JP2002254260A - 車両の組立方法および組立装置 - Google Patents

車両の組立方法および組立装置

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JP2002254260A
JP2002254260A JP2001050149A JP2001050149A JP2002254260A JP 2002254260 A JP2002254260 A JP 2002254260A JP 2001050149 A JP2001050149 A JP 2001050149A JP 2001050149 A JP2001050149 A JP 2001050149A JP 2002254260 A JP2002254260 A JP 2002254260A
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vehicle
suspension
vehicle body
state
assembling
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Haruhisa Ueda
治久 植田
Hiroshi Seki
洋 関
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の蓋物部材の建付け精度を向上できる車
両の組立方法および組立装置を提供する。 【解決手段】 サスペンション組付け前の車体1を、サ
スペンション取付け部2、3で支持する多軸位置決め機
構11およびロケートピン13からなるサスペンション
部支持手段10と、車両完成時の撓み状態を車体1に再
現する多軸位置決め機構21およびロケートクランプ2
2からなる引き込み手段20とから構成し、前記サスペ
ンション部支持手段10と引き込み手段20を作動させ
た状態で、車体1に蓋物部材を組付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の組立方法お
よび組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に採用されている車両の組
立方法においては、組立ライン上の車体受け治具に積載
した骨格状態のボディメインとなった車体に、ドア、フ
ード、トランクリッド、フロントフェンダ等の蓋物部材
を組付ける際、各蓋物部材の外縁と車体開口部との隙間
(すき、若しくは、隙ともいう)や車体開口部と蓋物部
材の段差を調整しつつボルト等の締結部品により組付け
ている。
【0003】しかしながら、上記組立方法においては、
車体受け治具により支持している支持部分は、図11に
示すように、前側、後側ともに車体1Aのサイドメンバ
ーSM前後端底面であり、車両完成時の支持部分(通常
はサスペンション取付け部)とは異なっているため、車
体組立時および車両組立時の車体変形状態と車両完成時
の車体変形状態とは変形の態様が異なるものであった。
【0004】このため、車体組立時および車両組立時に
車両完成時の変形状態を想定して、完成車両となったと
きに、均一な隙となるよう、また、段差が生じないよう
に蓋物部材を予めオフセットして取付けるという面倒な
作業となっていた。
【0005】この面倒な作業を解消するため、車体組立
ラインおよび車両組立時に、骨格状態の車体をサスペン
ション取付け部で支持して車体に生ずる変形を完成車両
に近づけて、ドア、エンジンフード、トランクリッド、
フロントフェンダ一等を組付け、車両完成時のスキや段
差の調整を削減しようとするものが提案されており、例
えば、特開平8−268357号公報に記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、提案さ
れた車両組立方法においては、後工程で塗装や艤装が施
されて、塗膜や艤装部品の自重により生ずる車体変形量
を織り込む、即ち、車体組立時の前記自重による車体変
形が生じていない状態で、ドア、エンジンフード、トラ
ンクリッド、フロントフェンダ一等の蓋物部材を組付け
ている。
【0007】このため、塗装工程、艤装工程と進むうち
に、これらの自重の増加に伴い車体が変形していき、ボ
ディと蓋物部材との隙が不均一になり、また、段差が生
まれて、組立最終ラインでの手直し工数が大きくなると
いう不具合があった。
【0008】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、車両の蓋物部材の建付け精度を向上できる
