JPH11250148A - 金融窓口業務システム、顧客情報通知方法、及び、記録媒体 - Google Patents
金融窓口業務システム、顧客情報通知方法、及び、記録媒体Info
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- JPH11250148A JPH11250148A JP4602598A JP4602598A JPH11250148A JP H11250148 A JPH11250148 A JP H11250148A JP 4602598 A JP4602598 A JP 4602598A JP 4602598 A JP4602598 A JP 4602598A JP H11250148 A JPH11250148 A JP H11250148A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 顧客の待ち時間を効果的に短縮することを可
能とし、顧客に対するテラーのセールス支援にも貢献す
る。 【解決手段】 プレカウンタ1のカードリーダ13に金
融カードがセットされると、顧客データベースから顧客
情報を取り込む。画面表示部11及びキー入力部12に
より、取引種別及び取引金額等の取引内容を顧客に入力
させる。プレカウンタ1は、受付情報を営業店サーバ3
及び窓口端末2に転送し且つ伝票作成部14から伝票と
して発行させる。窓口端末2は、該受付情報に基づき、
画面表示部21の画面上に顧客の待ち情報を表示する。
該待ち情報に基づきテラーが顧客を呼び出す際に、処理
画面を画面表示部21に表示させ、既に得られている情
報を該処理画面に取り込み表示させる。伝票、画面表示
部21及び23の表示内容等を確認したら、取引情報を
営業店サーバ3に転送する。
能とし、顧客に対するテラーのセールス支援にも貢献す
る。 【解決手段】 プレカウンタ1のカードリーダ13に金
融カードがセットされると、顧客データベースから顧客
情報を取り込む。画面表示部11及びキー入力部12に
より、取引種別及び取引金額等の取引内容を顧客に入力
させる。プレカウンタ1は、受付情報を営業店サーバ3
及び窓口端末2に転送し且つ伝票作成部14から伝票と
して発行させる。窓口端末2は、該受付情報に基づき、
画面表示部21の画面上に顧客の待ち情報を表示する。
該待ち情報に基づきテラーが顧客を呼び出す際に、処理
画面を画面表示部21に表示させ、既に得られている情
報を該処理画面に取り込み表示させる。伝票、画面表示
部21及び23の表示内容等を確認したら、取引情報を
営業店サーバ3に転送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、銀行等の金融機
関における窓口業務を支援する金融窓口業務システムに
係り、特に顧客の待ち時間の短縮及びセールス支援を考
慮した金融窓口業務システムに関する。
関における窓口業務を支援する金融窓口業務システムに
係り、特に顧客の待ち時間の短縮及びセールス支援を考
慮した金融窓口業務システムに関する。
【0002】
【従来の技術】銀行等の金融機関における営業店の業務
においては、従来より、順番待ちの公平さ及びスムーズ
さを図るために、整理券を発券するシステムが利用され
ている。しかし、この種のシステムは、単に、受付の順
番を整理するにすぎず、受付処理及び業務処理の効率化
にはあまり寄与することができなかった。
においては、従来より、順番待ちの公平さ及びスムーズ
さを図るために、整理券を発券するシステムが利用され
ている。しかし、この種のシステムは、単に、受付の順
番を整理するにすぎず、受付処理及び業務処理の効率化
にはあまり寄与することができなかった。
【0003】受付処理及び業務処理の一層の効率を目指
した受付システムの一例が、特公昭63−36028号
公報に示されている。特公昭63−36028号公報に
示されたシステムは、端末装置を、銀行のロビー等に設
置され顧客により操作される顧客用のロビー端末装置と
銀行のカウンタに設置されテラーにより操作されるカウ
ンタ端末装置とに分離独立させる。両端末装置は、端末
制御装置を介してホストコンピュータと結合される。顧
客は取引のために持参したカードをロビー端末装置に挿
入して、暗証番号による本人確認チェックを受けるとと
もに、カードに記録されている取引に必要な固定データ
(例えば、口座番号、氏名、住所、取引科目等)及び顧
客によって入力される可変データ(例えば、入/出金額
等)を印刷して自動発行される伝票を受領する。これら
のデータは、端末制御装置に保持されている。顧客がテ
ラーから呼ばれ、伝票を持ってカウンタに赴くときに
は、該伝票と同一内容のものがカウンタ端末装置からプ
リントアウトされている。したがって、テラーは、該プ
リントアウトと顧客が持参した伝票及び現金等とを比較
照合してチェックのみを行い、問題なければカウンタ端
末装置を操作して、取引データを制御端末装置を介して
ホストコンピュータに反映させ、取引を完了する。
した受付システムの一例が、特公昭63−36028号
公報に示されている。特公昭63−36028号公報に
示されたシステムは、端末装置を、銀行のロビー等に設
置され顧客により操作される顧客用のロビー端末装置と
銀行のカウンタに設置されテラーにより操作されるカウ
ンタ端末装置とに分離独立させる。両端末装置は、端末
制御装置を介してホストコンピュータと結合される。顧
客は取引のために持参したカードをロビー端末装置に挿
入して、暗証番号による本人確認チェックを受けるとと
もに、カードに記録されている取引に必要な固定データ
(例えば、口座番号、氏名、住所、取引科目等)及び顧
客によって入力される可変データ(例えば、入/出金額
等)を印刷して自動発行される伝票を受領する。これら
のデータは、端末制御装置に保持されている。顧客がテ
ラーから呼ばれ、伝票を持ってカウンタに赴くときに
は、該伝票と同一内容のものがカウンタ端末装置からプ
リントアウトされている。したがって、テラーは、該プ
リントアウトと顧客が持参した伝票及び現金等とを比較
照合してチェックのみを行い、問題なければカウンタ端
末装置を操作して、取引データを制御端末装置を介して
ホストコンピュータに反映させ、取引を完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭63−
36028号公報に開示されているような従来の受付シ
ステムは、伝票作成→受付→処理待ち→終了までの顧客
の待ち時間を直接的に短縮するものではない。即ち、こ
の種の受付システムでは、カウンタ端末装置から伝票と
同様の内容をプリント出力するのみであり、窓口端末に
顧客情報等を事前に表示・通知するという機能がなく、
顧客が窓口で通帳や伝票を出すまでは、誰がどのような
用件できたのかを知ることはできなかった。
36028号公報に開示されているような従来の受付シ
ステムは、伝票作成→受付→処理待ち→終了までの顧客
の待ち時間を直接的に短縮するものではない。即ち、こ
の種の受付システムでは、カウンタ端末装置から伝票と
同様の内容をプリント出力するのみであり、窓口端末に
顧客情報等を事前に表示・通知するという機能がなく、
顧客が窓口で通帳や伝票を出すまでは、誰がどのような
用件できたのかを知ることはできなかった。
【0005】このため、テラーは、どのような顧客が待
っているかの全容を把握することができず、詳細な要件
も把握しにくいため、まず受付を行う必要がある。ま
た、このためテラーが顧客に対するサービスをきめ細か
に行うことができず、この種の受付システムはセールス
の支援につながらない。
っているかの全容を把握することができず、詳細な要件
も把握しにくいため、まず受付を行う必要がある。ま
た、このためテラーが顧客に対するサービスをきめ細か
に行うことができず、この種の受付システムはセールス
の支援につながらない。
【0006】また、紙伝票と印鑑を使用しているため、
処理を行う際には、その伝票が必ず必要になる。このた
め、窓口で処理がすぐに終了する場合には大きな影響が
ないが、後方に処理を依頼する場合や勘定照合などの閉
店後の作業の際に紙の移動や取り扱いは発生し、効率が
良くない。
処理を行う際には、その伝票が必ず必要になる。このた
め、窓口で処理がすぐに終了する場合には大きな影響が
ないが、後方に処理を依頼する場合や勘定照合などの閉
店後の作業の際に紙の移動や取り扱いは発生し、効率が
良くない。
【0007】従来の受付システムの問題点をまとめると
次のようになる。 (1) 顧客の待ち時間の効果的な短縮は困難であり、
効率の向上に寄与しない。 (2) 顧客及び来店目的の情報が時善意カウンタ端末
に表示されないため、顧客に対して、同一担当者が対応
するなど、テラーのセールス支援に利用することができ
ないと共に効率の向上に寄与しない。 (3) 伝票が、紙等の物理的な媒体で作成されるた
め、その取り扱いが効率を低下させる。
次のようになる。 (1) 顧客の待ち時間の効果的な短縮は困難であり、
