JP2023006790A - 提供装置、提供方法及び提供プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が決済の目的を具体的に把握する提供装置、提供方法及び提供プログラムを提供する。【解決手段】提供システムにおいて、決済サーバ10は、利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける受付部41と、決済情報と対応する決済の目的(例えば、決済による支払先、決済の対象である取引対象、決済が行われた日時、決済が行われた際の利用者の位置などを含む決済情報に基づいて推定される決済の目的)を示す目的情報を当該決済情報に付与する付与部44と、目的情報が付与された決済情報を利用者に提供する提供部45と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、提供装置、提供方法及び提供プログラムに関する。
従来、利用者が行った各種決済の履歴を管理するための技術が知られている。このような技術の一例として、銀行口座の取引履歴をローディングし、銀行口座に対して生成されたチャットルームにおいて、取引履歴の各取引件別の取引内容をメッセージ単位で表示する技術が提案されている。
特開2020-109643号公報
しかしながら、上記の従来技術では、利用者が決済の目的を具体的に把握できるとは限らない。
例えば、上記の従来技術では、チャットルームには、銀行口座の残高情報とともに該当の銀行口座における入金/出金履歴を表示しているに過ぎず、利用者が決済の目的を具体的に把握できるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者が決済の目的を具体的に把握できる提供装置、提供方法及び提供プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る提供装置は、利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けられた決済情報と対応する前記決済の目的を示す目的情報を当該決済情報に付与する付与部と、前記付与部により前記目的情報が付与された前記決済情報を前記利用者に提供する提供部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者が決済の目的を具体的に把握できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置の画面の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る提供装置、提供方法及び提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提供装置、提供方法及び提供プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の提供装置等により実現される提供処理について説明する。図1は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る提供装置の一例である決済サーバ10によって、実施形態に係る提供処理などが実現されるものとする。
図1に示すように、実施形態に係る提供システム1は、決済サーバ10と、端末装置100とを含む。決済サーバ10及び端末装置100は、ネットワークN(例えば、図3参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した提供システム1には、複数台の決済サーバ10及び複数台の端末装置100が含まれていてもよい。
図1に示す決済サーバ10は、実施形態に係る提供処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、決済サーバ10は、端末装置100を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供する。例えば、決済サーバ10は、取引対象の提供者や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間において電子マネーの移行等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
図1に示す端末装置100は、利用者によって利用される情報処理装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、端末装置100は、決済サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。
なお、図1に示す例では、端末装置100がスマートフォンである場合を示す。また、図1に示す例では、端末装置100を利用する利用者に応じて、端末装置100を端末装置100-1~100-N(Nは任意の自然数)として説明する。例えば、端末装置100-1は、利用者ID「U1」により識別される利用者(利用者U1)により使用される端末装置100である。また、以下では、端末装置100-1~100-Nについて、特に区別なく説明する場合には、端末装置100と記載する。
また、端末装置100は、所定の情報処理を実現する制御情報を決済サーバ10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語により記述される。なお、決済サーバ10から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
