JP2002255166A - 容器構造 - Google Patents
容器構造Info
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Abstract
とを展開状態に形成し、抜き勾配が不要かつ偏肉の発生
がなく、容器強度を確保することができ、また嵩張ら
ず、仕切り部材を取付けることで多数の収納物品を複数
列状に収納することができる容器構造の提供。 【解決手段】複数の収納列8を有する主板2と、主板の
対向する一側の側部に折目a,bを介して連設された一
方および他方の側板3,4と、主板の対向する他側の側
部に折目c,dを介して連設された一方および他方の側
片5,6と、組立時に対向する一方の側板3と他方の側
板4との対向部に設けられ収納物品に対応する区画部7
とを備えた容器本体1と、複数の収納列8,8間を仕切
り、かつ側板の区画部と対応する区画部が形成された仕
切り部材を設け、容器組立時に容器となるよう樹脂板か
ら展開状態に形成する。
Description
CD(コンパクトディスク)、FD(フロッピー(登録商
標)ディスク)、MD(磁気ディスク)等の収納物品を出
し入れ可能に収納するような容器構造に関する。
ように所定肉厚の樹脂平板101から一度に有底箱形の
容器102に成形加工されていたが、成形時に樹脂が延
ばされ、板厚が低下するので、容器102の強度が弱く
なるうえ、偏肉が発生し、また抜き勾配が必要不可欠と
なることは勿論、図示の如く容器102は箱形に成形さ
れるので、保管時および輸送時に嵩高くなって、これら
保管、輸送コストが大となる問題点があった。
納される複数の収納列を有する主板と、側板と、連結片
とを組立時に容器となるように展開状態に形成すること
により、抜き勾配が不要かつ偏肉の発生がなく、容器強
度を確保することができ、また嵩張らないので保管、輸
送コストの低減を図ることができ、しかも、容器本体に
仕切り部材を取付けることで多数の収納物品を複数列状
に収納することができる容器構造の提供を目的とする。
は、物品が収納される複数の収納列を有する主板と、上
記主板の対向する一側の側部に折目を介して連設された
一方および他方の側板と、上記主板の対向する他側の側
部に折目を介して連設された一方および他方の側片と、
組立時に対向する一方の側板と他方の側板との対向部に
設けられ収納物品に対応する区画部とを備えた容器本体
を設ける一方、上記複数の収納列間を仕切り、かつ上記
側板の区画部と対応する区画部が形成された仕切り部材
を設け、少なくとも上記容器本体の主板、各側板および
各側片は組立時に容器となるよう樹脂板から展開状態に
形成されたものである。
定することができ、熱可塑性樹脂としては、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、
PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)またはPC
(ポリカーボネート)等の合成樹脂を用いることができ
る。
箱形に組立てない展開状態と成しておくことにより、嵩
高くならないため、保管、輸送コストの低減を図ること
ができる。また、樹脂板から一度に箱形に成形すること
なく、展開状態に形成するため、抜き勾配が不要で、か
つ偏肉の発生がなく、また区画部がリブ(補強部材)とし
て作用するので容器強度を確保することができる。
して一方の側板および他方の側板を折曲げ、次に主板の
対向する他側の各折目を介して一方の側片および他方の
側片を折曲げて、側板と側片とを連結すると、側板の対
向部に区画部が位置し、かつ複数の収納列を有する箱形
の容器本体に組立てられ、この状態の容器本体に仕切り
部材を取付けると、多数の収納物品を複数列状に収納す
ることができる。
器本体側の区画部および仕切り部材側の区画部は組立時
にそれぞれ対向配置される一方の側板と仕切り部材と他
方の側板との対向部から相互の対向方向へ突出するよう
に形成され、かつ収納物品の出し入れ方向に延びるよう
に構成されたものである。
は、連続状に延びる区画部と、不連続状に延びる区画部
との双方とを含む。上記構成により、容器の組立時には
出し入れ方向に延びる区画部が対向するので、収納物品
の出し入れ性向上を図りつつ、容器本体と仕切り部材と
の双方の充分な強度を確保することができる。
器本体側の一方および他方の側片の収納列間と、仕切り
部材の両端部とには、側片に仕切り部材を着脱可能に係
止する係止手段が設けられたものである。
される切れ目その他の係止凹部と、何れか他方に形成さ
れる係止凸部または係止片に設定することができる。上
記構成により、収納物品の数量に対応して仕切り手段に
よって仕切り部材を簡単に着脱することができ、しか
も、この仕切り部材で収納列間を適切に仕切ることがで
きる。
器本体側の一方の側板、他方の側板、一方の側片、他方
の側片のうちの何れか1つの外端部には折目を介して蓋
部材が連設されたものである。上記構成によれば、容器
本体に蓋部材を連設したので、別体の蓋部材を用いるこ
となく、容器の開口部を閉塞することができ、収納され
た物品の保護性能向上に図ることができる。
述する。図面は熱可塑性後合成樹脂製の容器構造を示
し、この容器構造は図1〜図9に示す容器本体1と、図
10、図11に示す仕切り部材30とによって構成され
るが、まず図1〜図9を参照して容器本体1の構成につ
いて説明する。
厚約0.7mmのPETの樹脂平板から成形によって図1
に示す如く展開状態に形成されたもので、成形後の肉厚
は約0.65mmに設定されている。なお、上記数値は一
例であって、これに限定されるものではない。
状の主板2と、この主板2の対向する一側の側部(図1
では上下両側部)に折目a,bを介して連設された一方
および他方の側板3,4と、主板2の対向する他側の側
部(図1では左右両側部)に折目c,dを介して連設され
た一方および他方の側片5,6と、組立時に対向する一
方の側板3と他方の側板4との対向部に設けられ収納物
品(図示せず)に対応する区画部としての区画リブ7,7
とを備えている。
形成され、また折目c,dも互に平行に形成されてい
る。これらの各折目a〜dとしてはミシン目または非ミ
シン目構造の通常の折目の何れであってもよい。
図3は図2のA−A線矢視断面図(但し、図示の便宜
上、肉厚を省略した線図で示す)であって、この主板2
は物品が収納される複数の収納列8を有する。この実施
例では5列の収納列を例示しているが、これは2列を含
む2列以上の任意の複数列に設定することができる。
時に容器内面となる側へ突出するように環状リブ9が設
けられ、この環状リブ9の長手方向には略鋸歯状の凹凸
部10が一体形成されている。ここで、該凹凸部10の
凹部10a(図3参照)は区画リブ7,7間の凹部と一致
する。
連結するように複数かつ平行の補助リブ11…を一体形
成している。これらの各補助リブ11は断面門形に形成
されている。上述の環状リブ9、補助リブ11および凹
凸部10により主板12の強度向上(剛性向上)を図るよ
うに構成している。
へ突出する複数のリブ12を千鳥状に離間形成している
が、これらリブ12は一直線上に離間形成してもよく、
これらリブ12により主板2の強度をさらに向上させて
いる。
面図、図5は図4のB−B線矢視断面図(但し、図示の
便宜上、肉厚を省略した線図で示す)であって、この側
板3の中間部には該側板3の長手方向に沿う凸状(容器
内方へ突出する凸状)の座部13を形成し、この座部1
3に前述の区画リブ7…を互に平行に形成している。こ
の区画リブ7は容器に組立てられた時、収納物品の出し
入れ方向に延びるように構成されている。ここで、区画
リブ7,7間つまりリブ間7a(図5参照)は図3の凹凸
部10における凹部10aと一致するものである。
リブ7を示したが、不連続状に延びる区画リブとしても
よい。また上述の側板3の内側部つまり折目aに近い側
には凸状のリブ14を一体形成し、側板3の外側部つま
り折目aと反対の側にも凸状のリブ15を一体形成し
て、これらの各リブ14,15で側板3の強度向上を図
っている。
3個の係止部16…を合計6個形成している。この係止
部16は容器内方へ突出する断面門形のものである。な
お、他方の側板4は上述した1方の側板3と対称構造で
あるから、同一の部分に同一符号を付している。
面図、図7は図6のC−C線矢視断面図、図8は図6の
D−D線矢視断面図、図9は図6のE−E線矢視断面図
(但し、図7〜図9においては図示の便宜上、肉厚を省
略した線図で示す)であって、方形状の側片主体17を
設け、この側片主体17の幅方向両側には上述の折目
a,bと一直線状となる折目e,fを介して連続片1
8,19を一体形成すると共に、側片主体17の長手方
向外側には上述の折目cと平行な2条の折目g,hを介
して折返し片20を一体形成している。
図6、図7に示すように収納列8に対応して合計5個の
凸部21…を一体形成し、これらの各凸部21の中間部
には係入凹部22をそれぞれ一体形成している。
部には図6、図8に示すように容器内方へ突出する座部
23を一体形成し、この座部23には収納列8,8間に
対応して断面略V字形の凹状のリブ24…を一体に離間
形成している。
うに、折目gから折返し片20の中間部まで延びる係止
手段としての切れ目25…を離間形成している。上述の
折返し片20には図6、図9に示すように、係入凹部2
2と対応するように係入凸部26…を一体形成してい
る。これら係入凹部22および係入凸部26は図12に
示すように相互に係入されて容器の箱形状を強固に保つ
ものである。
で示した係止部16と対応するように各3個の係入凸部
27…を一体形成している。これらの各係入凸部27は
容器内方へ突出する断面門形のもので、容器の組立時に
該係入凸部27を図4の係止部16に係入させて、容器
の箱形状を外力に抗して保存するものである。
21、係入凹部22、座部23、リブ24により、一方
の側片5の強度向上を図るように構成している。なお、
他方の側片6は上述した一方の側片5と対象構造である
から、同一の部分には同一符号を付している。
10、図11(図11は図10のF−F線矢視断面図で
あるが、図示の便宜上、肉厚を省略した線図で示してい
る)について説明する。
0.7mmのPETの樹脂平板から成形によって図10に
示す如く展開状態に形成されたもので、成形後の肉厚は
約0.65mmに設定されるが、この数値に限定されるも
のではない。この仕切り部材30は折目iを介して一側
の仕切り部31と他側の仕切り部32とが一体連設され
たものである。
すように、仕切り部主体33に環状かつ凸状のリブ34
を一体形成し、この環状リブ34で囲繞された部分に若
干容器内方へ突出する座面35を形成して、この座面3
5には組付け時に側板3,4の区画リブ7…と対応する
ように複数の区画リブ36…を互に平行に一体形成して
いる。この区画リブ36は仕切り部32を容器に組付け
た時、収納物品の出し入れ方向に延びるように構成され
ている。またリブ間36aは前述のリブ間7a(図3参
照)および凹部10aと一致するものである。
リブ36を示したが、不連続状に延びる区画リブとなし
てもよい。また上述の仕切り部主体33の外部側左右の
コーナ部には上方へ突出する係止突部37,37を一体
形成し、折目i側の左右両部には前述の切れ目25に挿
入係止させる係止手段として係止舌片38,38が一体
形成されている。
の外部側左右のコーナ部に形成する要素を、上述の係止
突部37に係入するために下方へ突出する係入部39,
39に設定した点が他側の仕切り部32と異なるのみ
で、その他の構成については他側の仕切り部32と対称
構造に形成されているので、同一の部分には同一符号を
付している。
4、座面35、区画リブ36、係止突部37、係入部3
9により、その強度向上が図られている。また、この仕
切り部材30は折目iを折り曲げ支点として図11に矢
印jで示すように他側の仕切り部32側へ一側の仕切り
部31を折曲げ、係入部39を係止突部37に係止さ
せ、所謂2つ折りにして用いるものであり、係入部39
の係止突部37への係止により完全な2つ折り構造が確
保され、この折り曲げられた状態下において各区画リブ
36…は外方へ突出するものである。
9参照)および仕切り部材30(図10、図11参照)を
図12に示すように有底角筒状の開口部を有する箱状の
容器に組立てるには、まず主板2の一側の一対の折目
a,bを介して一方の側板3と他方側板4とを立設させ
る。
して折返し片20を側片主体17側へ折曲げて、係入凸
部26を係入凹部22に係合させる。次に主板2の他側
の一対の折目c,dを介して一方の側片5と他方の側片
とを立設させる。
8,19を折目e,fに沿って折曲げ、係入凸部27を
各側板3,4の係止部16,16に係入すると、容器本
体1の組立が完了する。
納例8,8間に組付ける。この場合、仕切り部材30の
両端部に位置する係止舌片38,38を容器本体1側の
切れ目25に挿入係止すると、容器が組立て完了され
る。なお、図12においては仕切り部材30を1つのみ
組付けた状態を示しているが、必要に応じて合計4枚の
仕切り部材30を組付けるいことができる。また図12
においては主板2を容器底部に設定した状態で図示して
いるが、側板3,4または側片5,6の何れを容器底部
に設定して用いてもよい。
容器構造は、物品が収納される複数の収納列8を有する
主板2と、上記主板2の対向する一側の側部に折目a,
bを介して連設された一方および他方の側板3,4と、
上記主板2の対向する他側の側部に折目c,dを介して
連設された一方および他方の側片5,6と、組立時に対
向する一方の側板3と他方の側板4との対向部に設けら
れ収納物品に対応する区画部としての区画リブ7とを備
えた容器本体1を設ける一方、上記複数の収納列8,8
間を仕切り、かつ上記側板3,4の区画リブ7と対応す
る区画部としての区画リブ36が形成された仕切り部材
30を設け、少なくとも上記容器本体1の主板2、各側
板3,4および各側片5,6は組立時に容器(図12参
照)となるよう樹脂板から展開状態に形成されたもので
ある。なお、この実施例では容器本体1と仕切り部材3
0の双方を共に展開状態に形成している。
箱形に組立てない展開状態と成しておくことにより、嵩
高くならないため、保管、輸送コストの低減を図ること
ができる。また、樹脂板から一度に箱形に成形すること
なく、展開状態に形成するため、抜き勾配が不要で、か
つ偏肉の発生がなく、また区画部(区画リブ7参照)がリ
ブ(補強部材)として作用するので容器強度を確保するこ
とができる。
a,bを介して一方の側板3および他方の側板4を折曲
げ、次に主板2の対向する他側の各折目c,dを介して
一方の側片5および他方の側片6を折曲げて、側板3,
4と側片5,6とを連結すると、側板3,4の対向部に
区画部(区画リブ7参照)が位置し、かつ複数の収納列8
を有する箱形の容器本体1に組立てられ、この状態の容
器本体1に仕切り部材30を取付けると、多数の収納物
品を複数列状に収納することができる。ここで、収納物
品は区画リブ7,7間と、区画リブ36,36間との相
互間、または相対向する区画リブ36,36間の相互間
に収納され、この場合、物品内奥側は略鋸歯状の凹凸部
10の凹部に位置する。
ブ7参照)および仕切り部材30側の区画部(区画リブ7
参照)は組立時にそれぞれ対向配置される一方の側板3
と仕切り部材30と他方の側板4との対向部から相互の
対向方向へ突出するように形成され、かつ収納物品の出
し入れ方向(図12に示す状態下にあっては上下方向)に
延びるように構成されたものである。
れ方向に延びる区画部(区画リブ7,36参照)が対向す
るので、収納物品の出し入れ性向上を図りつつ、容器本
体1と仕切り部材30との双方の充分な強度を確保する
ことができる。
方の側片5,6の収納列8,8間と、仕切り部材30の
両端部とには、側片5,6に仕切り部材30を着脱可能
に係止する係止手段(切れ目25、係止舌片38参照)が
設けられたものである。
て仕切り手段(各要素25,38参照)によって仕切り部
材30を簡単に着脱することができ、しかも、この仕切
り部材30で収納列8,8間を適切に仕切ることができ
る。
示す。なお図13、図14において前図と同一または同
一機能を奏する部分には同一符号を付している。この実
施例では、一方の側板3の長手方向の外端部に折目kを
介して蓋部材40を一体連設したものである。
体1と、仕切り部材30と、蓋部材40とはPETなど
の樹脂平板から図13に示す如く展開状態に形成された
ものである。
向する他側の側部に前述の折目c,dを含む合計3条の
折目c,m,n、折目d,m,nを介して一方の側片5
と他方の側片6とを一体連設している。
容器円方へ突出する凸状の係止部41,41をそれぞれ
2個ずつ一体形成している。さらに上述の各側板3,4
の両サイドには折目pを介して連結片42をそれぞれ一
体形成すると共に、該連結片42には上述の係止部41
と対応するように凸状の係入部43をそれぞれ一体形成
している。
成されている。すなわち、方形状の蓋主板44の三方に
折目r,s,tを介してそれぞれ折曲げ片45,46,
47を一体連設している。
て容器内方へ突出する物品保持用のリブ48を一体形成
している。このリブ48は断面門形のリブで、収納列8
に収納される物品を保持するためのものである。
45,46のほぼ全域にわたるリブ49を突出形成する
と共に、上述の折曲げ片45,46の外方端部には容器
内方へ突出する凸状の係止部50,50をそれぞれ2個
ずつ一体形成している。
は折目u,uを介して連結片51,51を一体連設し、
これらの各連結片51には上述の係止部50と対応する
ように凸状の係入部52をそれぞれ一体形成している。
材30、蓋部材40を図14に示すように有底角筒状で
かつ開口部を有する蓋付きの箱状の容器に組立てるに
は、まず主板2の他側の各3条の折目c,m,n、d,
m,nを山折りにして一方の側片5と他方の側片6とを
立設させる。
側板4を立設させた後に、この側板4の両サイドの折目
p,pを介して連結片42,42を折曲げて、係入部4
3を係止部41に係合させると、一対の側片5,6と他
方の側片4とを連結することができる。
の三方の折目r,s,tに沿って各折曲げ片45,4
6,47を折曲げると共に、折曲げ片47の両サイドの
折目u,uに沿って連結片51,51を折曲げて、係入
部52を係止部50に係合させると、対向する一対の折
曲げ片45,46と他の折曲げ片47とを連結して、蓋
形状に成すことができる。
側板3を立設させた後に、この側板3の両サイドの折目
p,pを介して連結片42,42を折曲げて、係入部4
3を係止部41に係合させると、図14に示すように蓋
付きの箱状の容器となる。
り部材30を収納列8,8間に組付ける。この場合、仕
切り部材30の両端部に位置する係止舌片38,38を
容器本体1側の切れ目25に挿入係止すると、容器の組
立てが完了される。
1つのみ組付けた状態を示しているが、必要に応じて複
数枚(この実施例の場合には最大3枚)の仕切り部材30
を組付けることができる。
の容器構造においては、上記容器本体1側の一方の側板
3、他方の側板4、一方の側片5、他方の側片6のうち
の何れか1つの外端部(この実施例では一方の側板3の
外端部)には折目kを介して蓋部材40が連設されたも
のであるから、別体の蓋部材を用いることなく、容器の
開口部を閉塞することができ、収納された物品の保護性
能向上に図ることができる。
も、その他の構成、作用、効果については図1〜図12
で示した先の実施例とほぼ同様であるから、図13、図
14において前図と同一または同一機能部には同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
において、この発明の区画部は、実施例の区画リブ7,
36に対応し、以下同様に、係止手段は、容器本体1側
の切れ目25と、仕切り部材30側の係止舌片38とに
対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限
定されるものではない。
エチレンテレフタレート)に代えて、PP、PEまたは
PSやその他のTP(Thermoplstics、熱可塑性樹脂)で
あってもよい。また折目a〜i、k〜uはミシン目構造
のもの、または非ミシン目構造の一般的な折目の何れを
採用してもよい。
れるものではなく、CD、FD、MDやその他の各種の
収納物品であってもよい。さらには、上記区画リブ7,
36は物品出し入れ方向に連続状に延びる構成に代え
て、物品出し入れ方向に不連続すなわち間欠状に形成さ
れた区画リブであってもよく、区画リブの形状はその他
の任意の形状であってもよい。また展開状態から箱形状
に成す際には上述の凹凸係合構成に代えて超音波や熱溶
着その他の手段で接合してもいよい。
2つの折り構造のものに限定されるものではなく、表裏
両側に区画リブ36を有する一体型の仕切り部材であっ
てもよく、この仕切り部材30も係止手段による係止構
造に代えて、超音波や熱溶着その他の手段で容器本体1
側に接合すべく構成してもよい。
数の収納列を有する主板と、側板と、連結片とを組立時
に容器となるように展開状態に形成することにより、抜
き勾配が不要かつ偏肉の発生がなく、容器強度を確保す
ることができ、また嵩張らないので保管、輸送コストの
低減を図ることができ、しかも、容器本体に仕切り部材
を取付けることで多数の収納物品を複数列状に収納する
ことができる効果がある。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】物品が収納される複数の収納列を有する主
板と、上記主板の対向する一側の側部に折目を介して連
設された一方および他方の側板と、上記主板の対向する
他側の側部に折目を介して連設された一方および他方の
側片と、組立時に対向する一方の側板と他方の側板との
対向部に設けられ収納物品に対応する区画部とを備えた
容器本体を設ける一方、上記複数の収納列間を仕切り、
かつ上記側板の区画部と対応する区画部が形成された仕
切り部材を設け、少なくとも上記容器本体の主板、各側
板および各側片は組立時に容器となるよう樹脂板から展
開状態に形成された容器構造。 - 【請求項2】上記容器本体側の区画部および仕切り部材
側の区画部は組立時にそれぞれ対向配置される一方の側
板と仕切り部材と他方の側板との対向部から相互の対向
方向へ突出するように形成され、かつ収納物品の出し入
れ方向に延びるように構成された請求項1記載の容器構
造。 - 【請求項3】上記容器本体側の一方および他方の側片の
収納列間と、仕切り部材の両端部とには、側片に仕切り
部材を着脱可能に係止する係止手段が設けられた請求項
1または2記載の容器構造。 - 【請求項4】上記容器本体側の一方の側板、他方の側
板、一方の側片、他方の側片のうちの何れか1つの外端
部には折目を介して蓋部材が連設された請求項1,2ま
たは3記載の容器構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001048200A JP4739548B2 (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 容器構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001048200A JP4739548B2 (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 容器構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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