JP2002253193A - 裁断装置内のカッタを置換えるための方法および装置 - Google Patents

裁断装置内のカッタを置換えるための方法および装置

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JP2002253193A JP2002000705A JP2002000705A JP2002253193A JP 2002253193 A JP2002253193 A JP 2002253193A JP 2002000705 A JP2002000705 A JP 2002000705A JP 2002000705 A JP2002000705 A JP 2002000705A JP 2002253193 A JP2002253193 A JP 2002253193A
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English (en)
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Joachim Schicke
ヨハヒム・シッケ
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Koerber Technologies GmbH
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Hauni Maschinenbau GmbH
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    • A24C5/14Machines of the continuous-rod type
    • A24C5/28Cutting-off the tobacco rod
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たばこ加工産業における中間製品を裁断する
ための裁断装置12のカッタ収容部4内に保持されてい
て、かつ置換えられるべきカッタ2を置換えるための方
法および装置を提供すること 【解決手段】 置換えられるべきカッタのカッタ収容部
内の保持部16を置換えられるべきカッタを取外す以前
に自動的に開放し、置換えられるべきカッタをカッタ収
容部から取去るために移動させ、新しいカッタ6をカッ
タ収容部4に装着するためにこのカッタ収容部内に導入
する。カッタ収容部4内において置換えられるべきカッ
タ2の保持部16を開放するためのレリーズ装置38、
置換えられるべきカッタ2をカッタ収容部4から取外す
ための取外しユニット50、および新しいカッタ6をカ
ッタ収容部4内に導入するための移送ユニット60が設
けられている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】たばこ加工産業における中間
製品を裁断するための裁断装置のカッタ収容部内に保持
されていて、かつ置換えられるべきカッタを置換えるた
めの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たばこ加工産業においては、大抵例えば
シガレット、葉巻、シガリロ、フイルタロッド或いはス
リーブのような棒状物品が製造される。これらの棒状物
品の製造の際、先ず連続体製造機において、中間製品と
して無端の連続体が製造される。この無端の連続体から
最終的に所望の単個品を得るため、この連続体はカッタ
により単個品に裁断される。その際、カッタは連続体製
造機内の裁断装置のカッタ収容部内で設けられている。
【0003】特にシガレット連続体を裁断する際は、切
り口が後にシガレットが仕上げられた際に見えるので裁
断の際の切口に高い品質要件が課されており、従って裁
断の鋭利さを維持するために絶えずカッタを再研削する
必要がある。何故なら、現代のシガレット連続体製造機
にあっては、連続体を裁断して捌くのに一分当たり数千
回もの裁断を行う必要があるので、カッタは急速に鈍く
なってしまうからである。従って、このようなシガレッ
ト連続体製造機にあっては、ほぼ八時間毎に使い古した
カッタを裁断装置から外し、古いカッタの置換えを、新
しいカッタを裁断装置に装着することにより行わなけれ
ばならない。このカッタ交換は、公知の技術では作業員
により手により行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、カッタの取外しと装着の際の必要とする作業員数
を低減することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
より、特許請求の範囲の請求項1,27および29に記
載の方法、および特許請求の範囲の請求項17,31お
