JP2002259253A - 接近情報通知方法 - Google Patents

接近情報通知方法

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JP2002259253A
JP2002259253A JP2001061408A JP2001061408A JP2002259253A JP 2002259253 A JP2002259253 A JP 2002259253A JP 2001061408 A JP2001061408 A JP 2001061408A JP 2001061408 A JP2001061408 A JP 2001061408A JP 2002259253 A JP2002259253 A JP 2002259253A
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Tomoko Yoshida
とも子 吉田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動しながらユーザに対して商品やサービス
を提供する移動型店舗の情報を提供するとき、ユーザに
とって有用で利用価値の高い情報の提供を行う。 【解決手段】 ユーザが設定する情報受信希望条件(ジ
ャンル、受信時間、指定地点等)、店舗が設定する店舗
条件(ジャンル、営業時間、営業範囲、広告文等)を記
憶するとともに、位置情報補足システムによりユーザお
よび店舗の位置情報を随時把握する。そして、ユーザの
希望する時間やジャンルに該当する店舗候補を選択し、
さらに、その候補店舗がユーザの設定した位置(現時点
のユーザ位置、あるいは、指定した地点等)に接近して
いるか否かで絞り込む。最終的に絞り込まれた店舗情報
をユーザの携帯端末に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗や人物などの
移動体の接近を通知する情報提供システムに関し、特に
対象物や情報受信者の移動状況を反映した接近情報を通
知するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば移動ラーメン屋、焼
き芋屋、さお竹販売車、巡回灯油販売車、宅配便トラッ
クなどの移動型店舗により商品やサービスの販売が行わ
れている。従来、このような移動型店舗の利用方法とし
ては、スピーカなどによる音声通知を聞いて、顧客が停
止中の移動型店舗に歩み寄るか、あるいは、大きなしぐ
さで移動中の店舗を止めるなどして商品やサービスを購
入する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先に述べたように、移
動型店舗が自分の接近を伝える手段は、現在、音声によ
る通知が主流である。しかし、音声による通知は、風や
周囲の環境によりユーザが聞きのがす恐れがあるし、こ
ういった危険を避けるため音を大きくすると騒音問題が
生じる。特に移動型店舗は住宅地域で利用されることが
多く、音量を大きくすることができない。
【0004】ユーザの立場に立つと、このような音声通
知は音声を認識しても、既に店舗が利用不可能な位置に
移動していて、利用できないことがある。また、移動店
舗が提供する商品はその質にバラツキがあり、場合によ
っては二度と利用したくない店舗もあり得るが、従来の
音声通知では、詳細な情報を伝えることができず、この
通知をもとに利用者側で移動型店舗の取捨選択するのは
困難であった。
【0005】なお、ユーザが現在位置する、あるいは、
ユーザが移動しようとする一定の範囲内に存在する店舗
・施設・イベント等の情報を提供する技術は既に種々開
示されており、あるいは、サービスが実用化されてい
る。
【0006】たとえば、特開平10-21259号公報には、携
帯端末の物理的位置をGPS(Global Positioning System)
などにより求め、距離的に近い情報、あるいは、アクセ
ス回数の多い情報を優先的にサーバーから携帯端末へ通
知する情報検索システムが開示されている。
【0007】また、特開平9-130861号公報には、移動局
端末へ移動先エリアに関連する情報を移動中の移動端末
へ提供する移動端末への情報提供システムが開示されて
いる。
【0008】さらに、ジェイフォン株式会社が提供する
携帯電話J−フォンでは、基地局より配信される「エリ
ア情報」を、ユーザのJ-スカイステーション対応端末で
受信できる「位置情報サービス」を順次提供しつつあ
る。
【0009】しかし、上記開示された技術やサービスに
おいては、次のような問題が生じる。
【0010】特に移動型店舗情報の場合、従来のシステ
ムでは対象物が特定範囲に存在するか否かのみを判定し
情報提供するため、特定範囲内に存在しても実際にはユ
ーザの場所とは異なる方向へ移動している店舗の情報も
発信されることになる。
【0011】そのような移動店舗の通知を受けてもユー
ザは利用できない。このような利用価値の低い情報を大
量に送ることはサービス全体の魅力を低下させることに
つながり、サービス運営者にとっても、ユーザ獲得に大
きな支障となる。
【0012】さらに、従来のシステムの情報提供方法で
は、ユーザの目的地は考慮されているが、現時点でのユ
ーザの移動方向までは考慮されていない。たとえば、観
光先の散策やショッピングでは目的地がそれほど明確に
意識されず、目的地を設定することが難しい。また、ユ
ーザの意識としては、内容に関心があれば情報所在地が
特定範囲外であっても行ってみたくなるであろうし、そ
の情報所在地が今自分が移動している方向にあるなら
ば、さらにその意識は高くなるであろう。
【0013】しかし、従来のシステムでは、特定範囲内
に存在しない情報対象は情報通知されず、また、ユーザ
の進行方向に関わらず特定範囲内の情報対象を差別化せ
ず一様に送っており、必ずしもユーザ指向の情報提供と
は言えない。したがって、現時点の近辺情報のみならず
さらに広い範囲内の情報を提供し、あるいは、ユーザが
現在移動している方向に応じた情報提供をするような、
ユーザ視点に立った情報提供が必要とされる。
【0014】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために本発
明にかかる接近情報通知方法は、ユーザが設定する情報
受信希望条件(店舗、受信時間、希望範囲など)、店舗
が設定する店舗条件(ジャンル、営業時間、営業範囲、
広告文など)を記憶するとともに、GPSなどの位置情
報補足システムを活用してユーザおよび店舗の位置情報
