JP4259563B2 - 床取付型情報コンセント - Google Patents

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Description

本願発明は、床取付型情報コンセントに関するものである。
従来から、知られている床取付型情報コンセントとしては、特開2002−164129号公報(特許文献1)に示されるようなものがある。この床取付型情報コンセントは、図17に示すように、床の開口に取り付けられた枠体51の開口部から出入りするコンセント本体52があって、このコンセント本体52の前表面53に直交して、モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口54が設けられている。
したがって、この床取付型情報コンセントの使用時においては、床の裏面側に収納されたコンセント本体52を枠体51の開口部から露出させた状態で、モジュラプラグをプラグ挿入口54に差し込み、又、使用後においては、プラグ挿入口54からモジュラプラグを抜き取り、再び床の裏面側にコンセント本体52を収納する。
なお、モジュラプラグ(不図示)の弾性レバーが収まるレバー収納部55は、プラグ挿入口における下側に設けられており、弾性レバーを下向きの状態にしてモジュラプラグを取り付けることで、誤ってモジュラプラグを踏んでしまう場合等に備えて、比較的壊れやすい弾性レバーを保護している。
特開2002−164129号公報
しかしながら、上記従来例である床取付型情報コンセントにあっては、露出状態においてコンセント本体52の前表面53の傾きが比較的急であるため、枠体51が邪魔になってモジュラプラグの差し込み及び抜き取りがし難くいという問題が生じていた。特に、図17に示す床取付情報コンセントにおいては、レバー収納部55が下側にあるため、弾性レバーを抑えた指が枠体51に接触して、よりモジュラプラグの差し込み及び抜き取りがし難くなる。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、モジュラプラグの差し込み及び抜き取りがし易い床取付型情報コンセントを提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、床の開口に取り付けられ前記開口と連通する開口部が設けられた枠体と、モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口を前表面に有するコネクタ部と、枠体の開口部からコネクタ部のプラグ挿入口を床の表面側に露出させる露出状態とコネクタ部を床の裏面側に収納する収納状態とを選択自在として枠体に取り付けられた可動部とを備える床取付型情報コンセントにおいて、コネクタ部の前表面の上端部には枠体に係止して収納状態を保持する係止部が設けられており、前記前表面における係止部よりも下側においては凹段部が設けられており、凹段部の内底面は露出状態において前記前表面よりも床の水平面に対して緩く傾斜しており、前記内底面に直交してプラグ挿入口が設けられていることを特徴とする床取付型情報コンセント。
又、本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の床取付情報コンセントにおいて、コネクタ部は外殻部と外殻部に挿入されたコネクタブロックとで構成されており、前記前表面の一部であるコネクタブロックの前面に前記凹段部が設けられていることを特徴としている。
本願請求項1記載の床取付型情報コンセントにおいては、プラグ挿入口が設けられた凹段部の内底面は露出状態において前表面よりも床の水平面に対して緩く傾斜しているため、前表面にプラグ挿入口が設けられている場合に比べて、プラグ挿入口へのモジュラプラグの差し込み及び抜き取りが容易になるものである。
又、本願請求項2記載の床取付型情報コンセントにおいては、外殻部の形状については特別な制約を受けることはなく、前面が段差のない平面形状となる単純な形の外殻部を用いることができるため、外殻部の前表面にも凹段部を形成する場合に比べてコストを抑えることができる。更に、例えば背景技術(図17)に示したような床取付型情報コンセントを従来品として製造していた場合においては、外殻部の形状を変える必要がなく、コネクタブロックの前面の形状のみを変えるだけで、モジュラプラグの差し込み及び抜き取りが容易になる床取付型情報コンセントとなる。
