JP2002260748A - 防水分岐コネクタ - Google Patents
防水分岐コネクタInfo
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- JP2002260748A JP2002260748A JP2001056792A JP2001056792A JP2002260748A JP 2002260748 A JP2002260748 A JP 2002260748A JP 2001056792 A JP2001056792 A JP 2001056792A JP 2001056792 A JP2001056792 A JP 2001056792A JP 2002260748 A JP2002260748 A JP 2002260748A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- opening
- waterproof
- lock cover
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続に要する空間を小さくすることができる
と共に、キャップをロック位置に押し込むだけでワンタ
ッチで接続でき、しかも防水性に優れた分岐コネクタを
構造で提供すること。 【解決手段】 前面に向かって開口した複数の電線挿入
孔１…を備え且つ上面に開口部２を有する絶縁性コネク
タ本体Ａと、前記開口部２を閉じる絶縁性ロックカバー
Ｂとからなり、前記コネクタ本体Ａには前記挿入孔１…
に挿入された被覆電線４…に向かって押し込まれる金属
板製のコンタクト５が配置され、該コンタクト５には被
覆電線に向かって押し込まれたときに夫々の被覆電線４
の被覆４ａを切断して芯線４ｂと電通する複数の切込み
刃５ｂ…が設けられており、前記コンタクト５の上面が
前記開口部２を介してロックカバーＢの天板に当接され
ており、該ロックカバーＢをロック位置に押し下げるこ
とにより前記コンタクト５も同時に押し込まれるように
形成されており、前記電線挿入孔１…の口部周面には防
水キャップ８が、前記開口部２周縁には防水用Ｏリング
９が夫々設けられている構造。
と共に、キャップをロック位置に押し込むだけでワンタ
ッチで接続でき、しかも防水性に優れた分岐コネクタを
構造で提供すること。 【解決手段】 前面に向かって開口した複数の電線挿入
孔１…を備え且つ上面に開口部２を有する絶縁性コネク
タ本体Ａと、前記開口部２を閉じる絶縁性ロックカバー
Ｂとからなり、前記コネクタ本体Ａには前記挿入孔１…
に挿入された被覆電線４…に向かって押し込まれる金属
板製のコンタクト５が配置され、該コンタクト５には被
覆電線に向かって押し込まれたときに夫々の被覆電線４
の被覆４ａを切断して芯線４ｂと電通する複数の切込み
刃５ｂ…が設けられており、前記コンタクト５の上面が
前記開口部２を介してロックカバーＢの天板に当接され
ており、該ロックカバーＢをロック位置に押し下げるこ
とにより前記コンタクト５も同時に押し込まれるように
形成されており、前記電線挿入孔１…の口部周面には防
水キャップ８が、前記開口部２周縁には防水用Ｏリング
９が夫々設けられている構造。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、芯線を外皮で絶縁
被覆した被覆電線を別の被覆電線に接続する分岐コネク
タに関するものである。
被覆した被覆電線を別の被覆電線に接続する分岐コネク
タに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ハウジング内部に金属製の圧着コ
ネクタを内蔵した被覆電線の分岐コネクタは、両端部に
差し込み口を有するコネクタを設けて、このコネクタに
左右から被覆電線の被覆を剥離した裸の芯線部分を差し
込んで接続するか、或いは雄雌のコネクタを各被覆電線
の端末に取り付けて接続する等の手段がとられており、
何れの場合も左右の被覆電線が略直線状に連結されてい
た。
ネクタを内蔵した被覆電線の分岐コネクタは、両端部に
差し込み口を有するコネクタを設けて、このコネクタに
左右から被覆電線の被覆を剥離した裸の芯線部分を差し
込んで接続するか、或いは雄雌のコネクタを各被覆電線
の端末に取り付けて接続する等の手段がとられており、
何れの場合も左右の被覆電線が略直線状に連結されてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来手段
