JP2002256949A - 空燃比センサのヒータ通電制御装置 - Google Patents

空燃比センサのヒータ通電制御装置

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JP2002256949A JP2001052002A JP2001052002A JP2002256949A JP 2002256949 A JP2002256949 A JP 2002256949A JP 2001052002 A JP2001052002 A JP 2001052002A JP 2001052002 A JP2001052002 A JP 2001052002A JP 2002256949 A JP2002256949 A JP 2002256949A
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pipe temperature
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Hiroshi Sekine
関根  寛
Kozo Katogi
工三 加藤木
Yuji Ikeda
勇次 池田
Tomoharu Sasaki
朋春 佐々木
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気管温度センサ、センサ温度検出回路等を
用いることなく、空燃比センサのサーマルショックを確
実に防ぐことができる空燃比センサのヒータ通電制御装
置を提供する。 【解決手段】 エンジンの排気管に取り付けられたヒー
タ付き空燃比センサのヒータ通電制御装置において、エ
ンジン回転数検出手段により検出されるエンジン回転数
とエンジン負荷検出手段により検出されるエンジン負荷
に基づいて前記空燃比センサ近傍の排気管温度を算出す
る排気管温度算出手段と、前記排気管温度算出手段によ
り算出された排気管温度に応じて前記空燃比センサのヒ
ータ通電を制御するヒータ通電制御手段と、を有してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空燃比制御のた
めにエンジンの排気通路に取り付けられるヒータ付き空
燃比センサのヒータ通電制御装置に係り、特に、水滴付
着(被水)によるセンサ素子割れを防止するヒータ通電
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン、特に、自動車等の車両用エン
ジンでは、エンジンの排気管(排気通路)に酸素センサ
等の空燃比センサが取り付けられ、空燃比センサにより
検出される排気ガス中の酸素濃度(空燃比)に基づいて
燃料噴射量を補正することにより、空燃比を理論空燃比
に向けて制御する空燃比フィードバック制御が実行され
る。このような空燃比フィードバック制御が行われるこ
とにより、三元触媒コンバータによる排気ガスの浄化性
能が高く維持されると共に、燃費の悪化が防止される等
の効果が得られる。
【0003】一般に、空燃比センサは、ジルコニア等の
固体電解質によるもので、動作温度に制限があり、セン
サ素子が数百℃以上の活性化温度まで加熱されて活性し
た状態でないと、酸素濃度検出を行わないという特性を
有している。このため、空燃比センサには、長時間のア
イドリング運転等によって雰囲気温度(排気管温度)が
低下してもセンサ素子の温度を所要の活性温度に保つた
めに、ヒータを内蔵しているのが知られている。
【0004】一方で、エンジンの低温始動時や暖機過程
時等の排気管温度が低く、排気管内に水滴が残っている
ときや、排気管内に水滴が発生する虞れがある時に、空
燃比センサのヒータへの通電が開始されると、センサ素
子への水滴の付着によるサーマルショックにより、セン
サ素子に割れ等のダメージを与える虞れがある。
【0005】サーマルショック対策の従来例として、排
気管に温度センサを設けてエンジン始動時に排気管の温
度を検出し、排気管温度が所定温度に達するまではヒー
タ通電を禁止するもの(実開平5-84852号公報参照)
や、素子インピーダンスより素子温度を検出し、素子温
度の変化度合いより被水判定を行い、この判定結果に応
じてヒータ通電を制限するもの制御する(特開2000-283
948号公報参照)や、空燃比センサの内部抵抗値を測定
し、内部抵抗値からセンサ表面温度を推定し、センサ表
面温度に基づいて排気管温度を推定し、これで得られた
