JP2002252924A - 電力取引システムおよびその方法 - Google Patents

電力取引システムおよびその方法

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JP2002252924A
JP2002252924A JP2001050797A JP2001050797A JP2002252924A JP 2002252924 A JP2002252924 A JP 2002252924A JP 2001050797 A JP2001050797 A JP 2001050797A JP 2001050797 A JP2001050797 A JP 2001050797A JP 2002252924 A JP2002252924 A JP 2002252924A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送配電業者の設備費や無駄な燃料消費を抑え、
安価に電力を供給し、電力系統の安定化を図り、設備の
負荷率を機器の最大効率近傍に設定する。 【解決手段】送配電業者から双方向通信装置を介して需
要家に電力消費抑制を提案する手段S2と、この電力消
費抑制の提案に応じて需要家が消費抑制可能な電力およ
び設定時間を前記双方向通信装置を介して送配電業者に
応札する手段S3と、送配電業者から需要家に前記応札
に応じた電力消費の抑制に基づき課金する手段S8とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送配電業者から需
要家へ電力を供給する電力取引システムおよびその方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、送配電業者から需要家へは、最
大需要電力を想定して電力が供給されているものの、実
際には最大需要電力を連続して消費するわけではなく、
平均消費電力を最大需要電力である契約電力で除算した
負荷率が50%を下回る需要家が多い。電力は他の工業
製品と異なり、生産量である発電量と流通量である送配
電電力量、消費量である需要電力とが同時に等しくなけ
ればならない。送配電業者が、全ての需要家における契
約電力の和である総契約電力量に対応することの可能な
発電設備を保有することは、設備使用効率および投資効
率の面から著しく非合理的である。
【0003】また、発電設備が大型であればあるほど発
電電力量を急速に調整することが困難であり、起動に際
し数日の日数を要する設備すらある。そのため、送配電
業者は実際の需要を予想して発電設備を起動し、水力発
電などの小型発電設備を運転調整することにより発電電
力量を調整している。
【0004】需要電力が送配電業者の予想より少ない場
合には、汽力ボイラの蒸気をタービンに導くことなく廃
棄したり、ボイラに注水して機関を停止するなどして発
電電力量を低下させるか、あるいは送配電業者内で電力
を廃棄したりする必要がある。一方、需要電力が送配電
業者の予想より多い場合には、発電機を過負荷で運転し
たり、他の送配電業者から電力を融通してもらう必要が
ある。
【0005】一般に、需要家は遅れ力率の電力を消費
し、送配電業者は無効電力を需要家に無料で供給してい
る。送配電業者が独立系発電事業者(以下、IPPとい
う)などの卸電力会社であって、この卸電力会社から電
力を購入する場合には、電力卸料金は有効電力[kW]
に基づいて算定される。そして、発電機の定格は、皮相
電力で規定されることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、需要電力が
送配電業者の予想より少ない場合には、汽力ボイラの蒸
気を廃棄したりボイラに注水したりする必要があるが、
蒸気を廃棄すると、それまで投入した燃料が無駄にな
り、汽カボイラに注水すると蒸気が湿ってタービンなど
の汽力機関に悪影響を及ぼしたりする。そして、電力を
廃棄する場合も、電力販売原価を上昇させることにな
る。
【0007】一方、需要電力が送配電業者の予想より多
い場合、発電設備を過負荷で運転すると、汽力機関の圧
力過大や蒸気の除湿不足などを招き、汽力機関を損傷さ
せる一因となる。また、他の送配電業者から融通しても
