JP2002259776A - 商取引情報提示方法、商取引管理サーバおよび商取引方法 - Google Patents

商取引情報提示方法、商取引管理サーバおよび商取引方法

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JP2002259776A
JP2002259776A JP2001054500A JP2001054500A JP2002259776A JP 2002259776 A JP2002259776 A JP 2002259776A JP 2001054500 A JP2001054500 A JP 2001054500A JP 2001054500 A JP2001054500 A JP 2001054500A JP 2002259776 A JP2002259776 A JP 2002259776A
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壮秀 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な商取引を行うことが可能な商取引情報
提示方法、商取引管理サーバおよび商取引方法を提供す
る。 【解決手段】 購入履歴データベース11に蓄積された
過去の商取引状況に基づいて需要者を複数の優遇度(レ
ベル1〜レベル4)に分別しておき、需要者から端末装
置20を通じて商取引管理サーバ10にログインされた
ときに、優遇度データベース12を利用して需要者の優
遇度を識別する。そして、販売価格データベース13を
利用して、先に識別した優遇度に対応する販売価格を需
要者に対する売値として決定したのち、この販売価格を
含む販売情報を端末装置20に送信する。需要者に対し
て、需要者ごとに異なるように決定された販売価格を提
示することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインターネ
ットなどの通信網を介した商取引に関する情報を需要者
に対して提示するための商取引情報提示方法、商取引管
理サーバおよび商取引方法に関し、特に、需要者に対し
て商取引に係る販売価格を提示するための商取引情報提
示方法、商取引管理サーバおよび商取引方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどの通信網の発
達に乗じて、通信網を介した商取引(電子商取引)が盛
んに行われている。この電子商取引によれば、需要者
は、汎用のパーソナルコンピュータなどの端末装置を利
用し、各種商品やサービスの購入などの商取引を自宅に
居ながら自由に行うことができる。今日、電子商取引の
普及にともない、電子商取引の利用時におけるさらなる
利便性の向上が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子商取引では、需要者に対して画一的な販売価格しか
提示することができなかったため、需要者の購入意欲を
煽り、多様な商取引を行うことが困難であるという問題
があった。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、多様な商取引を行うことが可能な商
取引情報提示方法、商取引管理サーバおよび商取引方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の商取引情報提示
方法は、通信網を介して、販売者のサーバから需要者の
端末装置に対して商取引に関する情報を提示するための
方法であり、サーバにおける処理が、需要者ごとに過去
の商取引状況を蓄積する蓄積ステップと、少なくとも蓄
積された商取引状況に基づいて需要者ごとに販売価格を
決定する決定ステップと、需要者ごとに決定された販売
価格を含む販売情報を通信網を介して各需要者の端末装
置に提示する提示ステップとを含むようにしたものであ
る。
【0006】本発明の商取引情報提示方法では、販売者
のサーバにおいて、まず、蓄積ステップにおいて、需要
者ごとに過去の商取引状況が蓄積される。続いて、決定
ステップにおいて、少なくとも蓄積された商取引状況に
基づいて、需要者ごとに販売価格が決定される。最後
に、提示ステップにおいて、需要者ごとに決定された販
売価格を含む販売情報が通信網を介して各需要者の端末
装置に提示される。これにより、販売者のサーバから需
要者の端末装置に対して、需要者ごとに異なる商取引に
関する情報が提示される。
【0007】本発明の商取引情報提示方法では、決定ス
テップにおいて、需要者の過去の購入回数、購入頻度お
よび購入金額の総計のうちの少なくとも1を含む履歴情
報に基づいて販売価格を決定するようにしてもよい。こ
のような場合には、決定ステップにおいて、さらに、需
要者の年齢を含む個人情報をも考慮して販売価格を決定
するようにしてもよい。
【0008】また、本発明の商取引情報提示方法では、
決定ステップは、少なくとも蓄積された商取引状況に基
づいて、需要者ごとに優遇度を決定する第1のステップ
と、決定された優遇度に基づいて、需要者ごとに販売価
格を決定する第2のステップとを含むようにしてもよ
い。このような場合には、第1のステップにおいて、需
要者の過去の購入回数、購入頻度および購入金額の総計
のうちの少なくとも1を含む履歴情報に基づいて優遇度
を決定するようにしてもよいし、さらに、需要者の年齢
を含む個人情報をも考慮して優遇度を決定するようにし
てもよい。また、第2のステップにおいて、販売に係る
基準価格と優遇度に対応して設定された複数の割引率と
に基づいて販売価格を決定するようにしてもよい。ま
た、販売情報が優遇度を示す情報を含むようにしてもよ