排気管温度が所定温度に達した時にヒータ通電を開始す
るもの(特開2000-97902公報参照)等が知られている。
【0006】また、吸入空気量などに代表されるエンジ
ン負荷を算出し、算出されたエンジン負荷が所定値以上
にある時間を積算し、この積算時間が所定値に達すれ
ば、排気管内に水分が発生することがないと推定し、積
算時間が所定値に達したことを条件としてヒータ通電を
開始するもの(特開平8-15213公報参照)が知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、排気管に温度
センサを設けるものは、排気管に温度センサを別途取り
付ける必要があるため、部品点数が増え、コスト高にな
り、また、温度センサのメンテナンスも必要になる。素
子インピーダンスより素子温度を検出し、素子温度の変
化度合いより被水判定を行うものや、空燃比センサの内
部抵抗値を測定し、内部抵抗値からセンサ表面温度を推
定、センサ表面温度に基づいて排気管温度を推定するも
のは、排気管温度検出用の温度センサを必要としない
が、素子インピーダンスや空燃比センサの内部抵抗値を
検出するための回路を設ける必要があるため、やはりコ
スト高となる。
【0008】また、ヒータに通電を開始した後は、空燃
比センサは数百℃に保たれるため、素子インピーダンス
や内部抵抗値はほぼ一定値を示すことになる。このた
め、外気温の低下や車両走行風により排気管が冷却され
て排気管内に水滴が発生する状態になっても、この時の
排気管の温度を正確に推定できず、センサ素子への水滴
の付着によるサーマルショックの発生を確実に回避する
ことができない。
【0009】エンジン負荷を算出し、算出されたエンジ
ン負荷が所定値以上にある時間を積算し、この積算時間
が所定値に達すれば、排気管内に水分が発生することが
ないと推定するものは、排気管温度センサを必要とする
ことはないが、排気管内の温度はエンジン負荷以外のエ
ンジン状態の影響を受けるため、排気管内の温度状態を
エンジン負荷が所定値以上にある時間の積算値だけで検
出することには無理があり、エンジン負荷が所定値以上
にある時間の積算値だけでは、排気管内に水分が発生す
る状態にあるか否かの判定を正確に行うことができず、
センサ素子への水滴の付着によるサーマルショックの発
生を確実に回避することができない。
【0010】本発明では、この様な課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、排気管温
度センサ、センサ温度検出回路等を用いることなく、空
燃比センサのサーマルショックを確実に防ぐことができ
る空燃比センサのヒータ通電制御装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明による空燃比センサのヒータ通電制御装置
は、エンジンの排気管に取り付けられたヒータ付き空燃
比センサのヒータ通電制御装置であって、前記エンジン
のエンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段
と、前記エンジンのエンジン負荷を検出するエンジン負
荷検出手段と、前記エンジン回転数検出手段により検出
されるエンジン回転数と前記エンジン負荷検出手段によ
り検出されるエンジン負荷に基づいて前記空燃比センサ
近傍の排気管温度を算出する排気管温度算出手段と、前
記排気管温度算出手段により算出された排気管温度に応
じて前記空燃比センサのヒータ通電を制御するヒータ通
電制御手段とを有しているものである。
【0012】このヒータ通電制御装置によれば、空燃比
センサの温度検出回路を用いずに、エンジン負荷とエン
ジン回転数とから排気管温度を算出し、算出した排気管
温度によってヒータ通電の制御が行われる。本発明によ
る空燃比センサのヒータ通電制御装置では、センサ素子
への水滴の付着によるサーマルショックを防止するため
に、前記ヒータ通電制御手段は、前記排気管温度算出手
段により算出された排気管温度が所定値以下の時には前
記空燃比センサのヒータ通電を禁止する。
【0013】本発明による空燃比センサのヒータ通電制
御装置は、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて予
め設定された排気管温度を記憶した排気管温度データ記
憶部を有し、前記排気管温算出手段は、前記排気管温度
データ記憶部より排気管温度を読み出し、前記排気管温