では、被覆電線をコネクタに取り付ける作業が面倒であ
ると共に、各被覆電線を接続したコネクタを狭い空間内
に隠すには、コネクタ両端部分の電線を無理に折り曲げ
て空間に押し込む等の手段を必要として作業が煩雑であ
ると共にケーブルが外れる等の問題点があった。また防
水や防塵の面でも充分な配慮がなされておらず、殊に被
覆を剥離して裸の芯線部分を差し込むタイプのものでは
湿気や結露等に弱いといった難点があった。
では、被覆電線をコネクタに取り付ける作業が面倒であ
ると共に、各被覆電線を接続したコネクタを狭い空間内
に隠すには、コネクタ両端部分の電線を無理に折り曲げ
て空間に押し込む等の手段を必要として作業が煩雑であ
ると共にケーブルが外れる等の問題点があった。また防
水や防塵の面でも充分な配慮がなされておらず、殊に被
覆を剥離して裸の芯線部分を差し込むタイプのものでは
湿気や結露等に弱いといった難点があった。
【０００４】そこで本発明は、接続される各被覆電線の
端末をコネクタに対し同一方向から差し込むようにする
ことによって、接続に要する空間を小さくすることがで
きると共に、キャップをロック位置に押し込むだけでワ
ンタッチで接続でき、しかも防水性に優れた分岐コネク
タを簡単な構造で提供することを主たる目的とするもの
である。
端末をコネクタに対し同一方向から差し込むようにする
ことによって、接続に要する空間を小さくすることがで
きると共に、キャップをロック位置に押し込むだけでワ
ンタッチで接続でき、しかも防水性に優れた分岐コネク
タを簡単な構造で提供することを主たる目的とするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では次のような手段を講じた。即ち、本発明
の分岐コネクタにあっては、前面に向かって開口した複
数の電線挿入孔１…を備え且つ上面に開口部２を有する
絶縁性コネクタ本体Ａと、前記開口部２を閉じる絶縁性
ロックカバーＢとからなり、前記コネクタ本体Ａには前
記挿入孔１…に挿入された被覆電線４…に向かって押し
込まれる金属板製のコンタクト５が配置され、該コンタ
クト５には被覆電線に向かって押し込まれたときに夫々
の被覆電線４の被覆４ａを切断して芯線４ｂと電通する
複数の切込み刃５ｂ…が設けられており、前記コンタク
ト５の上面が前記開口部２を介してロックカバーＢの天
板に当接されており、該ロックカバーＢをロック位置に
押し下げることにより前記コンタクト５も同時に押し込
まれるように形成されており、且つロックカバーＢをロ
ック位置に押し下げたときに閉鎖姿勢を保持するロック
手段が設けられており、更に前記電線挿入孔１…の口部
周面には防水キャップ８が、前記開口部２周縁には防水
用Ｏリング９が夫々設けられている構造とした。
めに本発明では次のような手段を講じた。即ち、本発明
の分岐コネクタにあっては、前面に向かって開口した複
数の電線挿入孔１…を備え且つ上面に開口部２を有する
絶縁性コネクタ本体Ａと、前記開口部２を閉じる絶縁性
ロックカバーＢとからなり、前記コネクタ本体Ａには前
記挿入孔１…に挿入された被覆電線４…に向かって押し
込まれる金属板製のコンタクト５が配置され、該コンタ
クト５には被覆電線に向かって押し込まれたときに夫々
の被覆電線４の被覆４ａを切断して芯線４ｂと電通する
複数の切込み刃５ｂ…が設けられており、前記コンタク
ト５の上面が前記開口部２を介してロックカバーＢの天
板に当接されており、該ロックカバーＢをロック位置に
押し下げることにより前記コンタクト５も同時に押し込
まれるように形成されており、且つロックカバーＢをロ
ック位置に押し下げたときに閉鎖姿勢を保持するロック
手段が設けられており、更に前記電線挿入孔１…の口部
周面には防水キャップ８が、前記開口部２周縁には防水
用Ｏリング９が夫々設けられている構造とした。
【０００６】
【発明の実施の形態】前記コンタクト５は、金属板をコ
の字状に折り曲げて、その夫々の折曲片５ａ，５ａに切
込み刃５ｂ…を設けることのより２枚刃構造とするのが
よい。これにより、より確実に安定した接続が達成でき
る。
の字状に折り曲げて、その夫々の折曲片５ａ，５ａに切
込み刃５ｂ…を設けることのより２枚刃構造とするのが
よい。これにより、より確実に安定した接続が達成でき
る。
【０００７】また、コネクタ本体ＡとロックカバーＢと
