JP2002258095A - 光導波路の形成方法 - Google Patents
光導波路の形成方法Info
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Abstract
かからない安定した光導波路の形成方法を提供する。 【解決手段】 所定の波長帯の光を受けて重合するコア
形成用樹脂と、その波長帯と同一帯域であってコア形成
用樹脂よりも強い強度の光で重合が可能で、かつ、硬化
後の光屈折率がコア形成用樹脂よりも小さいクラッド形
成用樹脂とを混合した感光性樹脂を用意し、コア形成用
樹脂の重合のみが可能な強度の光を感光性樹脂に照射し
てクラッド形成用樹脂を排除しつつコア形成用樹脂の重
合を行わせて光導波路のコア層を形成し、その後にクラ
ッド形成用樹脂の重合が可能な強度の光を感光性樹脂に
照射して光導波路のクラッド層を形成する。
Description
導波路を無調芯接続させるための光導波路の形成方法に
関する。
処理、あるいは電子機器、光学機器等の分野が急速に進
展しつつあり、各種光デバイス間における光導波路の開
発が大きな課題となっている。各種光デバイスは光ファ
イバなどの光導波路によって接続されるが、その接続に
は極めて高い位置精度が要求される。従来このような接
続作業は手作業もしくは高精度な調芯設備により行われ
ているため、接続コストが上昇してしまうという問題が
あった。
に、自己形成光導波路の技術が開発されている。これ
は、光ファイバなどの光導波路の接続端部を感光性樹脂
に浸漬し、その光ファイバ等を通して感光性樹脂に光を
照射することにより感光性樹脂を徐々に硬化させて、接
続端部の先端に光導波路のコア層を形成するものであ
る。
た従来の方法により形成される光導波路は、クラッド層
が液体のままであるため、この状態で紫外線等の光が当
たるとクラッド層が硬化し、形成された光導波路が消失
してしまうという問題がある。
化後の屈折率がコア層よりも低くなる別の樹脂に再び浸
漬し、その樹脂を硬化させることにより、コア層の周り
に安定した固体型のクラッド層を形成する方法が考えら
れている。しかし、クラッド層形成前のコア層は不安定
であり、その状態で未硬化の感光性樹脂の除去等の作業
を行う必要があるから、取り扱いを極めて慎重に行わね
ばならず、実用的に問題がある。
折率が異なる2種類の感光性樹脂を混合し、照射光の波
長の差を利用して混合した感光性樹脂からコア層とクラ
ッド層とを別々に形成することも考えられる。しかし、
これでは硬化用の光源として波長が異なる2種類のラン
プが必要となるため、設備コストや手間がかかるという
問題がある。
あって、接続が簡単かつ確実で、設備コストや手間がか
からない安定した光導波路の形成方法を提供することを
目的とする。
の請求項1の発明は、感光性樹脂に光を照射することに
よってその光の経路に応じた光導波路を形成する方法で
あって、感光性樹脂はコア形成用樹脂とクラッド形成用
樹脂との混合物を使用する。両樹脂は、ともに同一の波
長帯の光で重合し、コア形成用樹脂の光屈折率はクラッ
ド形成用樹脂のそれより大きい。また、クラッド形成用
樹脂はコア形成用樹脂よりも強い強度の光を受けて初め
て重合が可能であるものを選択する。
に、接続される一対の光導波路の双方から相手側の光導
波路に向けて光を照射する。
するには、まず、共に同一の波長帯の光を受けて重合す
るコア形成用樹脂とクラッド形成用樹脂とを混合した感
光性樹脂を調合する。ここで、コア形成用樹脂は、重合
して硬化したときの光屈折率がクラッド形成用樹脂のそ
れより大きいものを選定し、また、クラッド形成用樹脂
はコア形成用樹脂よりも強い強度の光を受けて初めて重
合が可能であるものを選択する。