度データ記憶部より読み出した排気管温度に基づいて前
記空燃比センサ近傍の排気管温度を算出する。
【0014】本発明による空燃比センサのヒータ通電制
御装置は、更に、エンジン冷却水温を検出するエンジン
冷却水温検出手段と、前記排気管温度算出手段により算
出された排気管温度をエンジン冷却水温検出手段により
検出されたエンジン水温に応じて補正する排気管温度補
正手段とを有している。また、本発明による空燃比セン
サのヒータ通電制御装置は、更に、車両の車速を検出す
る車速検出手段と、前記排気管温度算出手段により算出
された排気管温度を車速検出手段により検出された車速
に応じて補正する排気管温度補正手段とを有している。
【0015】また、本発明による空燃比センサのヒータ
通電制御装置は、前記排気管温度算出手段により算出さ
れたエンジン停止時の排気管温度を記憶するエンジン停
止時排気管温度記憶部を有し、前記排気管温度算出手段
は、エンジン始動時に限って、前記エンジン停止時排気
管温度記憶部に記憶された前回のエンジン停止時の排気
管温度と今回のエンジン始動時のエンジン冷却水温とに
基づいて前記空燃比センサ近傍のエンジン始動時の排気
管温度の算出を行い、前記ヒータ通電制御手段は、前記
エンジン始動時の排気管温度が所定値以上であれば、前
記空燃比センサのヒータ通電を行うものである。
【0016】また、本発明による空燃比センサのヒータ
通電制御装置は、前記排気管温度算出手段は、エンジン
回転数、エンジン負荷が変化する過渡運転状態におい
て、排気管温度の算出値が変化する場合、所定の時定数
をもって時間の経過と共に徐々に変化するように排気管
温度を算出するものである。この場合、排気管温度算出
手段は、前記時定数を排気管温度の変化特性に影響を与
えるエンジン状態の検出結果に応じて適正値に可変設定
することができ、エンジン状態の検出結果としては、外
気温、空燃比センサ近傍の排気管温度等がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。エンジン本体1は、
各気筒の燃焼室2にピストン3を有し、ピストン3はコ
ネクティングロッド4によってクランク軸5に連結され
ている。エンジン本体1の吸気ポート6は吸気弁7によ
って開閉される。吸気ポート6には、エアクリーナ8、
スロットルボディ9、吸気管10が順に接続されてい
る。スロットルボディ9には、スロットルバルブ11、
アイドルスピードコントロールバルブ12が設けられて
おり、これらを通して各気筒の燃焼室2に空気が吸入さ
れる。
【0018】エンジン本体1には、吸気ポート6より燃
焼室2に燃料を噴射する燃料噴射弁13と、燃焼室2内
に火花スパークを発生する点火プラグ14とが設けられ
ている。エンジン本体1の排気ポート15は排気弁16
によって開閉される。排気ポート15には、排気管1
7、三元触媒コンバータ18が接続されており、これら
を通して排気ガスが排出される。
【0019】エンジン本体1には、水温センサ20が設
けられていると共に、回転情報(エンジン回転数)を得
るために、リングギア21と電磁ピックアップ式のクラ
ンク角センサ22が設けられている。また、エアクリー
ナ8には吸気温センサ23が、スロットルホディ9には
吸気圧センサ24が、エンジン本体1の動力出力部に接
続されているトランスミッション19には車速センサ2
5が各々取り付けられている。
【0020】三元触媒コンバータ18より上流側(エン
ジン側)の排気通路にはヒータ内蔵の第1の空燃比セン
サ26が設けられ、三元触媒コンバータ18より下流側
の排気通路にはヒータ内蔵の第2の空燃比センサ27が
設けられている。各センサの出力信号はコントロールユ
ニット30に入力される。コントロールユニット30
は、マイクロコンピュータを含む電子制御式のものであ
り、各センサよりの出力信号より、エンジン水温、エン
ジン回転数、吸入空気量、エンジン負荷などを演算算出
し、これらエンジン運転状態を示すパラメータに基づ
き、燃料噴射量、点火時期などの制御量を決定し、燃料
噴射弁13、点火プラグ14、アイドルスピードコント
ロールバルブ12等の各種アクチュエータを介してエン
ジン制御を行なう。ここで、エンジン負荷の算出は、吸
入圧力センサにより検出される吸入圧力より吸入空気量
を算出する代わりに、吸入空気量センサによって吸入空
気量を測定して行うこともできる。
【0021】コントロールユニット30は、第1の空燃