よび33に記載の装置によって解決される。
【0006】本発明は、少なくとも部分的に自動的に経
過する方法およびこの方法に相応する装置を使用するこ
とにより、カッタ交換の際の作業員の使用の必要性が低
減されるか、或いは全く回避されると言う認識を包含し
ている。従って、本発明による方法および装置を使用す
ることにより、極めて多くの台数のシガレット連続体製
造機を、例えばただ一人の作業員により同時に操作でき
る。何故なら、この作業員の使用が、個々のシガレット
連続体製造機において例外的に、例えば故障の場合にの
み必要であるに過ぎないからである。
【0007】カッタを置換えるための本発明による方法
の有利な発明の実施の態様にあっては、カッタは取外さ
れる以前に、特にカッタの保持部を開放した後に把持さ
れ、把持されたカッタはカッタ収容部からほぼ線状に引
出され、引出されたカッタは破棄処分ステーションに送
られ、破棄される。その際、他の実施の態様により、カ
ッタはその刃の把持が行われるように締付けられる。こ
のようにして、カッタは簡単に取外すことが可能であ
る。何故ならカッタの刃に外部から接近することが可能
であるからである。
【0008】カッタを置換えるための方法の他の実施の
態様にあっては、カッタはこれが取出される以前に所定
の取外し位置に移動させられ、この場合カッタによる裁
断作業は、この置換えられるべきカッタの取外しが行わ
れる以前に少なくとも取外し持続時間の間中断される。
その際、中断の時点は、カッタが中断の時機にあって所
定の取外し位置内に或いはその近傍に存在しているよう
に選択される。後者の方法工程の場合、次いでカッタは
この位置からゆっくりと所定の取外し位置に移動され
る。このことは、特に迅速に回転している三月形カッタ
において適用される。これらの三月形カッタは一般にシ
ガレット連続体製造機において使用される。このカッタ
は、先ず所望の取外し位置の近傍において高速から停止
され、引続きゆっくりと所定の取外し位置に移動され
る。その際、この取外し位置は有利に、この取外し位置
がカッタを把持しかつカッタ引出すための装置の把持帯
域に相対している位置に存在するように予め決定され
る。この装置は、例えば本発明による装置の一つであ
る。
【0009】カッタを取外すための本発明による方法の
更なる有利な実施の態様にあっては、カッタの磨耗度合
いは上記の工程を開始する以前に検出される。この実施
の態様にあっては、カッタはその磨耗の度合いが所定の
値を上まった際始めて取出される。既に述べた回転する
三月形カッタにあっては、磨耗の度合いは計数器によっ
ても確認することが可能である。この計数器は、カッタ
がカッタ収容部に導入された後行われるカッタの摩耗を
均衡するためのカッタの送りの度数をカウントする。こ
の計数器が一定の最大値に達した場合、磨耗の度合いが
カッタの取外しが必要であることを示している。
【0010】本発明による方法の有利な実施の態様にあ
っては、新しいカッタはその導入以前にカッタ貯蔵部か
ら取出され、このカッタ貯蔵部からカッタは線状に所定
の導入位置に移動される。カッタ収容部をカッタの導入
が行われる以前にこの導入位置の一つの位置に相対して
いる導入位置に移動するようにした場合、この方法を加
速することが可能である。このようにして、カッタ貯蔵
部からカッタ収容部までのカッタの中断することのない
導入が可能である。この場合、少なくともカッタをカッ
タ収容部内に導入する持続時間の間、裁断装置の裁断作
業により起因されるカッタ収容部の運動は中断される。
中断の時点は、カッタ収容部が中断時機において、導入
位置内に或いはその近傍に存在するように選択するのが
有利である。この場合もまた、最後に述べた実施の態様
にあって、カッタ収容部は引続きゆっくりと正確な導入
位置に移動される。従って、この場合も、回転する三月
形カッタの上記の高い回転速度を考慮することが可能で
ある。
【0011】カッタ収容部内のカッタを保持するための
空のカッタ収容部を完全に或いは部分的に閉じる−従っ
てカッタの導入は行われないか或いは困難となる−保持
部にあっては、本発明による優れた実施の態様により、
この保持部は新しいカッタを−少なくともこのカッタが
保持部の相応する部分を通過してしまうまで−導入する
以前に開かれ、これによりカッタを問題なく導入するこ
とが可能となる。
【0012】他の実施の態様にあっては、カッタ収容部
−このカッタ収容部から古いカッタが取外され、このカ
ッタ収容部内に新しいカッタが押込まれる−の位置は、
同時にカッタ収容部のための導入位置であり、古いカッ
タのための取外し位置である。
【0013】本発明によるすべての方法工程はコンピュ
ータにより完全自動的に行われる。この場合、個々の方
法工程の工程経過は適当なセンサによって検出され、制
御機構に与えられる。
