JP2002256196A - ボールペン用水性顔料インキ - Google Patents

ボールペン用水性顔料インキ

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JP2002256196A
JP2002256196A JP2001101787A JP2001101787A JP2002256196A JP 2002256196 A JP2002256196 A JP 2002256196A JP 2001101787 A JP2001101787 A JP 2001101787A JP 2001101787 A JP2001101787 A JP 2001101787A JP 2002256196 A JP2002256196 A JP 2002256196A
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ink
water
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JP2001101787A
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English (en)
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Makoto Nasukawa
良 名須川
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長期間保管後でもカスレが発生しない保存安
定性に優れたボールペン用水性顔料インキを提供する。 【解決手段】 1)架橋型ポリN−ビニルカルボン酸ア
ミドと、2又は3個のカルボキシル基を有する脂肪族有
機酸とを含有しているボールペン用水性顔料インキ。
2)脂肪族有機酸がくえん酸、こはく酸、酒石酸、りん
ご酸又はマロン酸であるボールペン用水性顔料インキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筆記部材として超
硬合金やセラミック製のボールを収容保持するボールペ
ンチップを備え、ボールの回転によりインキを吐出する
ボールペンに使用する水性インキに関する。更に詳しく
いえば経時的に増粘、析出などの変質のない安定なボー
ルペン用水性顔料インキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボールペンは、比較的細い筆
跡が得られると共に、繊維製ペン先や樹脂製ペン先を有
する筆記具に比べて、長期間使用してもペン先の摩耗や
つぶれなどによる筆跡巾の変化が少ないことから、広く
使用されている。このようなボールペンに使用される水
性インキ組成物の粘度は1〜数mPa・s(25℃)の
ものと、50〜2,000mPa・s(25℃)のもの
とが知られている。粘度が1〜数mPa・s(25℃)
の水性インキ組成物は主にインキ吸蔵体として中綿を用
いた構造のボールペンに使用され、50〜2,000m
Pa・s(25℃)のものは主にインキ貯蔵体として中
空の筒体を用いた構造のものに使用されている。
【0003】ボールペンによる筆記の機構は、ボール表
面に付着したインキがボールの回転に伴って、紙などの
被筆記面に転写されるというものである。ボールペン用
インキは基本的に、被筆記面に適正な量のインキが転写
され、更に、筆跡におけるかすれ、ボールペン先端のボ
ールペンチップからのインキ洩れ等の各種不具合が発生
しないという、ボールペンに対する一般的な要求を満足
する必要があり、このため、適宜、添加剤を選択した
り、物性を調整することが要求される。
【0004】また、従来、水性インキに、良好な印字品
位や経時における顔料凝集を防止し長期的な安定性を得
る目的で架橋型ポリN−ビニルカルボン酸アミドを添加
したものが、特開平7−62287号公報や特開平9−
194785号公報に開示されている。また、これら公
報に記載されたインキには、架橋型ポリN−ビニルカル
ボン酸アミドの他に、活性剤、高分子系顔料分散剤、水
溶性樹脂なども併用されている。この架橋型ポリN−ビ
ニルカルボン酸アミドは酸、アルカリに対し安定であ
り、他の配合物の影響を受けづらく比較的安定な増粘剤
であり、筆記感を滑らかにする為の添加剤を、反応、p
Hの変化によるインキの粘度変化などの不具合を起こす
ことなく使用することができるため、経時的に品質劣化
が少なく、なおかつ筆記感に特徴を持たせたボールペン
用水性インキ組成物を設計することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】水性インキを用いたボ
ールペンは、油性インキを用いたボールペンに比べる
と、長期間保管した時のインキ減量が多くなり、インキ
の粘度が上昇し、筆記に際してのインキの追従性が悪く
なってカスレてしまったり、ペン先内部の一部分でイン
キが乾燥し、その固化物がインキの吐出を妨げる結果、
カスレてしまうなどの不具合が発生しやすいものであっ
た。架橋型ポリN−ビニルカルボン酸アミドを用いた水
性インキはこの様な現象が他の増粘剤を用いた水性イン
キよりも起こりにくく、比較的良好な経時品質をもつ。
