JP2008276362A - 位置情報に基づく情報配信システム及び情報配信方法 - Google Patents

位置情報に基づく情報配信システム及び情報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが位置情報に基づく情報を要求した際に、ユーザが配信範囲が小域の情報が欲しいか、配信範囲の広域の情報が欲しいかを判定し、小域の情報が欲しい場合は広域情報がノイズとなるかどうかを判断し、ユーザが欲しい情報が優先的に表示する位置情報に基づく情報配信システム及び情報配信方法を提供すること。
【解決手段】携帯情報端末3は、ユーザが位置情報に基づく情報を要求した際に小域の情報が取得したいのか、広域の情報が取得したいのかを指定する手段として入力部35を備え、管理サーバ1は、その指定によって小域の情報を取得したい場合に広域の情報がノイズかどうかを判断するノイズ除去処理部1400によってノイズを取り除き、ユーザが欲しい情報が優先的に表示されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの実際の位置(以下、ユーザ現在地と呼ぶ)が、現実世界の限られた空間(以下、配信範囲と呼ぶ)に含まれる場合に、予め配信範囲に関連付けられている情報(以下、位置関連情報と呼ぶ)を当該ユーザに提供する位置情報に基づく情報配信システム及び情報配信方法に関する。
近年のパーソナルハンディホンシステム(PHS)や携帯電話端末の普及により、ユーザは携帯情報端末の通信機能を利用することで、移動先のあらゆる場合にてメール、インターネットなどのネットワークを通じたデータの送受信が可能となっている。さらに、ユーザは携帯情報端末のGPS等の位置情報取得機能を利用することで、ユーザの現在地の位置情報を知ることが可能となっている。そして、これら通信機能と位置情報取得機能を利用したシステムとして位置情報に基づく情報提供システムが普及してきている。
この位置情報に基づく情報提供システムのユーザは、携帯情報端末の位置情報取得機能によってユーザの現在地を表す位置情報を取得し、同じく携帯情報端末の通信機能を利用してこの位置情報を位置情報に基づく情報提供システムへ送信する。位置情報に基づく情報提供システムは、受信した前記位置情報に基づくユーザ現在地が含まれる配信範囲に関連する位置関連情報をユーザに送信する。このような位置情報に基づく情報提供システムを用いることで、ユーザはユーザの現在地に応じた位置関連情報を容易に取得することが可能になる。
位置情報に基づく情報提供システムの従来技術として特許文献1がある。位置情報によって検索される情報をまず、カテゴリに分類し、さらにそれを検索した曜日や時間帯毎にランキングし、ランクの高い情報から順にユーザに提供している。これにより、ユーザが欲しい情報が優先的に表示される可能性が高くなる。
特開2006−323790号公報
しかしながら、一般に広いエリアに対して配信範囲を設定した情報は、アクセス数が多くなる傾向があり、狭いエリアに対して配信範囲を設定した情報はアクセス数が少なくなる傾向がある。このため、アクセス数のみの観点からすれば、狭いエリアに設定された情報は広いエリアに設定された情報に埋もれてしまう。特許文献1では、このような位置情報を設定する配信範囲の広さについて配慮されていない。例えば、動物園全体のエリアを配信範囲として動物園全体の案内情報が位置関連情報として設定され、象の檻の前のエリアを配信範囲として象の説明情報が位置関連情報として設定されているとする。象の檻の前をユーザ現在地として象の情報を取得したい場合に、ユーザ現在地は動物園全体のエリアにも含まれるため、動物園全体のエリアでも利用可能な情報の総アクセス数が、象の情報へのアクセス数よりも多くなり、総合ランキングでは上位になる。このため、象の檻の前であるにも関わらず、象の情報は優先的に表示されないという問題が生じる。
上記問題を鑑みて、本発明はユーザが配信範囲の小さい(以下小域と呼ぶ)情報が欲しいか、配信範囲の大きい(以下広域と呼ぶ)情報が欲しいかを判断し、小域の情報が欲しい場合は広域情報がノイズとなるかどうかを判断し、ユーザが欲しい情報が優先的に表示することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の位置情報に基づく情報配信システム及び情報配信方法は、ユーザが、小域の情報を取得したい場合に広域の情報がノイズかどうかを判断し、ノイズの場合は、広域の情報を除去することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが必要としている情報が広域か小域かによって、適切な情報を優先的に提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
[システム全体構成]
図1は、本発明の一実施例に係る位置情報に基づく情報配信システムの全体構成を示す。図1に示す本位置情報に基づく情報配信システムは、管理サーバ1、クライアント端末2、携帯端末としての携帯情報端末3及びそれぞれを接続するネットワーク4により構成されている。
クライアント端末2は、通信装置21、マウス22、メモリ23、キーボード24、CPU25、表示装置26、及び2次記憶装置27により構成されている。クライアント端末2は通信装置21を介してネットワーク4に接続し、管理サーバ1とデータを送受信することで、位置に関連した提供情報としての位置関連情報の設定や、位置関連情報の取得を行う。
携帯情報端末3は、通信部31、CPU32、位置情報取得部33、メモリ34、入力部35、表示部36、スピーカー部37、及びカメラ部38から構成されている。携帯情報端末3は、位置情報取得部33にて携帯情報端末3の位置情報を取得し、通信部31を介してネットワーク4に接続し、管理サーバ1とデータの送受信を行うことで位置関連情報を取得する。
本実施形態では、クライアント端末2及び携帯情報端末3をそれぞれ1台としているが、クライアント端末2及び携帯情報端末3がそれぞれ2台以上存在してもよい。
また、クライアント端末2が存在しない場合においても本発明の適用は可能である。
管理サーバ1は、CPU11、通信装置12、表示装置13、キーボード14、マウス15、メモリ1000、及び2次記憶装置1170により構成されている。2次記憶装置1170には、ユーザ情報を保存するユーザ情報テーブル2100、位置関連情報を保存する位置関連情報管理テーブル2200、及びユーザが参照した位置関連情報を記録するアクセスログテーブル2300が格納されている。メモリ1000には、ユーザからのリクエストに応じて処理を選択し実行するシステム制御プログラム1100、及び一時保存領域であるワークエリア1600が格納されている。システム制御プログラム1100の内部は、クライアント端末2から受信した情報を設定するリクエスト(以下、「設定リクエスト」と呼ぶ)を処理する位置関連情報設定部1200、携帯情報端末3から受信した位置関連情報を要求するリクエスト(以下、「要求リクエスト」と呼ぶ)を処理する要求リクエスト処理部1500、要求リクエスト処理部1500で処理された位置関連情報リストからユーザが選択した位置関連情報を取得するリクエスト(以下、「取得リクエスト」と呼ぶ)で要求された位置関連情報を提供する位置関連情報提供部1300、及び位置関連情報表示時に別の情報の要求やページ遷移するなどのリクエスト(以下、「遷移リクエスト」と呼ぶ)を処理する遷移処理部1700から成る。要求リクエスト処理部1500は、ユーザから要求された位置から優先度の高い情報を選ぶためのノイズ除去処理部1400を含んでいる。
[2次記憶上のテーブル]
図2は、ユーザ情報テーブル2100に格納されているデータ項目を詳細に説明した図である。本テーブルは、位置情報に基づく情報配信システムを利用しているユーザの情報を格納するためのテーブルであり、位置関連情報提供時にユーザを特定するために参照されるテーブルである。本テーブルはユーザを一意に識別するための情報を表すユーザキーカラム2101と、ユーザの携帯情報端末を一意に識別するための情報を表す携帯情報端末キーカラム2102によって構成される。