【0014】カッタ収容部からこのカッタ収容部内に保
持されているカッタを置換えるための本発明による装置
の実施の態様にあっては、装置はレリーズ装置として、
カッタを保持するためにカッタ収容部内に設けられてい
る保持ユニットに作用するボルトを備えており、このボ
ルトはボルト駆動機構により移動可能であり、これによ
りカッタをカッタ収容部において締付ける保持ユニット
の押えローラが少なくともカッタが取外されている間カ
ッタから開放されており、従ってカッタをカッタ収容部
から取外しユニットにより移動させることが可能であ
る。この際、ボルトはボル駆動機構により押えローラを
カッタから離間させる。
【0015】カッタを置換えるための本発明による装置
の他の構成により、この装置は取外しユニットとして、
カッタの刃を締付けるための締付け装置として形成され
ている把持装置を備えている。その際、この実施の態様
にあっては、この把持装置は装置に不動に取付けられて
おり、従って本来の取外しは適当なリニア駆動機構によ
る全装置の線状の移動によって行われる。
【0016】装置の実施の態様にあっては、レリーズ装
置は、カッタ収容部内に設けられている保持ユニットに
作用するボルトを備えており、このボルトはボルト駆動
機構により移動可能に形成されており、従ってこれによ
りカッタ収容部を閉じる保持ユニットの押えローラが少
なくとも新しいカッタが導入される際開放され、これに
よりカッタが移送ユニットからカッタ収容部内に導入可
能となる。この場合、この装置が、古いカッタを取外す
際の押えローラを開放するためにも使用されている同じ
レリーズユニットであるのが有利である。このようにし
て、本発明による装置を単純化することが可能である。
【0017】カッタ収容部を置換えるための本発明によ
る装置の移送ユニットは、駆動される測定計器移送ロー
ラを有している。この測定計器移送ローラにより、計器
は弾性的に支持されている計器組の様式で形成されてい
る計器収納部から取出し可能であり、装備されるべきカ
ッタ収容部内に導入可能である。
【0018】以下に図面に図示した発明の実施の態様に
つき本発明を詳細に説明する。
【0019】
【発明の実施の態様】図1に図示した装置の構造は−以
下にカッタ交換装置1と称する−以下の通りである。
【0020】カッタ交換装置1は、カッタ収容部4内に
保持されている古いカッタ2をカッタ貯蔵部8から取出
される新しいカッタ6と置換えるために働く。
【0021】カッタ収容部4は部分的にしか図示してい
ない裁断装置12のハウジング10内に設けられてい
る。この裁断装置12は迅速に回転するドラム11であ
り、このドラムはカッタ2によりこのカッタ2の刃14
に対して垂直方向に指向している図示していない無端の
シガレット連続体を二本分のシガレットに裁断する。裁
断装置12はこのようなシガレット連続体を製造するた
めの、図示していないシガレット連続体製造機の構成要
素である。このような裁断装置は、例えば米国特許第
3,830,126号、第3,815,460号、第
3,476,002号並びに第3,140,632号に
開示されている。また、ドイツ連邦共和国特許第38
35 314号からもこのような裁断装置が知られてい
る。従って、この裁断装置の詳細に関しては、上記の諸
公報を参照されたい。更に、裁断装置12はカッタ収容
部4内のカッタ2の保持部として働く保持ユニット16
を備えている。この保持ユニット16はカッタ収容部4
内のカッタ2を締付ける押えローラ18を有している。
この押えローラ18の軸20はカッタ2の表面22に対
して鋭角で形成されている案内路24内を案内されてい
る。この場合、軸20は、この軸20とこれと共に押え
ローラ18とをカッタ2の表面22方向に押圧するばね
26の弾性張力の下にある。これにより、押えローラ1
8はカッタ2を自身とカッタ2の相対している側面間に
設けられている第二の押えローラ28間で締付ける。こ
の第二の押えローラ28は定置して支承されており、ア
ングル駆動機構29を介してスピンドル31と作用結合
されている。このスピンドル31が回転することによ
り、押えローラ18は回転し、カッタ2は摩耗に応じて
カッタ収容部4内を送られ、これにより刃14は常に裁
断位置に保持され、カッタはドラム11が回転した際
(図示していない)カッタ研削機構と接触させられる。
【0022】このカッタ交換装置1は裁断装置12に所
属している。カッタ交換装置1は基板30を備えてい
る。この基板30は、結合板32により、図示していな
いシガレット連続体製造機のハウジング部分34と結合
されている。しかし、この結合板32は基板30と共
に、図示していない駆動機構により、線状に裁断装置1
2の方向に、そしてこの裁断装置から離間するように二
方向矢印36に従って移動可能である。
【0023】カッタ交換装置1の基板30上には、カッ
タ収容部4内のカッタ2のための保持部を開放するため
のレリーズ装置38が設けられている。このレリーズ装
置38はスクリューシリンダ(Einschraubzylinder)40
を備えており、このスクリューシリンダにより線状に移
動可能なボルト42を有している。このボルト42のた
めのボルト駆動機構として設けられているスクリューシ
リンダ−これは基板30上に不動にねじ止めされている
−は、ボルト42を線状に案内部44内を経て裁断装置
12方向に摺動させる。シガレット連続体製造機のハウ
ジング部分34へのこのカッタ交換装置1の取付けは、
ボルト42が直かに裁断装置12のハウジング10の表
面48内の開口46に相対する位置に来るように行われ
る。ボルト42は、その最大に繰出された状態におい
て、押えローラ18の軸20に作用し、この押えローラ
18をばねの力に抗して案内路24に沿って送り戻し、
従って押えローラ18と第二の押えローラ28間でのカ
ッタ2の締付けが解消される。
【0024】更に、カッタ交換装置1は基板30上にカ
ッタ2をカッタ収容部4から取外すための取外しユニッ
ト50を備えている。この取外しユニット50はシリン
ダ51により軸54を中心にして旋回可能な締付けレバ
ー52を備えている。この締付けレバー52はレリーズ
装置38の案内部44に面している表面56を有してい
る。カッタ交換装置1の図1に図示した位置において、
カッタ2の刃14は、シリンダ51が吐出した際、そし
てこれにより誘起される締付けレバー52の旋回軸54
を中心にした旋回により、表面56と案内部44の間で
締付けられる。
【0025】更に、カッタ交換装置1の基板30上に移
送ユニット60が設けられている。この移送ユニット6
0は新しいカッタ6をカッタ収容部4内に導入する働き
を行う。移送ユニット60はカッタ貯蔵部8を備えてい
る。このカッタ貯蔵部内に新しいカッタ6が、ばね62
により弾性的に支持されているカッタタブレット64に
よりカッタ組の様式で貯蔵されている。このカッタタブ
レット64はカッタ組を、ローラとして形成されている
カッタ相手方支承部66およびこれらのカッタ相手方支
承部66間に設けられている移送ローラ68に対して押
付ける。駆動機構70によって駆動されるカッタ移送ロ
ーラ68により、カッタ組の新しいカッタ6はカッタ貯
蔵部8から取出されカッタ収容部4の方向に移動可能で
ある。更に、移送ユニット60は第二のカッタ移送ロー
ラ72を備えており、このカッタ移送ローラ72も同様
に駆動機構70によりカッタ移送ローラ68と同期して
駆動される。カッタ移送ローラ68と72の軸間隔は新
しいカッタ6の長さよりも幾分短く、従ってこの新しい
カッタ6は常に案内されてカッタ収容部4内に押込まれ
る。
【0026】図2は図1のカッタ交換装置1を側面図で
示している。図1に示した部材に相当する部材は、図2
において同じ参照符号で示した。更に、図2には、駆動
機構70の駆動力をカッタ移送ローラ68と72に伝達
するための駆動ベルト80と82が図示されている。
【0027】図3は置換えられるべきカッタ2を新しい
カッタ6と置換えるための本発明による方法の一実施の
態様の経過の概略が示されている。この方法は、図1と
図2に示した装置によって行われ、従ってこれらの図面
に示された参照符号が方法の理解を軽減する。図面を簡
略化するため、それぞれの方法工程における概略的な方
法工程の経過のダイヤグラムにより、図1と図2の方法
工程を実際にに実施するユニットとこのユニットの各々
の作業を見出し語で引用した。
【0028】方法工程Aにおいて、カッタ交換装置1は
裁断装置12に対して距離をおいた基本位置に存在して
いる。この基本位置において、結合板32の後部縁33
がハウジング部分34の終端部35に隣接して存在して
いる。
【0029】方法工程Aaにおいて、特にシガレット連
続体製造機のためのコンピュータ制御機構の構造部分で
ある係数器により、カッタ2に関するカッタ送りの所定
の最大数が達せられたかどうかが確認される。最大数が
達せられた場合、カッタ交換装置1は、基本位置から矢
印36(図1参照)に従って線状に、裁断装置12に対
してその直ぐ近傍に存在しているカッタ認知位置に移動
される。このカッタ認知位置において、カッタ交換装置
1は、例えば光バリヤによる認知により置換えられるべ
き古いカッタ2を認知する。
【0030】この認知が行われた場合、裁断装置12
は、取外されるべきカッタ2が所定の位置に存在するよ
うに、停止される。同時に、シガレット連続体製造機も
停止される(方法工程B)。引続き、このカッタ2はゆ
っくりと正確な交換位置に移動する。方法工程Baにお
いて、カッタ2は正確な交換位置に存在している。
【0031】引続き、カッタ交換装置1は更に矢印36
(図1参照)に従って、置換えられるべきカッタ2に密