1を、例えば光ファイバ2の先端部を包み込むように塗
り付け、その光ファイバ2を通して図示しない光源から
弱い光、すなわちコア形成用樹脂の重合は可能であるが
クラッド形成用樹脂の重合は実質的に不可能な強度の光
を感光性樹脂に照射する。すると、感光性樹脂のうち感
光性がより高いコア形成用樹脂だけが選択的に重合を開
始する。両樹脂の混合体である感光性樹脂のうちコア形
成用樹脂だけが重合を始めると、未硬化のクラッド形成
用樹脂は、流動性を保っているから、硬化してゆくコア
形成用樹脂から排除されてゆく。また、硬化したコア形
成用樹脂の屈折率は未硬化の感光性樹脂のそれより大き
いから、光ファイバ2のコア2A部分から照射された光
は硬化したコア形成用樹脂に閉じこめられつつ、先端に
集中的に照射される(図1(B)参照)。この結果、光
ファイバ2のコア2A先端から照射された光の通路に沿
ってコア形成用樹脂が優先的に硬化してコア層3が形成
され、その周囲を未硬化の感光性樹脂1が包囲した状態
となる。
1の全体に照射できるようにし、光源の出力を上げてク
ラッド形成用樹脂を重合させることが可能な強度の光を
発生させる。すると、感光性樹脂1中のクラッド形成用
樹脂および未硬化のコア形成用樹脂が硬化してコア層3
を包囲する固体のクラッド層4が形成される(図1
(C)参照)。
樹脂及びクラッド形成用樹脂としては、例えば互いに異
なる重合反応を経て光重合が起こる樹脂を選択できる。
例えば、アクリル系樹脂に代表されるようなラジカルに
よる逐次重合反応によって重合が進むラジカル重合系の
感光性樹脂と、エポキシ系樹脂に代表されるようなイオ
ン対を介して重合が進むカチオン重合系の感光性樹脂と
の組み合わせが望ましい。このような組み合わせでは、
ラジカル重合系樹脂の方が、カチオン重合系樹脂よりも
重合反応が急速に進行するから、弱い光によってアクリ
ル系樹脂だけが選択的に重合することになるためであ
る。
進み具合いにさらに差をつけるためには、例えばラジカ
ル重合系樹脂の重合反応速度を速めるようにしてもよ
い。アクリル系樹脂を例に取ると、アクリル系樹脂の単
位質量あたりに含まれるアクリル基の数を多く(すなわ
ち、アクリル当量を少なく)したり、モノマの濃度を高
めることにより、重合に関与する反応基の濃度を高くし
て重合反応速度を高めることができる。また、重合開始
剤の量子収率(光子量あたりのラジカル生成量)や濃度
を高くして重合反応速度を高めることができる。
を遅めてもよい。エポキシ系樹脂を例に取ると、エポキ
シ系樹脂の単位質量あたりに含まれるエポキシ基の数を
少なく(すなわち、エポキシ当量を多く)したり、モノ
マの濃度を低くすることにより、重合に関与する反応基
の濃度を低くして重合反応速度を遅くすることができ
る。また、重合に関与するイオン対の非求核性を低くし
たり、あるいは重合開始剤の量子収率(光子量あたりの
カチオン生成量)を低くして重合反応速度を遅くするこ
とができる。
樹脂同士を混合しても、どちらか一方の樹脂を選択的に
重合させることができる。同じ重合系である以上、重合
開始剤や増感剤の異なる樹脂同士を混合しても選択的に
重合させることは困難であるが、この場合はマトリクス
であるオリゴマ分子に反応基の濃度差をつけてやればよ
い。例えばラジカル重合系のアクリル樹脂であれば、反
応基であるアクリル当量に差をつければ、ある照射光に
て反応基の多い(アクリル当量の少ない)方が選択的に
重合する。
脂とを選択する際に、両者の硬化波長が全く同一でない
場合でも、増感剤を添加することにより、1種類の光源
で両者の光重合を起こすことが可能である。これは、照
射する光の波長域に吸収を持たない、もしくは少量しか
持たない感光性樹脂でも、その波長域に吸収を持つ適当
