4内の進
行光は、次にプリズム4のプリズム後面8Bの点P3に
到達する。
【0056】しかしながら、点P3においては、プリズ
ム後面8Bに内部反射防止膜37が形成されているの
で、約50度で入射した光は全反射せず部分反射するだ
けで、その光量の多くが点P3から内部反射防止膜37
に出射され、この内部反射防止膜37で出射光が吸収さ
れる。
【0057】同様に、点P7においても、プリズム4内
部の迷光の全反射を防止して部分反射が生じるだけであ
る。
【0058】したがって、従来例及び各提案例に比べ
て、点P3と点P7における全反射を防止できるため、
プリズム4内で点P3、点P4、点P5、点P6、点P
7,点P8、点P9でそれぞれ反射して点P10に到達
しても、その到達した迷光の光量は従来例及び各提案例
に比べて極めて少なくなる。そして、この実施の形態で
は、点P10において黒色の内部反射防止膜37が迷光
を吸収する。
【0059】このように、プリズム4内を迷光が少なく
とも複数回全反射し、当該迷光が最終的に結像レンズ9
及び撮像素子10に向けて出射しようとする場合に、そ
の複数回の全反射する複数位置のいずれか(例えば点P
3及び点P7)において、その位置での入射角θ1で全
反射が起きないような屈折率を有する内部反射防止膜3
7を塗布しているので、その迷光が最終的に結像レンズ
9及び撮像素子10に向けて出射するのを防止できる。
したがって、撮像装置11Aの撮像画像の品質を向上す
ることができる。
【0060】<実施の形態2>以下、本発明の実施の形
態2を図6及び図7に基づいて説明する。なお、各図に
おいて実施の形態1と同一部分には同一符号を付してそ
の部分の説明を省略し、実施の形態1と異なる部分のみ
を説明する。
【0061】この実施の形態における撮像装置11B
は、図6及び図7に示すように、実施の形態1における
撮像装置11Aのようにプリズム後面8Bに内部反射防
止膜37を形成して点P3及び点P7での全反射を防止
するだけでなく、同一材料を用いてプリズム側面8R,
8Lの所定の領域に光吸収膜41を形成し、この光吸収
膜41により点P4及び点P6においても部分反射の光
量を低減できる。この光吸収膜41は、スクリーン印刷
により形成されており、その形成範囲は、周辺視認のた
めの視野角の有効範囲外であって、プリズム後面8Bに
隣接している部分に設定される。
【0062】この実施の形態では、迷光がプリズム4内
で反射を繰り返して最終的に点P10に到達する際に、
その迷光の光量が大幅に減衰し、よって撮像装置11B
の撮像画像の品質を向上することができる。
【0063】<実施の形態3>以下、本発明の実施の形
態3を図8ないし図10に基づいて説明する。なお、各
図において実施の形態1と同一部分には同一符号を付し
てその部分の説明を省略し、実施の形態1と異なる部分
のみを説明する。
【0064】この実施の形態における撮像装置11C
は、実施の形態1における内部反射防止膜37に代え
て、図8ないし図10に示すような緩衝用スポンジ(緩
衝部材)43を内部反射防止用の接着部材45によりプ
リズム後面8Bに貼付している。
【0065】緩衝用スポンジ43は、ウレタン等の一般
的な材料が使用され、プリズム4のプリズム後面8Bを
所定のホルダー47に止着するとともに、このホルダー
47の振動に対してプリズム4を緩衝するように設置さ
れる。尚、図10中の符号49は固定基板、符号51は
固定基板49にホルダー47を固着するための締め付け
ネジをそれぞれ示している。
【0066】そして、接着部材45は、アクリル系の粘
着テープが使用されており、当該接着部材45の屈折率
はプリズム4の屈折率より高くなっており、これによ
り、原理上はプリズム4内部の光がプリズム後面8Bで
全反射するのを防止できる。また、接着部材45は黒色
に形成されており、プリズム後面8Bの光を吸収するよ
うになっている。
【0067】接着部材45及び緩衝用スポンジ43のプ
リズム後面8Bに対する貼付領域は、実施の形態1と同
様に、その中央部に光透過窓35を形成するように背面
視ロ字形に設定されている。
【0068】この実施の形態でも、実施の形態1と同様
に、点P3と点P7における全反射を防止できるため、
プリズム4内で点P3、点P4、点P5、点P6、点P
7,点P8、点P9でそれぞれ反射して点P10に到達
しても、その到達した迷光の光量は従来例及び各提案例
に比べて極めて少なくなる。そして、この実施の形態で
は、点P10において黒色の接着部材45により迷光を
吸収できる。したがって、周辺視認のための画像品質を
向上できる。
【0069】<実施の形態4>図11は、本発明の実施
の形態4におけるプリズム4を示す図である。尚、この