車両の組立方法および組立装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、サスペン
ション組付け前の骨格状態の車体をサスペンション取付
け部で支持し、この支持された車体に車両完成時の撓み
状態を再現し、この状態で前記車体に蓋物部材を組付け
ることを特徴とする。
【0010】前記車両完成時の撓み状態の再現は、車体
に外部から荷重を加えて再現される。その再現方法とし
ては、車体のフロアに完成時までに取付けられる部材の
重量に相当する錘を載せたり、車体の上下メンバ間の間
隔を離間させるアクチュエータを用いて撓ませたり、フ
ロアメンバーを下方から引下げて撓ませることで実現で
きる。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
サスペンション取付け部の支持は、サスペンション装置
から入力される荷重方向と同じ角度方向から行うことを
特徴とする。
【0012】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記撓み状態の再現は、車体の一部を所定量だけ
引下げることにより行うことを特徴とする。
【0013】前記引き下げは、フロアメンバーに係合す
るボルト等の締結手段を車体を支持している部材にねじ
込むことで撓ませたり、また、アクチュエータで撓ませ
ることも有効な手段である。
【0014】第4の発明は、第1ないし第3の発明にお
いて、前記撓み状態は、蓋物部材が順次組付けられる複
数の工程に亙り再現されることを特徴とする。
【0015】前記複数の工程に亙り再現させるために
は、車体移載装置、例えば、スラットコンベヤやカート
ラにそれらの手段を設けることで実現できる。
【0016】第5の発明は、第1ないし第3の発明にお
いて、前記撓み状態は、前記サスペンション取付け部で
の支持手段と車両完成時の撓み状態の再現手段とを設置
した蓋物部材の組付けステージで再現されることを特徴
とする。
【0017】第6の発明は、サスペンション組付け前の
骨格状態の車体をサスペンション取付け部で支持するサ
スペンション部支持手段と、このサスペンション取付け
部で支持された車体に蓋物部材を組付けるべくほぼ車両
完成時の撓み状態を再現する再現手段とから構成したこ
とを特徴とする。
【0018】第7の発明は、第6の発明において、前記
サスペンション部支持手段は、完成車両のサスペンショ
ン装置からの荷重入力方向と略一致した方向から車体を
支持することを特徴とする。
【0019】第8の発明は、第6または第7の発明にお
いて、前記再現手段は、車体の一部に係合する係合手段
をアクチュエータにより所定量だけ引下げるものである
ことを特徴とする。
【0020】第9の発明は、第6ないし第8の発明にお
いて、前記サスペンション部支持手段および再現手段
は、車体移載装置に配置された複数の多軸位置決め手段
と、この多軸位置決め手段により位置決めされるロケー
トピン若しくはロケートクランプにより構成されている
ことを特徴とする。
【0021】第10の発明は、第6ないし第8の発明に
おいて、前記サスペンション部支持手段および再現手段
は、蓋物部材の組付けステージに配置された複数の多軸
位置決め手段と、この多軸位置決め手段により位置決め
されるロケートピン若しくはロケートクランプにより構
成されていることを特徴とする。
【0022】
【発明の効果】したがって、第1および第6の発明で
は、完成車両と同じ部位を支持し、また、完成車両にお
ける撓み状況を再現した状態で、ドア等の蓋物部材を組
付けるため、組付け時に完成時の車体の撓み状態を見込
みで考慮する必要がなくなり、作業性が向上する。
【0023】また、組付け時に設定した隙寸法通りに完
成車両に再現されるため、蓋物部材を一定隙で組付ける
ことができ、しかも、後工程での調整作業が不必要とな
る。
【0024】第2および第7の発明では、第1または第
6の発明の効果に加えて、車体はサスペンション装置で
支持されると同様にサスペンション取付け部で支持され
るため、完成車両状態に近い撓みを再現可能であり、よ
り精度良く蓋物部材を組付けることができる。
【0025】第3および第8の発明では、第1または第
2の発明、および、第6または第7の発明の効果に加え
て、車体の一部、例えば、フロアを床下から所定量引下
げるため、車体の撓み状況を確実に再現することができ
る。
【0026】第4または第9の発明は、第1ないし第3
の発明、または、第6ないし第8の発明の効果に加え
て、サスペンション部支持手段および再現手段が車体と
