JP2002253419A - 照明装置の取付構造 - Google Patents
照明装置の取付構造Info
- Publication number
- JP2002253419A JP2002253419A JP2001123493A JP2001123493A JP2002253419A JP 2002253419 A JP2002253419 A JP 2002253419A JP 2001123493 A JP2001123493 A JP 2001123493A JP 2001123493 A JP2001123493 A JP 2001123493A JP 2002253419 A JP2002253419 A JP 2002253419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighting device
- post
- bracket
- groove
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
すると共に、上記照明装置をポスト内の所定位置に確実
に配置できるようにした照明装置の取付構造を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 一対の突出片2aと底片2bとで平面視
コ字状にブラケット2を形成する。底片2bをポスト内
側面1bに沿わせて装着する。一対の突出片2aの間に
上記照明装置3を配置する。上記突出片2aの先端に係
止突部9を内方に対向して設ける。上記突出片2aが対
向する照明装置3の面に複数条の取付溝10を上記突出
片2aの突出方向に間隔を有して並設する。上記複数条
の取付溝10のうち任意の取付溝10に係止突部9を嵌
入する。
Description
器具の取付構造に関する発明である。
け(以下ポスト)に投函された郵便物を取り出す際に
は、郵便物を確認し易くするためにポスト内部に照明装
置3を配設したものがあった。この照明装置3はポスト
1とは別体のユニットであり、ポスト内部を照らす照明
器具(図示せず)と照明器具のオン・オフを操作するス
イッチ部7とを有している。この照明装置3のポスト1
への取り付けは、郵便物を取り出すポスト1の扉5の開
閉に照明器具のオン・オフを連動させるようにポスト1
の扉側にスイッチ部7を配置すると共に、ポスト内部を
照らすように上記扉側の反対側に照明器具を配置するよ
うにして行われる。このスイッチ部7は、図17に示す
ように、押釦12と操作棒8を有し、ポスト1の取出口
4を閉塞した扉5が操作棒8の先端に当接して上記操作
棒8が押釦12を押圧するような構造になっている。こ
こで、図中21は、操作棒8の先端が照明装置3の内方
に入り込まないように操作棒8を照明装置3の外方に付
勢するバネ片である。
な照明装置3をポスト内部に配設する際には、ポスト1
の取出口4に近接したポスト内側面1bに照明装置3を
装着させると共に操作棒8の先端を取出口4に臨ませて
行われるものであるが、ポスト1の形状には様々のもの
があり、例えば、ポスト裏面1aの取出口4周縁のフラ
ンジ部22の幅寸法Hが長く形成されたポストの場合、
ポスト内側面1bに照明装置3を装着しても操作棒8を
上記取出口4に臨ませることができないといった問題が
あった。
造は、上記図13に示したように、扉5に連動する操作
棒8が略直接に押釦12を押圧するような構造であるこ
とから、例えば、扉5を勢いよく閉めた場合にはその衝
撃荷重が操作棒8を介して押釦12にそのまま作用して
しまい、押釦12及びスイッチ部7を破壊してしまうと
いう問題があった。
あり、照明装置のスイッチ部を破損しにくい構造にする
と共に、上記照明装置をポスト内の所定位置に確実に配
置できるようにした照明装置の取付構造を提供すること
を課題とするものである。
に本発明の照明装置の取付構造は、郵便物が投函される
ポスト1のポスト裏面1aに上記郵便物を取り出し得る
取出口4を設け、上記取出口4を開閉自在にする扉5を
回動自在に設け、ポスト内部を照らす照明器具6及び上
記照明器具6の点灯・消灯を操作するスイッチ部7を照
明装置3に内装し、上記照明装置3をポスト裏面1aに
対して隣接するポスト内側面1bに取り付け、上記扉5
の開閉によりスイッチ部7を操作する操作棒8を照明装
置3の裏方に突出すると共に上記操作棒8の先端を上記
取出口4に臨ませた照明装置の取付構造において、一対
の突出片2aと底片2bとで平面視コ字状にブラケット
2を形成し、底片2bをポスト内側面1bに沿わせて装
着し、一対の突出片2aの間に上記照明装置3を配置
し、上記突出片2aの先端に係止突部9を内方に対向し
て設け、上記突出片2aが対向する照明装置3の面に複
数条の取付溝10を上記突出片2aの突出方向に間隔を
有して並設し、上記複数条の取付溝10のうち任意の取
付溝10に係止突部9を嵌入したことを特徴とする。こ
のようにしたことで、ポスト内側面1bからポスト内部
の任意位置に照明装置3を配置することができるもので
あり、様々な形状のポスト1にも対応して照明装置3を
取出口4近傍に配置させることができるものである。
aのそれぞれ根元部分外方に上下方向の凹溝11を形成
し、ポスト内側面1bと照明装置3との間に複数個のブ
ラケット2を重ねて配置し、上記複数個のブラケット2
のうちポスト内側面1bに近接したブラケット2を底片
2bをポスト内側面1bに沿わせて装着し、上記複数個
のブラケット2のうちポスト内側面1bから遠い位置の
ブラケットに照明装置3を取り付け、上記複数個のブラ
ケット2のうち隣接したブラケット2間では一方のブラ
ケット2の凹溝11に他方のブラケット2の係止突部9
を嵌入して連結したことも好ましい。このようにするこ
とで、ポスト内側面1bから取出口4までの寸法(フラ
ンジ部の幅寸法H)が長く形成され、1個のブラケット
2を用いて照明装置3をポスト内部に配置しても上記照
明装置3が取出口4の近傍に位置しないようなポスト1
においても、複数個のブラケット2を重ね合わせて照明
装置3とポスト内側面1bとの間に配設することで、照
明装置3を取出口4の近傍位置に確実に配置させること
ができる。
操作する操作レバー13をスイッチ部7に回動自在に設
け、スイッチ部7の押釦12の押圧方向と略直交する方
向に上記操作棒8を摺動自在に配設し、操作棒8に押し
込み部14を設け、扉5により押された操作棒8の押し