効率の向上に寄与しない。 (2) 顧客及び来店目的の情報が時善意カウンタ端末
に表示されないため、顧客に対して、同一担当者が対応
するなど、テラーのセールス支援に利用することができ
ないと共に効率の向上に寄与しない。 (3) 伝票が、紙等の物理的な媒体で作成されるた
め、その取り扱いが効率を低下させる。
【0008】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、顧客の待ち時間を効果的に短縮することを可
能とし、顧客に対するテラーのセールス支援にも貢献し
得る金融窓口業務システムを提供することを目的として
いる。また、この発明は、顧客、テラー、後方部門の少
なくともいずれかの処理効率を向上に寄与できる金融窓
口業務システムを提供することを目的としている。
たもので、顧客の待ち時間を効果的に短縮することを可
能とし、顧客に対するテラーのセールス支援にも貢献し
得る金融窓口業務システムを提供することを目的として
いる。また、この発明は、顧客、テラー、後方部門の少
なくともいずれかの処理効率を向上に寄与できる金融窓
口業務システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明による金融窓口業務システムは、金融カー
ド及び通帳の少なくとも一方から読み出した情報に基づ
いて顧客データベースを検索し該当する顧客情報を得
て、該顧客情報を表示するとともに、顧客の操作によ
り、取引種別及びその内容情報を入力する受付端末手段
と、前記受付端末手段で得られる顧客情報及び該受付端
末手段で入力された取引種別を表示するとともに、窓口
係員により指示されると該当する取引画面を表示し且つ
該取引画面上に前記受付端末手段で得られる顧客情報、
該受付端末手段で入力された取引種別及びその内容情報
を取り込んで表示する窓口端末手段と、を具備する。
め、この発明による金融窓口業務システムは、金融カー
ド及び通帳の少なくとも一方から読み出した情報に基づ
いて顧客データベースを検索し該当する顧客情報を得
て、該顧客情報を表示するとともに、顧客の操作によ
り、取引種別及びその内容情報を入力する受付端末手段
と、前記受付端末手段で得られる顧客情報及び該受付端
末手段で入力された取引種別を表示するとともに、窓口
係員により指示されると該当する取引画面を表示し且つ
該取引画面上に前記受付端末手段で得られる顧客情報、
該受付端末手段で入力された取引種別及びその内容情報
を取り込んで表示する窓口端末手段と、を具備する。
【0010】前記受付端末手段及び窓口端末手段の少な
くとも一方に設けられ、顧客情報及び取引内容を含み、
該当する取引種別に応じた伝票を発行する伝票発行手段
を具備していてもよい。
くとも一方に設けられ、顧客情報及び取引内容を含み、
該当する取引種別に応じた伝票を発行する伝票発行手段
を具備していてもよい。
【0011】前記伝票発行手段は、顧客情報及び取引内
容を含む情報を印字して、前記伝票をハードコピーとし
て発行する印字手段を具備していてもよい。
容を含む情報を印字して、前記伝票をハードコピーとし
て発行する印字手段を具備していてもよい。
【0012】前記受付端末手段は、通信系を介して顧客
データベースに結合されていてもよい。
データベースに結合されていてもよい。
【0013】前記窓口端末手段は、前記受付端末手段で
得た顧客情報及び取引種別情報を含む顧客の取引要求情
報を、所定の優先度順に表示する手段を含んでいてもよ
い。
得た顧客情報及び取引種別情報を含む顧客の取引要求情
報を、所定の優先度順に表示する手段を含んでいてもよ
い。
【0014】前記顧客データベースに蓄積格納される顧
客情報は、当該取引種別に関し前回取り扱った窓口係員
名情報を含んでいてもよい。
客情報は、当該取引種別に関し前回取り扱った窓口係員
名情報を含んでいてもよい。
【0015】前記窓口端末手段は、該当する窓口係員名
情報を含む顧客の取引要求情報を表示する手段を含んで
いてもよい。
情報を含む顧客の取引要求情報を表示する手段を含んで
いてもよい。
【0016】前記顧客データベースに蓄積格納される顧
客情報は、取引履歴情報を含んでいてもよい。
客情報は、取引履歴情報を含んでいてもよい。
【0017】前記窓口端末手段は、前記取引履歴情報を
含む顧客の取引要求情報を表示する手段を含んでいても
よい。
含む顧客の取引要求情報を表示する手段を含んでいても
よい。
【0018】前記受付端末手段は、前記顧客データベー
スを検索し該当する顧客情報を表示する際に、正当な顧
客であることを認証する認証手段を含んでいてもよい。
スを検索し該当する顧客情報を表示する際に、正当な顧
客であることを認証する認証手段を含んでいてもよい。
【0019】この発明に係る金融窓口業務システムは、
受付端末手段において、金融カード及び通帳の少なくと
も一方から読み出した情報に基づいて顧客データベース
を検索し該当する顧客情報を得て、該顧客情報を表示す
るとともに、顧客の操作により、取引種別及びその内容
情報を入力し、窓口端末手段において、前記受付端末手
段で得られる顧客情報及び該受付端末手段で入力された
取引種別を表示するとともに、窓口係員により指示され
ると該当する取引画面を表示し且つ該取引画面上に前記
受付端末手段で得られる顧客情報、該受付端末手段で入
力された取引種別及びその内容情報を取り込んで表示す
る。
受付端末手段において、金融カード及び通帳の少なくと
も一方から読み出した情報に基づいて顧客データベース
を検索し該当する顧客情報を得て、該顧客情報を表示す
るとともに、顧客の操作により、取引種別及びその内容
情報を入力し、窓口端末手段において、前記受付端末手
段で得られる顧客情報及び該受付端末手段で入力された
取引種別を表示するとともに、窓口係員により指示され
ると該当する取引画面を表示し且つ該取引画面上に前記
受付端末手段で得られる顧客情報、該受付端末手段で入
力された取引種別及びその内容情報を取り込んで表示す
る。
【0020】この金融窓口業務システムでは、窓口端末
に事前に顧客情報及び取引種別等が表示され、顧客を呼
び出した時点で取引画面を表示させると、既に受付端末
で得た顧客情報、取引種別及び取引内容が取り込まれる
ので、顧客の待ち時間を効果的に短縮することができ、
顧客に対するテラーのセールス支援にも寄与する。
に事前に顧客情報及び取引種別等が表示され、顧客を呼
び出した時点で取引画面を表示させると、既に受付端末
で得た顧客情報、取引種別及び取引内容が取り込まれる
ので、顧客の待ち時間を効果的に短縮することができ、
顧客に対するテラーのセールス支援にも寄与する。
【0021】また、この発明の第3の観点にかかる顧客
情報提供方法は、金融窓口において、担当者が顧客を受
け付ける前に顧客と取引内容についての情報を予め取得
し、担当者が顧客を受け付ける際に取得した情報を担当
者に報知することにより、金融窓口業務を効率化する方
法であって、顧客の操作に基づいて、顧客データベース
から該当する顧客情報を索出すると共に取引情報を入力
し、索出された前記顧客情報と入力された取引種別と内
容情報とを取り込んで担当者に通知する、ことを特徴と
する。
情報提供方法は、金融窓口において、担当者が顧客を受
け付ける前に顧客と取引内容についての情報を予め取得
し、担当者が顧客を受け付ける際に取得した情報を担当
者に報知することにより、金融窓口業務を効率化する方
法であって、顧客の操作に基づいて、顧客データベース
から該当する顧客情報を索出すると共に取引情報を入力
し、索出された前記顧客情報と入力された取引種別と内
容情報とを取り込んで担当者に通知する、ことを特徴と
する。
【0022】さらに、この発明の第4の観点にかかる記
録媒体は、コンピュータを、顧客データベースを検索す
るためのキーを入力するキー手段と、前記キー入力手段
により入力されたキーに基づいて顧客データベースを検
索し該当する顧客情報を得て、顧客の操作により、取引
種別及びその内容情報を入力する受付端末、又は、受付
端末手段に通信を介して接続され、前記顧客情報と取引
種別と内容情報を受け、顧客情報、該受付端末手段で入
力された取引種別及びその内容情報を取り込んで表示す
る窓口端末と、として機能させるためのプログラムが記
録されており、コンピュータ読み取り可能なことを特徴
とする。
録媒体は、コンピュータを、顧客データベースを検索す
るためのキーを入力するキー手段と、前記キー入力手段
により入力されたキーに基づいて顧客データベースを検
索し該当する顧客情報を得て、顧客の操作により、取引
種別及びその内容情報を入力する受付端末、又は、受付
端末手段に通信を介して接続され、前記顧客情報と取引
種別と内容情報を受け、顧客情報、該受付端末手段で入
力された取引種別及びその内容情報を取り込んで表示す
る窓口端末と、として機能させるためのプログラムが記
録されており、コンピュータ読み取り可能なことを特徴
とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0024】図1〜図11を参照して、この発明の第1
