JP2008525886A - モバイル金融トランザクション管理システム及び方法 - Google Patents

Abstract

金融トランザクションを自動的にパーソナル金融データベースに記録する方法。モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムを実行する携帯無線装置と、別のコンピューター上に存在するマスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間で、パーソナル金融データを交換する方法について説明する。モバイル金融アプリケーションプログラムは、携帯無線装置（２２０）上で行われるモバイル電子商取引トランザクションを格納する。モバイル金融アプリケーションプログラムは、マスタ金融アプリケーションプログラムとの接続を、自動的にまたはユーザの起動により、確立する（２３０）。一旦、接続が確立されると、金融データは、モバイル金融アプリケーションとマスタ金融アプリケーションとの間で交換され、これによりそれらを同期させて更新する（２４０）。モバイル金融アプリケーションプログラムとマスタ金融アプリケーションプログラムとの間の接続は、無線ネットワーク（１３５）を含んでおり、また、有線ネットワーク（１３０）を含んでもよい。あるいは、モバイル金融アプリケーションプログラムとマスタ金融アプリケーションプログラムとの間の接続は、ネットワークを含まない直接接続であってもよい。

Description

明細書
背景技術
モバイル電子商取引は、ユーザが携帯電話などの携帯無線装置を使用して商品および／またはサービスの代価を支払うことを可能にする、急速に発展しているアプリケーションである。その基本概念は、携帯無線装置が「通貨」を備えることを要求する。「通貨」は、クレジットカード口座、銀行口座等へのリンクであってよい。このとき、携帯無線装置は、トランザクションを実行する売り手の店頭（ＰＯＳ）装置と通信を行うために、短距離ＲＦ、ブルートゥース^ＴＭ（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ^ＴＭ）またはＩＲ技術を使用するであろう。このトランザクションは、ガソリンスタンドでガソリン代を支払うことから、レストランで小切手を精算すること、野球の試合でホットドッグを購入することまで、事実上あらゆるものを含むことができる。

多くの人々は、また、様々なパーソナル金融案件の流れを把握するために、何らかの種類の金融ソフトウェアアプリケーションを使用する。これらのいくつかは、口座残高情報、家計情報、ポートフォリオステータス情報を含んでいる。金融ソフトウェアアプリケーションは、通常、パーソナルコンピュータ上に存在し、パーソナルコンピュータから実行される。なお、金融ソフトウェア製造業者（financial software manufacturer）は、多くの場合、顧客がパーソナル金融データをアップロードし安全に通知できるようにする、顧客用のセキュアなウェブサイトを維持管理している。これにより、ユーザは、自分の家庭用パーソナルコンピュータ以外のどこかから、自分のパーソナル金融データにアクセスすることができる。

金融ソフトウェアアプリケーションは、特定の金融データをうまく追跡し監視するが、依然としてデータ自体をソフトウェアに入力する必要がある。データは、時にはインポート機能を使用することにより他の情報源から入力することができる。データが適切にフォーマット化されていれば、通常は、インポート機能により金融アプリケーションソフトウェアへの大規模なデータのインポートが可能になる。それ以外のデータは、ユーザと金融アプリケーションソフトウェアとの間のインターフェースとして働くグラフィカルユーザーインターフェース（ＧＵＩ）を介して手動で入力することができる。手動入力は、大抵の場合、ヒューマンエラーを起こしやすい面倒で退屈な手順である。

携帯無線装置モバイル電子商取引ユーザが、また、金融データを追跡し監視するために金融ソフトウェアアプリケーションを使用する人間である場合、携帯無線装置上で行なわれたトランザクションを金融ソフトウェアアプリケーションに入力し記録する必要がある。現在、これは、ユーザが自分のパーソナルコンピュータに直接アクセスするまで待つことと、トランザクションを金融ソフトウェアアプリケーションに手動で入力することとを、必然的に伴う。

必要なのは、無線装置上に存在するユーザの金融データベースのローカルコピーに自動的にトランザクションデータを記録し、次に、金融ソフトウェアアプリケーションに手動でトランザクションを入力することなく、（必要に応じて）金融ソフトウェアアプリケーションに、遠隔地からトランザクションデータを送信するための手段である。

要約
本発明は、モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムを実行する携帯無線装置と、別のコンピューター上に存在するマスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間で、パーソナル金融データを交換するための方法、システム、およびコンピュータープログラム製品を表す。モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムは、携帯無線装置上で行なわれるモバイル電子商取引トランザクション（mobile e-commerce transactions）を格納する。モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムは、マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの接続を、自動的にまたはユーザの起動により、確立する。一旦、接続が確立されると、金融データは、モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムとマスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間で交換され、これによりモバイル及びマスタ金融アプリケーションを同期させて更新する。

モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムとマスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の接続は、無線ネットワークを含むが、インターネットなどの有線ネットワークを含んでよい。あるいは、モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムとマスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の接続は、ブルートゥース^ＴＭ（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ^ＴＭ）、８０２．１１ｘ、ＩＲ、あるいはＲＳ２３２またはＵＳＢ等のケーブルのような、ネットワークを含まない直接接続であってよい。

詳細な説明
図１は本発明を実行できる環境を例示するネットワーク図である。携帯電話などの携帯無線装置１１０は、あるバージョンの金融アプリケーションソフトウェアプログラム１１５と、付随のデータ記憶装置１２０とを含む。携帯無線装置１１０は、基地局１３５を介してインターネットなどのネットワーク１３０と通信を行うことができる。次に、ネットワークは、金融ソフトウェアアプリケーション１４５および付随の格納装置１５０を備える（host）家庭用パーソナルコンピュータ１４０と通信を行うことができる。ネットワークは、また、金融ソフトウェアアプリケーション製造業者によりウェブサイト等の形式で維持管理される金融アプリケーションサーバ１５５と通信を行うことができる。金融アプリケーションサーバ１５５はさらにデータ記憶装置１６０と結びつけられる。

携帯無線装置１１０上の金融ソフトウェアアプリケーション１１５と、パーソナルコンピュータ１４０上の金融ソフトウェアアプリケーション１４５と間で、金融データを交換するための複数の通信経路が存在する。一経路により、携帯無線装置１１０は、（好ましくはブロードバンドの）「常時オン」のネットワーク接続を使用することにより、基地局１３５とネットワーク１３０を介して家庭用パーソナルコンピュータ１４０と通信を行うことができる。別の経路は、携帯無線装置１１０と家庭用パーソナルコンピュータ１４０との間の仲介者として金融ソフトウェアアプリケーション製造業者により維持管理される金融アプリケーションサーバ１５５を使用するであろう。

携帯無線装置１１０が家庭用パーソナルコンピュータ１４０のすぐそばに存在する場合、携帯無線装置１１０と家庭用パーソナルコンピュータ１４０との間の直接接続は、ブルートゥース^ＴＭ（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ^ＴＭ）、ＲＦ接続、ＩＲ接続、またはＵＳＢのようなケーブル接続を介して確立することができる。これらの接続の一つにより、データは、携帯無線装置１１０から家庭用パーソナルコンピュータ１４０へ、直接、交換することができ、また逆方向もまた同様である。

携帯無線装置１１０は、また、多種多様のサービスまたは商品プロバイダー１０５と通信を行うことができる。サービスまたは商品プロバイダーは、携帯無線装置１１０と電子商取引トランザクションを行う機能を備える。電子商取引トランザクションは、実際の物理的接触（クレジットカードまたはバンクカード読み取り）または通貨交換が不要となるように、携帯無線装置１１０とサービスまたは商品プロバイダー１０５との間で無線で実現されるものである。

図２は、携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間で金融トランザクションデータを移動させるための論理フローを例示するフローチャートである。電子商取引システムとパーソナル金融ソフトウェアは一体化されているので、モバイル電子商取引トランザクションを実行するプロセス中、移動体装置は、ユーザが購入決定を行うのを助ける予算情報を随意に表示することができる。例えば、保留中の購入決定と関連付けられたある予算カテゴリーで支払われた（月の当日までのまたは年の当日までの）金額。本発明のプロセスは、モバイル電子商取引トランザクションが終了すると、始まる。モバイル電子商取引トランザクションが終了する（２１０）と、携帯無線装置は、モバイル金融アプリケーションを介して、関連するトランザクション情報を金融取引レコードに格納する（２２０）。金融取引レコードは、電子商取引トランザクションが終了すると生成される。下表に、金融取引レコード内で見られるであろう情報の種類を例示する。他のデータが金融取引レコードに含まれてもよい。下表は例示的な説明に過ぎない。

移動体装置は、金融取引レコードと、移動体の金融データベースに格納された商取引履歴とを比較し、受取人、品目説明、コストなどの情報に基づいてトランザクションの予算カテゴリーを判断することができる。この情報は、ユーザに対し表示され、該ユーザは、トランザクションを記録する、予算カテゴリーを変更する、またはトランザクションを記録しない、という選択肢を与えられる。ユーザに入力を促すことなくトランザクションが自動的に分類され記録されるように、ユーザは設定を選択することができる。金融トランザクションレコードは、どこかのホストコンピュータ上（通常は、家庭用パーソナルコンピュータ上）に存在するマスタ金融アプリケーションと互換性をもつようにフォーマット化される。

モバイル金融アプリケーションは、データを互に交換するために、マスタ金融アプリケーションにリンクするか接続するように構成することができる（２３０）。一旦リンクまたは接続が確立されると、モバイル金融アプリケーションとマスタ金融アプリケーションとの間でデータを交換することができる（２４０）。情報交換のプロセス（２４０）は、通常、データの「同期（synchronizing）」と呼ばれる。