込み部14が操作レバー13に当接し、上記操作レバー
13が押釦12を押圧したことも好ましい。このように
することで、取出口4に臨ませた操作棒8は取出口4を
閉塞した扉5によりポスト内方に押されて摺動し、摺動
した操作棒8の押し込み部14は操作レバー13に当接
し、上記押し込み部14により押された操作レバー13
は押釦12を押圧するものであるが、ここで、操作棒8
が摺動する方向と操作レバー13が押釦12を押圧する
方向とは略直交する方向に設定してあることから、操作
棒8の先端に当接する扉5の衝撃荷重が直に押釦12に
かからない構造になっており、上記押釦12への衝撃荷
重の伝播を無くしてスイッチ部7ひいては照明装置3の
破損を防ぐ構造にすることができるものである。
貫通する貫通孔15を設け、上記貫通孔15の周縁部の
少なくとも上方及び側方に亘る庇片16を照明装置3の
裏面3bから取出口方向に突設したことも好ましい。こ
のようにすることで、操作棒8が貫通する貫通孔15か
ら照明装置3内部に入る恐れのある雨水や結露水等を上
記庇片16に沿わせて滴り落とすことができるものであ
り、また、操作棒8を不用意に指等で押した際にも上記
指等は上記庇片16に当接し、操作棒8が照明装置3の
内方に無理に押し込まれるのを防止できるものである。
した磁石体23をブラケット2の底片2bの上部に偏っ
て設けた磁石体受部24に磁着してポスト内側面1bに
ブラケット2を着脱自在に装着し、照明装置3の取付溝
10を上部に配置した溝深さの浅い溝浅部25と下部に
配置した溝深さの深い溝深部26とを一直線状に連続さ
せて構成し、ブラケット2の係止突部9を上部に配置し
た突出量の小さい小突部27と下部に配置した突出量の
大きい大突部28とを一直線状に列設させて構成し、ブ
ラケット2に照明装置3を上方から下方にスライドさせ
て溝深部26に大突部28を嵌入すると共に溝浅部25
に小突部27を嵌入して照明装置3をブラケット2に対
して所定位置に配置したことも好ましい。このようにす
ることで、照明装置3のメンテナンスや電池交換などの
際に照明装置3をブラケット2ごとポスト1内から取り
外し、ポスト1内にブラケット2及び照明装置3を取り
付けるようなポスト使用者による照明装置3のポスト1
内への再取付作業において、例えば、ポスト内側面1b
にあらかじめ固着してある磁石体23に装着した後のブ
ラケット2に照明装置3を装着するような作業手順でポ
スト使用者が再取付作業を行った場合には、ブラケット
2をその上下方向を逆にしてポスト内側面1bに装着し
て上記作業を続行してしまうことがあるが、本発明では
ブラケット2及び照明装置3の上下方向を正確に合わせ
て作業を行わないと、大突部28が溝深部26に位置す
ると共に小突部27が溝浅部25に位置してブラケット
2の係止突部9が照明装置3の取付溝10に適当に嵌合
されることはなく、つまり、照明装置3がブラケット2
に対して所定位置に配置されることはないものであっ
て、例えば、ブラケット2及び照明装置3の上下方向を
逆にしてブラケット2の係止突部9に照明装置3の取付
溝10を嵌入させる作業を行うと、大突部28は溝深部
26に位置できるも小突部27は溝浅部25に位置する
ことはなく、つまり、ブラケット2に対して照明装置3
のスライドが途中で終了してしまって照明装置3がブラ
ケット2に対して所定位置に配置されないものであるか
ら、このような状態に陥ったポスト使用者は上記再取付
作業中に上記ブラケット2をその上下方向を逆にしてポ
スト内側面1に装着した誤りに容易に気付くものであ
り、従って、ポスト使用者に正確な再取付作業を促して
照明装置3のポスト1内の特に上下方向の所定位置への
装着を図り得るものである。従って、施工に関して初心
者たるポスト使用者が再取付作業をした後にも照明装置
3から突出した操作棒8を上下方向の所定位置に確実に
配置できて、扉により押される操作棒8の押し込み量を
適度なものに維持することができ、操作棒8の適当な動
作を確保することができると共に、扉の過度の押し込み
等による操作棒8の故障等を避けることができるもので
ある。
スト1にポスト内部を照らす照明装置3を配設する際の
照明装置の取付構造に特徴を有する発明であり、詳述す
ると、図1に示すように、ユニット化した照明装置3を
ポスト1の取出口4を開口した際にのみポスト内部を照
らすようにするためにブラケット2を介してポスト1に
取り付けたことに特徴を有する照明装置の取付構造の発
明であり、また、この照明装置3の構造にも特徴を有す
る発明である。以下、先に照明装置3のポスト1への取
付構造について詳述するものとし、後に照明装置3の構
造について詳述するものとする。
た郵便物を収納する内部中空を有した箱状体で構成さ
れ、上記ポスト1内に投函された郵便物を取り出す取出
口4をポスト裏面1aに設けている。この取出口4には
上下に回動する扉5(図6参照)を配設して上記取出口
4を開閉自在にしている。なお、ポスト裏面1aのうち
取出口4の周縁部分をフランジ部22というものとす
る。上記ポスト裏面1aに隣接したポスト内側面1bに
は下記のブラケット2が装着される。
方向に一対の突出片2aを突設させて形成されるコ字状
の板状体から構成されるものである。この突出片2aの
先端には上記一対の突出片2aの対向方向に突出した係
止突部9が設けられている。このブラケット2はポスト
1に平面視略コ字状になるように装着されると共に、照
明装置3を取り付けるものである。つまり、ブラケット
2はポスト内側面1bに底片2bを略水平にして沿わせ
ると共に突出片2aを対向したポスト内側面1bに向っ
て略垂直に突設させて配設されるものである。本例で
は、上記底片2bとポスト内側面1bとの装着は両面テ
ープ19を用いて行われている。そして、このブラケッ
ト2を介して下記の照明装置3をポスト1の内部に取り
付けるものである。
させて郵便物を取り出す際にのみポスト内部を照らすも
のであり、ポスト内部を照らす照明器具6、上記照明器
具6の点灯・消灯を切り替えるスイッチ部7、上記スイ
ッチ部7を操作する操作棒8、及び電源電池(図示せ
ず)等が内装されて構成されたものである(図7及び図
8参照)。(照明装置3の内部構造・動作の詳細は後に
詳述する。)このユニット化した照明装置は、上述した
ように、ブラケット2を介してポスト1に取り付けられ
るものであるが、詳述すると、ブラケット2の一対の突