比センサ26、第2の空燃比センサ27の各々の内蔵ヒ
ータの通電制御を行うヒータ通電制御装置として機能す
る。このヒータ通電制御装置の一つの実施の形態を図2
を参照して説明する。ヒータ通電制御装置は、排気管温
度算出部31と、排気管温度データ記憶部32と、エン
ジン停止時排気管温度記憶部33と、排気温度補正部3
4と、ヒータ通電制御部35とを有しており、これら
は、コンピュータソウトウェアにより実現され得る。
【0022】排気管温度データ記憶部32は、エンジン
回転数とエンジン負荷とに応じて予め設定された排気管
温度をデータマップ構造(データテーブル構造)で記憶
している。図3は排気管温度データ記憶部32に格納さ
れる排気管温度マップデータ構造の一例を示している。
排気管温度マップは、図3に示されているように、エン
ジン負荷を代表する吸入圧力PMとエンジン回転数NE
の格子軸を持つマトリックス構造をなしており、排気管
温度T11、T12…として、実エンジンでの一定状態
での測定結果を設定されている。
【0023】排気管温度算出部31は、吸気圧センサ2
4により検出される吸入圧力と、クランク角センサ22
の出力信号よりの算出されるエンジン回転数を取り込
み、入力した吸入圧力とエンジン回転数に対応する排気
管温度を排気管温度データ記憶部32より読み出し、読
み出した排気管温度に基づいて空燃比センサ近傍の排気
管温度を算出する。例えば、吸入圧力がPM2で、エン
ジン回転数がNE1であれば、排気管温度T12が読み
出され、これに基づいて空燃比センサ近傍の排気管温度
が算出される。
【0024】排気管温度算出部31は、エンジン回転
数、吸入圧力(エンジン負荷)が変化する過渡運転状態
において、排気管温度の算出値が変化する場合には、所
定の時定数をもって時間の経過と共に徐々に変化するよ
うに排気管温度を補正演算する。時定数は、外気温、排
気管温度等、排気管温度の変化特性に影響を与えるエン
ジン状態の検出結果に応じて適正値に可変設定される。
なお、外気温は、吸気温センサ23によって検出される
吸気温で代用することができる。また、時定数は、排気
管温度算出部31が算出した排気管温度が上昇変化する
場合と、降下変化する場合とで、互いに異なる値のもの
に設定することもできる。
【0025】エンジン停止時排気管温度記憶部33は、
排気管温度算出部31により算出されたエンジン停止時
(エンジン停止直前時)の排気管温度を記憶する。した
がって、エンジン停止時排気管温度記憶部33に書き込
まれるエンジン停止時排気管温度は、エンジンが停止さ
れるたびに書き換えられる。
【0026】排気管温度算出部31は、エンジン始動時
にエンジン冷却水温センサ20によって検出されるエン
ジン冷却水温を取り込み、エンジン始動時に限って、エ
ンジン停止時排気管温度記憶部33に記憶された前回の
エンジン停止時の排気管温度と今回のエンジン始動時の
エンジン冷却水温とに基づいて空燃比センサ近傍のエン
ジン始動時の排気管温度の算出を行う。この排気管温度
(排気管温度初期値)は、前回のエンジン停止時の排気
管温度に、今回のエンジン始動時のエンジン冷却水温に
より設定される係数を乗じることにより算出される。
【0027】排気温度補正部34は、排気管温度算出部
31により算出された排気管温度をエンジン冷却水温セ
ンサ20により検出されるエンジン水温に応じて補正す
ると共に、排気管温度算出部31により算出された排気
管温度を車速センサ25により検出される車速に応じて
補正する。
【0028】ヒータ通電制御部35は、排気管温度算出
部31によって算出され、排気温度補正部34によって
補正された排気管温度に応じて空燃比センサのヒータ通
電を制御するものであり、ヒータ通電回路36にヒータ
オン・オフ指令信号を出力する。これにより、第1およ
び第2の空燃比センサ26、27のヒータ28のオン・
オフ(通電・通電停止)が行われる。ヒータ通電制御部
35は、水滴の付着によるサーマルショックの防止のた
めに、排気管温度が所定値以下の時にはヒータ通電を禁
止する制御を行う。
【0029】つぎに、本発明によるヒータ通電制御装置
での制御を、図4に示されているフローチャートを用い
て説明する。イグニッションスイッチ・オン(ステップ
S11)後、エンジン始動前に、始動時エンジン水温T
wsを検出する(ステップS12)。つぎに、エンジン
停止時排気管温度記憶部33に記憶していた前回エンジ
ン停止時の排気管温度Teeに、始動時エンジン水温T