しかしながら、長期にわたる高温経時では水性インキの
宿命である乾燥、減量などによるペン先先端部のインキ
の増粘、乾燥固化、それらが引き起こすインキ吐出の減
少、カスレ現象などが全く起こらないわけではなく、完
全には抑えることができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水と、顔料
と、架橋型ポリN−ビニルカルボン酸アミドと、2又は
3個のカルボキシル基を有する脂肪族有機酸とを少なく
とも含むボールペン用水性顔料インキを要旨とするもの
である。
【0007】以下、詳細に説明する。架橋型ポリN−ビ
ニルカルボン酸アミドは、増粘剤としてインキ全体の粘
度を上昇させて、顔料を保持することによる分散安定
化、もしくはインキの流動性を低くすることによるイン
キ洩れの防止、ボールの回転を円滑にし筆記感を向上さ
せるなど、各種不具合を発生しにくくするものである。
架橋型ポリN−ビニルカルボン酸アミドの一例として、
カルボン酸アミド部分の種類がアセトアミド、ホルムア
ミドのもの等が挙げられ、製品としてはGX−205、
NA−010(以上、カルボン酸アミド部分がアセトア
ミド、昭和電工(株)製)が挙げられる。架橋型ポリN
−ビニルカルボン酸アミドは、水中において膨潤し、2
0μm程度の柔らかい弾力性のあるミクロゲル構造を形
成し、インキ全体の粘度を上昇させ、尚かつ顔料の沈降
を防止する効果を発揮する。架橋剤使用量はゲルの大き
さに影響するため、架橋型ポリN−ビニルカルボン酸ア
ミド製造時の架橋剤使用量がN−ビニルカルボン酸アミ
ドモノマーに対して1.0〜2.0%であることが好ま
しい。更に、溶媒又は分散媒中で膨潤することにより保
持する弾力性が大きくなり各効果が高くなるため、架橋
型ポリN−ビニルカルボン酸アミドが微粒子状であるこ
とが好ましい。この架橋型ポリN−ビニルカルボン酸ア
ミドの使用量は、他のインキとの相互作用を考慮すると
一概には決定できないが、少なすぎる場合はボール受け
座の摩耗や変形を抑制する効果が少なくなり、多い場合
にはインキが増粘し過ぎてボールの回転によってインキ
が吐出されにくくなるため、インキ全量に対して0.1
〜15.0重量%が好ましい。
【0008】2又は3個のカルボキシル基を有する脂肪
族有機酸は、長期間保管後のインキの安定性を向上する
ために使用するものである。具体的には、くえん酸、こ
はく酸、酒石酸、りんご酸、マロン酸、しゅう酸、マレ
イン酸、フマル酸、グルタル酸、グルタミン酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸などが例示され、D−体、L−体いず
れの異性体を用いても良い。効果の大きさの点で、くえ
ん酸、こはく酸、酒石酸、りんご酸、マロン酸が好まし
い。この有機酸の使用量は、0.1〜5.0重量%が好
ましく、少ない場合は効果が得られず、多い場合はそれ
以上の効果が得られない。
【0009】顔料としては、従来公知の顔料が使用で
き、具体例としては、SpecialBlack 6、
同S170、同S610、同5、同4、同4A、同55
0、同35、同250、同100、Printex 1
50T、同U、同V、同140U、同140V、同9
5、同90、同85、同80、同75、同55、同4
5、同P、同XE2、同L6、同L、同300、同3
0、同3、同35、同25、同200、同A、同G(以
上、デグサ・ジャパン(株)製)、#2400B、#2
350、#2300、#2200B、#1000、#9
50、#900、#850、#MCF88、MA60
0、MA100、MA7、MA11、#50、#52、
#45、#44、#40、#33、#32、#30、C
F9、#20B、#4000B、(以上、三菱化成工業
(株)製)、MONARCH 1300、同100、同
1000、同900、同880、同800、同700、
MOGULL、REGAL 400R、同660R、同
500R、同330R、同300R、同99R、ELF
TEX 8、同12、BLACK PEARLS 20
00(以上、米国、キャボットCo.LTD製)、Ra
ven7000、同5750、同5250、同500
0、同3500、同2000、同1500、同125
5、同1250、同1200、同1170、同106
0、同1040、同1035、同1020、同100
0、同890H、同890、同850、同790、同7
80、同760、同500、同450、同430、同4
20、同410、同22、同16、同14、同825o
il Beads、同H20、同C、Conducte
x 975、同900、同SC(以上、コロンビヤン・
カーボン日本(株)製)などのカーボンブラック、KA
−10、同10P、同15、同20、同30、同35、
同60、同80、同90、KR−310、同380、同
460、同480(以上、チタン工業(株)製)、P2
5(日本アエロジル(株)製)などの酸化チタン、BS
−605、同607(以上、東洋アルミ(株)製)、ブ
ロンズパウダーP−555、同P−777(以上、中島
金属箔工業(株)製)、ブロンズパウダー3L5、同3
L7(以上、福田金属箔工業(株)製)などの金属粉顔
料、また、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、群
