JP2002261064A - 基板洗浄方法および基板洗浄装置 - Google Patents

基板洗浄方法および基板洗浄装置

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JP2002261064A
JP2002261064A JP2001054852A JP2001054852A JP2002261064A JP 2002261064 A JP2002261064 A JP 2002261064A JP 2001054852 A JP2001054852 A JP 2001054852A JP 2001054852 A JP2001054852 A JP 2001054852A JP 2002261064 A JP2002261064 A JP 2002261064A
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wafer
pure water
etching
rotation speed
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JP2001054852A
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English (en)
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Yuki Tezuka
友樹 手塚
Tsutomu Aisaka
勉 逢坂
Isato Iwamoto
勇人 岩元
Hiromi Kiyose
浩巳 清瀬
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Sony Corp
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板表面の全域をエッチング液または純水で覆
った状態でエッチング工程およびリンス工程をそれぞれ
行うことができ、これにより高品質な洗浄処理を行える
ようにした基板洗浄方法および基板洗浄装置を提供す
る。 【解決手段】ウエハWは、スピンチャック11に保持さ
れて回転される。回転状態のウエハWの上面に、エッチ
ング液供給源24からのエッチング液が、上面エッチン
グ液供給バルブ25および処理液供給管21を介して供
給される。これにより、エッチング工程が行われる。ま
た、回転状態のウエハWの上面に、純水供給源22から
の純水が、上面純水供給バルブ23および処理液供給管
21を介して供給される。これによって、エッチング液
を洗い流すためのリンス工程が行われる。エッチング工
程では、ウエハWは約1500rpmで回転され、この
回転速度を保持した状態でリンス工程が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
フォトマスク用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基
板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク/
光磁気ディスク/磁気ディスク用基板などに代表される
各種の被処理基板にエッチング液を供給してその表面を
洗浄するための基板洗浄方法および基板洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、必要
に応じて半導体ウエハ(以下単に「ウエハ」という。)
の洗浄が行われる。ウエハを洗浄するための基板洗浄装
置は、ウエハをほぼ水平に保持して回転することができ
るスピンチャックと、このスピンチャックを回転させる
回転駆動機構と、スピンチャックに保持されたウエハの
表面および裏面にエッチング液を供給するためのエッチ
ング液供給機構と、スピンチャックに保持されたウエハ
の表面および裏面に純水を供給するための純水供給機構
とを備えている。
【0003】基板洗浄のために用いられる典型的なエッ
チング液はふっ酸の水溶液である。このふっ酸水溶液を
ウエハの表面に供給するとともに、スピンチャックを回
転駆動することによって、ウエハの表面にふっ酸水溶液
がゆきわたり、これによってウエハ表面の異物が除去さ
れる。この後、エッチング液の供給を停止し、ウエハ表