の実施の形態に係る金融窓口業務システムを説明する。
図1は、この発明の第1の実施の形態に係る金融窓口業
務システムの構成を模式的に示している。図2〜図11
は図1の金融窓口業務システムの動作を説明するための
画面表示の模式図である。
の実施の形態に係る金融窓口業務システムを説明する。
図1は、この発明の第1の実施の形態に係る金融窓口業
務システムの構成を模式的に示している。図2〜図11
は図1の金融窓口業務システムの動作を説明するための
画面表示の模式図である。
【0025】図1に示す金融窓口業務システムは、プレ
カウンタ1、窓口端末(窓口用端末装置)2、営業店サ
ーバ3、他店/本部サーバ4、LAN(Local Area Net
work)5及びWAN(Wide Area Network)6を備えて
いる。
カウンタ1、窓口端末(窓口用端末装置)2、営業店サ
ーバ3、他店/本部サーバ4、LAN(Local Area Net
work)5及びWAN(Wide Area Network)6を備えて
いる。
【0026】プレカウンタ1は、金融機関の営業店のロ
ビー等に設けられる受付用端末装置すなわち受付端末で
あり、画面表示部11、キー入力部12、カードリーダ
13、伝票作成部14及び受付制御部15を具備してい
る。
ビー等に設けられる受付用端末装置すなわち受付端末で
あり、画面表示部11、キー入力部12、カードリーダ
13、伝票作成部14及び受付制御部15を具備してい
る。
【0027】画面表示部11は、CRT(Cathode Ray
Tube)ディスプレイ又は液晶ディスプレイのような表示
装置からなり、該プレカウンタ1に対する顧客の対話型
操作のための画面を表示する。キー入力部12は、例え
ば画面表示部11の表示画面上に重畳配置された透明電
極を用いた透明なタッチパネルからなり、プレカウンタ
1に対する顧客の対話型操作におけるキー入力のために
用いられる。なお、キー入力部12は、画面表示部11
と一体化されていなくともよく、画面表示部11の近傍
に設けた通常のキーボードにより構成するようにしても
よい。カードリーダ13は、キャッシュカードのような
金融機関が発行する取引用の金融カード又は通帳から顧
客の口座の店番号及び口座番号等の記憶情報を読み取
る。
Tube)ディスプレイ又は液晶ディスプレイのような表示
装置からなり、該プレカウンタ1に対する顧客の対話型
操作のための画面を表示する。キー入力部12は、例え
ば画面表示部11の表示画面上に重畳配置された透明電
極を用いた透明なタッチパネルからなり、プレカウンタ
1に対する顧客の対話型操作におけるキー入力のために
用いられる。なお、キー入力部12は、画面表示部11
と一体化されていなくともよく、画面表示部11の近傍
に設けた通常のキーボードにより構成するようにしても
よい。カードリーダ13は、キャッシュカードのような
金融機関が発行する取引用の金融カード又は通帳から顧
客の口座の店番号及び口座番号等の記憶情報を読み取
る。
【0028】なお、金融システム自体の必要性に応じ
て、カードリーダ13に代えてリード/ライト機能を有
するカードリーダ/ライタを用いることもできる。伝票
作成部14は、プレカウンタ1により発行される伝票を
印字して排出する。受付制御部15は、画面表示部1
1、キー入力部12、カードリーダ13及び伝票作成部
14を制御して、プレカウンタ1の受付機能を実現す
る。
て、カードリーダ13に代えてリード/ライト機能を有
するカードリーダ/ライタを用いることもできる。伝票
作成部14は、プレカウンタ1により発行される伝票を
印字して排出する。受付制御部15は、画面表示部1
1、キー入力部12、カードリーダ13及び伝票作成部
14を制御して、プレカウンタ1の受付機能を実現す
る。
【0029】すなわち、プレカウンタ1において、受付
制御部15はカードリーダ13に金融カードがセットさ
れると、受付番号を発行するとともに、該金融カードか
ら所要の情報を読み取り、LAN5等を介して顧客デー
タベースをアクセスして該当する顧客情報を検索し、取
り込む。そして、受付制御部15は、画面表示部11及
びキー入力部12を制御して、顧客の対話型操作によ
り、顧客に来店目的すなわち取引種別を入力させ、さら
に取引金額等の取引内容を入力させる。このとき、取引
種別等の入力に先立ち、画面表示部11に顧客データベ
ースから取得した顧客の氏名及び電話番号等を表示し
て、顧客に確認させる。さらに受付制御部15は、顧客
により入力された取引種別(来店目的)及び取引内容の
情報と顧客情報と受付番号とからなる受付情報を、営業
店サーバ3及び該営業店サーバ3とLAN5とを介して
窓口端末2に転送する。同時に、受付制御部15は、該
受付情報を伝票作成部14から伝票として発行させ排出
させる。
制御部15はカードリーダ13に金融カードがセットさ
れると、受付番号を発行するとともに、該金融カードか
ら所要の情報を読み取り、LAN5等を介して顧客デー
タベースをアクセスして該当する顧客情報を検索し、取
り込む。そして、受付制御部15は、画面表示部11及
びキー入力部12を制御して、顧客の対話型操作によ
り、顧客に来店目的すなわち取引種別を入力させ、さら
に取引金額等の取引内容を入力させる。このとき、取引
種別等の入力に先立ち、画面表示部11に顧客データベ
ースから取得した顧客の氏名及び電話番号等を表示し
て、顧客に確認させる。さらに受付制御部15は、顧客
により入力された取引種別(来店目的)及び取引内容の
情報と顧客情報と受付番号とからなる受付情報を、営業
店サーバ3及び該営業店サーバ3とLAN5とを介して
窓口端末2に転送する。同時に、受付制御部15は、該
受付情報を伝票作成部14から伝票として発行させ排出
させる。
【0030】窓口端末2は、窓口カウンタに設けられ、
テラー用の画面表示部21、テラー用のキー入力部2
2、顧客用の画面表示部23、顧客用のキー入力部24
及び窓口制御部25を具備している。
テラー用の画面表示部21、テラー用のキー入力部2
2、顧客用の画面表示部23、顧客用のキー入力部24
及び窓口制御部25を具備している。
【0031】テラー用の画面表示部21は、CRTディ
スプレイ又は液晶ディスプレイのような表示装置からな
り、該窓口端末2に対するテラーの対話型操作のための
画面を表示する。テラー用のキー入力部22は、画面表
示部21の近傍に配置される通常の多キー型のキーボー
ドであり、窓口端末2に対するテラーの対話型操作にお
けるキー入力に用いられる。なお、テラー用のキー入力
部22は、例えば画面表示部21の表示画面上に重畳配
置された透明電極を用いた透明なタッチパネルにより構
成するようにしてもよい。
スプレイ又は液晶ディスプレイのような表示装置からな
り、該窓口端末2に対するテラーの対話型操作のための
画面を表示する。テラー用のキー入力部22は、画面表
示部21の近傍に配置される通常の多キー型のキーボー
ドであり、窓口端末2に対するテラーの対話型操作にお
けるキー入力に用いられる。なお、テラー用のキー入力
部22は、例えば画面表示部21の表示画面上に重畳配
置された透明電極を用いた透明なタッチパネルにより構
成するようにしてもよい。
【0032】顧客用の画面表示部23は、CRTディス
プレイ又は液晶ディスプレイのような表示装置からな
り、該窓口端末2に対する顧客の対話型操作のための画
面を表示する。顧客用のキー入力部24は、例えば画面
表示部23の表示画面上に重畳配置された透明電極を用
いた透明なタッチパネルからなり、窓口端末2に対する
顧客の対話型操作におけるキー入力のために用いられ
る。なお、キー入力部24は、画面表示部23と一体化
されていなくともよく、画面表示部23の近傍に設けた
通常の多キー型のキーボードにより構成するようにして
もよい。
プレイ又は液晶ディスプレイのような表示装置からな
り、該窓口端末2に対する顧客の対話型操作のための画
面を表示する。顧客用のキー入力部24は、例えば画面
表示部23の表示画面上に重畳配置された透明電極を用
いた透明なタッチパネルからなり、窓口端末2に対する
顧客の対話型操作におけるキー入力のために用いられ
る。なお、キー入力部24は、画面表示部23と一体化
されていなくともよく、画面表示部23の近傍に設けた
通常の多キー型のキーボードにより構成するようにして
もよい。
【0033】窓口制御部25は、プレカウンタ1から転
送された受付情報に基づき、画面表示部21、23、キ
ー入力部22及び24を制御して、窓口端末2の取引処
理機能を実現する。
送された受付情報に基づき、画面表示部21、23、キ
ー入力部22及び24を制御して、窓口端末2の取引処
理機能を実現する。
【0034】すなわち、窓口端末2において、窓口制御
部25は、プレカウンタ1から転送された受付情報に基
づき、画面表示部21の画面上に顧客の待ち情報を表示
する。そして、窓口制御部25は、この表示された待ち
情報に基づいてテラーが特定の顧客を呼び出す際に、該
顧客の希望している取引種別に対応する処理画面を画面