供に移動して車体に完成車両と同様な撓み状態を継続さ
せるため、蓋物部材はもちろん大型部品の組付けにおい
ても完成車両となった際の撓みを考慮して組付ける必要
がなく完成車両時に無理な力が作用しない。
【0027】また、サスペンション部支持手段、再現手
段を、複数の多軸位置決め手段とこの多軸位置決め手段
により位置決めされるロケートピン若しくはロケートク
ランプにより構成する場合には、複数の車種が混流する
組付けラインにも、多軸位置決め手段により該当位置に
移動させることで対応できる。
【0028】第5または第10の発明では、第1ないし
第3の発明、または、第6ないし第8の発明の効果に加
えて、前記撓み状態は、蓋物部材の組付けステージで再
現されるため、組付けラインの全工程に必要なサスペン
ション部支持手段、再現手段を設ける必要がなく、安価
に実現できる。
【0029】また、サスペンション部支持手段、再現手
段を、複数の多軸位置決め手段とこの多軸位置決め手段
により位置決めされるロケートピン若しくはロケートク
ランプにより構成する場合には、複数の車種が混流する
組付けステージにも、多軸位置決め手段により該当位置
に移動させることで対応できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0031】本発明の車両の組立装置は、図1に示すよ
うに、車体組立ラインL1における蓋物部材組付け工程
M4と、必要に応じて塗装ラインL2による塗装がなさ
れた後の車両組立ラインL3における蓋物部材組付け工
程M5とで採用されるものである。
【0032】なお、通常、車体組立ラインL1とは塗装
ラインL2に達するまでの車体製造ラインを意味し、車
両組立ラインL3とは塗装ラインL2からの組立ライン
(艤装ライン)を意味する。
【0033】また、図1(図9も同じ)中の各ラインL
1〜L3内の各矢印は、車体移載装置を夫々示し、ライ
ンL1〜L3外へ進み、また、外からラインL1〜L3
内へ進む矢印は、蓋物部材の搬送装置を示している。
【0034】車体組立ラインL1では、車体組立工程M
3において、サスペンションストラットが取付くストラ
ットタワーを両サイドに持つエンジンコンパートメント
(以下、エンコンとも称する)、フロントフロア、およ
び、リヤフロアとからなるフロアメイン工程M1よりの
フロアメインボディに、ボディサイド工程M2よりのド
ア枠およびリヤフェンダを備えたサイドボディと、ルー
フメンバとを溶接等により組付けて骨格構造のボディメ
インとなった車体を組立て、蓋物部材組付け工程M4に
移送する。
【0035】蓋物部材組付け工程M4においては、サブ
組立ラインS1〜S3から搬送装置により搬送されたド
ア、フロントフェンダ、フード、トランクリッドを、前
記骨格車体のエンコンの両サイドにフロントホイールハ
ウスを形成するフロントフェンダを、同じくエンコンの
上部にフードを、両サイドボディのドア枠にフロントド
アおよびリヤドアを、リヤトランク部にトランクリッド
をそれぞれボルト等の締結手段を用いて組付け、この組
付け中において本発明の車両の組立方法および組立装置
が採用される。
【0036】また、車両組立ラインL3においては、塗
装ラインL2で塗装された車体に対して、内装部品、艤
装部品、および、操舵装置、懸架装置、制動装置、駆動
装置等の機能部品が順次取付ける。
【0037】そして、内装部品、艤装部品の組付けの
際、作業性の観点からドア等の蓋物部材は一旦取外され
てサブ組立ラインS4〜S6で組立られた後、再度、艤
装中の車体に組付けられ、この蓋物部材組付け工程M5
においても、本発明の車両の組立方法および組立装置が
採用される。
【0038】図2は、スラットコンベアSL上に適用さ
れた本発明の車両の組立装置を示すものであり、車体1
の前後のサスペンション取付け部2、3を支持するサス
ペンション部支持手段10と、車体1のフロア4の例え
ば位置決めロケート穴5に係合する再現手段としての引
き込み手段20とをスラットコンベアSL上に配置して
構成している。
【0039】前後のサスペンション部支持手段10およ
びその間の引き込み手段20は、夫々車両前後方向のY
軸(図中左右方向)と、車両左右方向のX軸(図中紙面
と直交方向)と、車両上下方向のZ軸(図中上下方向)
とを備えた多軸位置決め手段としての多軸位置決め機構
11、21を備えている。
【0040】そして、前後端のサスペンション部支持手
段10は、そのXYZ軸の基準面が図示しないサスペン
ションのストラット軸と直交する座標を持つよう台座1