本実施例では、サービスログイン時、携帯情報端末キーとユーザ情報テーブル2100の携帯情報端末キーカラム2102の値が一致するレコードを取得することで、ユーザを一意に特定することを想定しているが、他の方法でユーザを一意に特定した場合でも、本発明は適用可能である。
また、ユーザの特定を行わない場合も、本発明の提供は可能である。
図3は、位置関連情報管理テーブル2200に格納されているデータ項目を詳細に説明した図である。本テーブルは、クライアント端末2により設定された位置関連情報を格納するためのテーブルであり、管理サーバ1が位置関連情報設定部1200を実行した際にレコードが追加(修正・削除の場合も含む)されるテーブルである。
本テーブルは、設置された位置関連情報を一意に識別するための配信情報識別子カラム2201と情報を設置する位置を表す設定位置カラム2202、設置範囲を示す範囲カラム2203、実際にユーザに提供される位置関連情報のタイトルを格納するためのタイトルカラム2204、及び位置関連情報の本文を格納するための位置関連情報本文カラム2205によって構成されている。位置関連情報タイトルカラム2204は、要求リクエストによって位置関連情報が要求された際に、携帯情報端末3の表示部36に表示するランキングリストを構成するため情報である。また、位置関連情報本文カラム2205は、ランキングリストから位置関連情報を選択し、取得リクエストを要求された際に携帯情報端末3の表示部36に表示される情報である。
図4は、アクセスログテーブル2300に格納されるデータ項目を詳細に説明した図である。本テーブルは、携帯情報端末3から管理サーバ1に送信された要求リクエストによって携帯情報端末3の表示部36に表示されたランキングリストからユーザが携帯情報端末3にて位置関連情報を選択し、取得リクエストを要求したことを記録するためのテーブルである。本テーブルは取得リクエストを一意に識別するためのリクエスト識別子カラム2301、取得リクエストが要求された位置を示す取得位置カラム2302、及び取得リクエストによってリクエストされた配信情報識別子を格納するための配信情報識別子カラム2303から構成されている。
本実施例では、アクセスログ情報としてユーザキー情報を保有していないが、ユーザキー情報を格納するためのユーザキーカラムを追加しても本発明の適用は可能である。
[全体の処理の流れ]
次に、本位置関連情報システム全体の処理の流れについて説明する。
まず、管理サーバ1のシステム制御プログラム1100の処理を説明する。
管理サーバ1のシステム制御プログラム1100は、通信装置12にて受信したクライアント端末2又は携帯情報端末3からのリクエストに応じた処理を選択し、実行するプログラムである。
まず、システム制御プログラム1100は受け取ったリクエストの種別によって処理を振り分ける。設定リクエストを受け取った場合は、位置関連情報設定部1200を実行する。要求リクエストを受信した場合、要求リクエスト処理部1500を実行する。ここで、ノイズ除去処理が必要な場合はノイズ除去処理部1400を実行する。取得リクエストを受信した場合、位置関連情報提供部1300を実行し、遷移リクエストを受信した場合、遷移処理部1700を実行する。
次に、クライアント端末2にて位置関連情報を設定する際の処理を説明する。
図5は、クライアント端末2にて位置関連情報を設定する際の手順を説明したフローチャートである。
ユーザは、クライアント端末2の表示装置26に表示されている地図情報上をマウス22又はキーボード24を用いて選択することによって情報を設置する位置と範囲を入力する(ステップ3801)。
次に、ユーザは、クライアント端末2のキーボード24を用いてテキストを入力することによって、位置関連情報のタイトルと本文を入力する(ステップ3802)。
次にユーザは、ステップ3801及びステップ3802にて入力した設定リクエストをクライアント端末2の通信装置21を用いて、ネットワーク4を通じて管理サーバ1へ送信する(ステップ3803)。
本実施形態では、クライアント端末2を用いて位置関連情報を設定することを想定しているが、携帯情報端末3の表示部36及び入力部35を用いて位置関連情報を設定することを想定した場合においても、本発明は適用可能である。
さらに、本実施形態では、位置関連情報の設定位置の指定をクライアント端末2の表示装置26、マウス2又はキーボード24を用いて入力することを想定しているが、携帯情報端末3の位置情報取得部33により取得された位置によって前記設定位置を入力することを想定した場合にも、本発明は適用可能である。
さらに、本実施形態では、位置関連情報のタイトル及び本文にテキストを入力することを想定しているが、画像や動画を入力すると想定した場合にも本発明は適用可能である。
次に、管理サーバ1がクライアント端末2から設定リクエストを受信した際の位置関連情報設定部1200の処理を説明する。
図6は、管理サーバ1の位置関連情報設定部1200の処理を説明したフローチャートである。位置関連情報設定部1200は図5にて送信された設定リクエストを受信した際に実行されるプログラムである。
位置関連情報設定部1200は、設定リクエストに応じて、位置関連情報管理テーブル2200にレコードを追加する。
位置関連情報設定部1200は、まず、クライアント端末2から送信された設定リクエストを通信装置12にて受信する(ステップ1201)。
次に、位置関連情報設定部1200は、配信情報識別子カラムで一意になる値、設定リクエストに含まれる設定位置、設定範囲、位置関連情報タイトル、及び位置関連情報本文をそれぞれ、位置関連情報管理テーブル2200の配信情報識別子カラム2201、設定位置カラム2202、範囲カラム2203、位置関連情報タイトルカラム2204、及び位置関連情報本文カラム2205として、位置関連情報管理テーブル2200にレコードを追加する(ステップ1202)。
次に、管理サーバ1が携帯情報端末3から要求リクエストを受信した際の要求リクエスト処理部1500の処理を説明する。
図8は、管理サーバ1の要求リクエスト処理部1500の処理を説明したフローチャートである。要求リクエスト処理部1500は携帯情報端末3からの要求リクエストを受信した際に実行されるプログラムである。
要求リクエスト処理部1500は、携帯情報端末3より送信された要求リクエストを通信装置12にて受信する(ステップ1501)。
次に、要求リクエストのリクエスト位置を中心とし、要求リクエストに含まれる表示範囲の2分の1の距離で囲まれた矩形をリクエストエリアとし、リクエストエリア内に設定された位置関連情報を位置関連情報管理テーブル2200からすべて取得する(ステップ1502)。
次に、要求リクエストに含まれる表示範囲の値が最大となっているかを判定し(ステップ1503)、最大の場合は、アクセスログテーブル2300から、ステップ1502で取得したすべての位置関連情報に対するアクセスログを取得し、アクセスランキングを算出する(ステップ1505)。
要求リクエストに含まれる表示範囲の値が最大でない場合は、ステップ1502で取得したすべての位置関連情報についてノイズ除去処理が行われたかを判定し(ステップ1504)、ノイズ処理が行われていない位置関連情報についてノイズ除去処理部1400にてノイズの除去処理を行う(ステップ1400)。
ここでノイズとは、位置関連情報へのアクセスログのうち、その場所でその位置関連情報の取得がユーザにとって重要ではなかったと思われるアクセスログのことである。
すべての位置関連についてノイズの除去を行ったら要求リクエスト処理部1500はアクセス数の合計からアクセスランキングを算出する(ステップ1505)。
算出したアクセスランキングに従い、位置関連情報タイトル、配信情報識別子からランキングリストを作成し、通信装置12によってネットワーク4を介して携帯情報端末3へ送信し(ステップ1506)、処理を終了する。