〔1-1.端末装置100を用いた決済について〕
ここで、決済サーバ10が実行する提供処理に先立ち、端末装置100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、決済サーバ10から配信されるアプリケーションであって、端末装置100を用いる電子決済用のアプリケーション(以下、単に「決済アプリ」と記載する場合がある)が端末装置100にインストールされているものとする。また、以下の説明では、店舗に配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗を識別する店舗識別情報を示す2次元コードを用いて、利用者U1が端末装置100-1を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の端末装置100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報は、QRコードのみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者U1が店舗にて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者U1は、端末装置100-1に予めインストールされた決済アプリを起動する。そして、利用者U1は、決済アプリを介して、店舗に設置された店舗識別情報を撮影する。このような場合、端末装置100-1は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U1或いは店舗の店員から決済金額の入力を受け付ける。そして、端末装置100-1は、利用者U1を識別する利用者識別情報と、店舗識別情報(若しくは、店舗識別情報が示す情報、すなわち、店舗を示す情報(例えば、店舗ID))と、決済金額とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。
このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者U1の口座から、店舗識別情報が示す店舗の口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ10は、決済が完了した旨の通知を端末装置100-1へと送信する。このような場合、端末装置100-1は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、端末装置100を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、端末装置100を用いた決済は、店舗に設置された店舗端末を用いたものであってもよい。具体的な例を挙げると、端末装置100-1は、利用者U1を識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗に設置された店舗端末は、端末装置100-1に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報(若しくは、利用者識別情報が示す情報、すなわち、利用者U1を示す情報(例えば、利用者ID))と、決済金額と、店舗を識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者U1の口座から、店舗の口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗の店舗端末或いは端末装置100-1に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、端末装置100を用いた決済は、利用者U1が予め電子マネーをチャージした口座から店舗の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者U1が予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、端末装置100は、店舗の口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、利用者U1のクレジットカードの運用会社に対し、決済金額を請求してもよい。
また、端末装置100-1を用いた決済は、利用者U1の口座から店舗の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者U1の口座から他の利用者の口座へと電子マネーを移行させる決済(すなわち、利用者間での送金)であってもよい。例えば、送金元の利用者U1が利用する端末装置100-1は、送金先の利用者を識別する利用者識別情報(例えば、送金先の利用者が利用する端末装置に表示される利用者識別情報)を読み取り、利用者U1から送金金額の入力を受け付け、読み取った識別情報と、送金金額と、利用者U1を識別する利用者識別情報とを示す情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者U1の口座から、送金先の利用者の口座へと、送金金額が示す額の電子マネーを移行させ、端末装置100-1或いは送金先の利用者が利用する端末装置に対し、送金が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、送金が行われた旨を通知してもよい。