実施の形態においては実施の形態1と同一部分には同一
符号を付してその部分の説明を省略し、実施の形態1と
異なる部分のみを説明する。
【0070】この実施の形態における撮像装置11D
は、実施の形態1における内部反射防止膜37に代え
て、プリズム後面8Bの所定領域にブラスト処理を施し
て光散乱面53を形成し、この光散乱面53でのプリズ
ム4内部の全反射を防止している。光散乱面53が形成
される領域は、実施の形態1と同様に、その中央部に光
透過窓35を形成するように背面視ロ字形に設定され
る。そして、光散乱面53の形成時には、図11に示す
ように、光透過窓35となる領域に所定のマスク材55
を用いてマスキングした後、所定の粒子吹き付け器57
で圧縮空気等により所定の粒子59を吹き付けてブラス
ト処理する。
【0071】そして、さらにそのブラスト処理された表
面に、マスク材55を形成した状態のまま、所定の黒色
塗料(図示省略)で着色する。
【0072】これにより、ブラスト処理した領域(実施
の形態1における点P3及び点P7を含む)の光散乱面
53では、迷光の全反射を防止でき、さらに迷光を黒色
塗料で吸収することが可能となる。
【0073】このように、この実施の形態でも、光散乱
面53により、実施の形態1と同様に点P3と点P7に
おける全反射を防止できるため、プリズム4内で点P
3、点P4、点P5、点P6、点P7,点P8、点P9
でそれぞれ反射して点P10に到達しても、その到達し
た迷光の光量は従来例及び各提案例に比べて極めて少な
くなる。そして、この実施の形態では、点P10におい
て黒色塗料により迷光を吸収できる。したがって、周辺
視認のための画像品質を向上できる。
【0074】<実施の形態5>以下、本発明の実施の形
態5を図12に基づいて説明する。なお、この実施の形
態において実施の形態1と同一部分には同一符号を付し
てその部分の説明を省略し、実施の形態1と異なる部分
のみを説明する。
【0075】この実施の形態における撮像装置11Eの
プリズム4は、図12に示すように、プリズム側面8
R,8Lのプリズム後面8Bに隣接する部分において、
周辺視認のための左右の視野角範囲外を切断して上面視
略5角形に形成し、その切断面(切欠面)61に、実施
の形態4で説明したのと同様にブラスト処理を行って光
散乱面63を形成し、さらにその光散乱面63の表面に
黒色塗料(図示省略)で着色する。
【0076】これにより、ブラスト処理した領域(実施
の形態1における点P4及び点P6を含む)の光散乱面
63では、迷光の部分反射を散乱させることができ、さ
らに迷光を黒色塗料で吸収することが可能となる。した
がって、この実施の形態では、迷光がプリズム4内で反
射を繰り返して最終的に点P10に到達する際に、その
迷光の光量が大幅に減衰し、よって撮像装置11Eの撮
像画像の品質を向上することができる。
【0077】尚、例えば、図6及び図7に示した実施の
形態2において、プリズム後面8Bの内部反射防止膜3
7を省略して光吸収膜41のみを形成すれば、この光吸
収膜41が点P4及び点P6において迷光を吸収するた
め、従来例及び各提案例よりも迷光の光量を低減するこ
とが可能となる。
【0078】また、上記実施の形態3及び実施の形態4
において、プリズム側面8R,8Lの所定の領域に、実
施の形態2と同様の光吸収膜41を形成してもよい。
【0079】
【発明の効果】請求項1ないし請求項3、請求項6及び
請求項7に記載の発明によれば、それぞれ左右の透過窓
部から左右のプリズム側面を順に透過してプリズム内に
進入した迷光が、プリズム後面で全反射しようとして
も、内部反射防止手段によりプリズム後面での全反射が
防止される。したがって、このプリズム後面での全反射
が原因となってプリズム内を繰り返し反射する迷光の光
量を抑制することができ、撮像装置の撮像画像の品質を
向上することができる。
【0080】請求項4、請求項8、請求項10、請求項
13及び請求項16に記載の発明によれば、黒色により
迷光を吸収することで、プリズム内を繰り返し反射する
迷光の光量を抑制することができ、撮像装置の撮像画像
の品質を向上することができる。
【0081】請求項5に記載の発明によれば、内部反射
防止手段として、緩衝部材をプリズム後面に貼着するた
めの接着部材を兼用しているので、特別な専用部材を使
用せずに、プリズム内を繰り返し反射する迷光の光量を
抑制して撮像装置の撮像画像の品質を向上することがで
きる。
【0082】請求項9に記載の発明によれば、それぞれ
左右の透過窓部から左右のプリズム側面を順に透過して
プリズム内に進入した迷光が、プリズム後面で全反射し
ようとしても、そのプリズム後面に形成された光散乱面