青、紺青、コバルトブルー、クロムグリーン、酸化クロ
ムなどの無機顔料、ハンザエロー−10G、同5G、同
3G、同4、同GR、同A、ベンジジンエロー、パーマ
ネントエローNCG、タートラジンレーキ、キノリンエ
ロー、スダーン1、パーマネントオレンジ、インダスレ
ンブリリアントオレンジGN、パーマネントブラウンF
G、パラブラウン、パーマネントレッド4R、ファイヤ
ーレッド、ブリリアントカーミンBS、ピラゾロンレッ
ド、レーキレッドC、キナクリドンレッド、ブリリアン
トカーミン6B、ボルドー5B、チオインジゴレッド、
ファストバイオレットB、ジオキサジンバイオレット、
アルカリブルーレーキ、フタロシアニンブルー、インジ
ゴ、アシッドグリーンレーキ、フタロシアニングリーン
などの有機顔料などが挙げられる。また、この他に硫化
亜鉛、珪酸亜鉛、硫酸亜鉛カドミウム、硫化カルシウ
ム、硫化ストロンチウム、タングステン酸カルシウムな
どの無機蛍光顔料が挙げられる。前記した着色剤は、単
独或いは、他との組み合わせにより使用でき、その使用
量は色調などによっても異なるが、少ない場合はインキ
の発色が悪くなり、多い場合は着色剤が分散不足となり
各種不具合が発生するため、ボールペン用水性顔料イン
キ全量に対して0.1〜40重量%が好ましい。
【0010】本発明に係るボールペン用水性顔料インキ
は、顔料を用いているので、分散剤を併用することが好
ましい。分散剤としては、従来一般に用いられている高
分子分散剤や、アニオン系もしくはノニオン系の界面活
性剤などの顔料の分散剤として用いられるものが使用で
きる。一例として、高分子分散剤として、アラビアゴ
ム、トラガントガムなどの天然ゴム類、サポニンなどの
グルコシド類、メチルセルロース、カルボキシセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロースなどのセルロース誘導
体、リグニンスルホン酸塩、セラックなどの天然高分
子、ポリアクリル酸塩、スチレン−アクリル酸共重合物
の塩、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合物の塩、β
−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム
塩、リン酸塩、などの陰イオン性高分子やポリビニルア
ルコール、ポリエチレングリコールなどの非イオン性高
分子などが挙げられる。また、界面活性剤として、アル
キル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、N−アシルアミノ酸及びその塩、N−アシルメチル
タウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
塩、アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルリン酸塩などの陰イオン界面活性剤、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル類、ソルビタンアルキ
ルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキル
エステル類などの非イオン性界面活性剤が挙げられる。
これら水溶性樹脂、水可溶性樹脂及び界面活性剤は、そ
の1種または2種以上を選択し、併用しても使用でき
る。その使用量は、少ない場合は添加する目的である分
散効果が弱く、多い場合はインキ中の各組成物の溶解バ
ランスを崩してしまい各種不具合が発生する懸念がある
ため、ボールペン用水性顔料インキ全量に対して1〜2
0重量%が好ましい。
【0011】更に、顔料を水性媒体に分散した水性イン
キベースを用いることは、顔料インキ製造上有利なこと
である。具体的には、Fuji SP Black 8
031、同8119、同8167、同8276、同83
81、同8406、FujiSP RED 5096、
同5111、同5193、同5220、同5543、同
5544、Fuji SP Bordeaux 550
0、Fuji SPBlue 6062、同6133、
同6134、同6401、Fuji SPGreen
7051、Fuji SP Yellow 4060、
同4178、Fuji SP Violet 901
1、Fuji SP Pink 9524、同952
7、Fuji SP Orange 534、Fuji
SPBrown 3074(以上、冨士色素(株)
製)、Emacol Black CN、Emacol
Blue FBB、同FB、同KR、EmacolG
reen LXB、Emacol Violet B
L、Emacol Brown 3101、Emaco
l Carmmine FB、Emacol RED
BS、Emacol Orange R、Emacol
YellowFD、同IRN、同3601、同FG
N、同GN、同GG、同F5G、同F7G、同10G
N、同10GN、Sandye Super Blac
k K、同C、Sandye Super Grey
B、Sandye Super Brown SB、同
FRL、同RR、Sandye Super Navy
Blue HRL、同GLL、同HB、同FBL−