面に純水供給機構から純水を供給することで、ウエハ表
面のエッチング液が洗い流される。このようなリンス工
程に引き続き、スピンチャックを高速回転させることに
よって、ウエハ表面の液滴が遠心力によって振り切ら
れ、ウエハの乾燥のための乾燥工程が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エッチング工程および
リンス工程は、従来から、スピンチャックを300rp
m程度の回転速度で回転させながら行われてきたが、こ
のような回転速度では、エッチング工程およびリンス工
程において、ウエハの周縁部がエッチング液または純水
で完全に覆われない場合があることがわかってきた。す
なわち、ウエハ表面にふっ酸水溶液を供給すると、ウエ
ハ表面が疎水面となり、ウエハの全表面をふっ酸水溶液
または純水で覆うことが困難になる。その結果、ウエハ
周縁部においてウエハの表面が露出することになるか
ら、この露出部分にパーティクルが付着しやすくなると
いう問題を生じていた。このことが、製品歩留りを下げ
る原因となっていた。
【0005】そこで、この発明の目的は、基板表面の全
域をエッチング液または純水で覆った状態でエッチング
工程およびリンス工程をそれぞれ行うことができ、これ
により高品質な洗浄処理を行えるようにした基板洗浄方
法および基板洗浄装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、1500
rpm以上1800rpm以下の回転速度で基板を回転
させつつ基板表面にエッチング液を供給することで、基
板表面をエッチングするエッチング工程(S1,S2,
S3)と、このエッチング工程の後に、上記エッチング
工程における上記回転速度とほぼ同一の回転速度で基板
を回転させつつ基板表面に純水を供給することで、上記
エッチング工程で供給された基板表面のエッチング液を
洗い流すリンス工程(S6,S7)とを含むことを特徴
とする基板洗浄方法である。なお、括弧内の英数字は後
述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、こ
の項において同じ。
【0007】請求項2に記載のように、上記エッチング
工程における基板の回転速度は1500rpm以上16
00rpm以下であることが好ましい。この方法によれ
ば、エッチング工程およびリンス工程では、基板が15
00rpmないし1800rpm(好ましくは、150
0rpmないし1600rpm)の回転速度で回転され
る。このような回転速度で基板を回転させることによ
り、たとえ基板表面が疎水表面であったとしても、エッ
チング工程中には基板表面の全域をエッチング液で覆う
ことができ、リンス工程中には基板表面の全域を純水で
覆うことができる。
【0008】これにより、エッチング工程およびリンス
工程において基板の表面が露出することがないので、基
板表面へのパーティクルの付着を防止して高品質な洗浄
を行うことができ、結果として製品歩留りを向上するこ
とができる。請求項3記載の発明は、上記エッチング液
はふっ酸を含む薬液であることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の基板洗浄方法である。エッチング液として
ふっ酸を含む薬液を用いると、基板表面が当初親水性で
あったとしても、エッチング液を供給していくことによ
って基板表面が疎水性表面となる。このような場合であ
っても、この発明の方法を適用することによって、基板
表面のいずれの部位をも露出させることなく、基板表面
のエッチング処理およびリンス処理を行うことができ
る。これにより、高品質な洗浄が可能になる。
【0009】請求項4記載の発明は、上記リンス工程に
おいて、上記基板表面に対向する円板(20)を基板表
面に近接配置するとともに、この円板を基板と同一回転
速度で基板と同方向に回転させる工程(S8,S9)を
さらに含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載の基板洗浄方法である。この発明によれば、リ
ンス工程において基板の表面を円板で覆うことができる
ので、周囲から飛び散った液滴が基板表面に再付着する
ことがなくなる。しかも、円板が基板と同一回転速度で
同方向に回転されるので、基板表面付近に乱気流が生じ
