JP2002257899A - オートハンドラ - Google Patents

オートハンドラ

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JP2002257899A
JP2002257899A JP2001052620A JP2001052620A JP2002257899A JP 2002257899 A JP2002257899 A JP 2002257899A JP 2001052620 A JP2001052620 A JP 2001052620A JP 2001052620 A JP2001052620 A JP 2001052620A JP 2002257899 A JP2002257899 A JP 2002257899A
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Kenji Takagi
憲治 高木
Shinu Go
震宇 呉
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Ando Electric Co Ltd
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    • G01R31/2886Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks
    • G01R31/2887Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks involving moving the probe head or the IC under test; docking stations
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICの端子を接触子に確実に圧接し、適切な
コンタクト力を与えることができるとともに、異なる品
種のICに容易に対応できるように、コンタクト力を容
易に調節することができるオートハンドラを提供するこ
と。 【解決手段】 移送手段を用いてICを移送することに
より、ICの端子をICソケットの接触子に圧接させて
ICを試験するオートハンドラであって、移送手段とI
Cとの間に介在し、内部に密閉空間を有するダンパと、
密閉空間の内圧を計測する圧力計と、圧力計の計測値が
規定値となるようにICの移送停止位置を制御する制御
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICテストシステ
ムのオートハンドラについてのものである。特に、IC
ソケットを用いて表面実装型パッケージのICを選別す
る水平搬送方式のオートハンドラに適用されるICの圧
接機構についてものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のオートハンドラ要部の構
成を示す図である。図5において、10は移送手段、1
1は保持手段、20はIC、30はICソケット、10
1はシリンダ、102はピストン、110は圧力調整手
段、120は制御手段である。
【0003】これら各構成要素のうち、移送手段10に
はシリンダ101が保持されている。シリンダ101内
には、密閉空間Sを形成するピストン102が移動自在
に挿通され、ピストン102の端部にはIC20を保持
する保持手段11が備えられている。圧力調整手段11
0はシリンダ101内の密閉空間Sに接続されていて、
例えば、減圧弁と空気源とから構成されて密閉空間Sの
内圧を一定に調整している。
【0004】このようなオートハンドラを用いて、IC
20を、移送手段10によって移送し(下降させ)、I
C20の端子21をICソケット30に設けられた接触
子31に圧接させることにより、端子21と接触子31
が導通され、IC20が試験される。端子21と接触子
31が導通されるために、IC20が下降される距離
(ストローク)は、端子21が接触子31に圧接される
ように予め適当に設定され、制御手段120が制御して
移送手段10を設定されたストロークだけ下降させてい
る。
【0005】移送手段10は、密閉空間Sを介してIC
20を下降させている。したがって、密閉空間Sの内圧
が圧力調整手段110によって適切なコンタクト力と等
しく保たれ、かつシリンダ101が端子21が接触子3
1に接触した時点よりもさらに下降されれば、IC20
の端子21は接触子31に適切なコンタクト力で圧接さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオートハンドラでは、各構成要素の精度不足
やストロークの設定ミスなどによりIC20の端子21
が接触子31に圧接されることができない場合にも、検