本実施形態では、表示範囲がシステム上の最大値のみを、広域と定義しているが、予め要求リクエスト処理部1500に広域と小域を定義する閾値(Km)を定義しておき、携帯情報端末3で表示している範囲は閾値以下の場合は小域とし、閾値以上の場合は広域とする方法でも本発明は適用可能いである。
また、携帯情報端末3の表示部36に、小域情報要求手段を有し、小域情報要求手段を利用して小域情報要求が行なわれた場合に、携帯情報端末3の通信部31は要求リクエストとともに小域が要求されたという情報をネットワークを介して管理サーバ1に送信する方法でも本発明は適用可能である。この時、管理サーバ1では、要求リクエスト処理部1500では、図8のステップ1503にて小域が要求されたかを判断し、小域の場合には図8のステップ1505を処理する。
また、アクセスログに、位置関連情報へのアクセスした時の携帯情報端末3の表示部36で表示範囲を記録しておき、さらに、その位置関連情報へのアクセスがユーザに有効であったかどうかを重み付けする手段を設け、重みもアクセスログに記録しておく。表示範囲毎に重みの平均値を算出する。さらに、表示範囲全体の平均値も算出し、表示範囲の広いものから順に、表示範囲毎に重みの平均と全体の平均を比較し、平均よりも低くなった表示範囲を最適な小域と広域の閾値として、管理サーバ1の要求リクエスト処理部1500の図8のステップ1503にて、広域か小域かを判断する方法を用いても本発明は適用可能である。
また、携帯情報端末3の表示部36にて、一定の時間(例えば、10秒間)閲覧していたその範囲を小域と判定する方法を用いても本発明は適用可能である。この時間のカウントは、携帯情報端末3で行なっても、管理サーバ1で行なってもどちらでもよい。
本実施形態は、アクセスログすべてをランキングリストに使用するとしたが、ある一定期間のアクセスログのみでランキングリストを作成する場合にも、本発明は適用可能である。
また、別の方法として、アクセスログにユーザキーカラムを追加し、ユーザごとのアクセスランキングリストを作成する場合にも、本発明は適用可能である。
また、別の方法として、アクセスログに、広域としてアクセスされた情報か小域としてアクセスされた情報かを記録するカラムを追加し、それぞれ、ユーザが要求した範囲のアクセスログのみを取得した場合にも、本発明は適用可能である。
図9は、管理サーバ1のノイズ除去処理部1400の処理を説明したフローチャートである。ノイズ除去処理部1400は、アクセスログからノイズを除去するするプログラムである。
ノイズ除去処理部1400は、まず位置関連情報設定範囲を小区分に分割する(ステップ1401)。本実施形態では、小区分のサイズは、携帯情報端末3で要求リクエストを要求した際に算出したリクエストエリアのサイズに合わせるとするが、これより小さいサイズや大きいサイズに設定しても、ノイズの除去は可能である。図8で表示範囲が最大でない場合に、その表示範囲がリクエストエリアのサイズになり、これが小区分のサイズとなる。
次に、アクセスログテーブル2300から位置関連情報の小区分毎のアクセス数を抽出する(ステップ1402)。この結果を元に、式1を用いて、平均アクセス数を算出する(ステップ1403)。式1で、Xiは小区分でのアクセス数である。nは小区分の数であり、式1は、すべての小区分のアクセス数の総和を求め、小区分の数で割って平均値を求めている。次に、式2を用いて分散を算出(ステップ1404)し、式3を使って求めた平均アクセス数、分散σ2、リクエストエリア内のアクセス数を元に偏差値を算出する(ステップ1405)。式3で、範囲内のアクセス数とはリクエストエリア内のアクセス数を示す。この偏差値をこの位置関連情報のアクセス数ポイントとする(ステップ1406)。
Figure 2008276362
Figure 2008276362
Figure 2008276362
本実施形態では、ノイズ除去方法として偏差値を算出する方法を想定したが、式1を用いて、平均アクセス数を算出し、平均アクセス数未満の小区分へのアクセスはノイズとみなし、アクセス数を0とカウントする方法を用いても本発明は適用可能である。
また、本実施形態では、表示範囲に設置されたすべての位置関連情報をノイズ除去処理の対象としているが、ある閾値以上のアクセス数の情報はノイズ除去処理を行わず、優先的にアクセスランキングの上位として表示する方法を用いても本発明は適用可能である。
また、ある閾値以下のアクセス数の情報はノイズ除去処理を行わず、ランキングの下位として表示する方法を用いても本発明は適用可能である。
また、広域表示エリア内に配置された位置関連情報でアクセスランキングを算出したものと、小域表示エリア内に配置された位置関連情報でアクセスランキングを算出したものを比較し、これらのアクセスランキングのうち重複する部分は小域のアクセスランキングから削除し、残りの位置関連情報からアクセスランキングを作成し表示するという方法を用いても本発明は適用可能である。
次に、管理サーバ1が携帯情報端末3から取得リクエストを受信した際の位置関連情報提供部1300の処理を説明する。
図11は、管理サーバ1の位置関連情報提供部1300の処理を説明したフローチャートである。位置関連情報提供部1300は、携帯情報端末3より送信された取得リクエストを受信した際に実行されるプログラムである。
位置関連情報提供部1300は、携帯情報端末3より送信された取得リクエストを通信装置12にて受信する(ステップ1301)。
次に、位置関連情報提供部1300は、リクエスト識別子カラムで一意になる値、取得リクエストに含まれる位置関連情報、配信情報識別子をそれぞれアクセスログテーブル2300のリクエスト識別子カラム2301、位置関連情報カラム2302、配信情報識別子カラム2303としてレコードを追加し(ステップ1302)、位置関連情報管理テーブル2200から取得リクエストで要求された配信情報識別子と配信情報識別子カラム2201が一致するレコードの位置関連情報本文2205を取得し、通信装置12を通じて、ネットワーク4を介し、携帯情報端末3に送信し(ステップ1303)、処理を終了する。このとき、位置関連情報本文2205の情報量が多く携帯情報端末3の表示部36に表示しきれない場合は、本文の一部のみを送信する。
次に、管理サーバ1が携帯情報端末3から遷移リクエストを受信した際の遷移処理部1700の処理を説明する。
図13は、管理サーバ1の遷移処理部1700の処理を説明したフローチャートである。遷移処理部1700は、携帯情報端末3より送信された遷移リクエストを受信した際に実行されるプログラムである。
遷移処理部1700は、携帯情報端末3より送信された遷移リクエストを通信装置12にて受信する(ステップ1701)。次に遷移リクエストのリクエスト内容を判定し、“次の情報を見る”が要求された場合は、位置関連情報提供部1300にて次のランキングの位置関連情報本文2305を取得し、通信装置12を通じて、ネットワーク4を介し、携帯情報端末3に送信し(ステップ1300)、処理を終了する。“続きを読む”が要求された場合は、位置関連情報の本文の続きを送信し(ステップ1703)、処理を終了する。
ここでは、遷移処理部1700において、本文の分割送信を可能としているが、遷移処理部1700が存在しない場合においても本発明は適用可能である。
[リクエストの具体例]
次に、管理サーバ1がリクエストを受信した場合の具体例を説明する。
まず、管理サーバ1が設定リクエストを受信した場合の具体例を説明する。
図7は、設定リクエスト情報の具体例である。図7では、設定リクエスト情報の具体例として、設定位置2311として緯度経度情報である“(35.502029、139.534757)”を、提供範囲(設定範囲)2312として“0.5km”を、位置関連情報タイトル2313として“お勧めのアイス情報”を、位置関連情報本文2314として“ここのアイスを2個食べると割引券がもらえます”を想定している。