接して存在している装填位置に移動する(方法工程
C)。方法工程Caにおいて結合板32はカッタ交換装
置1と共に図1に図示した装填位置に存在している。
【0032】方法工程Dにおいて、作業シリンダ40が
作動される。従って、レリーズボルト42は、カッタ収
容部4内のカッタ2のための保持部を、押えローラ18
が開放されることによる保持ユニット16により開放す
る。その際上記した光バリヤは絶えず、古いカッタ2が
カッタ収容部4から未だ取去られて破棄されていないこ
とを確認する(方法工程Da)。
【0033】その後、方法工程Eにおいて、締付け装置
50により、置換えられるべきカッタ2は締付けレバー
52の表面とレリーズ装置38の案内部44の間で締付
けられる。方法工程Eaにおいてセンサにより、カッタ
2の締付けが行われているかどうかが検出される。
【0034】締付けが行われている場合は、方法工程F
において、カッタ交換装置1があらためて、裁断装置1
2に対して距離をおいて存在している基本位置に移動さ
れて戻される。
【0035】方法工程Faにおいて、カッタ交換装置1
がこの基本位置に存在しているかどうか、また置換えら
れるべきカッタ2が締付け装置50によって締付け保持
されているかどうかが確認される。
【0036】方法工程Gにおいて、締付け装置50の締
付け作用が解除される。
【0037】方法工程Gaにおいて、この締付け装置5
0が締付けを解除したかどうかが検出される。引続き、
特に移送ローラ72を備えている移送ユニット60によ
り、置換えられるべきカッタ2が直ちに裁断装置12の
方向で戻され、従ってカッタはカッタ交換装置1から脱
落する。その際センサにより、古いカッタ2が落下した
かどうが検出される。
【0038】カッタが落下した場合、この方法工程に引
き続いて、方法構工程Cにおいて、カッタ交換装置1は
あらためて裁断装置12に隣接している図1に示した装
填位置に移動する。この場合もまた、方法工程Caにお
いて、カッタ交換装置1が装填位置に存在しているかど
うかが検出される。方法工程Dにおいて、あらためて、
レリーズボルト42により押えローラ18のロックが解
かれる。
【0039】センサにより、置換えられるべきカッタが
もはやカッタ収容部4内に存在していないことが確認さ
れた場合、方法工程が方法工程Dbに達する。更に、レ
リーズボルト42は押えローラ18がロックを解かれる
位置に保持され、方法工程Hにおいてカッタ移送ローラ
68と72のための駆動機構70が始動され、新しいカ
ッタ6はカッタ貯蔵部8からここで空になっているカッ
タ収容部4内に完全に押込まれる。
【0040】引続き、方法工程Haにおいて、センサに
より、新しいカッタ6が完全にカッタ収容部4内に存在
しているかどうかが確認される。
【0041】存在している場合、方法工程が方法工程F
bに達し、この方法工程においてカッタ交換装置1があ
らためて基本位置に移動され、カッタ送り計数器がリセ
ットされ、置換えられるべきカッタの廃棄を検出するた
めのセンサがリセットされ、最後にシガレット連続体製
造機と裁断装置12とが再び始動される。新しいカッタ
6はカッタ収容部4内において、カッタを再研削するた
めの予め調節されたカッタ研削が直ちに再び行われるよ
うに、存在している。
【0042】
【発明の効果】本発明による方法および装置の利点は特
に、カッタ収容部内のカッタのための保持部が古いカッ
タを取外す以前に自動的に開放されるか或いは新しいカ
ッタの導入後カッタ収容部内での新しいカッタカッタの
ための自動的保持が行われ、これによりたばこ加工産業
におけるたばこの裁断の際の裁断装置のカッタの磨耗が
迅速に確認され、かつ再研削のためのカッタの取外しと
装着、即ちカッタ交換が作業員に手によることなく完全
に自動的に行われ、作業員の必要人数が低減されること
にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カッタを新しいカッタと置換えるための本発明
による装置の一実施の態様の一部断面で示した平面図で
ある。
【図2】図1による装置の一部断面で示した側面図であ
る。
【図3】カッタ交換のための方法の実施の態様の経過を
示すダイヤグラムである。
【参照符号】
1 カッタ交換装置 2 カッタ 4 カッタ収容部 6 新しいカッタ 10 ハウジング 11 ドラム 12 裁断装置 14 刃 16 保持ユニット 18,28 押えローラ 20 押えローラの軸 22 カッタの表面 24 案内路 26 ばね 29 アングル駆動機構 30 基礎板 31 スピンドル 32 結合板 34 ハウジング部分 36 二方向矢印 38 レリーズ装置 42 押込みシリンダ 44 案内部 46 開口 48 ハウジングの表面 50 取外しユニット 51 シリンダ 52 締付けレバー 54 締付けレバーの軸 56 締付けレバーの表面 60 移送ユニット 62 ばね 64 測定タブレット 66 カッタ相手方支承部 68,72 カッタ移送ローラ 70 駆動機構 80,82 駆動ベルト