らうにも、これは他の送配電業者が余剰電力を生産可能
であることが前提条件であり、異常気象などの場合に
は、他の送配電業者でも同様の電力需要傾向にあること
から、不都合な場合が多い。
【0008】一般に、送配電業者がIPPなどの卸電力
会社から電力を購入する場合には、発電機の定格は皮相
電力で規定されるものの、卸電力料金は有効電力[k
W]に基づいて算定されることが多い。同一の皮相電力
を発電しても、無効電力が増えると、その分有効電力が
減り、卸電力料金が減少するため、卸電力会社は無効電
力を供給したがらない。
【0009】しかしながら、電力を送電するためには無
効電力が必要であり、需要家も無効電力が必要である。
その結果、無効電力の供給は送配電業者が行い、電力料
金の大部分が需要家から卸電力会社へと渡ることにな
り、送配電業者は卸電力会社から電力を購入するのを控
えてしまうため、電力市場の自由化が阻害される。
【0010】電力料金は、発電に必要なコストと、送配
電に必要なコストなどから算定されるべきであり、電力
の蓄積が不可能であること、発電コストの低い大型汽力
の出力変化に長時間必要なことから、需要電力の予測が
外れた場合のリスクをコストとして計上している。
【0011】さらに、送配電業者の理由により、一方的
に需要家の電力消費機器を制御することは不合理であ
る。そのため、需要家での電力消費を制限したことに対
する報奨を、電気料金の割引として行っているが、その
金額が必ずしも妥当でなかった。
【0012】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、送配電業者の設備費や無駄な燃料消費を抑
え、安価に電力を供給することができるとともに、電力
系統の安定化を図り、設備の負荷率を機器の最大効率近
傍に設定可能な電力取引システムおよびその方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1記載の発明は、送配電業者から複数の需
要家に電力を送配電する電力線と、この電力線の受電端
で前記需要家が電力を消費する電力消費機器と、この電
力消費機器に対する消費電力を前記需要家が制御する消
費電力制御装置と、前記送配電業者と前記需要家とを双
方向に通信可能な双方向通信装置と、前記送配電業者か
ら前記双方向通信装置を介して前記需要家に電力消費抑
制を提案する手段と、この電力消費抑制の提案に応じて
前記需要家が消費抑制可能な電力および設定時間を提示
して前記双方向通信装置を介して前記送配電業者に応札
する手段と、前記送配電業者から前記需要家に前記応札
に応じた電力消費の抑制に基づき課金する手段とを備え
たことを特徴とする。
【0014】請求項1記載の発明によれば、送配電業者
が広域の1対多通信が可能な双方向通信装置を介して複
数の需要家に電力抑制を提案する一方、その電力を抑制
可能な需要家が双方向通信装置を介して送配電業者に抑
制可能な電力とその設定時間を提示して応札することに
より、送配電業者が必要な電力抑制量を確保することが
できる。
【0015】また、通信装置が双方向であるため、需要
家が電力を抑制することができる場合には、送配電業者
に電力抑制を逆提案することも可能となる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
力取引システムにおいて、事前に電力が不足すると予見
される場合、前記送配電業者から前記需要家に抑制電力
および抑制時間を提案する一方、前記需要家が電力抑制
の可否を前記送配電業者に応札することを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の電
力取引システムにおいて、前記需要家が電力抑制量とそ
れに対する報奨金の額を前記送配電業者に提案し、この
送配電業者は電力抑制量とそれに対する報奨金の額によ
り電力抑制する需要家を決定することを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載の電
力取引システムにおいて、前記需要家が前記送配電業者
に提案した電力抑制量とそれに対する報奨金の額を前記
双方向通信装置上で公開し、前記需要家は他の需要家が
提案した報奨金の額の情報を入手するとともに、自分が