前記設定リクエストに応じて、図6のステップ1201では、図3に示す位置関連情報管理テーブル2200において、既に設定されている“配信情報4”の次段に、配信情報識別子カラム2201に“配信情報5”、設定位置カラム2202に設定位置2311である“(35.502029、139.534757)”、範囲カラム2203に提供範囲2312である“0.5km”、位置関連情報タイトルカラム2204に位置関連情報タイトル2313である“お勧めのアイス情報”、位置関連情報本文カラム2205に位置関連情報本文2314である“ここのアイスを2個食べると割引券がもらえます”とするレコードが追加される。
次に、管理サーバ1が要求リクエストを受信した際の具体例を説明する。
図10は要求リクエストの具体例である。図10では、要求リクエストを送信したユーザを表すユーザキー3011の具体例として“AAAA”を、要求リクエストに含まれるリクエスト位置3012の具体例として“(35.5039、139.5343)”を、表示範囲3013の具体例として“10km”を想定している。
前記要求リクエストに応じて図8のステップ1502では、ユーザから送信された要求リクエストに含まれるリクエスト位置“(35.5039、139.5343)”を中心とした表示範囲3013“10km”の範囲内に設定されている位置関連情報を位置関連情報管理テーブル2200から取得する。次に図8のステップ1503では、要求リクエストの表示範囲3013を取得し、最大表示となっているかどうかを判別する。ここでは、最大でない場合を想定している。要求リクエスト処理部1500は、図8のステップ1504を実行する。図8のステップ1504では、リクエストエリア内のすべての位置関連情報についてノイズの除去処理を行ったかを判定し、まだノイズの除去処理が行われていない位置関連情報がある場合は図8のステップ1400にてノイズの除去処理を行う。
図9のステップ1401では、位置関連情報の設定範囲を小区分に分割する。図9のステップ1402では、この小区分毎に、アクセスログテーブル2300からアクセスログを抽出し、アクセス数をカウントする。次に、図9のステップ1403ではこれらのアクセス数から式1を用いて平均値を算出する。図9のステップ1404では、式2とステップ1403で算出した平均値を用いて、分散を算出する。図9のステップ1405ではリクエストエリア内の総アクセス数、平均値、分散と式3を用いて偏差値を算出する。図9のステップ1406では、この偏差値をアクセス数とし、処理を終了する。
すべての提供情報のノイズ除去処理が終了すると、図8のステップ1505では、算出したアクセスランキングに従い、位置関連情報タイトル、配信情報識別子含むランキングリストを作成する。次に、図8のステップ1506では、このアクセスランキング情報を通信装置12によって、ネットワーク4を介し、携帯情報端末3へ送信し(ステップ1505)、処理を終了する。
次に、管理サーバ1が取得リクエストを受信した際の具体例を説明する。
図12は、取得リクエストの具体例である。図12では、取得リクエストを送信したユーザを表すユーザキー3021の具体例として“AAAA”を、リクエスト位置3022の具体例として“(35.5039、139.5343)”を、配信情報識別子3023の具体例として”配信情報1“を想定している。
前記取得リクエストに応じて、図11のステップ1302ではアクセスログテーブル2300のリクエスト識別子カラム2301には一意の識別子である“通知7”を、取得位置カラム2302には取得リクエストに含まれる取得位置3022として“(35.5039、139.5343)”を、配信情報識別子カラム2303には要求リクエストに含まれる配信情報識別子3023として“配信情報1”とするレコードが追加される。
次に、管理サーバ1が遷移リクエストを受信した際の具体例を説明する。
図14は、遷移リクエストの具体例である。図14では、遷移リクエストを送信したユーザを表すユーザキー3033の具体例として“AAAA”を、リクエスト内容3034の具体例として“続きを読む”を想定している。
前記取得リクエストに応じて図13のステップ1702では、リクエスト内容3034が“続きを読む”か、“次の情報を見る”か、を判定する。この例では、“続きを読む”が要求されているので、図13のステップ1703で位置関連情報の本文の続きを携帯情報端末3に送信する。
[ノイズ除去の具体例]
次に、位置関連情報処理部のノイズ除去処理を具体例を用いて説明する。
図15は、ユーザが要求リクエストによって位置関連情報を要求したリクエストエリア内の位置関連情報の配置とアクセスログの配置を図式化したものである。
実線で示した5001は、地図情報を示している。破線で示した5100、5300は、それぞれ管理サーバ1の位置関連情報管理テーブル2200に管理されている位置関連情報の例である。5100は配信情報識別子2201が“配信情報1”の位置関連情報の設定範囲を、5300は配信情報識別子2201が“配信情報2”の位置関連情報の設定範囲を示している。5502は携帯情報端末3を用いて要求リクエストを送信するユーザであり、5503は実際に携帯情報端末3を用いて要求リクエストを送信した位置を示している。三角印で表した5200は、配信情報識別子2201が“配信情報1”の情報にアクセスした際のアクセスログである。星印で表した5400は、配信情報識別子2201が“配信情報2”の情報にアクセスした際のアクセスログである。
図16は、上記図15の具体例をグラフに表したものである。
グラフの縦軸6001はアクセス数を、横軸6002は位置関連情報の設定範囲を示している。グラフ6004は、位置関連情報管理テーブル2200の配信情報識別子2201が“配信情報1”のアクセス数を示すグラフであり、グラフ6005は位置関連情報管理テーブル2200の配信情報識別子2201が“配信情報2”のアクセス数を示すグラフであり、グラフ6006は位置関連情報管理テーブル2200の配信情報識別子2201が“配信情報3”のアクセス数を示すグラフである。設定範囲5100は位置関連情報管理テーブル2200の配信情報識別子2201が“配信情報1”の設定範囲を示し、設定範囲5300は位置関連情報管理テーブル2200の配信情報識別子2201が“配信情報2”の設定範囲を示している。破線で囲まれた範囲6003は、位置関連情報のリクエストエリアを示している。
この例において、広域エリアで要求リクエストを要求すると、図8のステップ1501ではこの要求リクエストを受信する。次に、図8のステップ1502にてリクエストエリア内の位置関連情報として位置関連情報管理テーブル2200から“配信情報1”と“配信情報2”と“配信情報3”を取得する。図8のステップ1503で要求リクエストに含まれる表示範囲が最大かどうかを判定し、この場合は、最大であるため図8のステップ1505を実行する。図8のステップ1505では、リクエストエリアのアクセスランキングを算出する。ここでは、“配信情報1”の総アクセス数は“290”、“配信情報2”の総アクセス数は“90”、“配信情報3”の総アクセス数は“85”であるため、“配信情報1”、“配信情報2”、“配信情報3”の順に表示される。
次に、ユーザがリクエストエリアの範囲を狭くして要求リクエストを要求したとする。図8のステップ1501ではこの要求リクエストを受信する。次に、図8のステップ1502にてリクエストエリア内の位置関連情報として位置関連情報管理テーブル2200から“配信情報1”と“配信情報2”と“配信情報3”を取得する。図8のステップ1503で要求リクエストに含まれる表示範囲が最大かどうかを判定し、この場合は、最大でないため図8のステップ1504を実行する。
まだ、ノイズ除去処理は行っていないので、図8のステップ1400のノイズ処理を実行する。ここで、ノイズ除去処理部での処理を図17を用いて説明する。
図17は、上記図15から配信情報識別子2201が“配信情報1”の位置関連情報のアクセスのみ抜き出した図である。図12では、小区分に分割された位置関連情報の小区分を、5101〜5116で示している。