wsにより設定される係数を乗じ、始動時排気温度の初
期値Teiを求める(ステップS13)。
【0030】つぎに、排気管温度の初期値Teiが予め
設定されているヒータ通電温度に達しているか否かの判
別を行う(ステップS14)。排気管温度の初期値Te
iが予め設定されているヒータ通電温度に達していれ
ば、フラグHに1をセットする(ステップS15)。そ
の後、エンジン始動を検出し(ステップS16)、エン
ジン始動後、フラグHをチェックする(ステップS1
7)。フラグH=1であれば(ステップS17否定)、
ヒータ通電処理を行う(ステップS29)。これによ
り、エンジン停止直後等、排気管がすぐに冷えない状況
等にあったことで、エンジン始動時の排気管温度が所定
値以上であり、排気通路内にあきらかに水滴がない状況
の時には、速やかにヒータ28の通電を開始することが
できる。
【0031】これに対し、フラグH≠1であれば(ステ
ップS17肯定)、すなわち、エンジン始動時の排気管
温度が所定値に達していなければ、吸入圧力を読み込み
(ステップS18)、エンジン回転数を算出し(ステッ
プS19)、それらの値に応じて排気管温度データ記憶
部32に予め記憶されている排気管温度データマップ
(図3参照)に基づき、排気管温度(マップ検索値)を
設定する(ステップS20)。
【0032】つぎに、エンジン冷却水温を読み込み(ス
テップS21)、排気管温度データ記憶部32の排気管
温度データマップより読み出した排気管温度を、エンジ
ン冷却水温に応じて補正演算(水温補正)する(ステッ
プS22)。さらに、車速検出を行い(ステップS2
3)、走行中であれば(ステップS24肯定)、車速に
応じて排気管温度を補正演算(車速補正)する(ステッ
プS25)。
【0033】また、吸気温を外気温度として入力し(ス
テップS26)、過渡運転時には、外気温度と算出され
た排気管温度とに応じて排気管温度が滑らかに変化する
ように補正演算する(ステップS27)。この補正演算
は、下記の式(1)ようなフィルタ式を用いて行うこと
ができる。
【0034】
【数1】 TEX=TEXn-1(1−K)+MTEX・K (1) ここに、 K=KTAN・KTKN TEX:排気管温度算出値 TEXn-1:前回の排気管温度算出値 MTEX:マップ検索値 KTAN:外気温による重み付け係数 KTKN:排気管温度による重み付け係数
【0035】外気温による重み付け係数KTANは、外
気温によって決められる係数であり、外気、つまりは空
気の熱伝導率の変化に合わせてテーブル値で設定され
る。高外気温時には、空気の熱伝導率は小さくなるた
め、係数KTANは小さくなり、排気管温度算出値TE
Xとしてはフィルタが大きくなる。これに対し、低外気
温時には、熱伝導率が大きくなるため、係数KTANも
大きくなり、排気管温度算出値TEXのフィルタは小さ
く、図5に示されているように、マップ検索値MTEX
をダイレクトにトレースするラインに近づくようにな
る。
【0036】また、排気管自体の熱伝導率も自身の温度
によって変化するたから、排気管温度が高いときには、
排気管温度による重み付け係数KTKNは小さくなり、
排気管温度が低いときは大きな値をとるようにして、正
確な排気管温度算出を行う。この排気管温度による重み
付けの違いを図6に例示している。
【0037】これにより、低外気温、低排気管温度での
機関運転時等、熱伝導率が大きい環境下では、排気管温
度変化速度を早め、また、高外気温、高排気管温度時に
は排気管温度変化を遅くすることで、より正確な排気管
温度を算出することができる。したがって、排気管が冷
やされ、水滴が発生する場合においても、ヒートショッ
クによるセンサ素子割れ等のダメージを速やかに防ぐこ
とができる。
【0038】ここで、図4に戻ると、これらによって算
出された排気管温度がヒータ通電温度に達しているか否
か、換言すれば、水滴が蒸発している温度であるか否か
の判別を行う(ステップS28)。排気管温度が所定値
以上であれば、ヒータ通電を開始し(ステップS2
9)、これに対し、所定温度以下であれば、排気管に水
滴があると判断し、ヒータ通電を行わない(ステップS
30)。
【0039】つぎに、エンジンが停止したか否かの判別
を行う(ステップS31)。エンジンが停止しない限
り、ステップS18に戻り、排気管の温度が所定の温度
を超えるまでステップS18〜ステップS28が繰り返