出片2aの間に配置させるものであり、上記ブラケット
2の一対の突出片2aは照明装置3の正面3a及び裏面
3bに対向配置されるものである。そして、上記照明装
置3の正面3a及び裏面3bには係止突部9を嵌入させ
る上下方向の取付溝10を突出片2aの突出方向にある
間隔を有して複数条凹設するものである。この取付溝1
0はその下端が照明装置3の底面に臨み、その上端には
係止突部9を係止する係止壁17を設けている。そし
て、ポスト内側面1bに装着したブラケット2に上記照
明装置3を取り付けるものであるが、これは、一対の突
出片2aの間の上方位置に照明装置3を配置し、その上
方位置から照明装置3を下方に降ろして取付溝10の下
端から係止突部9を取付溝10に嵌入させ、上記取付溝
10に嵌入した係止突部9を係止壁17に引掛け係止さ
せてブラケット2の一対の突出片2aで照明装置3を架
設して行われるものである。このとき、上記複数条の取
付溝10のうち任意の取付溝10を選んでブラケット2
の係止突部9を嵌入させると、照明装置3をポスト内部
の任意位置に配置できるものである。
て、上記のポスト1から郵便物を取り出す際にのみポス
ト内部を照らすといった目的を達成するためには、照明
装置3を取出口4の近傍のポスト1の所定位置に照明装
置3を取り付けることが必要とされる。つまり、照明器
具6のオン・オフを切り替えるスイッチ部7を操作する
操作棒8を扉5の回動動作に連動させるように操作棒8
の先端を上記取出口4を閉塞した扉5に当接させること
ができる所定位置に照明装置3を取り付けることが必要
とされるのである。
面1bに装着したブラケット2の係止突部9を任意の取
付溝10に嵌入させることでポスト内部の任意位置に配
設できるものであることから、照明装置3を上記所定位
置に配設するように取り付けることが容易に行えるもの
であって、これにより、例えば、図4(a)に示すよう
にポスト裏面1aの取出口4の周縁寸法(フランジ部2
2の幅寸法H)が短く形成されたポスト1に対しても、
また、図4(b)に示すようにポスト裏面1aの取出口
4の周縁寸法(フランジ部22の幅寸法H)が長く形成
されたポスト1に対しても、照明装置3を取出口4の近
傍の所定位置に配置することができるものである。この
ように、本例の照明装置の取付構造においては、照明装
置3の取り付け可能範囲を大きくとることができるもの
であり、様々な形状のポスト1に対しても上記照明装置
3を上記所定位置に配設することができるものであり、
施工性の向上や照明装置3の汎用性による生産ロスを減
少させてコストを大幅に低減させることができるもので
ある。また、ユニット化した照明装置3は上記ブラケッ
ト2を介して着脱自在にポスト1に取り付けられている
ことから、電池交換などメンテナンスの際に照明装置3
そのものを取り外して行うことができるものであった
り、また、たとえ照明装置3が壊れて取り替える必要が
生じた際にも照明装置3のみを取り替えるだけで済むも
のであり、利便性がよいものである。
て詳述する。照明装置3は、ポストの内部を照らす照明
器具6と、その照明器具6のオン・オフの切り替えを行
うスイッチ部7と、スイッチ部7を操作する操作棒8を
内装して構成されている(図7、図8参照)。上記スイ
ッチ部7はマイクロスイッチで構成され、押釦12が設
けられると共に上記押釦12を押圧する操作レバー13
が回動自在に設けられている。ここで、この操作レバー
13は必要なときにのみ押釦12を押圧できるように押
釦12から離間する方向に付勢されるものであって、本
例では、図5に示すように、操作レバー13は一端を固
定すると共に弾性変形をして他端で押釦12を押圧する
構造になっている。また、上述したようにポスト内部に
照明装置3を配設した際には、照明器具6はポスト正面
側に配置されると共に操作棒8はその先端を裏面3bに
設けた貫通孔15から照明装置3の裏方に突出させるも
のである。この操作棒8の基端側にはダンパー機構18
が設けられており、上記ダンパー装置18は、照明装置
3内方に押された操作棒8を押し戻して操作棒8を先端
・基端方向に摺動自在にしている。また、操作棒8の中
央部には操作棒8が摺動した際にスイッチ部7の操作レ
バー13に当接して押さえる押し込み部14が設けられ
ている。本例では、スイッチ部7と操作棒8は水平方向
にずれた位置で且つ、上下方向には操作棒8がスイッチ
部7より上方に位置するように配置されているものであ
って、押し込み部14は操作棒8から水平方向に突設さ
れ、また、スイッチ部7の操作レバー13及び押釦12
はスイッチ部7の上方に設けられるものであって、摺動
した操作棒8の押し込み部14が操作レバー13を下方
に押さえ込み、押釦12が押圧される構造になっている
ものである。
配置した際には、操作棒8の先端は取付口4に臨ませた
ものであることから、取付口4を閉塞した扉5は上記操
作棒8の先端に当接するものである。従って、図6
(a)に示すように、取付口4を閉塞した扉5は操作棒
8を照明装置3の内方、つまり、操作棒8の基端方向に
向って摺動させるものであり、そのとき、押し込み部1
4はスイッチ部7の操作レバー13に当接すると共に上
記操作レバー13は押釦12を押圧し、照明器具6を消
灯させるものである。また、取付口4を開口した扉5、
つまり、扉5を回動させて取出口4を開口させた際に
は、上記扉5は操作棒8の先端から離れるものである。
従って、図6(b)に示すように、上記ダンパー装置1
8によって操作棒8は照明装置3の外方、つまり、操作
棒8の先端方向に向って摺動するものであり、そのと
き、押し込み部14はスイッチ部7の操作レバー13か
ら離れると共に上記操作レバー13は押釦12から離
れ、照明器具6を点灯させるものである。このように、
照明装置3の照明器具6はポスト1の取出口4を開口し
て郵便物を取り出す際にのみポスト内部を照らすことが
できるものである。
よって照明装置3の内方に押される操作棒8の摺動方向
が、上記操作棒8の押し込み部14と当接する操作レバ
ー13が押釦12を押圧する方向と略直交する方向に設
けてあることに特徴があるものである。このようにした
ことから、上記照明装置3は、操作棒8の先端に当接す
る扉5の衝撃荷重が直に押釦12にかからない構造にな
っているものであり、上記押釦12への衝撃荷重の伝播
を無くしてスイッチ部7の耐久性を構造的に向上させて