まず、図9のステップ1401では、まず、リクエストエリアを小区分に分割する。ここで分割された小区分がそれぞれ図17の5101〜5116となる。次に、図9のステップ1402では、5101〜5116それぞれのアクセス数をアクセスログテーブル2300より抽出する。この例では、小区分5101〜5116のアクセス数は、それぞれ順に、“10”、“10”、“20”、“0”、“10”、“30”、“20”、“10”、“10”、“60”、“30”、“10”、“10”、“10”、“30”及び“20”を想定している。次に、図9のステップ1403では、上記小区分のアクセス数の平均値を算出している。上記想定では平均値“約18.1”が算出される。次に、図9のステップ1404では、これらの分散を算出している。分散σ“203”が算出される。図9のステップ1405は平均値“18”と分散“203”“配信情報1”のリクエストエリア内のアクセス数“50”を用いて偏差値“72”を算出する。図9のステップ1406は図9のステップ1405で算出した偏差値“72”をアクセス数として処理する。
図8のステップ1400は、リクエストエリア内のすべての位置関連情報に対して行われるため、“配信情報2”においても同様に平均値“6”、分散“25”、リクエストエリア内のアクセス数“30”から、偏差値“98”が算出され、これをアクセス数として処理する。同様に、“配信情報3”においても偏差値“84”を算出する。このとき、図8のステップ1506では“配信情報2”、“配信情報3”、“配信情報1”の順にランキングリストが作成される。
[携帯情報端末の表示例]
次に、携帯情報端末3でのユーザが要求リクエストを要求した場合に、結果として表示される提供情報の表示例を説明する。
図18は、要求リクエストの表示範囲が最大の場合の携帯情報端末3でのランキングリストの表示例である。
この表示例は、ユーザが携帯情報端末3を用いて要求リクエストを送信した場合に、管理サーバ1から送信されるランキングリストの表示例であり、携帯情報端末3の表示部36に表示される。
携帯情報端末3の表示部36には、要求リクエストにて要求された位置の周辺の地図を表示する地図表示エリア3105と、その位置に設定されたランキングリストを表示するランキングリスト表示エリア3106が表示される。地図表示エリア3105の左側には、地図表示を広域表示するか小域表示するかを選択させるためのインタフェースであるスライドバー3104が表示される。ユーザは携帯情報端末3の入力部35を利用することによってこのスライドバー3104を調節し、要求リクエストのアクセスランキングを算出する範囲を選択することができる。ここでは、ユーザが、スライドバー3104を調整する度にアクセスランキングを再表示することを想定しているが、ユーザが要求リクエストを送信するタイミングを指示するためのインタフェースを提供してもよい。
地図表示エリア3105には、要求リクエストによって要求された位置の周辺の地図5001が表示されている。ランキングリスト表示エリア3106には、地図表示エリア3105に表示されているエリア内に設定されている位置関連情報のランキングリストとして位置関連情報のタイトルがランキング順に表示されている。図18では、スライドバー3104が広域に設定されていて、表示領域が最大になっているため、ランキングリスト表示エリア3106に表示しているランキングリストはノイズ除去を行わないアクセス数で算出したランキングリストである。
“位置関連情報1”3101、“位置関連情報2”3102、“位置関連情報3”3103は、位置関連情報のランキングリストに表示されている位置関連情報のタイトルの例である。“位置関連情報1”は図15で配信範囲5100に配置されており、“位置関連情報2”は図15で配信範囲5300に配置されている。
表示範囲が最大になっているため、管理サーバ1の要求リクエスト処理部1500は、各配信情報のアクセス数の総和からランキングを取得する。図16において、このエリア内に配置された情報は、“配信情報1”、“配信情報2”、“配信情報3”の総アクセス数は“290”、“90”、“85”である。このため、アクセスランキングは“配信情報1”、“配信情報2”、“配信情報3”の順となる。“配信情報1”のタイトルは“位置関連情報1”、“配信情報2”のタイトルは“位置関連情報2”、“配信情報3”のタイトルは“位置関連情報3”であるため、ランキングリスト表示エリアには、“位置関連情報1”3101、“位置関連情報2”3102、“位置関連情報3”3103の順に表示される。
位置関連情報が携帯情報端末3の入力部35によって選択されると、取得リクエストとして、ユーザ情報、現在地の情報、選択された位置関連情報の配信情報識別子が、通信部31により、ネットワーク4を介し、管理サーバ1に送信される。送信された取得リクエストは管理サーバ1の位置関連情報提供部1300にて、アクセスログテーブルに参照された配信情報として記録された後、位置関連情報本文が管理サーバ1の通信装置12よりネットワーク4を介し、携帯情報端末3に送信され、携帯情報端末3の表示部26に位置関連情報本文が表示される。
図19は、要求リクエストの表示範囲が最大でない場合の携帯情報端末3でのランキングリストの表示例である。
この例では、スライドバー3104が小域に設定されていて、表示領域が最大になっていないため、ランキングリスト表示エリア3016に表示している位置関連情報はノイズ除去が行われた後のアクセス数でランキングが算出されたものである。
携帯情報端末3の表示部36のスライドバー3104をユーザが動かすことにより、画面3105内の地図情報のサイズが変更される。この際、この画面3105内のエリアサイズがリクエストエリアとなり、スライドバー3104を動かすことにより、要求リクエストが携帯情報端末3の通信部32によってネットワーク4を介し、管理サーバ1に送信され、要求リクエスト処理部1500にて位置関連情報のアクセスランキングを算出し、管理サーバ1の通信手段12はネットワーク4を介し、携帯情報端末3に送信する。携帯情報端末3の表示部36は位置関連情報のアクセスランキングを表示することによって、アクセスランキングが変更されていく。
“位置関連情報2”3102、“位置関連情報3”3103、“位置関連情報1”3101は位置関連情報のランキングリストに表示されている位置関連情報のタイトルの例である。
“位置関連情報1”は図15で配信範囲5100に配置されており、“位置関連情報2”は図15で配信範囲5300に配置されている。
表示範囲が最大になっていないため、管理サーバ1の要求リクエスト処理部1500は、小域での要求と判断し、各配信情報のアクセス数の偏差からランキングを取得する。図16において、このエリア内に配置された情報は、“配信情報1”、“配信情報2”、“配信情報3”の偏差は、式1、式2、式3を用いて計算すると、それぞれ“72”、“98”、“84”である。このため、アクセスランキングは“配信情報2”、“配信情報3”、“配信情報1”の順となる。“配信情報2”のタイトルは“位置関連情報2”、“配信情報3”のタイトルは“位置関連情報3”、“配信情報1”のタイトルは“位置関連情報1”であるため、ランキングリスト表示エリアには、“位置関連情報2”3102、“位置関連情報3”3103、“位置関連情報1”3101の順に表示される。
位置関連情報が携帯情報端末3の入力部35によって選択されると、取得リクエストとして、ユーザ情報、現在地の情報、選択された位置関連情報の配信情報識別子が、通信部31により、ネットワーク4を介し、管理サーバ1に送信される。送信された取得リクエストは管理サーバ1の位置関連情報提供部1300にて、アクセスログテーブルに参照された配信情報として記録された後、位置関連情報本文が管理サーバ1の通信装置12よりネットワーク4を介し、携帯情報端末3に送信され、携帯情報端末3の表示部26に位置関連情報本文が表示される。
図20は、取得リクエストによって位置関連情報を要求した際の携帯情報端末3での表示例である。
携帯情報端末3の表示部36には、取得リクエストにて要求された位置関連情報タイトル3201と位置関連情報本文3202、位置関連情報本文が長く一度に表示できない場合に表示される“続きを読む”リンク3203、次のランキングリストの情報を取得するための“次の情報を見る”リンク3204が表示されている。