H、同FBL−160、同FBB、Sandye Su
per Violet BL H/C、同BL、同BL
N、Sandye Super Bordeaux F
R、Sandye Super Pink FBL、同
F5B、Sandye Super RubineF
R、Sandye Super Carmine F
B、Sandye Super Red FFG、同R
R、同BS、Sandye Super Orange
FL、同R、同BO、Sandye Gold Ye
llow 5GR、同R、同3R、Sandye Ye
llow GG、同F3R、同IRC、同FGN、同G
N、同GRS、同GSR−130、同GSN−130、
同GSN、同10GN(以上、山陽色素(株)製)、R
io Fast Black Fx 8012、同83
13、同8169、Rio Fast Red Fx
8209、同8172、Rio Fast Red S
Fx 8315、同8316、Rio Fast B
lue Fx 8170、Rio Fast Blue
Fx 8170、Rio Fast Blue S
Fx 8312、Rio Fast Green S
Fx 8314(以上、東洋インキ(株)製)、NKW
−2101、同2102、同2103、同2104、同
2105、同2106、同2107、同2108、同2
117、同2127、同2137、同2167、同21
01P、同2102P、同2103P、同2104P、
同2105P、同2106P、同2107P、同210
8P、同2117P、同2127P、同2137P、同
2167P、NKW−3002、同3003、同300
4、同3005、同3007、同3077、同300
8、同3402、同3404、同3405、同340
7、同3408、同3477、同3602、同360
3、同3604、同3605、同3607、同367
7、同3608、同3702、同3703、同370
4、同3705、同3777、同3708、同601
3、同6038、同6559(以上、日本蛍光(株)
製)、コスモカラーS 1000Fシリーズ(東洋ソー
ダ(株)製)、ビクトリアエロー G−11、同G−2
0、ビクトリアオレンジ G−16、同G−21、ビク
トリアレッド G−19、同G−22、ビクトリアピン
ク G−17、同G−23、ビクトリアグリーン G−
18、同G−24、ビクトリアブルー G−15、同G
−25(以上、御国色素(株)製)、ポルックスブルー
PC5T−1020、ポルックスブラック PC8T
−135、ポルックスレッド IT−1030等のポル
ックスシリーズ(以上、住化カラー(株)製)などが挙
げられるものであり、これらは1種または2種以上選択
して併用できるものである。
【0012】溶剤又は分散媒として必須の水の他に各種
の水溶性有機溶剤が使用可能であり、これらは水性イン
キとしての種々の品質、例えば、ペン先でのインキ乾燥
防止、低温時でのインキ凍結防止、顔料の分散媒などの
目的で使用するものである。具体的には、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、チオジエチレングリコー
ル、ヘキシレングリコール、テトラリン、グリセリンな
どのグリコール類や、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノエチルエーテル、エチレング
リコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリプロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレング
リコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブ
チルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエ
ーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プ
ロピレングリコールモノフェニルエーテル等のエーテル
類、ベンジルアルコール、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルコ
ール類、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン
などが使用でき、またこれらは1種又は2種以上選択し
て併用できるものである。そして、その使用量は、少な
い場合はインキ中の各組成物の溶解不足や分散不足によ
り不溶・凝集物が発生し、多い場合はインキ中の各組成
物の濃度が小さくなってその効果が小さくなり、各種不
具合が発生するため、ボールペン用水性顔料インキ全量
に対して5〜40重量%が好ましい。
【0013】必須成分である架橋型N−ビニルカルボン
酸アミドの他に、インキの粘度調整のため、又は着色剤
などの分散安定化のために、増粘性の水溶性高分子を併
用することもできる。具体的には、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、カルボキシビニルモノマー、ポリエチレンオキサ
イド、酢酸ビニルとポリビニルピロリドンの共重合体、