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 たばこ加工産業における中間製品を裁
    断するための裁断装置(12)のカッタ収容部(4)内
    に保持されていて、かつ置換えられるべきカッタ(2)
    を置換えるための方法において、 −カッタ収容部(4)内の置換えられるべきカッタ
    (2)の保持部(16)を置換えられるべきカッタ
    (2)を取外しを行う以前に自動的に開放し、 −この置換えられるべきカッタ(2)をカッタ収容部
    (4)から取外すために移動させ、かつ、 −新しいカッタ(6)をカッタ収容部(4)に装着する
    ためにこのカッタ収容部内に導入する、ことを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項02】 −置換えられるべきカッタ(2)の取
    外しを行う以前に、特に保持部(16)を開放した後、
    把持し、 −把持したカッタ(2)をカッタ収容部(4)からほぼ
    直線状に引出し、 −引出したカッタ(2)を破棄処分ステーションに送
    り、破棄する、更なる工程を行うことを特徴とする請求
    項1に記載の方法
  3. 【請求項03】 置換えられるべきカッタ(2)をその
    刃(14)を把持するために締付けることを特徴とする
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項04】 置換えられるべきカッタ(2)の取外
    しを行う以前に所定の取外し位置に移動させる更なる工
    程を行うことを特徴とする請求項1から3までのいずれ
    か一つに記載の方法。
  5. 【請求項05】 置換えられるべきカッタ(2)による
    裁断作業を、この置換えられるべきカッタの取外しを行
    う以前に少なくとも取外し持続時間の間中断する、更な
    る工程を行うことを特徴とする請求項1から4までのい
    ずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項06】 中断の時点を、置換えられるべきカッ
    タ(2)が中断の時機にあって所定の取外し位置内に或
    いはその近傍に存在しているように選択する、更なる工
    程を行うことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項07】 取外し位置を、この位置が置換えられ
    るべきカッタ(2)を把持しかつ引出すための装置(5
    0)の把持帯域に相対している位置に存在するように予
    め決定する、更なる工程を行うことを特徴とする請求項
    4或いは6に記載の方法。
  8. 【請求項08】 −カッタ(2)の磨耗度合いを上記の
    工程を開始する以前に検出し、かつ −磨耗の度合いが所定の値を上まった場合、置換えられ
    るべきカッタ(2)を取外す、更なる工程を行うことを
    特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の
    方法。
  9. 【請求項09】 新しいカッタ(6)をその導入以前に
    自動的にカッタ収容部(4)内に保持する、更なる工程
    を行うことを特徴とする請求項1から8までのいずれか
    一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】−新しいカッタ(6)をその導入以前に
    カッタ貯蔵部(8)から取出し、 −新しいカッタ(6)をその導入以前にカッタ貯蔵部
    (8)からほぼ直線状に所定の導入位置へと移動させ
    る、更なる工程を行うことを特徴とする請求項1から9
    までのいずれか一つに記載の方法。
  11. 【請求項11】 カッタ収容部(4)を、新しいカッタ
    (6)を導入する以前にこの新しいカッタ(6)の導入
    位置に相対している導入位置に移動させる、更なる工程
    を行うことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 カッタ収容部(4)の裁断装置(1
    2)の裁断作業によって誘起される少なくとも一つの運
    動を、新しいカッタ(6)を導入する以前に、少なくと
    もこの新しいカッタ(6)の導入の持続の間中断する、
    更なる工程を行うことを特徴とする請求項1から11ま
    でのいずれか一つに記載の方法。
  13. 【請求項13】 中断時点を、カッタ収容部(4)がこ