される。また、一度、ヒータに通電を開始しても、エン
ジンが停止しない限り、ステップS18〜ステップS2
8が繰り返されるため、エンジン運転の途中で排気管温
度が水滴の発生する温度以下に下がった場合には、ヒー
タ通電を中止し(ステップS30)、空燃比センサ素子
割れの防止を図る。エンジン停止が検出されると(ステ
ップS31肯定)、その時の排気管温度算出値を記憶す
る(ステップS32)。このエンジン停止時の排気管温
度の記憶値は、再始動時の排気管温度算出に用いられ
る。
【0040】図7に示されているように、エンジン停止
時の排気管温度算出値TEXがTeeであると、この値
が記憶される。イグニッションスイッチ・オンでエンジ
ン冷却水温TWNを読み込み、この時のエンジン冷却水
温TWNがTwsであれば、エンジン停止時排気管温度
Teeに、冷却水温Twsに応じて設定される係数を乗
じて排気管温度初期値Teiを算出する。なお、図7に
おいて、NEはエンジン回転数を示している。以上、本
発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記
実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載された本発明の精神を逸脱することなく、設計にお
いて種々の変更ができるものである。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による空燃比センサのヒータ通電制御装置によれば、
空燃比センサの温度検出回路を用いずに、エンジン負荷
とエンジン回転数とから排気管温度を算出し、排気管温
度が所定の温度を超えた場合にヒータ通電を開始するた
め、安価な構成で、空燃比センサのサーマルショックに
よる素子割れ等のダメージを確実に防止でき、空燃比セ
ンサの耐久性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空燃比センサのヒータ通電制御装
置が適用される車両用エンジンの全体構成を示すシステ
ム構成図である。
【図2】本発明による空燃比センサのヒータ通電制御装
置の一つの実施の形態を示すブロック線図である。
【図3】図2の空燃比センサのヒータ通電制御装置で使
用される排気管温度データマップの一例を示す説明図で
ある。
【図4】図2の空燃比センサのヒータ通電制御装置の処
理手順を示すフローチャートである。
【図5】図2の空燃比センサのヒータ通電制御装置にお
ける過渡運転時の排気管温度算出特性を示すグラフであ
る。
【図6】図2の空燃比センサのヒータ通電制御装置にお
ける過渡運転時の排気管温度算出特性を示すグラフであ
る。
【図7】図2の空燃比センサのヒータ通電制御装置にお
ける排気管温度初期値算出例を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 エンジン本体 2 燃焼室 13 燃料噴射弁 14 点火プラグ 18 三元触媒コンバータ 20 水温センサ 22 クランク角センサ 23 吸気温センサ 24 吸気圧センサ 25 車速センサ 26 第1の空燃比センサ 27 第2の空燃比センサ 28 ヒータ 30 コントロールユニット 31 排気管温度算出部 32 排気管温度データ記憶部 33 エンジン停止時排気管温度記憶部 34 排気温度補正部 35 ヒータ通電制御部 36 ヒータ通電回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 364 F02D 45/00 364D 368 368F (72)発明者 加藤木 工三 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 池田 勇次 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 佐々木 朋春 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G084 BA00 CA01 CA03 CA04 CA06 CA07 CA09 EA11 EB06 FA00 FA02 FA11 FA18 FA33

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気管に取り付けられたヒー
    タ付き空燃比センサのヒータ通電制御装置において、 前記エンジンのエンジン回転数を検出するエンジン回転
