JP2002254699A - 画像形成装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュール - Google Patents
画像形成装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュールInfo
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- JP2002254699A JP2002254699A JP2001061701A JP2001061701A JP2002254699A JP 2002254699 A JP2002254699 A JP 2002254699A JP 2001061701 A JP2001061701 A JP 2001061701A JP 2001061701 A JP2001061701 A JP 2001061701A JP 2002254699 A JP2002254699 A JP 2002254699A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 1つの画像形成装置で異なる印字密度に対応
することが可能な画像形成装置及び画像形成装置方法を
提供することを第1の目的とし、隣接するチップ間に対
応する部分における白筋の発生を抑制することが可能な
画像形成装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュ
ールを提供することを第2の目的とする。 【解決手段】 複数の発光素子が配列され、複数の発光
素子の各発光素子から所定の印刷データに対応した光を
出射する発光素子アレイモジュール、各発光素子から出
射される光に基づいて静電潜像が形成される感光媒体
2、静電潜像をトナー現像する現像手段5、各構成要素
の作動を制御すると共に、印刷データの処理を行う制御
手段30を備えた画像形成装置1、発光素子アレイモジュ
ールは、複数の発光素子の配置間隔で規定される露光密
度について、所望する印字密度のN倍(Nは2以上の自
然数)の露光密度を有する。
することが可能な画像形成装置及び画像形成装置方法を
提供することを第1の目的とし、隣接するチップ間に対
応する部分における白筋の発生を抑制することが可能な
画像形成装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュ
ールを提供することを第2の目的とする。 【解決手段】 複数の発光素子が配列され、複数の発光
素子の各発光素子から所定の印刷データに対応した光を
出射する発光素子アレイモジュール、各発光素子から出
射される光に基づいて静電潜像が形成される感光媒体
2、静電潜像をトナー現像する現像手段5、各構成要素
の作動を制御すると共に、印刷データの処理を行う制御
手段30を備えた画像形成装置1、発光素子アレイモジュ
ールは、複数の発光素子の配置間隔で規定される露光密
度について、所望する印字密度のN倍(Nは2以上の自
然数)の露光密度を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、画
像形成方法及び発光素子アレイモジュールに関する。
像形成方法及び発光素子アレイモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置にお
いては、感光ドラム等の静電潜像担持媒体上に静電潜像
を形成する発光装置として、例えば、光源となる発光素
子にLEDを用いたLEDアレイを使用したものがあ
る。このLEDアレイは、図15に示すように、LED
L1〜Lnを一方向に多数(64〜128個)配列したチ
ップCを、LEDL1〜Lnの配列方向に沿って露光幅分
だけ複数配列して構成されている。そして、LEDアレ
イは、LEDL1〜Lnのそれぞれが近傍に配置された駆
動ICによって個々に駆動されると共に、図示しない光
量補正手段によってLEDL1〜Lnのそれぞれに流され
る電流の値又は通電時間を個々に制御することでLED
L1〜Lnの発光光量が一定となるように制御されてい
る。
いては、感光ドラム等の静電潜像担持媒体上に静電潜像
を形成する発光装置として、例えば、光源となる発光素
子にLEDを用いたLEDアレイを使用したものがあ
る。このLEDアレイは、図15に示すように、LED
L1〜Lnを一方向に多数(64〜128個)配列したチ
ップCを、LEDL1〜Lnの配列方向に沿って露光幅分
だけ複数配列して構成されている。そして、LEDアレ
イは、LEDL1〜Lnのそれぞれが近傍に配置された駆
動ICによって個々に駆動されると共に、図示しない光
量補正手段によってLEDL1〜Lnのそれぞれに流され
る電流の値又は通電時間を個々に制御することでLED
L1〜Lnの発光光量が一定となるように制御されてい
る。
【0003】ここで、LEDL1〜Lnの配列密度に対応
した画像形成装置の露光密度は、一般に、1インチ当た
りにおけるLEDの数であるdpiで示される。このと
き、LEDL1〜Lnの配列間隔PL(各LEDの中心間
隔をいう。図15参照。)は、PL=25.4/dpiで
表わされ、例えば、600dpiの場合にはPL=42.
3μmとなる。
した画像形成装置の露光密度は、一般に、1インチ当た
りにおけるLEDの数であるdpiで示される。このと
き、LEDL1〜Lnの配列間隔PL(各LEDの中心間
隔をいう。図15参照。)は、PL=25.4/dpiで
表わされ、例えば、600dpiの場合にはPL=42.
3μmとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記LED
アレイを用いた画像形成装置では、印字密度はLEDの
配列間隔PLで決まってしまう。このため、前記画像形
成装置では、印字密度を変更するときには、LEDアレ
イを含む発光装置を変更することで対応しており、交換
作業が煩雑であるという問題があった。
アレイを用いた画像形成装置では、印字密度はLEDの
配列間隔PLで決まってしまう。このため、前記画像形
成装置では、印字密度を変更するときには、LEDアレ
イを含む発光装置を変更することで対応しており、交換
作業が煩雑であるという問題があった。
【0005】一方、前記LEDアレイにおいては、複数
チップの配置間隔PC(隣接する2つのチップの一方の
チップの、他方のチップのある側の最端部に位置するL
EDと、このLEDにもっとも近接する他方のチップの
LEDとの中心間隔をいう。図15参照。)がLEDの
配列間隔PLと等しくなるように複数のチップが配列さ
れている。この場合、露光密度が高くなると、LEDア
レイでは、チップの配置間隔PCが狭くなる結果、チッ
プを高精度に配列することが難しくなり配列精度のばら
つきが大きくなる。このため、LEDアレイでは、チッ
プ配列の容易さを考慮し、チップの配置間隔PCをLE
Dの配列間隔PLよりも大きく(PC>PL)設定する傾
向がある。
チップの配置間隔PC(隣接する2つのチップの一方の
チップの、他方のチップのある側の最端部に位置するL
EDと、このLEDにもっとも近接する他方のチップの
LEDとの中心間隔をいう。図15参照。)がLEDの
配列間隔PLと等しくなるように複数のチップが配列さ
れている。この場合、露光密度が高くなると、LEDア
レイでは、チップの配置間隔PCが狭くなる結果、チッ
プを高精度に配列することが難しくなり配列精度のばら
つきが大きくなる。このため、LEDアレイでは、チッ
プ配列の容易さを考慮し、チップの配置間隔PCをLE
Dの配列間隔PLよりも大きく(PC>PL)設定する傾
向がある。
【0006】しかし、このように設定すると、LEDア
レイでは、チップ間隔が広くなる。このため、LEDア
レイは、各LEDの光出力が同一であっても、全てのL
EDを点灯したとき、LEDの配列方向に沿った光出力
の分布が、図16に示すように隣接するチップCの間で
低くなる傾向があった。このため、このようなLEDア
レイを用いた画像形成装置は、隣接するチップ間の露光
量が少ないため、印字した場合にその部分に白筋が発生
することがあった。
レイでは、チップ間隔が広くなる。このため、LEDア
レイは、各LEDの光出力が同一であっても、全てのL
EDを点灯したとき、LEDの配列方向に沿った光出力
の分布が、図16に示すように隣接するチップCの間で
低くなる傾向があった。このため、このようなLEDア
レイを用いた画像形成装置は、隣接するチップ間の露光
量が少ないため、印字した場合にその部分に白筋が発生
することがあった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、1つの画像形成装置で異なる印字密度に対応するこ
とが可能な画像形成装置及び画像形成装置方法を提供す
ることを第1の目的とする。また、本発明は、複数の発
光素子を有するチップを複数配列した発光素子アレイを
用いて印字したときに、隣接するチップ間に対応する部
分における白筋の発生を抑制することが可能な画像形成
装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュールを提
供することを第2の目的とする。
で、1つの画像形成装置で異なる印字密度に対応するこ
とが可能な画像形成装置及び画像形成装置方法を提供す
ることを第1の目的とする。また、本発明は、複数の発
光素子を有するチップを複数配列した発光素子アレイを
用いて印字したときに、隣接するチップ間に対応する部
分における白筋の発生を抑制することが可能な画像形成
装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュールを提
供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記第
1の目的を達成するため、複数の発光素子が配列され、
前記複数の発光素子の各発光素子から所定の印刷データ
に対応した光を出射する発光素子アレイモジュール、前
記各発光素子から出射される光に基づいて静電潜像が形