なお、端末装置100を用いた送金は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、端末装置100を用いた送金は、送金先の利用者の電話番号や、送金先の利用者を示す情報(例えば、利用者ID)を端末装置100に入力することにより行われてもよい。具体的な例を挙げると、端末装置100-1は、送金先の利用者の電話番号或いは利用者IDと、送金金額との入力を利用者U1から受け付け、入力された電話番号或いは利用者IDと、送金金額と、利用者U1を識別する利用者識別情報とを決済サーバ10へと送信する。そして、決済サーバ10は、利用者U1の口座から、送信された電話番号或いは利用者IDに紐づけられた利用者の口座へと、送金金額が示す額の電子マネーを移行させる。
ここで、送金先の利用者の電話番号や利用者IDは、当該利用者に関する情報と紐付けて決済アプリに予め登録されていてもよい。この場合、端末装置100-1は、決済アプリに登録された利用者(送金先)の指定と、当該利用者への送金金額の入力とを利用者U1から受け付け、指定された利用者に紐付けられた電話番号或いは利用者IDと、送金金額と、利用者U1を識別する利用者識別情報とを決済サーバ10へと送信する。
また、例えば、端末装置100を用いた送金は、送金金額を受け取るためのリンク情報を送金先の利用者に提供することにより行われてもよい。具体的な例を挙げると、端末装置100-1は、利用者U1から送金金額の入力を受け付けて送金金額を受け取るためのリンク情報を生成し、リンク情報を含む電子メールを送信したり、リンク情報を含む投稿情報をSNS(Social Networking Service)に投稿したりすることで、送金先の利用者が利用する端末装置にリンク情報を提供する。そして、送金先の利用者がリンク情報を選択して受け取り操作を行った場合、決済サーバ10は、利用者U1の口座から、送金先の利用者の口座へと、送金金額が示す額の電子マネーを移行させる。
〔1-2.実施形態の概要について〕
ここで、従来、利用者が行った各種決済の履歴を管理するための技術として、銀行口座の取引履歴をローディングし、銀行口座に対して生成されたチャットルームにおいて、取引履歴の各取引件別の取引内容をメッセージ単位で表示する技術が提案されている。しかしながら、このような技術では、チャットルームに銀行口座の残高情報とともに該当の銀行口座における入金/出金履歴を表示しているに過ぎず、利用者が決済の目的を具体的に把握できるとは限らない。
そこで、決済サーバ10は、実施形態に係る提供処理を実行する。以下、図1を用いて、決済サーバ10が実行する提供処理について説明する。なお、以下の説明では、端末装置100-1を利用者U1と同一視し、端末装置100-6を利用者U6と同一視する場合がある。すなわち、以下では、利用者U1を端末装置100-1、利用者U6を端末装置100-6と読み替えることもできる。
まず、端末装置100-1は、利用者U1からの操作に応じて、自装置にインストールされた決済アプリを起動し、送金に関する送金情報を入力するための画面を表示する(ステップS1)。続いて、利用者U1は、端末装置100-1に表示された画面に送金情報を入力する(ステップS2)。続いて、決済サーバ10は、利用者Uにより端末装置100-1に入力された送金情報を端末装置100-1から受け付ける(ステップS3)。
ここで、図2を用いて、上述した実施形態において端末装置100-1が表示する画面、並びに、端末装置100-1が決済サーバ10に送信する送金情報の例を説明する。図2は、実施形態に係る端末装置の画面の一例を示す図である。
まず、端末装置100-1は、他の利用者への送金、または、他の利用者からの送金の受け取りを指示するための画面SC11を表示する。例えば、端末装置100-1は、決済アプリに予め登録された利用者を表示するための領域AR11と、他の利用者への送金を指示するためのボタンB11と、他の利用者からの送金の受け取りを指示するためのボタンB12とを含む画面SC11を表示する。具体的な例を挙げると、ボタンB11が押下された場合、端末装置100-1は、送金先の利用者の指定を領域AR11において受け付ける。また、ボタンB12が押下された場合、端末装置100-1は、利用者U1に対して送金を行った利用者の指定を領域AR11において受け付ける。
なお、図2の例において、ボタンB11が押下され、利用者U6が送金先として指定されたものとする。この場合、端末装置100-1は、利用者U6への送金金額の入力を受け付けるための画面SC12に遷移させる。例えば、端末装置100-1は、送金金額の確定を指示するためのボタンB13と、送金金額の入力を受け付けるための領域AR12とを含む画面SC12を表示する。具体的な例を挙げると、端末装置100-1は、領域AR12において送金金額の入力を受け付け、ボタンB13が押下された場合、画面SC12を画面SC13に遷移させる。
端末装置100-1は、送金金額を含む送金情報を表示する領域AR13と、利用者U1から利用者U6への送金の目的を視覚的に示すコンテンツ(以下、「テーマ」と記載する場合がある)を選択するための領域AR14と、利用者U6への送金を指示するためのボタンB14とを含む画面SC13を表示する。例えば、端末装置100-1は、各テーマに対応するアイコンを領域AR14においてスクロール可能に制御し、利用者U1が選択したアイコンに対応するコンテンツを領域AR13に表示する。