ユーザが携帯情報端末3の入力部35を用いて“続きを読む”3203を選択すると、管理サーバ1は図22のステップ1701で通信装置12から遷移リクエストを受信し、リクエストの内容が“続きを読む”か“次の情報を見る”かを判定し、ここでは、“続きを読む”3203が要求されたので、図22のステップ1703では、管理サーバ1は位置関連情報本文の続きを通信装置12を用いてネットワーク4を介し、携帯情報端末3に送信する。
ユーザが携帯情報端末3の入力部35を用いて“次の情報を見る”3204を選択すると、管理サーバ1は図22のステップ1701で通信装置12から遷移リクエストを受信し、リクエストの内容が“続きを読む”か“次の情報を見る”かを判定し、ここでは、“次の情報を見る”3204が要求されたので、図22のステップ1300では、管理サーバ1は、表示している位置関連情報の次にランキングされた情報を表示する。ここでは、“続きを読む”、“次の情報を見る”の二つのリンクしか提供しなかったが、“前の情報を見る”など、他の遷移リクエストを提供しても本発明は実施可能である。
(実施形態2)
本実施形態では、実施形態1の位置情報に基づく情報配信システムにおいて、提供した位置関連情報がユーザに取って有益な情報であったかを判断し、有益だった場合には、そのアクセスに重みを付与し、その重み付けされたアクセス数によりランキングを算出することで、より有益な情報を上位に表示するものである。
[システム全体構成]
本実施形態では、図1に示す実施携帯1と同一の構成をとる。
[2次記憶装置上のテーブル]
本実施形態では、2次記憶装置上のテーブルはほぼ、実施形態1と同様の構成をとるが、アクセスログテーブル2300に重みカラム2304が追加される点が異なる。
本実施形態のアクセスログテーブル2300について説明する。
図21は、実施形態2におけるアクセスログテーブル2300に格納されるデータ項目を詳細に説明した図である。本テーブルは、携帯情報端末3から管理サーバ1に送信された要求リクエストによって携帯情報端末3の表示部36に表示されたランキングリストからユーザが携帯情報端末3にて位置関連情報を選択し、取得リクエストを要求したことを記録するためのテーブルである。本テーブルはリクエストを一意に識別するためのリクエスト識別子カラム2301、要求リクエストを送信した位置を示す取得位置カラム2302と、情報がユーザにとって有効だったかどうかを示す重みカラム2304、配信情報識別子カラム2303から構成される。
[システム全体構成]
次に、本実施形態における位置情報に基づく情報配信システムの全体の処理の流れについて説明する。
基本的な処理の流れは、実施形態1とほぼ同様である。
管理サーバ1のシステム制御プログラム1100の処理については、実施形態と同じ処理の流れであるため説明を省略する。
クライアント端末2にて位置関連情報を設置する際の処理についても、実施形態1と同じ処理の流れであるため説明を省略する。
管理サーバ1がクライアント端末2から設定リクエストを受信した際の位置関連情報設定部1200の処理についても、実施形態1と同じ処理の流れであるため説明を省略する。
次に、管理サーバ1が携帯情報端末3から要求リクエストを受信した際の要求リクエスト処理部1500の処理を説明する。
図8は、管理サーバ1の要求リクエスト処理部1500の処理を説明したフローチャートである。要求リクエスト処理部1500は携帯情報端末3からの要求リクエストを受信した際に実行されるプログラムである。
ステップ1501、ステップ1502、ステップ1503、ステップ1504、ステップ1400については、実施形態1と同じ処理であるため説明を省略する。
ステップ1505での処理について説明する。
本実施例では、アクセスランキングを作成する際にアクセスログテーブル2300の重みカラム2304をアクセスランキングの算出に使用する。例えば、重みカラムの値が“3”のアクセスログはアクセス数を“3”とカウントする。
作成したアクセスランキングは通信装置12によって、ネットワーク4を介し、携帯情報端末3へ送信し(ステップ1506)、処理を終了する。
図9は、管理サーバ1のノイズ除去処理部1400の処理を説明したフローチャートである。ノイズ除去処理部1400は、表示範囲の値が最大でない場合に、ノイズとなるアクセスを除去する際に実行されるプログラムである。
ステップ1401の処理の流れは実施形態1と同じであるため説明を省略する。
次に、ステップ1402の処理について説明する。
アクセスログテーブル2300を用いて位置関連情報の設定範囲に設置された情報の小区分毎のアクセス数を抽出する。このとき、アクセス数としてアクセスログテーブルの重みカラム2304を使用する。
ステップ1403以降は実施形態1と同じ処理の流れであるため説明を省略する。
次に、管理サーバ1が携帯情報端末3から取得リクエストを受信した際の位置関連情報提供部1300の処理を説明する。
図11は、管理サーバ1の位置関連情報提供部1300の処理を説明したフローチャートである。位置関連情報提供部1300は、携帯情報端末3より送信された提供情報リクエストを受信した際に実行されるプログラムである。
実施形態2において、位置関連情報提供部1300は、携帯情報端末3より送信された取得リクエストを通信装置12にて受信する(ステップ1301)。
次に、位置関連情報提供部1300は、リクエスト識別子カラムで一意になる値、取得リクエストに含まれる位置関連情報、重み“2”、配信情報識別子をそれぞれアクセスログテーブル2300のリクエスト識別子カラム2301、位置関連情報カラム2302、重みカラム2304、配信情報識別子カラム2303としてレコードを追加し(ステップ1302)、位置関連情報管理テーブル2200から取得リクエストで要求された配信情報識別子と配信情報識別子カラム2201が一致するレコードの位置関連情報本文2205取得し、通信装置12を通じてネットワーク4を介し、携帯情報端末3に送信し(ステップ1303)、処理を終了する。このとき、位置関連情報本文2205の情報量が多く携帯情報端末3の表示部36に表示しきれない場合は、位置関連情報本文2205の一部のみを送信する。
図22は、実施形態2において管理サーバ1の遷移処理部1700の処理を説明したフローチャートである。遷移処理部1700は、携帯情報端末3より送信された遷移リクエストを受信した際に実行されるプログラムである。
遷移処理部1700は、携帯情報端末3より送信された遷移リクエストを通信装置12にて受信する(ステップ1701)。次に、この遷移リクエスト要求を行った際に携帯情報端末3がアクセスした位置関連情報へのアクセスログのリクエスト識別子カラム2301と重みカラム2305の値をアクセスログ管理テーブルから取得する(ステップ1704)、次に遷移リクエストのリクエスト内容を判定し、“次の情報を見る”が要求された場合は、重みの値から1を引いた値を重みとし(ステップ1706)、位置関連情報提供部1300にて次のランキングの位置関連情報本文を取得し、通信装置12を通じて、ネットワーク4を介し、携帯情報端末3に送信し(ステップ1300)処理を終了する。“続きを読む”が要求された場合は、重みの値に1を足した値を重みとし(ステップ1705)、位置関連情報の本文の続きを送信する(ステップ1703)。次に、アクセスログテーブル2301のステップ1704で取得したリクエスト識別子と一致するレコードの重みカラム2305を更新し(ステップ1707)、処理を終了する。
実施形態2では、本文の続きが参照されたかどうかや次の情報が参照されたかどうかなどを重みの算出に使用しているが、ユーザに位置関連情報を評価してもらいその結果を重みにする方法や、位置関連情報にアクセスしている時間を重みにする方法などが考えられるが、何れの場合においても本発明は適用可能である。
[クライアント端末2の表示例]
図23はクライアント端末2において位置関連情報を設置する場合に、クライアント端末2の表示部26に表示される画面の画面例である。