を随時把握する。
【0015】そして、ユーザの希望する時間や範囲に該
当する候補となる営業中の店舗を選択し、さらに、その
店舗が移動型店舗の場合は、ユーザの設定した位置(現
時点のユーザ位置、あるいは、ユーザが指定した地点)
に候補店舗が接近しているか否かを様々な判定方法で絞
り込む。こうして最終的に絞り込まれた店舗情報をユー
ザの所持する携帯端末に通知することを特徴とする。か
かる構成により、店舗ジャンルなどのユーザ条件に合致
し、しかも利用できる可能性が高い店舗情報を通知する
ことが可能となる。
【0016】また、本発明にかかる接近情報通知方法
は、対象物を選択すべき基準となる範囲を、任意に設定
できることを特徴とする。例えば、ユーザが、自分の現
在地を中心とした一定範囲、あるいは、希望地点を中心
とする特定範囲(自宅を中心にする等)、さらにはユー
ザ独自に設定した範囲(移動先予定地の範囲)を選択で
きる。かかる構成により、ユーザニーズに応じた情報提
供が可能となる。
【0017】さらに、本発明にかかる接近情報通知方法
は、ユーザが送られた情報の中から特定店舗を選択して
予約通知あるいは通知拒絶を本情報提供システムへ返信
し、本情報提供システムはその通知を蓄積し、この蓄積
情報に基づいて、発信情報内容をユーザの利用回数の多
い店舗順に構成したり、通知拒絶を受けた店舗の情報は
ユーザへ通知しないことを特徴とする。かかる構成によ
り、利用者の利用意向を反映した接近情報通知サービス
を実現できる。また、これら予約通知・通知拒絶データ
は、それら単独で、あるいは、ユーザ属性・店舗属性と
かけ合わせることで、本発明システムの実施主体のマー
ケティングに活用したり、あるいは、参加店舗に対して
販売するマーケティングとして活用することも可能とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
図面に基づいて詳述する。なお、以下の説明では、移動
体として店舗を用いた例を示す。
【0019】図1は本発明に基づいた接近情報通知シス
テムを示している。1はサービスセンターである。内部
の構成については後述する。
【0020】2はユーザが用いる情報検索装置であり、
位置信号受発信部21と通信部22を有する。情報検索
装置2は、ユーザが携帯するGPS機能搭載携帯電話を
想定しているが、例えば、キオスク端末などの街頭設置
端末あるいはインターネットに接続されたパソコンでも
構わない。この場合は、位置信号受発信部21を保持す
る必要はない。
【0021】3は対象物が利用する情報発信装置であ
り、位置信号受発信部31と通信部32を有する。な
お、本実施の形態では、対象物を店舗、また、対象物の
内容を店舗が提供する商品やサービスとした例を説明す
る。情報発信装置3は、店舗店員が携帯するGPS機能
搭載携帯電話を想定しているが、例えば、GPS装置と
連動した車載電話、あるいは車載搭載パソコンでも構わ
ない。また、対象物が固定店舗の場合は、位置信号受発
信部31は必要ない。
【0022】情報検索装置2の通信部22および情報発
信装置3の通信部32は、通常の音声通話とともに、メ
ール通信・WWWブラウザ閲覧が可能となっている。言
い換えれば、サービスセンター1、情報検索装置2、情
報発信装置3の三者は、お互いが有線・無線を問わずイ
ンターネット接続が可能で、インターネットを介し各種
情報交換を行うことになる。
【0023】4は、位置捕捉装置である。位置捕捉装置
4は、情報検索装置2および情報発信装置3の位置を把
握する位置信号補足部41を有する。位置信号補足部4
1はユーザや店舗の位置情報を補足し、サービスセンタ
ー1へ発信する。この位置捕捉装置4に相当するのが、
例えばGPS衛星システムである。
【0024】サービスセンター1は、情報検索装置2お
よび情報発信装置3の位置情報を位置捕捉装置4から一
方的に受信する場合もあれば、サービスセンター1が位
置捕捉装置4を経由して情報検索装置2および情報発信
装置3にデータ要求をすることで各々の位置情報を取得
する場合もあり得る。
【0025】次にサービスセンター1の構成を説明す
る。
【0026】サービスセンター1は、位置信号受発信部
11、設定情報受信部12、ユーザ情報記憶部13、対
象物情報記憶部14、対象物抽出手段15、情報発信手
段16、および、利用意向登録手段17で構成される。
【0027】位置情報受信部11は、情報検索装置2お
よび情報発信装置3の位置情報を位置捕捉装置4から受
信する。
【0028】設定情報受信部12は、情報検索装置2か
ら送信される受信希望店舗条件、受信希望時間帯など各
種設定情報を受信するとともに、また、情報発信装置3
から送信される店舗種類、商品情報(内容、価格)、移
動範囲などの各種設定情報を受信する。
【0029】ユーザ情報記憶部13は、位置情報受信部
11が受信した情報検索装置2の位置情報、設定情報受
信部12が受信した各種設定情報、および、対象物抽出
手段15においてユーザが接近情報を受信する状態か否
かを判定した結果を示すユーザ待ち受け状態フラグをユ
ーザ毎に記録する。また、情報検索装置2の通信部22
からの情報に基づき、利用意向登録部17がユーザの店
舗予約通知や通知拒絶情報をユーザ情報記憶部13に記
録する。
【0030】対象物情報記憶部14は、位置情報受信部
11が受信した情報発信装置4の位置情報、設定情報受
信部12が受信した各種設定情報、および、設定情報に
基づき店舗が情報発信される状態か否かを対象物抽出手
段15が判定した結果を示す店舗発信状態フラグを店舗
毎に記録する。また、情報検索装置2の通信部22から
の情報に基づき、利用意向登録部17が店舗予約通知や
通知拒絶情報を対象物情報記憶部14に記録する。
【0031】対象物抽出手段15では、最初にユーザ待
ち受け状態フラグおよび店舗発信状態フラグが判定され
る。ユーザ待ち受け状態フラグが情報受信可の場合は、
情報発信すべき店舗情報が対象物情報記憶部14から選
択される。そして、選択された店舗情報に基づき、情報
発信手段16で発信情報を編集生成し情報検索装置2へ
情報発信を行う。情報発信手段16で生成される情報
は、例えば、電子メール、音声情報、WWW情報といっ
た様々な形式が考えられる。
【0032】利用意向登録部17は、サービスセンター
1より通知された情報に対して情報検索装置2が返信し
てきた予約通知や通知拒絶を受信して、ユーザ情報記憶
部13および対象物情報記憶部14へ利用履歴や通知拒
絶情報を記録した上で、ユーザの予約通知やサービスセ