知する機能はないために試験装置としての信頼度が低い
という問題がある。また、接触子31の経年変化によ
り、当初設定したストロークではコンタクト力が不足し
てしまう場合があるため、定期的にストロークを設定し
直すか、ICソケット30を交換しなければならない。
【0007】さらに、多品種のIC20を試験する場
合、試験対象となるIC20の大きさや形状によってス
トロークを変更しなければならない。また、端子数が異
なると適切なコンタクト力が違ってくるので、密閉空間
Sの内圧を変更するために圧力調整手段110やシリン
ダ101およびピストン102などの構成要素を変更し
なければならず、試験対象となるIC20の品種が変更
される度に費やされる手間は多大なものであった。
【0008】また、IC20に与えることのできるコン
タクト力はシリンダ101(ピストン102)の受圧面
積によって決定されるため、より大きなコンタクト力を
与えるにはシリンダ101とピストン102を受圧面積
の大きいものに交換するか、シリンダ101とピストン
102とを介さずに移送手段10の駆動力をIC20に
直接伝達するしかない。駆動力をIC20に直接伝達し
てコンタクト力を調節するには、ストロークの調節によ
るしかなく、適切なコンタクト力を与えることができる
ストロークを決定するために試行錯誤を繰り返さなけれ
ばならない。しかも、そのようにして決定したストロー
クであっても、上述した接触子31の経年変化や各構成
要素の精度、個々のICの形状精度等によって、適切な
コンタクト力を与えることができない場合がある。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、ICの端子を接触子に確実に圧接し、適切
なコンタクト力を与え、異なる品種のIC試験に容易に
対応し、コンタクト力を容易に調節できるオートハンド
ラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1にかかる発明は、移送手段を用いてICを
移送することにより、ICの端子をICソケット接触子
に圧接させてICを試験するオートハンドラであって、
移送手段とICとの間に介在し、内部に密閉空間を有す
るダンパと、密閉空間の内圧を計測する圧力計と、圧力
計の計測値が規定値となるようにICの移送停止位置を
制御する制御手段とを備えることを特徴としている。
【0011】請求項2にかかる発明は、圧力計の計測値
に基づいて密閉空間の定常内圧を一定値に維持する圧力
補償手段を備えることを特徴としている。
【0012】請求項3にかかる発明は、請求項1または
2記載のオートハンドラにおいて、密閉空間の定常内圧
をICの品種に応じて設定する圧接力調整手段を備える
ことを特徴としている。
【0013】請求項4にかかる発明は、請求項1〜3い
ずれかのオートハンドラにおいて、初期のICの試験に
おける移送停止位置を記憶する記憶手段を備え、制御手
段は、以降のICの動作試験においては記憶手段に記憶
された移送停止位置にICを停止させることを特徴とし
ている。
【0014】請求項5にかかる発明は、請求項1のオー
トハンドラにおいて、ダンパは、移送手段に固定された
シリンダと、ICを保持する保持手段に固定されると共
に前記シリンダ内に移動自在に挿通されて密閉空間を形
成するピストンとから形成されることを特徴としてい
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
オートハンドラの一実施形態を説明する。
【0016】図1は、本発明によるオートハンドラ要部
を示すブロック図である。図1において、10は移送手
段、20はIC、30はICソケット、40はダンパ、
50は圧力計、60は制御装置、70は圧力補償手段、
80は圧接力調整手段、90は記憶手段である。図2
は、この発明のオートハンドラの要部構成図である。
【0017】移送手段10は、サーボモータ12と、サ
ーボモータ12によって回転するボールネジ13と、ボ
ールネジ13に連結する直進部材14とを有している。
サーボモータ12は制御手段60によって回転数を制御
されている。
【0018】IC20はいわゆるボールグリッドアレイ
であって、IC20の表面にボール端子21が縦横に配
列されている。ICソケット30には、端子21の位置
に対応する形で、複数の接触子31が配列されている。
端子21は接触子31を介してICテスタ(不図示)と
通電される。
【0019】図2に示すように、ダンパ40は、シリン
ダ41とピストン42で構成される。シリンダ41は、
プッシュロッド15、ブロック16およびベースアング
ル17を介して移送手段10の直進部材14に固定さ
れ、直進部材14と一体に移送される。ベースアングル
17はガイドレール18とすべり結合し、ベースアング