クライアント端末2で位置情報に基づく情報配信システムを起動すると、管理サーバ1は携帯情報端末3からの要求リクエストを同様の処理を行い、表示部26には、地図を表示する地図表示エリア267と、その位置に設定されたアクセスランキングを表示するランキングリスト表示エリア269が表示される。クライアント端末2では、地図を表示する位置情報はマウス22、キーボード24などで指定する。地図表示エリア267の左側には、地図表示を広域表示するか小域表示するかを選択させるためのインタフェースであるスライドバー264が表示される。ユーザはクライアント端末2のマウス22やキーボード24を利用することによってこのスライドバー264を調節し、位置関連情報を設置する場所を選択することができる。ここでは、ユーザが、スライドバー264を調整する度にアクセスランキングを再表示することを想定しているが、ユーザがアクセスランキングを送信するタイミングを指示するためのインタフェースを提供してもよい。
ランキングリスト表示エリア269には、地図表示エリア267に表示されているエリア内に設定されている位置関連情報のランキングリストとして位置関連情報のタイトルがランキング順に表示されている。“位置関連情報1”261、“位置関連情報2”262、“位置関連情報3”263は位置関連情報のランキングリストに表示されているタイトルの例である。
地図表示エリア269には、位置関連情報を設置する位置の周辺の地図5001が表示することができる。この地図上には、位置関連情報へのアクセスログがヒートマップとして表示される。ヒートマップは、実施形態1の図8の1505ステップにおいて、すべてのアクセスログテーブル2300から取得したアクセスログを基に作成する。
265は“位置関連情報1”、266は“位置関連情報2”、268は“位置関連情報3”、269は“位置関連情報4”のヒートマップである。ここで、アクセスログテーブル2300に、携帯情報端末3からの要求リクエストが広域だったか小域だったかを格納するカラムを追加すれば、スライドバー264を調整することによって、広域の場合にはユーザが広域の情報としてアクセスした位置関連情報のヒートマップを、小域に移動するとそれぞれの状態においてアクセスした位置関連情報のヒートマップを表示することもできる。
ユーザはこの情報を参照しながら、位置関連情報を配置するための効果的な設定位置や範囲を判断することができる。
この外にも、本発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、ユーザの現在地の位置情報としては、パソコンのディスプレイ上で地図情報を表示しているときに、マウス等のポインタで地図上の地点を特定することで位置情報を取得することができる。この場合には、地図の表示範囲内に含まれる設定範囲内について設定されている位置関連情報を、本発明によるランキング情報に則って付加価値を付けて表示させることができる。更に、携帯情報端末3等の表示部において、位置関連情報のタイトル表示をする際、ランキングが上昇した情報には、好ましくはその上昇度に応じてマークを付すことで、ユーザにその旨を表示することが好ましい。
図1は、本発明の一実施例に係る位置情報に基づく情報配信システムの全体構成を示す。 図2は、ユーザ情報テーブル2100に格納されているデータ項目を詳細に説明した図である。 図3は、位置関連情報管理テーブル2200に格納されているデータ項目を詳細に説明した図である。 図4は、アクセスログテーブル2300に格納されるデータ項目を詳細に説明した図である。 図5は、クライアント端末2にて位置関連情報を設定する際の手順を説明したフローチャートである。 図6は、管理サーバ1の位置関連情報設定部1200の処理を説明したフローチャートである。 図7は、設定リクエスト情報の具体例である。 図8は、管理サーバ1の要求リクエスト処理部1500の処理を説明したフローチャートである。 図9は、管理サーバ1のノイズ除去処理部1400の処理を説明したフローチャートである。 図10は、ユーザが要求リクエストによって位置関連情報を要求したリクエストエリア内の提供情報の配置とアクセスログの配置を図式化したものである。 図11は、管理サーバ1の位置関連情報提供部1300の処理を説明したフローチャートである。 図12は、取得リクエストの具体例である。 図13は、管理サーバ1の遷移処理部1700の処理を説明したフローチャートである。 図14は、遷移リクエストの具体例である。 図15は、ユーザが要求リクエストによって位置関連情報を要求したリクエストエリア内の提供情報の配置とアクセスログの配置を図式化したものである。 図16は、上記図15のアクセスをグラフに表したものである。 図17は、上記図15から配信情報識別子2201が”配信情報1“の位置関連情報のアクセスのみ抜き出した図である。 図18は、要求リクエストの表示範囲が最大の場合の携帯情報端末3でのランキングリストの表示例である。 図19は、要求リクエストの表示範囲が最大でない場合の携帯情報端末3でのランキングリストの表示例である。 図20は、取得リクエストによって位置関連情報を要求した際の携帯情報端末3での表示例である。 図21は、実施形態2のアクセスログテーブル2300に格納されるデータ項目を詳細に説明した図である。 図22は、実施形態2において管理サーバ1の遷移処理部1700の処理を説明したフローチャートである。 図23は、クライアント端末2において位置関連情報を設置する場合に、クライアント端末2の表示部26に表示される画面の画面例である。
符号の説明
1…管理サーバ
11…CPU
12…通信装置
13…表示装置
14…キーボード
15…マウス
1000…メモリ
1100…システム制御プログラム
1200…位置関連情報設定部
1300…位置関連情報提供部
1400…ノイズ除去処理部
1500…要求リクエスト処理部
1600…ワークエリア
1700…遷移処理部
1170…2次記憶装置
2100…ユーザ情報テーブル
2200…位置関連情報管理テーブル
2300…アクセスログテーブル
2…クライアント端末
4…ネットワーク
21…通信装置
22…マウス
23…メモリ
24…キーボード
25…CPU
26…表示装置
27…2次記憶装置
3…携帯情報端末
31…通信部
32…CPU
33…位置関連情報取得部
34…メモリ
35…入力部
36…表示部
37…スピーカー部
38…カメラ部

Claims (19)

  1. 情報配信範囲に属する携帯端末に対して情報配信を行う情報配信システムであって、
    前記携帯端末は、
    要求範囲取得部が第1の要求範囲及び第2の要求範囲を取得し、
    位置情報取得部が前記携帯端末の位置情報を取得し、
    要求送信部が、前記第1の要求範囲と前記位置情報とを有する第1の情報配信要求を送信し、前記第2の要求範囲と前記位置情報とを有する第2の情報配信要求を送信し、
    管理サーバは、
    過去に携帯端末に配信された提供情報及び位置情報を格納するログ情報を有しており、
    前記第1の情報配信要求の前記位置情報と前記第1の要求範囲とに基づいて、前記第1の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度を算出し、
    前記第2の情報配信要求の前記位置情報と前記第2の要求範囲とに基づいて、前記第2の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度を算出し、
    前記第1の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度と前記第2の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度とに基づいて前記提供情報の情報配信ランクを決定し、
    前記携帯端末に前記決定した情報配信ランクと対応付けた配信情報を配信する
    ことを特徴とする情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の情報配信システムであって、