提案した電力抑制量とそれに対する報奨金の額を変更し
て再提案することを特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明によれば、送配電業者
が双方向通信装置を介して電力消費抑制に対する報奨を
提示することが可能であるため、需要家は報奨により電
力消費機器を選択したり、生産計画を変更するなど、合
理的な選択が可能となる。
【0020】請求項5記載の発明は、送配電業者から複
数の需要家に電力を送配電する電力線と、この電力線の
受電端で前記需要家が電力を消費する電力消費機器と、
この電力消費機器に対する消費電力を前記需要家が制御
する消費電力制御装置と、前記送配電業者と前記需要家
とを双方向に通信可能な双方向通信装置と、前記送配電
業者から前記双方向通信装置を介して前記需要家に電力
消費要求を提案する手段と、前記需要家の状況により前
記電力消費要求の受入可能電力を前記双方向通信装置を
介して前記送配電業者に応札する手段と、前記送配電業
者から前記需要家に余剰電力を消費するように依頼する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5記載の電
力取引システムにおいて、事前に余剰電力が発生すると
予見される場合、前記送配電業者から前記需要家に余剰
電力、消費時刻および消費時間を提案する一方、前記需
要家が余剰電力受入の可否を前記送配電業者に応札する
ことを特徴とする。
【0022】請求項5および6記載の発明によれば、余
剰電力を有効に消費することができるので、発電設備を
発電効率が最大となる定格出力近傍で運転することが可
能となり、運転費を削減することができる。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項5記載の電
力取引システムにおいて、前記送配電業者から前記需要
家に電力消費要求が提案され、この需要家が消費電力と
それに対する電力料金割引率を前記送配電業者に応札
し、この送配電業者が複数の需要家からの応札により前
記需要家毎に消費電力とそれに対する電力料金割引率を
需要家に提案することにより、その需要家が余剰電力を
消費することを特徴とする。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項5記載の電
力取引システムにおいて、前記需要家が前記送配電業者
に提案する余剰電力買取電力とそれに対する電力料金割
引率を前記双方向通信装置上で公開し、前記需要家がそ
の情報を参照して自分が提案した買取電力とそれに対す
る割引率を変更して再提案することを特徴とする。
【0025】一般に、不要な余剰電力を購入することに
なれば、市場原理により購入する余剰電力は安価である
べきである。しかしながら、消費電力を計測する電力計
を調整することは不可能である。
【0026】請求項7および8記載の発明では、双方向
通信装置を介して余剰電力購入量を確認することができ
るため、月極の清算時点で電力料金の割り戻しが行え、
余剰電力の分を安価にすることが可能となる。
【0027】また、請求項7および8記載の発明では、
通信装置が双方向であるため、ある需要家が送配電業者
に提示した余剰電力買取料金を他の需要家に通達するこ
とが可能である。他の需要家が提示した余剰電力買取料
金を参照して自身の買取料金を提示することが可能とな
るため、市場原理による適正価格を構成することが可能
となる。
【0028】請求項9記載の発明は、送配電業者から買
い取った余剰電力をエネルギーとして需要家が貯えるエ
ネルギー蓄積装置と、前記送配電業者と前記需要家とを
双方向に通信可能な双方向通信装置とを備え、前記需要
家は、前記送配電業者から前記双方向通信装置を介して
発する電力抑制要求を受信したとき、前記エネルギー蓄
積装置に貯えられたエネルギーにより発電した電力を前
記送配電業者に逆潮流させることを特徴とする。
【0029】ところで、需要電力が予想より少ない場
合、汽カシステムの蒸気を廃棄する必要があり、発電量
に対する燃料費が上昇する。蒸気を有効に利用するため
には、発電した電力を貯えればよい。電力を電力として
貯えるのは困難であるが、温水器や油圧ポンプ、ヒート
ポンプのコンプレッサなど、余分に通電させても動作に