なお、図2の例において、テーマ「飲み代」に対応するアイコンが領域AR14において選択されたものとする。この場合、端末装置100-1は、テーマ「飲み会」を領域AR13に表示した画面SC14に遷移させる。そして、画面SC14においてボタンB14が押下された場合、端末装置100-1は、送金金額と、利用者U6を示す情報(利用者ID)と、テーマ「飲み代」を示す情報とを含む送金情報#1を決済サーバ10に送信する。
図1に戻り説明を続ける。決済サーバ10は、送金情報が示す送金金額を送金先の利用者の口座に移行させる(ステップS4)。例えば、決済サーバ10は、図2に示す例において端末装置100-1から送信された送金情報#1に基づいて、利用者U1の口座から、利用者U6の口座へと、送金金額「1,000円」分の電子マネーを移行させる。
続いて、決済サーバ10は、送金情報#1に応じたコンテンツを端末装置100-6に提供する(ステップS5)。例えば、決済サーバ10は、利用者U1から送金を受け付けたことを示す通知を端末装置100-6に提供する。そして、端末装置100-6は、利用者U1から送金が行われたことを示す通知を決済アプリ上で表示し、当該通知に対する利用者U6の選択操作(言い換えると、送金の受け取り操作)に応じてテーマ「飲み代」に対応するコンテンツを表示する。
続いて、決済サーバ10は、送金の目的を示す目的情報を送金情報#1に付与する(ステップS6)。例えば、決済サーバ10は、送金情報#1が示すテーマに基づいて、「飲み代」を示す目的情報を送金情報#1に付与する。
続いて、決済サーバ10は、目的情報を付与した送金情報#1を端末装置100-1に提供する(ステップS7)。例えば、決済サーバ10は、目的情報を付与した送金情報#1を、決済アプリにおける利用者U1の取引(決済)履歴を示す情報として端末装置100-1に提供する。
続いて、端末装置100-1は、利用者U1からの操作に応じて、目的情報を付与した送金情報#1を表示する(ステップS8)。例えば、端末装置100-1は、利用者U1からの操作に応じて、決済アプリにおける取引履歴を示す画面SC1を表示する。具体的な例を挙げると、端末装置100-1は、送金情報#1を領域AR1に表示し、領域AR1に含まれる「メモ」の項目に送金情報#1に付与した目的情報を示すテキスト情報「飲み代」を表示する。
なお、端末装置100-1は、「メモ」の項目に対する編集操作を利用者U1から受け付けてもよい。例えば、端末装置100-1は、決済が行われた際の状況(例えば、飲み会が行われた位置(店舗等)や、参加者、日時など)を示す情報の入力を受け付ける。なお、決済サーバ10は、「メモ」の項目に対する編集操作を行うためのサジェストを利用者U1に提示してもよい。
以上のように、実施形態に係る決済サーバ10は、電子決済により利用者が行った送金に関する送金情報に対し、送金の目的を示す目的情報を自動的に付与し、利用者に提供する。これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、誰へ何を目的とした送金を行ったかを利用者が把握することができる。すなわち、実施形態に係る決済サーバ10は、利用者が決済の目的を具体的に把握できる。
〔2.決済サーバの構成〕
次に、図3を用いて、決済サーバ10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。図3に示すように、決済サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部30は、口座データベース31と、利用者情報データベース32とを有する。
(口座データベース31について)
口座データベース31は、電子決済サービスの利用者の口座に関する各種の情報を記憶する。ここで、図4を用いて、口座データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。図4の例において、口座データベース31は、「口座ID」、「所有者情報」、「口座残高」といった項目を有する。
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者(利用者)に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報(識別子)が格納される。「口座残高」は、利用者が所有する口座の残高を示す。
すなわち、図4では、口座ID「AID#1」によって識別される口座の所有者の情報が「利用者#1」であり、口座残高が「7800」である例を示す。
(利用者情報データベース32について)
利用者情報データベース32は、電子決済サービスの利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、利用者情報データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。図5の例において、利用者情報データベース33は、「利用者ID」、「登録情報」、「決済履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「登録情報」は、送金先として登録された利用者に関する情報を示し、例えば、電話番号や、利用者ID、利用者との関係性(例えば、親や、子供、友人など)を示す情報が格納される。「決済履歴」は、電子決済サービスを利用して行った決済(送金)の履歴(決済情報)を示し、例えば、「決済ID」、「目的情報」、「支払先」、「取引対象」、「日時」、「位置情報」といった項目を有する。