    前記管理サーバは、前記提供情報の前記情報配信ランクを、前記第1の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度と前記第2の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度と偏差値に基づいて決定することを特徴とする情報配信システム。
  3. 請求項1に記載の情報配信システムであって、
    前記携帯端末は範囲を指定する手段を有し、前記管理サーバは前記範囲を変更する度に新たな前記情報配信ランクを算出し、前記算出した情報配信ランクを前記携帯端末に提供することを特徴とする情報配信システム。
  4. 請求項1に記載の情報配信システムであって、
    前記管理サーバは、前記携帯端末に配信された前記配信情報が当該携帯端末において利用される際のアクセス時の状況を、前記提供情報の前記配信頻度の算出の際の重みとして付与することを特徴とする情報配信システム。
  5. 請求項1に記載の情報配信システムであって、
    前記第1の要求範囲は前記携帯端末が取り得る最大要求範囲であって、前記第2の要求範囲は前記最大要求範囲より狭い小域要求範囲であり、前記管理サーバは、前記最大要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度についての平均値、分散等の統計値に基づいて、前記第2の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度を加工して前記情報配信ランクを決定することを特徴とする情報配信システム。
  6. 請求項1に記載の情報配信システムであって、
    前記管理サーバは、前記ログ情報として、前記提供情報が広域情報としてアクセスされたか或いは小域情報としてアクセスされたかを格納するアクセスログ格納手段を有し、前記提供情報の設定位置を指定する際に、前記アクセスログ格納手段に格納されたログ情報に基づいて、情報提供範囲の広さを設定する際の参考情報を提供することを特徴とする情報配信システム。
  7. 請求項1に記載の情報配信システムであって、
    前記提供情報が位置を指定して設定される際に、前記管理サーバは、前記指定された位置を含む範囲の地図上に表示するため、前記提供情報へのアクセス情報のヒートマップを作成することを特徴とする情報配信システム。
  8. 情報配信範囲に属する携帯端末に対して情報配信を行う情報配信方法であって、
    前記携帯端末において、
    第1の要求範囲及び第2の要求範囲を取得するとともに、前記携帯端末の位置情報を取得し、
    前記第1の要求範囲と前記位置情報とを有する第1の情報配信要求を送信し、前記第2の要求範囲と前記位置情報とを有する第2の情報配信要求を送信し、
    管理サーバにおいて、
    過去に携帯端末に配信された提供情報及び位置情報がログ情報として格納され、
    前記第1の情報配信要求の前記位置情報と前記第1の要求範囲とに基づいて、前記第1の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度が算出され、
    前記第2の情報配信要求の前記位置情報と前記第2の要求範囲とに基づいて、前記第2の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度が算出され、
    前記第1の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度と前記第2の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度とに基づいて前記提供情報の情報配信ランクが決定され、
    前記携帯端末に前記決定した情報配信ランクと対応付けた配信情報を配信する
    ことを特徴とする情報配信方法。
  9. 請求項8に記載の情報配信方法であって、
    前記提供情報の前記情報配信ランクは、前記第1の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度と前記第2の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度と偏差値に基づいて決定されることを特徴とする情報配信方法。
  10. 請求項8に記載の情報配信方法であって、
    前記携帯端末において指定される範囲を変更する度に、新たな前記情報配信ランクが算出され、前記算出した情報配信ランクが前記携帯端末に提供されることを特徴とする情報配信方法。
  11. 請求項8に記載の情報配信方法であって、
    前記携帯端末に配信された前記配信情報が当該携帯端末において利用される際のアクセス時の状況が、前記提供情報の前記配信頻度の算出の際の重みとして付与されることを特徴とする情報配信方法。
  12. 請求項8に記載の情報配信方法であって、
    前記第1の要求範囲は前記携帯端末が取り得る最大要求範囲であって、前記第2の要求範囲は前記最大要求範囲より狭い小域要求範囲であり、前記最大要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度についての平均値、分散等の統計値に基づいて、前記第2の要求範囲に属する前記提供情報の配信頻度が加工されて、前記情報配信ランクが決定されることを特徴とする情報配信方法。
  13. 請求項8に記載の情報配信方法であって、
    前記ログ情報として、前記提供情報が広域情報としてアクセスされたか或いは小域情報としてアクセスされたかが格納され、前記提供情報の設定位置を指定する際に、前記格納されたログ情報に基づいて、情報提供範囲の広さを設定する際の参考情報が提供されることを特徴とする情報配信方法。
  14. 請求項8に記載の情報配信方法であって、
    前記提供情報を位置を指定して設定する際に、設定済みの前記位置関連情報へのアクセス情報のヒートマップを、前記指定された位置を含む範囲の地図上に表示することを特徴とする情報配信方法。
  15. 複数の携帯端末から情報配信要求を受けた際の過去のアクセス情報を格納しておき、携帯端末から情報取得範囲を指定して提供情報の情報配信要求を受けた場合に、当該携帯端末の位置情報を取得し、前記指定範囲にあわせて前記アクセス情報に基づく提供情報のランキングを調整し、当該調整されたランキングを当該携帯端末に提供することを特徴とする情報配信方法。
  16. 請求項15に記載の情報配信方法であって、
    前記アクセス情報に基づく前記提供情報の前記ランキングの調整として、前記携帯端末で小域情報が指定された場合は、広域範囲に配置された前記提供情報へのアクセス数と範囲を基に算出した値と小域範囲に設定された前記提供情報へのアクセス数と範囲を基に算出した値を利用することによって、前記広域範囲へのアクセス数がノイズになっているか判断し、ノイズになっている場合は前記算出した値を利用して当該アクセス数を修正する処理を行うことを特徴とする情報配信方法。
  17. 携帯端末から受信した提供情報を要求するリクエストを処理する要求リクエスト処理手順と、当該要求リクエスト処理手順で処理された提供情報リストからユーザが選択した提供情報を取得するリクエストで要求された当該提供情報を提供する提供手順と、前記提供情報の前記携帯端末上への表示時に別の情報の要求やページ遷移するなどのリクエストを処理する遷移処理手順とを有することを特徴とする情報配信用プログラム。
  18. 請求項17に記載の情報配信用プログラムであって、前記要求リクエスト処理手順において、ユーザから要求された位置から優先度の高い提供情報を選ぶためのノイズ除去処理手順を含んでいることを特徴とする情報配信用プログラム。
  19. 請求項17に記載の情報配信用プログラムであって、更に、クライアント端末から受信した情報を設定するリクエストを処理する提供情報設定手順を含んでいることを特徴とする情報配信用プログラム。
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