ることもない。これにより、周囲の雰囲気が基板付近に
巻き込まれることを防止できる。
【0010】請求項5記載の発明は、上記リンス工程の
後に、上記エッチング工程およびリンス工程における基
板の回転速度よりも低速な液滴成長回転速度で基板を回
転させて、基板表面に純水の液滴を成長させる液滴成長
工程(S12)と、この液滴成長工程の後に、上記液滴
成長回転速度よりも高速な乾燥回転速度で基板を回転さ
せることにより、基板表面の液滴を遠心力によって排除
する乾燥工程(S18)とをさらに含むことを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかに記載の基板洗浄方法で
ある。
【0011】リンス工程の後に、基板表面への純水の供
給を停止すると、基板表面上の純水は遠心力によって基
板の周縁部へと導かれ、基板表面外へと排除される。し
かし、基板の回転軸線上では液滴に大きな遠心力を作用
させることができないから、特に基板表面が疎水化して
いる場合には、このような液滴の排除が困難になる場合
がある。そこで、この発明では、液滴成長回転速度での
低速回転によって、基板表面で液滴が成長させられる。
この基板の低速回転により成長した大きな液滴は、遠心
力の働きによって、基板の周縁から排除される。このと
きに、表面張力の働きによって、基板の回転軸線上の処
理液も大きな液滴とともに排除されることになる。
【0012】液滴の成長を促すために、液滴成長工程に
おいては、基板表面に純水が供給されることが好まし
い。また、液滴成長工程の後には、純水の供給を停止
し、乾燥工程に先だって、液滴成長回転速度よりも速
く、かつ乾燥回転速度よりも遅い液滴排除回転速度で基
板を回転させる液滴排除工程(S15,S16)を行う
ことが好ましい。これにより、基板表面で成長した液滴
を基板の低速回転(液滴排除回転速度)で基板表面外に
排除できる。このとき、液滴が勢い良く飛び出すことが
なく、周囲からの処理液の跳ね返りが基板に再付着する
おそれがない。
【0013】その後、基板を乾燥回転速度で高速回転さ
せると、基板表面に残留している処理液が振り切られ
る。基板上の処理液の大部分は液滴成長回転速度で基板
を回転させる液滴成長工程において排除されているの
で、短時間の高速回転により基板の乾燥を完了でき、ま
た、周囲からの処理液の跳ね返りによる基板の再汚染の
おそれもない。このようにして、基板の乾燥を、その回
転軸線上における液滴の残留を生じることなく、効率的
にかつ良好に行える。
【0014】請求項6記載の発明は、基板を保持して回
転させる基板保持回転手段(11)と、この基板保持回
転手段に、基板を回転させるための回転駆動力を与える
回転駆動手段(10)と、上記基板保持回転手段によっ
て保持されている基板の表面にエッチング液を供給する
ためのエッチング液供給機構(21,24,25)と、
上記基板保持回転手段によって保持されている基板の表
面に純水を供給するための純水供給機構(21,22,
23)と、上記エッチング液供給機構から基板表面にエ
ッチング液が供給されている時の基板保持回転手段の回
転速度と、上記純水供給機構から基板表面に純水が供給
されている時の基板保持回転手段の回転速度とが、ほぼ
同一、かつ1500rpm以上1800rpm以下とな
るように、上記回転駆動手段を制御する制御手段(4
0)とを含むことを特徴とする基板洗浄装置である。
【0015】この構成により、請求項1に関連して説明
した効果を達成することができる。請求項7に記載のよ
うに、上記制御手段は、上記エッチング液供給機構から
基板表面にエッチング液が供給されている時の基板保持
回転手段の回転速度と、上記純水供給機構から基板表面
に純水が供給されている時の基板保持回転手段の回転速
度とが、1500rpm以上1600rpm以下となる
ように、上記回転駆動手段を制御するものであることが
好ましい。
【0016】なお、この基板洗浄装置に関して、請求項
3ないし請求項5に記載されたのと同様な改良が施され
てもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る基板洗浄装置の構成を図解的に
示す断面図である。この基板洗浄装置は、被処理基板と
しての半導体ウエハW(以下単に「ウエハW」とい