い。
【0009】また、本発明の商取引情報提示方法では、
提示ステップにおいて、需要者からの販売価格の問合せ
に応じて販売情報を提示するようにしてもよい。
【0010】本発明の商取引管理サーバは、通信網を介
して、需要者の端末装置に対して商取引に関する情報を
提示するものであり、需要者ごとに過去の商取引状況を
蓄積する蓄積手段と、少なくとも蓄積された商取引状況
に基づいて、需要者ごとに販売価格を決定する決定手段
と、需要者ごとに決定された販売価格を含む販売情報を
通信網を介して各需要者の端末装置に提示する提示手段
とを備えるようにしたものである。
【0011】本発明の商取引管理サーバでは、蓄積手段
により、需要者ごとに過去の商取引状況が蓄積され、決
定手段により、少なくとも蓄積された商取引状況に基づ
いて、需要者ごとに販売価格が決定され、提示手段によ
り、需要者ごとに決定された販売価格を含む販売情報が
通信網を介して各需要者の端末装置に提示される。これ
により、需要者の端末装置に対して、需要者ごとに異な
る商取引に関する情報が提示される。
【0012】本発明の商取引方法は、通信網を介して販
売者のサーバと需要者の端末装置との間で商取引を行う
ための方法であり、サーバにおいて、需要者ごとに過去
の商取引状況を蓄積する蓄積ステップと、少なくとも蓄
積された商取引状況に基づいて、需要者ごとに販売価格
を決定する決定ステップと、需要者ごとに決定された販
売価格を含む販売情報を通信網を介して各需要者の端末
装置に提示する提示ステップと、販売情報の提示に応じ
て端末装置からサーバに購入依頼がされたときに、販売
に係る所定の処理を行う販売処理ステップとを含むよう
にしたものである。
【0013】本発明の商取引方法では、販売者のサーバ
において、まず、蓄積ステップにおいて需要者ごとに過
去の商取引状況が蓄積される。続いて、決定ステップに
おいて、少なくとも蓄積された商取引状況に基づいて、
需要者ごとに販売価格が決定される。続いて、提示ステ
ップにおいて、需要者ごとに決定された販売価格を含む
販売情報が通信網を介して各需要者の端末装置に提示さ
れる。最後に、販売処理ステップにおいて、販売情報の
提示に応じて端末装置からサーバに購入依頼がされたと
きに、販売に係る所定の処理が行われる。これにより、
販売者のサーバから需要者の端末装置に対して需要者ご
とに異なる商取引に関する情報が提示されることによ
り、販売者のサーバと需要者の端末装置との間で商取引
が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】<商取引管理システムの構成>まず、図1
〜図3を参照して、本発明の一実施の形態に係る商取引
管理システムの構成について説明する。図1は商取引管
理システムの概略構成,図2は「優遇度」の概要,図3
は「販売価格」の概要をそれぞれ示している。なお、本
発明の「商取引管理サーバ」は本実施の形態に係る商取
引管理システムの構成要素のうちの一つであり、また本
発明の「商取引情報提示方法」および「商取引方法」は
本実施の形態に係る商取引管理システムにより具現化さ
れるので、以下、併せて説明する。
【0016】この商取引管理システムは、例えばインタ
ーネット40を利用した電子商取引に係るシステムであ
り、例えばゴルフ道具(商品)の購入やゴルフ場の利用
予約(サービス)などの購入を希望する需要者および商
品やサービスの販売に関する各種情報等を管理する商取
引管理サーバ10と、需要者が使用し、各種情報を送受
信するための複数(例えば3台)の端末装置20(A2
1,B22,C23)とを含んで構成されている。これ
らの端末装置A21,B22,C23は、例えば、需要
者A,B,Cによりそれぞれ操作可能になっている。商
取引管理システムを構成する各ユニット(商取引管理サ
ーバ10,端末装置A21〜C23)は、例えば、それ
ぞれ通信線30を介してインターネット40と接続され
ている。これにより、各端末装置A21〜C23は、互
いに独立して商取引管理サーバ10と相互に通信可能に
なっている。ここで、インターネット40が本発明にお
ける「通信網」の一具体例に対応する。
【0017】《商取引管理サーバの構成》商取引管理サ
ーバ10は、商取引に関する各種情報を蓄積して一括管
理するデータベースサーバであり、商取引管理サーバ1
0に登録された各種情報に基づいて構築された複数のデ
ータベース、例えば購入履歴データベース11,優遇度
データベース12,販売価格データベース13と、商取
引管理サーバ10全体を制御する制御部14とを備えて
いる。この商取引管理サーバ10は、例えば、商取引に
関する各種情報を管理すると共に、商取引時において需
要者と商品の納入業者(またはサービスの取り扱い業
者)との仲介手続を行う者(販売者)が属する仲介サー
ビス会社などにより運営されている。
【0018】購入履歴データベース11には、例えば、
商取引管理システムを利用した需要者の過去の商取引状
況、すなわち購入回数,購入頻度,購入金額の総計など
を含む履歴情報や、需要者の氏名,年齢,住所,電話番
号などを含む個人情報が蓄積されている。この「購入金
額」とは、商取引管理システムを利用して需要者が商品
やサービス(以下、単に「商品等」という)を購入した
際に費やした金額であり、商取引管理サーバ10側から
見た電子商取引上の売上金額に相当するものである。
【0019】優遇度データベース12には、例えば、購
入履歴データベース11に蓄積された履歴情報(商取引
状況)や個人情報に基づいて複数の需要者を複数(例え
ば4段階)の「優遇度」に分別した結果が蓄積されてい
る(図2参照)。この「優遇度」とは、例えば、過去の