    の中断時機において、導入位置内に或いはその近傍に存
    在するように、選択する、更なる工程を行うことを特徴
    とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 新しいカッタ(6)を導入するため
    に、この新しいカッタ(6)を導入した後カッタ収容部
    (4)内で保持する保持部(16)を開放する、更なる
    工程を行うことを特徴とする請求項1から13までのい
    ずれか一つに記載の方法。
  15. 【請求項15】 カッタ収容部(4)から取外されるべ
    きカッタ(2)が取外し位置に存在している場合、カッ
    タ収容部(4)を導入位置に移動させることを特徴とす
    る請求項1から14までのいずれか一つに記載の方法。
  16. 【請求項16】 新しいカッタ(6)の保持部(16)
    および/または新しいカッタ(6)の保持を開放する代
    わりに、或いは新しいカッタ(6)の保持部(16)お
    よび/または新しいカッタ(6)の保持を開放する傍
    ら、上記の方法工程の少なくとも一つの更なる方法工程
    を自動的に、特にコンピュータ制御により行う、ことを
    特徴とする請求項1から15までのいずれか一つに記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 たばこ加工産業における中間製品を裁
    断するためのカッタ装置(12)のカッタ収容部(4)
    内に保持されていて、かつ置換えられるべきカッタ
    (2)を置換えるための装置において、カッタ収容部
    (4)内の置換えられるべきカッタ(2)の保持部(1
    6)を開放するためのレリーズ装置(38)、置換えら
    れるべきカッタ(2)をカッタ収容部(4)から取外す
    ための取外しユニット(50)、および新しいカッタ
    (6)をカッタ収容部(4)内に導入するための移送ユ
    ニット(60)が設けられていることを特徴とする装
    置。
  18. 【請求項18】 レリーズ装置(38)が、置換えられ
    るべきカッタ(2)を保持するためにカッタ収容部
    (4)内に設けられている保持ユニット(16)に作用
    するボルト(42)を備えており、このボルト(42)
    がボルト駆動機構(40)により運動可能であるように
    構成されており、これによりカッタ収容部(4)内の置
    換えられるべきカッタ(2)を固く締付ける保持ユニッ
    ト(16)の押えローラ(18)が、少なくとも置換え
    られるべきカッタ(2)からこの置換えられるべきカッ
    タ(2)を取外す間開放され、従って置換えられるべき
    カッタ(2)がカッタ収容部(4)の取外しユニット
    (50)から脱出可能であるように構成されていること
    を特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 取外しユニット(50)が置換えら
    れるべきカッタ(2)を把持するための把持装置(5
    1,52)を備えていることを特徴とする請求項17或
    いは18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 把持装置(51,52)が置換えられ
    るべきカッタ(2)の刃(14)を締付けるための締付
    け装置(56)を備えていることを特徴とする請求項1
    9に記載の装置。
  21. 【請求項21】 この装置が駆動機構によりほぼ線状に
    移動可能であり、これにより締付け装置(56)によっ
    て把持された置換えられるべきカッタ(2)がカッタ収
    容部(4)から引出し可能であるように構成されている
    ことを特徴とする請求項17から20までのいずれか一
    つに記載の装置。
  22. 【請求項22】 新しいカッタ(6)の導入を行う際、
    この新しいカッタ(6)をその導入が行われた後カッタ
    収容部(4)内で保持する保持部(16)を開放するた
    めのレリーズ装置(38)が設けられていることを特徴
    とする請求項17から21までのいずれか一つに記載の
    装置。
  23. 【請求項23】 レリーズ装置(38)が、カッタ収容
    部(4)内で新しいカッタ(2)を保持するために設け
    られている保持ユニット(16)に作用するボルト(4
    2)備えており、このボルト(42)がボルト駆動機構
    (40)により運動可能であり、これにより保持ユニッ
    ト(16)のカッタ収容部(4)を閉じる押えローラ
    (18)が少なくとも新しいカッタ(6)の導入の際開
