JP2002259681A - 入出金管理システム - Google Patents

入出金管理システム

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JP2002259681A
JP2002259681A JP2001059474A JP2001059474A JP2002259681A JP 2002259681 A JP2002259681 A JP 2002259681A JP 2001059474 A JP2001059474 A JP 2001059474A JP 2001059474 A JP2001059474 A JP 2001059474A JP 2002259681 A JP2002259681 A JP 2002259681A
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JP2001059474A
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Emiko Washizu
惠美子 鷲頭
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの入力作業などの負担が軽い入出金管
理システムを提供する。 【解決手段】 本発明の入出金管理システムは、会計簿
情報を記憶している会計簿情報記憶手段と、ユーザ入力
に応じて、会計簿情報記憶手段に記憶されている会計簿
情報を操作する第1の会計簿操作手段と、ユーザの金融
機関口座に係る入出金情報を通信処理による得る口座情
報取得手段と、取得した金融機関口座の入出金情報に応
じて、会計簿情報記憶手段に記憶されている会計簿情報
を操作する第2の会計簿操作手段とを有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入出金管理システム
に関し、例えば、個人の家計管理システムや、個人事業
や小規模企業などでの経理管理システムに適用し得るも
のである。
【0002】
【従来の技術】家計は家計簿を付けて管理することが一
般的である。近年においては、家計簿ソフトウェア(以
下、家計簿ソフトと呼ぶ)を提供されており、その家計
簿ソフトで家計を管理することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、毎日、
家計簿に記入することは煩雑である。また、月単位や週
単位や日単位の費目毎の集計処理なども煩雑である。
【0004】一方、家計簿ソフトでは、集計処理などを
自動的に行う機能などを有しているが、入金や出金の情
報を入力しなければならない煩雑さは、家計簿の場合と
同様である。
【0005】買い物などでの出金情報は、家計管理者が
直ちに把握でき、当日に記帳、入力することは可能であ
る。しかし、給料は自動振り込みで行われることも多
く、また、水道、ガス、電気、電話などの費用は自動引
き落としを適用していることが多く、通知書を予めもら
っていても、その実行日に記帳、入力しなければなら
ず、記帳、入力を忘れ易い。そのような通知書を紛失し
た場合には、通帳への記帳をしなければそれら情報を記
帳、入力することができない。特に、費目によって、振
り込み銀行や引き落とし銀行が異なる場合には、通帳記
帳の手間もばかにならない。
【0006】そのため、家計管理が適切に実行されず、
無駄な消費などを行う者や家庭を多い。また、家計簿へ
の記入や、家計簿ソフトの入力の煩雑さにまけて家計を
管理しない者も多い。
【0007】個人事業や小規模企業などでの経理管理
は、帳簿や帳簿ソフトなどを利用して必ず実行される。
しかし、記入や入力の煩雑さは、入出金回数が多い分、
一般家庭以上である。また、一般家庭以上に多くの口座
を開設していることが多く、通帳記帳の手間や時間も一
般家庭以上である。
【0008】そのため、ユーザの入力作業などの負担が
軽い入出金管理システムが求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の入出金管理システムは、会計簿情報を記憶
している会計簿情報記憶手段と、ユーザ入力に応じて、
上記会計簿情報記憶手段に記憶されている会計簿情報を
操作する第1の会計簿操作手段と、上記ユーザの金融機
関口座に係る入出金情報を通信処理による得る口座情報
取得手段と、取得した金融機関口座の入出金情報に応じ
て、上記会計簿情報記憶手段に記憶されている会計簿情
報を操作する第2の会計簿操作手段とを有することを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明による入出金管理システムを、家計管理シ
ステムに適用した第1の実施形態を図面を参照しながら
詳述する。この第1の実施形態の家計管理システムは、
通信システムとして構成されているものであり、以下、
家計管理通信システムと呼ぶ。
【0011】(A−1)第1の実施形態の構成 (A−1−1)システム構成 図1は、第1の実施形態の家計管理通信システムの全体
構成を示すブロック図である。
【0012】図1において、第1の実施形態の家計管理
通信システム1は、家計管理ユーザ端末2、家計簿処理
装置3、銀行処理装置4−1〜4−n、デビット加盟店
処理端末5及びデビット管理センタ装置6などを備えて
構成されている。
【0013】家計管理ユーザ端末2は、当該システム1