購入金額の総計の多少に応じて需要者を4段階(レベル
1〜レベル4)にレベル分けした場合の各レベルのこと
である。なお、上記した需要者のレベル分けは、例え
ば、購入時に獲得した後述する購入ポイント(図8参
照)の総計に基づいて行われる。これにより、例えば、
レベル4に該当する需要者Cは、商取引管理システムを
利用して費やした購入金額(購入ポイント)の総計が最
も多く、購入時に最上のお得意様待遇を受けることが可
能であり、一方、レベル1に該当する需要者Aは、購入
金額(購入ポイント)の総計が最も低く、購入時に、レ
ベル2〜レベル4に該当する需要者ほどのお得意様待遇
を受けることができない。もちろん、優遇度は必ずしも
過去の購入金額の総計のみに応じて決定されるものでは
なく、購入金額の総計の他、例えば、上記した需要者の
過去の購入回数や年齢に応じて決定されたり、これらの
一連の要素を全て加味して決定される場合もある。
【0020】販売価格データベース13には、例えば、
仲介サービス会社の職員等により入力された複数の販売
価格が蓄積されており、これらの複数の販売価格は優遇
度(レベル1〜レベル4)に応じて段階的に安くなるよ
うに商品等ごとに設定されている(図3参照)。この
「販売価格」とは、商取引管理管理サーバ10側から見
た場合における商品等の売値であり、かつ需要者側から
見た場合における商品等の買値(購入価格)に相当す
る。具体的には、例えば、商品Iを購入する場合、レベ
ル1の優遇度に分別されている需要者Aに対する販売価
格が30000円であるのに対して、レベル2の優遇度
に分別されている需要者Bに対する販売価格は2800
0円となる。もちろん、商品等の各レベル(優遇度)ご
との値段設定や各レベルに応じた割引率等は自由に設定
可能である。
【0021】制御部14は、例えば、以下で説明するよ
うな各種機能を実行して商取引管理サーバ10全体を制
御するものであり、例えばCPU(Central Processing
Unit ;中央処理装置)などにより構成されている。
【0022】(1)データベース構築機能 制御部14は、商取引管理サーバ10に各種情報が登録
されると、これらの各種情報を蓄積させることにより一
連のデータベースを構築する。すなわち、制御部14
は、例えば、商取引管理システムを利用して需要者によ
り購入手続が行われると、このときの購入手続に係る一
連の情報(商取引状況等)を履歴情報として購入履歴デ
ータベース11に蓄積させる。また、制御部14は、例
えば、需要者を複数の優遇度(レベル1〜レベル4)に
分別し、その分別結果を優遇度データベース12に蓄積
させる(図2参照)。また、制御部14は、例えば、仲
介サービス会社の職員等により、優遇度データベース1
2に蓄積された複数の優遇度に対応する複数の販売価格
が入力されると、これらの複数の販売価格を販売価格デ
ータベース13に蓄積させる(図3参照)。ここで、制
御部14が本発明における「蓄積手段」の一具体例に対
応する。
【0023】(2)優遇度更新機能 優遇度データベース12に蓄積された需要者の分別状態
(任意の需要者の優遇度)は、最初の分別時以降におい
て固定されるわけではなく、制御部14により随時変更
される。具体的には、制御部14は、例えば、最初の分
別時においてレベル1の優遇度に分別された需要者A
が、そののち商取引管理システムを利用して購入手続を
重ね、購入手続により獲得した購入ポイント(図8参
照)の総計が所定の購入ポイントに到達した場合には、
需要者Aを1つ上のレベルの優遇度、すなわちレベル2
に移行させる(格上移行)。これにより、需要者Aが商
品Iを購入するために要する購入価格は、レベル1に対
応する販売価格(30000円)よりも安いレベル2に
対応する販売価格(28000円)に相当することとな
る(図2,図3参照)。また、制御部14は、例えば、
任意の分別時においてレベル2に分別された需要者Bに
関して、前回の購入手続を行った時点から、今回の商取
引を行った時点までの期間が所定の期間(例えば3年)
に到達した場合には、需要者Bを1つ下のレベルの優遇
度、すなわちレベル1に移行させる(格下移行)。これ
により、需要者Bが商品Iを購入するために要する購入
価格は、レベル2に対応する販売価格(28000円)
よりも高い販売価格(30000円)に相当することと
なる。
【0024】(3)特別分別機能 制御部14は、例えば、需要者の年齢を加味し、所定の
条件を満たした需要者を特別に優遇して分別する。具体
的には、制御部14は、例えば、商取引管理システムを
初めて利用した需要者が高齢者(シニア;例えば60歳
以上)や若年者(ジュニア;例えば18歳以下)に該当
する場合には、年齢に係る特典を施すべく、これらの需
要者をレベル1ではなく、レベル2の優遇度に分別す
る。
【0025】(4)優遇度識別機能 制御部14は、例えば、端末装置B22を通じて需要者
Bから商取引管管理サーバ10に購入依頼がされると、
商取引管理サーバ10に対するログイン時に入力される
ユーザー(需要者)登録名およびID(Identificatio
n)ナンバーに基づき、購入履歴データベース11およ
び優遇度データベース12を利用して需要者Bの最新の
優遇度(例えばレベル2)を識別する(図2参照)。特
に、需要者Bによる最新のログイン時において、上記し
た(2)優遇度更新機能により需要者Bの優遇度が変更
(格上移行,格下移行)されている場合には、制御部1
4は、例えば、需要者Bのログインに応じて変更後の優
遇度を知らせる旨を端末装置B22に送信する。
【0026】(5)販売情報提示機能 制御部14は、例えば、端末装置B22を通じて需要者
Bから商取引管理サーバ10に商品Iの購入が依頼され
ると、上記した(4)優遇度識別機能により需要者Bの
優遇度(例えばレベル2)を識別したのち、販売価格デ
ータベース13を利用して、商品Iに関する複数の販売
価格の中からレベル2に対応する販売価格(28000
円)を選択し、このときの販売価格を需要者Bに対する
商品Iの売値として決定する(図3参照)。そして、制
御部14は、上記したレベル2に対応する販売価格(例
えば28000円)を含む販売情報を端末装置B22に
送信(提示)する。なお、販売情報には、販売価格の
他、例えば、商品Iの詳細な説明,購入に係る支払い方
法(一括,分割等),支払い期間,発送状況(需要者B
による商品Iの受取予定日)などの情報が含まれてい
る。ここで、制御部14が本発明における「決定手
段」,「提示手段」の一具体例に対応する。
【0027】(6)会員登録機能 上記した(2)優遇度識別機能,(3)優遇度更新機
能,(5)販売情報送信機能は、例えば、商取引管理シ
ステムを利用して2回目以降の商取引を行い、お得意様
待遇を受けることが可能な需要者、すなわち会員登録済
みの需要者に対して行われる。制御部14は、商取引管
理システムを初めて利用する需要者Dから購入依頼がさ
れた場合には、例えば、購入履歴データベース11に登
録すべき個人情報(需要者の氏名等)の提示を依頼する
旨を含む情報を需要者Dの端末装置に送信したのち、こ
のときの返信内容を購入履歴データベース11に蓄積さ
せる。このとき、制御部14は、需要者Dが上記した
(3)特別分別機能の適用条件に該当する者でない場合
には、例えば、需要者Dをレベル1の優遇度に分別し、
この分別内容を優遇度データベース12に蓄積させる。
これにより、商取引管理システムを利用する新規顧客と
して需要者Dの登録が完了する。
【0028】《端末装置の構成》端末装置20(A21
〜C23)は、例えば、インターネット40を介して外
部(例えば商取引管理サーバ10)と各種情報を送受信
することが可能な通信機能を備えた汎用型のパーソナル
コンピュータである。需要者による端末装置20の操作
(情報の入力等)は、例えば、マウス等を用いて容易に
行うことが可能になっている。需要者は、例えば、端末
装置20に搭載されたモニタ等を通じて、端末装置20
と商取引管理サーバ10との間において送受信される情
報を確認可能になっている。
【0029】商取引管理システムを利用して購入手続を
行うべく、需要者が端末装置20を利用して商取引管理
サーバ10にアクセスすると、電子商取引に係る基本情
報(電子商取引の案内等)がモニタに表示される。需要
者が自らの優遇度に応じたお得意様待遇を利用して購入
手続を行うことを希望する際には、例えば、電子商取引
に係る基本情報がモニタに表示されている状態において
IDナンバーおよびパスワードを入力し、商取引管理サ
ーバ10にログインする。このログインに応じて、需要
者の優遇度に対応した販売価格を含む販売情報がモニタ
に表示される。需要者は、モニタ等に表示された販売情
報を利用し、購入を希望する商品等の内容や販売価格を
確認したのち、端末装置20を操作して商品等を購入す
ることが可能になっている。なお、商取引管理システム
を利用して商取引を行う際の需要者による具体的な端末
装置20の操作等に関しては、後述する(図6〜図9参
照)。
【0030】<商取引管理システムの動作>次に、図1
〜図9を参照して、本実施の形態に係る商取引管理シス
テムの動作の一例および需要者による購入手順について
説明する。図4は商取引管理サーバ10(制御部14)
の動作,図5は端末装置B22の動作をそれぞれ表す流
れ図である。また、図6〜図9は、商取引管理システム
を利用して需要者が購入手続を行う際に端末装置20の
モニタに表示される画面(販売情報)の一例を表すと共
に、需要者による購入手順を説明するものである。図6
は商品等の「検索画面」,図7は検索後の「商品リスト
画面」,図8は購入を希望する商品に関する「商品詳細
画面」,図9は商品を購入するための「バスケット詳細
画面」をそれぞれ示している。以下では、主に、需要者
B(優遇度=レベル2)が端末装置B22を通じて商取
引管理サーバ10にログインし、商品I(ドライバー)
を1本購入する場合について順に説明する。
【0031】《商取引管理サーバによるデータベースの
構築》この商取引管理システムでは、まず、商取引管理
サーバ10から需要者に販売情報を提示するための前準
備として、商取引管理サーバ10において一連のデータ
ベースの構築(データベース構築機能)が行われる。す
なわち、商取引管理サーバ10の稼動開始後、需要者に
より購入手続が行われると、このときの購入手続の内容
(購入日時,購入された商品等の内容,購入回数,購入
頻度,購入金額の総計等)を履歴情報として蓄積するこ
とにより、購入履歴データベース11を構築する(図
4;ステップS101)。なお、商取引管理システムを
初めて利用する需要者(例えば、初回購入時の需要者
B)に対しては会員登録を促す旨の情報が提示され、需
要者により端末装置20を通じて会員登録に係る手続が
行われると(図5:ステップS201)、この手続に係
る情報に含まれる需要者の氏名,年齢,住所,電話番号
等を含む個人情報も購入履歴データベース11に蓄積さ
れる(会員登録機能)。会員登録された需要者には、会
員としてのお得意様待遇を受けるため(商取引管理サー
バ10に今後ログインするため)に必要なIDナンバー
等が支給される。
【0032】続いて、購入履歴データベース11に蓄積
された履歴情報や個人情報に基づいて、会員登録された
需要者を4段階の優遇度(レベル1〜レベル4)に分別
し(図4;ステップS102)、その分別結果を蓄積す
ることにより優遇度データベース12を構築する(図
4;ステップS103)。なお、商取引管理システムを
初めて利用した需要者は、その者が特別分別機能の適用
条件に該当する場合を除き、レベル1の優遇度に分別さ
れる。一旦分別された需要者の優遇度は、会員登録後の
商取引状況(購入手続により獲得した購入ポイントの総
計)に応じて格上げされたり(格上移行)、購入頻度に
応じて格下げされたり(格下移行)する(優遇度更新機
能)。なお、図2では、例えば、需要者Bが格上移行に
よりレベル2の優遇度に分別された状態を示している。
【0033】続いて、例えば、仲介サービス会社の職員
等により、商品等について、優遇度データベース12に
蓄積された4段階の優遇度に対応して段階的に安くなる
ように設定された4段階の販売価格が登録されると、こ
れらの販売価格を蓄積することにより販売価格データベ
ース13を構築する(図4;ステップS104)。これ
により、商取引管理システムにおけるデータベースの構
築が完了する。なお、図3では、商品I(需要者Bが購
入を希望するドライバー)の販売価格が、レベル1〜レ
ベル4の取引順に応じて30000円〜20000円の
範囲で設定されている状態を示している。
【0034】《需要者Bによる商品Iの購入》 《1.端末装置によるログイン》商取引管理システムを
利用して商品Iを購入する際には、まず、端末装置B2
2において、需要者Bの操作に応じて商取引管理サーバ
10にアクセスする(図5;ステップ202)。なお、
このアクセスに応じて、需要者Bはモニタを通じて電子
商取引に係る基本情報を確認することが可能となるが、
この状態では未だお得意様待遇を受けることができず、
基本情報において表示される商品等の販売価格はレベル
1の優遇度に対応するものになっている。続いて、需要
者Bにより端末装置B22にIDナンバーおよびパスワ
ードが入力されると、商取引管理サーバ10にログイン
する(図5;ステップS203)。
【0035】《2.商取引管理サーバによる優遇度の識
別,販売情報の提示》端末装置B22からログインされ
ると、商取引管理サーバ10において、購入履歴データ
ベース11および優遇度データベース12を利用するこ
とにより、端末装置B22に入力されたIDナンバー等
に基づいて需要者Bの最新の優遇度(レベル2)を識別
する(優遇度識別機能;図2参照,図4;ステップS1
05)。続いて、販売価格データベース13を利用する
ことにより、需要者Bに対する商品等(商品Iを含む)
の売値としてレベル2の優遇度に対応する販売価格を決
定したのち(図3参照,図4;ステップS106)、決
定した一連の商品等の販売価格を含む販売情報を端末装
置B22に送信(提示)する(販売情報提示機能,図
4;ステップS107)。このとき送信された販売情報
は、端末装置B22のモニタ等に表示され、需要者Bに
確認される。この状態において、需要者Bはお得意様待
遇を受けることが可能になる。
【0036】《3.需要者Bによる購入手続》販売情報
を受信したのち、需要者Bにより、端末装置B22を通
じて以下のような手順で商品Iの購入手続が行われる。
すなわち、まず、端末装置B22が販売情報を受信する
と、モニタに検索画面(図6参照)が表示される。この
検索画面では、需要者Bの現在の優遇度(レベル2)が
表示され、「道具(ドライバー,ウッド,アイアン
等)」,「メーカー(B社,C社,D社等)」,「プレ
ーヤータイプ(性別,年齢,習熟度,利き腕等)」など
の検索用の項目R1ごとに希望の商品等を検索すること
が可能になっている。この項目R1には、上記した「道
具」等の他、購入に際して準備可能な「予算」などが含
まれる場合もある。なお、最新の購入時において需要者
Bの優遇度が変更されている場合(格上移行時または格
下移行時)には、その旨が検索画面に表示される。
【0037】続いて、マウス等を用いて、マウスポイン
タ(以下、単に「ポインタ」という)Pにより項目R1
(例えば「ドライバー」)がクリックされると、商品リ
スト画面(図7参照)が表示される。このとき、需要者
Bの優遇度(レベル2)に対応する販売価格(図3参
照)は、特価Tとして表示される。もちろん、レベル2
以外の優遇度(例えばレベル3)を有する他の需要者が
商取引を行う場合には、その優遇度(レベル3)に対応
する販売価格(25000円)が特価Tとして表示され
る。
【0038】続いて、商品リスト画面に表示された一連
の情報(メーカー名,商品名,材質)を確認したのち、
ポインタPにより商品Iに対応する項目R2がクリック
されると、商品詳細画面(図8参照)が表示される。こ
の商品詳細画面では、商品Iに関する詳細な情報(スペ
ック表,オプション等等)が表示され、特に、「オプシ
ョン」欄において、購入に要する需要者Bの購入要求
(購入個数,ドライバー仕様,利き腕等)を入力可能に
なっている。需要者Bによる商品等の購入は、商取引管
理サーバ10中の架空のバスケットに購入希望商品等を
順次確保することにより行われる。なお、商取引管理サ
ーバ10において扱う商品等には、各商品等ごとに購入
ポイントPTが添付されている。この購入ポイントPT
は、購入手続ごとに蓄積され、商取引管理サーバ10に
おいて需要者の優遇度を変更(格上移行)させる際の指
標として用いられる。
【0039】続いて、購入要求が入力され、ポインタP
により「バスケット追加」に対応する項目R3がクリッ
クされると、バスケット詳細画面(図9参照)が表示さ
れる。このバスケット詳細画面では、商品Iがバスケッ
トに確保された旨が表示され、商品Iのみを購入する場
合には「注文」に対応する項目R4,さらに商品等を購
入する場合には「お買い物を続ける」に対応する項目R
5,バスケットに確保された商品等を一旦削除し、購入
手続を初めからやり直す場合には「全て削除」に対応す
る項目R6をそれぞれ選択する。最後に、ポインタPに
より「注文」に対応する項目R4がクリックされると、
需要者Bによる商品Iの購入手続が完了する。この商品
Iの購入を依頼する旨を含む購入手続情報は、端末装置
B22から商取引管理サーバ10に送信される(図5;
ステップS204)。
【0040】《商取引管理サーバによる受注》最後に、
商取引管理サーバ10において、端末装置B22から送
信された購入手続情報を受信したのち(図4;ステップ
S108)、販売に係る各種処理(購入手続情報の記
録,販売手配等)を行う。これにより、需要者Bによる
商品Iの購入依頼が完了する。こののち、例えば、需要
者Bにより商品Iの販売価格に対応する入金がされる
と、仲介サービス会社等から需要者Bに対して商品Iが
宅配される。
【0041】<本実施の形態に係る商取引管理システム
の作用および効果>以上説明したように、本実施の形態
に係る商取引管理システムによれば、需要者ごとに過去
の商取引状況を購入履歴データベース11に蓄積してお
き、蓄積された商取引状況等に基づいて需要者ごとに販
売価格を決定したのち、この販売価格を含む販売情報を
需要者に提示するようにしたので、需要者に対して画一
的な販売価格しか提示することができなかった従来の場
合とは異なり、需要者に対して、需要者ごとに異なるよ
うに決定された販売価格を含む販売情報を提示すること
が可能になる。したがって、例えば、需要者ごとに異な
るように販売価格を決定することにより、需要者の購入
意欲を煽り、多様な商取引を行うことができる。
【0042】また、本実施の形態では、過去の購入金額
の総計等を含む履歴情報が購入履歴データベース11に
蓄積され、この履歴情報に基づいて需要者を複数の優遇
度(レベル1〜レベル4)に分別するようにしたので、
商取引管理サーバ10側からは需要者の分別基準が明確
になり、一方、需要者側からは、優遇度が上昇して反場
価格が安くなる際の各需要者間の公平が担保される。こ
のため、優遇度に基づいて需要者ごとに異なる販売価格
を設定することにより商取引を行う際に、商取引管理シ
ステムの信頼性を良好に確保することができる。
【0043】また、本実施の形態では、履歴情報の他、
需要者の年齢等を含む個人情報をも考慮して需要者を複
数の優遇度に分別するようにしたので、より需要者の希
望を反映させ、より多様な商取引を行うことができる。
【0044】また、本実施の形態では、購入手続時にお
いて需要者の優遇度を検索画面(図6参照)に表示する
と共に、特に、最新の購入手続時において需要者の優遇
度が変更されている場合(格上移行時または格下移行
時)にはその旨も表示するようにしたので、購入手続を
行う際に、最新の優遇度を需要者に知得させることが可
能となる。このため、購入手続を行う際の需要者の利便
性を向上させることができる。
【0045】また、本実施の形態では、端末装置20か
らのログイン(IDナンバーおよびパスワードの入力)
に応じて優遇度およびこの優遇度に対応した販売価格を
含む販売情報を開示するようにしたので、会員以外の第
三者がお得意様待遇を受けることおよび第三者への販売
情報の漏洩を防止することができる。
【0046】<本実施の形態に係る商取引管理システム
の変形例>なお、本実施の形態では、図8に示したよう
に、会員登録された需要者Bが端末装置B22を通じて
商取引管理サーバ10にログインしたとき、このログイ
ンに応じて商取引管理サーバ10から端末装置B22に
自動的に販売情報が送信され、商品詳細画面の「特価」
欄にレベル2の優遇度に対応する販売価格が表示される
ようにしたが、必ずしもこれに限られるものではない。
例えば、図10に示したように、ログイン後における商
品詳細画面の「特価」欄にはレベル1の優遇度に対応す
る販売価格(30000円)を表示しておき、ポインタ
Pにより「値切る」に対応する項目Nがクリックされた
ときに、「特価」欄にレベル2の優遇度に対応する販売
価格(28000円;図8参照)が表示されるようにし
てもよい。この場合においても、上記実施の形態の場合
と同様の効果を得ることができる。なお、図10に示し
た商品詳細画面において、上記した点以外の内容等は、
上記実施の形態において図8に示した場合と同様であ
る。
【0047】また、本実施の形態では、図3に示したよ
うに、仲介サービス会社の職員等により、各商品(例え
ば商品I)ごとに優遇度(レベル1〜レベル4)に対応
した4段階の販売価格(例えば30000円,2800
0円,25000円,20000円)が登録されるよう
にしたが、必ずしもこれに限られるものではない。例え
ば、図11に示したように、各商品(商品X〜商品XI
I)ごとに、基準価格と、優遇度に対応した4段階の割
引率とを予め登録しておき、需要者の優遇度に対応した
割引率を商品の基準価格に乗じることにより販売価格を
決定するようにしてもよい。具体的には、例えば、レベ
ル3の優遇度を有する需要者Eに対する商品XIIの販
売価格は、レベル3の割引率(15%)を商品XIIの
基準価格(100000円)に乗じることにより、(1
−0.15)×100000円=85000円となる。
このような場合には、一つの商品等について4つの販売
価格の登録を要した上記実施の形態の場合よりも、商取
引管理システムの運営を容易化することができる。なぜ
なら、例えば、任意の商品の価格が変更されたとすると
(値崩れ等)、上記実施の形態の場合には、変更の度に
4つの販売価格を登録し直さなければならないが、本変
形例の場合には、優遇度に応じた割引率を変更しない限
り、基準価格のみを変更することにより対処可能であ
る。