「決済ID」は、決済を識別するための識別情報を示す。「目的情報」は、決済情報に付与された目的情報を示す。「支払先」は、決済の支払先(或いは、送金先)を示す。「取引対象#1」は、決済の対象である取引対象を示す情報が取得可能である場合に、当該情報が格納される。「日時」は、決済が行われた日時を示す。「位置情報」は、決済が行われた際の利用者の位置(言い換えると、端末装置100の位置)を示す。
すなわち、図5では、利用者ID「UID#1」によって識別される利用者の登録情報が「登録情報#1」であり、決済ID「PID#1」により識別される決済に関する決済情報について付与された目的情報が「目的情報#1」、支払先が「支払先#1」、取引対象が「取引対象#1」、決済が行われた日時が「日時#1」、決済が行われた際の位置が「位置情報#1」である例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決済サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図3に示すように、受付部41と、決済処理部42と、提示部43と、付与部44と、提供部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(受付部41について)
受付部41は、利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける。例えば、受付部41は、利用者を識別する利用者識別情報と、決済アプリを介して撮影された店舗識別情報と、利用者或いは店舗の店員から入力された決済金額とを示す決済情報を端末装置100から受け付ける。
また、受付部41は、決済の支払先や、決済の対象である取引対象、決済が行われた日時、決済が行われた際の利用者の位置を示す位置情報などを含む決済情報を端末装置100から受け付けてもよい。
また、受付部41は、取引対象の提供者が利用する端末装置から決済情報を受け付けてもよい。例えば、受付部41は、端末装置100に表示された、利用者を識別するための利用者識別情報を、店舗端末が読み取ることで決済が行われた場合、当該決済を示す決済情報を店舗端末から受け付ける。
また、受付部41は、利用者の口座から他の利用者の口座へと電子マネーを移行させる決済(すなわち、利用者間での送金)に関する送金情報を受け付けてもよい。例えば、図1の例において、受付部41は、送金金額と、利用者U6を示す情報(利用者ID)と、テーマ「飲み代」を示す情報とを含む送金情報#1を端末装置100-1から受け付ける。
(決済処理部42について)
決済処理部42は、受付部41が受け付けた決済情報に従い、決済処理を実行する。例えば、決済処理部42は、利用者識別情報が示す利用者の口座から、店舗識別情報が示す店舗の口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。
また、決済処理部42は、利用者が保有する口座から、送金金額の送金先である利用者が保有する口座に送金金額を移行させる処理を実行してもよい。例えば、図1の例において、決済処理部42は、利用者U1の口座から、利用者U6の口座へと、送金金額が示す額の電子マネーを移行させる処理を実行する。
(提示部43について)
ここで、利用者が決済情報にメモを付与する際に、決済を行った際の状況を示す情報を提示することにより、メモの入力をスムーズに行うことを実現したいといった要望が考えられる。したがって、提示部43は、決済が行われた際のコンテキストを示すコンテキスト情報を利用者に提示する。例えば、図1の例において、提示部43は、送金情報#1に基づくサジェストを利用者U1に提示する。
また、提示部43は、決済による支払先、決済の対象である取引対象、決済が行われた日時、決済が行われた際の利用者の位置の少なくともいずれかを示すコンテキスト情報を利用者に提示してもよい。例えば、決済による支払先が利用者に水道や電気、ガスなどを供給するサービス(公益事業)を行う事業者であり、決済が行われた日付が「5月」である場合、提示部43は、「4月分の公共料金ですか?」といったサジェストを利用者に提示する。また、決済が行われた際の利用者の位置が「店舗A」内であり、決済が行われた日時が「5月31日」である場合、提示部43は、「5月31日の店舗Aでの買い物ですか?」といったサジェストを利用者に提示する。
(付与部44について)
付与部44は、受付部41により受け付けられた決済情報と対応する決済の目的を示す目的情報を当該決済情報に付与する。例えば、図1の例において、付与部44は、送金情報#1が示すテーマに基づいて、「飲み代」を示す目的情報を送金情報#1に付与する。
ここで、決済情報が示す各種コンテキストに基づいて決済の目的を推定し、決済情報に付与したいといった要望が考えられる。したがって、付与部44は、決済情報に基づいて推定される決済の目的を示す目的情報を付与してもよい。例えば、付与部44は、決済による支払先、決済の対象である取引対象、決済が行われた日時、決済が行われた際の利用者の位置などを含む決済情報に基づいて推定される決済の目的を示す目的情報を付与する。
また、付与部44は、決済による支払先に応じた目的情報を付与してもよい。例えば、付与部44は、決済による支払先に関する情報に基づいて決済情報に目的情報を付与する。