2により傾斜してスラットコンベアSL上に配置され、
先端に配置されるロケートピン13をサスペンションの
ストラットの取付け部(通常は穴である)2、3にXY
Z軸を作動して係合させ、Z軸をさらに作動させて車体
1を所定量持ち上げて支持する。
【0041】また、引き込み手段20は、基準面が略水
平となるようスラットコンベアSLに配置され、前記サ
スペンション部支持手段10の車体支持動作の後、先端
のロケートクランプ22のロケートピン23を車体のフ
ロアロケート穴5にXYZ軸を作動させて係合させ、次
いで、ロケートクランプ22の係合爪24を展開させて
ロケート穴5の縁に係合させ、その状態においてZ軸を
作動させて所定量だけ引き込み作動する。
【0042】図3は前記引き込み手段20のロケートク
ランプ22の拡大図であり、ロケートピン23から半径
方向に出没可能に係合爪24が設けられ、車体のロケー
ト穴5にロケートピン23を挿入する際にはロケートピ
ン23内に収納状態(図中の点線状態)であり、ロケー
ト穴5を貫通後に作動信号に基づき作動する図示しない
アクチュエータによりロケートピン23から半径方向に
突出してロケート穴5の縁に係合するよう構成してい
る。
【0043】前記サスペンション部支持手段10および
引き込み手段20の多軸位置決め手段11、21は、X
YZ軸の作動ストロークは相違するも、その具体的構成
は同じであリ、サスペンション部支持手段10の多軸位
置決め手段11についての一例を図4により説明する。
【0044】図4において、先ずベースとなるスラット
コンベアSL上の台座12(図示を省略)上に前後方向
(Y軸)の第1スライダ15が配置され、この第1スラ
イダ15は図示しない駆動モータと送り装置により前後
方向に位置調整され、第1スライダ15上に起立して配
置した上下方向(Z軸)の第2スライダー16に同じく
駆動モータと送り装置が内蔵されて第2スライダ16が
上下方向に位置調整され、第2スライダ16上に直交し
て左右方向(X軸)の第3スライダ17が同様に駆動モ
ータと送り装置により左右方向に位置調整されるよう構
成される。
【0045】なお、XYZ軸のいずれを第1〜3スライ
ダ15〜17とするかは、設置されるスペース、作動範
囲等により適宜変更される。
【0046】そして、第3スライダ17上に、サスペン
ション部支持手段10においては前記ロケートピン13
が配置され、引き込み手段20においてはロケートクラ
ンプ22が配置される。
【0047】また、これらの多軸位置決め機構11、2
1は、同一車種が生産される場合には、X軸、Y軸の位
置を調整する必要がないが、複数の車種を混流して生産
する場合には、車種検知装置あるいはアクチュアル情報
にて生産する車種の情報を得て、そのXYZ位置に追従
させることができる。
【0048】図5、6は本発明の車両の組立方法および
組立装置を適用する骨格状の車体1の一例を示し、図5
は斜視図、図6は正面図を夫々示している。
【0049】図5に示す車体1は、エンジンを取囲むエ
ンジンコンパートメントEC(以下エンコンとも称す
る)、フロントフロアFF、および、トランクを含むリ
ヤフロアRFとからなるフロアメインボディFMに、ド
ア周りのドア枠YMおよびリヤフェンダRFDを備えた
サイドボディSBと、ルーフRとを溶接等により組付け
て構成されている。
【0050】また、エンコンECの左右両サイドには図
示しないサスペンションストラットが取付くストラット
用のサスペンション取付け部2が設けられ、リヤフロア
RFのトランクとの境界部のサイドボディSBのリヤフ
ェンダRFDで形成するホイールハウス内方にはリヤサ
スペンション用のサスペンション取付け部3が形成され
ている。
【0051】そして、蓋物部材組付け工程M4、M5に
おいて、エンコンECの両側に図示しないフロントタイ
ヤハウスを形成してフロントフェンダが組付けられ、同
じくエンコンECの上部を被う図示しないフードが開閉
ヒンジを介して組付けられ、両サイドボディSBのドア
用のドア枠YM内に図示しないフロントドアおよびリヤ
ドアが開閉ヒンジを介して組付けられ、トランク上部に
図示しないトランクリッドが開閉ヒンジを介して組付け
られる。
【0052】本発明の車両の組立装置は、上記フロント
フェンダ、フード、前後ドア、トランクリッドの組付け
に先立ち、4点の矢印A、B、C、Dで示すサスペンシ
ョン部支持手段10により支持する。
【0053】上記サスペンション部支持手段10は、先
端のロケートピン13を夫々ストラット用のサスペンシ
ョン取付け部2およびリヤサスペンション用のサスペン