    数検出手段と、 前記エンジンのエンジン負荷を検出するエンジン負荷検
    出手段と、 前記エンジン回転数検出手段により検出されるエンジン
    回転数と前記エンジン負荷検出手段により検出されるエ
    ンジン負荷に基づいて前記空燃比センサ近傍の排気管温
    度を算出する排気管温度算出手段と、 前記排気管温度算出手段により算出された排気管温度に
    応じて前記空燃比センサのヒータ通電を制御するヒータ
    通電制御手段と、 を有していることを特徴とする空燃比センサのヒータ通
    電制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒータ通電制御手段は、前記排気管
    温度算出手段により算出された排気管温度が所定値以下
    の時には前記空燃比センサのヒータ通電を禁止すること
    を特徴とする請求項1に記載の空燃比センサのヒータ通
    電制御装置。
  3. 【請求項3】 エンジン回転数とエンジン負荷とに応じ
    て予め設定された排気管温度を記憶した排気管温度デー
    タ記憶部を有し、 前記排気管温算出手段は、前記排気管温度データ記憶部
    より排気管温度を読み出し、前記排気管温度データ記憶
    部より読み出した排気管温度に基づいて前記空燃比セン
    サ近傍の排気管温度を算出することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の空燃比センサのヒータ通電制御装置。
  4. 【請求項4】 エンジン冷却水温を検出するエンジン冷
    却水温検出手段と、 前記排気管温度算出手段により算出された排気管温度を
    エンジン冷却水温検出手段により検出されたエンジン水
    温に応じて補正する排気管温度補正手段と、 を有していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一
    項に記載の空燃比センサのヒータ通電制御装置。
  5. 【請求項5】 車両の車速を検出する車速検出手段と、 前記排気管温度算出手段により算出された排気管温度を
    車速検出手段により検出された車速に応じて補正する排
    気管温度補正手段と、 を有していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一
    項に記載の空燃比センサのヒータ通電制御装置。
  6. 【請求項6】 前記排気管温度算出手段により算出され
    たエンジン停止時の排気管温度を記憶するエンジン停止
    時排気管温度記憶部を有し、 前記排気管温度算出手段は、エンジン始動時に限って、
    前記エンジン停止時排気管温度記憶部に記憶された前回
    のエンジン停止時の排気管温度と今回のエンジン始動時
    のエンジン冷却水温とに基づいて前記空燃比センサ近傍
    のエンジン始動時の排気管温度の算出を行い、 前記ヒータ通電制御手段は、前記エンジン始動時の排気
    管温度が所定値以上であれば、前記空燃比センサのヒー
    タ通電を行うことを特徴とする請求項1〜5の何れか一
    項に記載の空燃比センサのヒータ通電制御装置。
  7. 【請求項7】 前記排気管温度算出手段は、エンジン回
    転数、エンジン負荷が変化する過渡運転状態において、
    排気管温度の算出値が変化する場合、所定の時定数をも
    って時間の経過と共に徐々に変化するように排気管温度
    を算出することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項
    に記載の空燃比センサのヒータ通電制御装置。
  8. 【請求項8】 前記排気管温度算出手段は、前記時定数
    を排気管温度の変化特性に影響を与えるエンジン状態の
    検出結果に応じて適正値に可変設定することを特徴とす
    る請求項7に記載の空燃比センサのヒータ通電制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記エンジン状態の検出結果は、少なく
    とも、外気温と、空燃比センサ近傍の排気管温度とを含
    む複数の検出結果であることを特徴とする請求項8に記
    載の空燃比センサのヒータ通電制御装置。
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