JP2002261549A - バイポーラlsiの増幅回路 - Google Patents

バイポーラlsiの増幅回路

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JP2002261549A
JP2002261549A JP2001053496A JP2001053496A JP2002261549A JP 2002261549 A JP2002261549 A JP 2002261549A JP 2001053496 A JP2001053496 A JP 2001053496A JP 2001053496 A JP2001053496 A JP 2001053496A JP 2002261549 A JP2002261549 A JP 2002261549A
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JP
Japan
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circuit
resistor
power supply
island
amplifier circuit
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JP2001053496A
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Masaaki Nishimura
正明 西村
Hirohisa Suzuki
裕久 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】増幅回路の出力増幅特性を左右する抵抗が電源
変動の影響を受けないようにする。 【解決手段】本発明は増幅部を含む回路ブロックを複数
個のアイランドで形成し、電源に接続されたアイランド
にトランジスタ及び回路素子を形成し、電源が接続さ
れ、前記トランジスタ及び回路素子が形成されたアイラ
ンドとは別に電源が接続されていないアイランドを設
け、前記電源に接続されていないアイランドに増幅回路
の出力増幅特性を左右する抵抗を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイポーラLSI
において、抵抗のフローティング化により出力特性を改
善したバイポーラLSIの増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばウィーンブッリジ回路を用いた機
器においては、ブリッジ回路を構成する抵抗値が微妙に
変化すると、ブリッジ回路から取出される電圧にずれを
生じる。そのずれを生じた電圧の電位差を差動増幅回路
で検出し、さらに増幅回路で増幅する。
【0003】しかし前記電位差は僅かであるので、取出
される検出信号は小さい。そのため増幅回路の出力特性
の安定性は特性上非常にシビアでなければならない。特
に出力増幅特性を決定する抵抗のバラツキが電源の変動
により影響を受けてしまうと、検出信号が正確に取出さ
れず、機器の特性に支障を来たすことになる。
【0004】図1はウィーンブリッジ回路を用いた機器
のブロック図である。ウィーンブッリジ回路1はブリッ
ジ状に接続された抵抗R1、抵抗R2、抵抗R3、それ
に検出用の可変抵抗R4とよりなり、前記抵抗R1と抵
抗R2との接続点2及び抵抗R3と可変抵抗R4との接
続点3間には電源Vccが接続されている。
【0005】また抵抗R1と可変抵抗R4との接続点4
と抵抗R2と抵抗R3との接続点5からは検出信号a及
び検出信号bが取出される。前記ウィーンブリッジ回路
1の検出端子には集積回路6内に形成された差動増幅回
路7及び増幅回路8が接続されている。
【0006】前記ウィーンブリッジ回路1の可変抵抗R
4が微妙に変化すると、検出信号aと検出信号bとがい
ずれかにずれる。前記検出信号aと検出信号bのずれの
電位差を差動増幅回路7で検知し、増幅回路8で増幅
し、出力電圧の変化として取出す。
【0007】図2に示すように、前記ウィーンブリッジ
回路1の信号の変化を取出す集積回路6は複数個の回路
ブロック、、・・・に分かれている。即ち例えば
前記差動増幅回路7を回路ブロックとし、増幅回路8
を回路ブロックとし、さらにその他回路が形成されて
いる。
【0008】図6は前記増幅回路8が形成された従来の
回路ブロックの部分を示すもので、前記回路ブロック
の内部はアイランドI1、I2、I3・・・に分かれ
形成され、前記アイランドにトランジスタ、抵抗、コン
デンサ等の素子が一緒に形成されている。そして前記各
アイランドI1、I2、I3には電源Vccに接続され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】バイポーラLSIの増
幅回路をウィーンブリッジ回路から検出された検出信号
の増幅に使用した場合、前記検出される検出信号は小さ
いので、増幅回路の出力増幅特性が厳しく安定性がある
ことが望まれる。しかし従来前記増幅回路を含む回路ブ
ロックは電源が接続されている同一アイランドにトラン
ジスタ、抵抗、コンデンサ等の回路素子を形成してい
た。そのため増幅回路の出力増幅特性を決定する抵抗の
バラツキが電源の変動により影響を受け、機器の特性に
支障を来たした。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記増幅回路が
含まれる回路ブロックを複数個のアイランドで形成し、
電源に接続されたアイランドに少なくともトランジスタ
が形成され、前記トランジスタが形成されたアイランド
とは別に電源が接続されていないアイランドを設け、前
記電源に接続されていないアイランドに増幅回路の出力
増幅特性を左右する抵抗を形成したバイポーラLSIの
増幅回路を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のバイポーラLSIの増幅
回路を図1〜図5に従って説明する。尚、従来と同一構
成部分は同一番号を付す。
【0012】図1はウィーンブリッジ回路を用いた機器
のブロック図である。ウィーンブッリジ回路1は前述し
たように、ブリッジ状に接続された抵抗R1、抵抗R
2、抵抗R3それに検出用の可変抵抗R4とよりなり、
前記抵抗R1と抵抗R2との接続点2及び抵抗R3と可
変抵抗R4との接続点3間には電源Vccが接続されて
いる。
【0013】また抵抗R1と可変抵抗R4との接続点4
と抵抗R2と抵抗R3との接続点5からは検出信号a及
び検出信号bが取出される。前記ウィーンブリッジ回路