で全反射が防止される。したがって、このプリズム後面
での全反射が原因となってプリズム内を繰り返し反射す
る迷光の光量を抑制することができ、撮像装置の撮像画
像の品質を向上することができる。
【0083】請求項11及び請求項12に記載の発明に
よれば、プリズム側面の一部に、当該プリズム側面での
迷光の部分反射における光吸収用の光吸収手段を形成し
ているので、プリズム内を繰り返し反射する迷光の光量
を抑制することができ、撮像装置の撮像画像の品質を向
上することができる。
【0084】請求項14に記載の発明によれば、プリズ
ム側面とプリズム後面とがなす角部が、プリズムの左右
方向の視野角範囲を除く範囲で切り欠かれているので、
プリズム側面とプリズム後面との間で迷光が繰り返し往
来するのを防止できる。したがって、プリズム内を繰り
返し反射する迷光の光量を抑制することができ、撮像装
置の撮像画像の品質を向上することができる。
【0085】請求項15に記載の発明によれば、角部が
切り欠かれてなる面に光散乱面が形成されるので、プリ
ズム内を繰り返し反射する迷光を散乱させることで、そ
の光量を抑制することができ、撮像装置の撮像画像の品
質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る車両周辺視認装
置を説明する模式図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る車両周辺視認装
置を構成する撮像装置を説明する模式図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係る車両周辺視認装
置を構成する撮像装置が車両に取り付けられた状態の一
例を示す図である。
【図4】プリズムと内部反射防止膜との境界面での光の
屈折の様子を示す一例の図である。
【図5】プリズムと内部反射防止膜との境界面での光の
屈折の様子を示す他の例の図である。
【図6】この発明の実施の形態2に係る車両周辺視認装
置を説明する模式図である。
【図7】この発明の実施の形態2に係る車両周辺視認装
置を構成する撮像装置を説明する模式図である。
【図8】この発明の実施の形態3に係る車両周辺視認装
置を構成する撮像装置を説明する模式図である。
【図9】この発明の実施の形態3に係る車両周辺視認装
置を構成する撮像装置を説明する模式図である。
【図10】この発明の実施の形態3に係る車両周辺視認
装置を構成する撮像装置を説明する模式図である。
【図11】この発明の実施の形態4に係る車両周辺視認
装置を構成するプリズムを説明する模式図である。
【図12】この発明の実施の形態5に係る車両周辺視認
装置を構成するプリズムを説明する模式図である。
【図13】従来の車両周辺視認装置を説明する模式図で
ある。
【図14】第一提案例の車両周辺視認装置を説明する図
である。
【図15】第二提案例の車両周辺視認装置を説明する図
である。
【図16】第一提案例及び第二提案例では防止できない
迷光の経路を示す図である。
【符号の説明】
1 車両周辺視認装置 2R,2L 透過窓部 3A,3B ケース 4 プリズム 5 頂角 8L,8R プリズム側面 8B プリズム後面 9 結像レンズ 10 撮像素子 10R 撮像面の右半面 10L 撮像面の左半面 11A〜11E 撮像装置 12 鏡像反転処理部 15L 左半画面 15R 右半画面 32 プリズム固定部材 35 光透過窓 37 内部反射防止膜 41 光吸収膜 43 緩衝用スポンジ 45 接着部材 47 ホルダー 49 固定基板 53 光散乱面 55 マスク材 61 切断面 63 光散乱面
フロントページの続き (72)発明者 井本 政善 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5C022 AA04 AC42 AC51 AC54 AC61 5C054 AA01 CA04 CE02 CE08 FD00 HA30

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両外部に配設されてその両側に左右一
    対の透過窓部が設けられたケースを有し、このケース内
    に、断面二等辺三角形のプリズムがその頂角を前記ケー
    スの前部に向け且つその二等辺三角形の二等辺に対応す
    る左右のプリズム側面をそれぞれ前記左右の透過窓部側
    に向けた姿勢で収納配設されると共に、前記左右のプリ
    ズム側面の一方から入射し、他方の前記プリズム側面で
    反射して前記プリズムのプリズム後面より射出する光線
    を所定の結像レンズを介し撮像面上に集光させて画像信
    号に変換する撮像素子が前記プリズムの後方位置に収納