ンター1が作成する通知拒絶の警告を情報発信装置3へ
発信する。
【0033】図2は、ユーザ情報記録部13で管理され
るユーザ情報テーブルの例を示している。
【0034】ユーザ識別番号は、サービスセンター1が
各ユーザ毎に設定する固有の番号である。ユーザの氏名
・住所・接近情報の通知先となる携帯電話番号やe-mail
アドレスなどユーザに関する基礎情報がテーブルに管理
される。さらに、基礎情報として、自宅の電話番号や、
決済のための引き落とし口座番号などサービス運営に必
要なユーザ情報を追加して管理することも考えられる。
【0035】受信希望時間帯は、ユーザが店舗の接近情
報を受信することを希望する時間帯であり、ユーザが任
意に設定する。本テーブル例では19時から20時まで
の間を受信希望している。
【0036】ユーザ位置範囲は、情報受信可能なユーザ
自身の位置を設定するもので、経緯と緯度で定まる4点
を記録し、その点を結ぶ四辺形の内部がユーザ位置範囲
として認識される。位置範囲として記録する点は、4点
に限らず、さらに増やし詳細な範囲設定を可能にしても
よいし、あるいは、経緯緯度の点ではなく、ユーザが指
定した範囲に相当するサービスセンター1が予め内部的
に設定したエリアコードを記録することも考えられる。
なお、ユーザが設定しない場合は、位置範囲を日本全国
やサービスセンター1の全サービス範囲に自動的に設定
するようにしてもよい。
【0037】店舗選択基点は、店舗を選択する際に基準
となる地点を、経緯と緯度で表したものであり、ユーザ
が任意の点を設定するか、あるいは、携帯電話の現在位
置をその基点に設定することができる。
【0038】店舗選択基準範囲は、店舗を選択する範囲
を店舗選択基点で選択された地点を中心としてどの範囲
で行うかを指定するものである。この基準範囲は、後で
述べる各種接近判定を処理する際に必要とされるもので
ある。範囲の選択は、緯度経緯によって希望範囲を入力
することができる他、あらかじめサービスセンター1で
定めた標準範囲やそれよりも広い範囲の領域を自動的に
設定することができる。
【0039】希望店舗種類は、店舗の種類(ジャンル)
を示す。希望店舗形態は移動、固定、両方の中から選択
したものが設定される。
【0040】現在位置は、情報検索装置2の最新位置を
示すものであるが、過去の位置履歴も同時に記録してい
る。最新位置および過去の位置情報に基づいて、ユーザ
の移動方向や速度を分析する。
【0041】店舗利用履歴は、ユーザが利用予約を通知
してきた店舗の識別番号の履歴を記録する。この情報に
基づき、店舗別利用頻度を分析し、情報提供の際の店舗
別優先度を判断する。
【0042】通知拒絶は、ユーザが今後の通知を不要と
する店舗の識別番号を記録する。この項目に記録された
店舗については、サービスセンター1はこのユーザに対
しては接近情報を通知しない。
【0043】強制待ち受けフラグは、テーブルに管理さ
れたユーザの受信希望条件にかかわらず、ユーザが直接
情報受信を要求した場合にONに設定されるものであり、
ユーザ待ち受け状態フラグは、予め設定されているユー
ザの希望によって自動的に情報要求を行う場合にONに設
定されるものである。
【0044】かかる図2のテーブルで管理されるユーザ
情報を、次のようにしてサービスセンター1は得る。す
なわち、ユーザは、携帯電話やインターネットに接続で
きるパソコンを利用してWWW画面から、氏名・住所・
接近情報通知の送信先である携帯電話の番号、e-mailア
ドレス等を登録する。あるいは、ユーザは登録情報を記
入した申込書をサービスセンターへ通知してもよい。登
録情報は後で変更可能である。サービスセンター1はユ
ーザの申込に対してユーザ識別番号を付与する。これ以
降、登録ユーザは随時、図2のテーブルに示された各種
設定を入力する。
【0045】図2のテーブルでは、上記地理的な地点や
範囲を緯度経度で管理しているが、ユーザが登録する際
は、例えばWWW画面上に地図を表示し希望の地点や範
囲をポイントしてもらい、そのポイントをサービスセン
ター1で緯度経度の数値に変換してもよい。
【0046】その他として、テーブル管理する情報とし
て、通常の住所あるいは郵便番号を利用しても構わな
い。
【0047】また、ユーザ情報テーブルには、位置情報
受信部11から得た情報検索装置2の最新位置が記録さ
れるが、この最新位置データの更新タイミングは、リア
ルタイム/一定時間/ユーザの通知要求時など様々な設
定が可能である。位置データは、ユーザが移動する方向
を考慮して情報提供するため、過去一定時間における位
置データも履歴として保持される。
【0048】さらに、ユーザ情報テーブルには、利用意
向登録部17からの店舗利用履歴や通知拒絶に関する情
報が蓄積される。図2では、利用履歴の店舗識別番号を
記録しているが、さらに、店舗の利用回数や予約通知日
付時刻を記録したり、利用回数の多い順に配列を変更し
てもよい。通知拒絶についても、拒絶を受信した日付時
刻やユーザ識別番号を記録してもよい。このような付加
情報を管理することで、顧客の店舗利用動向を把握する
マーケティングデータとして二次利用が可能となる。
【0049】図3は、一ユーザ単位のユーザ待ち受けフ
ラグの判定処理のフローを示している。このユーザ待ち
受け状態フラグは、希望店舗(種類や特定店舗が設定さ
れているか?)、希望時間帯(現時刻が該当するか
?)、存在範囲(ユーザの現位置が設定されたユーザ位
置範囲内に存在するか?)などの条件を判断し、現時点
でこのユーザが情報を通知すべきかどうかを判別するも
のである。このフラグ判定は、最新位置データの更新時
あるいは一定時間間隔で繰り返し判定される。
【0050】この時、ユーザが設定画面から上記条件に
関わらず情報要求すれば、ユーザ待ち受け状態フラグは
上記の自動判定に関わらずON/OFF設定できる。こ
の情報は会員情報テーブルの強制待ち受けフラグとして
記録される。強制待ち受けフラグは、会員の強制解除忘
れを考慮すれば、一定時間経過すれば自動的に解除され
ることが望ましい。
【0051】図3に沿って、対象物抽出手段15が行う
一ユーザ毎の処理フローを説明する。はじめに、強制待
ち受けフラグが「off」になっているかを判定する
(S301)。強制待ち受けフラグが「on」の場合、
ユーザは接近情報通知を求めていると判断され以降の判
定処理を行わず、S306へと進み即座にユーザ待ち受
けフラグを「on」に設定する。
【0052】強制待ち受けフラグが「off」ならば、
受信希望時間内か(S302)、ユーザ位置範囲が設定
済みか(S303)、現在ユーザがユーザ位置範囲内に
存在するか(S304)、希望店舗が設定済みか(S3
05)を順次判断し、全条件に合致した場合に、ユーザ
待ち受けフラグを「on」に設定する(S306)。
【0053】もし、S302〜S305で諸条件に合致
しないものがあれば、ユーザ待ち受けフラグを「of
f」設定とする(S307)。この処理フローを一定時
間間隔で全ユーザファイルに対して実施することにな
る。
【0054】図4は、対象物情報記録部14で管理され
る店舗情報テーブルの例を示している。
【0055】店舗識別番号は、サービスセンター1が各
店舗毎に設定する固有の番号である。店舗名と住所およ
び接近情報の発信元となる携帯電話の電話番号やe-mail
アドレスなど、店舗に関する基礎情報がテーブルで管理
される。この他、店舗責任者名やサービス利用料金引き
落とし口座番号など、必要に応じて基礎情報は追加でき
る。
【0056】移動(営業)時間は、自店舗の接近情報を
ユーザへ発信することを希望する時間を示すものであ
る。本テーブル例では、19時30分から22時までで
ある。特に時刻データが入力されない場合は、24時間
営業と判断されるよう設定することができる。
【0057】移動(営業)範囲は、店舗の移動範囲を設
定するものであり、緯度と経度で定まる4つの地点を指
定し、その点を結ぶ四辺形の内部が営業範囲となる。ま
た、地点の設定が入力されない場合は、移動範囲を例え
ば日本全国、あるいは、サービスセンター1の全サービ
ス範囲とすることも可能である。
【0058】店舗種類は、店舗が提供する商品の種類を
識別するためのものである。
【0059】現在位置は、店舗の位置する最新の地点を
緯度と経度で表したものである。また、過去の位置履歴
も記録される。最新地点と過去の履歴により、店舗の移
動方向を分析する。この結果は、接近判定処理の際に利
用される。
【0060】商品情報テキストは、当該店舗で提供する
商品の種類や、営業に関する情報であり、店舗が任意に
記入できる。
【0061】利用実績回数は、当該店舗が受信したユー
ザの利用予約通知の回数を記録している。
【0062】通知拒絶回数は、ユーザが当該店舗につい
て今後接近通知を拒絶する旨をサービスセンター1に登
録した回数を記録している。
【0063】強制発信フラグは、店舗側が直接情報発信
要求した場合にONに設定されるものであり、店舗発信状
態フラグは予め設定されている移動範囲や営業時間等を
自動的に判断して情報発信を行う場合にONに設定される
ものである。
【0064】各店舗は、携帯電話やインターネットに接
続できるパソコンを利用してWWW画面から、店舗名・
住所・担当者・店舗形態(移動/固定)・店舗種類・位
置情報の発信元である携帯電話の番号・e-mailアドレス
等を登録する。あるいは、各店舗は登録情報を記入した
申込書をサービスセンターへ通知してもよい。登録情報
は後に変更可能である。
【0065】サービスセンター1は店舗の申込にともな
い店舗識別番号を付与する。登録店舗は随時、WWW画
面から、販売商品内容、価格、移動(営業)範囲、移動
(営業)時間を設定する。
【0066】また、移動店舗に種別された店舗について
は、位置情報受信部11から店舗の最新位置データを得
る。この最新位置データの更新タイミングは、リアルタ
イム/一定時間/ユーザの通知要求時など様々な設定が
可能である。店舗が移動する方向を考慮して情報提供す
るため、位置データは過去一定時間のデータも履歴とし
て保持される。
【0067】さらに、利用意向登録部17からのその店
舗の利用実績(予約通知受信)や通知拒絶に関する情報
が蓄積される。図4では、回数しか記録していないが、
例えば、受信日時やユーザ識別番号も併せて記録しても
よい。このような付加情報を管理することで、店舗の集
客動向を把握するマーケティングデータとして二次利用
が可能となる。
【0068】店舗発信状態フラグは、最新位置データの
更新時あるいは一定時間間隔で繰り返し判定される。通
知拒絶(通知拒絶が一定数以上に累積しているか?)、
移動時間帯(現時刻が該当するか?)、移動範囲(店舗
の現位置が該当するか?)などの条件を判断し、現時点
でこの店舗が情報を通知されるべき対象かどうかを識別
するものである。また店舗が設定画面などから設定すれ
ば、店舗発信状態フラグは条件判定(通知拒絶判定は除
く)に関わらずon/off設定でき、その設定は強制
発信フラグとして記録される。
【0069】図5に沿って、対象物抽出手段15が行う
一店舗毎の店舗発信状態フラグの処理フローを説明す
る。まず、店舗情報テーブルに記録される通知拒絶回数
がサービスセンター1の設定した回数に達していないか
を判断する(S501)。もし、その設定回数に達して
いた場合は、その店舗ファイルを店舗DBとは異なる別
DB(例えば問題店舗を管理するDB)へ移動し、この
店舗DBから削除する(S502)。店舗DBから削除
することで、これ以降、無駄なフラグ判定処理の実行を
避けることができる。
【0070】通知拒絶回数に達していない店舗ファイル
については、次に強制発信フラグがoffになっている
かを判定する(S503)。もしこの強制発信フラグが
onになっていれば、以降の判定処理を行わず直接S5
08へと進み店舗発信フラグをonに設定する。
【0071】強制発信フラグがoffであれば、移動
(営業)時間内かを判定する(S504)。時間外の場
合は、S509へ進み店舗発信フラグをoffに設定す
る。
【0072】時間内と判定すると、次に、固定店舗か移
動店舗かを判定する(S505)。固定店舗ならば、以
降の判定処理は行わずS508へ進み、店舗発信フラグ
をonに設定する。移動店舗ならば、さらに移動(営
業)範囲が設定済みか(S506)、現在位置が移動
(営業)範囲内か(S507)を判断し合致すれば、店
舗発信フラグを「on」に設定する(S508)。そし
て移動店舗の内、S506〜S507の条件に合致しな
ければ、S509へ進み店舗発信フラグをoffに設定
する。この処理フローを一定時間間隔で全店舗ファイル
に対して実施することになる。
【0073】図6に、ユーザに対する一連のメール配信
処理のフローチャートを示す。
【0074】まず、対象物抽出手段15がユーザ情報記
憶部13から一ユーザファイルを取得し(S601)、
ユーザ待ち受け状態フラグを参照する(S602)。待
ち受け状態フラグがonであれば、ユーザe-mail、店舗
選択基点、店舗選択基準範囲、希望店舗種類、希望店舗
形態、利用履歴、通知拒絶といった各種ユーザ設定デー
タを作業メモリへ読み込む(S603)。待ち受け状態
フラグがoffであれば、S601に戻って次のユーザ
ファイルを取得しにいくことになる。
【0075】次に、対象物情報記憶部14から一店舗フ
ァイルを読み込み(S604)、店舗発信状態フラグが
onか否かを参照する(S605)。onであれば、ユ
ーザファイルの通知拒絶に当店舗が含まれないかを参照
する(S606)。通知拒絶項目に含まれない場合は、
希望店舗形態(移動店/固定店/両方)に合致するか判
断する(S607)。移動店選択の場合は移動店のみ、
固定店選択の場合は固定店のみ、両方の場合は移動店固
定店の双方とも以降の判定処理へ持ち込まれる。
【0076】次に当店舗の店舗種類がユーザファイルの
希望店舗種類、あるいは、希望店舗名に合致するかを判
断する(S608)。これまでのS605〜S608の
判定に合致しない場合は、S604へと戻り新たに次の
店舗ファイルを取得し、いままでの判定を繰り返すこと
になる。
【0077】S605〜S608の判定に合致する店舗
は、その店舗が固定店か移動店かを判別し(S60
9)、固定店舗ならば、その現在地(あるいは登録住
所)が、ユーザの店舗選択基点(希望地点/携帯電話位
置)を中心とする選択基準範囲(標準範囲/広範囲)あ
るいはユーザの希望範囲内に存在するかを判定する(S
610)。
【0078】店舗種類が移動店舗であれば、その店舗の
移動範囲が、ユーザの選択基準範囲に重複するか範囲判
定する(S611)。そして、当条件に該当する移動店
舗について、ユーザの店舗選択基点(希望地点/携帯電
話位置)と店舗の位置関係に基づいた接近判定を行う
(S612)。
【0079】S610〜S612の判定に合致しないも
のについては、S604に戻って次の店舗ファイルを取
得する。
【0080】S610〜S612の判定に合致した店舗
については、店舗識別番号・店舗名・現在位置・移動ル
ート・商品情報ファイル・利用実績回数を作業エリアに
読み込み蓄積する。同作業エリアでは、ユーザの利用履
歴および店舗の利用実績回数より、店舗毎の情報の順位
付けを行う(S613)。
【0081】その後、全店舗のファイルについて判定し
たかを判断する(S614)。全店舗の判定が終了して
いなければ、継続して、S604に戻って、次店舗のフ
ァイルについてもS605以降の処理を行う。S614
で全店舗判定を終了したと判断した時点で、作業メモリ
に読み込まれてあったデータから情報発信手段16が最
終的にメッセージ文を作成し(S615)、そのメール
を情報検索装置2へ発信する(S616)。
【0082】メッセージ文は、各店舗毎にメールを作成
しても良いし、あるいは、全店舗を判定した結果を一件
のメールにまとめるのも良い。
【0083】そして、以上の処理を全てのユーザファイ
ルに対して実施すれば終了になるし、そうでなければ、
次のユーザファイルを読み込み処理を繰り返すことにな
る(S617)。
【0084】図7は、ユーザの携帯電話画面に表示され
た店舗毎のメール文の例である。メール文中の最後に、
ユーザが店舗利用予約の旨を伝えるための予約通知メー
ル返信ボタン(図7では「利用希望通知はこちら」の
「こちら」)、および、今後受信した店舗の通知不要の
旨を伝えるための通知拒絶通知メール返信ボタン(図7
では「今後富士通ラーメン通知不要ならこちら」の「こ
ちら」)が用意されている。ユーザは、自分の意志に応
じてメール返信ボタンを選択し、サービスセンター1へ
返信する。これらの返信ボタンは、メッセージ文に埋め
込まれたmailtoリンクや専用urlであり、押下すると、
メーラーや返信用WWW画面が開かれ、そこへユーザ
は、返信メッセージを書き込んで返信する。
【0085】図7の「青葉町1丁目を西から東へ移動
中」とある移動ルート部分については、店舗情報テーブ
ルの現在位置に記録される過去および現時点の位置情報
に基づき地理的な住所へ変換することで表示される。ま
た、このような表示は、ユーザが店舗選択基準範囲を
「標準範囲」あるいは「希望範囲」に設定している場合
であり、「広範囲」の場合なら、例えば「標準範囲内に
はいませんが、あなたが設定した位置から2キロエリア
内にやってきています。」といったメッセージに入れ替
える。
【0086】複数店舗の情報を一件のメールで発信する
場合は、当該ユーザのユーザ情報ファイルの店舗利用履
歴を参照し、該ユーザの利用回数の多い店舗順に、ある
いは、店舗情報ファイルの利用実績回数を参照して、そ
の多い店舗順に順序を並べ変える。
【0087】また、各店舗毎のメール作成の場合でも、
利用回数の多い順に発信する、あるいは利用回数に応じ
てタイトル名に変化つけるなど、利用回数を反映した発
信方法を実施する。
【0088】さらに、サービスセンター1は、発信情報
内容をメールではなく、音声変換したり、WWW画面へ
出力してもよい。
【0089】図8は、ユーザの予約通知または通知拒絶
の受付処理フローを示す。
【0090】ユーザは、サービスセンター1から発信さ
れた情報から、予約通知を送るべき店舗を各店舗毎のma
iltoリンクや専用urlを押下し、起動したメーラーや返
信用WWW画面に、返信メッセージを書き込み発信する
(S801)。
【0091】発信されたメールは、利用意向登録部17
によりサービスセンター1が受信し(S802)、予約
通知か通知拒絶か判別し(S803)、予約通知なら
ば、ユーザ情報記憶部13の該当ユーザファイルの利用
履歴に予約通知した店舗を追加するとともに(S80
4)、対象物情報記憶部14の該当店舗ファイルに利用
実績を追加する(S805)。店舗の利用実績は、単に
利用数を1カウント増加させたり、あるいは、ユーザ識
別番号を記憶しておき、ユーザの利用回数を添えてユー
ザメールを店舗へ発信したり、あるいは、将来のダイレ
クトマーケティングデータとして活用してもよい。
【0092】利用意向登録部17は、予約通知を各記憶
部に保存したあと、店舗側の情報発信装置3へユーザの
メールを通知する(S806)。
【0093】別の実施形態としては、直接ユーザから店
舗へメールを送り、メールセンター1へ同報してもよ
い。
【0094】S803の判定が通知拒絶ならば、ユーザ
情報記憶部13の該当ユーザファイルの通知拒絶に該当
店舗を追加するとともに(S807)、対象物情報記憶
部14の該当店舗ファイルの通知拒絶回数を1カウント
追加する(S808)。そして、店舗へは、ユーザのメ
ールではなく、通知拒絶が登録された旨とユーザへの情
報提供が不可能となる通知拒絶回数までの残余回数、さ
らに、ユーザからコメントがあればそれも付加してメッ
セージ文を作成して警告メールを発信する(S80
9)。
【0095】図6のS612において、通知候補となる
移動店舗がユーザの希望地点あるいは携帯電話現在位置
へ接近しているか否かを判定する方法として、制限範囲
内存在判定、簡易接近判定、近似接近判定、経路予測接
近判定、接近速度判定、前方存在判定、などを用いるこ
とができる。以下、それぞれについて説明する。
【0096】図9は「制限範囲内存在判定」の例であ
る。移動店舗が店舗選択基準範囲の境界近くに位置する
場合、店舗はそのまま外側をかすめてユーザ位置には接
近しないことが考えられる。そのような不確実で利用価
値の低い情報提供を避けるために、任意に設定した割合
で店舗選択基準範囲を縮小した範囲を「メール配信開始
範囲」として設定する。そして、メール配信開始範囲に
店舗が進入した場合に、「接近中」と判断する。
【0097】店舗選択基準範囲が自動設定される場合
(標準範囲の場合)、その広さは、例えば、歩行者がゆ
っくり15分程度で到達できる距離(約900m)を一辺
の半分とする四辺形に設定するなど、ユーザが可能な歩
行距離を考慮することが重要である。図9では、店舗選
択基準範囲を表す四辺形の領域の各辺の80パーセント
の長さの辺で囲まれた領域を「メール配信開始範囲」と
設定している。この縮小割合はサービスセンター1が任
意に変更可能である。
【0098】図10は「簡易接近判定」の例である。こ
の判定方法は、店舗情報ファイルの現在位置に記録され
る過去一定時間の移動方向を判断する。この移動方向が
ユーザの希望地点あるいはユーザの携帯電話位置に接近
している場合に、「接近中」と判断する。
【0099】具体的には、希望地点あるいは携帯電話位
置をx座標y座標の原点(0)とした座標中に移動店舗
の過去および現在の位置をプロットする。そして、店舗
の現在と過去の位置座標を比較して、その絶対値の差が
x座標y座標共に減少しており、さらに、その減少度合
から推測される移動方向が中心点方向に対して左右一定
の角度内である時、「接近中」と判断する。
【0100】この角度は、サービスセンター1が任意設
定できるが、例えば、店舗の移動方向が、希望地点/現
地点に中心した歩行者がゆっくり5分で歩ける距離(約
300m)までの誤差を許すような角度設定にするなど、
実際のユーザ利用が可能な範囲を想定すべきである。
【0101】図11は「近似接近判定」の例である。こ
の判定方法は、候補店舗の移動方向により接近判断を行
う点では、前の「簡易接近判定」と同様だが、現在の時
点では、店舗位置がユーザの希望地点や現在位置を中心
とする一定範囲やユーザの希望範囲に存在しない。しか
し、その範囲より広い一定範囲内には存在し、かつ、店
舗選択基準範囲の中心点方向へ移動する店舗を接近と判
断する。
【0102】このような判定により、早い段階で目的の
移動店舗が店舗選択基準範囲に向かっていることをユー
ザは認識でき、必要な準備作業(例えば、荷物や灯油缶
を家の玄関まで出して置く)を予め進めることができ
る。
【0103】近似接近判定方法は、当接近判定以前に判
断される範囲判定の基準が、通常の標準範囲よりもさら
に広い一定範囲となる。これは、図2ユーザ情報テーブ
ルの店舗選択基準範囲項目で「03(広範囲)」が選択さ
れることで、当判定方法が採用されることとなる。「広
範囲」の大きさは、多くの移動店舗が自動車であること
を考慮して、例えば、都心部なら自動車が10分程度で基
準基点に到達する距離(約5km)を一辺の半分とする四
辺形に設定することが想定できる。但し、渋滞状況や道
路の複雑さに応じて、地域ごとにその設定度合いを変化
させることもあり得るであろう。
【0104】図12は「経路予測接近判定」の例であ
る。当判定方法も、店舗選択基準範囲が「広範囲」を選
択されている場合に採用される。店舗位置がユーザの希
望地点や現在位置を中心とする一定範囲、あるいは、ユ
ーザの希望範囲には存在しないが、移動する店舗の距離
や座標の変化から経路を予測し、特定時間後にその希望
地点や現在位置を中心にした一定距離の範囲以内に接近
すると予想された店舗を、接近と判定する。図12の場
合は、10分後に希望地点あるいは携帯電話位置から3
00メートル以内に接近すると予測された店舗を「接近
中」とする。
【0105】図13は「接近速度判定」の例である。希
望地点あるいはユーザ現在地点方向へ移動している店舗
の内、さらに、一定以上の速度で急速に接近している店
舗を絞り込む。但し、「経路予測接近判定」とは異な
り、例え急速に接近していても、一定時間内に中心点付
近の一定範囲までには近づかない店舗も選択される。そ
の接近速度基準はサービスセンター1によって任意に設
定される。
【0106】図14は「前方存在判定」の例である。こ
れは、ユーザの移動する方向を判断し、その移動方向を
基準にして任意に設定した角度内に存在する店舗を選択
するものである。こうすることで、一定時間毎のユーザ
の移動方向をサービスセンター1が認識するので、ユー
ザは予め目的地を設定する必要がなく、気ままに移動方
向を変えて散策しながらも、自分が現在移動中の前方情
報を常に受信することが可能となる。
【0107】上記の各種接近判定は、それぞれ組み合わ
せて利用することも可能である。例えば、「前方存在判
定」と「制限範囲内存在判定」を組み合わせて判定すれ
ば、進行方向の左右一定角度内に存在し、かつ、標準範
囲より狭いメール配信開始範囲内に存在する店舗を選択
できる。あるいは、「近似接近判定」と「接近速度判
定」を組合せれば、通常よりは広い一定範囲内に存在
し、かつ、一定速度以上で中心点に向かって移動してい
る店舗を選択できる。
【0108】以上、本発明にかかる接近情報通知システ
ムについて、ユーザが利用希望する店舗の接近情報通知
を例に実施例を説明したが、当システムは、当実施例に
限られるものではない。
【0109】例えば、店舗同士が互いの接近を回避する
ための接近情報通知も想定できる。同一店舗種類に登録
される他の固定/移動店舗の位置をサービスセンター1
から受信し、同業他店と営業エリアが重ならないように
することで、お互いが顧客を食い合わないようにする。
この場合、各店舗が移動範囲を登録する際に、同業他店
が重複して存在すればその旨を通知したり、あるいは、
現在の営業地点を中心とする一定範囲に同業他店が接近
してきた際にサービスセンター1から自動発信させるよ
うにする。
【0110】また例えば、各種人物検索システムが想定
できる。設定するユーザ情報に自らの趣味趣向や得意な
スキルを入力しておき、対象物の希望条件に同種の趣味
趣向や知りたい情報に関してスキルを設定すれば、希望
範囲あるいは自分の現在位置付近にいる該当人物を紹介
する。この場合、第三者に自らのプロフィールを公開す
るかどうかプライバシー情報に関する設定が必要となる
であろう。
【0111】さらに、遠地へ旅行する途中で、ある一定
距離以内で同じ方向へ進行している人物、あるいは、同
じ目的地へ向かおうとする人物を通知するようなサービ
スも想定できる。この場合、対象物の移動方向判定の設
定を、ユーザに接近するのではなく、ユーザの進行方向
と同じ方向へ移動する対象物を選択するような設定が必
要となる。
【0112】また、本実施例は携帯電話を例にしたが、
情報検索装置がPDA(パーソナル・デジタル・アシス
タント)やノートパソコンなどの携帯端末でもよい。こ
の場合、携帯電話に比較して画面が大きいため、メール
よりもWWWブラウザを利用した情報提供に重点が置い
たサービスを用いると良い。
【0113】また、街頭やコンビニエンスストアに設置
された端末でもよい。この場合は、情報検索装置は固定
であるため、位置信号受発信部31は必要なく、最初に
住所を設定するだけで接近情報通知を得られる。 (付記1)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知方法において、その範囲内に移動体が位置すれ
ば通知を希望するような基準範囲をユーザから受信し、
該基準範囲をさらに縮小した通知範囲を設定し、該通知
範囲に該移動体が位置する時に該移動体の接近情報をユ
ーザに通知することを特徴とする接近情報通知方法。 (付記2)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知方法において、移動体の接近を判定する基準点
をユーザから受信し、該移動体が進行する移動方向を判
断し、該移動方向が前記基準点を中心とする所定範囲内
に到達するか否か予想し、到達すると予想される時に前
記移動体の接近情報をユーザに通知することを特徴とす
る接近情報通知方法。 (付記3)さらに前記移動体が所定時間内に前記所定範
囲に到達するのか予想することを特徴とする付記2記載
の接近情報通知方法。 (付記4)さらに前記移動体が所定速度以上で移動して
いるか否かを判定し、該判定結果が真である時に該移動
体の接近情報をユーザへ通知することを特徴とする付記
2記載の接近情報通知方法。 (付記5)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知方法において、ユーザが進行する移動方向を判
断し、該移動方向を中心軸とする左右所定角度内に移動
体が位置する時に該移動体の情報をユーザに通知するこ
とを特徴とする接近情報通知方法。 (付記6)接近する移動体情報を受信する接近情報通知
方法において、予め送信した移動体の接近判定の基準
点、あるいは、該当範囲内に該移動体が位置する時に通
知を受信するような基準範囲を判定基準にして発信され
た該移動体の接近情報を受信することを特徴とする接近
情報通知方法。 (付記7)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知方法において、その範囲内にユーザが位置すれ
ば通知を希望するような受信希望範囲を該ユーザから受
信し、該受信希望範囲にユーザが位置する時に移動体の
接近情報をユーザに通知することを特徴とする接近情報
通知方法。 (付記9)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知方法において、特定の移動体について情報受信
を以後拒絶する指示をユーザから受信し、該指示に基づ
いて、発信する接近情報の内容を変更することを特徴と
する接近情報通知方法。 (付記10)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知方法において、移動体の接近情報の通知を希望
する受信希望時間をユーザから受信し、該受信希望時間
内であれば、該移動体の接近情報を通知することを特徴
とする接近情報通知方法。 (付記11)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知方法において、その範囲内に移動体が位置すれ
ば接近情報の発信を希望するような発信希望範囲を該移
動体から受信し、該発信希望範囲に該移動体が位置する
時に該移動体の接近情報をユーザに通知することを特徴
とする接近情報通知方法。 (付記12)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知プログラムにおいて、その範囲内に移動体が位
置すれば通知を希望するような基準範囲をユーザから受
信するステップと、該基準範囲をさらに縮小した通知範
囲を設定するステップと、該通知範囲に該移動体が位置
する時に該移動体の接近情報をユーザに通知するステッ
プをコンピュータに実行させることを特徴とする接近情
報通知プログラム。 (付記13)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知プログラムにおいて、移動体の接近を判定する
基準点をユーザから受信するステップと、該移動体が進
行する移動方向を判断するステップと、該移動方向が前
記基準点を中心とする所定範囲内に到達するか否か予想
するステップと、到達すると予想される時に前記移動体
の接近情報をユーザに通知するステップをコンピュータ
に実行させることを特徴とする接近情報通知プログラ
ム。 (付記14)接近する移動体情報をユーザへ通知する接近
情報通知プログラムにおいて、ユーザが進行する移動方
向を判断するステップと、該移動方向を中心軸とする左
右所定角度内に移動体が位置する時に該移動体の情報を
前記ユーザに通知するステップをコンピュータに実行さ
せることを特徴とする接近情報通知プログラム。
【0114】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる接近情報
通知システムによれば、移動対象物や利用者の移動方向
や速度を判断することで、従来の情報提供サービスでは
実現できない利用可能性の高い対象物接近情報を通知す
ることが可能となる。
【0115】また、検索対象物を選択すべき基準となる
地理的範囲を、サービス利用者が希望する範囲、あるい
は、希望する地点を中心とする一定の範囲、または、ユ
ーザの現在位置を中心とする一定の範囲、のいずれかに
サービス利用者自身が選択設定することができるため、
ユーザニーズにきめ細かく対応できる。
【0116】また、利用希望や通知拒絶などの利用者意
向を反映した接近情報通知サービスを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接近情報通知システムの原理的な構成
例を示す図である。
【図2】会員毎に管理される会員情報テーブルを示す図
である。
【図3】ユーザ待ち受け状態フラグの判定処理フローを
示す図である。
【図4】店舗毎に管理される店舗情報テーブルを例示す
る図である。
【図5】店舗発信状態フラグの判定処理フローを示す図
である。
【図6】メール配信処理フローを示す図である。
【図7】サービスセンターが発信する接近通知メールの
例である。
【図8】ユーザの予約通知または通知拒絶の受付処理を
示す図である。
【図9】「制限範囲内存在判定」を示す図である。
【図10】「簡易接近判定」を示す図である。
【図11】「近似接近判定」を示す図である。
【図12】「経路予測接近判定」を示す図である。
【図13】「接近速度判定」を示す図である。
【図14】「前方存在判定」を示す図である。
【符号の説明】
1 サービスセンター 2 情報検索装置 3 情報発信装置 4 位置捕捉装置 11、21、31 位置信号受発信部 12 設定情報受信部 13 ユーザ情報記憶部 14 対象物情報記憶部 15 対象物抽出手段 16 情報発信手段 17 利用意向登録手段 22、23 通信部 41 位置信号捕捉部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/487 3/487 11/08 11/08 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5K015 AB00 GA02 GA06 5K024 AA76 AA77 CC11 GG10 5K067 AA21 DD53 EE02 EE12 FF02 FF23 GG01 HH22 HH23 JJ52 JJ56 5K101 KK16 LL12 MM07 NN21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接近する移動体情報をユーザへ通知する
    接近情報通知方法において、その範囲内に移動体が位置
    すれば通知を希望するような基準範囲をユーザから受信
    し、該基準範囲をさらに縮小した通知範囲を設定し、該
    通知範囲に該移動体が位置する時に該移動体の接近情報
    をユーザに通知することを特徴とする接近情報通知方
    法。
  2. 【請求項2】 接近する移動体情報をユーザへ通知する
    接近情報通知方法において、移動体の接近を判定する基
    準点をユーザから受信し、該移動体が進行する移動方向
    を判断し、該移動方向が前記基準点を中心とする所定範
    囲内に到達するか否か予想し、到達すると予想される時
    に前記移動体の接近情報をユーザに通知することを特徴
    とする接近情報通知方法。
  3. 【請求項3】 接近する移動体情報をユーザへ通知する
    接近情報通知方法において、ユーザが進行する移動方向
    を判断し、該移動方向を中心軸とする左右所定角度内に
    移動体が位置する時に該移動体の情報をユーザに通知す
    ることを特徴とする接近情報通知方法。
  4. 【請求項4】 接近する移動体情報を受信する接近情報
    通知方法において、ユーザが予め送信した移動体の接近
    判定のための基準点、あるいは、該当範囲内に該移動体
    が位置する時に通知を受信するような基準範囲を判定基
    準として、該基準に該当する該移動体の接近情報を該ユ
    ーザが受信することを特徴とする接近情報通知方法。
  5. 【請求項5】 接近する移動体情報を受信する接近情報
    通知方法において、その範囲内にユーザが位置すれば通
    知を希望するような受信希望範囲を予めユーザが送信
    し、該受信希望範囲に該ユーザが位置する時に移動体の
    接近情報を該ユーザが受信することを特徴とする接近情
    報通知方法。
  6. 【請求項6】 接近する移動体情報を受信する接近情報
    通知方法において、移動体の接近情報の通知を希望する
    受信希望時間を予めユーザが送信し、該受信希望時間内
    であれば、該移動体の接近情報を該ユーザが受信するこ
    とを特徴とする接近情報通知方法。
  7. 【請求項7】 接近する移動体情報をユーザへ通知する
    接近情報通知方法において、その範囲内に移動体が位置
    すれば接近情報の発信を希望するような発信希望範囲を
    該移動体から受信し、該発信希望範囲に該移動体が位置
    する時に該移動体の接近情報をユーザに通知することを
    特徴とする接近情報通知方法。
  8. 【請求項8】 接近する移動体情報をユーザへ通知する
    接近情報通知プログラムにおいて、その範囲内に移動体
    が位置すれば通知を希望するような基準範囲をユーザか
    ら受信するステップと、該基準範囲をさらに縮小した通
    知範囲を設定するステップと、該通知範囲に該移動体が
    位置する時に該移動体の接近情報をユーザに通知するス
    テップをコンピュータに実行させることを特徴とする接
    近情報通知プログラム。
  9. 【請求項9】 接近する移動体情報をユーザへ通知する
    接近情報通知プログラムにおいて、移動体の接近を判定
    する基準点をユーザから受信するステップと、該移動体
    が進行する移動方向を判断するステップと、該移動方向
    が前記基準点を中心とする所定範囲内に到達するか否か
    予想するステップと、到達すると予想される時に前記移
    動体の接近情報をユーザに通知するステップをコンピュ
    ータに実行させることを特徴とする接近情報通知プログ
    ラム。
  10. 【請求項10】 接近する移動体情報をユーザへ通知する
    接近情報通知プログラムにおいて、ユーザが進行する移
    動方向を判断するステップと、該移動方向を中心軸とす
    る左右所定角度内に移動体が位置する時に該移動体の情
    報を前記ユーザに通知するステップをコンピュータに実
    行させることを特徴とする接近情報通知プログラム。
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