以下に本願発明の第一の実施形態を図1〜図15を参照して説明する。この床取付型情報コンセントは、床の開口に固定されるアルミダイカスト製のフロアプレート(枠体)1と、モジュラプラグが着脱自在に接続されるコネクタブロック4及びコネクタブロック4が挿入されるアルミダイカスト製の外殻部2bからなるコンセント本体(コネクタ部)2と、フロアプレート1の開口7からコンセント本体2を床の表面側に露出させる露出状態と、コンセント本体2を床の裏面側に収納する収納状態とを選択自在としてフロアプレート1に回動自在に取り付けられたアルミダイカスト製の回動部(可動部)26と、フロアプレート1に固定され外部からの電線が電気的に接続される端子台ブロック5と、導体が撚り線で構成された2本の心線23aを互いにねじり合わせて形成されたツイストペア線23を複数本(本実施形態では例えば4本)有し、コネクタブロック4と端子台ブロック5との間を電気的に接続するリード線ブロック6とを備えている。なお、以下の説明では上下、前後、左右は、説明を容易にするために、コネクタブロック4が床の裏面側に収納された状態で、コネクタブロック4のプラグ挿入口20aを正面側から見て、フロアプレート1側を上として説明する。
フロアプレート1は上面が円形であって、上面略中央に一段低くなった凹所8が形成されており、凹所8の底にはフロアプレート1の表裏を貫通する略矩形状の開口7が形成されている。フロアプレート1の裏面には、端子台ブロック5をフロアプレート1に固定するための固定台10が取り付けられている。固定台10は、端子台ブロック5が固定される矩形板状の固定片10aと、固定片10aの両側縁からそれぞれ連続一体に形成されフロアプレート1の裏面に固定される支持片10b,10bとで構成される。支持片10bは断面略L字状であって、図12及び図13に示すように、支持片10bの一方の側片を固定ねじ11でフロアプレート1の裏面にねじ止めするとともに、この側片に設けたかしめ孔10cとフロアプレート1裏面の突起1aとをかしめることによって、固定台10がフロアプレート1に固定されている。ここで、フロアプレート1は、床材に設けた開口内にコンセント本体2を収納した状態で、取付金具12を用いて床材に取り付けられる。すなわち、フロアプレート1の凹所8に設けた貫通孔13に通した固定ねじ14を、取付金具12に設けた長孔12a内に挿通して、ナット15に螺入すると、フロアプレート1の裏面と取付金具12との間で床材が挟持され、フロアプレート1が床材に固定されるのである。
コネクタブロック4は10BASE−Tや100BASE−Tなどに用いられるRJ−45雄コネクタが接続されるように構成されており、「カテゴリ5」のコネクタとして機能する。コネクタブロック4の器体16は、例えばABS樹脂のような熱可塑性樹脂から形成されたボディ17とカバー18とをねじ19で結合することにより形成され、器体16の内部にはモジュラジャック20が収納されている。モジュラジャック20の前面にはモジュラプラグ(図示せず)が挿入されるプラグ挿入口20aが開口しており、プラグ挿入口20aの内部にはモジュラプラグの接触子に電気的に接続される複数(例えば8本)のコンタクトピン20bが一列に配列されている。そして、モジュラジャック20はプラグ挿入口20aをボディ17の前面に設けた開口孔17aから露出させるようにして器体16内部に収納される。なお、モジュラプラグの弾性レバーが収まるレバー収納部20cは、プラグ挿入口における下側に設けられており、弾性レバーを下向きの状態にしてモジュラプラグを取り付けることで、誤ってモジュラプラグを踏んでしまう場合等に備えて、比較的壊れやすい弾性レバーを保護している。
外殻部2bは角筒状であって、前面から下面を通って後面に至る部位に開口が形成されており、上端部にはコネクタブロック4を床の裏面側に収納する際にフロアプレート1に設けた凹所8を遮蔽する蓋体2aが一体に形成されている。外殻部2bの内部には、下面に設けた開口から通信コネクタ3のコネクタブロック4が挿入され、前面に設けた開口からモジュラジャック20のプラグ挿入口20aを露出させた状態でコネクタブロック4が保持される。
次に本発明の重要な特徴であるコンセント本体2の前表面2cの形状について説明する。図1、2に示すように、略面一となる外殻部2bの前面とコネクタブロックの前面とからコンセント本体2の前表面2cが形成されており、前表面2cの上端側における外殻部2bの前面には係止凹部(係止部)が設けられている。また、コネクタブロックの前面には上側に向かうほど連続して深くなるように凹段部4aが設けられている。凹段部4aの内底面4bは露出状態において前表面2cよりも緩く傾斜しており、モジュラジャックのプラグ挿入口20aは凹段部4aの内底面4bに直交して設けられている。この実施形態の床取付型コンセントでは、露出状態において前表面2cは床の水平面に対して約45度傾斜した状態で固定されており、凹段部4aの内底面4bは前表面2cに対して約10度緩く傾斜している。ただし、前表面2cの傾斜角及び凹段部4a底面の傾斜角は上記の角度に限定されるものではない。