データ同期は、自動的に発生するスケジューリングされたイベントであってもよいし、あるいはユーザ起動により発生する手動イベントであってもよい。なお、ユーザは、同期すべきデータの種類と同期の頻度とを管理する。例えば、ユーザは、その日のモバイル電子商取引トランザクションをマスタ金融アプリケーションへ「アップロード」するために、日単位でモバイル金融アプリケーションをマスタ金融アプリケーションと同期させるようにプログラムすることができる。データの種類は、銀行トランザクション、クレジットカードトランザクション、ポートフォリオ更新等を含むことができる。

図３は、携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間の接続を確立するためのデータ転送を説明するメッセージ図である。モバイル金融アプリケーションのユーザは、グラフィカルユーザーインターフェース（ＧＵＩ）またはメニューシステムを介し、マスタ金融アプリケーションを検出して（find）リンクするオプションを選択する。これにより、要求元としてのモバイル金融アプリケーションを一意的に識別する暗号化認証データを含むメッセージが、モバイル金融アプリケーションからマスタ金融アプリケーションへ送信される（３１０）。マスタ金融アプリケーションは、同メッセージを受信し処理して、要求元を検証する。検証すると、確認応答をモバイル金融アプリケーションに返すことができる（３２０）。こうして、データ転送を可能にする、モバイル金融アプリケーションとマスタ金融アプリケーションとの間の接続が確立する。

図４は、携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間で金融データを交換するためのデータ転送を説明するメッセージ図である。一旦、モバイル金融アプリケーションとマスタ金融アプリケーション間の接続が確立されると（４０５）、モバイル金融アプリケーションは、マスタ金融アプリケーションに新規または最近のトランザクションを送信することができる（４１０）。マスタ金融アプリケーションは、必要に応じ、確認メッセージで応答することができる（４２０）。モバイル金融アプリケーションが実行できる別の要求は、更新情報の要求である（４３０）。これは、モバイル金融アプリケーションとマスタ金融アプリケーションのデータベースを再びそろえる（re-align）ための完全な同期、または選択されたデータの部分的同期であってよい。更新データ要求を受信すると、マスタ金融アプリケーションは、要求データをパッケージし、モバイル金融アプリケーションへ送り返す（４４０）。すべての要求が完了した後、移動体は、セキュア接続を終了するために接続解除操作を行う（４４５）ことにより、マスタ金融アプリケーションとの接続を終了する。

図５は、仲介のサーバーを使用して携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間の接続を確立するためのデータ転送を説明するメッセージ図である。モバイル金融アプリケーションのユーザは、グラフィカルユーザーインターフェース（ＧＵＩ）またはメニューシステムを介し、マスタ金融アプリケーションを検出しリンクするオプションを選択する。これにより、メッセージが、モバイル金融アプリケーションから、金融アプリケーションソフトウェア製造業者により例えばウェブサイトの形式で維持管理され運営されるネットワーク上の中間サーバーへ、送信される。中間サーバーは、ウェブまたはインターネット接続を介し、モバイル金融アプリケーションとマスタ金融アプリケーションの両方と通信を行うことができる。中間サーバーとその付随データベースにより、金融アプリケーションソフトウェアユーザは、安全にアクセス可能なウェブサイト上で自分のデータの複製を維持管理することができる。ウェブサイトデータは定期的に更新されるか、あるいはマスタ金融アプリケーションと同期される。モバイル金融アプリケーションは、要求元としてのモバイル金融アプリケーションを一意的に識別する暗号化認証データを使用することにより、ウェブサイトにアクセスすることができる（５１０）。ウェブサイトは、メッセージを受信し、要求元を検証するためにメッセージを処理した後、次に、接続が確立された旨の確認応答を返す（５２０）。

図６は、仲介のサーバーを使用して携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間で金融データを交換するためのデータ転送を説明するメッセージ図である。一旦、モバイル金融アプリケーションとウェブサイトとの間の接続が確立されると、モバイル金融アプリケーションは、ウェブサイトに新規または最近のトランザクションを送信することができる（６１０）。ウェブサイトは、必要に応じ、確認メッセージで応答することができる（６２０）。モバイル金融アプリケーションが実行できる別の要求は、更新情報の要求である（６３０）。これは、モバイル金融アプリケーションとウェブサイトのデータベースを再びそろえるための完全な同期、または選択されたデータの部分的同期であってよい。更新データ要求を受信すると、ウェブサイトは、要求データをパッケージし、モバイル金融アプリケーションへ送り返す（４４０）。ウェブサイトはまた、モバイル金融アプリケーションとウェブサイトとの間のすべての更新をウェブサイトとマスタ金融アプリケーションとの間で繰り返すことができるように、マスタ金融アプリケーションと通信を行うことができる（６５０、６６０、６７０、６８０）ことに留意されたい。移動体／ウェブサイト要求は、ウェブサイト／マスタアプリケーション要求およびマスタアプリケーション／ウェブサイト要求とは独立している。