支障が少ない機器もある。需要電力が急減した場合や送
電線の事故系統切り離しなどで余剰電力が生じた場合、
前記機器に通電することにより系統の安定化を図ること
ができる。
【0030】請求項9記載の発明によれば、需要家は余
剰電力を買い取り、蓄熱槽などのエネルギー蓄積装置に
貯えるが、この時のエネルギー形態は必ずしも熱や電力
である必要はないし、不可逆的である必要もない。熱エ
ネルギーとして貯えた電力を、送配電業者の電力が不足
となった場合、熱電素子や低温媒体によるタービンによ
り電力に逆変換すれば、送配電業者に逆送電することが
可能である。
【0031】請求項10記載の発明は、需要家に設置さ
れ自らの最大電力需要量より小さい発電量の発電設備
と、送配電業者から前記需要家に不足電力を供給する電
力線と、前記送配電業者と前記需要家とを双方向に通信
可能な双方向通信装置と、前記送配電業者と前記需要家
との間の電力通過量を制御する潮流制御装置とを備え、
前記送配電業者からの提案により前記需要家内の電力消
費を抑制して余剰電力を作り、その余剰電力を前記送配
電業者に逆潮流させることを特徴とする。
【0032】請求項11記載の発明は、異なる複数の個
所に設置され需要家が電力を消費する電力消費機器と、
送配電業者から前記需要家の複数の電力消費機器に電力
を供給する電力線と、前記送配電業者と前記需要家とを
双方向に通信可能な双方向通信装置と、前記需要家の少
なくとも1個所に前記需要家から前記送配電業者に電力
を逆潮流させる発電設備およびエネルギー蓄積装置のい
ずか一方とを備え、前記需要家の他の電力消費個所に対
する電力抑制要求に対し逆潮流可能な電力消費個所から
前記送配電業者に電力を逆潮流させることを特徴とす
る。
【0033】請求項10および11記載の発明によれ
ば、双方向通信装置が広域であれば、複数の受電点を有
する需要家は、ある受電点で電力抑制することができな
くても他の受電点で需要家から送配電業者に逆送電可能
であれば、他の受電点から送配電業者に逆潮流し、その
分を他の受電点での電力抑制量として換算することも可
能となる。
【0034】請求項12記載の発明は、送配電業者から
双方向通信装置を介して需要家に電力消費抑制を提案
し、この電力消費抑制要求に応じて前記需要家が消費抑
制可能な電力および時間を前記双方向通信装置を介して
前記送配電業者に通知し、前記送配電業者から前記需要
家に電力消費を所定時間抑制するように依頼することを
特徴とする。
【0035】請求項12記載の発明によれば、請求項1
と同様の作用および効果が得られる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0037】[第1実施形態]図1は本発明に係る電力
取引システムの第1実施形態を示す構成図である。な
お、図1では、説明を簡素化するために需要家A,Bの
みを代表的に示したが、それ以上の多数の需要家が存在
するのは勿論である。その他の実施形態も同様である。
【0038】図1に示すように、送配電業者および需要
家A,Bは、それぞれ通信装置1aを有し、これらの通
信装置1aは広域通信回線1bにより双方向通信が可能
であり、各通信装置1aおよび広域通信回線1bにより
双方向通信装置1が構成され、送配電業者と需要家A,
Bとの間で双方向通信を可能としている。
【0039】また、電線路としての電力線2は、送配電
業者から需要家A,Bに電力を送配電するものであり、
送配電業者における電力線2には、潮流監視装置3が接
続され、この潮流監視装置3は送配電業者が電力線2に
送出する総電力を監視する電力計であり、送配電業者
は、この総電力の監視信号に基づいて供給計画制御装置
4により需要家A,Bに対して消費電力の抑制などの各
種制御を行う。
【0040】一方、需要家A,Bは、それぞれ消費電力
制御装置としてのデマンド制御装置5および電力消費機
器6を備え、このデマンド制御装置5は、電力線2の受
電端で需要家A,Bが電力を消費する複数の電力消費機
器6に対して通電を制御するとともに、通信装置1aと
応札装置7を構成する。この応札装置7は、デマンド制
御装置5が送配電業者の要求に応じるか否かを判断し、
その判断内容を通信装置1aおよび広域通信回線1bを
介して送配電業者に知らせるものである。