またフロアプレート1の裏面には、回動軸25を中心として回動自在に回動する回動体26が取り付けられている。回動体26は、コンセント本体2が固定される矩形板状の固定片26aと、固定片26aの両側縁からそれぞれ連続一体に形成されフロアプレート1に設けた回動軸25にそれぞれ軸支される側片26bとで断面略コ字状に形成されており、固定片26aにコンセント本体2が固定されているので、コンセント本体2は回動体26とともに回動軸25を中心として回動するようになっている。
ここで、回動体26はばね体27によってコンセント本体2を開口7から上方へ突出させる方向にばね付勢されている。また、回動体26の固定片26a前端縁からは斜め下方に突出する断面L字状の係止爪26cが固定片26aと一体に形成されており、フロアプレート1の開口7からコネクタブロック4を床の表面側に露出させた状態で係止爪26cがフロアプレート1の背面と係止し、回動体26が一定範囲を越えて上方へ回動するのを阻止してある。
また、フロアプレート1の裏面には、収納状態で係止凹部28に対応する部位に収納凹部29が形成されている。この収納凹部29内には開口7内に進退自在に突出するロック片30が配置されており、固定ねじ31,31を用いてフロアプレート1裏面にねじ止めされた支え板32によりロック片30は収納凹部29内に保持されている。また、フロアプレート1の表面には収納凹部29と連通する凹所33が設けられており、この凹所33にはロック片30に皿ねじ34により結合された操作レバー35が配置されている。ここで、ロック片30は圧縮コイルばね36によって開口7側に付勢されており、ロック片30は開口7内に突出した状態で保持される。なお、操作レバー35の表面には滑り止めのための凹溝35aが操作レバー35の操作方向と略直交する方向に形成されている。
コンセント本体2が床の裏面側(床下)に収納された状態では、外殻部2bに設けた係止凹部28内にロック片30が入り込み、ロック片30と係止凹部28とが係止し、コンセント本体2はコネクタブロック4を床下に収納した状態で保持される。ここで、操作レバー35を開口7から遠ざかる向きに操作すると、ロック片30と外殻部2bの係止凹部28との係止状態が解除され、ばね体27のばね力によってコンセント本体2は回動軸25を中心として図3(a)中反時計回りに回転する。そして、回動体26の固定片26aに設けた係止爪26cがフロアプレート1の裏面に接触するまでコンセント本体2が回転すると、固定片26aの裏面とロック片30とが係止して、コンセント本体2を床面から上方に突出させた状態でコンセント本体2が保持される。
一方、コンセント本体2が開口7から上方に突出した状態で、操作レバー35を開口7から遠ざかる向きに操作して、固定片26a裏面とロック片30との係止状態を解除し、ばね体27のばね力に抗してコンセント本体2を上方から押し込むと、ロック片30と外殻部2bの係止凹部28とが係止し、コネクタブロック4が床下に収納された状態でコンセント本体2が保持される。この時、蓋体2aによってフロアプレート1の開口7が塞がれ、蓋体2aの表面はフロアプレート1の前面と略面一となっているので、蓋体2aとフロアプレート1との境目で躓いたりすることはない。尚、フロアプレート1裏面の外周部と、凹所8における開口7の周りの部位とには、それぞれパッキン16a,16bが貼り付けられており、フロアプレート1と床材との間の隙間や、フロアプレート1と蓋体2aとの間の隙間から水などが浸入するのを防止している。
次に、コネクタブロック4と端子台ブロック5とリード線ブロック6とで構成される通信コネクタ3について図9及び図10を参照して簡単に説明する。
リード線ブロック6は複数本(例えば4本)のツイストペア線23で構成される。ツイストペア線23は、図11に示すように、軟銅集合より線からなる導体23bを軟質塩化ビニル樹脂からなる絶縁体23cで覆った2本の心線23aを互いにねじり合わせ、外側をポリエチレンのような絶縁体からなるシース23dで覆うことによって形成される。ここで、4本のツイストペア線23はシリコンゴムからなる厚みが約1mmの保護チューブ24内にまとめて挿通されており、コネクタブロック4が移動する際にツイストペア線23が他の部材と摺れて、シース23dが破れたり断線するのを防止している。
ここで、プラグ挿入口20aの内部に配列された8本のコンタクトピン20bのピン配列は、図9(c)中の左端を1番ピンとし、左端から番号の若い順番に1番ピンから8番ピンまでのコンタクトピン20bが配列されている。そして、6番ピンと3番ピン、1番ピンと2番ピン、4番ピンと5番ピン、7番ピンと8番ピンのコンタクトピン20bが同じ対となり、それぞれ同じツイストペア線23の心線23aに電気的に接続されている。尚、実験を行った結果、各ツイストペア線23毎に心線23をねじり合わせるピッチ(以下、撚りピッチと言う。)を異ならせると、漏話が低減することが判明し、本実施形態では、例えば6,3対のツイストペア線23の撚りピッチを約16mm、1,2対のツイストペア線23の撚りピッチを約14mm、4,5対のツイストペア線23の撚りピッチを約20mm、8,7対のツイストペア線23の撚りピッチを約18mmとしている。