いるものである。また、操作棒8の衝撃荷重はダンパー
装置18によって減衰される構造にもなっており、照明
装置3にかかる扉5の衝撃荷重の影響を抑えると共にポ
スト内部に装着したブラケット2への上記衝撃荷重の影
響も小さくできるものであって、照明装置3のポスト内
部へ取付位置のズレ等を防止しているものである。
のであり、これは、ブラケット2の突出片2aの根元部
分近傍の外方に上下方向の凹溝11を形成し、ポスト内
側面1bと照明装置3との間に複数個のブラケット2を
重ねて配置し、上記複数個のブラケット2のうちポスト
内側面1bに近接したブラケット2を底片2bをポスト
内側面1bに沿わせて装着し、上記複数個のブラケット
2のうちポスト内側面1bから遠い位置のブラケット2
に照明装置3を取り付け、上記複数個のブラケット2の
うち隣接したブラケット2の間では凹溝11に係止突部
9を嵌入して連結したものである。
取出口4の周縁寸法(フランジ部22の幅寸法H)が長
く形成されたポスト1であって、1個のブラケット2を
用いて照明装置3を配置しても上記照明装置3を所定位
置に配設し得ないような場合にも、複数個のブラケット
2を重ね合わせて照明装置3とポスト内側面1bとの間
に配設することで照明装置3を所定位置に容易に配置す
ることができるものである。つまり、本例は先の実施の
形態の例の作用効果を強化させるものであって、照明装
置3のポスト内部への取り付け範囲を更に大きくとるこ
とができるものであり、従って様々な形状のポスト1に
対しても上記照明装置3を上記所定位置に配設すること
ができるものである。
ものである。これは、ブラケット2に表示部20を設け
たものである。この表示部20は上部に照明装置3をブ
ラケット2から取り外す方向を表示してあり、ブラケッ
ト2に照明装置3を取り付けた際には上記表示部20の
少なくとも照明装置3をブラケット2から取り外す方向
の表示を外部に露出させるものである。これによって、
照明装置3のブラケット2への取付・取り外しの操作を
目視して確認できるものである。
を示すものである。これは、照明装置3の裏面3bに操
作棒8が貫通する貫通孔15を設け、上記貫通孔15の
周縁部の少なくとも上方及び側方に亘る庇片16を照明
装置3の裏面3bから取出口方向に突設したものであ
る。このようにすることで、操作棒8が貫通する貫通孔
15から照明装置3の内部に入る恐れのある雨水や結露
水等を上記庇片16に沿わせて滴り落とすことができ
る。従って、照明装置3の内部には雨水や結露水等が侵
入することはなく、照明装置3のショート等の故障を防
ぐことができるものである。また、図11に示すよう
に、操作棒8を不用意に指で押した際にも、上記指は上
記庇片16に当接するものであり、操作棒8が照明装置
3の内方に無理に押し込まれるのを防止できるものであ
る。つまり、操作棒8が照明装置3の内方に無理に押し
込まれて照明装置3の内部に操作棒8が入り込んでしま
うといった恐れを無くすことができるものである。
更に他例を示すものである。この例においても、照明装
置3をブラケット2を介してポスト内側面1bに装着
し、上記をブラケット2に設けた係止突起9を照明装置
3に複数条設けた取付溝10のうち任意の取付溝10に
嵌入させることで、照明装置3をポスト1内の所定位置
に装着できるようにしたものであり、更にこの例では、
取付溝10及び係止突起9を改良して照明装置3のポス
ト1内での特に上下方向の所定位置への正確な装着を図
り、照明装置3から突出した操作棒8を正確に所定位置
に配置して、扉からの過度の押し込みを避けて操作棒8
の適当な動作を確保できるようにしたものである。以
下、詳述する。
の例と同様に、1対の突出片2aの先端に係止突部9が
内方に対向させて形成されているが、本例の係止突部9
は、図13に示すように、一対の突出片2aの対向方
向、つまり、底片2bの幅方向への突出量を小さく形成
した小突部27と上記突出量を大きく形成した大突部2
8とで構成し、上記小突部27をブラケット2の上部に
配置させると共に上記大突部28をブラケット2の下部
に配置させて一直線状に列設させて形成されている。な
お、本例のブラケット2の底片2bは照明装置3と略同
様の上下高さを有しており、つまり、上下方向を長手方
向とした矩形板状に形成されている。また、図中24
は、ポスト内側面1bの磁石体23を磁着させる部位で
ある磁着体受部である。この磁着体受部24は、ポスト
内側面1bの所定位置に固着した磁石体23を収納でき
るようにブラケット2の底片2bにポスト内側面1bか
ら離れる方向に凹設されて表面に金属板を敷設して形成
されたものであり、ブラケット2の底片2bの上部に偏
って配置されている。
例と同様に、照明装置の正面3a及び裏面3bに対にな
った取付溝10が複数条形成されているが、本例の取付
溝10は、図14に示すように、照明装置3の内方に浅
く穿って溝深さを浅くした溝浅部25と照明装置3の内
方に深く穿って溝深さを深くした溝深部26とで構成
し、上記溝浅部25を照明装置3の上部に配置すると共
に溝深部26を照明装置3の下部に配置して一直線状に
連続させて形成されている。この取付溝10は、先の実
施の形態の例と同様に、照明装置3の下端から照明装置
3の中ほどまでに設けられており、つまり、取付溝10
の下端が照明装置3の底面に臨み、取付溝10の上端が
行き止まりの壁面であって係止突部9を係止する係止壁
17が設けられている。また、溝深部26と溝浅部25
との間には段差31が形成されている。なお、図中29
は電源電池を照明装置3内に出し入れする収納蓋であ
り、照明装置3の下部に配置されている。また、図中3
0は、照明装置3の上部に偏って配置された磁着体受部
である。
照明装置3の磁着体受部30とはブラケット2に照明装
置3を装着させた際には重なるように位置するものであ
るが、これは、本例の照明装置3はブラケット2なしで
もポスト1内の上下方向の所定位置に配置できるように
しているがためであり、また、両者はいずれも上部に偏
った位置に配置されているが、これは、照明装置3にお
いて下部に収納蓋29を設けた制約があるがためであ
る。
は、ポスト内側面1bの所定位置に粘着両面テープ等を
介して固着したマグネット板で構成した磁石体23にブ
ラケット2の底片2bの上部に偏った位置に設けた磁石
体受部24を磁着させることで行われる。つまり、ブラ
ケット2はポスト内側面1bに着脱自在に装着される。