本発明の特定の実施例がここに開示された。本発明は他の環境において他のアプリケーションを有してもよいということを当業者は容易に認識するであろう。実際、多くの実施形態と実施方法が可能である。特許請求範囲は、本発明の範囲を上述の特定の実施形態に限定することを意図するものでは決してない。なお、「するための手段」というすべての記述は、要素と請求項の「手段プラス機能」解釈を喚起することを意図しており、一方、具体的に「するための手段」という記述を使用しないすべての要素は、請求項がそれ以外に「手段」という言葉を含んでも、「手段プラス機能」として解釈されるように意図するものではない。

図面の簡単な説明
本発明を実行することができる環境を例示するネットワーク図である。 携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間で金融トランザクションデータを移動させるための論理フローを例示するフローチャートである。 携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間の接続を設定するためのデータ転送を説明するメッセージ図である。 携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間で金融データを交換するためのデータ転送を説明するメッセージ図である。 仲介のサーバーを使用して携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間の接続を確立するためのデータ転送を説明するメッセージ図である。 仲介のサーバーを使用して携帯無線装置と金融ソフトウェアアプリケーションとの間で金融データを交換するためのデータ転送を説明するメッセージ図である。

Claims (18)

1. モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムを実行する携帯無線装置と、別のコンピューター上に存在するマスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間で、パーソナル金融データを交換する方法であって、
   前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムを使用することによりモバイル電子商取引トランザクションを格納する工程（２２０）と、
   前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の接続を確立する工程（２３０）と、
   前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと、前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間で、金融データを交換する工程（２４０）と、を含む方法。
2. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の前記接続は、無線ネットワーク（１３５）を含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の前記接続は、さらに有線ネットワーク（１３０）を含む、請求項２に記載の方法。
4. 前記有線ネットワーク（１３０）はインターネットである、請求項３に記載の方法。
5. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の前記接続は、ネットワークを含まない直接接続である、請求項１に記載の方法。
6. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の前記接続は、短距離のＲＦブルートゥース^ＴＭ（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ^ＴＭ）接続である、請求項５に記載の方法。
7. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の前記接続は、ＲＦ８０２．１１ｘ接続である、請求項５に記載の方法。
8. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の前記接続は、赤外線（ＩＲ）接続である、請求項５に記載の方法。
9. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の前記接続は、ケーブル接続である、請求項５に記載の方法。
10. 交換される前記金融データは、前記携帯無線装置上で行なわれるモバイル電子商取引トランザクションを含む、請求項１に記載の方法。
11. モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムを実行する携帯無線装置と、ネットワーク上に存在するセキュアなウェブサイトとの間で、パーソナル金融データを交換する方法であって、
    前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムを使用することによりモバイル電子商取引トランザクションを格納する工程（２２０）と、
    前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記ウェブサイトとの間の接続を確立する工程（２３０）と、
    前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記ウェブサイトとの間で金融データを交換する工程（２４０）と、を含む方法。
12. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記ウェブサイトとの間の前記接続は、無線ネットワーク（１３５）を含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記ウェブサイトとの間の前記接続は、さらに有線ネットワーク（１３０）を含む、請求項１２に記載の方法。
14. 前記有線ネットワーク（１３０）はインターネットである、請求項１３に記載の方法。
15. 交換される前記金融データは、前記携帯無線装置上で行なわれるモバイル電子商取引トランザクションを含む、請求項１１に記載の方法。
16. モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムを実行する携帯無線装置と、別のコンピューター上に存在するマスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間で、パーソナル金融データを交換するためのシステムであって、前記コンピュータープログラム製品は、
    前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムを使用することによりモバイル電子商取引を格納するための手段（２２０）と、
    前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間の接続を確立するための手段（２３０）と、
    前記モバイル金融アプリケーションソフトウェアプログラムと前記マスタ金融アプリケーションソフトウェアプログラムとの間で金融データを交換するための手段（２４０）とを含む、システム。
17. 交換される前記金融データは、前記携帯無線装置上で行なわれるモバイル電子商取引トランザクションを含む、請求項１８に記載のシステム。
18. 携帯無線装置内に電子商取引トランザクションを格納する方法であって、
    サービスまたは商品プロバイダーからサービスまたは商品を受け取るために、前記携帯無線装置と前記サービスまたは商品プロバイダーとの間の無線接続を確立する工程と、
    所望のサービスまたは商品のコストデータを受信する工程と、
    前記電子商取引トランザクションを続けるべきかどうかを判断するために、前記携帯無線装置における金融データベースに対し前記コストデータを処理する工程と、を含む方法。

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