を透明または半透明の合成樹脂材料で形成するのが好ま
しい。これにより、被覆電線の挿入位置や接続状態が外
部から確認できて安心である。
を透明または半透明の合成樹脂材料で形成するのが好ま
しい。これにより、被覆電線の挿入位置や接続状態が外
部から確認できて安心である。
【０００８】
【実施例】以下本発明の詳細を図１〜図６で示した実施
例に基づいて説明する。本発明の分岐コネクタは図に示
すように、前面に向かって開口した三つの電線挿入孔１
…を備え、且つ上面に開口部２を有する透明又は半透明
の絶縁合成樹脂製コネクタ本体Ａと、該開口部２を閉じ
る透明又は半透明の絶縁合成樹脂製ロックカバーＢとか
ら構成される。前記電線挿入孔１…は前記開口部２で外
部に露出されている。
例に基づいて説明する。本発明の分岐コネクタは図に示
すように、前面に向かって開口した三つの電線挿入孔１
…を備え、且つ上面に開口部２を有する透明又は半透明
の絶縁合成樹脂製コネクタ本体Ａと、該開口部２を閉じ
る透明又は半透明の絶縁合成樹脂製ロックカバーＢとか
ら構成される。前記電線挿入孔１…は前記開口部２で外
部に露出されている。
【０００９】前記コネクタ本体Ａには、前記電線挿入孔
１…に挿入された被覆電線４…に向かって押し込まれる
金属板製のコンタクト５が配置されている。このコンタ
クト５は、金属板をコの字状に折り曲げて形成され、そ
の夫々の折曲片５ａ，５ａに前記電線挿入孔１…と同じ
ピッチを隔けて三つの切込み刃５ｂ…が設けられてお
り、この切込み刃５ｂがコンタクト５を被覆電線４…に
向かって押し込んだ時に図６に示すように、夫々の被覆
電線４の被覆４ａを切断して芯線４ｂと電通するように
形成されている。
１…に挿入された被覆電線４…に向かって押し込まれる
金属板製のコンタクト５が配置されている。このコンタ
クト５は、金属板をコの字状に折り曲げて形成され、そ
の夫々の折曲片５ａ，５ａに前記電線挿入孔１…と同じ
ピッチを隔けて三つの切込み刃５ｂ…が設けられてお
り、この切込み刃５ｂがコンタクト５を被覆電線４…に
向かって押し込んだ時に図６に示すように、夫々の被覆
電線４の被覆４ａを切断して芯線４ｂと電通するように
形成されている。
【００１０】前記ロックカバーＢは、コネクタ本体Ａの
開口部２を閉じるようにコネクタ本体の上面に浅く被せ
られ、下方のロック位置まで押し込むことができるよう
に形成されている。そしてロックカバーＢが上方の非押
込み位置にあるときに、コンタクト５の上面がロックカ
バーＢの天板下面に当接されていて、ロックカバーＢの
押し下げ動作と共にコンタクト５も押し込まれるように
形成されている。またロックカバーＢは押し下げた位置
でロックできるように、ロック手段が設けられている。
本実施例ではこのロック手段として、ロックカバーＢの
側面とコネクタ本体Ａの側面に互いにかみ合う係合凹部
６並びに係合爪７が設けられている。
開口部２を閉じるようにコネクタ本体の上面に浅く被せ
られ、下方のロック位置まで押し込むことができるよう
に形成されている。そしてロックカバーＢが上方の非押
込み位置にあるときに、コンタクト５の上面がロックカ
バーＢの天板下面に当接されていて、ロックカバーＢの
押し下げ動作と共にコンタクト５も押し込まれるように
形成されている。またロックカバーＢは押し下げた位置
でロックできるように、ロック手段が設けられている。
本実施例ではこのロック手段として、ロックカバーＢの
側面とコネクタ本体Ａの側面に互いにかみ合う係合凹部
６並びに係合爪７が設けられている。
【００１１】更に前記電線挿入孔１の口部周面には弾力
性のある天然又は合成ゴム等の材料からなる防水キャッ
プ８が、前記開口部２の周縁には防水用Ｏリング９が夫
々設けられている。電気防水キャップ８はコネクタ本体
Ａの前面に穿った嵌め込み凹部に密に嵌め込まれ、外カ
バー１１で押えられている。
性のある天然又は合成ゴム等の材料からなる防水キャッ
プ８が、前記開口部２の周縁には防水用Ｏリング９が夫
々設けられている。電気防水キャップ８はコネクタ本体
Ａの前面に穿った嵌め込み凹部に密に嵌め込まれ、外カ
バー１１で押えられている。
【００１２】また、前記コネクタ本体Ａの背面と左右両
側面を結ぶコーナー１２が面カットされて周側面が６面
体で形成され、ロックカバーＢの内面がこのコネクタ本
体Ａの６面に接して下動するように形成されている。
側面を結ぶコーナー１２が面カットされて周側面が６面
体で形成され、ロックカバーＢの内面がこのコネクタ本
体Ａの６面に接して下動するように形成されている。
【００１３】上記の分岐コネクタを使用するに際して、
先ず図２並びに図３に示すように、接続される夫々の被
覆電線４…を被覆のままコネクタ本体Ａの挿入孔１…に
奥まで挿入したあと、ロックカバーＢを図４並びに図５
に示すロック位置まで押し下げると、コンタクト５も同
時に押し込まれて切込み刃５ｂ…が図６に示すように夫
々の被覆電線４の被覆４ａを切断して芯線４ｂと電通
し、これにより各被覆電線４…をワンタッチで電気的に
且つ物理的に接続することができる。この際コンタクト
５は、金属板をコの字状に折り曲げて、その夫々の折曲
片５ａ，５ａに切込み刃５ｂ…を設けることにより２枚
刃構造とされているので、より確実に安定した接続が達
成できる。また、前記コネクタ本体Ａの背面と左右両側
面を結ぶコーナー１２が面カットされて周側面が６面体
で形成され、ロックカバーＢの内面がこのコネクタ本体
Ａの６面に接して下動するように形成されているので、
プライヤー等の不安定な工具を使用してもロックカバー
Ｂが偏ることなくスムーズに下動してコンタクト５を垂
直に正確に押し込むことができる。加えて、電線挿入孔
１…の口部周面には防水キャップ８が、前記開口部２の
周縁には防水用Ｏリング９が夫々設けられているのでコ
ネクタ内部の電線の接続部分や金属部分を湿気や塵から
完全に保護することができて長期にわたって使用するこ
とができる。更に、コネクタ本体ＡとロックカバーＢと
が透明または半透明の合成樹脂材料で形成されているの
で、被覆電線の挿入位置や接続状態が外部から確認でき
て安心である。
先ず図２並びに図３に示すように、接続される夫々の被
覆電線４…を被覆のままコネクタ本体Ａの挿入孔１…に
奥まで挿入したあと、ロックカバーＢを図４並びに図５
に示すロック位置まで押し下げると、コンタクト５も同
時に押し込まれて切込み刃５ｂ…が図６に示すように夫
々の被覆電線４の被覆４ａを切断して芯線４ｂと電通
し、これにより各被覆電線４…をワンタッチで電気的に
且つ物理的に接続することができる。この際コンタクト
５は、金属板をコの字状に折り曲げて、その夫々の折曲
片５ａ，５ａに切込み刃５ｂ…を設けることにより２枚
刃構造とされているので、より確実に安定した接続が達
成できる。また、前記コネクタ本体Ａの背面と左右両側
面を結ぶコーナー１２が面カットされて周側面が６面体
で形成され、ロックカバーＢの内面がこのコネクタ本体
Ａの６面に接して下動するように形成されているので、
プライヤー等の不安定な工具を使用してもロックカバー
Ｂが偏ることなくスムーズに下動してコンタクト５を垂
直に正確に押し込むことができる。加えて、電線挿入孔
１…の口部周面には防水キャップ８が、前記開口部２の
周縁には防水用Ｏリング９が夫々設けられているのでコ
ネクタ内部の電線の接続部分や金属部分を湿気や塵から
完全に保護することができて長期にわたって使用するこ
とができる。更に、コネクタ本体ＡとロックカバーＢと
が透明または半透明の合成樹脂材料で形成されているの
で、被覆電線の挿入位置や接続状態が外部から確認でき
て安心である。
【００１４】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例、変
形例のみに限定されるものではない。例えば上記実施例
では電線挿入孔１…を三つとしたが、二つ又はそれ以上
であってもよい。この場合はコンタクト５の切込み刃５
ｂの数も前記電線挿入孔１…の数と同じに形成される。
またコネクタ本体Ａ並びにロックカバーＢは必ずしも透
明又は半透明でなくてもよく、不透明な合成樹脂材料で
成形してもよい。その他本発明はその構成要件を備え、
本発明の目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内
において適宜改変して実施することができるものであ
る。
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例、変
形例のみに限定されるものではない。例えば上記実施例
では電線挿入孔１…を三つとしたが、二つ又はそれ以上
であってもよい。この場合はコンタクト５の切込み刃５
ｂの数も前記電線挿入孔１…の数と同じに形成される。
またコネクタ本体Ａ並びにロックカバーＢは必ずしも透
明又は半透明でなくてもよく、不透明な合成樹脂材料で
成形してもよい。その他本発明はその構成要件を備え、