ション取付け部3に係合して車体1を下方から支持す
る。
【0054】そして、夫々のサスペンション部支持手段
10は、サスペンションの例えば、ストラットの傾斜に
対応して傾斜配置されており、図6において上方内向き
に傾斜しており、側面から見てサスペンション装置のス
トラットが前傾若しくは後傾している場合には、それに
対応して前傾若しくは後傾させて配置する。
【0055】これは、車体1がサスペンション装置によ
り支持された際の車体1の変形状態をその支持方向を一
致させることで忠実に再現させることを意図している。
【0056】サスペンション装置としてストラットを備
えないものにあっては、取付け位置の指標となるロケー
ト穴を設け、このロケート穴にサスペンション部支持手
段10のロケートピン13を係合するようにする。
【0057】また、車体1は、さらに4点の矢印E、
F、G、Hで示す引き込み手段20により、フロントフ
ロアFFおよびリヤフロアRFの位置決め用のロケート
穴5にロケートクランプ22を係合して鉛直方向下向き
に引き込まれて弾性変形される。
【0058】前記引き込み手段20による引き込み量
は、塗装ラインL2での塗膜の重量、および、艤装ライ
ンL3での取付け部品の重量により車体1に生ずる弾性
変形量に一致させる。
【0059】この状態における車体1は、各サスペンシ
ョン装置により支持され、しかも、塗装後に内装部品、
艤装部品、および、操舵装置、制動装置、駆動装置等の
機能部品が順次取付けられた車両完成時の変形状態と略
同じ変形状態となる。
【0060】そして、上記変形状態の車体1に対して、
エンコンECの両側に図示しないフロントタイヤハウス
を形成してフロントフェンダを組付け、同じくエンコン
ECの上部を被う図示しないフードを開閉ヒンジを介し
て組付け、両サイドボディSBのドア用のドア枠YM内
に図示しないフロントドアおよびリヤドアを開閉ヒンジ
を介して組付け、トランク上部に図示しないトランクリ
ッドを開閉ヒンジを介して組付ける。
【0061】図7(A)〜(E)は、本発明の車両の組
立装置を用いた車体1の変形状態の履歴をドアDF、D
RとドアDF、DRを取付けるドア枠YMとの関係で示
したもので、図7(A)はサスペンション部支持手段1
0のみで支持した状態、図7(B)は、加えて引き込み
手段20を作動させた状態、図7(C)は蓋物部材であ
るドアDF、DR等をサイドボディSBのドア枠YMに
組付けた状態、図7(D)は塗装ラインL2等において
車両の組立装置を離脱した車体変形状態(フェンダ、お
よび、フード等のドア以外の蓋物部材の図示は省略して
いる)、図7(E)は艤装ラインL3で艤装が完了し機
能部品が全て装着されサスペンション装置により車体1
が支持された状態(フェンダ、および、フード等のドア
以外の蓋物部材の図示は省略し、サスペンション装置等
も矢印Kでのみ示している)を夫々示している。
【0062】なお、図中の線JJは車体1の撓み度合い
を示し、線JJが平行な場合は車体1が車両完成時の状
態を示し、上方に開いている状態では車体1が車両完成
時よりも撓み状態が少ない程度をその線JJ間の上方へ
の開き角度で示している。
【0063】即ち、図7(A)においては、サスペンシ
ョン部支持手段10のみにより車体1が支持され、塗装
や艤装が施されていないため、車体1の自重が少なく、
線JJが大きく上方に開いて車体1は撓みのほとんどな
い状態となっている。
【0064】図7(B)の引き込み手段20を作動させ
ると、車体1が引き込み手段20により撓んで、線JJ
で示すように完成車両の撓み状態とされる。この状態に
あってはドアを取付けるドア枠YM、フード周縁部、ト
ランクリッド周縁部、および、フェンダ取付け部は完成
車両における形状となっている。
【0065】従って、図7(C)に示すごとく、例えば
ドアDF、DRをドア枠YMに取付ける際にも、取付け
ようとするドア枠YMに対して隙および段差を適正に調
整して組付ける。
【0066】上記の蓋物部材の組付け時の車体1との間
で調整した隙および段差は、車両完成時において、同様
の隙および段差を持たせる事ができ、見込みで数ミリ持
ち上げた状態で締結する従来方法にたよることなく、隙
・面差とも図面指示通りの寸法で締結することが可能と
なる。
【0067】そして、図7(D)のごとく、車両の組立
装置を離脱した車体1は、引き込み手段20によって得
られていた撓み量が元に戻るため、再びドアDF、DR
とドア枠YMとの間の隙が不均一となり、段差が生じる
(線JJ参照)。