【0048】さらに、上記変形例(図11参照)では、
商取引管理サーバ10で取り扱う各商品等ごとに4段階
の割引率を設定するようにしたが、必ずしもこれに限ら
れるものではなく、例えば、図12に示したように、上
記実施の形態において図6に示した項目(ゴルフ道具,
メーカー,プレーヤータイプ等)などを含むジャンルご
とに割引率を設定するようにしてもよい。なお、図12
では、例えば、ゴルフ道具の種類(ドライバー,ウッ
ド,アイアン等)ごとに割引率を設定した場合を示して
いる。
【0049】また、本実施の形態では、商取引管理サー
バ10が3つのデータベース(購入履歴データベース1
1,優遇度データベース12,販売価格データベース1
3)を備えるようにしたが、必ずしもこれに限られるも
のではなく、上記以外の他の各種データベースを備える
ようにしてもよい。「他の各種データベース」として
は、例えば、仲介サービス会社に商品等を納入する納入
業者により提示された初期価格である卸価格を蓄積する
卸価格データベースなどが挙げられる。
【0050】また、本実施の形態では、商取引管理シス
テムを構成する各ユニット間を接続させるための「通信
網」としてインターネット40を利用するようにした
が、必ずしもこれに限られるものではなく、インターネ
ット40の他、例えば、イントラネットやエクストラネ
ットなどを用いるようにしてもよい。また、上記の通信
網の他にも有線電話回線(例えば、アナログ回線および
ISDN回線等)、汎用型携帯電話回線(例えばiモー
ド通信)およびPHS回線などの通信媒体等を用いるよ
うにしてもよい。もちろん、複数の通信網(例えば、イ
ンターネットおよびイントラネット等)を併用するよう
にしてもよい。いずれの通信網を用いた場合において
も、インターネット40を用いた場合と同様の効果を得
ることができる。
【0051】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
てきたが、本発明は上記実施の形態において説明したも
のに限定されるものではなく、種々の変形が可能であ
る。例えば、商取引管理システムを構成する構成要素お
よびその機能等は、需要者ごとに過去の商取引状況を蓄
積しておき、蓄積された商取引状況に基づいて需要者ご
とに販売価格を決定したのち、この販売価格を含む販売
情報を需要者に提示することが可能な限り、自由に変更
可能である。この場合においても、上記実施の形態の場
合と同様の効果を得ることができる。
【0052】また、上記実施の形態では、ゴルフ用品の
販売やゴルフ場の利用に係るサービスの提供等に商取引
管理システムを適用する場合について説明したが、必ず
しもこれに限られるものではなく、ゴルフ用品の販売等
以外の各種商品の販売やサービスの提供に適用すること
も可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項9のいずれか1項に記載の商取引情報提示方法,請
求項10記載の商取引管理サーバまたは請求項11記載
の商取引方法によれば、需要者ごとに過去の商取引状況
を蓄積しておき、蓄積された商取引状況等に基づいて需
要者ごとに販売価格を決定したのち、この販売価格を含
む販売情報を需要者に提示するようにしたので、需要者
の購入意欲を煽り、多様な商取引を行うことができる。
【0054】特に、請求項2記載または請求項5に記載
の商取引管理方法によれば、需要者の過去の購入回数,
購入頻度および購入金額の総計のうちの少なくとも1を
含む履歴情報に基づいて販売価格または優遇度を決定す
るようにしたので、需要者ごとに異なる販売価格を設定
することにより商取引を行う際に、商取引管理システム
の信頼性を良好に確保することができる。
【0055】また、請求項3または請求項6に記載の商
取引情報提示方法によれば、需要者の年齢を含む個人情
報に基づいて販売価格を決定するようにしたので、より
多様な商取引を行うことができる。
【0056】また、請求項7記載の商取引情報提示方法
によれば、基準価格と複数の割引率とに基づいて販売価
格を決定するようにしたので、商取引に関する情報の提
示に係る運営を容易化することができる。
【0057】また、請求項8記載の商取引情報提示方法
によれば、販売情報が優遇度を示す情報を含むようにし
たので、購入手続を行う際の需要者の利便性を向上させ
ることができる。
【0058】また、請求項9記載の商取引情報提示方法
によれば、需要者からの販売価格の問合せに応じて販売
情報を提示するようにしたので、会員以外の第三者がお
得意様待遇を受けることおよび第三者への販売情報の漏
洩を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る商取引管理システ
ムの概略構成を表すブロック図である。
【図2】優遇度の概要を説明するための図である。
【図3】販売価格の概要を説明するための図である。
【図4】商取引管理サーバの動作を説明するための流れ
図である。
【図5】端末装置の動作を説明するための流れ図であ
る。
【図6】購入手続時に端末装置のモニタに表示される検
索画面の一例を表す図である。
【図7】購入手続時に端末装置のモニタに表示される商
品リスト画面の一例を表す図である。
【図8】購入手続時に端末装置のモニタに表示される商
品詳細画面の一例を表す図である。
【図9】購入手続時に端末装置のモニタに表示されるバ
スケット詳細画面の一例を表す図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る商取引管理シス
テムに対する変形例としての商取引管理システムにおい
て購入手続時に端末装置のモニタに表示される商品詳細