本発明の目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内
において適宜改変して実施することができるものであ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明は、接続される
各被覆電線をコネクタに対して同一方向から差し込むよ
うにすることによって、接続に要する空間を小さくする
ことができると共に、被覆電線の被覆を剥離することな
くそのまま挿入孔に差し込んでロックカバーを押し込む
だけの簡単な操作により、確実に各被覆電線同士を接続
させることができて作業性の向上を図ることができ、し
かも電線挿入孔の口部周面には防水キャップが、前記開
口部の周縁には防水用Ｏリングが夫々設けられているの
で、コネクタ内部の電線接続部分や金属部分を湿気や塵
から完全に保護することができて、長期にわたって使用
することができるといった優れた効果がある。
各被覆電線をコネクタに対して同一方向から差し込むよ
うにすることによって、接続に要する空間を小さくする
ことができると共に、被覆電線の被覆を剥離することな
くそのまま挿入孔に差し込んでロックカバーを押し込む
だけの簡単な操作により、確実に各被覆電線同士を接続
させることができて作業性の向上を図ることができ、し
かも電線挿入孔の口部周面には防水キャップが、前記開
口部の周縁には防水用Ｏリングが夫々設けられているの
で、コネクタ内部の電線接続部分や金属部分を湿気や塵
から完全に保護することができて、長期にわたって使用
することができるといった優れた効果がある。
【００１６】更に請求項２の構成とすることにより、前
記コンタクトの切込み刃が２枚刃構造となって、より確
実に安定した接続が達成できる。また、請求項３の構成
とすることにより、被覆電線の挿入位置や接続状態が外
部から確認できて安心であるといった効果もある。
記コンタクトの切込み刃が２枚刃構造となって、より確
実に安定した接続が達成できる。また、請求項３の構成
とすることにより、被覆電線の挿入位置や接続状態が外
部から確認できて安心であるといった効果もある。
【図１】本発明に係る分岐コネクタの分解斜視図。
【図２】本発明における分岐コネクタの使用例を示す斜
視図であって、ロックカバーを押し下げる前の状態を示
す。
視図であって、ロックカバーを押し下げる前の状態を示
す。
【図３】図２で示した分岐コネクタの断面図。
【図４】本発明におけるロックカバーをロック位置まで
押し下げた状態を示す図２同様の斜視図。
押し下げた状態を示す図２同様の斜視図。
【図５】図４で示した分岐コネクタの断面図。
【図６】図５におけるＣ−Ｃ線断面図。
Ａ コネクタ本体 Ｂ ロックカバー １ 挿入孔 ２ 開口部 ４ 被覆電線 ４ａ 被覆電線の被覆 ４ｂ 被覆電線の芯線 ５ コンタクト ５ｂ コンタクトの切込み刃 ８ 防水キャップ ９ Ｏリング
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０２Ｇ 1/14 Ｈ０２Ｇ 15/08 Ｋ 15/08 Ｈ０１Ｒ 13/64 Ｆターム(参考） 5E021 FB07 FB30 FC31 FC40 JA20 KA02 5E085 BB02 CC05 DD07 FF13 JJ13 JJ40 5E087 FF14 KK03 LL03 LL04 LL12 RR04 RR12 RR26 5G355 AA03 BA02 BA11 CA06 5G375 AA02 BA02 BA26 BB03 BB11 BB19 BB24 CA02 CA13 CA19 DB16 DB23
Claims (3)
- 【請求項１】 前面に向かって開口した複数の電線挿入
孔(1)…を備え且つ上面に開口部(2)を有する絶縁性コネ
クタ本体(A)と、前記開口部(2)を閉じる絶縁性ロックカ
バー(B)とからなり、前記コネクタ本体(A)には前記挿入
孔(1)…に挿入された被覆電線(4)…に向かって押し込ま
れる金属板製のコンタクト(5)が配置され、該コンタク
ト(5)には被覆電線に向かって押し込まれたときに夫々
の被覆電線(4)の被覆(4a)を切断して芯線(4b)と電通す
る複数の切込み刃(5b)が設けられており、前記コンタク
ト(5)の上面が前記開口部(2)を介してロックカバー(B)
の天板に当接されており、該ロックカバー(B)をロック
位置に押し下げることにより前記コンタクト(5)も同時