成される感光媒体、前記静電潜像をトナー現像する現像
手段、現像されたトナー像を記録媒体に転写する転写手
段及び前記各構成要素の作動を制御すると共に、前記印
刷データの処理を行う制御手段を備えた画像形成装置で
あって、前記発光素子アレイモジュールは、前記複数の
発光素子の配置間隔で規定される露光密度について、所
望する印字密度のN倍(Nは2以上の自然数)の露光密
度を有する構成としたのである。
1の目的を達成するため、複数の発光素子が配列され、
前記複数の発光素子の各発光素子から所定の印刷データ
に対応した光を出射する発光素子アレイモジュール、前
記各発光素子から出射される光に基づいて静電潜像が形
成される感光媒体、前記静電潜像をトナー現像する現像
手段、現像されたトナー像を記録媒体に転写する転写手
段及び前記各構成要素の作動を制御すると共に、前記印
刷データの処理を行う制御手段を備えた画像形成装置で
あって、前記発光素子アレイモジュールは、前記複数の
発光素子の配置間隔で規定される露光密度について、所
望する印字密度のN倍(Nは2以上の自然数)の露光密
度を有する構成としたのである。
【0009】好ましくは、前記制御手段は、前記発光素
子アレイモジュールの露光密度をM、前記所望の印字密
度をLとしたとき、前記印刷データの1ドットを(M/
L) 2ドットとして前記印刷データの処理を行うものと
する。また好ましくは、前記制御手段は、前記複数の発
光素子の配列方向において、前記印刷データの1ドット
をM/Lドットとして前記発光素子アレイモジュールへ
前記印刷データを転送するものとする。
子アレイモジュールの露光密度をM、前記所望の印字密
度をLとしたとき、前記印刷データの1ドットを(M/
L) 2ドットとして前記印刷データの処理を行うものと
する。また好ましくは、前記制御手段は、前記複数の発
光素子の配列方向において、前記印刷データの1ドット
をM/Lドットとして前記発光素子アレイモジュールへ
前記印刷データを転送するものとする。
【0010】更に好ましくは、前記制御手段は、前記複
数の発光素子の配列方向と直交する方向において、前記
複数の発光素子の1ドット当たりの点灯時間をM/L倍
とすることにより、前記印刷データの1ドットをM/L
ドットとするものとする。また、本発明においては上記
第1の目的を達成するため、複数の発光素子が配列され
た発光素子アレイモジュールの、前記各発光素子から出
射される所定の印刷データに対応した光に基づいて感光
媒体上に静電潜像を形成し、形成された該静電潜像をト
ナー像に現像し、該トナー像を記録媒体に定着して画像
とする画像形成方法であって、前記複数の発光素子の配
置間隔で規定される露光密度が、所望の印字密度のN倍
(Nは2以上の自然数)に設定されている構成としたの
である。
数の発光素子の配列方向と直交する方向において、前記
複数の発光素子の1ドット当たりの点灯時間をM/L倍
とすることにより、前記印刷データの1ドットをM/L
ドットとするものとする。また、本発明においては上記
第1の目的を達成するため、複数の発光素子が配列され
た発光素子アレイモジュールの、前記各発光素子から出
射される所定の印刷データに対応した光に基づいて感光
媒体上に静電潜像を形成し、形成された該静電潜像をト
ナー像に現像し、該トナー像を記録媒体に定着して画像
とする画像形成方法であって、前記複数の発光素子の配
置間隔で規定される露光密度が、所望の印字密度のN倍
(Nは2以上の自然数)に設定されている構成としたの
である。
【0011】好ましくは、前記発光素子アレイモジュー
ルの露光密度をM、前記所望の印字密度をLとしたと
き、前記印刷データの1ドットを(M/L)2ドットと
して前記印刷データを処理する。また好ましくは、前記
複数の発光素子の配列方向において、前記印刷データの
1ドットをM/Lドットとして前記発光素子アレイモジ
ュールへ前記印刷データを転送するものとする。
ルの露光密度をM、前記所望の印字密度をLとしたと
き、前記印刷データの1ドットを(M/L)2ドットと
して前記印刷データを処理する。また好ましくは、前記
複数の発光素子の配列方向において、前記印刷データの
1ドットをM/Lドットとして前記発光素子アレイモジ
ュールへ前記印刷データを転送するものとする。
【0012】更に好ましくは、前記複数の発光素子の配
列方向と直交する方向において、前記複数の発光素子の
1ドット当たりの点灯時間をM/L倍とすることによ
り、前記印刷データの1ドットをM/Lドットとする。
更に、本発明においては上記第2の目的を達成するた
め、一方向に配列された複数の発光素子を有し、前記複
数の発光素子の配列方向に沿って複数配列された複数の
チップと、前記複数のチップの各発光素子を駆動する駆
動回路とを備えた発光素子アレイモジュールであって、
前記複数のチップの配置間隔を、各チップ内における複
数の発光素子の配列間隔よりも狭く設定した構成とした
のである。
列方向と直交する方向において、前記複数の発光素子の
1ドット当たりの点灯時間をM/L倍とすることによ
り、前記印刷データの1ドットをM/Lドットとする。
更に、本発明においては上記第2の目的を達成するた
め、一方向に配列された複数の発光素子を有し、前記複
数の発光素子の配列方向に沿って複数配列された複数の
チップと、前記複数のチップの各発光素子を駆動する駆
動回路とを備えた発光素子アレイモジュールであって、
前記複数のチップの配置間隔を、各チップ内における複
数の発光素子の配列間隔よりも狭く設定した構成とした
のである。
【0013】好ましくは、前記複数の発光素子の配列間
隔をPL、前記複数のチップの配置間隔をPCとしたと
き、配列間隔PLと配置間隔PCが0.8<PC/PL<1の
関係を満たすように設定する。本発明においては上記第
2の目的を達成するため、一方向に配列された複数の発
光素子を有し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って
複数配列された複数のチップと、前記複数のチップの各
発光素子を駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイ
モジュールであって、前記複数のチップのそれぞれは、
隣接するチップ近傍に位置する発光素子の光出力が他の
部分よりも大きく設定されている構成としたのである。
隔をPL、前記複数のチップの配置間隔をPCとしたと
き、配列間隔PLと配置間隔PCが0.8<PC/PL<1の
関係を満たすように設定する。本発明においては上記第
2の目的を達成するため、一方向に配列された複数の発
光素子を有し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って
複数配列された複数のチップと、前記複数のチップの各
発光素子を駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイ
モジュールであって、前記複数のチップのそれぞれは、
隣接するチップ近傍に位置する発光素子の光出力が他の
部分よりも大きく設定されている構成としたのである。
【0014】また、本発明においては上記第2の目的を
達成するため、一方向に配列された複数の発光素子を有
し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って複数配列さ
れた複数のチップと、前記複数のチップの各発光素子を
駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイモジュール
であって、前記複数のチップのそれぞれは、隣接するチ
ップ近傍に位置する複数の発光素子の光出力が、端部に
向かって大きくなるように設定されている構成としたの
である。
達成するため、一方向に配列された複数の発光素子を有
し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って複数配列さ
れた複数のチップと、前記複数のチップの各発光素子を
駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイモジュール
であって、前記複数のチップのそれぞれは、隣接するチ
ップ近傍に位置する複数の発光素子の光出力が、端部に
向かって大きくなるように設定されている構成としたの
である。
【0015】更に、本発明においては上記第2の目的を
達成するため、一方向に配列された複数の発光素子を有
し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って複数配列さ
れた複数のチップと、前記複数のチップの各発光素子を
駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイモジュール
であって、前記複数のチップの配置間隔PCが予め設定
した設定値以上のチップに関し、当該配置間隔部分近傍
に位置する発光素子の光出力を他の部分よりも大きく設
定する構成としたのである。
達成するため、一方向に配列された複数の発光素子を有
し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って複数配列さ
れた複数のチップと、前記複数のチップの各発光素子を
駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイモジュール
であって、前記複数のチップの配置間隔PCが予め設定
した設定値以上のチップに関し、当該配置間隔部分近傍
に位置する発光素子の光出力を他の部分よりも大きく設
定する構成としたのである。
【0016】また、上記第2の目的を達成するため本発
明の画像形成装置においては、請求項9乃至13いずれ
かの発光素子アレイモジュール、前記発光素子アレイモ
ジュールの各発光素子から出射される所定の印刷データ
に対応した光に基づいて静電潜像が形成される感光媒
体、前記静電潜像をトナー現像する現像手段、現像され
たトナー像を記録媒体に転写する転写手段及び前記各構
成要素の作動を制御すると共に、前記印刷データの処理
を行う制御手段を備えた構成としたのである。