ル17がガイドレール18に沿って摺動することよって
シリンダ41は精度よく移動する。
【0020】図3(a)に示すように、ピストン42は
シリンダ41内を移動自在に挿通されていて、円周面に
設けられたシール材42aによってシリンダ41との間
に密閉空間Sを形成する。また、シリンダ41に内蔵さ
れたベアリング43は保持手段11に設けられたガイド
ロッド43aとすべり結合し、ピストン42は精度よく
昇降できる。
【0021】さらに、ピストン42の下部にはIC20
を保持する保持手段11が固定されている。保持手段1
1は、シリンダ41、ガイドロッド43aの内部に設け
られた吸着経路11aを介して空気源(図示せず)に接
続された吸着パッド11bを有している。吸着パッド1
1bは、空気源の吸引力によって、IC20を吸着保持
できる。
【0022】図1に戻り、説明する。圧力計50は電気
制御式であって、密閉空間Sの内圧を計測し、計測値を
電気的に出力する。前記計測値は、制御手段60に入力
される。
【0023】制御手段60は、圧力計50の計測値が入
力され、計測値に応じてサーボモータ12の回転数と、
圧力補償手段70の動作を制御する。
【0024】圧力補償手段70は、電磁弁71と、減圧
弁72と、空気源73で構成され、密閉空間Sの内圧を
補償する。電磁弁71は、5ポートクローズドセンタ接
続であって、密閉空間Sと接続するポートa、減圧弁7
2を介して空気源73と接続するポートp、排気ポート
rの3ポートが使用され、制御手段60によって動作を
制御され、空気源73から空気を密閉空間Sに送り込ん
だり、密閉空間S内の空気を排気する。
【0025】制御手段60と圧力補償手段70とによっ
て、密閉空間Sの定常内圧(無負荷状態における密閉空
間Sの内圧)P0を一定値に維持できる。例えば、密閉
空間Sから空気が外部に漏れて内圧が低下した場合に
は、制御手段60によって電磁弁71を駆動して密閉空
間Sに空気を送り込んで密閉空間Sの内圧を上げればよ
い。また、密閉空間Sの内圧が高まりすぎたときには、
制御手段60によって電磁弁71を駆動して、密閉空間
Sの空気を排気ポートrから排気すれば、密閉空間Sの
内圧を下げることができる。なお、図1では、圧力補償
手段70は圧力計50とは異なる経路で密閉空間Sに接
続されているが、図3に示すように一つの経路に圧力計
50と圧力補償手段70を直列で接続してもよい。
【0026】圧接力調整手段80は、圧力補償手段70
の電磁弁71と、減圧弁72と、空気源73を用いて、
密閉空間Sの内圧を調整できる。すなわち、電気制御式
の減圧弁72と電磁弁71を制御手段60で制御するこ
とにより、密閉空間Sの内圧をを任意に調整できる。
【0027】記憶手段90は、制御手段60に備えられ
てサーボモータ12の回転数を記憶できる。この記憶し
た回転数に応じて、制御手段60はサーボモータ12を
回転させる。
【0028】次に、この発明のオートハンドラの動作を
説明する。まず、図3(a)と図3(b)を参照して、
移送手段10によって移送されるシリンダ41の動作を
説明する。シリンダ41は、未測定のIC20がICソ
ケット30の上方に位置する原点位置Aで停止している
(図3(a)上方)。次に、シリンダ41は、端子21
を接触子31に接触させる接触位置Bまで下降する(予
備下降ステップ、図3(a))。シリンダ41はさらに
下降し、端子21を接触子31に圧接し、適切な計測圧
P1で端子21を接触子31に圧接する移送停止位置C
で停止する(圧接ステップ、図3(b))。
【0029】次に、シリンダ41の動作(移送手段10
の駆動)を制御する制御手段60について説明する。制
御手段60は、密閉空間Sの内圧を圧力補償手段70に
より予め定常内圧P0に調節し、電磁弁71のポートを
閉鎖してから予備下降ステップを開始する。予備下降ス
テップは、IC20を接触子31に接近させる動作であ
るから、この速度を速くするほどオートハンドラのサイ
クルタイムを短縮することができる。
【0030】端子21が接触子31に接触して圧力計5
0の計測値が上がり始めることにより、制御手段60は
シリンダ41が接触位置Bに到達したことを検知して、
圧接ステップに移行する。圧接ステップでは、制御手段
60は、サーボモータ12を所定のパルス数単位で駆動
(ピッチ送り)してシリンダ41を低速で下降させると
ともに、1ピッチ駆動させる毎に圧力計50の計測値が
計測圧P1に達したかを判断し、計測値が計測圧P1に
達するまでピッチ送りを繰り返す。圧力計50の計測値
が計測圧P1に到達すると、制御手段60はシリンダ4
1の下降を停止させ、IC20の試験を開始させる。
【0031】なお、記憶手段90に、接触位置Bよりも
上方に適当な停止位置B’(例えばIC20を接触子3