な増感剤を添加し、その増感剤が吸収したエネルギーを
利用することにより、光重合を誘発させることができる
からである。すなわち増感剤を添加すると照射光の波長
域内に大きな吸収を持たせ、結果として感度を増大させ
ることができる。一般にこのような増感された吸収波長
域はラジカル発生剤本来の持つ吸収波長域よりもより長
波長側に拡大され、光源の発する光子を効率よく利用で
きるので、感度が上昇する。
樹脂とクラッド形成用樹脂とは、硬化後の屈折率の差が
大きい方が好ましい。高分子の屈折率は(分子屈折)/
(分子容)が大きければ大きくなるから、分子屈折およ
び/あるいは分子容を調整することにより、両者の屈折
率を調整することが可能である。
る個々の基の原子屈折の総和)を調整するには、塩素、
イオウなど、分極率の大きな基を導入すると原子屈折が
上がり、結果的に屈折率は大きくなる。また、2重結合
基や芳香族環基を導入して分子の対称性を下げることに
よっても分極率が大きくなり、原子屈折が上がって屈折
率が大きくなる。
屈折率は小さくなる。そのためには分子量に比して密度
を上げればよく、これは架橋点間分子量を小さくするこ
とにより達成できる。またフッ素は分極率に比してその
体積が大きいため、フッ素を含む基を導入しても屈折率
は小さくなる。
(A)に示すように、感光性樹脂1を例えば光学的に結
合すべき対をなす光ファイバ2,2’の端部間を包囲す
るように塗布し、これを硬化させることで両光ファイバ
2,2’を光学的にも接続することができる。この場
合、コア層3を形成するための光を一方の光ファイバ2
から相手側の光ファイバ2’に向けて照射し、クラッド
層4を形成するための光は両光ファイバ2,2’の外側
から感光性樹脂1の全体に向けて一括的に照射する。
続するためには、コア層3を形成するための光を、両光
ファイバ2,2’からそれぞれ相手側の光ファイバ
2’,2に向けて照射するようにすることが好ましい
(図3(A)参照)。このようにすると、光ファイバ
2,2’から出射される互いの出射光2X,2Yが重な
り合う部分2Zにおいて光強度が高くなる。そこで、そ
の重畳部分2Zの光強度がコア形成用樹脂の重合が可能
な強度となるように設定すれば、互いの出射光が重なり
合う部分2Zにコア層3が形成されることになる(図2
(B)参照)。この方法では、一対の光ファイバ2,
2’の光軸がずれていたとしても、両光ファイバ2,
2’の端部を結ぶ経路にコア層3が形成され、高い確率
で光学的な結合を達成することが可能となる。
る際には、一対の光ファイバ2,2’の双方から同時に
相手側の光ファイバに向けて照射する方法と、両光ファ
イバ2,2’の一方から他方に向けて片側ずつ交互に照
射する方法とがあり、いずれによっても両光ファイバ
2,2’間を接続する光導波路を形成可能である。
0として、紫外線を照射することによりラジカル重合を
起こすアクリレート系の紫外線硬化性接着剤(ロックタ
イト社製Loctite358;以下樹脂A)と、同じ
く紫外線を照射することによりカチオン重合を起こすフ
ッ素化エポキシ系の紫外線硬化性接着剤(NTT−AT
社製;以下樹脂B)とを重量比1:1の割合で混合した
ものを使用した。それぞれの感光性樹脂の硬化後の屈折
率は、波長850nmにおいて樹脂Aが約1.50、樹
脂Bが約1.47である。以下、手順を示す(図4参
照)。
したGI型石英製マルチモードファイバ11(フジクラ
製;コア/クラッド=50μm/125μm)を1m程
度用意した。 (2)ファイバ11の片端より、250Wの高圧水銀ラ
ンプを光源とした紫外線照射装置12(松下マシンアン
ドビジョン製、5252L)より200nm〜500n
mの波長範囲に分光分布を持つ紫外線を入射して、ファ