アクリル樹脂のアルカリ金属塩、アクリル酸とアルキル
メタクリレートの共重合体、天然系のアラビアガム、ト
ラガカントガム、キサンタンガム、グァーガム、ローカ
ストビーンガム、アルギン酸、カラギーナン、ゼラチ
ン、カゼイン、デキストラン、半合成系のメチルセルロ
ース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、デンプングリコール
酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロ
ピレングリコールエステル、及びこれらの誘導体などが
挙げられる。
【0014】また、黴の発生によるインキ通路における
インキの流出阻害を抑制するためにデヒドロ酢酸ナトリ
ウム、1,2−ベンゾチアザリン−3−オン、メチル−
2−ベンズイミダゾールカルバミン酸エステル、安息香
酸ナトリウムなどの防腐防黴剤を適量加えることもでき
る。
【0015】更に、金属の腐食防止のためにベンゾトリ
アゾール、エチレンジアミン四酢酸などの防蝕剤や、可
溶化剤としてオレイン酸のような脂肪酸も添加すること
ができる。
【0016】本発明のインキを製造するに際しては、従
来知られている種々の方法が採用できる。例えば、ター
ボミキサーなどの攪拌機やボールミル、サンドグライン
ダー、スピードラインミル、ロールミル等の分散機によ
り混合分散することによって容易に得られる。
【0017】
【作用】架橋型ポリN−ビニルカルボン酸アミドと、2
又は3個のカルボキシル基を有する脂肪族有機酸とを併
用したインキが何故長期間保管後のインキの安定性に優
れるのかは以下のように推察される。架橋型ポリN−ビ
ニルカルボン酸アミドは水溶液中ではミクロゲル構造を
形成する。このミクロゲルは1〜20μmと大きく柔軟
性には富んでいるが、長期間保管後のペン先内部のイン
キ中では水分が減少し、ミクロゲルの濃度が大きくなっ
てしまう。ミクロゲルの濃度が大きくなるとインキ中に
含まれる銅、アルミニウム、マグネシウム、カルシウム
などの微量金属イオンがミクロゲルの硬化剤として働
き、ペン先内部のインキだけが増粘、もしくは固化して
しまう。2又は3個のカルボキシル基を有する脂肪族有
機酸は、インキ中に含まれる微量金属イオンを捕捉しミ
クロゲルの硬化を防ぐ働きがあるため、長期経時後のペ
ン先内部のインキの増粘や固化を防ぎ、カスレを発生さ
せない。
【0018】
【実施例】以下、実施例により更に詳細に説明する。
【0019】実施例1 ポルックスブルーPC5T−1020(青色水性顔料ベ
ース、住化カラー(株)製) 20.00重量部 GX−205(架橋型ポリN−ビニルアセトアミド、昭
和電工(株)製) 1.40重量部 プロクセルGXL(防腐剤、ICIジャパン(株)製)
0.25重量部 エチレングリコール 32.00重量部 グリセリン 15.00重量部 くえん酸 0.50重量部 イオン交換水 30.85重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、残
りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用青
色水性顔料インキを得た。
【0020】実施例2 サンダイスーパーバイオレットBL(紫色水性顔料ベー
ス、山陽色素(株)製) 20.00重量部 GX−205(前述) 1.20重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 プロピレングリコール 26.00重量部 グリセリン 20.00重量部 こはく酸 0.20重量部 イオン交換水 32.35重量部 上記成分中、GX−205、プロピレングリコール、グ
リセリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を
行い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、
残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用
紫色水性顔料インキを得た。
【0021】実施例3 FUJI SP RED 5544(赤色水性顔料ベー
ス、富士色素(株)製) 18.00重量部 FUJI SP YELLOW 4178(黄色水性顔
料ベース、富士色素(株)製) 5.00重量部 GX−205(前述) 1.30重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 エチレングリコール 20.00重量部 チオジエチレングリコール 18.00重量部 こはく酸 4.00重量部 イオン交換水 33.50重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、チオ
ジエチレングリコール、イオン交換水を攪拌機にて2時
間混合攪拌を行い、その後、50℃下に20時間放置し
た。これに、残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、
ボールペン用赤色水性顔料インキを得た。
【0022】実施例4 NA−010(架橋型ポリN−ビニルアセトアミド、昭