う。)の表面および裏面をエッチング液を用いて洗浄す
るための装置である。この基板洗浄装置は、ウエハWを
ほぼ水平に保持して回転することができるスピンチャッ
ク11と、このスピンチャック11の上方に上下動可能
に配置された円板状の遮断板20と、ウエハWの下面に
処理液としてのエッチング液または純水を供給する処理
液供給管5と、ウエハWの上面に処理液としてのエッチ
ング液または純水を供給する処理液供給管21とを備え
ている。
【0018】スピンチャック11は、鉛直方向に沿って
配置された中空の回転軸1と、この中空の回転軸1の上
端にほぼ水平に固定された円板状のスピンベース2と、
このスピンベース2の周端部付近に設けられてウエハW
の外周端部を3箇所以上で保持する保持部材3とを備え
ている。回転軸1は、回転駆動機構10からの回転力を
得て、鉛直軸回りに回転可能になっている。回転駆動機
構10は、たとえば、モータと、このモータの回転トル
クを回転軸1に伝達する無端ベルトとを備えている。
【0019】処理液供給管5は、回転軸1に挿通されて
いて、その上端がスピンチャック11に保持されたウエ
ハWの下面の回転中心に対向する処理液吐出口6を形成
している。この処理液供給管5には、エッチング液供給
源41からのエッチング液が、下面エッチング液供給バ
ルブ42およびエッチング液供給管5Aを介して供給さ
れるようになっている。また、処理液供給管5には、純
水供給源43からの純水が、下面純水供給バルブ44お
よび純水供給管5Bを介して供給できるようになってい
る。
【0020】一方、回転軸1と処理液供給管5との間の
空間は、スピンチャック11に保持されたウエハWの下
方の空間に不活性ガスとしての窒素ガスを供給するため
の気体供給路7を形成している。この気体供給路7に
は、気体供給源45からの窒素ガスが、下面窒素ガス供
給バルブ46を介して供給されるようになっている。処
理液供給管5の上端には、回転半径方向外方側に張り出
した外向きのフランジ51が形成されている。したがっ
て、気体供給路7からの窒素ガスは、フランジ51とス
ピンベース2との間から、ウエハWの下面に沿って回転
半径方向外方に向かって吹き出されることになる。
【0021】フランジ51は、平面視において気体供給
路7の気体吐出口8を覆っており、処理液供給管5の上
端の処理液吐出口6から吐出された処理液が、気体吐出
口8から気体供給路7へと入りにくい構造となってい
る。遮断板20は、スピンチャック11に保持されたウ
エハWの上方にウエハWの表面との対向面を有し、かつ
ウエハWよりも若干大きなサイズの円板形状に形成され
ている。この遮断板20の回転中心付近には、鉛直方向
に沿って中空の回転軸27が結合されている。この回転
軸27には、上述の処理液供給管21が挿通されてい
る。処理液供給管21には、エッチング液供給源24か
らのエッチング液が、上面エッチング液供給バルブ25
を介して供給できるようになっている。また、純水供給
源22からの純水が、上面純水供給バルブ23を介して
処理液供給管21に供給できるようになっている。処理
液供給管21と回転軸27との間の空間は、スピンチャ
ック11に保持されたウエハWの上方の空間に、不活性
ガスとしての窒素ガスを供給するための気体供給路31
を形成している。この気体供給路31には気体供給源3
3からの窒素ガスが、上面窒素ガス供給バルブ34を介
して供給できるようになっている。
【0022】円形の遮断板20の回転中心には、回転軸
27と連通する開口が形成されていて、この開口を介し
て処理液供給管21の処理液吐出口30がスピンチャッ
ク11に保持されたウエハWの上面の回転中心に臨んで
いる。また、処理液供給管21と回転軸27との間に形
成された気体供給路31の気体吐出口32が、処理液吐
出口30の外方においてウエハWの上面に臨んでいる。
回転軸27に関連して、遮断板20を上下動させるため
の昇降駆動機構13と、遮断板20を鉛直軸線回りに回
転駆動するための遮断板回転駆動機構12とが設けられ
ている。昇降駆動機構13の働きによって、ウエハWに
エッチング液を供給したり、スピンチャック11に対し
てウエハWの搬入または搬出を行うときには、遮断板2
0は、スピンチャック11の上方の待機位置に配置され
ている。この待機位置は、たとえば、スピンチャック1
1に保持されたウエハWの上面から約150mm程度鉛
直上方に離隔した位置である。ウエハWに純水を供給し
てリンス処理を行うとき、およびウエハWの表面の液滴
を振り切り乾燥する乾燥工程を行うときには、昇降駆動
機構13は、遮断板20をウエハWに近接した処理位置
まで下降させる。たとえば、リンス処理時には、遮断板
20は、スピンチャック11に保持されたウエハWの表
面の上方約5mmの位置に配置される。また、ウエハW
の表面の水分を振り切り乾燥する乾燥工程では、遮断板
20はウエハWの上面に対して約3mmの位置まで接近
させられる。
【0023】遮断板回転駆動機構12は、遮断板20が
ウエハWに近接した処理位置にあるときに、遮断板20
をスピンチャック11と同じ方向に同じ速度で同期回転
させる。これにより、ウエハWの近傍の空間に外部の酸
素を含む雰囲気が巻き込まれることを防止している。回
転駆動機構10、遮断板回転駆動機構12、昇降駆動機
構13、上面エッチング液供給バルブ25、上面純水供
給バルブ23、上面窒素ガス供給バルブ34、下面エッ
チング液供給バルブ42、下面純水供給バルブ44およ
び下面窒素ガス供給バルブ46の動作は、マイクロコン
ピュータ等で構成された制御部40によってそれぞれ制
御されるようになっている。
【0024】図2は、ウエハWの洗浄処理を行うときに
制御部40が実行する制御の内容を説明するためのフロ
ーチャートである。また、図3は、ウエハWの洗浄を行
う各工程におけるスピンチャック11の回転速度の変化
を示す図である。図示しない基板搬送機構によって、未
処理のウエハWがスピンチャック11に受け渡される
と、制御部40は、回転駆動機構10を制御することに
よって、スピンチャック11の回転を加速する。たとえ
ば、制御部40は、スピンチャック11の回転速度を約
1500rpmまで加速する(ステップS1)。このと
き、遮断板20はスピンチャック11のはるか上方の待
機位置に待機しており、その回転は停止されている。
【0025】スピンチャック11の回転速度が1500
rpmに達すると、制御部40は上面エッチング液供給
バルブ25および下面エッチング液供給バルブ42を開
成する(ステップS2,S3)。これにより、処理液供
給管21の処理液吐出口30からウエハWの上面中央に
エッチング液が供給され、処理液供給管5の処理液吐出
口6からウエハWの下面中央にエッチング液が供給され
る。このとき、上面純水供給バルブ23および下面純水
供給バルブ44は閉成状態に保持されており、また、上
面窒素ガス供給バルブ34も閉成状態に保持されてい
る。下面窒素ガス供給バルブ46は、当初から終始開成
状態とされて、気体吐出口8から窒素ガスを噴出するこ
とにより、気体供給路7へのエッチング液の侵入を防止
している。
【0026】このようにして、ウエハWの上面および下
面にエッチング液を供給することによって、ウエハWの
上面および下面から異物を除去するためのエッチング工
程が行われる。このエッチング工程において、スピンチ
ャック11の回転速度、すなわちウエハWの回転速度
は、制御部40による回転駆動機構10の制御によっ
て、約1500rpmに保持される。エッチング液供給
源24,41から供給されるエッチング液は、たとえ
ば、ふっ酸水溶液である。この場合、ふっ酸水溶液の供
給によって、ウエハWの上面および下面は疎水性表面と
なるのであるが、ウエハWの回転速度を約1500rp
mに保持することによって、ウエハWの上面および下面
の全域がエッチング液により覆われた状態を保持でき
る。
【0027】予め定める一定時間だけウエハWの上面お
よび下面にエッチング液を供給した後、上面エッチング
液供給バルブ25および下面エッチング液供給バルブ4
2を閉じて、ウエハWの上下面へのエッチング液の供給
が停止される(ステップS4,S5)。この後、制御部
40は、回転駆動機構10を制御して、スピンチャック
11の回転速度を約1500rpmに保持したままで、
上面純水供給バルブ23および下面純水供給バルブ44
を開成する。これによって、ウエハWの上面中央および
下面中央にそれぞれ純水が処理液供給管21,5から供
給されることになる(ステップS6,S7)。こうし
て、ウエハWの上下面のエッチング液を洗い流すための
リンス工程が行われる。 ウエハWの上下面は、ふっ酸
水溶液の供給によって疎水性表面となっているが、ウエ
ハWの回転速度が約1500rpm程度に保持されれ
ば、ウエハWの上下面の全域を純水の膜で覆うことがで
き、ウエハWの上下面のいずれかの箇所が露出すること
はない。
【0028】このリンス工程においては、制御部40
は、昇降駆動機構13を制御することによって、遮断板
20をウエハWの上面に近接した位置まで下降させる
(ステップS8)。このときの遮断板20の位置は、た
とえば、ウエハWの上面から約5mm上方の位置であ
る。さらに、制御部40は、遮断板回転駆動機構12を
制御することによって、遮断板20をスピンチャック1
1と同期回転させる。すなわち、遮断板20は、ウエハ
Wの回転速度と同じ回転速度である約1500rpmで
ウエハWと同じ方向に回転駆動されることになる(ステ
ップS9)。このとき、制御部40は、さらに上面窒素
ガス供給バルブ34を開いて、気体供給路31の気体吐
出口32からウエハWの上方の空間に窒素ガスを供給す
る(ステップS10)。これによって、ウエハWの上方
の空間には回転中心から回転半径方向外方に向かう気流
が形成され、ウエハWの周囲の空間は不活性ガス雰囲気
となる。これによって、ウエハWの表面の酸化が防止さ
れる。
【0029】このようにして、一定時間にわたってウエ
ハWの上下面に純水が供給されてリンス工程が行われる
と、制御部40は下面純水供給バルブ44を閉成し、ウ
エハWの下面への純水を停止する(ステップS11)。
ここで、上述のS1〜S11までのエッチング工程から
リンス工程に至る期間においては、制御部40は、処理
液供給管21からウエハW表面にエッチング液が供給さ
れる時のスピンチャック11の回転速度と、処理液供給
管21からウエハW表面に純水が供給される時のスピン
チャック11の回転速度とが、1500rpmで同一と
なるように回転駆動機構10を制御していることにな
る。
【0030】その後、制御部40は、回転駆動機構10
を制御して、スピンチャック11の回転速度を、これま
でのウエハW回転速度(1500rpm)よりも低速な
液滴成長回転速度である30rpmまで減速するととも
に(ステップS12)、昇降駆動機構13を制御するこ
とにより遮断板20をウエハWの上面から約10mmの
位置まで上昇させる(ステップS13)。さらに、スピ
ンチャック11の回転減速に伴って、遮断板回転駆動機
構12を制御し、遮断板20の回転を液滴成長回転速度
である約30rpmまで減速し、遮断板20とスピンチ
ャック11の同期回転状態を保持する(ステップS1
4)。このとき、上面純水供給バルブ23は開成状態に
保持されていて、ウエハWの上面への純水の供給は継続
されている。
【0031】スピンチャックおよび遮断板の回転速度を
たとえば約2.5秒間にわたって液滴成長回転速度であ
る約30rpmに保持した後に、制御部40は、上面純
水供給バルブ23を閉成して、ウエハWの上面への純水
の供給を停止する(ステップS15)。さらに、制御部
40は、回転駆動機構10および遮断板回転駆動機構1
2を制御して、スピンチャック11および遮断板20の
回転速度を液滴排除回転速度である約70rpmまで加
速する(ステップS16,S17)。そして、この状態
をたとえば約3.5秒間保持する。
【0032】スピンチャックの回転速度を液滴成長回転
速度である約30rpmに減速し、その状態を保持しつ
つ純水を供給することによって、疎水性となったウエハ
Wの表面において大きな液滴が成長させられる。この成
長した大きな液滴は、純水の供給を停止して、スピンチ
ャック11の回転を液滴排除回転速度である約70rp
mまで加速することにより、ウエハWの周縁から排除さ
れる。すなわち、大きな液滴に働く比較的大きな遠心力
を利用して、ウエハWの表面の液滴が効果的に排除され
る。この液滴の排除は、約70rpmという低速回転に
よって達成されるので、ウエハWの表面から排除された
液滴が処理室内壁等で跳ね返り、ウエハWの表面に再付
着したりすることがない。
【0033】こうして液滴を成長させてその後に低速回
転でその成長した液滴を排除することにより、ウエハW
の回転中心付近に小さな液滴が残留したりすることを防
止できる。次に、制御部40は、回転駆動機構10を制
御して、スピンチャック11を乾燥回転速度である30
00rpmまで加速する(ステップS18)。これによ