【0041】また、送配電業者と需要家A,Bとの間に
は、計量法に基づく積算電力計8が設置され、送配電業
者は積算電力計8の指示値から需要家A,Bの使用電力
量を求め、需要家A,Bに電力料金を請求する。
【0042】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0043】まず、送配電業者の供給電力が逼迫した場
合について説明する。
【0044】図2に示すように、送配電業者は、供給計
画制御装置4により需要家A,Bに対する供給電力を入
力しており、送配電業者の供給電力が逼迫して電力抑制
が必要な場合には、通信装置1aおよび広域通信回線1
bからなる双方向通信装置1を介して需要家に電力消費
抑制を提案する(ステップS1,S2)。
【0045】一方、需要家A,Bは、自己が所有する各
電力消費機器6の消費電力(デマンド)を調査して停止
することが可能な電力消費機器6があれば、その使用電
力および停止可能時間をデマンド制御装置5により求
め、これら停止可能な電力消費機器6の使用電力および
停止可能設定時間を提示して双方向通信装置1により送
配電業者に通知(応札)する(ステップS3)。
【0046】すると、送配電業者は、上記通知から必要
な電力抑制量となるように停止可能な電力消費機器6お
よび停止可能設定時間を選択し、それぞれの需要家A,
Bに対して電力消費を所定時間抑制するように双方向通
信装置1を介して該当需要家に依頼する(ステップS
4)。
【0047】この依頼を受けた需要家A,Bは、通達さ
れた所要量の電力を抑制するようにデマンド制御装置3
により該当する電力消費機器6に対して通電を制限する
(ステップS5)。また、需要家A,Bは、消費電力抑
制中あるいは抑制期間終了後、抑制電力量および抑制時
間をデマンド制御装置3から双方向通信装置1を介して
送配電業者に通知する(ステップS6)。
【0048】送配電業者は、上記依頼による抑制電力量
を記録し積算する(ステップS7)。なお、送配電業者
は、前記積算電力計8の指示値から需要家A,Bの使用
電力量を求め、電力料金を請求しており、その請求の際
に上記電力抑制量および抑制時間に対する報奨金を上記
電力料金から減額あるいは相殺する(ステップS8)。
つまり、このステップS8では、送配電業者から需要家
A,Bに上記応札に応じた電力消費の抑制に基づいて課
金する。
【0049】ここで、各需要家A,Bが提案した割引率
と抑制電力を受信した送配電業者がその内容を他の需要
家に双方向通信装置1上で公開すれば、他の需要家はそ
の提案を見て自分の提案を変更することも可能である。
【0050】すなわち、需要家A,Bが送配電業者に提
案した電力抑制量とそれに対する報奨金の額を双方向通
信装置1上で公開し、需要家A,Bが他の需要家が提案
した報奨金の額の情報を入手するとともに、自分が提案
した電力抑制量とそれに対する報奨金の額を変更して再
提案することも可能である。
【0051】また、需要家A,Bが電力抑制量とそれに
対する報奨金の額を送配電業者に提案し、この送配電業
者は電力抑制量とそれに対する報奨金の額により電力抑
制する需要家を決定するようにしてもよい。
【0052】次いで、事前に電力が不足すると予見され
る場合について説明する。
【0053】図3に示すように、送配電業者は、事前に
電力が不足すると予見される場合、供給計画制御装置4
から双方向通信装置1を介して抑制電力、抑制時刻およ
び抑制時間を需要家A,Bに提案する(ステップS1
1)。
【0054】一方、需要家A,Bは、提案された電力抑
制が可能であるか否かをデマンド制御装置5により検討
し、電力抑制の可否を双方向通信装置1により送配電業
者に通知(応札)する(ステップS12)。
【0055】送配電業者は、各需要家A,Bからの通知
を選択し、必要な電力抑制量を確保して選択した需要家
に双方向通信装置1を介して電力抑制を依頼する(ステ
ップS13)。
【0056】この依頼を受けた需要家は、通達された所
要量電力を抑制するようにデマンド制御装置5により該
当する電力消費機器6に対する通電を制限する(ステッ
プS14)。また、需要家A,Bは、消費電力抑制中あ
るいは抑制期間終了後、抑制電力量および抑制時間をデ