を利用して家計管理を行うユーザに係る端末装置であっ
て、インターネット網10に対するアクセス機能(ブラ
ウザ機能)を有するものであれば、既存の各種の情報処
理装置を適用でき、そのため、詳細構成の図示は省略す
る。家計管理ユーザ端末2は、例えば、パソコンだけで
なく、インターネット網7との接続機能を有する携帯電
話や携帯端末などであっても良く、携帯電話や携帯端末
などもブルーツース技術(Bluetooth)を利用したもの
であっても良い。
【0014】家計管理ユーザ端末2は、入出金に係る情
報などを入力したり、後述する家計簿処理装置3が管理
する当該ユーザの家計簿の情報を表示したり出力したり
するものである。
【0015】家計管理ユーザ端末2は、インターネット
網10を介して、家計簿処理装置3にアクセスし得るも
のである。家計簿処理装置3には、複数の家計管理ユー
ザ端末2が接続し得るものである。
【0016】家計簿処理装置3は、ユーザ毎の家計簿情
報を記憶している家計簿データベース7A(図2参照)
を備え、家計管理ユーザ端末2からの入力情報や、後述
する銀行処理装置4−N(Nは1〜n)から与えられた
情報に基づき、当該ユーザの家計簿情報を更新したり、
ユーザからの要求に応じ、家計簿情報を家計管理ユーザ
端末2に送信したりするものである。なお、後述するデ
ビットカード決済に係る情報を費目に変換するための情
報を格納しているデビット費目変換データベース7B
や、家計管理ユーザ端末2に送出するWebページの情
報を格納しているWebページデータベース7Cも家計
簿処理装置3に接続されている。家計簿処理装置3の詳
細機能構成(図3参照)については後述する。
【0017】家計簿処理装置3は、例えば、複数の銀行
が共同で設置したものである。家計簿処理装置3は、C
AFIS(全銀協ネット)11を介して、銀行処理装置
4−1〜4−nに接続し得るものである。
【0018】デビット加盟店処理端末5、デビット管理
センタ装置6及び銀行処理装置4−1〜4−nは、一面
では、既存のデビットカード決済システムを構成してい
るものである。
【0019】デビット加盟店処理端末5は、詳細機能構
成の図示は省略するが、デビットカード決済システムの
加盟店に設置されている周知の構成を有する端末装置で
あり、商品購入やサービス提供の対価に対するデビット
カード決済を要求するものである。デビット加盟店処理
端末5は、ISDN網などの一般的なデータ交換網12
を介して接続され、デビット管理センタ装置6に接続し
得るものである。図1ではデビット加盟店処理端末5を
1個のみ示しているが、当然に、実際上は、多数存在す
る。
【0020】デビット管理センタ装置6は、デビット加
盟店処理端末5からデビットカード決済要求に応じ、デ
ビットカード決済を実行するものである。すなわち、デ
ビットカード決済要求に係るデビットカードの所有者の
銀行口座からの金額の引き落としを該当する銀行処理装
置に実行させると共に、そのデビットカードが利用され
たデビット加盟店への入金を該当する銀行処理装置に実
行させるものである。
【0021】各銀行処理装置4−Nは、家計管理の面か
らは、当該銀行に口座を有している家計管理ユーザの情
報を格納している家計管理ユーザデータベース8−Nを
有し、該当する家計管理ユーザの口座への入出金があっ
た場合に、所定のタイミングでCAFIS11を介して
家計簿処理装置3にその情報を与えるものである。家計
簿処理装置3に与える口座への入出金情報の中には、デ
ビットカード決済に係る情報も含まれる。銀行処理装置
4−Nの詳細機能構成(図X参照)については後述す
る。
【0022】(A−1−2)家計簿処理装置3及び関連
するデータベースの詳細 家計簿処理装置3に関連して設けられている家計簿デー
タベース7Aは、例えば、図2に示すような構成を有し
ている。家計簿データベース7Aは、ユーザ管理部20
と家計簿部21と分析部22とを有する。
【0023】ユーザ管理部20は、各家計管理ユーザ自
体の情報を記憶しているものである。ユーザ管理部20
には、ユーザの識別情報(ID)20Aに対応付けて、
氏名、住所などのユーザ特定情報部20B、アクセス時
のユーザ認証に用いる認証用情報部(例えばパスワー
ド)20C、家計の月単位での〆日や年単位の〆日や管
理開始日などの期日情報部20D、ユーザが開設してい
る銀行口座情報部(1個の口座とは限らない)20E、
月単位の予算を決定するための予算決定用情報部20
F、家計簿部21での当該ユーザの情報を格納している
家計簿アドレス部20Gなどを有する。
【0024】なお、予算決定用情報部20Fは、例え
ば、給料の入金(例えば振込み)があった場合に、その
総額を各費目に定められた比率で配分し、各費目での月
予算を決定させる情報が格納されている。費目によって
は、固定額に定めていても良い。この場合には、総額か
ら全ての固定額費目の固定額分を減額した額を、配分費
目について配分することになる。
【0025】家計簿部21は、各家計管理ユーザの家計
簿情報を記憶しているものである。図2では1個のみ示
しているが、家計簿部21は、家計管理ユーザの数だけ
存在する。各家計管理ユーザの家計簿情報の構成は、例
えば、市販されている家計簿ソフトのものと同様であっ
ても良い。
【0026】各家計管理ユーザの家計簿情報は、例え
ば、口座明細情報部(口座出納簿情報や銀行通知更新費