なお、磁石体23のポスト内側面1bへの固着に関して
は、例えばポスト1が樹脂成形品であった場合には、面
ファスナー等で磁石体23をポスト内側面1bに固着す
ることも好ましいものであり、また、ポスト1が金属成
形品であった場合には、磁石体23自身の磁力でポスト
内側面1bに磁着することも好ましいものである。
は、取付溝10に係止突起9を挿入させるようにブラケ
ット2に照明装置3を上方から下方にスライドさせて行
われる。(図12中矢印B)このとき、ブラケット2及
び照明装置3の上下方向を正確に合わせて上記スライド
作業を行うと、大突部28が溝深部26に嵌入されると
共に小突部27が溝浅部25に嵌入されてブラケット2
の係止突部9が照明装置3の取付溝10に適当に嵌合さ
れ、係止突起9の上端が取付溝10の係止壁17に当接
して照明装置3がブラケット2に引掛け係止された状態
になり、照明装置3がブラケット2に対して上下方向の
所定位置に装着される。
定位置への装着は、あらかじめポスト内側面1bの上下
方向の所定位置に固着した磁石体23を基準として、上
記磁石体23に装着したブラケット2に更に照明装置3
を取り付けて行われているものである。なお、照明装置
3のポスト1内の所定位置への装着における当初の施工
においては、必ずしも、上述したようにあらかじめポス
ト内側面1bに固着しておいた磁石体23にブラケット
2及び照明装置3を取り付ける手順で施工が行われるも
のではなく、例えば、照明装置3を装着したブラケット
2の磁石体受部24にあらかじめ磁石体23を磁着させ
ておき、この磁石体23の磁着したブラケット2を照明
装置3ごとポスト内側面1bに押圧し、上記磁石体23
をポスト内側面1bに例えば両面テープを介して固着す
るような手順の施工が行われる場合もある。ただし、如
何なる施工をして照明装置3をポスト1内に装着して
も、ポスト内側面1bの上下方向の所定位置に固着した
磁石体23がブラケット2及び照明装置3の上下方向の
所定位置への装着の際の基準となることはいうまでもな
い。
6を電源電池で点灯させているものであって、この電源
電池の交換作業やメンテナンス作業の際には照明装置3
をポスト1内から取り外して行われるものである。本例
の利点は、上記メンテナンス作業等を行った後に照明装
置3をポスト1内に再び装着する照明装置3のポスト1
内への再取付作業の際に、照明装置3をポスト1内の上
下方向の所定位置に正確に配置して操作棒8を上下方向
の所定位置に正確に配置できるようにしたことにある。
交換などの際には照明装置3をポスト1内から取り外す
ものであり、このとき、照明装置3をブラケット2に対
して上方にスライドさせずにポストの内方に照明装置3
を引っ張って(図15中矢印C)、照明装置3をブラケ
ット2ごとポスト内側面1bから取り外した場合には、
照明装置3のポスト1内への再取付作業はポスト1内に
ブラケット2及び照明装置3を再び取り付けるものであ
り、この再取付作業において、照明装置3をブラケット
2に装着し、その後上記照明装置3が装着したブラケッ
ト2をポスト内側面1bにあらかじめ固着してある磁石
体23に装着するといった作業手順を踏まないで、ポス
ト内側面1bにあらかじめ固着してある磁石体23に装
着したブラケット2を装着し、その後ブラケット2に照
明装置3を装着するような作業手順でポスト使用者が再
取付作業を行った場合に、上述した本例の利点が現れる
ものである。以下、詳述する。
かじめ固着してある磁石体23に装着したブラケット2
を装着し、その後ブラケット2に照明装置3を装着する
ような作業手順で照明装置3のポスト1内への再取付作
業を行った場合にはブラケット2をその上下方向を逆に
してポスト内側面1bに装着して上記作業を続行してし
まうことがある。ここで、本例では、ブラケット2及び
照明装置3の上下方向を正確に合わせて作業を行わない
と、大突部28が溝深部26に位置すると共に小突部2
7が溝浅部25に位置してブラケット2の係止突部9が
照明装置3の取付溝10に適当に嵌合されることはな
く、つまり、照明装置3がブラケット2に対して上下方
向の所定位置に配置されることはないものであり、例え
ば、ブラケット2及び照明装置3の上下方向を逆にして
ブラケット2の係止突部9に照明装置3の取付溝10を
嵌入させる作業を行うと、大突部28は溝深部26に位
置できるも小突部27は溝浅部25に位置することはな
く、つまり、ブラケット2に対して照明装置3のスライ
ドが途中で終了して照明装置3がブラケット2から突出
したような状態になり、照明装置3がブラケット2に対
して上下方向の所定位置に配置されないのである。
如何に施工に関して初心者であっても、ブラケット2へ
の照明装置3の装着感に違和感を覚えるものであり、つ
まり、上記再取付作業中に上記ブラケット2をその上下
方向を逆にしてポスト内側面1bに装着した誤りに容易
に気付くものである。この作業の誤りに気付いたポスト
使用者はブラケット2の上下方向を正常な方向に直して
ポスト内側面1bに装着し直すものであって、従って本
例においては、照明装置3のポスト1内への再取付作業
においてを誤った作業を行っていたポスト使用者に、正
確な再取付作業を促すことができ、照明装置3をポスト
1内の特に上下方向の所定位置に装着できるものであ
る。
ポスト使用者によって照明装置3のポスト1内への再取
付作業を行った後においても、照明装置3をポスト1内
の上下方向の所定位置に確実に装着できることから、照
明装置3から突出した操作棒8を上下方向の所定位置に
確実に配置できるものであり、従って、扉により押され
る操作棒8の押し込み量を適度なものに維持することが
できて、操作棒8の適当な動作を確保すると共に、扉の
過度の押し込み等による操作棒8の故障等を回避するこ
とができるのである。
を介さないでポスト内側面1bにそのまま装着すること
もできるようにしてある。つまり、照明装置3にも、そ
の上部に偏って磁着体受部30を設けていて、ポスト内
側面1bに磁性体23を介して装着できるようにしてい
るからである。この磁着体受部30は、上述したよう
に、ブラケット2の磁着体受部24と同様の位置に配置
されていることから、ブラケット2の有る無しに関わら
ず、照明装置3をポスト1内の上下方向の所定位置に装
着できるものである。なお、このようにブラケット2を
介さないで照明装置3をポスト内側面1bに装着する際