マンド制御装置3から双方向通信装置1を介して送配電
業者に通知する(ステップS15)。
【0057】一方、送配電業者は、前記依頼による抑制
電力量を記録し積算する(ステップS16)。なお、送
配電業者は、前記積算電力計8の指示値から需要家A,
Bの使用電力量を求め、電力料金を請求しており、その
請求の際に上記抑制電力量に対する報奨金を上記電力料
金から減額あるいは相殺する(ステップS17)。
【0058】また、電力が不足するほど切迫していなく
ても、昼休みなど電力が余剰となることが予見される場
合、送配電業者は、その時間帯に電力を消費し、午後の
消費電力を抑制するように需要家A,Bに提案すること
も可能である。
【0059】次に、送配電業者が有する供給電力が需要
電力を上回る場合について説明する。
【0060】図4に示すように、送配電業者が有する供
給電力が需要電力を上回る場合、供給計画制御装置4に
より双方向通信装置1を介して送配電業者から需要家
A,Bに電力消費が提案される(ステップS21)。
【0061】一方、需要家A,Bは、デマンド制御装置
5により通電可能な機器を調査し、受入可能電力を双方
向通信装置1を介して送配電業者に通知(応札)する
(ステップS22)。
【0062】送配電業者は、必要な余剰電力消費を選択
し、双方向通信装置1により該当する需要家に電力消費
を依頼する(ステップS23)。
【0063】この依頼を受けた需要家は、電力消費機器
6に通電して余剰電力を消費する(ステップS24)。
一方、送配電業者は、需要家に依頼した余剰電力消費量
を記録し、需要家に余剰電力消費量に応じた報奨金を決
定する(ステップS25)。この報奨金は、送配電業者
と需要家との間に設けられている積算電力計8の指示値
から決定される電力料金から減額、相殺、別リベートと
して支給される(ステップS26)。
【0064】ここで、送配電業者から需要家A,Bに電
力消費要求が提案され、この需要家A,Bが消費電力と
それに対する電力料金割引率を送配電業者に応札し、こ
の送配電業者が複数の需要家からの応札により需要家毎
に消費電力とそれに対する電力料金割引率を需要家に提
案することにより、その需要家が余剰電力を消費するよ
うにしてもよい。
【0065】また、各需要家A,Bが提案した割引率と
抑制電力を受信した送配電業者がその内容を他の需要家
に公開すれば、他の需要家はその提案を見て自分の提案
を変更することも可能である。
【0066】すなわち、需要家A,Bが送配電業者に提
案する余剰電力買取電力とそれに対する電力料金割引率
を双方向通信装置1上で公開し、需要家がその情報を参
照して自分が提案した買取電力とそれに対する割引率を
変更して再提案することも可能である。また、報奨額
は、送配電業者からの提示でもよいし、需要家A,Bか
らの応札でもよい。
【0067】さらに、事前に余剰電力が発生すると予見
される場合について説明する。
【0068】図5に示すように、事前に余剰電力が発生
すると予見される場合、送配電業者は、供給計画制御装
置4により双方向通信装置1を介して余剰電力、消費時
刻および消費時間を需要家A,Bに提案する(ステップ
S31)。
【0069】一方、需要家A,Bは提案された余剰電力
を消費可能であるかをデマンド制御装置3により検討
し、余剰電力受入の可否および条件を双方向通信装置1
により送配電業者に通知(応札)する(ステップS3
2)。
【0070】送配電業者は、各需要家A,Bからの通知
を選択し、必要な電力消費量を確保して選択した需要家
に双方向通信装置1を介して電力制御を依頼する(ステ
ップS33)。
【0071】この依頼を受けた需要家は、依頼された電
力を消費するようデマンド制御装置3により該当する電
力消費機器6に対する通電を制御する(ステップS3
4)。
【0072】また、送配電業者は、上記依頼による抑制
電力量を記録し報奨金を累計する(ステップS35)。
さらに、送配電業者は、積算電力計8の指示値から需要
家の使用電力量による電力料金請求時に報奨金を減額、
相殺あるいはリベートとして支給する(ステップS3
6)。
【0073】このように本実施形態によれば、広域の1
対多通信が可能な双方向通信装置1を介して送配電業者
が複数の需要家A,Bに電力抑制を提案する一方、その