表示部21に表示させるとともに、必要に応じてテラー
の指示操作に基づき当該取引処理における顧客用の(簡
易な)処理画面を画面表示部23に表示させ、プレカウ
ンタ1で既に得られている顧客情報及び取引内容の情報
を該処理画面に取り込み表示させる。さらに、顧客が持
参したプレカウンタ1から出力された伝票、画面表示部
21及び23の表示内容等を確認し、必要に応じて修正
したら、テラーの指示操作により、取引情報を営業店サ
ーバ3に転送する。
部25は、プレカウンタ1から転送された受付情報に基
づき、画面表示部21の画面上に顧客の待ち情報を表示
する。そして、窓口制御部25は、この表示された待ち
情報に基づいてテラーが特定の顧客を呼び出す際に、該
顧客の希望している取引種別に対応する処理画面を画面
表示部21に表示させるとともに、必要に応じてテラー
の指示操作に基づき当該取引処理における顧客用の(簡
易な)処理画面を画面表示部23に表示させ、プレカウ
ンタ1で既に得られている顧客情報及び取引内容の情報
を該処理画面に取り込み表示させる。さらに、顧客が持
参したプレカウンタ1から出力された伝票、画面表示部
21及び23の表示内容等を確認し、必要に応じて修正
したら、テラーの指示操作により、取引情報を営業店サ
ーバ3に転送する。
【0035】営業店サーバ3は、受付情報格納部31、
顧客情報格納部32及び取引情報格納部33を具備し、
他店/本部サーバ4は、顧客情報格納部41を具備して
いる。
顧客情報格納部32及び取引情報格納部33を具備し、
他店/本部サーバ4は、顧客情報格納部41を具備して
いる。
【0036】営業店サーバ3は、1個以上のプレカウン
タ1及び1個以上の窓口端末2を制御管理するととも
に、これらプレカウンタ1及び窓口端末2が要求する情
報及びこれらから出力される情報を、必要に応じて、L
AN5及びWAN6を介して他店/本部サーバ4との間
で送受する。該営業店サーバ3は、受付情報格納部3
1、顧客情報格納部32及び取引情報格納部33に、そ
れぞれプレカウンタ1で受け付けた受付情報、当該営業
店が所轄する顧客情報及びプレカウンタ1から出力され
窓口端末2で確認された取引情報を格納する。例えば、
プレカウンタ1が金融カードに基づいて顧客情報を取得
しようとするときに、顧客が他店の管轄である場合に
は、LAN5及びWAN6等のネットワークを介して他
店のサーバへ照会し、該当する顧客情報を取得して、当
該プレカウンタ1に転送する。
タ1及び1個以上の窓口端末2を制御管理するととも
に、これらプレカウンタ1及び窓口端末2が要求する情
報及びこれらから出力される情報を、必要に応じて、L
AN5及びWAN6を介して他店/本部サーバ4との間
で送受する。該営業店サーバ3は、受付情報格納部3
1、顧客情報格納部32及び取引情報格納部33に、そ
れぞれプレカウンタ1で受け付けた受付情報、当該営業
店が所轄する顧客情報及びプレカウンタ1から出力され
窓口端末2で確認された取引情報を格納する。例えば、
プレカウンタ1が金融カードに基づいて顧客情報を取得
しようとするときに、顧客が他店の管轄である場合に
は、LAN5及びWAN6等のネットワークを介して他
店のサーバへ照会し、該当する顧客情報を取得して、当
該プレカウンタ1に転送する。
【0037】他店/本部サーバ4は、他店又は本部のサ
ーバであり、顧客情報格納部41を有している。すなわ
ち、営業店サーバ3の顧客情報格納部32及び他店/本
店サーバ4の顧客情報格納部41は、相互に連携して当
該金融機関における顧客データベースを構築している。
ーバであり、顧客情報格納部41を有している。すなわ
ち、営業店サーバ3の顧客情報格納部32及び他店/本
店サーバ4の顧客情報格納部41は、相互に連携して当
該金融機関における顧客データベースを構築している。
【0038】LAN5は、プレカウンタ1、窓口端末2
及び営業店サーバ3を結合しており、これら相互の間で
の通信を実現している。WAN6は、営業店サーバ3に
結合されたLAN5と他店/本店サーバ4を結合して、
これらの間での通信を実現している。
及び営業店サーバ3を結合しており、これら相互の間で
の通信を実現している。WAN6は、営業店サーバ3に
結合されたLAN5と他店/本店サーバ4を結合して、
これらの間での通信を実現している。
【0039】上述の構成に基づき、図1に示す金融窓口
業務システムは次の機能を実現する。
業務システムは次の機能を実現する。
【0040】〔伝票作成支援機能〕金融カード及び通帳
の少なくとも一方をプレカウンタ1にセットするだけ
で、顧客の氏名、電話番号、店番及び口座番号を取得
し、伝票に自動記入する。このため、営業店サーバ3の
顧客情報格納部32等で構成される顧客データベースか
ら氏名及び電話番号等を取得するため、顧客がこれらを
入力又は記入する必要がない。取引種別及び取引内容に
ついては、プレカウンタ1の画面表示部11の画面上の
ボタン等を数回押操作するだけで非常に簡単に入力及び
受付が終了する。そして、プレカウンタ1により取引内
容を示す伝票が自動発行される。プレカウンタ1の画面
表示部11の画面上で取引種別を選択し、内容を入力す
るだけで、使用すべき伝票に必要な事項が記入されて印
字される。なお、取引内容、特に金額等については、プ
レカウンタ1による受付時に顧客により入力してもよい
し、窓口端末2において、テラー又は顧客により入力し
てもよい。
の少なくとも一方をプレカウンタ1にセットするだけ
で、顧客の氏名、電話番号、店番及び口座番号を取得
し、伝票に自動記入する。このため、営業店サーバ3の
顧客情報格納部32等で構成される顧客データベースか
ら氏名及び電話番号等を取得するため、顧客がこれらを
入力又は記入する必要がない。取引種別及び取引内容に
ついては、プレカウンタ1の画面表示部11の画面上の
ボタン等を数回押操作するだけで非常に簡単に入力及び
受付が終了する。そして、プレカウンタ1により取引内
容を示す伝票が自動発行される。プレカウンタ1の画面
表示部11の画面上で取引種別を選択し、内容を入力す
るだけで、使用すべき伝票に必要な事項が記入されて印
字される。なお、取引内容、特に金額等については、プ
レカウンタ1による受付時に顧客により入力してもよい
し、窓口端末2において、テラー又は顧客により入力し
てもよい。
【0041】〔テラー支援機能〕窓口端末2における入
力の多くを省略することができる。テラーが顧客の呼び
出しを行う際に、該当取引画面を自動起動することによ
り、顧客がプレカウンタ1において入力したデータを自
動的に該当取引画面が引き継ぎ、自動表示する。窓口端
末2においてデータエントリを行わなくて済むため、入
力ミスがなく、記帳照合作業を省略又は簡易化すること
が可能である。また、窓口端末2に顧客の待ち情報を顧
客情報と共に表示するので、店頭セールスを効果的に支
援する。顧客がプレカウンタ1に入力した時点で、窓口
端末2に取引履歴や、今回来店の目的などを表示して、
テラーに知らせることが可能であり、その情報に応じて
テラーが顧客に対してきめ細かに対応することが可能と
なる。
力の多くを省略することができる。テラーが顧客の呼び
出しを行う際に、該当取引画面を自動起動することによ
り、顧客がプレカウンタ1において入力したデータを自
動的に該当取引画面が引き継ぎ、自動表示する。窓口端
末2においてデータエントリを行わなくて済むため、入
力ミスがなく、記帳照合作業を省略又は簡易化すること
が可能である。また、窓口端末2に顧客の待ち情報を顧
客情報と共に表示するので、店頭セールスを効果的に支
援する。顧客がプレカウンタ1に入力した時点で、窓口
端末2に取引履歴や、今回来店の目的などを表示して、
テラーに知らせることが可能であり、その情報に応じて
テラーが顧客に対してきめ細かに対応することが可能と
なる。
【0042】窓口端末2の使用時に、テラーは識別カー
ド(金融カード又はオペカード)と呼ばれる識別カード
を窓口端末2に装着する。これにより、窓口端末2は、
各顧客を担当した各テラーを判別することができる。そ
こで、窓口端末2が、営業店サーバ3の顧客情報格納部
32等の顧客データベースに顧客と担当テラーとを登録
を行っておけば、当該顧客をキーに前回の担当テラーを
検索する事により、各顧客を前回取引時と同じテラーが
担当することができ、セールスの継続性が期待できる。
なお、顧客データベースへの顧客とテラーの登録は、窓
口端末2以外の装置又は人が行ってもよい。
ド(金融カード又はオペカード)と呼ばれる識別カード
を窓口端末2に装着する。これにより、窓口端末2は、
各顧客を担当した各テラーを判別することができる。そ
こで、窓口端末2が、営業店サーバ3の顧客情報格納部
32等の顧客データベースに顧客と担当テラーとを登録
を行っておけば、当該顧客をキーに前回の担当テラーを
検索する事により、各顧客を前回取引時と同じテラーが
担当することができ、セールスの継続性が期待できる。
なお、顧客データベースへの顧客とテラーの登録は、窓
口端末2以外の装置又は人が行ってもよい。