和電工(株)製) 1.45重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 エチレングリコール 20.00重量部 グリセリン 20.00重量部 くえん酸 0.50重量部 こはく酸 0.50重量部 イオン交換水 37.30重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、残
りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用マ
ゼンタ色水性顔料インキを得た。
【0023】実施例5 FUJI SP BLACK 8922(黒色顔料ベー
ス、富士色素(株)製) 18.00重量部 GX−205(前述) 1.35重量部 エチレングリコール 16.00重量部 グリセリン 15.00重量部 くえん酸 0.30重量部 イオン交換水 49.10重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した後、これに、
残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用
黒色水性顔料インキを得た。
【0024】実施例6 GX−205(前述) 1.40重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 エチレングリコール 35.00重量部 グリセリン 12.00重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 酒石酸 0.50重量部 イオン交換水 30.65重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、残
りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用青
色水性顔料インキを得た。
【0025】実施例7 GX−205(前述) 1.20重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 プロピレングリコール 30.00重量部 グリセリン 16.00重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 酒石酸 0.20重量部 イオン交換水 32.15重量部 上記成分中、GX−205、プロピレングリコール、グ
リセリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を
行い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、
残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用
紫色水性顔料インキを得た。
【0026】実施例8 GX−205(前述) 1.30重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 エチレングリコール 20.00重量部 チオジエチレングリコール 18.00重量部 酒石酸 4.00重量部 イオン交換水 33.50重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、チオ
ジエチレングリコール、イオン交換水を攪拌機にて2時
間混合攪拌を行い、その後、50℃下に20時間放置し
た。これに、残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、
ボールペン用赤色水性顔料インキを得た。
【0027】実施例9 FUJI SP MAGENTA 9316(前述)
20.00重量部 NA−010(前述) 1.45重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 エチレングリコール 20.00重量部 グリセリン 20.00重量部 酒石酸 0.50重量部 イオン交換水 37.80重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、残
りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用マ
ゼンタ色水性顔料インキを得た。
【0028】実施例10 GX−205(前述) 1.35重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 エチレングリコール 16.00重量部 グリセリン 15.00重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 酒石酸 0.30重量部 イオン交換水 48.90重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した後、これに、
残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用
黒色水性顔料インキを得た。