には、磁着体受部30側に磁性体23を固着しておき、
磁性体23をポスト内側面1bに着脱自在にして行うこ
とも好ましいものである。
明装置の取付構造にあっては、郵便物が投函されるポス
トのポスト裏面に上記郵便物を取り出し得る取出口を設
け、上記取出口を開閉自在にする扉を回動自在に設け、
ポスト内部を照らす照明器具及び上記照明器具の点灯・
消灯を操作するスイッチ部を照明装置に内装し、上記照
明装置をポスト裏面に対して隣接するポスト内側面に取
り付け、上記扉の開閉に連動してスイッチ部を操作する
操作棒を照明装置の裏方に突出すると共に上記操作棒の
先端を上記取出口に臨ませた照明装置の取付構造におい
て、一対の突出片と底片とで平面視コ字状にブラケット
を形成し、底片をポスト内側面に沿わせて装着し、一対
の突出片の間に上記照明装置を配置し、上記突出片の先
端に係止突部を内方に対向して設け、上記突出片が対向
する照明装置の面に複数条の取付溝を上記突出片の突出
方向に間隔を有して並設し、上記複数条の取付溝のうち
任意の取付溝に係止突部を嵌入したので、照明装置のポ
スト内部への取り付け範囲を大きくとることができるも
のであり、様々な形状のポストに対しても上記照明装置
を取出口近傍の所定位置に配設することができるもので
あり、施工性の向上や照明装置の汎用性による生産ロス
を減少させてコストを大幅に低減させることができるも
のである。また、照明装置は上記ブラケットを介して着
脱自在にポストに取り付けられていることから、電池交
換などの際に照明装置そのものを取り外して行うことが
できるものであったり、また、たとえ照明装置が壊れて
取り替える必要が生じた際にも照明装置のみを取り替え
るだけで済むものであり、利便性のよいものである。
装置の取付構造にあっては、請求項1の効果に加えて、
上記ブラケットの一対の突出片のそれぞれ根元部分外方
に上下方向の凹溝を形成し、ポスト内側面と照明装置と
の間に複数個のブラケットを重ねて配置し、上記複数個
のブラケットのうちポスト内側面に近接したブラケット
の底片をポスト内側面に沿わせて装着し、上記複数個の
ブラケットのうちポスト内側面から遠い位置のブラケッ
トに照明装置を取り付け、上記複数個のブラケットのう
ち隣接したブラケットの間では一方のブラケットの凹溝
に他方のブラケットの係止突部を嵌入して連結したの
で、ポスト内側面から取出口までの寸法(フランジ部の
幅寸法)が長く形成され、1個のブラケットを用いて照
明装置を配置しても上記照明装置が取出口の近傍に位置
しないようなポストにおいても、複数個のブラケットを
重ね合わせて照明装置とポスト内側面との間に配設する
ことで、照明装置を取出口の近傍に配置することができ
るものであり、つまり、照明装置のポスト内部への取り
付け範囲を更に大きくとることができるものであり、従
って様々な形状のポストに対しても上記照明装置を上記
所定位置に配設することができるものである。
装置の取付構造にあっては、請求項1及び請求項2の効
果に加えて、上記スイッチ部の押釦を押圧操作する操作
レバーをスイッチ部に回動自在に設け、スイッチ部の押
釦の押圧方向と略直交する方向に上記操作棒を摺動自在
に配設し、操作棒に押し込み部を設け、上記扉により押
された操作棒の押し込み部が操作レバーに当接し、上記
操作レバーが押釦を押圧したので、取出口に臨ませた操
作棒は取出口を閉塞した扉によって照明装置の内方に押
されて摺動し、摺動した操作棒の押し込み部は操作レバ
ーに当接し、上記押し込み部により押された操作レバー
は押釦を押圧するものであるが、ここで、操作棒の摺動
方向と操作レバーの押釦への押圧方向は略直交する方向
に設定してあることから、操作棒の先端に当接する扉の
衝撃荷重が直に押釦にかからない構造になっており、上
記押釦への衝撃荷重の伝播を無くしてスイッチ部ひいて
は照明装置の耐久性を向上させることができるものであ
る。
装置の取付構造にあっては、請求項1乃至請求項3の効
果に加えて、照明装置の裏面に操作棒が貫通する貫通孔
を設け、上記貫通孔の周縁部の少なくとも上方及び側方
に亘る庇片を照明装置の裏面から取出口方向に突設した
ので、操作棒が貫通する貫通孔から照明装置内部に入る
恐れのある雨水や結露水等を上記庇片に沿わせて滴り落
とすことができるものであり、従って、照明装置3のシ
ョート等の故障を防ぐことができ、また、操作棒を不用
意に指で押した際にも上記指は上記庇片に当接し、操作
棒が照明装置の内方に無理に押し込まれるのを防止で
き、従って、操作棒が照明装置の内方に無理に押し込ま
れて照明装置の内部に操作棒が入り込んでしまうといっ
た恐れを無くすことができるものである。
装置の取付構造にあっては、請求項1の効果に加えて、
ポスト内側面の所定位置に固着した磁石体をブラケット
の底片の上部に偏って設けた磁石体受部に磁着してポス
ト内側面にブラケットを着脱自在に装着し、照明装置の
取付溝を上部に配置した溝深さの浅い溝浅部と下部に配
置した溝深さの深い溝深部とを一直線状に連続させて構
成し、ブラケットの係止突部を上部に配置した突出量の
小さい小突部と下部に配置した突出量の大きい大突部と
を一直線状に列設させて構成し、ブラケットに照明装置
を上方から下方にスライドさせて溝深部に大突部を嵌入
すると共に溝浅部に小突部を嵌入して照明装置をブラケ
ットに対して所定位置に配置したので、照明装置のメン
テナンスや電池交換などの際に照明装置をブラケットご
と取り外し、ポスト内にブラケット及び照明装置を取り
付けるような照明装置のポスト内への再取付作業をポス
ト使用者が行った場合において、例えば、ポスト内側面
にあらかじめ固着してある磁石体に装着した後のブラケ
ットに照明装置を装着するような作業手順で再取付作業
を行った場合には、ブラケットをその上下方向を逆にし
て磁石体を介してポスト内側面に装着して上記作業を続
行してしまうことがあるが、本発明ではブラケット及び
照明装置の上下方向を正確に合わせて作業を行わない
と、大突部が溝深部に位置すると共に小突部が溝浅部に
位置してブラケットの係止突部が照明装置の取付溝に適
当に嵌合されることはなく、つまり、照明装置がブラケ
ットに対して所定位置に配置されることはないものであ
って、例えば、ブラケット及び照明装置の上下方向を逆
にしてブラケットの係止突部に照明装置の取付溝を嵌合
させる作業を行っても、大突部は溝深部に位置するも小