一方、端子台ブロック5は例えばポリカーボネイト樹脂のような熱可塑性樹脂により形成されたケース21を備えている。ケース21の内部には従来周知の構成を有するIDC端子(接続端子)22が複数個(例えば8個)一列に配置されており、各IDC端子22はツイストペア線23を介してモジュラジャック20のコンタクトピン20bに電気的に接続されている。そして、ケース21の内部には、図9(b)中の上側から順番に6番ピン、3番ピン、2番ピン、1番ピン、4番ピン、5番ピン、8番ピン、7番ピンのコンタクトピン20bにそれぞれ電気的に接続されたIDC端子22が配列されている。すなわち、3,6対のツイストペア線23に接続されるIDC端子22と、1,2対のツイストペア線23に接続されるIDC端子22と、4,5対のツイストペア線23に接続されるIDC端子22と、7,8対のツイストペア線23に接続されるIDC端子22とがそれぞれ隣接して配列されている。
なおIDC端子22はフォーク状に形成され、一対の刃が互いに対向して配置された圧接スリットを有する圧接形のものであって、圧接スリットの幅は接続する電線の芯線に圧接スリットの両側縁が圧接する程度に設定されている。各IDC端子22の圧接スリットと対向するケース21の部位には切り溝21aがそれぞれ形成されており、この切り溝21aを通して絶縁被覆を有する電線をIDC端子22の圧接スリットに圧入すると、電線の絶縁被覆を圧接スリットの両側縁で切ることにより絶縁被覆を剥ぎながら圧接スリットの中に芯線を導入し、圧接スリットの両側縁間に芯線を挟持するようになっている。尚、IDC端子22の先端と対向するケース21の一端部には後述する端子カバー21bが着脱自在に取り付けられ、端子カバー21bを取り外した状態でIDC端子22に電線を接続し、電線の接続作業が終了すれば、ケース21の先端に端子カバー21bを取り付けて、電線の接続部を保護するようになっている。
また、端子台ブロック5のケース21には、端子台ブロック5に接続されたリード線ブロック6を保護するために樹脂成型品からなるカバー9が取り付けられる。カバー9は、断面円弧状に形成されコンセント本体2の後面を覆う主部9aと、主部9aの左右両側縁から前方に突出しコンセント本体2の側面を覆う側片9b,9bと、主部9aの下側縁から斜め下方に突出し端子台ブロック5のケース21下面を覆う端子台保護部9cとを連続一体に形成して構成され、側片9bに設けた係合爪9dと、端子台ブロック5のケース21に設けた孔21cとを係合させることによってケース21に固定される。この時、カバー9の側片9b上端部に設けた凹所9eとフロアプレート1の下面に突設された突起1bとが係止することにより、カバー9の位置決めが行われる。尚、端子台保護部9cには各IDC端子22の端子番号や接続される電線の被覆の色が印刷されたラベル44を貼り付けてある。
ここで、端子台ブロック5のIDC端子22に床の裏面側に予め先行配線された電線を接続する際は、図14(a)に示すように、ケース21に取り付けられた端子カバー21bを外し、カバー9に設けられた電線固定片9fに電線40を保持させた後、電線40の心線41をケース21の切り溝21a内に配置して、心線41を端子台ブロック5に仮止めする。そして、図14(b)に示すように、インパクトツールなどの工具42を用いて電線40の心線41をケース21内に配置されたIDC端子22に成端し、端子カバー21bをケース21に取り付けて、電線40の心線41とIDC端子22との接続部位を保護する。
ところで、上述の実施形態ではフロアプレート1として上面が円形に形成されたものを用いているが、フロアプレート1の形状を上記の形状に限定する趣旨のものではなく、図15に示すように、フロアプレート1として上面が角形に形成されたものを用いても良い。この床取付型情報コンセントでは、フロアプレート1の前面略中央に略矩形状の凹所8を形成しており、凹所8の形状に合わせて蓋体2aの形状を略矩形状に形成している。尚、フロアプレート1及び蓋体2aの形状が異なる点を除いては上述した床取付型情報コンセントと同じ構成であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
したがって、この実施形態の床取付型情報コンセントにおいては、プラグ挿入口20aが設けられた凹段部4aの内底面4bは露出状態において前表面2cよりも緩く傾斜しているため、例えレバー収納部20cがプラグ挿入口20aにおける下側に設けられていたとしても、前表面2cにプラグ挿入口20aが設けられている場合に比べて、プラグ挿入口20aへのモジュラプラグの差し込み及び抜き取りが容易になるものである。
また、外殻部2bの形状については特別な制約を受けることはなく、前面が段差のない平面形状となる単純な形の外殻部2bを用いることができるため、外殻部2bの前表面2cに凹段部4aを形成する場合に比べてコストを抑えることができる。更に、例えば特開2002−164129号公報に示したような床取付型情報コンセント(図17)を従来品として製造していた場合においては、外殻部2bの形状を変える必要がなく、コネクタブロックの前面の形状のみを変えるだけで上記の効果を達成することが可能となる。
図16は、本発明の第二の実施形態である床取付型情報コンセントを示している。なお、ここでは、上記第一の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、上記第一の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。この床取付型情報コンセントは、前表面2cの上端における係止凹部の周囲を残して他の部分が凹んだ凹段部4aが形成されおり、この凹段部4aは前表面2cの上側に向かうほど連続して深くなるように凹んだ形状になっている。
したがって、この実施形態の床取付型情報コンセントにおいては、露出状態において、プラグ挿入口20aが設けられた凹段部4aの内底面4bは、前表面2cよりも緩く傾斜しているため、前表面2cにプラグ挿入口20aが設けられている場合に比べて、プラグ挿入口20aへのモジュラプラグの差し込み及び抜き取りが容易になるものである。
なお、この実施形態の床取付型情報コンセントにおいて、コンセント本体2は外殻部2bとコネクタブロック4とが別体となって形成されているが、両者が一体となってコンセント本体2を形成していてもよい。ただし、この場合は請求項2記載の効果は奏さない。
本願発明の第一の実施形態である床取付型情報コンセントを示す一部破断せる正面図である。 同上の斜めから見た斜視図である。 同上を示し、(a)は左側から見た一部破断せる側面図、(b)は上面図、(c)は背面図である。 同上の右側から見た側面図である。 同上の一部破断せる下面図である。 同上の要部拡大図である。 同上の要部拡大図である。 同上の要部拡大図である。 同上に用いる通信コネクタを示し、(a)は一部破断せる側面図、(b)は上面図、(c)は正面図である。 同上に用いる通信コネクタの一部省略せる上面図である。 同上に用いるツイストペア線の断面図である。 同上に用いる別の通信コネクタを示し、(a)は一部破断せる側面図、(b)は上面図、(c)は正面図である。 同上に用いる別の通信コネクタの一部省略せる上面図である。 (a)(b)は端子台ブロックへの電線の接続方法を説明する説明図である。 同上の別の床取付型情報コンセントを示す一部破断せる正面図である。 本願発明の第二の実施形態である床取付型情報コンセントを示す斜視図である。 従来の床取付型情報コンセントを示す一部破断せる正面図である。
符号の説明
1 フロアプレート
2 コンセント本体
2a 蓋体
2c 外殻部
4 コネクタブロック
4a 凹段部
4b 内底面
20a プラグ挿入口

Claims (2)

  1. 床の開口に取り付けられ前記開口と連通する開口部が設けられた枠体と、モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口を前表面に有するコネクタ部と、枠体の開口部からコネクタ部のプラグ挿入口を床の表面側に露出させる露出状態とコネクタ部を床の裏面側に収納する収納状態とを選択自在として枠体に取り付けられた可動部とを備える床取付型情報コンセントにおいて、
    コネクタ部の前表面の上端部には枠体に係止して収納状態を保持する係止部が設けられており、前記前表面における係止部よりも下側においては凹段部が設けられており、凹段部の内底面は露出状態において前記前表面よりも床の水平面に対して緩く傾斜しており、前記内底面に直交してプラグ挿入口が設けられていることを特徴とする床取付型情報コンセント。
  2. コネクタ部は外殻部と外殻部に挿入されたコネクタブロックとで構成されており、前記前表面の一部であるコネクタブロックの前面に前記凹段部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の床取付型情報コンセント。
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