【0029】実施例11 GX−205(前述) 1.40重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 エチレングリコール 30.00重量部 グリセリン 12.00重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 L−(−)−りんご酸 0.50重量部 イオン交換水 35.65重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、残
りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用青
色水性顔料インキを得た。
【0030】実施例12 GX−205(前述) 1.20重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 プロピレングリコール 30.00重量部 グリセリン 15.00重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 D−(+)−りんご酸 0.20重量部 イオン交換水 33.15重量部 上記成分中、GX−205、プロピレングリコール、グ
リセリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を
行い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、
残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用
紫色水性顔料インキを得た。
【0031】実施例13 GX−205(前述) 1.30重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 エチレングリコール 20.00重量部 チオジエチレングリコール 18.00重量部 DL−りんご酸 4.00重量部 イオン交換水 33.50重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、チオ
ジエチレングリコール、イオン交換水を攪拌機にて2時
間混合攪拌を行い、その後、50℃下に20時間放置し
た。これに、残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、
ボールペン用赤色水性顔料インキを得た。
【0032】実施例14 FUJI SP MAGENTA 9316(前述)
20.00重量部 NA−010(前述) 1.45重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 エチレングリコール 20.00重量部 グリセリン 20.00重量部 DL−りんご酸 0.50重量部 イオン交換水 37.80重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、残
りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用マ
ゼンタ色水性顔料インキを得た。
【0033】実施例15 GX−205(前述) 1.35重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 エチレングリコール 16.00重量部 グリセリン 15.00重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 DL−りんご酸 0.30重量部 イオン交換水 48.90重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した後、これに、
残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用
黒色水性顔料インキを得た。
【0034】実施例16 FUJI SP BLUE 6401(青色顔料ベー
ス、富士色素(株)製) 20.00重量部 GX−205(前述) 1.40重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 エチレングリコール 30.00重量部 グリセリン 12.00重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 マロン酸 0.50重量部 イオン交換水 35.65重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、グリ
セリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を行
い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、残
りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用青
色水性顔料インキを得た。
【0035】実施例17 GX−205(前述) 1.20重量部 プロクセルGXL(前述) 0.25重量部 プロピレングリコール 30.00重量部 エチレングリコール 15.00重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 マロン酸 0.20重量部 イオン交換水 33.15重量部 上記成分中、GX−205、プロピレングリコール、グ
リセリン、イオン交換水を攪拌機にて2時間混合攪拌を