【0043】〔管理支援機能〕窓口業務の統計情報収集
及び分析を容易に行うことができる。顧客の来店人数、
属性及び取引種別などの統計情報を、収集することがで
きるので、これらの統計情報を利用して要員計画及び処
理のボトルネックとなっている業務の改善に役立てるこ
とができる。
及び分析を容易に行うことができる。顧客の来店人数、
属性及び取引種別などの統計情報を、収集することがで
きるので、これらの統計情報を利用して要員計画及び処
理のボトルネックとなっている業務の改善に役立てるこ
とができる。
【0044】〔情報化支援機能〕顧客情報の収集及び蓄
積を容易に行うことができる。常に最新の情報を顧客デ
ータベースに反映させることができ、営業店又は本部な
どで、顧客情報を戦略的に活用することができる。
積を容易に行うことができる。常に最新の情報を顧客デ
ータベースに反映させることができ、営業店又は本部な
どで、顧客情報を戦略的に活用することができる。
【0045】なお、電子伝票に完全対応させることも容
易であり、ペーパレス化を達成することができる。すな
わち、伝票イメージ画像による電子伝票化ではなく、電
子署名などを用いた完全ペーパレスシステムに対応させ
ることが可能である。
易であり、ペーパレス化を達成することができる。すな
わち、伝票イメージ画像による電子伝票化ではなく、電
子署名などを用いた完全ペーパレスシステムに対応させ
ることが可能である。
【0046】次に、この金融窓口業務システムの動作
を、具体例に基づいて画面表示例とともに説明する。
を、具体例に基づいて画面表示例とともに説明する。
【0047】来店した顧客は、まず、プレカウンタ1の
カードリーダ13に金融カード(又は貯金通帳)等をセ
ットする。カードリーダ13は、金融カードから顧客情
報を読み取り、受付制御部15に送信する。受付制御部
15は、図2に示すように、テラー用の画面表示部21
の下端部に受信した顧客情報を表示させる。この時点で
は、図2の画面下端部の受付中情報の画面に氏名、属性
及び前回担当テラー等が表示される。このとき、図示す
るように、受付画面には、入出金顧客、振込顧客及びそ
の他の顧客について、処理待ちの顧客数が表示されてい
る。
カードリーダ13に金融カード(又は貯金通帳)等をセ
ットする。カードリーダ13は、金融カードから顧客情
報を読み取り、受付制御部15に送信する。受付制御部
15は、図2に示すように、テラー用の画面表示部21
の下端部に受信した顧客情報を表示させる。この時点で
は、図2の画面下端部の受付中情報の画面に氏名、属性
及び前回担当テラー等が表示される。このとき、図示す
るように、受付画面には、入出金顧客、振込顧客及びそ
の他の顧客について、処理待ちの顧客数が表示されてい
る。
【0048】一方、プレカウンタ1の受付制御部15
は、金融カードから顧客情報を読みとると、画面表示部
11に、図3に示すような来店目的の選択画面、すなわ
ち取引選択画面を表示する。顧客は、入金、出金、振
込、諸届変更及びその他のうちの希望に従ったキー入力
部12のボタンを押操作する。なお、具体的な入金、出
金又は振込等の金額は、プレカウンタ1により予め入力
してもよいし、プレカウンタ1では入力せずに受付だけ
を行っておき、後に窓口端末2により入力してもよい。
受付制御部15は順次入力る受付情報を保存し、受付を
終了した後、受付情報を営業店サーバ3に送信する。営
業店サーバ3は、受信した受付情報を受付情報格納部3
1に格納する。
は、金融カードから顧客情報を読みとると、画面表示部
11に、図3に示すような来店目的の選択画面、すなわ
ち取引選択画面を表示する。顧客は、入金、出金、振
込、諸届変更及びその他のうちの希望に従ったキー入力
部12のボタンを押操作する。なお、具体的な入金、出
金又は振込等の金額は、プレカウンタ1により予め入力
してもよいし、プレカウンタ1では入力せずに受付だけ
を行っておき、後に窓口端末2により入力してもよい。
受付制御部15は順次入力る受付情報を保存し、受付を
終了した後、受付情報を営業店サーバ3に送信する。営
業店サーバ3は、受信した受付情報を受付情報格納部3
1に格納する。
【0049】窓口端末2は、通常は図2に示したような
画面を表示している。テラーは、ある顧客についての処
理を終了し、次の顧客を受け付ける際、処理待ち顧客の
詳細な情報を確認したい場合、キー入力部22を操作し
て「待顧客一覧」を選択する。このキー操作に応答し、
窓口制御部25は営業店サーバ3の受付情報31を読み
込み、図4に示すような別ウィンドウを画面表示部21
に開く。図4に示す受付詳細画面には、該当する窓口端
末2の担当テラーについて、処理待ち顧客の氏名、取引
頻度、前回取引日、待ち時間、来店目的及び過去の担当
経験の有無が表示される。
画面を表示している。テラーは、ある顧客についての処
理を終了し、次の顧客を受け付ける際、処理待ち顧客の
詳細な情報を確認したい場合、キー入力部22を操作し
て「待顧客一覧」を選択する。このキー操作に応答し、
窓口制御部25は営業店サーバ3の受付情報31を読み
込み、図4に示すような別ウィンドウを画面表示部21
に開く。図4に示す受付詳細画面には、該当する窓口端
末2の担当テラーについて、処理待ち顧客の氏名、取引
頻度、前回取引日、待ち時間、来店目的及び過去の担当
経験の有無が表示される。
【0050】テラーが、顧客の呼び出しを行う際に、窓
口端末2により該当する取引画面を自動起動する。この
とき、顧客データベースに格納されている顧客に関する
情報及び顧客が入力したデータを該当取引画面が自動的
に引き継ぎ、自動的にデータを投入して表示する。すな
わち、窓口端末2に図4のような画面が表示されている
状態で、特定の顧客の受付を開始すると、例えば図5に
示すように勘定系の該当業務画面が自動的に起動され、
入力項目が自動的に入力される。図5の画面は、テラー
用の画面表示部21及び顧客用の画面表示部23の両方
に表示され、未入力項目については、呼び出され窓口の
テラーに対面している顧客及びテラーのいずれもが、キ
ー入力部22及び24により入力可能であり、両者の入
力は連動している。この場合、入力された取引内容等は
電子化されており、窓口以後の業務処理を厳格に行うこ
とが可能となる。
口端末2により該当する取引画面を自動起動する。この
とき、顧客データベースに格納されている顧客に関する
情報及び顧客が入力したデータを該当取引画面が自動的
に引き継ぎ、自動的にデータを投入して表示する。すな
わち、窓口端末2に図4のような画面が表示されている
状態で、特定の顧客の受付を開始すると、例えば図5に
示すように勘定系の該当業務画面が自動的に起動され、
入力項目が自動的に入力される。図5の画面は、テラー
用の画面表示部21及び顧客用の画面表示部23の両方
に表示され、未入力項目については、呼び出され窓口の
テラーに対面している顧客及びテラーのいずれもが、キ
ー入力部22及び24により入力可能であり、両者の入
力は連動している。この場合、入力された取引内容等は
電子化されており、窓口以後の業務処理を厳格に行うこ
とが可能となる。
【0051】取引については、簡単な場合は、プレカウ
ンタ1により、図6に示すような画面において、顧客本
人がデータを全て又はわかる範囲で入力し、入力終了後
に、窓口においてテラー又は顧客が、必要な修正又は追
加入力を行って、顧客本人の承認行為(例えば、ディジ
タル署名)を行った後、窓口でレシートを発行して取引
を終了する。
ンタ1により、図6に示すような画面において、顧客本
人がデータを全て又はわかる範囲で入力し、入力終了後
に、窓口においてテラー又は顧客が、必要な修正又は追
加入力を行って、顧客本人の承認行為(例えば、ディジ
タル署名)を行った後、窓口でレシートを発行して取引
を終了する。
【0052】又は、取引内容について、不明な点があっ
たり、入力が複雑であったりする場合には、窓口におい
て、既知の情報が入力された図6に示す画面をテラー及
び顧客双方の画面表示部21及び23に表示させ、顧客
とテラーが協力して、キー入力部22及び24により迅
速に入力する。この場合も、顧客本人の承認行為を行っ
た後、窓口でレシートを発行し、取引を終了する。この
方式はテラーと顧客の対面操作となるので、個人情報の
扱いを慎重にすべき場合に適している。
たり、入力が複雑であったりする場合には、窓口におい
て、既知の情報が入力された図6に示す画面をテラー及
び顧客双方の画面表示部21及び23に表示させ、顧客
とテラーが協力して、キー入力部22及び24により迅
速に入力する。この場合も、顧客本人の承認行為を行っ
た後、窓口でレシートを発行し、取引を終了する。この
方式はテラーと顧客の対面操作となるので、個人情報の
扱いを慎重にすべき場合に適している。
【0053】取引終了時には、図8に示すような画面
を、画面表示部23に表示させ、顧客が了承・承認した
後、レシートを受け取り、取引を完了する。
を、画面表示部23に表示させ、顧客が了承・承認した
後、レシートを受け取り、取引を完了する。
【0054】金融カードとしては、図9に示すように、
従来と同様の磁気ストライプMSに加えて、IC(集積
回路)チップにより、RSA暗号、デジタル署名用公開
鍵証明書、テラー用公開鍵証明書及び顧客用の電子伝票
等の情報を格納したICカードを用いることができる。
このようなICカードを用いれば、伝票及び取引内容等
について、全てディジタル署名を用いて認証することが
でき、取引内容等が確実に保護される。
従来と同様の磁気ストライプMSに加えて、IC(集積
回路)チップにより、RSA暗号、デジタル署名用公開
鍵証明書、テラー用公開鍵証明書及び顧客用の電子伝票
等の情報を格納したICカードを用いることができる。
このようなICカードを用いれば、伝票及び取引内容等
について、全てディジタル署名を用いて認証することが
でき、取引内容等が確実に保護される。
【0055】また、当該金融機関の窓口業務に係る情報
が、全て電子化されているので、これらを適切に保管し
ておくことにより、窓口業務の統計情報を自動収集し、
分析して業務改善等に役立てることができる。
が、全て電子化されているので、これらを適切に保管し
ておくことにより、窓口業務の統計情報を自動収集し、
分析して業務改善等に役立てることができる。
【0056】例えば、図10に示すように、来店顧客合
計、VIP(Very Important Person)、優良顧客、一
般顧客及び新顧客等について、月間、週間及び日間等で
集計し窓口端末2等に表示することができ、さらにこれ
らのうちの所要の統計情報を図11に示すようにグラフ
化して表示させ、より有効に利用することもできる。
計、VIP(Very Important Person)、優良顧客、一
般顧客及び新顧客等について、月間、週間及び日間等で
集計し窓口端末2等に表示することができ、さらにこれ
らのうちの所要の統計情報を図11に示すようにグラフ
化して表示させ、より有効に利用することもできる。
【0057】このようにして、従来の問題を解決し、顧
客の待ち時間、すなわち伝票作成→受付→処理待ち→終
了までの時間の短縮を実現することができる。つまり、
伝票作成時間の短縮については、プレカウンタ1におけ
る金融カード及び通帳の少なくとも一方を読み込むこと
を契機として、顧客データベースから顧客情報を獲得
し、顧客の項目入力の手間を軽減することができる。ま
た受付時間の短縮については、顧客情報及び顧客の来店
目的を、窓口端末2に事前表示することにより、予めテ
ラーがその取引の準備をしておくことができる。また、
処理時間の短縮については、顧客の来店目的に合わせて
窓口端末2に取引画面を自動的に起動し、プレカウンタ
1と顧客情報等を連携させることにより、顧客情報等の
テラーによる入力が不要になる。
客の待ち時間、すなわち伝票作成→受付→処理待ち→終
了までの時間の短縮を実現することができる。つまり、
伝票作成時間の短縮については、プレカウンタ1におけ
る金融カード及び通帳の少なくとも一方を読み込むこと
を契機として、顧客データベースから顧客情報を獲得
し、顧客の項目入力の手間を軽減することができる。ま
た受付時間の短縮については、顧客情報及び顧客の来店
目的を、窓口端末2に事前表示することにより、予めテ
ラーがその取引の準備をしておくことができる。また、
処理時間の短縮については、顧客の来店目的に合わせて
窓口端末2に取引画面を自動的に起動し、プレカウンタ
1と顧客情報等を連携させることにより、顧客情報等の
テラーによる入力が不要になる。
【0058】また、顧客の情報を事前に窓口端末2に表
示し、テラーによるセールスを支援する。すなわち、プ
レカウンタ1で得た顧客情報と来店目的を事前に窓口端
末に表示するので、前回と同じテラーが担当するなどテ
ラーは顧客に対して柔軟に対応することができる。
示し、テラーによるセールスを支援する。すなわち、プ
レカウンタ1で得た顧客情報と来店目的を事前に窓口端
末に表示するので、前回と同じテラーが担当するなどテ
ラーは顧客に対して柔軟に対応することができる。
【0059】このような金融窓口業務システムにおいて
は、伝票の電子化とディジタル署名とを有効に組み合わ
せることにより、一層、安全で確実なシステムを構築す
ることができる。
は、伝票の電子化とディジタル署名とを有効に組み合わ
せることにより、一層、安全で確実なシステムを構築す
ることができる。
【0060】そこで、ディジタル署名を組み合わせたこ
の発明の第2の実施の形態に係る金融窓口業務システム
を説明する。図12は、この発明の第2の実施の形態に
係る金融窓口業務システムの構成を示しており、図1と
同様の部分には同符号を付して示している。図12の金
融窓口業務システムは、プレカウンタ1、窓口端末2、
営業店サーバ3、ホスト4A、認証機関7及びネットワ
ークNWを備えている。
の発明の第2の実施の形態に係る金融窓口業務システム
を説明する。図12は、この発明の第2の実施の形態に
係る金融窓口業務システムの構成を示しており、図1と
同様の部分には同符号を付して示している。図12の金
融窓口業務システムは、プレカウンタ1、窓口端末2、
営業店サーバ3、ホスト4A、認証機関7及びネットワ
ークNWを備えている。
【0061】ネットワークNWは、図1に示したLAN
5及びWAN6等である。ホスト4Aは、例えば他店/
本部サーバ4のうちの本部サーバである。認証機関7
は、ディジタル署名を証明するための機関であり、第三
者機関又はシステム内の中立機関として構築される。
5及びWAN6等である。ホスト4Aは、例えば他店/
本部サーバ4のうちの本部サーバである。認証機関7
は、ディジタル署名を証明するための機関であり、第三
者機関又はシステム内の中立機関として構築される。
【0062】次に、図12に示された金融窓口業務シス
テムの動作について、図12及び処理の流れを模式的に
示す図13を参照しながら説明する。
テムの動作について、図12及び処理の流れを模式的に
示す図13を参照しながら説明する。
【0063】来店した顧客は、プレカウンタ1で、ディ
ジタル署名機能を有するICカードからなる金融カード
をセットすると、顧客情報が取り込まれて表示される。
さらに、顧客が、希望する取引種別及び取引内容、さら
に、顧客本人を特定する情報を入力することにより、取
引依頼電文とその顧客による署名が作成される(ステッ
プS1)。顧客本人を特定する情報としては、パスワー
ド、指紋、筆跡、虹彩などを使用する。
ジタル署名機能を有するICカードからなる金融カード
をセットすると、顧客情報が取り込まれて表示される。
さらに、顧客が、希望する取引種別及び取引内容、さら
に、顧客本人を特定する情報を入力することにより、取
引依頼電文とその顧客による署名が作成される(ステッ
プS1)。顧客本人を特定する情報としては、パスワー
ド、指紋、筆跡、虹彩などを使用する。
【0064】この顧客署名を含む取引の電文は、窓口端
末2に転送され、テラーと顧客との対面操作により、取
引処理が行われる(ステップS2)。テラーは、窓口端
末2において、認証され印字される電文に、ステップS
1で作成された電文及びテラーの署名を加えて、営業店
サーバ3への保管を依頼する(ステップS3)。このと
き、電文は認証機関7によって認証され、取引が正常に
行われたことに対する証明のための署名が付されて(ス
テップS4)、営業店サーバ3の保管庫すなわち取引情
報格納部33に保管される。
末2に転送され、テラーと顧客との対面操作により、取
引処理が行われる(ステップS2)。テラーは、窓口端
末2において、認証され印字される電文に、ステップS
1で作成された電文及びテラーの署名を加えて、営業店
サーバ3への保管を依頼する(ステップS3)。このと
き、電文は認証機関7によって認証され、取引が正常に
行われたことに対する証明のための署名が付されて(ス
テップS4)、営業店サーバ3の保管庫すなわち取引情
報格納部33に保管される。
【0065】したがって、保管される電文は、図14に
示すように、認証機関7の署名、テラーの署名、顧客の
署名及び取引内容を示す依頼電文により構成される。認
証機関7の署名が解ければ、この取引があったことが証
明される。
示すように、認証機関7の署名、テラーの署名、顧客の
署名及び取引内容を示す依頼電文により構成される。認
証機関7の署名が解ければ、この取引があったことが証
明される。
【0066】このようにして、第3者機関である認証機
関7を利用して、電子的な処理による効率化を図って、
しかも安全で確実な金融取引を行うことが可能となる。
関7を利用して、電子的な処理による効率化を図って、
しかも安全で確実な金融取引を行うことが可能となる。
【0067】この発明の金融窓口業務システムは、銀
行、信用組合、郵便局、証券会社をはじめとして種々の
金融機関において実施することが可能である。なお、こ
の発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形及
び応用が可能である。
行、信用組合、郵便局、証券会社をはじめとして種々の