イバ11のもう一方の端から出射される紫外線照度を紫
外線照度計(ウシオ電機製UIT−150)を用いて
0.3mW/cm2になるように調整した。 (3)出射側のファイバ11の端部を光ファイバ用V溝
基板13(モリテックス社製石英V溝)に位置させ、さ
らにそのファイバ11の端部全体に、上述した感光性樹
脂10を隙間無く埋まる様に塗布した。V溝押さえ板に
てファイバ11の端部および感光性樹脂10を動かない
様に挟み込んだ。 (4)(3)の状態にファイバ11を保持したまま、
(2)にて照度を調整した紫外線をファイバ11の出射
端より感光性樹脂10中に照射した。 (5)(4)の後、上記と同じ紫外線照射装置12を用
いて、約300mW/cm2の照度を持つ紫外線をファ
イバ11の先端部分の感光性樹脂10を含むV溝基板1
3全体に30秒間照射した。
の樹脂Aおよび樹脂Bに施し、ファイバ11の出射端よ
り自己形成されるコア層を観察したところ、樹脂Aでは
1秒で約300μm、3秒で約500μm、10秒で約
1mmのコア層が形成され、樹脂Bでは1秒で100μ
m以下、3秒で約100μm、10秒で約300μmの
コア層がそれぞれ形成されることが顕微鏡(キーエンス
社製VH−7000)上確認された。また、上記(1)
〜(4)の操作を樹脂Aおよび樹脂Bを重量比1:1で
混合した感光性樹脂10に施したところ、1秒で約30
0μm、3秒で約500μm、10秒で約1mmのコア
層が形成されることが同様の顕微鏡観察にて確認され
た。これは、混合樹脂中において、樹脂Aが選択的に硬
化されてコア層が形成されたと推察される。
(5)の操作を施して系全体を硬化させてクラッド層を
形成したところ、上で観察されたコア層は形が保持され
ていることが同様の顕微鏡観察にて確認された。さらに
可視光をファイバ11の出射端より照射し、光導波路か
らの漏光を観察することによっても、光導波路形状に沿
って漏光が観察され、安定した光導波路が形成されてい
ることが確認された。
2実施例を説明する。手順は次の通りである。 (6)ファイバカッターなどで端面処理を施した1m程
度のGI型石英製マルチモードファイバ11(フジクラ
製;コア/クラッド=50μm/125μm)を2本用
意した。 (7)それぞれのファイバ11,11’の片端より、2
50Wの高圧水銀ランプを光源とした紫外線照射装置1
2(松下マシンアンドビジョン製、5252L)より2
00nm〜500nmの波長範囲に分光分布を持つ紫外
線を入力して、出射側とするそれぞれのファイバ11,
11’のもう一方の端から照射される紫外線照度を紫外
線照度計(ウシオ電機社製UIT−150)を用いて
0.3mW/cm2になるように調整をした。 (8)それぞれの出射側のファイバ11,11’の端部
を500μm程度の間隔をあけて光ファイバ用V溝基板
13(モリテックス社製石英V溝)に付き合わせて位置
させ、さらにその付き合わせ部全体に上記第1実施例に
て使用した感光性樹脂10と同様の樹脂Aおよび樹脂B
の混合樹脂をファイバ11,11’間に隙間無く埋まる
様に塗布した。V溝押さえ板にて付き合わせ部および感
光性樹脂10を動かない様に挟み込んだ。 (9)(8)の状態にファイバ11,11’を保持した
まま、一方のファイバ11の入射側に波長850nmの
LED光源(安藤電機製、AQ2140及びAQ421
5)を用いて、出力約−10dBm(約0.1mW)の
光を入射し、他方のファイバ11’の入射側から出射さ
れる光出力をパワーメータ(安藤電機製、AQ2140
及びAQ2730)を用いて測定した。 (10)(8)の状態にファイバ11,11’を保持し
たまま、(7)で照度を調整した紫外線をそれぞれのフ
ァイバ11,11’の出射端より同時に、感光性樹脂1