また、付与部44は、支払先が属するカテゴリに応じた目的情報を付与してもよい。例えば、支払先の店舗が属するカテゴリが「居酒屋」である場合、付与部44は、決済情報に目的情報「飲み代」を付与する。また、支払先が属するカテゴリが「公益事業者」である場合、付与部44は、決済情報に目的情報「公共料金」を付与する。
また、付与部44は、支払先である利用者に関する情報に応じた目的情報を付与してもよい。例えば、利用者情報データベース32の「登録情報」の項目に格納された情報を参照し、送金先の利用者が「子供」と登録されている場合、付与部44は、決済情報(送金情報)に目的情報「お小遣い」を付与する。
また、付与部44は、決済の対象である取引対象に応じた目的情報を付与してもよい。例えば、決済の対象である取引対象が属するカテゴリが「食料品」である場合、付与部44は、決済情報に目的情報「飲食費」を付与する。
また、付与部44は、決済が行われた日時に応じた目的情報を付与してもよい。例えば、決済が行われた日時が昼の時間帯(例えば、11時~14時)であり、決済による支払先がカテゴリ「飲食店」に属する場合、付与部44は、決済情報に目的情報「ランチ代」を付与する。
また、付与部44は、決済が行われた際の利用者の位置に応じた目的情報を付与してもよい。例えば、決済が行われた際の利用者の位置が、カテゴリ「居酒屋」に属する店舗内である場合、付与部44は、決済情報に目的情報「飲み代」を付与する。
また、付与部44は、利用者により入力された情報を示す目的情報を付与してもよい。例えば、図1の例において、付与部44は、決済が行われた際の状況を示す情報の入力を受け付け、受け付けた情報を送金情報に付与する。
また、付与部44は、利用者により入力された情報であって、決済が行われた際の状況を示す情報と、決済情報に基づいて推定される決済の目的とを示す目的情報を付与してもよい。例えば、付与部44は、利用者により入力された情報(メモ)と、決済情報に基づいて推定される決済の目的とを示す目的情報を付与する。
また、付与部44は、コンテキスト情報と、利用者により入力された情報とに基づく目的情報を決済情報に付与してもよい。例えば、付与部44は、提示部43が提示したコンテキスト情報に応じて利用者が入力した情報を示す目的情報を決済情報に付与する。
(提供部45について)
提供部45は、付与部44により目的情報が付与された決済情報を利用者に提供する。例えば、図1の例において、提供部45は、目的情報を付与した送金情報#1を、決済アプリにおける利用者U1の取引履歴を示す情報として端末装置100-1に提供する。
ここで、対応する目的情報が付与された決済情報を集約して利用者に提供することにより、家計簿機能のような機能を決済アプリに持たせたいといった要望が考えられる。したがって、提供部45は、付与部44により付与された目的情報に応じて決済情報を所定のカテゴリに分類し、決済情報を当該カテゴリごとに提供してもよい。例えば、提供部45は、同一カテゴリに分類される目的情報が付与された決済情報を集約して利用者に提供する。
また、提供部45は、同一のカテゴリに分類された決済情報が示す決済金額を集計した金額に関する情報をさらに提供してもよい。例えば、提供部45は、同一のカテゴリに分類された決済情報であって、所定の期間(例えば、1週間、1か月)内において行われた決済に関する決済情報が示す決済金額を集計した金額に関する情報を提供する。
〔3.提供処理のフロー〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る決済サーバ10の提供処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、決済サーバ10は、利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける(ステップS101)。続いて、決済サーバ10は、決済情報と対応する決済の目的を示す目的情報を決済情報に付与する(ステップS102)。続いて、決済サーバ10は、目的情報が付与された決済情報を利用者に提供し(ステップS103)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔4-1.決済について〕
本願における「決済」は、各種商品や役務の提供等に対する対価として利用者が行うものに限定されるものではなく、例えば、個人間の送金といった単純な資金移動、すなわち、商品や役務の提供に対する対価ではない資金のやりとり(送金)を含む概念とする。すなわち、本願における「利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けられた決済情報と対応する前記決済の目的を示す目的情報を当該決済情報に付与する付与部と、前記付与部により前記目的情報が付与された前記決済情報を前記利用者に提供する提供部とを有することを特徴とする提供装置」とは、何かしらの対価として行われる決済のみならず、対価ではない単純な資金移動に関する送金の処理をも含む概念であることとする。
〔4-2.決済情報について〕
上述の実施形態において、付与部44が、決済情報が示す決済による支払先、決済の対象である取引対象、決済が行われた日時、決済が行われた際の利用者の位置などに基づいて目的情報を付与する例を示したが、決済情報はこのような例に限定されない。例えば、付与部44は、端末装置100や店舗端末などから取得可能な情報であれば任意の情報に基づいて目的情報を付与してもよい。