    配設された撮像装置を備え、 前記プリズム後面の前記結像レンズに対する有効領域外
    において、迷光のプリズム内部での全反射を防止する内
    部反射防止手段が形成されたことを特徴とする車両周辺
    視認装置。
  2. 【請求項2】 前記内部反射防止手段は、前記プリズム
    の屈折率の0.766倍より高い屈折率の内部反射防止
    膜である、請求項1に記載の車両周辺視認装置。
  3. 【請求項3】 前記内部反射防止手段は、前記プリズム
    の屈折率の0.9倍より高い屈折率の内部反射防止膜で
    ある、請求項2に記載の車両周辺視認装置。
  4. 【請求項4】 前記内部反射防止膜は、前記迷光を吸収
    する黒色塗料からなる、請求項2または請求項3に記載
    の車両周辺視認装置。
  5. 【請求項5】 前記内部反射防止手段は、前記プリズム
    を支持するための所定のホルダーに対して前記プリズム
    を緩衝するための緩衝部材を前記プリズム後面に貼着す
    るための接着部材である、請求項1に記載の車両周辺視
    認装置。
  6. 【請求項6】 前記接着部材の屈折率は、前記プリズム
    の屈折率の0.766倍より高い、請求項5に記載の車
    両周辺視認装置。
  7. 【請求項7】 前記接着部材の屈折率は、前記プリズム
    の屈折率の0.9倍より高い、請求項6に記載の車両周
    辺視認装置。
  8. 【請求項8】 前記接着部材は、前記迷光を吸収するよ
    う黒色とされる、請求項5ないし請求項7のいずれかに
    記載の車両周辺視認装置。
  9. 【請求項9】 前記内部反射防止手段は、前記プリズム
    後面の前記結像レンズに対する有効領域外に形成された
    光散乱面を含む、請求項1に記載の車両周辺視認装置。
  10. 【請求項10】 前記光散乱面に、迷光を吸収するため
    の黒色塗料が塗布される、請求項9に記載の車両周辺視
    認装置。
  11. 【請求項11】 前記プリズム側面の一部に、当該プリ
    ズム側面での前記迷光の部分反射における光吸収用の光
    吸収手段が形成される、請求項1ないし請求項10のい
    ずれかに記載の車両周辺視認装置。
  12. 【請求項12】 車両外部に配設されてその両側に左右
    一対の透過窓部が設けられたケースを有し、このケース
    内に、断面二等辺三角形のプリズムがその頂角を前記ケ
    ースの前部に向け且つその二等辺三角形の二等辺に対応
    する左右のプリズム側面をそれぞれ前記左右の透過窓部
    側に向けた姿勢で収納配設されると共に、前記左右のプ
    リズム側面の一方から入射し、他方の前記プリズム側面
    で反射して前記プリズムのプリズム後面より射出する光
    線を所定の結像レンズを介し撮像面上に集光させて画像
    信号に変換する撮像素子が前記プリズムの後方位置に収
    納配設された撮像装置を備え、 前記プリズム側面の一部に、当該プリズム側面での前記
    迷光の部分反射における光吸収用の光吸収手段が形成さ
    れることを特徴とする車両周辺視認装置。
  13. 【請求項13】 前記光吸収手段は黒色塗料である、請
    求項11または請求項12に記載の車両周辺視認装置。
  14. 【請求項14】 車両外部に配設されてその両側に左右
    一対の透過窓部が設けられたケースを有し、このケース
    内に、断面二等辺三角形のプリズムがその頂角を前記ケ
    ースの前部に向け且つその二等辺三角形の二等辺に対応
    する左右のプリズム側面をそれぞれ前記左右の透過窓部
    側に向けた姿勢で収納配設されると共に、前記左右のプ
    リズム側面の一方から入射し、他方の前記プリズム側面
    で反射して前記プリズムのプリズム後面より射出する光
    線を所定の結像レンズを介し撮像面上に集光させて画像
    信号に変換する撮像素子が前記プリズムの後方位置に収
    納配設された撮像装置を備え、 前記プリズム側面と前記プリズム後面とがなす角部が、
    前記プリズムの左右方向の視野角範囲を除く範囲で切り
    欠かれたことを特徴とする車両周辺視認装置。
  15. 【請求項15】 前記角部が切り欠かれてなる面に光散
    乱面が形成される、請求項14に記載の車両周辺視認装
    置。
  16. 【請求項16】 前記光散乱面に、迷光を吸収するため
    の黒色塗料が塗布される、請求項15に記載の車両周辺
    視認装置。
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