突部は溝浅部に位置することはなく、照明装置がブラケ
ットに対して所定位置に配置されないものであり、詳述
すると、ブラケットに対して照明装置のスライドが途中
で終了してしまうことから、このような状態に陥ったポ
スト使用者は、如何に施工に関して初心者であっても、
ブラケット2への照明装置の装着感に違和感を覚えるも
のであって上記ブラケットをその上下方向を逆にしてポ
スト内側面に装着した誤りに気付くものであり、従っ
て、ポスト使用者はブラケットの上下方向を正常な方向
に直してポスト内側面に装着し直すものであり、つま
り、本発明においては、ポスト使用者に正確な再取付作
業を促して照明装置のポスト内の特に上下方向の所定位
置への装着を図り得るものである。従って、施工に関し
て初心者たるポスト使用者が再取付作業をした後にも照
明装置から突出した操作棒を上下方向の所定位置に確実
に配置できて、扉により押される操作棒の押し込み量を
適度なものに維持し、操作棒の適当な動作を確保すると
共に扉の過度の押し込み等による操作棒の故障等を回避
することを可能としているのである。
取り付ける様子を示した斜視図である。
ある。
図であり、(b)は側面断面図である。
取り付けた状態を示すものであり、(a)はフランジ部
の幅寸法が短く形成されたポストに照明装置を取り付け
た状態を示す下面図であり、(b)はフランジ部の幅寸
法が長く形成されたポストに照明装置を取り付けた状態
を示す下面図である。
視図である。
(a)は照明器具が消灯する状態の側面断面図であり、
(b)は照明器具が点灯する状態を示す側面断面図であ
る。
のであり、(a)は正面図であり、(b)は側面図であ
り、(c)は裏面図である。
をブラケットを介してポストに取り付けた状態の下面図
である。
の斜視図である。
明する一部側面断面図である。
あり、ブラケットと照明器具との斜視図である。
面図であり、(b)は上面図であり、(c)は(a)の
D−D線断面図である。
図であり、(b)は側面図である。
示すものであり、(a)は上面図であり、(b)は正面
図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 郵便物が投函されるポストのポスト裏面
に上記郵便物を取り出し得る取出口を設け、上記取出口
を開閉自在にする扉を回動自在に設け、ポスト内部を照
らす照明器具及び上記照明器具の点灯・消灯を操作する
スイッチ部を照明装置に内装し、上記照明装置をポスト
裏面に対して隣接するポスト内側面に取り付け、上記扉
の開閉に連動してスイッチ部を操作する操作棒を照明装
置の裏方に突出すると共に上記操作棒の先端を上記取出
口に臨ませた照明装置の取付構造において、一対の突出
片と底片とで平面視コ字状にブラケットを形成し、底片
をポスト内側面に沿わせて装着し、一対の突出片の間に
上記照明装置を配置し、上記突出片の先端に係止突部を
内方に対向して設け、上記突出片が対向する照明装置の
面に複数条の取付溝を上記突出片の突出方向に間隔を有
して並設し、上記複数条の取付溝のうち任意の取付溝に
係止突部を嵌入したことを特徴とする照明装置の取付構
造。 - 【請求項2】 上記ブラケットの一対の突出片のそれぞ
れ根元部分外方に上下方向の凹溝を形成し、ポスト内側
面と照明装置との間に複数個のブラケットを重ねて配置
し、上記複数個のブラケットのうちポスト内側面に近接
したブラケットの底片をポスト内側面に沿わせて装着
し、上記複数個のブラケットのうちポスト内側面から遠
い位置のブラケットに照明装置を取り付け、上記複数個
のブラケットのうち隣接したブラケットの間では一方の
ブラケットの凹溝に他方のブラケットの係止突部を嵌入
して連結したことを特徴とする請求項1に記載の照明装
置の取付構造。 - 【請求項3】 上記スイッチ部の押釦を押圧操作する操
作レバーをスイッチ部に回動自在に設け、スイッチ部の
押釦の押圧方向と略直交する方向に上記操作棒を摺動自
在に配設し、操作棒に押し込み部を設け、上記扉により
押された操作棒の押し込み部が操作レバーに当接し、上
記操作レバーが押釦を押圧したことを特徴とする請求項
1及び請求項2に記載の照明装置の取付構造。 - 【請求項4】 照明装置の裏面に操作棒が貫通する貫通
孔を設け、上記貫通孔の周縁部の少なくとも上方及び側
方に亘る庇片を照明装置の裏面から取出口方向に突設し
たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載の照明装置の取付構造。 - 【請求項5】 ポスト内側面の所定位置に固着した磁石
体をブラケットの底片の上部に偏って設けた磁石体受部
に磁着してポスト内側面にブラケットを着脱自在に装着
し、照明装置の取付溝を上部に配置した溝深さの浅い溝
浅部と下部に配置した溝深さの深い溝深部とを一直線状
に連続させて構成し、ブラケットの係止突部を上部に配
置した突出量の小さい小突部と下部に配置した突出量の
大きい大突部とを一直線状に列設させて構成し、ブラケ
ットに照明装置を上方から下方にスライドさせて溝深部
に大突部を嵌入すると共に溝浅部に小突部を嵌入して照
明装置をブラケットに対して所定位置に配置したことを
特徴とする請求項1に記載の照明装置の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001123493A JP4310930B2 (ja) | 2000-12-25 | 2001-04-20 | 照明装置の取付構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000393672 | 2000-12-25 | ||
JP2000-393672 | 2000-12-25 | ||
JP2001123493A JP4310930B2 (ja) | 2000-12-25 | 2001-04-20 | 照明装置の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002253419A true JP2002253419A (ja) | 2002-09-10 |
JP4310930B2 JP4310930B2 (ja) | 2009-08-12 |
Family