金融機関において実施することが可能である。なお、こ
の発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形及
び応用が可能である。
【0068】また、この発明の金融窓口業務システム
は、専用のシステムとして構成することなく、通常のコ
ンピュータシステムを用いて実現することができる。例
えば、コンピュータシステムに上述の動作を実行するた
めのプログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、
CD−ROM等)から該プログラムをインストールする
ことにより、上述の処理を実行する金融窓口業務システ
ムを構築することができる。インストールによって、当
該プログラムは、コンピュータシステム内のハードディ
スク等の媒体に格納されて、OS(Operating System)
上で実行されることにより、金融窓口業務システムを構
成し、実行に供される。
は、専用のシステムとして構成することなく、通常のコ
ンピュータシステムを用いて実現することができる。例
えば、コンピュータシステムに上述の動作を実行するた
めのプログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、
CD−ROM等)から該プログラムをインストールする
ことにより、上述の処理を実行する金融窓口業務システ
ムを構築することができる。インストールによって、当
該プログラムは、コンピュータシステム内のハードディ
スク等の媒体に格納されて、OS(Operating System)
上で実行されることにより、金融窓口業務システムを構
成し、実行に供される。
【0069】コンピュータにプログラムを供給するため
の媒体は、狭義の記憶媒体に限らず、通信回線、通信ネ
ットワーク及び通信システムのように、一時的且つ流動
的にプログラム等の情報を保持する通信媒体等を含む広
義の記憶媒体であってもよい。
の媒体は、狭義の記憶媒体に限らず、通信回線、通信ネ
ットワーク及び通信システムのように、一時的且つ流動
的にプログラム等の情報を保持する通信媒体等を含む広
義の記憶媒体であってもよい。
【0070】通信回線を用いての実行例としては、イン
ターネットのプッシュ技術を用いた供給やプログラム配
布サーバからの供与、WEBブラウザを用いた直接実行
や仮想端末となっての実行方法がある。
ターネットのプッシュ技術を用いた供給やプログラム配
布サーバからの供与、WEBブラウザを用いた直接実行
や仮想端末となっての実行方法がある。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、窓口端末に事前に顧客情報及び取引種別等が表示さ
れ、しかも顧客を呼び出した時点で取引画面を表示させ
ると、既に受付端末で得た顧客情報、取引種別及び取引
内容が取り込まれるので、顧客の待ち時間を効果的に短
縮することを可能とし、顧客に対するテラーのセールス
支援にも貢献し得る金融窓口業務システムを提供するこ
とができる。
ば、窓口端末に事前に顧客情報及び取引種別等が表示さ
れ、しかも顧客を呼び出した時点で取引画面を表示させ
ると、既に受付端末で得た顧客情報、取引種別及び取引
内容が取り込まれるので、顧客の待ち時間を効果的に短
縮することを可能とし、顧客に対するテラーのセールス
支援にも貢献し得る金融窓口業務システムを提供するこ
とができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る金融窓口業
務システムの構成を模式的に示すブロック図である。
務システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1の金融窓口業務システムにおける動作を説
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図3】図1の金融窓口業務システムにおける動作を説
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図4】図1の金融窓口業務システムにおける動作を説
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図5】図1の金融窓口業務システムにおける動作を説
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図6】図1の金融窓口業務システムにおける動作を説
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図7】図1の金融窓口業務システムにおける動作を説
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図8】図1の金融窓口業務システムにおける動作を説
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図9】図1の金融窓口業務システムにおける動作を説
明するためのこの発明に利用可能なICカードの外観例
を模式的に示す図である。
明するためのこの発明に利用可能なICカードの外観例
を模式的に示す図である。
【図10】図1の金融窓口業務システムにおける動作を
説明するための画面表示例を模式的に示す図である。
説明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図11】図1の金融窓口業務システムにおける動作を
説明するための画面表示例を模式的に示す図である。
説明するための画面表示例を模式的に示す図である。
【図12】この発明の第2の実施の形態に係る金融窓口
業務システムの構成を模式的に示すブロック図である。
業務システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図13】図12の金融窓口業務システムにおける動作
を説明するための処理の流れを模式的に示す図である。
を説明するための処理の流れを模式的に示す図である。
【図14】図12の金融窓口業務システムにおける動作
を説明するための取引の結果として、保管庫に格納され
る電文の構成例を模式的に示す図である。
を説明するための取引の結果として、保管庫に格納され
る電文の構成例を模式的に示す図である。
1 プレカウンタ 2 窓口端末 3 営業店サーバ 4 他店/本部サーバ 5 LAN 6 WAN 7 認証機関 11,21,23 画面表示部 12,22,24 キー入力部 13 カードリーダ 14 伝票作成部 15 受付制御部 25 窓口制御部 31 受付情報格納部 32,41 顧客情報格納部 33 取引情報格納部 4A ホスト NW ネットワーク
Claims (16)
- 【請求項1】金融窓口において、担当者が顧客を受け付
ける前に顧客と取引内容についての情報を予め取得し、
担当者が顧客を受け付ける際に取得した情報を担当者に
報知することにより、金融窓口業務を効率化するための
金融窓口業務システムであって、 顧客により操作され、顧客データベースを検索するため
のキーと、取引種別及びその内容情報を入力する入力手
段と、前記入力手段により入力されたキーに基づいて顧
客データベースを検索し、該当する顧客情報を得る検索
手段と、を備える受付端末手段と、 受付端末手段に通信を介して接続され、前記検索手段に
より検索された前記顧客情報と前記入力手段により入力
された取引種別と内容情報とを取り込んで担当者に通知
する窓口端末手段と、を具備することを特徴とする金融
窓口業務システム。 - 【請求項2】顧客データベースを検索するためのキーを
入力するキー手段と、前記キー入力手段により入力され
たキーに基づいて顧客データベースを検索し、該当する
顧客情報を得て、顧客の操作により、取引種別及びその
内容情報を入力する受付端末手段と、 受付端末手段に通信を介して接続され、前記顧客情報と
取引種別と内容情報を受け、顧客情報、該受付端末手段
で入力された取引種別及びその内容情報を取り込んで表
示する窓口端末手段と、を具備することを特徴とする金
融窓口業務システム。 - 【請求項3】前記入力手段は、金融カード及び通帳の少
なくとも一方から読み出した情報をキーとして入力する
手段を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載
の金融窓口業務システム。 - 【請求項4】前記窓口端末手段は、 前記受付端末手段で得られる顧客情報及び該受付端末手
段で入力された取引種別を表示する手段と、 該当する前記取引種別に対応する取引画面を表示し且つ
該取引画面上に前記受付端末手段で得られた顧客情報
と、該受付端末手段で入力された取引種別及びその内容
情報を取り込んで表示する窓口端末手段と、を具備する
ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の金融窓口
業務システム。 - 【請求項5】前記受付端末手段及び窓口端末手段の少な