【0068】しかし、図7(E)のごとく、各サスペン
ション装置により支持し、しかも、塗装後に内装部品、
艤装部品、および、操舵装置、制動装置、駆動装置等の
機能部品が順次取付けられると、再び、ドアDF、DR
とドア枠YMとの間の隙が均一となり、段差がなくな
る。
【0069】上記では、本発明の車両の組立装置をスラ
ットコンベアSL上に配置した例について説明したが、
本発明の車両の組立装置は、これに限られるものでな
く、図8に示すように、カートラCTで構成する車体移
載装置上にも構成を変更することなく実施することがで
きる。
【0070】また、上記では車体1をサスペンション部
支持手段10で支持して所定量上昇させてから引き下げ
手段20で車体1の位置決め用のロケート穴5を引下げ
るよう説明しているが、車体1に車両完成時と同様の撓
みを生じさせればよいのであるから、他の方法によって
同様な結果を得ることができる。
【0071】例えば、サスペンション部支持手段10と
引き込み手段20との両者のロケートピン13およびロ
ケートクランプ22で車体1を支持した後、引き込み手
段20のロケートクランプ22の係合爪24を展開させ
た状態で、サスペンション部支持手段10のみを所定量
Z軸方向に上昇させることによってもよい。この場合、
引き込み手段20は、ロケートクランプ22のみを備え
ればよいので、同一車種を生産する場合には多軸位置決
め機構21を不要とでき、また、複数の車種を混流して
生産する場合でも、Z軸方向の位置決め機構を不要とで
きて、それだけ安価に構成できる。
【0072】この実施の態様にあっては、以下の効果を
奏する。
【0073】本実施の態様においては、サスペンション
組付け前の車体1をサスペンション取付け部2、3で支
持するサスペンション部支持手段10と、車両完成時の
撓み状態を車体1に再現する引き込み手段20とから構
成し、前記サスペンション部支持手段10と引き込み手
段20を作動させ、車体1を完成車両と同じ部位を支持
し、完成車両における撓み状態として、この状態でドア
等の蓋物部材を組付けるため、組付け時に完成時の車体
1の撓み状態を見込みで考慮する必要がなくなり作業性
が向上する。
【0074】また、蓋物部材の組付け時に設定した隙寸
法通りに完成車両で再現されるため、蓋物部材を一定隙
で精度良く組付けることができ、しかも、後工程での調
整作業が不必要となる。
【0075】また、前記サスペンション部支持手段10
は、車体1を完成車両のサスペンション装置からの荷重
入力方向と略一致した方向からサスペンション装置で支
持されると同様に支持するため、完成車両状態に近い撓
みをより一層再現可能であり、より精度良く蓋物部材を
組付けることができる。
【0076】さらに、スラットコンベアSLやカートラ
CT等の車体移載装置上にサスペンション部支持手段1
0および引き込み手段20が設けられて移載車体1と共
に移送されるため、蓋物部材はもちろん大型部品の組付
けにおいても完成車両となった際の撓みを考慮して組付
ける必要がなく完成車両時に無理な力が作用しない。
【0077】また、前記サスペンション部支持手段10
および引き込み手段20は、スラットコンベアSL上あ
るいはカートラCT等の車体移載装置に配置された多軸
位置決め機構11、21と、それにより位置決めされる
ロケートピン13およびロケートクランプ22で構成し
たため、複数の車種が混流する蓋物部材組付け工程M
4、M5にも、多軸位置決め機構11、21により該当
位置に移動させることで対応できる。
【0078】図9、10は、本発明の車両の組立装置
を、スラットコンベアSL等の移載装置に適用するのに
代えて、車体組立ラインL1の1つの工程(ステージ)
M6に(前述のごとく、また、車両組立ラインL3で蓋
物部材を再度組み付ける場合は、車両組立ラインL3の
1つの工程(ステージ)M7にも)に、本発明を適用し
たものである。
【0079】図9において、蓋物部材組付けステージM
6では、サブ組立ラインS1〜S3で組立られ搬送され
てきたドアDF、DR、フロントフェンダ、フード、ト
ランクリッド等の蓋物部材を、ステージM6上にあるサ
スペンション部支持手段10、引き込み手段20により
支持し且つ撓ませた車体1に組付ける。
【0080】また、車両組立ラインL3の蓋物部材組付
けステージM7でもサブラインS4〜S6からの蓋物部
材を同様にステージM7上にあるサスペンション部支持
手段10、引き込み手段20により支持し且つ撓ませた
車体1に組付ける。
【0081】図10において、サスペンション部支持手