に押し込まれるように形成されており、且つロックカバ
ー(B)をロック位置に押し下げたときに閉鎖姿勢を保持
するロック手段が設けられており、更に前記電線挿入孔
(1)…の口部周面には防水キャップ(8)が、前記開口部
(2)周縁には防水用Ｏリング(9)が夫々設けられている防
水分岐コネクタ。 - 【請求項２】 前記コンタクト(5)が、金属板をコの字
状に折り曲げてその夫々の折曲片(5a)，(5a)に前記切込
み刃(5b)…が設けられている請求項１に記載の防水分岐
コネクタ。 - 【請求項３】 前記コネクタ本体(A)とロックカバー(B)
とが透明または半透明の合成樹脂材料で形成されている
請求項１または請求項２に記載の防水分岐コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001056792A JP2002260748A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 防水分岐コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001056792A JP2002260748A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 防水分岐コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002260748A true JP2002260748A (ja) | 2002-09-13 |
Family
ID=18916760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001056792A Pending JP2002260748A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 防水分岐コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002260748A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005032485A (ja) * | 2003-07-09 | 2005-02-03 | Enplas Corp | 太陽電池用基板及びそれを用いた太陽電池 |
| KR100729563B1 (ko) * | 2005-05-14 | 2007-06-18 | (주)우주일렉트로닉스 | 초소형 정밀 커넥터 |
| CN100374722C (zh) * | 2005-02-21 | 2008-03-12 | 松下电器产业株式会社 | 电气部件保护装置 |
| JP2010509713A (ja) * | 2006-11-03 | 2010-03-25 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 二重壁コネクタ |
| JP2016010228A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | 住友電装株式会社 | 絶縁被覆電線の止水構造およびワイヤハーネス |
| CN110492395A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-11-22 | 深圳供电局有限公司 | 用于电缆全天候接线的防护装置 |
| KR20220048397A (ko) * | 2020-10-12 | 2022-04-19 | (주)혜성씨앤이 | 관통형 분기 접속재 |
-
2001
- 2001-03-01 JP JP2001056792A patent/JP2002260748A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2005032485A (ja) * | 2003-07-09 | 2005-02-03 | Enplas Corp | 太陽電池用基板及びそれを用いた太陽電池 |
| JP4509498B2 (ja) * | 2003-07-09 | 2010-07-21 | 株式会社エンプラス | 太陽電池用基板及びそれを用いた太陽電池 |
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