くとも一方に設けられ、顧客情報及び取引内容を含み、
該当する取引種別に応じた物理的又は電子的伝票を発行
する伝票発行手段を具備することを特徴とする請求項1
乃至4のいずれか1項に記載の金融窓口業務システム。 - 【請求項6】前記伝票発行手段は、顧客情報及び取引内
容を含む情報を印字して、伝票をハードコピーとして発
行する印字手段を具備することを特徴とする請求項5に
記載の金融窓口業務システム。 - 【請求項7】前記受付端末手段及び窓口端末手段の少な
くとも一方に設けられ、受付番号を発行する手段を具備
することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に
記載の金融窓口業務システム。 - 【請求項8】前記受付端末手段は、通信系を介して前記
顧客データベースに結合されていることを特徴とする請
求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の金融窓口業
務システム。 - 【請求項9】前記窓口端末手段は、前記受付端末手段で
得た顧客情報及び取引種別情報を含む顧客の取引要求情
報を、所定の優先度順に表示する手段を含むことを特徴
とする請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の金
融窓口業務システム。 - 【請求項10】前記顧客データベースに蓄積格納される
顧客情報は、当該取引種別に関し過去に取り扱った窓口
係員に関する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至
9のうちのいずれか1項に記載の金融窓口業務システ
ム。 - 【請求項11】前記窓口端末手段は、該当する窓口係員
名情報を含む顧客の取引要求情報を表示する手段を含む
ことを特徴とする請求項10に記載の金融窓口業務シス
テム。 - 【請求項12】前記顧客データベースに蓄積格納される
顧客情報は、取引履歴情報を含むことを特徴とする請求
項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の金融窓口業
務システム。 - 【請求項13】前記窓口端末手段は、前記取引履歴情報
を含む顧客の取引要求情報を表示する手段を含むことを
特徴とする請求項12に記載の金融窓口業務システム。 - 【請求項14】前記受付端末手段は、前記顧客データベ
ースを検索し該当する顧客情報を表示する際に、正当な
顧客であることを認証する認証手段を含むことを特徴と
する請求項1乃至13のうちのいずれか1項に記載の金
融窓口業務システム。 - 【請求項15】金融窓口において、担当者が顧客を受け
付ける前に顧客と取引内容についての情報を予め取得
し、担当者が顧客を受け付ける際に取得した情報を担当
者に報知することにより、金融窓口業務を効率化する方
法であって、 顧客の操作に基づいて、顧客データベースから該当する
顧客情報を索出すると共に取引情報を入力し、 索出された前記顧客情報と入力された取引種別と内容情
報とを取り込んで担当者に通知する、ことを特徴とする
顧客情報通知方法。 - 【請求項16】コンピュータを、 顧客データベースを検索するためのキーを入力するキー
手段と、前記キー入力手段により入力されたキーに基づ
いて顧客データベースを検索し該当する顧客情報を得
て、顧客の操作により、取引種別及びその内容情報を入
力する受付端末、又は、 受付端末手段に通信を介して接続され、前記顧客情報と
取引種別と内容情報を受け、顧客情報、該受付端末手段
で入力された取引種別及びその内容情報を取り込んで表
示する窓口端末と、として機能させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4602598A JPH11250148A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 金融窓口業務システム、顧客情報通知方法、及び、記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4602598A JPH11250148A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 金融窓口業務システム、顧客情報通知方法、及び、記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11250148A true JPH11250148A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12735520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4602598A Pending JPH11250148A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 金融窓口業務システム、顧客情報通知方法、及び、記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11250148A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002024493A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-25 | Meidensha Corp | スケジュール管理方法 |
JP2004046685A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Lecip Corp | 取引システム及びその方法 |
JP2006184946A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Nec Corp | 店舗営業支援方法及びシステム |
JP2007047973A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Fujitsu Ltd | サービス申込受付システムおよびサービス申込受付方法 |
JP2007140893A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Hitachi Ltd | 営業店システムにおける取引連携方法 |
JP2011243079A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Nippon Atm Kk | 顧客情報サービスシステム |
JP2013105421A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Oki Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置、情報表示方法およびコンピュータプログラム |
JP2015011574A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | グローリー株式会社 | 顧客誘導システム及び顧客誘導方法 |
JP2016009296A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | ローレルバンクマシン株式会社 | 窓口受付システム |
JP2016126664A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | グローリー株式会社 | 電子記帳システム及び伝票情報管理方法 |
JP2020077205A (ja) * | 2018-11-07 | 2020-05-21 | ローレルバンクマシン株式会社 | 受付システムおよび窓口操作機 |
JP2020086686A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-06-04 | 富士通フロンテック株式会社 | 出品票作成端末、出品票作成方法および出品票作成プログラム |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4602598A patent/JPH11250148A/ja active Pending
Cited By (12)
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---|---|---|---|---|
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JP2020086686A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-06-04 | 富士通フロンテック株式会社 | 出品票作成端末、出品票作成方法および出品票作成プログラム |
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