画面の一例を表す図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る商取引管理シス
テムに対する他の変形例としての商取引管理システムに
おける販売価格の概要を説明するための図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る商取引管理シス
テムに対するさらに他の変形例としての商取引管理シス
テムにおける販売価格の概要を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10…商取引管理サーバ、11…購入履歴データベー
ス、12…優遇度データベース、13…販売価格データ
ベース、14…制御部、20…端末装置、21…端末装
置A、22…端末装置B、23…端末装置C、30…通
信線、40…インターネット、P…ポインタ、PT…購
入ポイント、N,R1,R2,R3,R4,R5,R6
…項目、T…特価。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して、販売者のサーバから需
    要者の端末装置に対して、商取引に関する情報を提示す
    るための商取引情報提示方法であって、 前記サーバにおける処理が、 需要者ごとに、過去の商取引状況を蓄積する蓄積ステッ
    プと、 少なくとも蓄積された商取引状況に基づいて、需要者ご
    とに販売価格を決定する決定ステップと、 需要者ごとに決定された前記販売価格を含む販売情報
    を、前記通信網を介して、各需要者の前記端末装置に提
    示する提示ステップとを含むことを特徴とする商取引情
    報提示方法。
  2. 【請求項2】 前記決定ステップにおいて、 需要者の過去の購入回数、購入頻度および購入金額の総
    計のうちの少なくとも1を含む履歴情報に基づいて、前
    記販売価格を決定することを特徴とする請求項1記載の
    商取引情報提示方法。
  3. 【請求項3】 前記決定ステップにおいて、さらに、需
    要者の年齢を含む個人情報をも考慮して、前記販売価格
    を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の商取引情報提示方法。
  4. 【請求項4】 前記決定ステップは、 少なくとも、蓄積された商取引状況に基づいて、需要者
    ごとに優遇度を決定する第1のステップと、 決定された優遇度に基づいて、需要者ごとに前記販売価
    格を決定する第2のステップとを含むことを特徴とする
    請求項1記載の商取引情報提示方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のステップにおいて、 需要者の過去の購入回数、購入頻度および購入金額の総
    計のうちの少なくとも1を含む履歴情報に基づいて前記
    優遇度を決定することを特徴とする請求項4記載の商取
    引情報提示方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のステップにおいて、さらに、 需要者の年齢を含む個人情報をも考慮して前記優遇度を
    決定することを特徴とする請求項4または請求項5に記
    載の商取引情報提示方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のステップにおいて、 販売に係る基準価格と、前記優遇度に対応して設定され
    た複数の割引率とに基づいて、前記販売価格を決定する
    ことを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1
    項に記載の商取引情報提示方法。
  8. 【請求項8】 前記販売情報は前記優遇度を示す情報を
    含むことを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれ
    か1項に記載の商取引情報提示方法。
  9. 【請求項9】 前記提示ステップにおいて、 前記需要者からの前記販売価格の問合せに応じて前記販
    売情報を提示することを特徴とする請求項1ないし請求
    項8のいずれか1項に記載の商取引情報提示方法。
  10. 【請求項10】 通信網を介して、需要者の端末装置に
    対して、商取引に関する情報を提示する商取引管理サー
    バであって、 需要者ごとに、過去の商取引状況を蓄積する蓄積手段
    と、 少なくとも蓄積された商取引状況に基づいて、需要者ご
    とに販売価格を決定する決定手段と、 需要者ごとに決定された前記販売価格を含む販売情報
    を、前記通信網を介して、各需要者の前記端末装置に提
    示する提示手段とを備えたことを特徴とする商取引管理
    サーバ。
  11. 【請求項11】 通信網を介して、販売者のサーバと需
    要者の端末装置との間で商取引を行うための商取引方法
    であって、 前記サーバにおいて、需要者ごとに、過去の商取引状況
    を蓄積する蓄積ステップと、 少なくとも蓄積された商取引状況に基づいて、需要者ご
    とに販売価格を決定する決定ステップと、 需要者ごとに決定された前記販売価格を含む販売情報
    を、前記通信網を介して、各需要者の前記端末装置に提
    示する提示ステップと、 前記販売情報の提示に応じて、前記端末装置から前記サ
    ーバに購入依頼がされたときに、販売に係る所定の処理
    を行う販売処理ステップとを含むことを特徴とする商取
    引方法。
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