〔4-3.目的情報について〕
上述の実施形態において、付与部44が、決済情報に基づいて推定される目的情報や、提示部43により提示されたコンテキスト情報に応じて利用者が入力した目的情報を決済情報に付与する例を示したが、目的情報はこのような例に限定されない。例えば、付与部44は、利用者が任意に入力した情報を目的情報として決済情報に付与してもよい。
〔4-4.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決済サーバ10は、受付部41と、決済処理部42と、提示部43と、付与部44と、提供部45とを有する。受付部41は、利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける。決済処理部42は、受付部41が受け付けた決済情報に従い、決済処理を実行する。提示部43は、決済が行われた際のコンテキストを示すコンテキスト情報を利用者に提示するまた、提示部43は、決済による支払先、決済の対象である取引対象、決済が行われた日時、決済が行われた際の利用者の位置の少なくともいずれかを示すコンテキスト情報を利用者に提示する。付与部44は、受付部41により受け付けられた決済情報と対応する決済の目的を示す目的情報を当該決済情報に付与する。また、付与部44は、コンテキスト情報と、利用者により入力された情報とに基づく目的情報を決済情報に付与する。提供部45は、付与部44により目的情報が付与された決済情報を利用者に提供する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、電子決済により利用者が行った決済に関する決済情報に対し、決済の目的を示す目的情報を自動的に付与し、利用者に提供することができるため、利用者が決済の目的を具体的に把握できる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、付与部44は、決済情報に基づいて推定される決済の目的を示す目的情報を付与する。また、付与部44は、決済による支払先に応じた目的情報を付与する。また、付与部44は、支払先が属するカテゴリに応じた目的情報を付与する。また、付与部44は、支払先である利用者に関する情報に応じた目的情報を付与する。また、付与部44は、決済の対象である取引対象に応じた目的情報を付与する。また、付与部44は、決済が行われた日時に応じた目的情報を付与する。また、付与部44は、決済が行われた際の利用者の位置に応じた目的情報を付与する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、利用者が行った決済に関する決済情報に基づき推定される目的情報を自動的に付与し、利用者に提供することができるため、利便性を向上させることができる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、付与部44は、利用者により入力された情報を示す目的情報を付与する。また、付与部44は、利用者により入力された情報であって、決済が行われた際の状況を示す情報と、決済情報に基づいて推定される決済の目的とを示す目的情報を付与する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、利用者が任意に入力した目的情報を自動的に付与することができるため、利便性を向上させることができる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、提供部45は、付与部44により付与された目的情報に応じて決済情報を所定のカテゴリに分類し、決済情報を当該カテゴリごとに提供してもよい。例えば、提供部45は、同一カテゴリに分類される目的情報が付与された決済情報を集約して利用者に提供する。また、提供部45は、同一のカテゴリに分類された決済情報が示す決済金額を集計した金額に関する情報をさらに提供する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、対応する目的情報が付与された決済情報を集約して利用者に提供することにより、家計簿機能のような機能を決済アプリに持たせることができるため、利便性を向上させることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る決済サーバ10は、例えば、図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、決済サーバ10を例に挙げて説明する。図7は、決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が決済サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、決済サーバ10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した決済サーバ10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
10 決済サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 口座データベース
32 利用者情報データベース
40 制御部
41 受付部
42 決済処理部
43 提示部
44 付与部
45 提供部
100 端末装置

Claims (16)