0中に1秒から2秒間照射した。 (11)(10)の後、上記と同じ紫外線照射装置12
を用いて、300mW/cm2の照度を持つ紫外線をフ
ァイバ11,11’の付き合わせ部分の感光性樹脂10
を含むV溝基板13全体に30秒間照射した。
ろ、感光性樹脂10の硬化が未だ行われていない(9)
の段階においては、8dB以上の光出力の損失が測定さ
れた。また、(10)の操作の後には、双方のファイバ
11,11’の出射端よりコア層が形成され、それぞれ
のコア層が真中付近で結合していることが顕微鏡上観察
された。
せてクラッド層を形成した後も、(10)で観察された
コア層は形が保持されていることが顕微鏡上確認でき
た。また、(9)と同様に波長850nmにて光出力の
損失を測定したところ2dB〜5dBであり、この値は
(9)にて測定されたファイバ11,11’間に光導波
路が形成されていない状態よりも大幅に減少している。
すなわち、2本の光ファイバ11,11’同士が確実に
光結合されていることを示しており、(11)の操作を
施した後でも光が導波していることが確認された。また
上記実施例と同様に、可視光を一方のファイバ11の出
射端より照射し、ファイバ11,11’間の光導波路か
らの漏光を観察することによっても、光導波路形状に沿
って漏光が観察され、安定した光導波路が形成されてい
ることが確認された。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、200nm〜500nmの波
長範囲に分光分布を持つ紫外線を高圧水銀ランプにより
照射したが、レーザ等の単色光を照射してもよい。 (2)上記実施形態では、樹脂A:樹脂B=1:1の割
合で混合させたが、これに限るものではない。
類の樹脂の感光度差を利用して、まず弱い強度の光でコ
ア形成用樹脂を選択的に硬化させてコア層を形成し、そ
の後、同一波長帯ながら強い強度の光でクラッド層を形
成する構成である。従って、コア層形成後に別の樹脂に
コア層を浸漬させてクラッド層を形成する従来の構成と
比較して、コア層の安定を保ちながら簡単な操作で全固
体型の光導波路を形成することができる。また、2種類
の波長帯の光源を使用して樹脂を選択的に硬化させる方
法と比較して、照射光の光源は1種類でよいので、設備
が簡単で低コストとなる。
の断面図
形態を示す断面図
る実施形態を示す断面図
す概略図
す概略図
Claims (2)
- 【請求項1】 感光性樹脂に光を照射することによって
その光の経路に応じた光導波路を形成する方法であっ
て、 前記感光性樹脂は、所定の波長帯の光を受けて重合する
コア形成用樹脂と、その波長帯と同一帯域であって前記
コア形成用樹脂よりも強い強度の光で重合が可能で、か
つ、硬化後の光屈折率が前記コア形成用樹脂よりも小さ
いクラッド形成用樹脂とを含み、 前記コア形成用樹脂の重合のみが可能な強度の光を前記
感光性樹脂に照射することにより前記クラッド形成用樹
脂を排除しつつ前記コア形成用樹脂の重合を行わせて前
記光導波路のコア層を形成し、その後に前記クラッド形
成用樹脂の重合が可能な強度の光を前記感光性樹脂に照
射することにより前記光導波路のクラッド層を形成する
ことを特徴とする光導波路の形成方法。 - 【請求項2】 前記感光性樹脂は、光学的に結合すべき
対をなす光導波路の端部間を覆うように設けられ、前記
コア層を形成するための光は前記各光導波路からそれぞ
れ相手側の光導波路に向けて照射され、前記クラッド層
を形成するための光は前記両光導波路の外側から前記感
光性樹脂に向けて一括的に照射されることを特徴とする
請求項1記載の光導波路の形成方法。
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