ID=26606582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001123493A Expired - Fee Related JP4310930B2 (ja) | 2000-12-25 | 2001-04-20 | 照明装置の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4310930B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011233803A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Noritz Corp | 電装筐体の取付方法および電装筐体装置 |
KR20160004279U (ko) * | 2015-06-04 | 2016-12-14 | 삼성에스디에스 주식회사 | 고정용 장치 |
CN107224177A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-03 | 戚天儿 | 一种信箱装置 |
CN107397410A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-11-28 | 戚天儿 | 一种新型信箱装置 |
KR101883243B1 (ko) * | 2017-03-14 | 2018-07-30 | 윤문석 | 엘이디 조명장치를 갖는 우편함 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003259189A (ja) | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Sony Corp | 撮像装置,画像処理方法 |
-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001123493A patent/JP4310930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011233803A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Noritz Corp | 電装筐体の取付方法および電装筐体装置 |
KR20160004279U (ko) * | 2015-06-04 | 2016-12-14 | 삼성에스디에스 주식회사 | 고정용 장치 |
KR200483337Y1 (ko) * | 2015-06-04 | 2017-04-28 | 삼성에스디에스 주식회사 | 고정용 장치 |
KR101883243B1 (ko) * | 2017-03-14 | 2018-07-30 | 윤문석 | 엘이디 조명장치를 갖는 우편함 |
CN107224177A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-03 | 戚天儿 | 一种信箱装置 |
CN107397410A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-11-28 | 戚天儿 | 一种新型信箱装置 |
CN107397410B (zh) * | 2017-08-08 | 2018-12-21 | 宁海县辛工电子科技有限公司 | 一种信箱装置 |
CN107224177B (zh) * | 2017-08-08 | 2018-12-21 | 宁海县辛工电子科技有限公司 | 一种信箱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4310930B2 (ja) | 2009-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6241369B1 (en) | Quick mount fixture | |
US7554047B2 (en) | Lighted pushbutton-type switch assembly | |
US8324518B2 (en) | Incorporated switch, especially a switch for opening a door | |
US20110100077A1 (en) | Door lock indicator | |
US4303966A (en) | Light connectable with a key | |
JP2002253419A (ja) | 照明装置の取付構造 | |
AU2021260297B2 (en) | Refrigerator door body | |
TW201322300A (zh) | 無線接收器 | |
CN220770995U (zh) | 一种设置磁吸结构的泛光轨道灯 | |
JPH0438432Y2 (ja) | ||
JP3673940B2 (ja) | 照光式押しボタンスイッチ | |
JP2003147834A (ja) | 壁面取付装置 | |
CN213980285U (zh) | 一种淋浴门隐藏式拉手结构 | |
JPH05114425A (ja) | 電線接続装置 | |
JP3794169B2 (ja) | スイッチ構造 | |
JP2879896B2 (ja) | 表示灯器具 | |
JPH0840654A (ja) | エレベータ用電気機器 | |
JP2596818B2 (ja) | 誘導灯器具 | |
JPH0211023Y2 (ja) | ||
JP3579285B2 (ja) | 押し釦構造 | |
CN2681386Y (zh) | 群组式插座之夹层式面板结构 | |
JPH089835Y2 (ja) | 火災発信機 | |
KR200200008Y1 (ko) | 공중화장실의 사용중 표시장치 | |
JPH0239284Y2 (ja) | ||
JP2533225Y2 (ja) | 導光体の固定構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090330 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090421 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090504 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |