JP4505465B2 - サービス情報提供方法 - Google Patents
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Description
さらに、店舗が店舗自身の広告等の情報を発信する場合、店舗は、管理者が定める方法に沿って、管理者又は管理者のサーバシステムに情報を提供する。この一方、通常、管理者は、広告料として、店舗から広告料金を徴収する。
特許文献1記載の案内情報提示装置は、経路等の案内情報を提供するものであって、推薦する観光コースやデートコース等の様々な経路情報と、その付加情報とを、ネットワークや電子メディアを介して配信する。これにより、誰もがいつでもどこでも利用可能な道案内サービスが実現される。
また、特許文献4には、特許文献3記載の情報提供サービスシステムにおける携帯端末が記載されている。ユーザが携帯端末を例えば建物9階に向けて測位ボタンを押下すると、携帯端末は、携帯端末自身の位置情報(緯度,経度,高度,方位および傾斜角度等)を測定し、測定した位置情報をサーバシステムに送信する。また、携帯端末は、サーバシステムにて検索された複数のサービス情報を得ることができる。
特許文献6記載の空間情報サービス用のサーバ装置は、現実物理空間に仮想的に登録した情報バルーンを用いることにより、携帯端末において、より人間感覚に近いアナログ的な操作で情報の検索,参照が行なえるとともに、より少ない情報バルーンにより不特定多数のユーザに対して情報を提供するものである。
特許文献8記載のプッシュ配信サービス提供システムは、携帯端末が、携帯端末自身の周囲に存在する複数のプッシュ配信エリアに入ったことを自ら予測するものである。これにより、測位回数を削減できるだけでなく、測位時にかかるネットワーク負荷の軽減、および測位サーバにかかる負荷の軽減、そして連続測位で要するパケット料金の軽減等が可能になる。
このように、情報提供サービスは多様化し、さらに進展している。
一方、近年、Webサイトによる情報発信および情報取得(情報収集)が多数行なわれている。特に、インターネットにおける掲示板サイトや投稿サイト等は、情報の提供者側と情報の取得者側とが双方向に、情報書き込みおよび情報取得が可能である。また、最近は、掲示板サイトおよび投稿サイトの機能が進展し、ブログ(Blog:ウェブログ[Weblog]の略称)と呼ばれるWebサイト増加している。なお、ブログという名称は、「Web」と「Log(日誌)」とを合わせた「Weblog」という語に由来する。
また、非特許文献2には、GPS携帯電話を用いて位置情報付きのブログを登録するサービスが記載されている。このサービスは、ユーザが、携帯メールの本文に、測位した位置情報を添付して投稿することにより、自動的に場所の地図へのリンクがブログ上にアイコンで表示されるものである。これにより、既に登録された記事と場所とを紐付けることができる。
宮川達彦,伊藤直也 「BLOG HACKS(R) プロが教えるテクニック&ツール100選」,O'REILLY(R) NTTデータ 「「Doblog」でGPS携帯使ったサービスを実験」 HTTP://japan.internet.com
さらに、情報へのアクセス手法にも課題がある。
具体的には、携帯端末の基地局を用いた位置情報は、カバー範囲が広いので、どこでも使用できる。この半面、一つのエリアが大きいため、ユーザが立つ場所の近くの情報も遠く離れた場所の情報も同様に携帯端末に提供されるので、その情報の場所を示す別の方法が必要となる。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、サービス情報提供システムにおいて、ユーザが立つ場所にて視界内のビル等のサービス情報を容易に取得でき、かつその場所において、同一のアクセスポイントを利用して、他の場所又は位置にて提供されるサービス情報を取得でき、さらに、アクセス制限や効率的なハードウェア使用を可能とする、情報提供サービスシステム,同システムにおけるユーザ端末および同システムにおける空間情報サーバ並びに同システムにおけるサービス情報提供方法を提供することを目的とする。
また、空間情報サーバアドレス登録部が、データベースに保持されたアクセス権限に関する情報に基づいて、空間情報サーバのアドレスを登録するように構成されたり、第1バルーンエントリの更新を通知するアドレスとして、空間情報サーバのアドレスを登録するように構成されてもよい。
そして、第1ブログサイトは、第1ブログサイト自身の機能を、プラグインを用いて追加,削減できるように構成することができる。
また、本発明のユーザ端末は、ユーザ端末の位置情報を測位する測位部と、位置情報と検索範囲情報からなる複数のバルーン定義情報からなるバルーンデータを保持するバルーンデータ保持部と、バルーンデータ保持部に保持されたバルーンデータについて、更新の要否を判定する更新判定部と、更新判定部の判定結果に基づいて、バルーンデータ保持部に保持されたバルーンデータを更新する更新部とをそなえて構成されているので、情報を相互参照できるブログエントリによって、多数のサービス情報が自動的に収集され、自動収集されたサービス情報を、携帯端末は、場所の移動をともなわずに取得できる。
(i)バルーンデータに付与された名称又は名称の一部を検索タグとしてデータベースを検索し、名称又は名称の一部を含む名称を付与されたサービス情報を検索する。
(ii)検索されたバルーンデータに定義された位置情報と検索範囲とを検索タグとしてデータベースを検索し、検索して得た検索済みバルーンデータを用いて検索済みバルーンデータと地理的に近い位置のバルーンデータをさらに検索する。
(iii)ユーザ端末の位置情報として、ユーザ端末に設けられた位置情報取得手段によって測位された測位情報を用いて検索する。
さらに、データベースは、次の(iv)〜(ix)に示すように構成することができる。
(iv)複数の3次元空間範囲情報として、ユーザ端末の位置情報および検索範囲情報を含むバルーン定義情報からなるバルーンデータを保持する。
(vi)複数の3次元空間範囲情報として、実3次元空間における目標物の緯度,経度,高度からなる位置情報と、バルーン径により表された検索範囲情報とをバルーン定義情報として保持する。
(viii)遠隔通信プロトコル又はメールによって取得したバルーンデータを保持する。
(ix)バルーン定義情報に存続期間を設定して保持し、存続期間の経過後はバルーン定義データを消去する。
さらに、空間情報サーバは、データベースに保持されたバルーンデータへのアクセス権限を制限するユーザ管理部をそなえて構成されてもよく、また、バルーン登録するバルーン登録部をそなえ、バルーン登録部が、アクセス権限が制限されたアクセス制限付きバルーンデータを登録した登録ユーザと異なるユーザのアカウントを含む登録メッセージを第1ブログエントリに対して通知するように構成されてもよい。加えて、アクセス制限付きバルーンデータに対するユーザアカウントの登録要求についてバルーン登録ユーザの承認をメール送信するように構成されてもよい。さらに、データベースの検索により取得した1又は複数のバルーン定義情報をXML(Extensible Markup Language)形式をベースにした記述言語によりユーザ端末に対して送信するように構成することもできる。
また、本発明のサービス情報提供方法は、第1ユーザ端末が、実3次元空間に対応する複数の3次元空間範囲情報とサービス情報を得るための複数のアドレスとの各々が対応付けられた複数のバルーンデータを保持するデータベースに所望のバルーンデータを登録し、データベースにアクセスする空間情報サーバが、第1ユーザ端末が所有するブログサイトに、上記の情報提供サービスシステムにおけるサーバとの間で情報を相互参照可能なブログエントリを表す第1バルーンエントリを作成し、空間情報サーバが、データベースに第1バルーンエントリのアドレスを登録し、空間情報サーバが、第1バルーンエントリに空間情報サーバのアドレスを登録し、ユーザ端末が、第1バルーンエントリにアクセスして、サービス情報を取得するので、ユーザが立つ場所にて視界内のビル等のサービス情報を容易に取得でき、かつその場所において、同一のアクセスポイントを利用して、他の場所又は位置にて提供されるサービス情報を取得できる。
本発明が適用される情報提供サービスシステム(以下、単にシステムと略称する。)の主な情報提供サービスは、第1に、携帯端末,携帯電話機,PDA(Personal Digital Assistants)等の移動可能なユーザ端末に対し、例えばユーザが立つ場所の近辺にあるデパートのレストランのメニュー等の情報(サービス情報)を提供するサービスである。また、第2のサービスは、携帯端末を用いて、デパートの各階に入居している店舗の名称,評判や、商品の案内等、そのデパートに関する情報であって自動的に収集された多数のユーザによる書き込み情報(場所に関する情報)の利用を提供するものである。この第2のサービスは、後述するブログによって「場所に関する情報」が自動的に多数収集され、ユーザは、ブログにより有益な情報を得られるようになっている。
本システムがユーザに対して提供する「サービスの種類」の例は、上記2種類のほかに、ブログの利用,プッシュ/プルを用いた広告,電話,インターネット接続,メール送受信およびニュース配信等である。さらに、「サービス情報」の例は、(i)企業広告や、店舗およびデパートの商品案内や、公共機関および交通機関の公共情報、(ii)地図表示又は地理案内、(iii)例えば静止画等のコンテンツ配信等を意味する。
さらに、サーバシステム54は本システム100の事業者のサーバを設け、インターネット53を介して携帯端末2,5等へのサービス情報の送信と、ブログサイト4等から「場所に関する情報」を収集して携帯端末2,5に対する送信とを行なうものである。また、サーバシステム54は、空間情報に関するデータを保持する以下に述べるバルーンデータベース7を有する空間情報サーバ1を設けている。
以下、3次元空間位置と、この3次元空間位置に関連付けたサービス情報とを保持するバルーンデータ(バブルデータ)について説明し、続けて、このバルーンデータを保持する空間情報サーバ1と、空間情報サーバ1に対して端末位置を送信する携帯端末2と、空間情報サーバ1にリンクし場所に関する情報が自動的に収集されるブログとのそれぞれについて詳述する。
このバルーンデータとバルーン定義情報とについて、図2〜図4を参照してさらに詳述する。
図2は空間における建物配置を模式的に示す図である。この図2に示す4種類の建物の位置は、いずれも、同一の経度を有し、異なる緯度を有する。例えば、Aビルは緯度A−1〜A+1の範囲に位置し、また、Bビル,Cスタジアム,Dタワーの中心位置は、それぞれ、緯度B,C,Dである。これらの緯度,経度の単位は、ともに、゜(度),'(分),"(秒)により表されている。
図3は本発明の一実施形態に係るバルーンデータの3次元空間範囲のイメージ(情報バルーン:以下、単にバルーンと呼ぶことがある。)を示す図であって、この図3に示す情報バルーン1〜17は、A〜Dの建物(図2)に相当するイメージを表している。換言すれば、情報バルーン1〜17は、いずれも、バルーンデータベースに構築された仮想空間を視覚的に表現したものである。これらの情報バルーン1〜17は、いずれも、物体の緯度,経度,高度およびバルーン径からなる3次元空間範囲情報と、各建物において提供される商品又はサービス等の情報とが対応付けられている。
そして、ユーザは、これらの情報バルーンに関連付けて保持されたサービス情報(例えばレストランのメニュー)を得るために、ユーザが立つ場所において、携帯端末2に設けられた操作部(例えば「位置情報測位ボタン」等)を押下して、GPS衛星90(図1)を用いて端末位置を測位する。そして、携帯端末2は、測位した端末位置をサーバシステム54に対して送信する。一方、サーバシステム54は、その端末位置を受信すると、次の図4に示すバルーンデータを検索し、受信した実位置情報(実空間における位置情報)に対応する仮想位置情報(仮想空間における位置情報)を取得する。
これにより、空間情報を保持するバルーンデータベースに基づいて、ユーザは、「あのビルの9階にどのような店舗があるか」や、「レストランのランチメニューは何か」等の実空間における直感的あるいはアナログ感覚で所望のサービス情報を取得できるのである。
最初に、携帯端末2について説明する。
図5は本発明の一実施形態に係る携帯端末2のブロック図である。この図5に示す携帯端末2は、(i)端末位置の測位機能と、(ii)ユーザが測位した端末位置を中心とする3次元実空間の領域(バルーン形状が球形の場合は半径)を情報バルーンとして定義してその領域データを空間情報サーバ1に送信する機能と、(iii)他のブログエントリ9のサマリ(情報サマリ)をブログサイト3より取得する機能とのそれぞれを有する。
図5に示す携帯端末2は、RF(Radio Frequency)モジュール40と、表示部42と、GPS受信機11と、GPS制御部12と、地理関数計算部13と、NVML(NaVigation Markup Language)データアクセス部14と、バルーンイベント管理部15と、保持部15aと、バルーン検索部16と、バルーン登録部17と、RSSリーダ18と、操作部41とをそなえて構成されている。
次に、GPS制御部12は、GPS受信機11の測位開始および測位停止等の測位に関する制御と、GPS受信機11が測位した端末位置の取得とを行なうものである。これらのGPS受信機11およびGPS制御部12が協働することにより、位置情報取得手段(11,12)として機能し、そして、空間情報サーバ1のバルーン検索部24は、携帯端末2の位置情報として、携帯端末2に設けられた位置情報取得手段(11,12)によって測位された測位情報を用いて検索するようになっている。
GPS制御部12の通信コマンドは、主に、GPS受信機11からのGGAデータの受信(データ取得)と、シリアル通信ポート200を開く通信開始と、シリアル通信ポート200を閉じる通信終了との種類があり、シリアル通信ポート200の周辺に内在するコマンドである。また、外部関数はこの通信コマンドを実現する手段である。この外部関数機能は、例えばバルーン登録部17が、ソフトウェアを用いて外部関数を実行又は起動する方法や、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェアの端子を駆動する方法を用いることができる。
通信開始および通信終了は、全体の処理のうちの最初と最後とだけにおいて行なわれ、また、バルーン登録部17と、バルーン検索部16と、バルーンイベント管理部15とが必要とするものは、データ取得だけである。
また、図5に示す操作部41は、ユーザが、位置情報測位,バルーン登録,バルーン検索等のコマンドを携帯端末2に実行させるための一種のユーザインターフェースであって、例えば「位置情報測位ボタン」,「バルーン登録ボタン」等のボタン,キィを設けてユーザが押下する方法や、あるいは、ユーザが表示部42に表示されるページをスクロールさせて「位置情報測位」,「バルーン登録」,「バルーン検索」等のコマンドが表示されたページにおいて、「位置情報測位」等のコマンドを選択実行させる方法等を用いることができる。なお、この操作部41の実現方法は一例であってこれらに限定されるものではない。
また、NVMLデータアクセス部14は、空間情報サーバ1からのNVML34を用いて記述されたバルーン定義情報(中心位置,範囲,バルーン名称等のバルーンデータの要素)について、記述言語を変換して出力するものである。空間情報サーバ1は、バルーンデータベース7の検索により取得した1又は複数のバルーン定義情報を、インターネット53におけるデータ記述言語としてデファクトスタンダードとされるXML形式をベースにしたNVML34によって、携帯端末2に対して送信する。このため、NVMLデータアクセス部14は、NVML34のデータ構造にしたがって、NVML34にのみ用いられる独自のボキャブラリ(文法)を処理するのである。
これにより、携帯端末2と空間情報サーバ1との間においては、バルーン定義情報が、NVMLフォーマットで取得される。また、NVML34を用いることにより、人の目でも確認できて可読性がよく変更に柔軟で、フィルタリングの加工が容易である等の点で、種々の端末ソフトウェアに適用しやすい。
バルーン登録部17は、ユーザによって設定されたバルーン定義情報(中心位置,範囲,バルーン名称等のバルーンデータの要素)を、空間情報サーバ1のバルーンデータベース7に登録する機能と、ブログサイト3にブログエントリ8を生成する機能とを有する。なお、GPS制御部12を用いて取得した端末位置は、バルーンの中心位置として用いることもできる。
これにより、プル又はプッシュ方法は、ユーザが特定の場所にいる場合において位置情報をサーバシステム54に対して送信する。プルによる場合、サーバシステム54は、受信した位置情報に対応するサービス情報を、サーバシステム54自身に設けたバルーンデータベース7から検索(プル)し、検索して得たサービス情報を携帯端末2に対して送信する。一方、プッシュによる場合、システム100が、特定の場所に携帯端末2が入ったことを検知して、ユーザが立つ場所に関するサービス情報の所在をバルーンデータベース7から検索し検索したサービス情報を自動的に携帯端末2に送信し、ユーザは、携帯端末2の表示部42を見てサービス情報が通知(プッシュ)される。
また、携帯端末2の移動に追随してサービス情報を提供するため、携帯端末2は、常時、取得した空間位置をシステム100側に送信している。そして、地理関数計算部13は、GPS衛星90から得た位置情報データをフォーマット変換し、RFモジュール40が、変換した位置情報データをサーバシステム54に対して送信する。
次に、図1に示すサーバシステム54について図5を参照して説明する。
図5に示すサーバシステム54は、3次元空間における物体(例えば建物,建物の各フロア,看板等現実に存在する物又は空間を移動する物)又は所望空間の緯度,経度,高度および後述するバルーン径(バブル径)からなる複数の3次元実空間範囲情報占有情報(空間範囲情報又は空間領域情報)と、各物体に関連付けられたアドレス(URL[Uniform Resource Locator:ユニフォーム・リソース・ロケータ])とのそれぞれが対応付けられた複数のバルーンデータを保持するサーバを含むものである。ここで、URLは、各3次元実空間範囲情報を識別する識別子、又はサービス情報を得るためのアドレスとして機能している。また、サーバシステム54は、所望空間の空間占有情報と、その所望空間に関連付けたい各種情報又はその各種情報に関連するURLとが対応付けられたバルーンデータをも含むことができる。
次に、空間情報サーバ1は、実3次元空間に対応する複数の3次元空間範囲情報と、サービス情報を得るための複数のアドレスとの各々が対応付けられた複数のバルーンデータを保持するバルーンデータベース7にアクセスするものであって、携帯端末2,5と、ブログサイト3と、他の空間情報サーバ6とのそれぞれと接続されている。この空間情報サーバ1は、入出力部26aと、バルーン登録部26と、バルーン検索部24と、ユーザ登録部20と、メールアドレス管理部(メールGW[Gate Way])20aと、検索拡張処理部(検索拡張機能)22と、形式変換部19と、エントリ更新検出部25と、バルーン状態管理部23と、ユーザ管理部21と、バルーンデータベース(データベース,空間情報データベース:DB[Database])7とをそなえて構成されている。
バルーン登録部26は、携帯端末2のバルーン登録部17からのバルーン定義情報を受信しバルーンデータベース7に登録するとともに、ブログサイト3に対して投稿APIを通知してブログサイト3にブログエントリ8を生成するものであって、ブログサイト3にブログエントリ8を作成する第1バルーンエントリ作成部と、第1バルーンエントリ作成部にて作成された第1ブログサイトの第1バルーンエントリに、空間情報サーバ1のアドレスを登録する空間情報サーバアドレス登録部と、バルーンデータベース7に、第1バルーンエントリ作成部にて作成された第1ブログサイトの第1バルーンエントリのアドレスを登録する第1バルーンエントリアドレス登録部とをそなえて構成されている。
ここで、バルーン検索部24の検索方法について具体的に詳述すると、バルーン検索部24は、(i)バルーンデータに付与された名称又は名称の一部を検索タグとしてバルーンデータベース7を検索し、名称又は名称の一部を含む名称を付与されたサービス情報を検索するようにもでき、また、(ii)検索されたバルーンデータに定義された位置情報と検索範囲とを検索タグとしてバルーンデータベース7を検索し、この検索して得た検索済みバルーンデータを用いて検索済みバルーンデータと地理的に近い位置のバルーンデータをさらに検索するようにもできる。
メールアドレス管理部20aは、バルーン登録およびバルーン検索の各情報サービスを利用できる登録ユーザのメールアドレスを保持し、また、登録ユーザに対してバルーン登録およびバルーン検索のための実行処理を行なうものであって、メールアドレスの管理機能を有する。具体的には、メールアドレス管理部20aは、登録ユーザに対して、バルーン登録およびバルーン検索の両方(又はいずれか一方)の情報サービスを提供するためのアカウントを付与し、このアカウント毎に、メールアドレスを生成し生成したメールアドレスをメモリ(図示省略)に保持する。
そして、ユーザ管理部21は、バルーンデータベース7に保持されたバルーンデータへのアクセス権限を制限するものであり、以下に述べるバルーン登録部26に対して、例えばブログサイト3のID,ブログサイト3のユーザ名,ブログサイト3のパスワード等のブログエントリ8を生成するための権限に関するユーザ情報を通知する。そして、バルーン登録部26は、ユーザ管理部21からユーザ情報を取得し、ブログサイト3にブログエントリ8を生成できる。
次に、バルーンデータベース7は、空間情報サーバ1に設けられたデータベースであって、ブログエントリ9にリンクされたバルーン定義情報を要素とするバルーンデータを保持するものである。バルーン定義情報の項目は、中心座標,範囲(バルーン径等),バルーン名称,カテゴリ,存続期間,リンクされているブログエントリ9のURLおよび同一場所のバルーンが存在する他の空間情報サーバ6のバルーン検索部(図示省略)のURL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)又はURI(ユニフォーム・リソース・アイデンティファイア)等である。なお、空間情報サーバ1がアクセスするバルーンデータベース7は、空間情報サーバ1自身に一体化させて設けたり、サーバシステム54内において空間情報サーバ1と別個に設けたり、あるいは、インターネット53のいずれかのところに設けてもよい。
バルーンデータベース7は、(i)複数の3次元空間範囲情報として、ユーザ端末の位置情報および検索範囲情報を含むバルーン定義情報からなるバルーンデータを保持したり、(ii)複数の3次元空間範囲情報として、実3次元空間におけるユーザ端末の緯度,経度,高度からなる位置情報と、バルーン径により表された検索範囲情報とをバルーン定義情報として保持したり、(iii)複数の3次元空間範囲情報として、実3次元空間における目標物の緯度,経度,高度からなる位置情報と、バルーン径により表された検索範囲情報とをバルーン定義情報として保持することができる。
また、バルーンデータベース7は、バルーン定義情報に存続期間を設定して保持し、存続期間の経過後はバルーン定義データを消去し、これにより、ユーザは、常時、新しい情報を取得できる。
そして、バルーンデータベース7にアクセスする空間情報サーバ1が、携帯端末2が所有するブログサイト3に、システム100におけるサーバとの間で情報を相互参照可能なブログエントリを表すブログエントリ8を作成する。
そして、携帯端末2は、ブログエントリ8にアクセスして、サービス情報を取得する。
また、他のブログサイト36は、空間情報サーバ1の事業者と異なる事業者が運用するものであり、ブログサイト3のブログエントリ8とリンクされたブログエントリ37を有する。ブログエントリ37がブログエントリ8にトラックバックによって相互にリンクが生成された場合、空間情報サーバ1および空間情報サーバ6のいずれにおいても、リンク33によりエントリ更新検出機能によってブログエントリ8とブログエントリ37との更新がそれぞれ検出される。空間情報サーバ1はブログエントリ37を参照することにより、空間情報サーバ6のバルーン検索部(図示省略)のURLを取得しバルーンデータベース7に登録する。
これにより、システム100は、(i)バルーン定義情報がバルーンデータベ
ース7に登録され、このバルーンデータと位置情報とを用いて、携帯端末2がいる場所の周辺のバルーンを検出する機能を有し、(ii)商店街等の場所に付随する情報コンテンツに携帯端末2がアクセスするためのWebサイトとしてブログエントリ8を作成し、このブログエントリ8に自動的に集まる情報コンテンツを多数の携帯端末2が閲覧する機能を追加したものである。
さらに、ブログエントリ8,9のデータは、ブログサイト3,4のバルーンデータベースに保持され、そのバルーンデータベースにはさらにトラックバックを送信してきたユーザ名等が登録される。また、ブログエントリ8,9が作成されるときと同時に、携帯端末2がそのブログエントリ8,9にアクセスするためのHTML(Hyper Text Markup Language)や、ブログエントリ8,9のサマリを提供するRSSサマリが出力される。
ブログサイト3は、ユーザがバルーンにリンクして、バルーン定義空間領域に関する場所情報を収集するためのWebサイトであって、ブログエントリ8と、既存ブログシステム28と、空間情報プラグイン27とをそなえて構成されている。ブログサイト3は、ユーザが携帯端末2および空間情報サーバ1を用いてバルーンを登録する前に、予めユーザによって開設されている。
空間情報プラグイン27は、投稿API29や更新通知30を設けていないブログサイトに対して、空間情報サーバ1との連携に必要な機能を追加するためのものである。一般に、ブログサービスを提供するプロバイダやブログツールは、投稿API29や更新通知30を設けることが多いが、それらを設けていないブログサイトは、この空間情報プラグインを用いられる。
一方、他のブログサイト4は、ブログサイト3にブログエントリ8がリンクされているバルーンの定義する空間領域に関する場所情報をブログエントリ9としてもつユーザが開設しているブログサイトである。また、他のブログサイト4とブログサイト8との間は、トラックバックによって相互にリンクされている。
図6はトラックバックを説明するための図である。この図6に示すブログサイトA,Bは各々参照される側のユーザAと、参照する側のユーザBとが開設したものである。ここで、ユーザBがユーザAのブログサイトAに表示された記事又は話題に関心がある場合、ユーザBはその記事を引用し引用した記事に意見や感想等を付してブログサイトBに表示する。また、ユーザBは、ネットワークにおけるエチケットとして、ユーザAに対して、「ユーザBはブログサイトAに記載された記事を引用し、その記事についてユーザBのブログサイトBにおいてコメントしている。」旨を通知する(この通知はトラックバックPingと呼ばれる)。一方、ユーザAは、この通知を受信し承認すると、ユーザBのブログサイトBの記事に逆方向のリンクを設定する。なお、トラックバックされるユーザAは、トラックバックの通知に対して拒否を選択することもできる。
さらに、本システム100におけるトラックバックについて詳述する。
バルーンにリンクされたブログエントリ8がトラックバック32によって更新されると、更新通知30によって双方にリンクされた空間情報サーバ1に通知され、通知を受信した空間情報サーバ1は、トラックバック情報を用いて、空間情報サーバ1自身にリンクされたバルーンエントリ8に、トラックバックを用いてリンクされたバルーンエントリを参照できる。
次に、ブログサービス(ブログ利用を提供するサービス)について詳述する。
図8はRSSを説明するための図である。この図8に示すブログサイトAとブログサイトBとは各々ユーザAのブログサイトAとユーザBのブログサイトBとを表し、また、ニュースサイトAは、記事のヘッドラインを表示している。ここで、RSSは、ニュースサイトAが記事をニュースサイトA自身のブログに書き込み、その記事をXMLデータに変換しておく。そして、ユーザAは、ニュースサイトAやブログサイトB等に書き込みされた記事を引用し、ブログサイトAにその引用した記事を表示し、又はニュースサイトA等にリンク付けするようになっている。
メタデータとは、Webサイトについての情報を記述したデータである。例えば検索エンジン等は、多数のWebサイトから収集した情報データにメタデータを付与して記憶装置に保持する。これにより、ユーザは、不要な情報データを除去し的確な情報データを取得できる。
また、システム100が提供するサービス内容は、(i)ユーザが立つ場所を
、仮想空間におけるバルーン(仮想的な空間範囲を表す立体)を用いて定義できるようにし、(ii)誰でもが容易にユーザが立つ場所の位置情報を取得してバルーンおよびバルーンにリンクするブログエントリを作成できるようにし、そして、(iii)場所に依存した情報発信ポイントを自由に設置できるようにしている。ここで、その場所に関する情報を既に取得した他のユーザがいる場合は、システム100は、他のユーザの情報をブログエントリとして作成し、バルーンにリンクされたブログエントリにトラックバックを用いてリンクすることにより、その場所の情報を載せたブログエントリがバルーンに集まるようになる。
通常、ブログサービスにおいて、ブログエントリにコメント又はトラックバックが行なわれる場合、その旨がメール等により所有者に対してブログエントリが通知され、ブログサイトの所有者の判断によって、意に沿わないコメント又はトラックバックを避けることが可能になっている。
最初に、図9(a),図9(b)を参照して、空間情報サーバ1へのバルーン登録方法を説明する。図9(a),図9(b)はそれぞれ本発明の一実施形態に係る空間情報サーバ1へのバルーン登録方法を説明するための図であり、バルーン登録HTTP−POSTリクエストを用いた場合の一例が表示されている。
次に、図10(a),図10(b)を参照して空間情報サーバ1からのバルーン検索方法について説明する。
ブログツールおよびブログサービスは、異なるシステム間において連携するための多数の仕組みをそなえており、XML_RPCを用いて実装されている。このXML_RPCは、インターネット53上でリモートプロシジャコールを実行するためのプロトコルであり、メッセージはHTTP−POSTリクエストであり、そして、リクエストbodyはXMLである。結果もXML形式により返されるようになっている。
PIの新記事投稿のAPIであり、metaWeblog.newPostを例に示す。
投稿先ブログサイトのID(ブログID:ブログシステムによって割り当てられているID)と、ブログサイトに投稿するためのユーザ名と、パスワードと、投稿する記事の内容と、公開するか否か等とをパラメータとしてリクエストを発行する。ここで、投稿に成功すると、ブログシステムにより割り当てられた記事のIDがレスポンスとして返される。
図12(a),図12(b)はそれぞれ本発明の一実施形態に係る更新通知方法を説明するための図である。これらの図12(a),図12(b)にそれぞれ示す更新通知は、ブログサイト3の空間情報プラグインから空間情報サーバ1のエントリ更新検出部に対して送信されるものである。
次に、図13(a),図13(b)を参照してブログエントリのサマリの取得方法について説明する。
これにより、ブログエントリ8側から空間情報サーバ1を参照することが可能になるが、空間情報サーバ1に登録されているバルーンの地理的近傍に他の空間情報サーバ6に登録されているバルーンがあり、そのバルーンのブログエントリ37がバルーンエントリ8にトラックバックされた場合、更新通知によって空間情報サーバ1に通知される。更新通知を受けた空間情報サーバ1はトラックバックされたブログエントリを参照し、そこに記載された空間情報サーバ6のバルーン検索URLを取得し、バルーン定義情報に登録する。
空間情報サーバ1は、検索拡張機能部22によって、位置情報機能を持たない携帯端末5からもバルーン検索を可能にする。この携帯端末5は位置情報機能を持たないため、ユーザは自分のいる場所を表す名称を空間情報サーバ1に送信し、これを受信した空間情報サーバ1はバルーンデータベース7中を入力された名称を含む名称を持つバルーンを全て検索し、携帯端末5に送信する。
また、空間情報サーバ1はバルーンの登録時にバルーンの存続期間を設定し、バルーン状態管理部23を用いて期限が来た際に情報を消去することができる。これにより、空間情報サーバ1を使ってサービスを提供する事業者はバルーンの延命等を条件とした課金を行うことができる。
上記の図5における空間情報サーバ1,6等は、独立して設けられたものであるが、以下に述べる連結方法によって、いわば「数珠繋ぎ」状に連結可能である
図14(a)は本発明の一実施形態に係るブログサイトAと空間情報サーバAとの組み合わせであり、この状態において、図14(a)に示すブログサイトAおよび空間情報サーバAに、ブログサイトBおよび空間情報サーバBを連結したものが、図14(b)に表示されている。
そして、ブログサイトAに保持されたバルーンデータの3次元空間範囲情報に対応する実3次元空間に重複登録されたバルーンデータを保持するブログサイトBを設置する。
続いて、ブログエントリAとブログエントリBとが、ブログサイトAの空間情報サーバAとブログサイトBの空間情報サーバBとに対してそれぞれ更新通知する(「2」と付された部分参照)。
そして、空間情報サーバAと空間情報サーバBとが、空間情報サーバAのバルーンデータベースと空間情報サーバBのバルーンデータベースとにそれぞれバルーン検索URLとバルーン検索URLとを連結登録する(「4」と付された部分参照)。
次に、図15は本発明の一実施形態に係る2箇所のブログサイトの連結を説明するための図である。
ここで、空間情報サーバAと空間情報サーバBとが連結した状態において、さらに、バルーンエントリBと、上記の3次元空間範囲情報に対応する実3次元空間に重複して登録されたブログサイトCのバルーンエントリCとが相互にリンクする。
さらに、空間情報サーバBと空間情報サーバCとが、それぞれ、空間情報サーバBのバルーンデータベースと空間情報サーバCのバルーンデータベースとに、各々のバルーン検索URLと第2バルーン検索URLとを記録する。
次に、図16は本発明の一実施形態に係る3箇所のブログサイトの連結を説明するための図である。
ここで、空間情報サーバAと空間情報サーバBと空間情報サーバCとが連結した状態において、さらに、バルーンエントリAと、上記の3次元空間範囲情報に対応する実3次元空間に重複して登録されたブログサイトDのバルーンエントリDとが相互にリンクする。
そして、空間情報サーバAと空間情報サーバDとが、それぞれ、空間情報サーバAのバルーンデータベースと空間情報サーバDのバルーンデータベースとに、バルーン検索URLとバルーン検索URLとを記録する。
また、図17は本発明の一実施形態に係る連結された空間情報サーバA〜Dを検索する方法を説明するための図である。
この図17に示す空間情報サーバAと空間情報サーバBと空間情報サーバCと空間情報サーバDとが連結した状態において、携帯端末2が、空間情報サーバAから、バルーンエントリAのURLと空間情報サーバBおよび空間情報サーバCの各URLとを取得する。
このように、本システム100は、複数箇所の空間情報サーバA〜Dが連結され、携帯端末2は、空間情報サーバA〜Dのいずれのサーバにもアクセスできるようになり、携帯端末5が異なる事業者に加入している場合でも、サービス情報を提供できる。
図18は本発明の一実施形態に係るバルーンエントリの生成方法を説明するためのシーケンスを示す図である。この図18に示すA1〜A16はいずれも1個のメッセージ又は複数個のメッセージ群を表す。
ユーザは、携帯端末2に設けられた「バルーン登録ボタン」の押下や、表示部42に表示された「バルーン登録」を選択実行することにより、バルーン登録アプリケーションを起動させる(メッセージA1)。バルーン登録部17は、GPS制御部12に対して携帯端末2の位置情報の取得を依頼し(メッセージA2a)、GPS制御部12は、GPS受信機11に対してGPS情報の取得をNMEAフォーマットによって依頼する(メッセージA2b)。GPS受信機11は、携帯端末2の測位結果を、NMEAフォーマットによってGPS制御部12に通知し(メッセージA2c)、GPS制御部12は、測位結果をデータ変換し、緯度,経度等からなる携帯端末2の位置情報をバルーン登録部に対して通知する(メッセージA2d)。
携帯端末2がGPS11を用いて携帯端末2自身の位置を測定し、測定した端末位置を、検索範囲を指定するための検索範囲データとともに空間情報サーバ1に送信する。そして、空間情報サーバ1は、バルーンデータベース7に携帯端末2のバルーンを登録するとともに、ブログサイト3の投稿API29を用いてブログサイト3にブログエントリ8を作成し、また、バルーンデータベース7にブログエントリ8のURLを登録する。これに加えて、ブログエントリ8中には、空間情報サーバ1の検索URLを管理者が登録し、空間情報サーバ1とブログサイトとが相互にデータを参照できるようにされている。
ユーザは、携帯端末2の操作部41を用いて、バルーン検索部16のバルーン検索アプリケーションを起動させる(メッセージB1)。バルーン検索部16はバルーンイベント管理部15に対して、バルーンの自動検索の開始を通知すると(メッセージB2)、バルーンイベント管理部15は、以下に述べるメッセージB3a〜メッセージB3gからなる定期的実行ルーチンを開始する。
そして、携帯端末2のバルーンイベント管理部15は、取得したバルーンの内部に携帯端末2が入っているか、又は携帯端末2が取得したバルーンの外部に出ているかを判定する(メッセージB4)。ここで、バルーンイベント管理部15は、携帯端末2がバルーン内部に入っていることを検出すると、バルーン検索部16に対して、バルーンに入っている旨を通知する(メッセージB5)。バルーン検索部16は、取得したバルーンデータからバルーンエントリを抽出し(メッセージB6a)、RSSリーダ18に対して、バルーンエントリURLを通知して起動させる(メッセージB6b)。RSSリーダ18は、ブログサイト3に対して、ブログエントリのサマリの取得を通知し(メッセージB7)、ブログサイト3は、RSSリーダ18に対して、サマリを送信する(メッセージB8)。そして、RSSリーダ18は、ブログエントリのサマリを表示部42に表示する(メッセージB9)。
次に、図20,図21をそれぞれ参照して、ユーザ登録前のアクセス制限およびユーザ登録の方法と、ユーザ登録後のアクセス制限およびユーザ登録の方法とについて説明する。これらの図20,図21に示すC1〜C33はいずれも1個のメッセージ又は複数個のメッセージ群を表す。
まず、ユーザCは、プル型の検索を行なうために、携帯端末2の操作部41を用いて携帯端末2のバルーン検索部16を起動させると(メッセージC1)、バルーン検索部16は、空間情報サーバ1のバルーン検索部24に対して、バルーン検索依頼を送信し(メッセージC2)、バルーン検索部24は、バルーンデータベース7を検索する。ここで、バルーン検索部24は、携帯端末2から検索依頼されたバルーンを検出すると(メッセージC3)、そのユーザCのアクセス制限について、アクセスが以前あったか、あるいは、ユーザアカウントがないかを判定する(メッセージC4)。バルーン検索部24は、バルーンエントリURLの代わりにユーザ登録URLを設定しバルーン検索結果を作成し(メッセージC5)、携帯端末2に対してバルーン検索結果を含む検索完了を通知する(メッセージC6)。
このように、ユーザ登録されていないユーザCが、検索依頼を空間情報サーバ1に対して送信したときに、空間情報サーバ1は、ユーザCについての登録処理を行なったうえでユーザCに対して、検索サービスを提供する。
まず、ユーザCは、プル型の検索を行なうために、携帯端末2の操作部41を用いて携帯端末2のバルーン検索部16を起動させると(メッセージC17)、バルーン検索部16は、空間情報サーバ1のバルーン検索部24に対して、バルーン検索依頼を送信し(メッセージC18)、バルーン検索部24は、バルーンデータベース7を検索して所望のバルーンを検出する(メッセージC19)。バルーン検索部24は、ユーザCのアクセス制限について、アクセスが以前あったか、あるいは、ユーザアカウントがあるかを判定する(メッセージC20)。ここで、ユーザアカウントがあると判定された場合、ユーザ管理者に対して、
ユーザ認証を依頼し(メッセージC21)、ユーザ管理部は、認証がOKの場合は、バルーン検索部24に対してOKを通知する(メッセージC22)。バルーン検索部24は、バルーン検索結果を作成しバルーンエントリURLを設定する(メッセージC23)。バルーン検索部24は、携帯端末2のバルーン検索部16に対して、バルーン検索結果がOKである旨を含む検索完了を通知し(メッセージC24)、バルーン検索部16は、RSSリーダ18を起動し(メッセージC25)、RSSリーダ18は、ブログサイト3のブログエントリにアクセスし、そのブログエントリに対してRSSサマリの取得を要求し(メッセージC26)、ブログサイト3が、この要求に対しサマリを取得できると、サマリを含む取得完了メッセージをRSSリーダ18に対して、通知する(メッセージC27)。
また、このように、空間情報サーバ1は、ユーザCについて登録と、登録後はユーザCのアクセス制限とユーザ認証とを行なう。
図22は本発明の一実施形態に係るバルーンエントリ更新監視方法を説明するためのシーケンスを示す図である。この図22に示すユーザXはバルーンの所有者であって、ユーザX自身の携帯端末2のウェブブラウザに対して、ユーザAのバルーンエントリを開く旨を通知する(メッセージD1)。ここで、ウェブブラウザは、ユーザAが所有するブログサイト3に対してユーザAについてのバルーンエントリを開く旨のメッセージを通知し(メッセージD2a)、ブログサイト3は、バルーンエントリを開くと、ユーザXのウェブブラウザに対して、ユーザAのバルーンエントリを含む完了通知を送信し(メッセージD2b)、ウェブブラウザは、ユーザAのバルーンエントリのトラックバックURLを取得する(メッセージD3)。ユーザXは、このURLを受信すると表示内容から所望のトラックバックを選択し(メッセージD4)、ウェブブラウザは、ユーザXのブログサイト36に対して、ユーザXによって選択されたトラックバックについての編集画面を開く旨を通知し(メッセージD5a)、ブログサイト36は、トラックバック編集画面を起動させると、完了通知をウェブブラウザに対して通知する(メッセージD5b)。ウェブブラウザは、この通知を受信すると、携帯端末2に対して、トラックバックの編集画面を表示させる(メッセージD6)。
次に、図23は本発明の一実施形態に係るバルーンエントリ更新監視方法を説明するためのシーケンスを示す図である。この図23に示すユーザCは、ユーザAのバルーンを検索するものである。
バルーン検索部16は、ユーザAのブログエントリのサマリ取得要求をブログサイト3に対して通知し(メッセージD23a)、ブログサイト3からそのサマリを含む取得完了通知OKを受信し(メッセージD23b)、また、ブログサイト36に対して、ユーザXについてのサマリ取得要求を空間情報サーバ6に対して通知し(メッセージD24a)、ブログサイト36からのユーザXについてのサマリを含む取得完了通知OKを受信する(メッセージD24b)。
このように、ブログサイトをもたないユーザCが、ユーザXから場所に関する情報を取得できる。
図24は本発明の一実施形態に係る情報提供サービスの利用方法を説明するための図であり、この図24に示すもので、上述したものと同一符号を有するものは同一のものを表す。
図24に示すシステム100は、空間情報サーバと、ブログサイト(Webサーバ)10,20とを設け、これらのサーバ(空間情報サーバ,ブログサイト10,20)を利用するユーザA,ユーザB,ユーザCの3種類のプレイヤーが表示されている。また、サービス情報の取得方法の一例として、ユーザCが、ユーザC自身が立つ現実空間位置における例えばレストランのメニュー等のサービス情報を、ブログサイト10に作成されたユーザAのブログエントリにアクセスすることにより、ブログサイト20に作成されたユーザBのブログエントリから取得するようにしている。
次に、ユーザAは、空間情報サーバ1にバルーンを作成する事業者であって、例えばユーザA自身用のバルーンX1と、ユーザB用のバルーンX2との所有者である。また、ユーザCは、バルーンを介してユーザAやユーザBのブログエントリを参照することにより、その場所のサービス情報を取得する顧客である。さらに、ユーザBは、店舗のメニュー等のサービス情報等を広告する広告主である。このユーザBは、バルーンX1,X2が作成された仮想空間に対応する現実空間の場所(又はその場所の周辺)にあるサービス情報を広告する。
最初に、ユーザAは、ユーザA自身およびユーザCのバルーンを空間情報サーバに作成する。そして、空間情報サーバのバルーン登録部は、投稿APIを用いてブログサイト10にユーザAのブログエントリを作成する。なお、ユーザAのブログエントリが作成される契機は、例えば、プロバイダであるユーザBが、空間情報サーバにバルーンX1等を登録するユーザAから料金を得た場合である。なお、ユーザAのブログエントリは、個人によっても作成されうる。
一方、ユーザBは、予め、広告するためのブログサイトを、ブログサイト10を含む多数のブログサイトの中から決定する。ユーザBは、ブログサイト10を決定すると、トラックバックし、ユーザA又はユーザAのバルーンX1にリンクされたブログエントリに、ユーザB自身のブログエントリをリンクさせる。
(iii)顧客ユーザCによるバルーンを介したサービス情報の参照
ユーザCは、ユーザAのバルーンX1にアクセスし、ユーザAのブログエントリとユーザBのブログエントリとを利用することにより、簡便にサービス情報を参照又は取得する。
そして、空間情報サーバは、バルーンX1を検索し、ユーザAのブログエントリを発見すると、ユーザAのブログエントリにアクセスし、ユーザBのURLを取得する。
このように、ユーザAとユーザBとの共同作業によって、場所に関するサービス情報が収集される。また、ユーザAはユーザCにサービス情報を提供でき、ユーザBは場所に応じて適切な広告が可能となり、さらに、ユーザCは所望のサービス情報を取得できる。
一方、ユーザがいる場所において、その場所と離れた別の街のビルの屋上で催されている情報を知りたい場合は、本検索方法を用いても困難である。
また、このように、携帯端末2の有する移動性と、ブログに起因するサービス情報の集中機能とが結びつき、ユーザは、「いつでも」,「どこにいても」,「誰とでも」通信できる利点に加えて、「どの場所の情報であっても」サービス情報を取得できる。さらに、本発明によれば、「ユーザがどのような事業者に加入していても」サービス情報を取得できる。
ユーザがビル又は部屋等の比較的狭いところにいる場合、位置情報は、GPSの代わりに、三角測位法を用いて取得することもできる。具体的には、携帯端末2に光および音波を発信する光/音波送信部を設けるとともに、部屋の天井に3組以上の超音波/赤外線受信機を設け、超音波/赤外線受信機が、携帯端末2からの超音波および赤外線を受信し、超音波および赤外線の受信時刻の差を測定しその時刻差に基づいて携帯端末2の位置を特定するのである。
さらに、携帯端末2は、緯度,経度,高度に加えて、方位,傾斜角度を位置情報として取得するようにもでき、例えば傾斜センサおよび方位センサを設けることもできる。ここで、傾斜センサは、携帯端末2の水平線からの傾斜角度を測定するものであり、方位センサは地磁気の検出により方位を測定するものである。
ここで、URIは、URLを拡張した規格であって、固有の名称を用いてWeb上のデータを特定するためのものである。このURIは、プロトコル名http,サーバ名,ディレクトリ名,ファイル名を、Web上のデータに割り当てる。
本発明は上述した実施態様およびその変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
Claims (1)
- ユーザ端末に対して情報を提供する情報提供サービスシステムにおけるサービス情報提供方法であって、
該情報提供サービスシステムにおけるサーバとの間で情報を相互参照可能な、サービス情報を得るためのブログエントリのアドレスが関連付けられたバルーンを実3次元空間に仮想的に登録すべく、実3次元空間における位置情報及び検索範囲情報を含む複数の3次元空間範囲情報とサービス情報を得るための複数のブログエントリのアドレスとの各々が対応付けられた複数のバルーンデータを保持するデータベースにアクセスする空間情報サーバに接続された複数のブログサイトを設置し、
該複数のブログサイトのうちの第1ブログサイトに保持された該バルーンデータの該3次元空間範囲情報に対応する実3次元空間に重複登録されたバルーンデータを保持する第2ブログサイトを設置し、
該第1ブログサイトに保持された該バルーンデータの該3次元空間範囲情報に対応するブログエントリを表す第1バルーンエントリと、該第2ブログサイトに保持された該重複登録された該バルーンデータの該3次元空間範囲情報に対応するブログエントリを表す第2バルーンエントリとを相互参照可能な状態に設定し、
該第1バルーンエントリと該第2バルーンエントリとが、該第1ブログサイトの第1空間情報サーバと該第2ブログサイトの第2空間情報サーバとに対してそれぞれ更新通知し、
該第1空間情報サーバと該第2空間情報サーバとが、該第2空間情報サーバの第2バルーン検索アドレスと該第1空間情報サーバの第1バルーン検索アドレスとをそれぞれ取得し、
該第1空間情報サーバと該第2空間情報サーバとが、該第1空間情報サーバのデータベースと該第2空間情報サーバのデータベースとにそれぞれ該第2バルーン検索アドレスと該第1バルーン検索アドレスとを連結登録するとともに、
ユーザ端末が、該第1空間情報サーバ又は該第2空間情報サーバの該データベースの該バルーンデータを取得し、該バルーンデータに基づいて連結登録された該第1バルーン検索アドレスと該第2バルーン検索アドレスとにアクセスして、該サービス情報を取得することを特徴とする、サービス情報提供方法。
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