電力を抑制可能な需要家が双方向通信装置1を介して送
配電業者に抑制可能な電力およびその時間を応札するこ
とにより、送配電業者が必要な電力抑制量を確保するこ
とができる。
【0074】また、通信システム1が双方向であるた
め、需要家A,Bが電力を抑制することが可能である場
合、送配電業者に電力抑制を逆提案することも可能とな
る。
【0075】ところで、送配電業者の理由により、一方
的に需要家A,Bの電力消費機器6を制御することは不
合理である。そのため、需要家A,Bでの電力消費を制
限したことに対する報奨を、電気料金の割引として行っ
ているものの、その割引金額が必ずしも妥当ではない。
【0076】そこで、本実施形態では、送配電業者が双
方向通信装置1を介して電力消費抑制に対する報奨を提
示することが可能であるため、報奨により電力消費機器
6を選択したり、生産計画を変更するなどして合理的な
選択が可能となる。
【0077】また、本実施形態によれば、余剰電力を有
効に消費することができるので、発電設備を発電効率が
最大となる定格出力近傍で運転することが可能となり、
運転費を削減することができる。
【0078】また、不要な余剰電力を購入すれば、市場
原理により購入する余剰電力は安価であるべきである。
しかしながら、消費電力を計測する電力計を調整するこ
とは不可能である。本実施形態では、双方向通信装置1
を介して余剰電力購入量を確認することができるため、
月極の清算時点で電力料金の割り戻しが行え、余剰電力
の分を安価にすることが可能となる。
【0079】さらに、本実施形態では、通信システム1
が双方向であるため、ある需要家が送配電業者に提示し
た余剰電力買取料金を他の需要家に通達することが可能
となる。そして、他の需要家が提示した余剰電力買取料
金を参照して自身の買取料金を提示することが可能とな
るため、市場原理による適正価格を構成することが可能
となる。
【0080】このように本実施形態によれば、送配電業
者が1対多通信が可能な双方向通信装置1を介して複数
の需要家に電力抑制を提案し、電力を抑制可能な需要家
が双方向通信装置1を介して送配電業者に削減可能な電
力とその時間を応札することにより、電力不足による送
配電系統の不安定を回避することができる上、送配電業
者は余剰の発電設備または送配電業者との買電契約を抑
制することができるので、設備費や無駄な燃料消費が抑
えられ、安価に電力を供給することが可能となる。
【0081】また、余剰電力を有効に消費できるので、
発電設備を発電効率が最大となる定格出力近傍で運転す
ることが可能であり、運転費を低下させることができ
る。
【0082】ところで、一般の電力取引システムでは、
必ずしも送配電業者に有益な個別契約ではなかったが、
本実施形態によれば、電力系統の安定化が図れ、設備の
負荷率を機器の最大効率近傍に設定することができるた
め、送配電業者に有用である一方、需要家A,Bも余剰
電力を把握することができるため、市場原理に基づいた
電力料金で受電可能となる。
【0083】[第2実施形態]図6は本発明に係る電力
取引システムの第2実施形態を示す構成図である。な
お、前記第1実施形態と同一の部分には、図1と同一の
符号を付して重複する説明を省略する。
【0084】図6に示すように、需要家A,Bには、そ
れぞれ蓄熱層などのエネルギー蓄積装置9が設置され、
需要家Aには需要家Aの発電装置10aに出力上昇を指
令する潮流制御装置11aが設けられ、この潮流制御装
置11aはデマンド制御装置5からの指令信号により動
作する。
【0085】一方、需要家Bには、発電装置10bから
自家消費分を減じて電力線2に送電するための潮流制御
装置11bが設けられ、この潮流制御装置11bもまた
デマンド制御装置5からの指令信号により動作する。し
たがって、潮流制御装置11a,11bは、送配電業者
と需要家A,Bとの間の電力通過量を制御する。
【0086】また、需要家Aに設置された積算電力計8
は、逆潮流用の積算電力計を受電用の積算電力計と兼用
する一方、需要家Bには、逆潮流用の積算電力計8aと
受電用の積算電力計8bとが別個に設置されている。
【0087】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0088】本実施形態では、需要家A,Bが送配電業