1に衝突させない安全な位置)を予め記憶させておき、
シリンダ41を一気に原点位置Aから停止位置B’まで
移送させ、停止位置B’で一端停止させてから端子21
を接触子31に接触させずに圧接ステップに移行しても
よい。これにより、IC20を破損することなく、移送
時間を短縮し、サイクルタイムを短縮できる。
【0032】さらに、試験対象となるIC20の初回の
動作試験における移送停止位置Cを記憶手段90に記憶
させ、制御手段60に、以降のIC20の試験において
はこの記憶された移送停止位置CにIC20を停止させ
ることにより、サイクルタイムをさらに短縮させること
も可能である。
【0033】次に、計測圧P1の設定について説明す
る。IC20の端子21が接触子31に圧接されて、密
閉空間Sの内圧がPとなっているとき、IC20に与え
られているコンタクト力Fは、ピストン42およびその
下の保持手段11の質量M、空気圧による力の伝達効率
η、ピストン42の受圧面積u、重力加速度gとして、 F=(P×u×η+M×g)…(1) となる。
【0034】一方、IC20は、端子21一個あたりの
推奨接触力fが定められている。推奨接触力fと端子2
1の個数Nから、IC20に与えるべき理想的なコンタ
クト力F0は、 F0=f×N…(2) したがって、式(1)と式(2)から、理想的なコンタ
クト力F0を与えるための計測圧P1は、 P1=(f×N−M×g)/(u×η)…(3) となるので、この式(3)から各IC20に適切な計測
圧P1を算出できる。また、この計算を制御手段60で
行えるようにし、質量M、受圧面積u、効率ηを予め入
力しておけば、動作時には、選別対象となるIC20の
推奨接触力fと端子21の個数Nを入力するだけで適切
な計測圧P1を制御手段60に設定できる。
【0035】次に、定常内圧P0について説明する。定
常内圧P0は、通常の環境では大気圧と等しくするのが
一般的であるが、密閉空間Sを圧縮して得られる反力に
は限界があるため、試験対象となるIC20がより大き
なコンタクト力を必要とする品種である場合には、対応
しきれない場合がある。そこで、定常内圧P0を大気圧
よりも高く設定することにより、密閉空間Sを圧縮して
得られる反力を大きくして、IC20を接触子31に圧
接する力をより大きくできる。定常内圧P0は、圧接力
調整手段80により調整できる。
【0036】また、上述のようにシリンダ41の下降に
より端子21を接触子31に圧接するのではなく、圧接
ステップにおいてサーボモータ12を駆動せず、圧接力
調整手段80を用いて、密閉空間Sの内圧を計測圧P1
まで上昇させることにより端子21を接触子31に圧接
してもよい。
【0037】さらに、接触位置Bよりもシリンダ41を
下降させるとともに、圧接力調整手段80を用いて密閉
空間Sに空気を送り込むことにより、密閉空間Sの内圧
を上昇させて、より大きな力で端子21を接触子31に
圧接することもできる。この機能は、ピストン42の動
き等によってシール材42aから密閉空間S内の空気が
漏れ、目的の計測圧P1まで上昇させることができない
場合にも用いることができる。
【0038】図4は、図2の拡大構成図である。図4で
は、回転軸Oを中心として、図2におけるベースアング
ル17、ダンパ40およびサーボモータ12が線対称に
配置している。ベースアングル17、ダンパ40および
サーボモータ12は、この例では2個1組として2組備
えられているが、1個ずつや2個以上を一組としたり、
回転軸Oの円周上に90°間隔で4組備えることもでき
る。
【0039】回転軸Oは、タイミングベルト131によ
って回転され、ベースアングル17、ダンパ40および
保持手段11を回転させる。ベースアングル17が図4
の左側に移動されると移送手段10のブロック16に接
続され、オートハンドラは上述した動作を行い、IC2
0を試験する。図4の右側に移動されたベースアングル
17、ダンパ40および保持手段11は、上下移動機構
130に接続され、未測定のIC20をトレイTから吸
着保持あるいは試験終了のIC20をトレイTに載置し
て、IC20を搬出入する。このようにして、本オート
ハンドラでは連続的にIC20を試験する。
【0040】以上のように、本実施形態によれば、移送
手段10とIC20との間に密閉空間Sを介在させ、密
閉空間Sの内圧を計測しながら移送手段10を駆動し
て、計測値が計測圧P1となるように制御手段60によ
ってIC20の移送停止位置Cを制御するので、IC2
0を適切なコンタクト力で確実に接触子31に圧接でき
る。
【0041】なお、前記実施形態において示した各構成
部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の
趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種