    放され、これによりこの新しいカッタ(6)が移送ユニ
    ット(60)からカッタ収容部(4)内に導入可能であ
    るように構成されていることを特徴とする請求項22に
    記載の装置。
  24. 【請求項24】 ナイフ貯蔵部(8)が設けられてお
    り、このナイフ貯蔵部から移送ユニット(60)により
    置換えられるべきカッタ(2)が取外し可能であるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項22或いは2
    3に記載の装置。
  25. 【請求項25】 移送ユニット(60)が、駆動される
    カッタ移送ローラ(68、72)を備えており、これら
    のカッタ移送ローラにより新しいカッタ(2)が、特に
    弾性的に支持されているカッタ組の様式で形成されてい
    るナイフ貯蔵部(8)から取外され、装着が行われるカ
    ッタ収容部(4)内に導入可能であるように構成されて
    いることを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 ただ一つのレリーズ装置(38)のみ
    が設けられており、このレリーズ装置が置換えられるべ
    きカッタ(2)をカッタ収容部(4)から取外すため
    に、かつ新しいカッタ(6)をカッタ収容部(4)内に
    導入するために、カッタ収容部(4)内の保持ユニット
    (16)の開放が、特に同じボルト(42)で行われる
    ように構成されていることを特徴とする請求項22或い
    は17から25までのいずれか一つに記載の装置。
  27. 【請求項27】 たばこ加工産業における中間製品を裁
    断するための裁断装置(12)のカッタ収容部(4)内
    に保持されている置換えられるべきカッタ(2)をこの
    カッタ収容部(4)から取外すための方法において、 −カッタ収容部(4)内の置換えられるべきカッタ
    (2)の保持部(16)を、取外しが行われる以前に自
    動的に開放し、かつ −置換えられるべきカッタ(2)をカッタ収容部(4)
    から移動させる、ことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項2から8までの方法工程を行う
    ことを特徴とする請項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 たばこ加工産業における中間製品を裁
    断するための裁断装置(12)のカッタ収容部(4)に
    新しいカッタ(6)を装着するための方法において、 −新しいカッタ(2)をカッタ収容部(4)内に導入
    し、かつ −この新しいカッタ(2)を導入した後自動的にカッタ
    収容部(4)内で保持する、ことを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項10から14までの方法工程を
    行うことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 たばこ加工産業における中間製品を裁
    断するための裁断装置(12)のカッタ収容部(4)内
    に保持されている置換えられるべきカッタ(2)をカッ
    タ収容部(4)から取外すための装置において、カッタ
    収容部(4)内の置換えられるべきカッタ(2)の保持
    部(16)を開放するためのレリーズ装置(38)およ
    び置換えられるべきカッタ(2)をカッタ収容部(4)
    から移動させるための取外しユニット(50)が設けら
    れていることを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 請求項18から21までの方法工程を
    行うことを特徴とする請求項31に記載の装置。
  33. 【請求項33】 たばこ加工産業における中間製品を裁
    断するための裁断装置(12)のカッタ収容部(4)に
    新しいカッタ(2)を装着するための装置において、新
    しいカッタ(6)をカッタ収容部(4)内に導入するた
    めの移送ユニット(60)、および新しいカッタ(6)
    の導入の際、この新しいカッタ(6)がカッタ収容部
    (4)内に導入された後この新しいカッタを保持する保
    持部(16)を開放するためのレリーズ装置(38)が
    設けられていることを特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 請求項22から25までの特徴を有す
    る請求項33に記載の装置。
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