段10および引き込み手段20は、車体移載装置、例え
ば、スラットコンベアSL間に設けた基台18上に設置
され、前工程から搬送されてきた車体1をサスペンショ
ン部支持手段10によりサスペンション取付け部2、3
で支持し、引き込み手段20でロケート穴5を引き込み
車体1を撓ませる。
【0082】次いで、サブ組立ラインS1〜S3、また
は、S4〜S6からの蓋物部材を順次組付け、組付けを
終了した車体1は後工程の車体移載装置SLに移載され
る。
【0083】この移載中の車体支持方法は、サスペンシ
ョン取付け部2、3に係合する治具により支持するのが
望ましい。
【0084】しかし、必ずしもサスペンション取付け部
2、3により支持することなく、例えば、従来からの車
体受け治具によりサイドメンバー底面を支持してもよ
く、この場合には車体受け治具での支持状態で組付けた
内装部品、艤装部品に車両完成時に微小な変形を伴う
が、この変形は無視できる程度のものであり、車体移載
装置を大幅に安価に構成できる。
【0085】この実施の態様にあっては、図8に示す実
施態様の効果に加えて、以下の効果を奏する。
【0086】即ち、本実施の態様においては、サスペン
ション部支持手段10および引き込み手段20は、蓋物
部材組付けステージM6、M7に配置された多軸位置決
め機構11、21と、それにより位置決めされるロケー
トピン13およびロケートクランプ22で構成するた
め、車体移載装置上に配置する場合に比較して、全工程
に必要なサスペンション部支持手段10、引き込み手段
20を設ける必要がなく、安価に実現できる。
【0087】また、多軸位置決め機構11、21により
サスペンション部支持手段10、引き込み手段20を構
成しているため、複数の車種が混流する蓋物部材組付け
ステージM6、Mにも、多軸位置決め機構11、21に
よりロケートピン13およびロケートクランプ22を該
当位置に移動させることで対応できる。
【0088】なお、上記実施形態において、再現手段と
して、多軸位置決め機構21とロケートクランプ22と
で構成した引き込み手段20をもつものについて説明し
たが、図示しないが、塗膜分および艤装分の重石を車体
のフロア部に載せるものであっても良く、また、車体の
フロア部の所定部分に係合し、車体移載装置若しくは基
台にねじ込まれるボルトによって車体を撓めるようにし
てもよい。
【0089】また、ロケートクランプ22を車体移載装
置若しくは基台に設けたシリンダ等のアクチュエータで
引き込むものでもよい。
【0090】さらに、蓋物部材の組付け後の全工程にサ
スペンション部支持手段10、および、引き込み手段2
0を設けてもよく、大型部品の納まりがよくなる。な
お、懸架装置などの機能部品を組付ける時点以降は不要
である。
【0091】また、上記では、車両の組立方法および組
立装置は、車体組立ラインL1と車両組立ラインL3の
両方に適用できると説明しているが、車体組立ラインL
1で蓋物部材を組付けた後は、そのままの状態で塗装ラ
インL2を経由しての車両組立ラインL3でも蓋物部材
を取外さない場合等、車体組立ラインL1のみで適用さ
れる場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す組立ラインの概略構
成図。
【図2】本発明の一実施形態を示す車両の組立装置の構
成図。
【図3】同じく引き込み手段のロケートクランプの拡大
図。
【図4】同じくサスペンション部支持手段の多軸位置決
め機構およびロケートピンを示す斜視図。
【図5】本発明の車両の組立装置を適用する骨格状の車
体の斜視図。
【図6】同じく本発明の車両の組立装置を適用する骨格
状の車体の正面図。
【図7】車体の変形状態の履歴をドアとドア枠との関係
で示し、(A)はサスペンション部支持手段のみで支持
した状態、(B)は、加えて引き込み手段を作動させた
状態、(C)は蓋物部材であるドア等をサイドボディの
ドア枠に組付けた状態、(D)は塗装ライン等において
車両の組立装置を離脱した車体変形状態、(E)は艤装
が完了し機能部品が全て装着されサスペンション装置に
より車体が支持された状態を夫々示す側面図。
【図8】カートラで構成する車体移載装置上に本発明の
車両の組立装置を適用した構成図。
【図9】本発明の他の実施形態を示す組立ラインの概略
構成図。
【図10】本発明の他の実施形態を示す車両の組立装置
の構成図。
【図11】従来の車体支持部を示す概念図。
【符号の説明】