目情報を含む)21A、予算情報部21B、日単位の入
出金に係る日計情報部21C、月単位の入出金に係る月
計情報部21D、口座入出金情報から費目情報を得る口
座入出金費目変換情報部21Eなどでなる。
【0027】日計情報部21Cには、日別明細の情報も
含まれる。また、月計情報部21Dには現金出納簿の情
報をも含まれる。口座入出金費目変換情報部21Eは、
所定会社などからの振り込み入金を給料費目と判定した
り、電話会社への引き落とし出金を電話費目と判定する
ための情報が格納されている。基本的には、この情報も
家計管理ユーザによってなされる。なお、口座入出金費
目変換情報部21Eは、各家計管理ユーザ毎に持たせる
のではなく、後述するデビット費目変換データベース7
Bのように全ての家計管理ユーザに共通の情報にしてお
いても良い。また、口座入出金に係る一部についての費
目変換情報(例えば給料)は、ユーザ単位に持たせ、他
については(例えば公共料金系)、全ての家計管理ユー
ザに共通の情報として持たせるようにしても良い。
【0028】また、口座入出金費目変換情報を銀行処理
装置4−Nに持たせ、送信時に費目を決定して送信する
ようにしても良い(なお例えば、決定できないものはそ
のまま送信する)。
【0029】分析部22には、各家計管理ユーザの家計
を評価したりなどするための情報が格納されている。分
析部22は、統計情報部22Aとコンサルティング用情
報部22Bとを有する。
【0030】統計情報部22Aは、複数の家計管理ユー
ザの家計簿情報を統計処理した情報を格納している。統
計処理は、例えば、費目毎の平均値や標準偏差を求める
処理である。また、統計処理に供する複数の家計管理ユ
ーザは、例えば、所得額が同等の者である。なお、ユー
ザ特定情報部20Bに家族構成や世帯主の年齢などを記
述しておき、所得額だけでなく、家族構成や世帯主年齢
などで家計管理ユーザを層別化して統計処理を施すよう
にしても良い。統計処理に供する家計簿情報は、例え
ば、月計情報や年計情報である。
【0031】コンサルティング用情報部22Bは、ある
家計管理ユーザの家計簿情報を、その家計管理ユーザが
属する統計情報とを参照して得た家計診断結果に応じ、
そのユーザに提供するコンサルティング用情報を格納し
ているものである。コンサルティング用情報は、費用
が、「多い」、「やや多い」、「普通」、「やや少な
い」、「少ない」の単純なものであっても良く、「遊興
費を押さえ食費に回しましょう」などのような全体バラ
ンスを是正させるようなものであっても良い。
【0032】コンサルティング用情報部22Bは、例え
ば、健康診断におけるコンピュータ診断結果のような情
報を提供できる情報を格納している。
【0033】家計簿処理装置3に関連して設けられてい
るデビット費目変換データベース7Bは、銀行処理装置
4−Nからデビットカード決済の出金情報が与えられた
ときに、その出金に係る費目を決定するための情報を格
納しているものである。図示は省略するが、例えば、デ
ビット加盟店処理端末5の識別情報に対応付けて費目の
情報を格納しているものであっても良い。
【0034】家計簿処理装置3に関連して設けられてい
るWebページデータベース7Cは、家計管理ユーザ端
末2に送出するWebページの情報を格納しているもの
である。この第1の実施形態の場合、ユーザが家計簿情
報を入力したり修正したりするための入力画面もWeb
ページになっており、また、ユーザに家計簿情報を提供
する画面もWebページになっている。Webページデ
ータベース7Cは、図示は省略するが、このような各種
のWebページを適宜リンクして格納しているものであ
る。
【0035】家計簿処理装置3は、実際上は1〜複数の
サーバなどでなるハードウェア部と、それに搭載された
プログラムとで構成されているが、機能的には、図3に
示す構成を有する。なお、図3は、主として、プログラ
ムファイル面からの機能分けになっている。
【0036】家計簿処理装置3は、通信部30、ユーザ
登録部31、ユーザ認証部32、ユーザ操作家計簿更新
部33、銀行通知家計簿更新部34、集計処理部35、
家計簿出力部36、システム利用料課金部37、家計簿
情報統計処理部38、家計コンサルティング部39など
の機能部を有する。
【0037】通信部30は、インターネット網10を介
した家計管理ユーザ端末2とのデータ授受や、CAFI
S11を介した銀行処理装置4−Nとのデータ授受を実
行させる機能部である。なお、通信部30は、基本的に
暗号化通信を行うことが好ましい。
【0038】ユーザ登録部31は、当該家計簿処理装置
3を利用して家計簿を管理するユーザを登録する機能部
である。なお、ユーザ登録部31を利用したユーザ登録
操作は、ユーザ自体が家計管理ユーザ端末2を用いて行
うようにしても良く、当該家計管理通信システム1の運
営者側のオペレータが当該家計簿処理装置3の入力装置
(例えばキーボードなど)を用いて行うようにしても良
い。ユーザ登録部31は、少なくとも家計簿データベー
ス7Aのユーザ管理部20で管理する情報を取り込んで
格納する。この際、ユーザIDも付与する。また、ユー
ザ登録部31は、該当する銀行処理装置4−N(1個と
は限らない)に対し、登録されたユーザの情報を与え
て、家計管理ユーザデータベース8−Nに格納させる。
【0039】なお、ユーザ登録部31は、登録された家
計管理ユーザの削除機能をも実行するものである。
【0040】ユーザ認証部32は、登録済みの家計管理