  1. 利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた決済情報と対応する前記決済の目的を示す目的情報を当該決済情報に付与する付与部と、
    前記付与部により前記目的情報が付与された前記決済情報を前記利用者に提供する提供部と
    を有することを特徴とする提供装置。
  2. 前記付与部は、
    前記決済情報に基づいて推定される前記決済の目的を示す前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。
  3. 前記付与部は、
    前記決済による支払先に応じた前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項2に記載の提供装置。
  4. 前記付与部は、
    前記支払先が属するカテゴリに応じた前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項3に記載の提供装置。
  5. 前記付与部は、
    前記支払先である利用者に関する情報に応じた前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の提供装置。
  6. 前記付与部は、
    前記決済の対象である取引対象に応じた前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項2から5のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  7. 前記付与部は、
    前記決済が行われた日時に応じた前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項2から6のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  8. 前記付与部は、
    前記決済が行われた際の前記利用者の位置に応じた前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項2から7のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  9. 前記提供部は、
    前記付与部により付与された前記目的情報に応じて前記決済情報を所定のカテゴリに分類し、前記決済情報を当該カテゴリごとに提供する
    ことを特徴とする請求項2から8のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  10. 前記提供部は、
    同一のカテゴリに分類された前記決済情報が示す決済金額を集計した金額に関する情報をさらに提供する
    ことを特徴とする請求項9に記載の提供装置。
  11. 前記付与部は、
    前記利用者により入力された情報を示す前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項1から10のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  12. 前記付与部は、
    前記利用者により入力された情報であって、前記決済が行われた際の状況を示す情報と、前記決済情報に基づいて推定される前記決済の目的とを示す前記目的情報を付与する
    ことを特徴とする請求項11に記載の提供装置。
  13. 前記決済が行われた際のコンテキストを示すコンテキスト情報を前記利用者に提示する提示部
    をさらに有し、
    前記付与部は、
    前記コンテキスト情報と、前記利用者により入力された情報とに基づく前記目的情報を前記決済情報に付与する
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の提供装置。
  14. 前記提示部は、
    前記決済による支払先、前記決済の対象である取引対象、前記決済が行われた日時、前記決済が行われた際の前記利用者の位置の少なくともいずれかを示す前記コンテキスト情報を前記利用者に提示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の提供装置。
  15. コンピュータが実行する提供方法であって、
    利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により受け付けられた決済情報と対応する前記決済の目的を示す目的情報を当該決済情報に付与する付与工程と、
    前記付与工程により前記目的情報が付与された前記決済情報を前記利用者に提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする提供方法。
  16. 利用者が所定の決済手段を用いて行った決済に関する決済情報を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順により受け付けられた決済情報と対応する前記決済の目的を示す目的情報を当該決済情報に付与する付与手順と、
    前記付与手順により前記目的情報が付与された前記決済情報を前記利用者に提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
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