って、ウエハWの上下面に残留する小さな液滴を確実に
除去することができる。このとき、制御部40は、昇降
駆動機構13を制御することによって、遮断板20をウ
エハWの上方約3mmの位置に導く(ステップS1
9)。また、制御部40は、遮断板回転駆動機構12を
制御することによって、遮断板20を約3000rpm
で回転させ、遮断板20とスピンチャック11の回転を
同期させる(ステップS20)。
【0034】遮断板をウエハWの上面のごく近接した位
置に配置することにより、ウエハWの上方の空間を制限
することができるため、ウエハWの上面付近の雰囲気を
効果的に窒素ガス雰囲気とすることができる。これによ
って、ウエハWの表面の酸化に起因するパーティクルの
発生を抑制できる。スピンチャック11および遮断板2
0を乾燥回転速度(約3000rpm)で一定時間(た
とえば約30秒)だけ回転させた後、制御部40は回転
駆動機構10を制御してスピンチャック11の回転を停
止させるとともに(ステップS21)、遮断板回転駆動
機構12を制御して遮断板20の回転も停止させる(ス
テップS22)。さらに、制御部40は、昇降駆動機構
13を制御して、遮断板20をウエハWのはるか上方の
待機位置まで上昇させる(ステップS23)。また、制
御部40は上面窒素ガス供給バルブ34を閉じて、ウエ
ハWの上面への窒素ガスの供給を停止する(ステップS
24)。この後は、図示しない基板搬送機構によって、
スピンチャック11から処理済のウエハWが搬出される
ことになる。
【0035】以上のように、この実施形態によれば、エ
ッチング工程におけるウエハWの回転速度を約1500
rpmとし、この回転速度を保持して純水によるウエハ
Wのリンス処理も行うこととしている。これによって、
エッチング工程時にはウエハWの上下面の全域がエッチ
ング液で覆われ、リンス工程においてはウエハWの上下
面の全域が純水で覆われることになる。したがって、ウ
エハWのいずれかの位置が露出することがないので、こ
の露出部へのパーティクルの付着を防止することができ
る。これによって、高品質な基板洗浄処理が可能にな
り、製品の歩留りを向上することができる。
【0036】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、上述の実施形態ではエッチング工程およびリ
ンス工程におけるウエハWの回転速度を約1500rp
mとしたが、この回転速度は、1500rpm〜180
0rpmの範囲で任意に選択することが可能であり、さ
らに好ましくは1500rpm〜1600rpmの範囲
で任意に選択することが可能である。このような回転速
度範囲でウエハWを回転させれば、エッチング工程およ
びリンス工程において、ウエハWの上下面の全域を液膜
で覆うことができる。
【0037】本発明においては、エッチング工程におけ
る基板の回転速度とほぼ同一の回転速度で基板を回転さ
せつつ基板表面に純水を供給するものであるが、完全な
る同一の回転速度でなくともよく、若干の回転数相違も
本発明の意図する範囲である。また、上記の実施形態で
は、ウエハWの洗浄を行う装置を例にとったが、この発
明の基板洗浄装置は、液晶表示装置用ガラス基板、光デ
ィスク用基板、光磁気ディスク用基板、磁気ディスク用
基板等の他の種類の基板の洗浄にも同様に適用すること
ができる。
【0038】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板洗浄装置の構
成を説明するための図解的な断面図である。
【図2】洗浄処理時における各部の制御内容を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】洗浄処理時におけるウエハの回転速度の変化を
示す図である。
【符号の説明】