ユーザが当該家計簿処理装置3にアクセスしてきた際の
認証を行うものである。ここでは、家計簿データベース
7Aのユーザ管理部20の格納情報に基づいて認証を行
うことを意図しているが、これに代え、又は、これに加
え、銀行処理装置4−Nとのデータ授受を行って認証を
行うようにしても良い。
【0041】ユーザ操作家計簿更新部33は、家計管理
ユーザが家計管理ユーザ端末2を用いた家計簿情報の更
新処理を行うものである。ユーザ操作家計簿更新部33
による処理は、市販されている家計簿ソフトとほぼ同様
であるが、例えば、更新に供する初期画面などで、銀行
通知の入出金情報に基づいて更新された費目の情報を表
示させ、確認させるようにすることが好ましい。
【0042】銀行通知家計簿更新部34は、銀行処理装
置4−Nから通知された入出金情報に基づいて、該当す
る家計管理ユーザの家計簿情報を更新させるものであ
る。ここで、ユーザ管理部20の銀行口座情報部20E
に、自動更新を禁止する費目情報を設定できるようにし
ておき、その費目についての入出金情報が通知されたと
きには、家計簿部21の口座明細情報部21Aには格納
させるが、日計情報部21Cなどは更新させないように
しても良い。また、銀行処理装置4−N側に入出金情報
の通知を行う費目やその項目などを管理させるようにし
ても良い。
【0043】集計処理部35は、上述したユーザ操作家
計簿更新部33や銀行通知家計簿更新部34からの処理
要求や、後述する家計簿出力部36からの処理要求に基
づき、費目明細(入出金)から費目毎の日計や月計を求
め、日計情報部21Cや月計情報部21Dを更新させる
ものである。なお、家計簿データベース7Aの家計簿部
21には用意されていないが、要求により、日計情報か
ら週計を求めたり、月計情報から年計情報を求めたりす
ることもできるようにしても良い。また、予算と、実際
額との差分演算を行う機能を持たせても良い。
【0044】家計簿出力部36は、ユーザ操作家計簿更
新部33を介した家計管理ユーザからの所定様式の出力
要求により、家計簿情報を整理して出力させるものであ
る。例えば、日計、週計、月計、年計などを表にして出
力させたり、予算との差額や相違をグラフ化して出力さ
せたりするものである。家計簿出力部36は、例えば、
費目を額の大小などでソーティングする機能なども備え
ている。
【0045】また、家計簿出力部36は、ユーザからの
要求に応じ、又は、所定期日などに、自動的に家計簿情
報の統計情報や、コンサルティング情報を出力する。
【0046】なお、家計簿出力部36による出力は、家
計管理ユーザ端末2への送信を意図しているが、出力内
容(例えば、統計情報やコンサルティング情報)によっ
ては印刷出力であっても良い。印刷された帳票は、例え
ば、郵便などによって家計管理ユーザに配送される。
【0047】システム利用料課金部37は、当該家計管
理通信システム1の利用料を所定日に、家計管理ユーザ
の所定口座から引き落とすものである。引き落とし日の
情報は、例えば、ユーザ管理部20の期日情報部20D
に格納されている。この使用料も銀行側から通知され、
家計簿情報に反映される。なお、システム利用料課金部
37自体が家計簿情報への反映動作を行っても良い。ま
た、当該家計管理通信システム1に協力している銀行
は、口座開設の増大が期待されるので、システム利用料
を無償にすることもでき、この場合には、システム利用
料課金部37は不要となる。
【0048】家計簿情報統計処理部38は、所定の期日
などに自動的に起動され、全ての家計管理ユーザを層別
化し、各層毎に家計簿情報の統計情報を得て統計情報部
22Aに格納させるものである。
【0049】家計コンサルティング部39は、家計管理
ユーザの要求により、又は、年〆がきた家計管理ユーザ
に対して自動的に、その家計管理ユーザの家計簿情報を
診断し、コンサルティング情報を形成し、家計簿出力部
36によって出力させるものである。例えば、家計管理
ユーザが属する層における費目毎の正規分布(平均値及
び標準偏差で特定される統計情報)に対し、そのユーザ
の額はどこに位置するかを求め、その正規分布上の位置
に基づいてコンサルティング情報を取り出す。
【0050】なお、図示は省略しているが、当該会計年
度より過去の家計簿情報は、家計管理ユーザ端末2へ出
力されていることを条件として、自動的に、又は、ユー
ザ操作に応じて消去する機能部も設けられている。な
お、各年での比較のために月計の消去可能な過去を5年
以上前にするようにしても良い。
【0051】(A−1−3)銀行処理装置4−N及び関
連するデータベースの詳細 図4は、銀行処理装置4−Nに関連して設けられている
家計管理ユーザデータベース8−Nの構成例を示す説明
図である。
【0052】家計管理ユーザデータベース8−Nは、当
該銀行に口座を開設している者であって、当該家計管理
通信システム1のユーザになっている者の情報を格納し
ているものである。すなわち、家計簿処理装置3への通
知を必要と家計管理ユーザの情報を記憶しているもので
ある。
【0053】家計管理ユーザデータベース8−Nは、ユ
ーザの識別情報(ID)40Aに対応付けて、氏名、住
所などのユーザ特定情報部40B、ユーザが開設してい
る銀行口座情報部(1個の口座とは限らない)40Cで
なる。ユーザ識別情報(ID)40Aは、家計簿処理装
置3でのものと同じであることが好ましい。銀行口座情
報部(1個の口座とは限らない)40Cには、ユーザが
開設している全ての口座の情報が記憶されているのでは
なく、家計管理に利用する口座の情報が記憶されてい
る。なお、銀行が認めるならば、名義が異なる複数の口
座の情報が記憶されていても良い。この点は、家計簿処
理装置3についても同様である。
【0054】当該家計管理通信システム1の規模が大き
くなって複数の家計簿処理装置3が存在する場合には、
通信相手を特定するため、ユーザ識別情報(ID)40
Aに対応付けて家計簿処理装置3の識別情報(ID)も
格納しておく。
【0055】銀行処理装置4−Nは、例えば、銀行のホ
ストコンピュータ(図示せず)との通信機能を有するサ
ーバ(1台とは限らない)クラスの情報処理装置であ
り、ここでは、家計管理専用の装置を意識している。な
お、銀行の既存のサーバなどに当該家計管理の機能を搭
載するようにしても良い。
【0056】銀行処理装置4−Nは、機能的には、図5
に示す構成を有する。なお、図5は、主として、プログ
ラムファイル面からの機能分けになっている。
【0057】銀行処理装置4−Nは、通信部50、ユー
ザ登録部51、デビット以外入出金通知部52、デビッ
ト出金通知部53などを有する。
【0058】通信部50は、CAFIS11を介した家
計簿処理装置3やデビット管理センタ装置6との通信を
実行するものである。
【0059】ユーザ登録部51は、家計簿処理装置3か
らの家計管理ユーザの登録要求や削除要求に従って、家
計管理ユーザデータベース8−Nに対する登録や削除を
行うものである。
【0060】デビット以外入出金通知部52は、例え
ば、1日1回自動的に起動し(例えば午後11時)、当
該銀行のホストコンピュータ(図示)側から、各家計管
理ユーザに係る口座のその日又は前日の1日分の入出金
情報(デビットカード決済に係る出金情報も含まれる;
なお、除いても良い)を取り出して家計簿処理装置3に
転送させるものである。ここで、振り込み入金及び現金
入金や引き落とし出金や振り込み出金や現金出金などを
区別して転送させるようにすると、家計簿処理装置3で
の家計簿処理がし易くなる。
【0061】なお、デビット以外入出金通知部52は、
各家計管理ユーザに係る口座の入出金がある毎に、その
情報をホストコンピュータからもらって家計簿処理装置
3に通知するものであっても良い。
【0062】デビット出金通知部53は、各家計管理ユ
ーザに係る口座からデビットカード決済に係る引き落と
しがあったときに、直ちに、その決済情報(例えばデビ
ット加盟店処理端末5の識別情報などの費目を決定する
ための情報を含む)を家計簿処理装置3に転送させるも
のである。
【0063】デビット以外入出金通知部52及びデビッ
ト出金通知部53による家計簿処理装置3への情報転送
は、家計簿処理装置3が起動するものであっても良い。
【0064】(A−2)第1の実施形態の動作 次に、第1の実施形態の家計管理通信システム1の動作
を説明する。
【0065】家計管理ユーザが家計簿情報を更新したり
所定様式で出力させたりするなどの操作や動作は、家計
簿情報が家計簿処理装置3に格納されており、家計管理
ユーザ端末2と家計簿処理装置3との間で家計簿に関す
る情報がWebページを利用されて授受されるが、既存
の家計簿ソフトと同様である。異なる点は、家計簿情報
が家計簿処理装置3に格納されているため、まず、家計
簿情報を更新したり出力させたりする操作の前に、自己
を認証させる情報を入力する点であり、家計簿処理装置
3は、ユーザを認証した後、家計簿情報の更新や出力を
認める。
【0066】なお、家計管理ユーザは、予め、当該家計
管理通信システム1のユーザ登録を行うことを要する
が、この登録操作や動作などは、プロバイダー装置に対
する登録などの通信システムでの登録方法と同様である
ので、その説明は省略する。
【0067】この第1の実施形態の大きな特徴の一つ
は、銀行口座の入出金に応じて、該当する家計管理ユー
ザの家計簿情報が自動的に更新される点である。また、
特徴の他の一つは、家計簿情報を分析して診断する点で
ある。以下、これらの特徴と関係する動作を詳述する。
【0068】(A−2−1)銀行処理装置4−Nの動作 銀行処理装置4−Nは、例えば、1日1回所定時刻にな
ると、図6に示す処理を開始する。そして、家計管理ユ
ーザデータベース8−Nに登録されている1人の家計管
理ユーザの口座情報を取り出し、その口座のその日又は
前日の1日分の入出金情報をホストコンピュータと側か
ら取り出して家計簿処理装置3に転送さする(ステップ
100〜102)。その後、家計管理ユーザデータベー
ス8−Nに登録されている全ての家計管理ユーザについ
て処理が終了したか否かを判別し(ステップ103)、
終了していなければ上述した処理を繰り返し、終了した
ならば、一連の処理を終了する。
【0069】なお、ホストコンピュータ側に該当する1
日分の入出金情報がない場合には家計簿処理装置3への
転送は実行されない。
【0070】また、銀行処理装置4−Nは、デビット管
理センタ装置6からデビットカード決済(口座引き落と
し)が要求されると、図7に示す処理を開始する。そし
てまず、その要求に係る口座から要求された金額を引き
落とす(ステップ150)。その後、その口座は、家計
管理ユーザの口座であるか否かを判別する(ステップ1
51)。家計管理ユーザの口座であると、デビットカー
ド決済に係る出金情報を家計簿処理装置3に通知した後
(ステップ152)家計管理ユーザの口座でないと、一
連の処理を終了する。
【0071】(A−2−2)家計簿処理装置3の銀行か
らの通知に対する動作 家計簿処理装置3は、銀行処理装置4−Nからある口座
(家計管理ユーザ)に係る入出金通知があると、図8に
示す処理を開始する。
【0072】そしてまず、その通知がデビットカード決
済に係る通知であるか否かを判別する(ステップ20
0)。
【0073】デビットカード決済以外に係る通知である
と、家計簿情報における口座明細などの口座関連の情報
を更新する(ステップ201)。また、その通知に含ま
れている現金の入出金に基づいて現金出納簿を更新する
(ステップ202)。さらに、その通知に含まれている
現金入金、振込入金、引き落とし出金に基づいて日計情
報を更新した後(ステップ203)、月計情報も更新す
る(ステップ204)。なお、日計情報の更新の際に
は、口座入出金費目変換情報部21Eの情報を利用して
費目を決定することを行う。口座入出金費目変換情報部
21Eの情報を利用しても費目を決定できないものは、
費目「その他」に記帳すると共に、家計管理ユーザが後
で確認できるようにマーキングを行う。例えば、画面表
示時にその費目の明細が他とは異なる表示態様で表示さ
れるようにしておく。
【0074】その後、通知の中に給料振込情報が含まれ
ているか否かを判別する(ステップ205)。給料振込
情報が含まれている場合には、次の月の費目別予算を決
定した後(ステップ206)、給料振込情報が含まれて
いない場合には、直ちに、一連の処理を終了する。
【0075】デビットカード決済に係る通知であると、
家計簿処理装置3は、費目決定を行う(ステップ20
7)。その後、日計情報及び月計情報を順次更新して
(ステップ208、209)、一連の処理を終了する。
【0076】(A−2−3)家計簿情報の分析、診断 家計簿処理装置3は、図示は省略するが、所定の期日な
どに、全ての家計管理ユーザを層別化し、各層毎に家計
簿情報の統計情報(費目毎の正規分布)を得て統計情報
部22Aに格納させる。すなわち、家計簿情報を分析、
診断するための基準情報を形成しておく。
【0077】家計簿処理装置3は、家計管理ユーザの要
求により、又は、年〆がきた家計管理ユーザに対して自
動的に、その家計管理ユーザの家計簿情報の分析診断を
行う。まず、家計管理ユーザが属する層における費目毎
の正規分布に対し、そのユーザの額はどこに位置するか
を求める。そして、その正規分布上の位置に基づいてコ
ンサルティング情報をコンサルティング用情報部22B
から取り出す。
【0078】例えば、そのユーザの食費が正規分布で上
側5%以内に属していれば、「食費が多すぎます」を出
力する。また例えば、ユーザの食費が正規分布で下側5
%以内に属し、衣服費が正規分布で上側5%以内に属し
ていれば、「衣服費の一部を食費に回しましょう」を出
力する。
【0079】また、該当する層の各費目の平均額の比率
などを、予算の設定水準として、家計管理ユーザに提供
するようにしても良い。
【0080】(A−3)第1の実施形態の効果 第1の実施形態の家計管理通信システムによれば、銀行
口座の入出金情報が、ユーザが入力することなく、家計
簿情報に自動的に反映されるため、ユーザの入力作業な
どの負担が軽くなり、その結果、家計簿を継続してつけ
るユーザを増大させることができる。ここで、家計簿処
理装置3に対して、CAFIS11を介して複数の銀行
処理装置4−1〜4−nが接続されているので、家計管
理ユーザが異なる銀行に複数の口座を持っていたとして
も、家計簿情報に反映させることができる。
【0081】また、銀行から見た場合には、家計簿記帳
に協力をすることを通じて口座開設の増大が期待でき、
また、デビットカード決済システムの一段の普及も期待
できる。
【0082】さらに、第1の実施形態の家計管理通信シ
ステムによれば、家計簿処理装置3が多数の家計管理ユ
ーザの家計簿情報を一括管理しているため、家計簿情報
の統計情報を得ることができ、各家計管理ユーザの家計
簿情報を分析、診断することができる。
【0083】(A−4)第1の実施形態の変形実施形態 上記説明では、金融機関が銀行である場合を示したが、
郵便局やクレジットカード会社などの他の金融機関であ
っても良い。クレジットカード決済の場合には、商品入
手日などを入出金の実行日とするようにしても良い。ま
た、費目の決定はデビットカード決済と同様に実行すれ
ば良い。
【0084】また、上記説明では、銀行処理装置4−N
から通知があれば、家計簿処理装置3が自動的に日計情
報や月計情報を更新するものを示したが、費目変換など
の前処理のみを自動的に行い、家計管理ユーザが家計簿
情報を開いた際に、通知に係る情報を提示して確認させ
た後、日計情報や月計情報を更新させるようにしても良
い。なお、この場合であっても、口座明細などは自動的
に更新するようにしても良い。
【0085】さらに、上記説明では、デビットカード決
済の情報を単に家計簿処理装置3に通知するものを示し
たが、家計簿処理装置3での家計簿情報をデビットカー
ド決済の可否判断に利用するようにしても良い。
【0086】例えば、図示は省略するが、銀行処理装置
4−Nは家計管理ユーザに係る口座に対するデビットカ
ード決済要求があった場合には、直ちに決済を行うので
はなく、家計簿処理装置3に今回の決済を行った場合に
はその費目の予算をオーバーするか否かを問い合わせ、
オーバーしないときに決済を行い、オーバーする場合に
は、デビット加盟店処理端末5にその旨を返信し、それ
に対しても決済実行を指示されたときに決済を行うよう
にしても良い。このようにすると、予算オーバーのとき
に、商品購入などを思いとどめることも可能となる。
【0087】また例えば、給料振り込みなどで予算を新
たに決定した以降、銀行処理装置4−Nは、各家計管理
ユーザの費目毎の予算残高を取込んで管理しておき、デ
ビットカード決済要求があった場合に、この予算残高の
情報に基づいて、決算可否を判定するようにしても良
い。
【0088】また、デビット管理センタ装置6がデータ
交換網12などを介して、直接家計簿処理装置3とデー
タ通信を行って、家計簿情報に応じたデビットカード決
済の可否を判定するようにしても良い。
【0089】上記説明では、システムに係る銀行数が複
数の場合を示したが、システムに係る銀行が1行の場合
には、銀行処理装置4−Nの機能と家計簿処理装置3の
機能とを融合させた1個の装置を設けるようにしても良
い。
【0090】また、デビット加盟店処理端末5に費目情
報の入力、送信機能を持たせるようにしても良い。
【0091】なお、上記では説明しなかったが、家計簿
処理装置3をプロバイダーが運営している場合、その銀
行に係る家計管理ユーザの数に応じて、プロバイダーは
銀行側から課金するようにしても良い。
【0092】(B)第2の実施形態 次に、本発明による入出金管理システムを、家計管理通
信システムに適用した第2の実施形態を図面を参照しな
がら説明する。
【0093】図9は、第2の実施形態の家計管理通信シ
ステムの全体構成を示すブロック図であり、上述した第
1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、
対応符号を付して示している。
【0094】図9において、第2の実施形態の家計管理
通信システム1Aは、家計管理ユーザ端末2、銀行通知
バッファ装置9、銀行処理装置4−1〜4−n、デビッ
ト加盟店処理端末5及びデビット管理センタ装置6など
を備えて構成されている。
【0095】第2の実施形態の家計管理通信システム1
Aにおいては、家計管理ユーザ端末2が、家計簿情報の
記憶部2A及び家計簿情報の処理部2Bを有し、適宜、
家計簿情報を更新する処理を行う。家計管理ユーザ端末
2は、データ交換網12(インターネット網でも良い)
を介して銀行通知バッファ装置9に接続可能である。
【0096】第1の実施形態の家計簿処理装置3に代え
て設けられた銀行通知バッファ装置9は、登録されてい
る家計管理ユーザに対する銀行処理装置4−Nからの通
知情報を、家計管理ユーザ端末2が取り出すまでの間、
銀行通知情報データベース7Dに格納しておく機能を有
している。なお、登録ユーザの情報は、家計管理ユーザ
データベース7Dに格納されている。また、デビットカ
ード決済に係る出金情報の費目をデビット費目変換デー
タベース7Bを利用して定めることも、銀行通知バッフ
ァ装置9が行う。他の入出金情報に対する費目決定など
も、銀行通知バッファ装置9が行っても良い。勿論、家
計管理ユーザ端末2が行っても良い。
【0097】銀行処理装置4−Nは、第1の実施形態と
同様なものであるが、口座の入出金の情報の転送先が銀
行通知バッファ装置9である点が第1の実施形態と異な
っている。
【0098】第2の実施形態の家計管理ユーザ端末2
は、例えば、家計簿情報処理部2Bが立ち上げられたと
きに自動的に銀行通知情報を銀行通知バッファ装置9か
ら取り出す。また例えば、家計簿情報処理部2Bが立ち
上げられたときに銀行通知バッファ装置9に情報の有無
を問い合わせ、ユーザの指示に応じて、銀行通知情報を
銀行通知バッファ装置9から取り出す。いずれにせよ、
取り出した銀行通知情報に対する処理は、第1の実施形
態の家計簿処理装置3での処理と同様である。
【0099】第2の実施形態の家計管理通信システムに
よっても、銀行口座の入出金情報が、ユーザが入力する
ことなく、家計簿情報に自動的に反映されるため、ユー
ザの入力作業などの負担が軽くなり、その結果、家計簿
を継続してつけるユーザを増大させることができる。ま
た、銀行から見た場合には、家計簿記帳に協力をするこ
とを通じて口座開設の増大が期待でき、また、デビット
カード決済システムの一段の普及も期待できる。
【0100】この第2の実施形態の変形実施形態とし
て、以下の例示のようなものを挙げることができる(な
お、第1の実施形態の変形実施形態の一部はこの第2の
実施形態の変形実施形態ともなっている)。
【0101】銀行通知バッファ装置9を省略し、銀行処
理装置4−Nが既存の電子メールシステムなどを利用し
て、家計管理ユーザ端末2に入出金情報を通知(転送)
することを挙げることができる。この場合には、銀行処
理装置4−Nが適宜、入出金情報の費目決定機能を担う
ようにしても良い。
【0102】また、銀行通知バッファ装置9において
も、各家計管理ユーザ端末2から家計簿情報を吸い上げ
て管理しておき、第1の実施形態のような家計簿情報の
分析、診断機能を実現させるようにしても良い。
【0103】(C)他の実施形態 上記各実施形態においては、本発明を家計管理システム
に適用したものを示したが、他の入出金管理システムに
本発明を適用することもできる。例えば、個人事業や小
規模企業などでの経理管理システムに本発明の技術思想
を適用することができる。なお、特許請求の範囲では、
家計簿や経理帳簿をまとめて会計簿と読んでいる。
【0104】
【発明の効果】本発明の入出金管理システムによれば、
会計簿情報を記憶している会計簿情報記憶手段と、ユー
ザ入力に応じて、会計簿情報記憶手段に記憶されている
会計簿情報を操作する第1の会計簿操作手段と、ユーザ
の金融機関口座に係る入出金情報を通信処理による得る
口座情報取得手段と、取得した金融機関口座の入出金情
報に応じて、会計簿情報記憶手段に記憶されている会計
簿情報を操作する第2の会計簿操作手段とを有するの
で、ユーザの入力作業などの負担が軽い入出金管理シス
テムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の家計管理通信システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の家計簿データベースの構成例
の説明図である。
【図3】第1の実施形態の家計簿処理装置の機能的詳細
構成を示す説明図である。
【図4】第1の実施形態の家計管理ユーザデータベース
の構成例の説明図である。
【図5】第1の実施形態の銀行処理装置の機能的詳細構
成を示す説明図である。
【図6】第1の実施形態の銀行処理装置の動作を示すフ
ローチャート(1)である。
【図7】第1の実施形態の銀行処理装置の動作を示すフ
ローチャート(2)である。
【図8】第1の実施形態の家計簿処理装置の動作を示す
フローチャートである。
【図9】第2の実施形態の家計管理通信システムの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…家計管理通信システム、2…家計管理ユーザ端末、
2A…家計簿情報記憶部、2B…家計簿情報処理部、3
…家計簿処理装置、4−1〜4−n…銀行処理装置、5
…デビット加盟店処理端末、6…デビット管理センタ装
置、7A…家計簿データベース、7B…デビット費目変
換データベース、7C…Webページデータベース、7
D…銀行通知情報データベース、7E…家計管理ユーザ
データベース、8−1〜8−n…家計管理ユーザデータ
ベース、9…銀行通知バッファ装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会計簿情報を記憶している会計簿情報記
    憶手段と、 ユーザ入力に応じて、上記会計簿情報記憶手段に記憶さ
    れている会計簿情報を操作する第1の会計簿操作手段
    と、 上記ユーザの金融機関口座に係る入出金情報を通信処理
    による得る口座情報取得手段と、 取得した金融機関口座の入出金情報に応じて、上記会計
    簿情報記憶手段に記憶されている会計簿情報を操作する
    第2の会計簿操作手段とを有することを特徴とする入出
    金管理システム。
  2. 【請求項2】 ユーザに係る端末装置と会計簿装置とが
    第1の通信網を介して接続されており、上記会計簿装置
    と銀行装置とが第1の通信網を介して接続されており、 上記会計簿装置が、上記会計簿情報記憶手段と、上記第
    2の会計簿操作手段と、上記第1の会計簿操作手段の会
    計簿操作機能部と、上記口座情報取得手段の受信機能部
    とを有し、 上記端末装置が、上記第1の会計簿操作手段の操作内容
    指示部を有し、 上記銀行装置が、上記口座情報取得手段の取得送信機能
    部を有することを特徴とする請求項1に記載の入出金管
    理システム。
  3. 【請求項3】 上記会計簿情報記憶手段は複数ユーザの
    会計簿情報を記憶し、複数ユーザの会計簿情報を管理す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の入出金管理
    システム。
  4. 【請求項4】 複数ユーザの会計簿情報を統計処理し
    て、基準会計簿情報を形成し、基準会計簿情報に基づ
    き、各ユーザの会計簿情報を分析診断する分析診断手段
    を更に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の入出金管理システム。
  5. 【請求項5】 上記第2の会計簿操作手段は、取得した
    金融機関口座の入出金情報に、予算編成の基礎となる入
    金情報がある場合に、上記会計簿情報の一種である予算
    情報を設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の入出金管理システム。
  6. 【請求項6】 上記口座情報取得手段が、口座の入出金
    情報を通信処理により取得できる金融機関が複数である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の入出
    金管理システム。
  7. 【請求項7】 デビットカード決済要求に対し、その要
    求に係る費目の上記会計簿情報での予算残高に応じ、デ
    ビットカード決済の可否を決定するデビットカード決済
    可否決定手段を有することを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載の入出金管理システム。
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