行い、その後、50℃下に20時間放置した。これに、
残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、ボールペン用
紫色水性顔料インキを得た。
【0036】実施例18 GX−205(前述) 1.30重量部 ベンゾトリアゾール 0.20重量部 グリセリン 20.00重量部 チオジエチレングリコール 18.00重量部 マロン酸 4.00重量部 イオン交換水 33.50重量部 上記成分中、GX−205、エチレングリコール、チオ
ジエチレングリコール、イオン交換水を攪拌機にて2時
間混合攪拌を行い、その後、50℃下に20時間放置し
た。これに、残りの成分を添加して2時間混合攪拌し、
ボールペン用赤色水性顔料インキを得た。
【0037】比較例1 実施例1においてくえん酸を除き、その量だけ乳酸を加
えた他は、実施例1と同様になしてボールペン用青色水
性顔料インキを得た。
【0038】比較例2 実施例2においてこはく酸を除き、その量だけイオン交
換水を加えた他は、実施例2と同様になしてボールペン
用紫色水性顔料インキを得た。
【0039】比較例3 実施例3においてこはく酸を除き、その量だけイオン交
換水を加えた他は、実施例3と同様になしてボールペン
用水性赤色顔料インキを得た。
【0040】比較例4 実施例6において酒石酸を除き、その量だけ乳酸を加え
た他は、実施例6と同様になしてボールペン用青色水性
顔料インキを得た。
【0041】比較例5 実施例7において酒石酸を除き、その量だけイオン交換
水を加えた他は、実施例7と同様になしてボールペン用
紫色水性顔料インキを得た。
【0042】比較例6 実施例8において酒石酸を除き、その量だけイオン交換
水を加えた他は、実施例8と同様になしてボールペン用
赤色水性顔料インキを得た。
【0043】比較例7 実施例11においてL−(−)−りんご酸を除き、その
量だけ乳酸を加えた他は、実施例11と同様になしてボ
ールペン用青色水性顔料インキを得た。
【0044】比較例8 実施例12においてD−(+)−りんご酸を除き、その
量だけイオン交換水を加えた他は実施例12と同様にな
してボールペン用紫色水性顔料インキを得た。
【0045】比較例9 実施例13においてDL−りんご酸を除き、その量だけ
イオン交換水を加えた他は実施例13と同様になしてボ
ールペン用赤色水性顔料インキを得た。
【0046】比較例10 実施例16においてマロン酸を除き、その量だけ乳酸を
加えた他は実施例16と同様になしてボールペン用青色
水性顔料インキを得た。
【0047】比較例11 実施例17においてマロン酸を除き、その量だけイオン
交換水を加えた他は実施例17と同様になしてボールペ
ン用紫色水性顔料インキを得た。
【0048】上記、実施例1〜18、比較例1〜11で
得たボールペン用水性顔料インキを、ボール径がφ0.
4mmのステンレス製ボールペンチップ(ボール素材:
超硬合金)を一端に連接したポリプロピレン製の中空軸
筒よりなる透明なインキ収容官に0.8g充填し、ペン
先乾燥防止目的にペン先をシールドするニトリルブチル
ゴム(NBR)製のパッキンを取り付けたキャップを有
する製品外装(ハイブリッドファインK104(ぺんて
る(株)製))に組立て、試験用サンプルとし、50℃
の恒温室内で6ヶ月放置した後、筆記機能の確認を行っ
た。
【0049】筆記機能の確認:50℃恒温室内から取り
出し、室温で2時間放置した後、直径1.5cmの円を
螺旋状に20丸連続筆記する丸書き筆記を手書きで行
い、カスレ度合いを目視評価した。その結果を表1に示
す。
【0050】インキ吐出量の確認:作成直後の試験用サ
ンプルと50℃の恒温室内で6ヶ月放置後のサンプルを
用いて、筆記荷重100g、筆記角度70゜、筆記速度
4m/分の条件で螺旋筆記試験を200m行い、使用前
後の重量差から、インキの吐出量を算出した。その結果
を表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るボールペン用水性顔料インキは、長期間経時した後
でも、インキの増粘や固化などによるインキの劣化を起
こすことがなく、筆記した際のカスレが発生しない優れ
た効果を有している。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と、顔料と、架橋型ポリN−ビニルカ
    ルボン酸アミドと、2又は3個のカルボキシル基を有す
    る脂肪族有機酸とを少なくとも含むボールペン用水性顔
    料インキ。
  2. 【請求項2】 脂肪族有機酸が、くえん酸、こはく酸、
    酒石酸、りんご酸又はマロン酸である請求項1記載のボ
    ールペン用水性顔料インキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008013722A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Pilot Ink Co Ltd ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン

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