L1 車体組立ライン L2 塗装ライン L3 車両組立ライン(艤装ライン) M1 フロアメイン工程 M2 ボディサイド工程 M3 ボディメイン工程 M4、M5 蓋物部材組付け工程 S1〜S6 サブ組立ライン SL スラットコンベア(車体移載装置) EC エンジンコンパートメント(エンコン) FF フロントフロア RF リヤフロア FM フロアメインボディ YM ドア枠 RFD リヤフェンダ SB サイドボディ R ルーフ DF、DR ドア CT カートラ(車体移載装置) 1 車体 2、3 サスペンション取付け部 4 フロア 5 位置決めロケート穴 10 サスペンション部支持手段 11、21 多軸位置決め機構(多軸位置決め手段) 12 台座 13 ロケートピン 15 第1スライダ 16 第2スライダ 17 第3スライダ 18 基台 20 引き込み手段(再現手段) 22 ロケートクランプ(係合手段) 23 ロケートピン 24 係合爪(係合手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サスペンション組付け前の骨格状態の車
    体をサスペンション取付け部で支持し、 この支持された車体に車両完成時の撓み状態を再現し、 この状態で前記車体に蓋物部材を組付けることを特徴と
    する車両の組立方法。
  2. 【請求項2】 前記サスペンション取付け部の支持は、
    サスペンション装置から入力される荷重方向と同じ角度
    方向から行うことを特徴とする請求項1に記載の車両の
    組立方法。
  3. 【請求項3】 前記撓み状態の再現は、車体の一部を所
    定量だけ引下げることにより行うことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の車両の組立方法。
  4. 【請求項4】 前記撓み状態は、蓋物部材が順次組付け
    られる複数の工程に亙り再現されることを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の車両の組
    立方法。
  5. 【請求項5】 前記撓み状態は、前記サスペンション取
    付け部での支持手段と車両完成時の撓み状態の再現手段
    とを設置した蓋物部材の組付けステージで再現されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つ
    に記載の車両の組立方法。
  6. 【請求項6】 サスペンション組付け前の骨格状態の車
    体をサスペンション取付け部で支持するサスペンション
    部支持手段と、 このサスペンション取付け部で支持された車体に蓋物部
    材を組付けるべくほぼ車両完成時の撓み状態を再現する
    再現手段とから構成したことを特徴とする車両の組立装
    置。
  7. 【請求項7】 前記サスペンション部支持手段は、完成
    車両のサスペンション装置からの荷重入力方向と略一致
    した方向から車体を支持することを特徴とする請求項6
    に記載の車両の組立装置。
  8. 【請求項8】 前記再現手段は、車体の一部に係合する
    係合手段をアクチュエータにより所定量だけ引下げるも
    のであることを特徴とする請求項6または請求項7に記
    載の車両の組立装置。
  9. 【請求項9】 前記サスペンション部支持手段および再
    現手段は、車体移載装置に配置された複数の多軸位置決
    め手段と、この多軸位置決め手段により位置決めされる
    ロケートピン若しくはロケートクランプにより構成され
    ていることを特徴とする請求項6ないし請求項8のいず
    れか一つに記載の車両の組立装置。
  10. 【請求項10】 前記サスペンション部支持手段および
    再現手段は、蓋物部材の組付けステージに配置された複
    数の多軸位置決め手段と、この多軸位置決め手段により
    位置決めされるロケートピン若しくはロケートクランプ
    により構成されていることを特徴とする請求項6ないし
    請求項8のいずれか一つに記載の車両の組立装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018199073A1 (ja) * 2017-04-25 2018-11-01 川崎重工業株式会社 ロボットシステム及びそれを備える作業ライン
CN114560031A (zh) * 2022-03-24 2022-05-31 阿维塔科技(重庆)有限公司 翼子板总成装配系统及其装配方法

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