々変更可能である。図示のものでは、ダンパ40はシリ
ンダ41とピストン42から空気を密封された密閉空間
Sを構成したが、例えば空気を漏れにくくするために、
空気を密封したバルーンを用いたり、空気よりも漏れに
くい粘性の高い流体を密閉空間Sに封入するなどのよう
な構成であってもよい。また、この発明の実施の形態で
は、ICとしてBGA型パッケージを例示したが、この
発明は他の表面実装タイプのICにも適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移送手段とICとの間に密閉空間を介在させ、この密閉
空間の内圧を計測しながら移送手段を駆動して、計測値
が適切な測定圧となるように制御手段によってICの移
送停止位置を制御するので、ICを適切なコンタクト力
で確実に接触子に圧接させることができ、信頼度の高い
試験が実現される。
【0043】また、圧力計の計測値に基づいて密閉空間
の定常内圧を一定値に維持することができるので、密閉
空間から空気が漏れたときや圧力が高まりすぎたときに
もにも圧力を補償し、設定したコンタクト力を確実に発
生させることができる。
【0044】さらに、密閉空間の定常内圧を容易に調整
できるので、部品交換等の手間をかけずに、多品種のI
Cに容易に対応できる。
【0045】さらに、初期のICの試験における移送停
止位置を記憶し、以降のICの試験においては記憶され
た移送停止位置にICを停止させることにより、毎回の
動作試験におけるICの移送時間を短縮し、作業コスト
の低減が実現される。
【0046】また、シリンダとピストンとから密閉空間
を形成することにより、メンテナンス性のよいオートハ
ンドラが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるオートハンドラの
要部構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるオートハンドラの
要部構成を示す図である。
【図3】 本発明によるオートハンドラの動作を説明す
る図である。
【図4】 本発明の一実施形態によるオートハンドラの
拡大構成図である。
【図5】 従来のオートハンドラ要部の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…移送手段 11…保持手段 20…IC 21…端子 30…ICソケット 31…接触子 40…ダンパ 41…シリンダ 42…ピストン 50…圧力計 60…制御手段 70…圧力補償手段 80…圧接力調整手段 90…記憶手段 S…密閉空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送手段(10)を用いてIC(20)
    を移送することにより、ICの端子(21)をICソケ
    ット(30)の接触子(31)に圧接させてICを試験
    するオートハンドラであって、 移送手段(10)とIC(20)との間に介在し、内部
    に密閉空間(S)を有するダンパ(40)と、 密閉空間(S)の内圧を計測する圧力計(50)と、 圧力計(50)の計測値が規定値となるようにIC(2
    0)の移送停止位置を制御する制御手段(60)とを備
    える、 ことを特徴とするオートハンドラ。
  2. 【請求項2】 圧力計(50)の計測値に基づいて密閉
    空間(S)の定常内圧を一定値に維持する圧力補償手段
    (70)を備えることを特徴とする請求項1記載のオー
    トハンドラ。
  3. 【請求項3】 密閉空間(S)の定常内圧をIC(2
    0)の品種に応じて設定する圧接力調整手段(80)を
    備えることを特徴とする請求項1または2記載のオート
    ハンドラ。
  4. 【請求項4】 初期のICの試験における移送停止位置
    を記憶する記憶手段(90)をもち、制御手段(60)
    は、以降のICの試験においては記憶手段(90)に記
    憶された移送停止位置にICを停止させることを特徴と
    する請求項1〜3いずれかに記載のオートハンドラ。
  5. 【請求項5】 ダンパ(40)は、移送手段(10)に
    固定されたシリンダ(41)と、IC(20)を保持す
    る保持手段(11)に固定されると共にシリンダ(4
    1)内に移動自在に挿通されて密閉空間を形成するピス
    トン(42)とから形成されることを特徴とする請求項
    1記載のオートハンドラ。
JP2001052620A 2001-02-27 2001-02-27 オートハンドラ Pending JP2002257899A (ja)

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