明の画像形成装置においては、請求項9乃至13いずれ
かの発光素子アレイモジュール、前記発光素子アレイモ
ジュールの各発光素子から出射される所定の印刷データ
に対応した光に基づいて静電潜像が形成される感光媒
体、前記静電潜像をトナー現像する現像手段、現像され
たトナー像を記録媒体に転写する転写手段及び前記各構
成要素の作動を制御すると共に、前記印刷データの処理
を行う制御手段を備えた構成としたのである。
【0017】更に、上記第2の目的を達成するため本発
明の画像形成方法においては、請求項9乃至13いずれ
かの発光素子アレイモジュールを用い、前記発光素子ア
レイモジュールの各発光素子から出射される所定の印刷
データに対応した光に基づいて感光媒体上に静電潜像を
形成し、形成された該静電潜像をトナー像に現像し、該
トナー像を記録媒体に定着して画像とする構成としたの
である。
明の画像形成方法においては、請求項9乃至13いずれ
かの発光素子アレイモジュールを用い、前記発光素子ア
レイモジュールの各発光素子から出射される所定の印刷
データに対応した光に基づいて感光媒体上に静電潜像を
形成し、形成された該静電潜像をトナー像に現像し、該
トナー像を記録媒体に定着して画像とする構成としたの
である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置、画
像形成方法及び発光素子アレイモジュールに係る一実施
形態を図1乃至図14に基づいて詳細に説明する。電子
写真プリンタ1は、図1に示すように、ハウジング1a
内の感光ドラム2の回りに主帯電器3、LEDプリント
ヘッド4、現像ユニット5、転写帯電器6、分離帯電器
7、クリーニング前帯電器8、キャリア回収ユニット
9、クリーニングユニット10及び除電ランプ11が配
置され、記録媒体MRCが搬送される搬送経路の感光ドラ
ム2下流側に定着ユニット20が配置されている。ま
た、電子写真プリンタ1は、搬送経路の感光ドラム2上
流側にガイド板13とトラクタ14が、搬送経路の定着
ユニット20と対向する位置に搬送ユニット15が、そ
れぞれ設けられている。更に、電子写真プリンタ1は、
前記各構成要素の作動を制御すると共に、後述する所定
の印刷データの処理を行う制御手段30を有している。
像形成方法及び発光素子アレイモジュールに係る一実施
形態を図1乃至図14に基づいて詳細に説明する。電子
写真プリンタ1は、図1に示すように、ハウジング1a
内の感光ドラム2の回りに主帯電器3、LEDプリント
ヘッド4、現像ユニット5、転写帯電器6、分離帯電器
7、クリーニング前帯電器8、キャリア回収ユニット
9、クリーニングユニット10及び除電ランプ11が配
置され、記録媒体MRCが搬送される搬送経路の感光ドラ
ム2下流側に定着ユニット20が配置されている。ま
た、電子写真プリンタ1は、搬送経路の感光ドラム2上
流側にガイド板13とトラクタ14が、搬送経路の定着
ユニット20と対向する位置に搬送ユニット15が、そ
れぞれ設けられている。更に、電子写真プリンタ1は、
前記各構成要素の作動を制御すると共に、後述する所定
の印刷データの処理を行う制御手段30を有している。
【0019】ここで、電子写真プリンタ1では、記録媒
体MRCは連続紙が使用されるが、カット紙も使用でき
る。記録媒体MRCは、図示のように、ハウジング1a右
側の導入口1bから導入され、左側の排出口1cから排
出される。感光ドラム2は、円筒形のドラムの表面に光
導電材料からなる感光層が形成され、LEDプリントヘ
ッド4から照射される光によって静電潜像が表面に形成
される。
体MRCは連続紙が使用されるが、カット紙も使用でき
る。記録媒体MRCは、図示のように、ハウジング1a右
側の導入口1bから導入され、左側の排出口1cから排
出される。感光ドラム2は、円筒形のドラムの表面に光
導電材料からなる感光層が形成され、LEDプリントヘ
ッド4から照射される光によって静電潜像が表面に形成
される。
【0020】主帯電器3は、LEDプリントヘッド4に
よる感光ドラム2上への潜像形成に先立って、放電で発
生させたイオンにより感光ドラム2の表面を一様に帯電
させる。LEDプリントヘッド4は、光ビームによって
感光ドラム2の表面を露光し、記録情報に対応した静電
潜像を形成する。LEDプリントヘッド4は、図2に示
すように、LEDアレイモジュール41、レンズアレイ
42、ホルダ43及び支持基板44を備えている。
よる感光ドラム2上への潜像形成に先立って、放電で発
生させたイオンにより感光ドラム2の表面を一様に帯電
させる。LEDプリントヘッド4は、光ビームによって
感光ドラム2の表面を露光し、記録情報に対応した静電
潜像を形成する。LEDプリントヘッド4は、図2に示
すように、LEDアレイモジュール41、レンズアレイ
42、ホルダ43及び支持基板44を備えている。
【0021】LEDアレイモジュール41は、図2に示
したように、基板41aの上に多数のLEDを有するL
EDアレイ41bを備え、各LEDを駆動するドライバ
IC41c(内部にシフトレジスタを有する)が長手方
向に沿って設けられている。LEDアレイ41bは、複
数のLEDを一方向に多数(64〜128個)配列した
チップCを、複数のLEDの配列方向に沿って露光幅分
だけ複数配列して構成されている。
したように、基板41aの上に多数のLEDを有するL
EDアレイ41bを備え、各LEDを駆動するドライバ
IC41c(内部にシフトレジスタを有する)が長手方
向に沿って設けられている。LEDアレイ41bは、複
数のLEDを一方向に多数(64〜128個)配列した
チップCを、複数のLEDの配列方向に沿って露光幅分
だけ複数配列して構成されている。
【0022】本発明のLEDアレイモジュール41は、
このような構成において、図11に示すように、複数の
チップCの配置間隔PCが複数のLEDの配列間隔PLよ
りも狭く設定され、特に、配列間隔PLと配置間隔PCが
次式の関係を満たすように設定されている。 0.8<PC/PL<1 レンズアレイ42は、ケース42aに多数のロッドレン
ズ(図示せず)を長手方向に沿ってライン状に2列に配
列し、黒色シリコーン樹脂等の接着剤で接着したもので
ある。レンズアレイ42は、ホルダ43に対して位置決
めし、LEDアレイモジュール41との距離を光源側作
動距離に保持する段部42eが長手方向両側に形成され
ている(図2参照)。レンズアレイ42は、LEDプリ
ントヘッド4を電子写真プリンタ1に設置したときに、
感光ドラム2との距離が結像側作動距離となるように設
定されている。
このような構成において、図11に示すように、複数の
チップCの配置間隔PCが複数のLEDの配列間隔PLよ
りも狭く設定され、特に、配列間隔PLと配置間隔PCが
次式の関係を満たすように設定されている。 0.8<PC/PL<1 レンズアレイ42は、ケース42aに多数のロッドレン
ズ(図示せず)を長手方向に沿ってライン状に2列に配
列し、黒色シリコーン樹脂等の接着剤で接着したもので
ある。レンズアレイ42は、ホルダ43に対して位置決
めし、LEDアレイモジュール41との距離を光源側作
動距離に保持する段部42eが長手方向両側に形成され
ている(図2参照)。レンズアレイ42は、LEDプリ
ントヘッド4を電子写真プリンタ1に設置したときに、
感光ドラム2との距離が結像側作動距離となるように設
定されている。
【0023】ホルダ43は、図2に示したように、板状
に形成される本体43aの幅方向一側に角筒状の取付部
43bが形成されている。取付部43bにはレンズアレ
イ42を挿着する開口43cが形成されている。ホルダ
43は、開口43cにレンズアレイ42を挿着すると、
段部42eが開口43cの両側に当接し、LEDアレイ
モジュール41とレンズアレイ42とが光源側作動距離
に保持される。
に形成される本体43aの幅方向一側に角筒状の取付部
43bが形成されている。取付部43bにはレンズアレ
イ42を挿着する開口43cが形成されている。ホルダ
43は、開口43cにレンズアレイ42を挿着すると、
段部42eが開口43cの両側に当接し、LEDアレイ
モジュール41とレンズアレイ42とが光源側作動距離
に保持される。
【0024】支持基板44は、LEDアレイモジュール
41とホルダ43とを支持する部材で、図2に示すよう
に、四隅の3ヶ所にネジ孔44aと1ケ所に長孔44b
が設けられている。支持基板44は、ネジ孔44aと長
孔44bを利用してハウジング1aの一対の側板1dに
取り付けられる。現像ユニット5は、図1に示すよう
に、感光ドラム2と対向配置され、ハウジング5a内下
部に現像ロール5cと、トナーにキャリアを適宜の混合
比で混合した2成分現像剤(図示せず)が収納されてい
る。現像ロール5cは、前記2成分現像剤を感光ドラム
2上に担持して搬送しつつ、前記静電潜像を現像する回
転自在なスリーブ(非磁性の金属管)からなるローラ
で、内部に回転自在な磁石5dを有している。磁石5d
は、軸方向に長い永久磁石で複数の極が周方向に配置さ
れている。ハウジング5aにはトナーカートリッジ5b
が着脱自在に挿着され、トナーカートリッジ5bには、
補給トナーが収容され、図示しない補給機構によって適
宜補給トナーを前記現像剤に供給し、トナーとキャリア
の混合比を所期の範囲に維持している。
41とホルダ43とを支持する部材で、図2に示すよう
に、四隅の3ヶ所にネジ孔44aと1ケ所に長孔44b
が設けられている。支持基板44は、ネジ孔44aと長
孔44bを利用してハウジング1aの一対の側板1dに
取り付けられる。現像ユニット5は、図1に示すよう
に、感光ドラム2と対向配置され、ハウジング5a内下
部に現像ロール5cと、トナーにキャリアを適宜の混合
比で混合した2成分現像剤(図示せず)が収納されてい
る。現像ロール5cは、前記2成分現像剤を感光ドラム
2上に担持して搬送しつつ、前記静電潜像を現像する回
転自在なスリーブ(非磁性の金属管)からなるローラ
で、内部に回転自在な磁石5dを有している。磁石5d
は、軸方向に長い永久磁石で複数の極が周方向に配置さ
れている。ハウジング5aにはトナーカートリッジ5b
が着脱自在に挿着され、トナーカートリッジ5bには、
補給トナーが収容され、図示しない補給機構によって適
宜補給トナーを前記現像剤に供給し、トナーとキャリア
の混合比を所期の範囲に維持している。
【0025】転写帯電器6は、放電で発生させたイオン
を利用して感光ドラム2上に現像された未定着のトナー
像を逆極性に帯電させ、記録媒体MRCに転写する。分離
帯電器7は、記録媒体MRCを感光ドラム2から電気的に
分離させる帯電器で、例えば、交番電圧が印加されるコ
ロトロン帯電器が使用される。ここで、感光ドラム2外
周の分離帯電器7とクリーニング前帯電器8との間には
記録媒体MRCを感光ドラム2から機械的に分離させる分
離爪12が設けられている。
を利用して感光ドラム2上に現像された未定着のトナー
像を逆極性に帯電させ、記録媒体MRCに転写する。分離
帯電器7は、記録媒体MRCを感光ドラム2から電気的に
分離させる帯電器で、例えば、交番電圧が印加されるコ
ロトロン帯電器が使用される。ここで、感光ドラム2外
周の分離帯電器7とクリーニング前帯電器8との間には
記録媒体MRCを感光ドラム2から機械的に分離させる分
離爪12が設けられている。
【0026】クリーニング前帯電器8は、記録媒体MRC
に転写されずに感光ドラム2の表面に残留したトナー
や、僅かに存在するキャリア,現像剤への添加剤,紙粉
等を後述するクリーニングユニット10におけるブラシ
ローラ10bのバイアス電圧と逆極性に帯電させ、ブラ
シローラ10bで除去し易くする。キャリア回収ユニッ
ト9は、感光ドラム2の回転方向に見て、転写帯電器6
とクリーニングユニット10との間に設けられ、記録媒
体MRCに転写されずに感光ドラム2の表面に残留したキ
ャリア粒子を主として回収する。キャリア回収ユニット
9は、ハウジング内に磁気ローラである回収ローラ9a
と、樹脂フィルムからなるブレードが収納されている。
回収ローラ9aは、感光ドラム2の表面からキャリア粒
子を磁気的に吸着して回収する。ブレードは、回収ロー
ラ9aが回収したキャリア粒子を回収ローラ9aの表面
から掻き落とす。
に転写されずに感光ドラム2の表面に残留したトナー
や、僅かに存在するキャリア,現像剤への添加剤,紙粉
等を後述するクリーニングユニット10におけるブラシ
ローラ10bのバイアス電圧と逆極性に帯電させ、ブラ
シローラ10bで除去し易くする。キャリア回収ユニッ
ト9は、感光ドラム2の回転方向に見て、転写帯電器6
とクリーニングユニット10との間に設けられ、記録媒
体MRCに転写されずに感光ドラム2の表面に残留したキ
ャリア粒子を主として回収する。キャリア回収ユニット
9は、ハウジング内に磁気ローラである回収ローラ9a
と、樹脂フィルムからなるブレードが収納されている。
回収ローラ9aは、感光ドラム2の表面からキャリア粒
子を磁気的に吸着して回収する。ブレードは、回収ロー
ラ9aが回収したキャリア粒子を回収ローラ9aの表面
から掻き落とす。
【0027】クリーニングユニット10は、記録媒体M
RCに転写されずに感光ドラム2の表面に残留したトナー
粒子を主として除去するもので、ハウジング10a内に
ブラシローラ10bと回収ローラ10cが設けられてい
る。ブラシローラ10bは、トナー粒子と逆極性のバイ
アス電圧が印加され、感光ドラム2の表面に残留したト
ナー粒子をブラシで掻き落とすと共に、静電的に吸着し
てクリーニングする。回収ローラ10cは、ブラシロー
ラ10b以上のバイアス電圧が印加され、ブラシローラ
10bに吸着されたトナー粒子を静電的に回収する。回
収されたトナー粒子は、図示しないブレードによって回
収ローラ10cから掻き落とされ、移送ローラ10dに
よって紙面表裏いずれか一方向に設けた回収部へ移送さ
れる。
RCに転写されずに感光ドラム2の表面に残留したトナー
粒子を主として除去するもので、ハウジング10a内に
ブラシローラ10bと回収ローラ10cが設けられてい
る。ブラシローラ10bは、トナー粒子と逆極性のバイ
アス電圧が印加され、感光ドラム2の表面に残留したト
ナー粒子をブラシで掻き落とすと共に、静電的に吸着し
てクリーニングする。回収ローラ10cは、ブラシロー
ラ10b以上のバイアス電圧が印加され、ブラシローラ
10bに吸着されたトナー粒子を静電的に回収する。回
収されたトナー粒子は、図示しないブレードによって回
収ローラ10cから掻き落とされ、移送ローラ10dに
よって紙面表裏いずれか一方向に設けた回収部へ移送さ
れる。
【0028】除電ランプ11は、小形の白熱ランプで、
光照射によって感光ドラム2の表面から残留電荷を除去
する。搬送ユニット15は、2本の搬送ローラ15a間
に搬送ベルト15bが掛け渡され、2本の搬送ローラ1
5aは強磁性素材からなる筐体15cに支持されてい
る。電子写真プリンタ1は、図1に示すように、記録媒
体が搬送される搬送経路が、搬送ユニット15の前後で
略直線で、略水平となるように構成され、記録媒体MRC
は1対のスカフローラ16によって搬送のための張力が
付与されている。但し、搬送ユニット15は、中間に補
助ローラ15dが僅かに上方へ偏倚させて配置されてい
る。
光照射によって感光ドラム2の表面から残留電荷を除去
する。搬送ユニット15は、2本の搬送ローラ15a間
に搬送ベルト15bが掛け渡され、2本の搬送ローラ1
5aは強磁性素材からなる筐体15cに支持されてい
る。電子写真プリンタ1は、図1に示すように、記録媒
体が搬送される搬送経路が、搬送ユニット15の前後で
略直線で、略水平となるように構成され、記録媒体MRC
は1対のスカフローラ16によって搬送のための張力が
付与されている。但し、搬送ユニット15は、中間に補
助ローラ15dが僅かに上方へ偏倚させて配置されてい
る。
【0029】定着ユニット20は、ハウジング20a内
に輻射熱源となる2本のフラッシュランプ21、反射板
22、反射板22を冷却する放熱フィン23が設けら
れ、搬送ユニット15に対向するハウジング20aの前
面には保護ガラス24が配置されている。また、定着ユ
ニット20は、記録媒体MRCの搬入側、かつ、印字面側
に、記録媒体MRCから見て保護ガラス24の表面と略等
距離の位置に磁石25が配置され、記録媒体MRCの搬送
方向に見て磁石25の下流側に、空気を吸引する吸引ダ
クト26が設けられている。
に輻射熱源となる2本のフラッシュランプ21、反射板
22、反射板22を冷却する放熱フィン23が設けら
れ、搬送ユニット15に対向するハウジング20aの前
面には保護ガラス24が配置されている。また、定着ユ
ニット20は、記録媒体MRCの搬入側、かつ、印字面側
に、記録媒体MRCから見て保護ガラス24の表面と略等
距離の位置に磁石25が配置され、記録媒体MRCの搬送
方向に見て磁石25の下流側に、空気を吸引する吸引ダ
クト26が設けられている。
【0030】フラッシュランプ21は、例えば、キセノ
ンランプやハロゲンランプが使用される。反射板22
は、内面が高い反射率を有するアルミニウム等の金属を
板金加工して成形されている。但し、反射板22は、金
属であると板金加工のため形状の自由度が低く任意の形
状に成形することができないうえ重くなる。このため、
反射板22は、金属蒸着したポリイミド等の耐熱性樹脂
で成形してもよい。例えば、厚0.1〜0.5mm程度の厚
さを有するポリイミドフィルムを真空成形によって所望
の反射板形状に一体成形し、アルミニウム,銀,金等の
金属を内面に蒸着して製造する。
ンランプやハロゲンランプが使用される。反射板22
は、内面が高い反射率を有するアルミニウム等の金属を
板金加工して成形されている。但し、反射板22は、金
属であると板金加工のため形状の自由度が低く任意の形
状に成形することができないうえ重くなる。このため、
反射板22は、金属蒸着したポリイミド等の耐熱性樹脂
で成形してもよい。例えば、厚0.1〜0.5mm程度の厚
さを有するポリイミドフィルムを真空成形によって所望
の反射板形状に一体成形し、アルミニウム,銀,金等の
金属を内面に蒸着して製造する。
【0031】磁石25は、飛散トナーを捕捉して保護ガ
ラス24に付着するトナー量を低減することで、保護ガ
ラス24の汚れ低減を目的に設ける永久磁石である。こ
のとき、搬送ユニット15は、筐体15cが前記のよう
に強磁性素材からなる。このため、磁石25は、磁力線
が記録媒体MRCを横切るかたちとなるので、より効果的
に飛散トナーを捕捉することができる。従って、磁石2
5は、上記目的からは、保護ガラス24の表面よりも記
録媒体MRC側に設けてもよい。
ラス24に付着するトナー量を低減することで、保護ガ
ラス24の汚れ低減を目的に設ける永久磁石である。こ
のとき、搬送ユニット15は、筐体15cが前記のよう
に強磁性素材からなる。このため、磁石25は、磁力線
が記録媒体MRCを横切るかたちとなるので、より効果的
に飛散トナーを捕捉することができる。従って、磁石2
5は、上記目的からは、保護ガラス24の表面よりも記
録媒体MRC側に設けてもよい。
【0032】吸引ダクト26は、図1においてハウジン
グ1aの紙面表裏方向に配置され、搬送ユニット15側
に開口を有し、内部には脱臭・脱煙用のフィルタとブロ
ワ等の吸引手段が設けられている。吸引ダクト26は、
定着ユニット20周りの空気を吸引し、ハウジング1a
の外部へ排出することで、主として定着ユニット20に
おける未定着トナー像の定着によって発生するトナー成
分の不快な臭気や煙を除去する。
グ1aの紙面表裏方向に配置され、搬送ユニット15側
に開口を有し、内部には脱臭・脱煙用のフィルタとブロ
ワ等の吸引手段が設けられている。吸引ダクト26は、
定着ユニット20周りの空気を吸引し、ハウジング1a
の外部へ排出することで、主として定着ユニット20に
おける未定着トナー像の定着によって発生するトナー成
分の不快な臭気や煙を除去する。
【0033】また、電子写真プリンタ1は、ハウジング
1aの一対の側板1d間にステー1e,1fが配置さ
れ、ステー1e,1fとハウジング1aとの間に遮蔽板
1g,1hが設けられている。ここで、感光ドラム2、
主帯電器3、LEDプリントヘッド4、現像ユニット
5、クリーニング前帯電器8、キャリア回収ユニット
9、クリーニングユニット10及び除電ランプ11が、
記録媒体MRCに未定着像を形成する像形成部PIFとな
る。また、電子写真プリンタ1では、像形成部PIFが一
対の側板1d、ステー1e,1f、遮蔽板1g,1h及
び記録媒体MRCを搬送する搬送経路で形成される略閉空
間内に配置されていることになる。
1aの一対の側板1d間にステー1e,1fが配置さ
れ、ステー1e,1fとハウジング1aとの間に遮蔽板
1g,1hが設けられている。ここで、感光ドラム2、
主帯電器3、LEDプリントヘッド4、現像ユニット
5、クリーニング前帯電器8、キャリア回収ユニット
9、クリーニングユニット10及び除電ランプ11が、
記録媒体MRCに未定着像を形成する像形成部PIFとな
る。また、電子写真プリンタ1では、像形成部PIFが一
対の側板1d、ステー1e,1f、遮蔽板1g,1h及
び記録媒体MRCを搬送する搬送経路で形成される略閉空
間内に配置されていることになる。
【0034】そして、電子写真プリンタ1は、図1に示
したように、像形成部PIFと定着ユニット20との中間
部、即ち、ステー1e上部と定着ユニット20上部との
間にファン17が設けられている。ファン17は、像形
成部PIF及び定着ユニット20の少なくとも一方へ向か
う気流を発生させ、図1において記録媒体MRC上面の像
形成面に向かって気流を吹き付ける。このとき、図1に
示すように、前記気流は、ファン17による吸引により
排出口1cを通って電子写真プリンタ1の外部から導入
される。
したように、像形成部PIFと定着ユニット20との中間
部、即ち、ステー1e上部と定着ユニット20上部との
間にファン17が設けられている。ファン17は、像形
成部PIF及び定着ユニット20の少なくとも一方へ向か
う気流を発生させ、図1において記録媒体MRC上面の像
形成面に向かって気流を吹き付ける。このとき、図1に
示すように、前記気流は、ファン17による吸引により
排出口1cを通って電子写真プリンタ1の外部から導入
される。
【0035】制御手段30は、図3に示すように、コン
トローラ31とマイクロプロセッサ(MPU)32とを
備え、電子写真プリンタ1外部のホストコンピュータC
Hから入力される印刷データに基づいて作動する。ホス
トコンピュータCHは、アプリケーションソフトSapと
プリンタドライバDptとを備えている。ここで、印刷デ
ータは、ホストコンピュータCHのアプリケーションソ
フトSapで作成され、各アプリケーション毎にコードで
表記される。プリンタドライバDptは、LEDプリント
ヘッド4の解像度毎に異なるものが使用され、前記表記
コードを解釈し、ビットマップデータに変換する。従っ
て、例えば、解像度300dpi用のプリンタドライバ
Dptは、解像度600dpi用のプリンタドライバDpt
とは異なっており、解像度300dpi用のプリンタド
ライバDptを介して解像度600dpiのプリンタには
ビットマップデータを出力することはできない。このよ
うにプリンタ毎の解像度に合わせてプリンタドライバD
ptでビットマップ化された印刷データは、圧縮データと
して制御手段30のコントローラ31に出力される。
トローラ31とマイクロプロセッサ(MPU)32とを
備え、電子写真プリンタ1外部のホストコンピュータC
Hから入力される印刷データに基づいて作動する。ホス
トコンピュータCHは、アプリケーションソフトSapと
プリンタドライバDptとを備えている。ここで、印刷デ
ータは、ホストコンピュータCHのアプリケーションソ
フトSapで作成され、各アプリケーション毎にコードで
表記される。プリンタドライバDptは、LEDプリント
ヘッド4の解像度毎に異なるものが使用され、前記表記
コードを解釈し、ビットマップデータに変換する。従っ
て、例えば、解像度300dpi用のプリンタドライバ
Dptは、解像度600dpi用のプリンタドライバDpt
とは異なっており、解像度300dpi用のプリンタド
ライバDptを介して解像度600dpiのプリンタには
ビットマップデータを出力することはできない。このよ
うにプリンタ毎の解像度に合わせてプリンタドライバD
ptでビットマップ化された印刷データは、圧縮データと
して制御手段30のコントローラ31に出力される。
【0036】コントローラ31は、圧縮されてプリンタ
ドライバDptから送信されてきた印刷データを再度ビッ
トマップデータに伸長させ、印刷データ1ページ分のビ
ットマップデータをメモリ上に展開する。展開されたビ
ットマップデータは、例えば、印刷データ1ページ分が
幅17インチ,天地12インチのときに、解像度が30
0dpiの場合には、図4に示すように、幅方向に17
(インチ)×300(dpi)=5,100ドット、天
地方向に12(インチ)×300(dpi)=3,60
0ラインで、総ドット数が5100×3600=18,
360,000ドットとなる。また、解像度が600d
piの場合には、同様に、幅方向に10,200(=1
7×600)ドット、天地方向に7,200(=12×
600)ラインで、総ドット数が73,440,000
(=10200×7200)ドットとなる。
ドライバDptから送信されてきた印刷データを再度ビッ
トマップデータに伸長させ、印刷データ1ページ分のビ
ットマップデータをメモリ上に展開する。展開されたビ
ットマップデータは、例えば、印刷データ1ページ分が
幅17インチ,天地12インチのときに、解像度が30
0dpiの場合には、図4に示すように、幅方向に17
(インチ)×300(dpi)=5,100ドット、天
地方向に12(インチ)×300(dpi)=3,60
0ラインで、総ドット数が5100×3600=18,
360,000ドットとなる。また、解像度が600d
piの場合には、同様に、幅方向に10,200(=1
7×600)ドット、天地方向に7,200(=12×
600)ラインで、総ドット数が73,440,000
(=10200×7200)ドットとなる。
【0037】マイクロプロセッサ32は、図3に示すよ
うに、LEDプリントヘッド4の総ドット数以上の2ラ
イン分のラインバッファメモリVRAM1,VRAM2
を有する他、各解像度毎のバッファドライブ回路(図
7,図9参照)を有している。マイクロプロセッサ32
は、コントローラ31でビットマップ展開された1ペー
ジ分の印刷データを先頭から1ライン毎に読み出し、ラ
インバッファメモリVRAM1,VRAM2に書き込
む。マイクロプロセッサ32が、2ライン分のラインバ
ッファメモリVRAM1,VRAM2を有するのは、コ
ントローラ31からの印刷データの読み込みと、ライン
バッファメモリVRAM1,VRAM2からLEDプリ
ントヘッド4へのデータ転送を同時に行うことにより、
データ処理の高速化に対応するためである。このため、
ラインバッファメモリVRAM1,VRAM2は、印刷
データの読み込みと転送を交互に行っている。
うに、LEDプリントヘッド4の総ドット数以上の2ラ
イン分のラインバッファメモリVRAM1,VRAM2
を有する他、各解像度毎のバッファドライブ回路(図
7,図9参照)を有している。マイクロプロセッサ32
は、コントローラ31でビットマップ展開された1ペー
ジ分の印刷データを先頭から1ライン毎に読み出し、ラ
インバッファメモリVRAM1,VRAM2に書き込
む。マイクロプロセッサ32が、2ライン分のラインバ
ッファメモリVRAM1,VRAM2を有するのは、コ
ントローラ31からの印刷データの読み込みと、ライン
バッファメモリVRAM1,VRAM2からLEDプリ
ントヘッド4へのデータ転送を同時に行うことにより、
データ処理の高速化に対応するためである。このため、
ラインバッファメモリVRAM1,VRAM2は、印刷
データの読み込みと転送を交互に行っている。
【0038】ここで、ラインバッファメモリVRAM
1,VRAM2に書き込まれた印刷データは、ドライバ
IC41cの前記シフトレジスタへシリアルに転送され
る。そして、1ライン分のデータがLEDプリントヘッ
ド4へ転送され、ラッチされた後、LEDプリントヘッ
ド4のLEDが所定時間(通常、後述する点灯周期TSY
NCの8〜25%程度)点灯され、感光ドラム2上に静電
潜像が形成される。
1,VRAM2に書き込まれた印刷データは、ドライバ
IC41cの前記シフトレジスタへシリアルに転送され
る。そして、1ライン分のデータがLEDプリントヘッ
ド4へ転送され、ラッチされた後、LEDプリントヘッ
ド4のLEDが所定時間(通常、後述する点灯周期TSY
NCの8〜25%程度)点灯され、感光ドラム2上に静電
潜像が形成される。
【0039】電子写真プリンタ1は以上のように構成さ
れ、以下のようにして記録媒体MRCに未定着トナー像を
定着して所望のプリントを行う。先ず、クリーニングユ
ニット10で表面が清掃され、矢印方向に一定の速度で
回転する感光ドラム2は、除電ランプ11で表面の残留
電荷が除去され、主帯電器3で一様に帯電される。
れ、以下のようにして記録媒体MRCに未定着トナー像を
定着して所望のプリントを行う。先ず、クリーニングユ
ニット10で表面が清掃され、矢印方向に一定の速度で
回転する感光ドラム2は、除電ランプ11で表面の残留
電荷が除去され、主帯電器3で一様に帯電される。
【0040】次に、LEDプリントヘッド4が、感光ド
ラム2に光ビームを照射し、記録情報に対応した静電潜
像を感光ドラム2の表面に形成する。この静電潜像は感
光ドラム2の回転により、現像ユニット5で現像され、
未定着トナー像(可視像)となる。そして、感光ドラム
2上に現像された未定着トナー像は、矢印で示した搬送
経路に沿って搬送されてくる記録媒体MRC上に転写帯電
器6で転写される。未定着トナー像が転写された記録媒
体MRCは、分離帯電器7で感光ドラム2から離され、搬
送ユニット15によって定着ユニット20へ搬送され
る。
ラム2に光ビームを照射し、記録情報に対応した静電潜
像を感光ドラム2の表面に形成する。この静電潜像は感
光ドラム2の回転により、現像ユニット5で現像され、
未定着トナー像(可視像)となる。そして、感光ドラム
2上に現像された未定着トナー像は、矢印で示した搬送
経路に沿って搬送されてくる記録媒体MRC上に転写帯電
器6で転写される。未定着トナー像が転写された記録媒
体MRCは、分離帯電器7で感光ドラム2から離され、搬
送ユニット15によって定着ユニット20へ搬送され
る。
【0041】定着ユニット20では、フラッシュランプ
21が発光し、発生した熱により未定着トナー像が溶融
し記録媒体MRC上に定着される。電子写真プリンタ1に
おいては、上記のようにして、記録情報に対応した画像
が記録媒体MRC上に形成され、クリーニング前帯電器8
での帯電、キャリア回収ユニット9でのキャリア回収、
クリーニングユニット10での感光ドラム2の表面クリ
ーニングの後、除電ランプ11によって感光ドラム2の
残留潜像が消去されて、引き続く次の画像形成に供され
る。
21が発光し、発生した熱により未定着トナー像が溶融
し記録媒体MRC上に定着される。電子写真プリンタ1に
おいては、上記のようにして、記録情報に対応した画像
が記録媒体MRC上に形成され、クリーニング前帯電器8
での帯電、キャリア回収ユニット9でのキャリア回収、
クリーニングユニット10での感光ドラム2の表面クリ
ーニングの後、除電ランプ11によって感光ドラム2の
残留潜像が消去されて、引き続く次の画像形成に供され
る。
【0042】ここで、制御手段30のコントローラ31
で展開された印刷データ1ページ分のビットマップデー
タを電子写真プリンタ1で印刷するときには、幅方向を
主走査方向として、幅方向に前記所定のドット数を有す
る1ラインのLEDアレイ41bを備えたLEDプリン
トヘッド4で1ラインずつ印刷してゆく。一方、副走査
方向となる天地方向は、感光ドラム2の回転に際し、一
定周期毎にLEDプリントヘッド4を点灯することによ
り、図5に示すように2次元イメージ(数字の12)を
作成する。図5において、白抜き丸印はLEDプリント
ヘッド4のドットを、黒塗り三角印は副走査方向におけ
るLEDプリントヘッド4の点灯信号を、それぞれ示し
ている。
で展開された印刷データ1ページ分のビットマップデー
タを電子写真プリンタ1で印刷するときには、幅方向を
主走査方向として、幅方向に前記所定のドット数を有す
る1ラインのLEDアレイ41bを備えたLEDプリン
トヘッド4で1ラインずつ印刷してゆく。一方、副走査
方向となる天地方向は、感光ドラム2の回転に際し、一
定周期毎にLEDプリントヘッド4を点灯することによ
り、図5に示すように2次元イメージ(数字の12)を
作成する。図5において、白抜き丸印はLEDプリント
ヘッド4のドットを、黒塗り三角印は副走査方向におけ
るLEDプリントヘッド4の点灯信号を、それぞれ示し
ている。
【0043】このとき、副走査方向におけるLEDプリ
ントヘッド4の点灯周期TSYNC(sec.)は、印刷解
像度と印刷スピードから求められる。即ち、印刷解像度
をR(dpi)、1/6インチ改行での1分当たりの印
刷行数である印刷スピードをS(lpm)とすると、点
灯周期は次式で与えられる。 TSYNC=360/(R・S) 従って、例えば、印刷スピードがS=3,200(lp
m)で、印刷解像度がR=300(dpi)の場合に
は、点灯周期はTSYNC={360/(300×3,20
0)}÷60=375(μsec.)となる。同様に、
印刷スピードがS=3,200(lpm)で、印刷解像
度がR=600(dpi)の場合には、点灯周期はTSY
NC={360/(600×3,200)}÷60=18
7.5(μsec.)となる。
ントヘッド4の点灯周期TSYNC(sec.)は、印刷解
像度と印刷スピードから求められる。即ち、印刷解像度
をR(dpi)、1/6インチ改行での1分当たりの印
刷行数である印刷スピードをS(lpm)とすると、点
灯周期は次式で与えられる。 TSYNC=360/(R・S) 従って、例えば、印刷スピードがS=3,200(lp
m)で、印刷解像度がR=300(dpi)の場合に
は、点灯周期はTSYNC={360/(300×3,20
0)}÷60=375(μsec.)となる。同様に、
印刷スピードがS=3,200(lpm)で、印刷解像
度がR=600(dpi)の場合には、点灯周期はTSY
NC={360/(600×3,200)}÷60=18
7.5(μsec.)となる。
【0044】上記2次元イメージのプリントに際し、ホ
ストコンピュータCHから制御部30へ送信されてくる
印刷データの解像度とLEDプリントヘッド4の解像度
とが一致している場合、データ1ライン当たりの総ドッ
ト数は、LEDアレイ41bの総ドット数と一致してい
る。このため、制御手段30のマイクロプロセッサ32
は、ドライバIC41cの前記シフトレジスタへコント
ローラ31で展開されたビットマップデータを単純にシ
リアル転送すればよい。
ストコンピュータCHから制御部30へ送信されてくる
印刷データの解像度とLEDプリントヘッド4の解像度
とが一致している場合、データ1ライン当たりの総ドッ
ト数は、LEDアレイ41bの総ドット数と一致してい
る。このため、制御手段30のマイクロプロセッサ32
は、ドライバIC41cの前記シフトレジスタへコント
ローラ31で展開されたビットマップデータを単純にシ
リアル転送すればよい。
【0045】即ち、印刷データの解像度が600dpi
で、LEDプリントヘッド4の解像度も600dpiの
場合、マイクロプロセッサ32は、ドライバIC41c
の前記シフトレジスタへ印刷データを4ビット単位で転
送するときに、図6に示すように、4ビット単位の印刷
データD1〜D4を前記シフトレジスタへ順次シリアルに
転送し、前記シフトレジスタにセットする。このように
して、マイクロプロセッサ32が、LEDプリントヘッ
ド4の1ライン分の印刷データ、即ち、幅17インチ,
天地12インチの印刷データ1ページ分のビットマップ
データの幅方向(主走査方向)における1ライン分に当
たる10,200ドット迄転送したら、印刷データはラ
ッチされる。
で、LEDプリントヘッド4の解像度も600dpiの
場合、マイクロプロセッサ32は、ドライバIC41c
の前記シフトレジスタへ印刷データを4ビット単位で転
送するときに、図6に示すように、4ビット単位の印刷
データD1〜D4を前記シフトレジスタへ順次シリアルに
転送し、前記シフトレジスタにセットする。このように
して、マイクロプロセッサ32が、LEDプリントヘッ
ド4の1ライン分の印刷データ、即ち、幅17インチ,
天地12インチの印刷データ1ページ分のビットマップ
データの幅方向(主走査方向)における1ライン分に当
たる10,200ドット迄転送したら、印刷データはラ
ッチされる。
【0046】このとき、マイクロプロセッサ32は、ラ
インバッファメモリからシリアルに読み出した4ビット
単位の印刷データD1〜D4を、図7に示すように、60
0dpi用のバッファドライブ回路32aを介してドラ
イバIC41cの前記シフトレジスタへ転送する。これ
に対し、例えば、ホストコンピュータCHから制御部3
0へ送信されてくる印刷データの解像度が300dpi
で、LEDプリントヘッド4の解像度が600dpiの
ように異なる場合、前記のように印刷データ1ページ分
が幅17インチ,天地12インチのときには、幅方向に
おける1ライン分の総データ数は、5,100ドットで
ある。このため、マイクロプロセッサ32がこの印刷デ
ータをそのままLEDプリントヘッド4に転送すると、
2次元イメージは、幅方向が1/2、天地方向も1/2
となって、面積で1/4に圧縮されて印刷されてしま
う。
インバッファメモリからシリアルに読み出した4ビット
単位の印刷データD1〜D4を、図7に示すように、60
0dpi用のバッファドライブ回路32aを介してドラ
イバIC41cの前記シフトレジスタへ転送する。これ
に対し、例えば、ホストコンピュータCHから制御部3
0へ送信されてくる印刷データの解像度が300dpi
で、LEDプリントヘッド4の解像度が600dpiの
ように異なる場合、前記のように印刷データ1ページ分
が幅17インチ,天地12インチのときには、幅方向に
おける1ライン分の総データ数は、5,100ドットで
ある。このため、マイクロプロセッサ32がこの印刷デ
ータをそのままLEDプリントヘッド4に転送すると、
2次元イメージは、幅方向が1/2、天地方向も1/2
となって、面積で1/4に圧縮されて印刷されてしま
う。
【0047】このような場合に、マイクロプロセッサ3
2は、解像度が300dpiの印刷データを解像度が6
00dpiのLEDプリントヘッド4で正規に印刷され
るように以下のように補正する。即ち、マイクロプロセ
ッサ32は、図8に示すように、解像度300dpiの
印刷データの1ドットを、解像度600dpiでは4
(=2×2)ドットで構成する。
2は、解像度が300dpiの印刷データを解像度が6
00dpiのLEDプリントヘッド4で正規に印刷され
るように以下のように補正する。即ち、マイクロプロセ
ッサ32は、図8に示すように、解像度300dpiの
印刷データの1ドットを、解像度600dpiでは4
(=2×2)ドットで構成する。
【0048】そして、マイクロプロセッサ32は、図9
に示すように、ラインバッファメモリから印刷データを
2ビット単位で読み出し、300dpi用のバッファド
ライブ回路32bを介してドライバIC41cの前記シ
フトレジスタへ印刷データを転送する。このとき、マイ
クロプロセッサ32は、図示のように、ラインバッファ
メモリのの印刷データがシフトレジスタの,へ、
ラインバッファメモリのの印刷データがシフトレジス
タの,に転送され、書き込まれる。
に示すように、ラインバッファメモリから印刷データを
2ビット単位で読み出し、300dpi用のバッファド
ライブ回路32bを介してドライバIC41cの前記シ
フトレジスタへ印刷データを転送する。このとき、マイ
クロプロセッサ32は、図示のように、ラインバッファ
メモリのの印刷データがシフトレジスタの,へ、
ラインバッファメモリのの印刷データがシフトレジス
タの,に転送され、書き込まれる。
【0049】このようにして、幅17インチ,天地12
インチの解像度300dpiにおける印刷データの1ラ
イン分に当たる5,100ドットがLEDプリントヘッ
ド4に転送されると、これらが2倍の10,200ドッ
トとなり、主走査方向に600dpiの2ドットで、3
00dpiの1ドットが実現されることになる。一方、
副走査方向は、図10(a)に示す300dpiのLE
Dプリントヘッド4における点灯周期TSYNCの信号に対
し、図10(b)に示す点灯周期TSYNCの1/2のダミ
ー信号SDMをマイクロプロセッサ32で作成し、このダ
ミー信号に基づく点灯周期でLEDアレイ41bを点灯
させる。これにより、副走査方向に3,600ラインの
印刷データで2倍の7,200ラインが実現される。
インチの解像度300dpiにおける印刷データの1ラ
イン分に当たる5,100ドットがLEDプリントヘッ
ド4に転送されると、これらが2倍の10,200ドッ
トとなり、主走査方向に600dpiの2ドットで、3
00dpiの1ドットが実現されることになる。一方、
副走査方向は、図10(a)に示す300dpiのLE
Dプリントヘッド4における点灯周期TSYNCの信号に対
し、図10(b)に示す点灯周期TSYNCの1/2のダミ
ー信号SDMをマイクロプロセッサ32で作成し、このダ
ミー信号に基づく点灯周期でLEDアレイ41bを点灯
させる。これにより、副走査方向に3,600ラインの
印刷データで2倍の7,200ラインが実現される。
【0050】一方、本発明のLEDアレイモジュール4
1は、LEDアレイ41bを構成する複数のチップC
を、図11に示すように、複数のチップCの配置間隔P
Cが複数のLEDの配列間隔PLよりも狭く、特に、配列
間隔PLと配置間隔PCが0.8<PC/PL<1の関係を満
たすように配置している。このため、LEDアレイモジ
ュール41は、隣接するチップC相互間の間隔が狭くな
る。この結果、電子写真プリンタ1は、LEDアレイ4
1bにおいて隣り合うチップCの端部に位置するLED
相互の距離が短くなって、隣接するチップ間における光
量の低下が回避され、印字の際の白筋の発生を抑制する
ことができる。
1は、LEDアレイ41bを構成する複数のチップC
を、図11に示すように、複数のチップCの配置間隔P
Cが複数のLEDの配列間隔PLよりも狭く、特に、配列
間隔PLと配置間隔PCが0.8<PC/PL<1の関係を満
たすように配置している。このため、LEDアレイモジ
ュール41は、隣接するチップC相互間の間隔が狭くな
る。この結果、電子写真プリンタ1は、LEDアレイ4
1bにおいて隣り合うチップCの端部に位置するLED
相互の距離が短くなって、隣接するチップ間における光
量の低下が回避され、印字の際の白筋の発生を抑制する
ことができる。
【0051】また、本発明のLEDアレイモジュール4
1は、図12に示すように、LEDアレイ41bの隣接
するチップC近傍に位置するLED、即ち、LEDアレ
イ41bを構成するチップ両端のLEDL1,Lnの光出
力を大きく、例えば、4%大きく設定する。更に、本発
明のLEDアレイモジュール41は、図13に示すよう
に、LEDアレイ41bの隣接するチップC近傍に位置
する複数のLED、即ち、LEDアレイ41bを構成す
るチップ両端から3つのLEDL3,L2,L1及びLn-
2,Ln-1,Lnの光出力を大きく、例えば、それぞれ1
%,2%,4%と両端へ向かって大きくなるように設定
する。LEDアレイモジュール41は、このように設定
したとしても、電子写真プリンタ1に用いた場合に印字
の際の白筋の発生を抑制することができる。
1は、図12に示すように、LEDアレイ41bの隣接
するチップC近傍に位置するLED、即ち、LEDアレ
イ41bを構成するチップ両端のLEDL1,Lnの光出
力を大きく、例えば、4%大きく設定する。更に、本発
明のLEDアレイモジュール41は、図13に示すよう
に、LEDアレイ41bの隣接するチップC近傍に位置
する複数のLED、即ち、LEDアレイ41bを構成す
るチップ両端から3つのLEDL3,L2,L1及びLn-
2,Ln-1,Lnの光出力を大きく、例えば、それぞれ1
%,2%,4%と両端へ向かって大きくなるように設定
する。LEDアレイモジュール41は、このように設定
したとしても、電子写真プリンタ1に用いた場合に印字
の際の白筋の発生を抑制することができる。
【0052】更に、本発明のLEDアレイモジュール4
1は、図14に示す複数のチップCの配置間隔PCが予
め設定した設定値、例えば、PC+5μm以上(PC=4
0μmであれば、45μm以上)のとき、配置間隔PC
の両側のチップCに関し、少なくとも両端のLEDL
1,Lnの光出力を大きく、例えば、4%大きく設定す
る。これにより、LEDアレイモジュール41は、電子
写真プリンタ1に用いた場合に印字の際の白筋の発生を
抑制することができる。
1は、図14に示す複数のチップCの配置間隔PCが予
め設定した設定値、例えば、PC+5μm以上(PC=4
0μmであれば、45μm以上)のとき、配置間隔PC
の両側のチップCに関し、少なくとも両端のLEDL
1,Lnの光出力を大きく、例えば、4%大きく設定す
る。これにより、LEDアレイモジュール41は、電子
写真プリンタ1に用いた場合に印字の際の白筋の発生を
抑制することができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1乃至8の発明によれば、1つの
画像形成装置で異なる印字密度に対応することが可能な
画像形成装置及び画像形成装置方法を提供することがで
きる。請求項9乃至15の発明によれば、複数の発光素
子を有するチップを複数配列した発光素子アレイを用い
て印字したときに、隣接するチップ間に対応する部分に
おける白筋の発生を抑制することが可能な画像形成装
置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュールを提供
することができる。
画像形成装置で異なる印字密度に対応することが可能な
画像形成装置及び画像形成装置方法を提供することがで
きる。請求項9乃至15の発明によれば、複数の発光素
子を有するチップを複数配列した発光素子アレイを用い
て印字したときに、隣接するチップ間に対応する部分に
おける白筋の発生を抑制することが可能な画像形成装
置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュールを提供
することができる。
【図1】本発明の画像形成装置、画像形成方法及び発光
素子アレイモジュールに係る一実施形態を示すもので、
本発明を適用した電子写真プリンタの概略構成を示す断
面正面図である。
素子アレイモジュールに係る一実施形態を示すもので、
本発明を適用した電子写真プリンタの概略構成を示す断
面正面図である。
【図2】図1の電子写真プリンタで使用するLEDプリ
ントヘッドの分解斜視図である。
ントヘッドの分解斜視図である。
【図3】図1の電子写真プリンタにおける制御手段の概
略構成と機能を示すブロック図である。
略構成と機能を示すブロック図である。
【図4】図3の制御手段が印刷データ1ページ分のビッ
トマップデータをメモリ上に展開した展開図である。
トマップデータをメモリ上に展開した展開図である。
【図5】図4の印刷データに基づいて形成された2次元
イメージを示すドットデータ図である。
イメージを示すドットデータ図である。
【図6】印刷データ1ページ分のビットマップデータの
幅方向(主走査方向)における1ライン分の転送につい
て説明するモデル図である。
幅方向(主走査方向)における1ライン分の転送につい
て説明するモデル図である。
【図7】印刷データ及び発光素子アレイモジュールの解
像度が600dpiの場合における、制御手段から駆動
回路への印刷データの転送を説明するモデル図である。
像度が600dpiの場合における、制御手段から駆動
回路への印刷データの転送を説明するモデル図である。
【図8】印刷データと発光素子アレイモジュールの解像
度が異なる場合における印刷データ1ドットの取り扱い
を示すモデル図である。
度が異なる場合における印刷データ1ドットの取り扱い
を示すモデル図である。
【図9】印刷データの解像度が300dpi、発光素子
アレイモジュールの解像度が600dpiの場合におけ
る、制御手段から駆動回路への印刷データの転送を説明
するモデル図である。
アレイモジュールの解像度が600dpiの場合におけ
る、制御手段から駆動回路への印刷データの転送を説明
するモデル図である。
【図10】副走査方向において印刷データと発光素子ア
レイモジュールの解像度が異なる場合の印刷データの補
正を説明するモデル図である。
レイモジュールの解像度が異なる場合の印刷データの補
正を説明するモデル図である。
【図11】本発明の発光素子アレイモジュールの第1の
実施形態を示す概略構成図である。
実施形態を示す概略構成図である。
【図12】本発明の発光素子アレイモジュールの第2の
実施形態を示す概略構成図である。
実施形態を示す概略構成図である。
【図13】本発明の発光素子アレイモジュールの第3の
実施形態を示す概略構成図である。
実施形態を示す概略構成図である。
【図14】本発明の発光素子アレイモジュールの第4の
実施形態を示す概略構成図である。
実施形態を示す概略構成図である。
【図15】従来のLEDアレイの構造を示す概略図であ
る。
る。
【図16】図15のLEDアレイにおけるLEDの配列
方向に沿った光出力の分布を示す分布図である。
方向に沿った光出力の分布を示す分布図である。
1 電子写真プリンタ 1d 側板 2 感光ドラム(静電潜像担持媒
体) 3 主帯電器 4 LEDプリントヘッド(発光装
置) 41 LEDアレイモジュール 42 レンズアレイ 42e 段部(位置決め部) 43 ホルダ 44 支持基板 45,46 スペーサ(調整部材) 5 現像ユニット 5c 現像ロール 5d 磁石 6 転写帯電器 7 分離帯電器 8 クリーニング前帯電器 9 キャリア回収ユニット 10 クリーニングユニット 11 除電ランプ 12 分離爪 13 ガイド板 14 トラクタ 15 搬送ユニット 16 スカッフローラ 17 ファン 20 定着ユニット 21 フラッシュランプ 22 反射板 23 放熱フィン 24 保護ガラス 25 磁石 26 吸引ダクト 30 制御手段 31 コントローラ 32 マイクロプロセッサ(MPU) MRC 記録媒体 41 LEDアレイモジュール(発光