5 処理液供給管 7 気体供給路 10 回転駆動機構 11 スピンチャック 12 遮断板回転駆動機構 13 昇降駆動機構 20 遮断板 21 処理液供給管 22 純水供給源 23 上面純水供給バルブ 24 エッチング液供給源 25 上面エッチング液供給バルブ 31 気体供給路 33 気体供給源 34 上面窒素ガス供給バルブ 40 制御部 41 エッチング液供給源 42 下面エッチング液供給バルブ 43 純水供給源 44 下面純水供給バルブ 45 気体供給源 46 下面窒素ガス供給バルブ W 半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 逢坂 勉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 岩元 勇人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 清瀬 浩巳 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 Fターム(参考) 3B201 AA03 AB33 BB00 BB88 BB93 BB95 BB99 CC01 CC13 5F043 AA01 AA40 BB30 EE08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1500rpm以上1800rpm以下の
    回転速度で基板を回転させつつ基板表面にエッチング液
    を供給することで、基板表面をエッチングするエッチン
    グ工程と、 このエッチング工程の後に、上記エッチング工程におけ
    る上記回転速度とほぼ同一の回転速度で基板を回転させ
    つつ基板表面に純水を供給することで、上記エッチング
    工程で供給された基板表面のエッチング液を洗い流すリ
    ンス工程とを含むことを特徴とする基板洗浄方法。
  2. 【請求項2】上記エッチング工程における基板の回転速
    度が1500rpm以上1600rpm以下であること
    を特徴とする請求項1記載の基板洗浄方法。
  3. 【請求項3】上記エッチング液はふっ酸を含む薬液であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の基板洗浄方
    法。
  4. 【請求項4】上記リンス工程において、上記基板表面に
    対向する円板を基板表面に近接配置するとともに、この
    円板を基板と同一回転速度で基板と同方向に回転させる
    工程をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の基板洗浄方法。
  5. 【請求項5】上記リンス工程の後に、 上記エッチング工程およびリンス工程における基板の回
    転速度よりも低速な液滴成長回転速度で基板を回転させ
    て、基板表面に純水の液滴を成長させる液滴成長工程
    と、 この液滴成長工程の後に、上記液滴成長回転速度よりも
    高速な乾燥回転速度で基板を回転させることにより、基
    板表面の液滴を遠心力によって排除する乾燥工程とをさ
    らに含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載の基板洗浄方法。
  6. 【請求項6】基板を保持して回転させる基板保持回転手
    段と、 この基板保持回転手段に、基板を回転させるための回転
    駆動力を与える回転駆動手段と、 上記基板保持回転手段によって保持されている基板の表
    面にエッチング液を供給するためのエッチング液供給機
    構と、 上記基板保持回転手段によって保持されている基板の表
    面に純水を供給するための純水供給機構と、 上記エッチング液供給機構から基板表面にエッチング液
    が供給されている時の基板保持回転手段の回転速度と、
    上記純水供給機構から基板表面に純水が供給されている
    時の基板保持回転手段の回転速度とが、ほぼ同一、かつ
    1500rpm以上1800rpm以下となるように、
    上記回転駆動手段を制御する制御手段とを含むことを特
    徴とする基板洗浄装置。
  7. 【請求項7】上記制御手段は、上記エッチング液供給機
    構から基板表面にエッチング液が供給されている時の基
    板保持回転手段の回転速度と、上記純水供給機構から基
    板表面に純水が供給されている時の基板保持回転手段の
    回転速度とが、1500rpm以上1600rpm以下
    となるように、上記回転駆動手段を制御するものである
    ことを特徴とする請求項6記載の基板洗浄装置。
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