1の出力端子には集積回路6内に形成された差動増幅回
路7及び増幅回路8が接続されている。
【0014】前記ウィーンブリッジ回路1の可変抵抗R
4が温度等により微妙に変化すると、検出信号aと検出
信号bとがいずれかにずれる。前記検出信号aと検出信
号bのずれの電位差を差動増幅回路7で検知し、増幅回
路8で増幅し、出力電圧の変化として取出す。
【0015】図2に示すように、前記ウィーンブリッジ
回路1の検出信号の変化を取出す集積回路6は複数個の
回路ブロック、、・・・に分かれている。即ち例
えば前記差動増幅回路7を回路ブロックとし、増幅回
路8を回路ブロックとし、さらにその他回路が形成さ
れている。
【0016】図3は前記回路ブロックの部分を示すも
のである。前記回路ブロックは増幅回路6を構成する
各種回路を複数のアイランド10、11、12・・・に
分けて形成されており、前記アイランド10を除いて全
て電源Vccに接続されている。前記アイランド10、
11、12のうちアイランド10とアイランド11とが
増幅回路8を構成している。
【0017】図4に示すように増幅回路8はトランジス
タ等で構成された増幅部16と、該増幅部16のプラス
側入力端子に接続された抵抗17とマイナス側入力端子
とアース間に接続された抵抗18、さらに増幅部16の
出力端子とマイナス端子の帰還回路に接続された抵抗1
9とよりなる。
【0018】前記増幅回路8は出力電圧が0〜Vccま
で振らせようとすると、抵抗19にかかる電圧は0〜V
ccまで変化することになるので、つり電圧との差電圧
も0〜Vccまで変化し、検出信号に影響する。
【0019】そこで、本発明は前記出力増幅特性を左右
する抵抗19を電源Vccに接続されていないアイラン
ド10に形成する。このように電源Vccに接続されて
いないアイランド10に出力増幅特性を左右する抵抗1
9を形成すると、その抵抗値は電源Vccの変動の影響
を受けにくくなる。これに出力増幅特性がより電源変動
を受けずに安定された出力信号が出力端子OUTから取
出される。
【0020】図5は前記増幅回路8の他の実施例で、増
幅部20のマイナス側入力端子と入力端子INに抵抗2
1が接続され、増幅部20の出力端子とマイナス側入力
端子間には抵抗22が接続されている。また増幅部20
のプラス側入力端子とアース間には抵抗23が接続され
ている。そして前記抵抗22は出力増幅特性を左右する
ので、前述と同様に電源Vccに接続されていないアイ
ランド10に形成されている。
【0021】従って前述と同様に、差動増幅回路7で検
出された検出信号が電源変動に影響されずに、出力端子
OUTから取出される。
【0022】
【発明の効果】本発明のバオポーラLSI増幅回路は増
幅部を含む回路ブロックを複数個のアイランドで形成
し、電源に接続されたアイランドにトランジスタ及び回
路素子を形成し、電源が接続され、前記トランジスタ及
び回路素子が形成されたアイランドとは別に電源が接続
されていないアイランドを設け、前記電源に接続されて
いないアイランドに増幅回路の出力増幅特性を左右する
抵抗を形成したので、前記抵抗の抵抗値は電源変動の影
響を受けない。従って増幅回路の出力増幅特性が電源変
動を受けずに安定するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来のウィーンブリッジ回路を用い
た機器のブロック図である。
【図2】本発明及び従来の増幅回路を含む回路ブロック
の平面図である。
【図3】本発明の増幅回路の回路ブロックのアイランド
を示す平面図である。
【図4】本発明のバイポーラLSIの増幅回路の回路図
である。
【図5】本発明のバイポーラLSIの増幅回路の他の実
施例を示す回路図である。
【図6】従来のバイポーラLSIの増幅回路の回路ブロ
ックのアイランドを示す平面図である。
【符号の説明】
8 増幅回路 10 電源が接続されないアイランド 11、12 電源が接続されたアイランド 16 増幅部 17 抵抗 19 出力増幅特性を左右する抵抗 20 増幅部 22 出力増幅特性を左右する抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J066 AA01 AA12 CA04 FA16 HA02 HA25 HA26 MA09 MA11 PD01 QA04 TA01 5J090 AA01 AA12 CA04 CN04 DN02 FA16 HA02 HA25 HA26 MA09 MA11 MN01 QA04 TA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅回路が含まれる回路ブロックを複数
    個のアイランドで形成し、 電源が接続された複数個のアイランドにトランジスタ及
    び回路素子を形成し、 前記トランジスタ及び回路素子が形成されたアイランド
    とは別に電源が接続されていないアイランドを設け、 前記電源に接続されていないアイランドに増幅回路の出
    力増幅特性を左右する抵抗を形成したことを特徴とする
    バイポーラLSIの増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記電源が接続されないアイランドに形
    成された抵抗は増幅回路の帰還回路に接続された抵抗で
    あることを特徴とする請求項1記載のバイポーラLSI
    の増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記増幅回路は検出信号を増幅すること
    を特徴とする請求項1記載のバイポーラLSIの増幅回
    路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7304542B2 (en) 2004-07-16 2007-12-04 Sharp Kabushiki Kaisha Photo-receiving amplifier element, optical pickup unit, and optical disk device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7304542B2 (en) 2004-07-16 2007-12-04 Sharp Kabushiki Kaisha Photo-receiving amplifier element, optical pickup unit, and optical disk device

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