素子アレイモジュール) 41a 基板 41b LEDアレイ(発光素子アレ
イ) 41c ドライバIC C チップ PC 配置間隔 PIF 像形成部 PL 配列間隔 VRAM1,VRAM2 ラインバッファメモリ
体) 3 主帯電器 4 LEDプリントヘッド(発光装
置) 41 LEDアレイモジュール 42 レンズアレイ 42e 段部(位置決め部) 43 ホルダ 44 支持基板 45,46 スペーサ(調整部材) 5 現像ユニット 5c 現像ロール 5d 磁石 6 転写帯電器 7 分離帯電器 8 クリーニング前帯電器 9 キャリア回収ユニット 10 クリーニングユニット 11 除電ランプ 12 分離爪 13 ガイド板 14 トラクタ 15 搬送ユニット 16 スカッフローラ 17 ファン 20 定着ユニット 21 フラッシュランプ 22 反射板 23 放熱フィン 24 保護ガラス 25 磁石 26 吸引ダクト 30 制御手段 31 コントローラ 32 マイクロプロセッサ(MPU) MRC 記録媒体 41 LEDアレイモジュール(発光
素子アレイモジュール) 41a 基板 41b LEDアレイ(発光素子アレ
イ) 41c ドライバIC C チップ PC 配置間隔 PIF 像形成部 PL 配列間隔 VRAM1,VRAM2 ラインバッファメモリ
Claims (15)
- 【請求項1】 複数の発光素子が配列され、前記複数の
発光素子の各発光素子から所定の印刷データに対応した
光を出射する発光素子アレイモジュール、前記各発光素
子から出射される光に基づいて静電潜像が形成される感
光媒体、前記静電潜像をトナー現像する現像手段、現像
されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段及び前記
各構成要素の作動を制御すると共に、前記印刷データの
処理を行う制御手段を備えた画像形成装置であって、 前記発光素子アレイモジュールは、前記複数の発光素子
の配置間隔で規定される露光密度について、所望する印
字密度のN倍(Nは2以上の自然数)の露光密度を有す
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記発光素子アレイモ
ジュールの露光密度をM、前記所望の印字密度をLとし
たとき、前記印刷データの1ドットを(M/L) 2ドッ
トとして前記印刷データの処理を行う、請求項1の画像
形成装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記複数の発光素子の
配列方向において、前記印刷データの1ドットをM/L
ドットとして前記発光素子アレイモジュールへ前記印刷
データを転送する、請求項2の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記複数の発光素子の
配列方向と直交する方向において、前記複数の発光素子
の1ドット当たりの点灯時間をM/L倍とすることによ
り、前記印刷データの1ドットをM/Lドットとする、
請求項2または3の画像形成装置。 - 【請求項5】 複数の発光素子が配列された発光素子ア
レイモジュールの、前記各発光素子から出射される所定
の印刷データに対応した光に基づいて感光媒体上に静電
潜像を形成し、形成された該静電潜像をトナー像に現像
し、該トナー像を記録媒体に定着して画像とする画像形
成方法であって、 前記複数の発光素子の配置間隔で規定される露光密度
が、所望の印字密度のN倍(Nは2以上の自然数)に設
定されていることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項6】 前記発光素子アレイモジュールの露光密
度をM、前記所望の印字密度をLとしたとき、前記印刷
データの1ドットを(M/L)2ドットとして前記印刷
データを処理する、請求項5の画像形成方法。 - 【請求項7】 前記複数の発光素子の配列方向におい
て、前記印刷データの1ドットをM/Lドットとして前
記発光素子アレイモジュールへ前記印刷データを転送す
る、請求項6の画像形成方法。 - 【請求項8】 前記複数の発光素子の配列方向と直交す
る方向において、前記複数の発光素子の1ドット当たり
の点灯時間をM/L倍とすることにより、前記印刷デー
タの1ドットをM/Lドットとする、請求項6または7
の画像形成方法。 - 【請求項9】 一方向に配列された複数の発光素子を有
し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って複数配列さ
れた複数のチップと、前記複数のチップの各発光素子を
駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイモジュール
であって、 前記複数のチップの配置間隔を、各チップ内における複
数の発光素子の配列間隔よりも狭く設定したことを特徴
とする発光素子アレイモジュール。 - 【請求項10】 前記複数の発光素子の配列間隔をP
L、前記複数のチップの配置間隔をPCとしたとき、配列
間隔PLと配置間隔PCが次式の関係を満たす、請求項9
の発光素子アレイモジュール。 0.8<PC/PL<1 - 【請求項11】 一方向に配列された複数の発光素子を
有し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って複数配列
された複数のチップと、前記複数のチップの各発光素子
を駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイモジュー
ルであって、前記複数のチップのそれぞれは、隣接する
チップ近傍に位置する発光素子の光出力が他の部分より
も大きく設定されていることを特徴とする発光素子アレ
イモジュール。 - 【請求項12】 一方向に配列された複数の発光素子を
有し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って複数配列
された複数のチップと、前記複数のチップの各発光素子
を駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイモジュー
ルであって、 前記複数のチップのそれぞれは、隣接するチップ近傍に
位置する複数の発光素子の光出力が、端部に向かって大
きくなるように設定されていることを特徴とする発光素
子アレイモジュール。 - 【請求項13】 一方向に配列された複数の発光素子を
有し、前記複数の発光素子の配列方向に沿って複数配列
された複数のチップと、前記複数のチップの各発光素子
を駆動する駆動回路とを備えた発光素子アレイモジュー
ルであって、 前記複数のチップの配置間隔PCが予め設定した設定値
以上のチップに関し、当該配置間隔部分近傍に位置する
発光素子の光出力を他の部分よりも大きく設定すること
を特徴とする発光素子アレイモジュール。 - 【請求項14】 請求項9乃至13いずれかの発光素子
アレイモジュール、前記発光素子アレイモジュールの各
発光素子から出射される所定の印刷データに対応した光
に基づいて静電潜像が形成される感光媒体、前記静電潜
像をトナー現像する現像手段、現像されたトナー像を記
録媒体に転写する転写手段及び前記各構成要素の作動を
制御すると共に、前記印刷データの処理を行う制御手段
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項15】 請求項9乃至13いずれかの発光素子
アレイモジュールを用い、前記発光素子アレイモジュー
ルの各発光素子から出射される所定の印刷データに対応
した光に基づいて感光媒体上に静電潜像を形成し、形成
された該静電潜像をトナー像に現像し、該トナー像を記
録媒体に定着して画像とすることを特徴とする画像形成
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001061701A JP2002254699A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 画像形成装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュール |
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---|---|---|---|
JP2001061701A JP2002254699A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 画像形成装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002254699A true JP2002254699A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18920947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001061701A Pending JP2002254699A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 画像形成装置、画像形成方法及び発光素子アレイモジュール |
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---|---|
JP (1) | JP2002254699A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020004480A1 (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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