者の余剰電力を買い取り、需要家A,Bに設けられた蓄
熱層などのエネルギー蓄積装置9で消費し、送配電業者
が双方向通信装置1を通して発した電力抑制要求を需要
家A,Bが受信したとき、それぞれエネルギー蓄積装置
9に貯えられたエネルギーを用いて発電装置10a,1
0bで発電して送配電業者に逆送電可能な電力を双方向
通信装置1を介して送配電業者に通知し、送配電業者が
需要家A,Bに逆潮流を依頼することにより電力不足を
補う。
【0089】また、事前に電力不足が予想される場合に
は、送配電業者は双方向通信装置1を介して需要家A,
Bに蓄積エネルギー量とその放出時刻を提案し、需要家
A,Bは電力蓄積が可能な場合、双方向通信装置1を介
して送配電業者に応札する。
【0090】送配電業者は、必要な電力蓄積量を選択し
て、需要家A,Bにエネルギー蓄積量とその放出時刻を
依頼する。需要家A,Bは、エネルギー蓄積装置9にエ
ネルギーを蓄積し、所定時刻に蓄積エネルギーを電力と
して送配電業者に逆潮流させる。
【0091】なお、逆潮流のエネルギー源は、送配電業
者からのエネルギーを蓄積するだけではなく、需要家
A,B自身が所有する発電装置10a,10bでもよ
い。
【0092】また、本実施形態では、送配電業者の電力
が不足し、その送配電業者から受電している事業所に電
力抑制余力がない場合、他の送配電業者あるいは同一の
送配電業者の他系統に接続されている同一需要家の他事
業所から電力を逆潮流させ、電力が不足している送配電
業者の回線を含め少なくとも1つ以上の送配電回線、ま
たはその送配電業者を含む複数の送配電業者を介して不
足している送配電系統に電力を逆潮流させ、この逆潮流
させた電力を不足している送配電系統の抑制電力と見倣
すことにより、不足系統を安定させることができる。
【0093】ここで、逆潮流の電力を供給するには、他
事業所の発電設備でもエネルギー蓄積装置9でも、ある
いは消費電力抑制でもよい。逆潮流電力や消費抑制電力
は、双方向通信装置1により他事業所から少なくとも1
つの送配電業者に通知され、電力が不足している送配電
業者は、他事業所の系統から融通された電力を、その事
業所の抑制電力と見倣し、他事業所に接続されている送
配電業者は、その電力に応ずる委託手数料を他事業所の
電力料金に上乗せする。
【0094】すなわち、発電設備を備えた電力需要に余
裕のある系統から電力需要が逼迫している系統の事業所
に電力を送り、または融通する場合、余裕のある系統か
ら逼迫している系統への送電は送配電業者が行う。
【0095】ここで、電力は損失なしで送れるものでは
なく、余裕のある系統で抑制し、または発電した電力と
逼迫した系統が受け取る電力とが等しくないので、抑制
した電力料金であると、実益となる電力量以上の割引と
なる。
【0096】また、余裕のある系統から逼迫した系統ま
での送電にかかる費用が送配電業者の負担となってしま
う。そのため、送電にかかる費用と送電途中で損失する
電力量の費用を委託手数料として需要家から徴収するこ
とにより、正しい割引料金となるように調整する。
【0097】ところで、需要電力が予想より少ない場
合、汽カシステムの蒸気を廃棄する必要があり、発電量
に対する燃料費が上昇する。蒸気を有効に利用するため
には、発電した電力を貯えればよい。電力を電力として
貯えるのは困難であるが、温水器や油圧ポンプ、ヒート
ポンプのコンプレッサなど、余分に通電させても動作に
支障が少ない機器もある。需要電力が急減した場合や送
電線の事故系統切り離しなどで余剰電力が生じた場合、
前記機器に通電することにより系統の安定化を図ること
ができる。
【0098】このように本実施形態によれば、需要家
A,Bは余剰電力を買い取り、蓄熱槽などに貯えるが、
この時のエネルギー形態は必ずしも熱や電力である必要
はないし、不可逆的である必要もない。熱エネルギーと
して貯えた電力を、送配電業者の電力が不足となった場
合、熱電素子や低温媒体によるタービンにより電力に逆
変換し、送配電業者に逆送電することが可能である。
【0099】また、本実施形態によれば、双方向通信装
置1が広域であれば、複数の受電点を有する需要家A,
Bは、ある受電点で電力抑制することができなくても他
の受電点で需要家から送配電業者に逆送電可能であれ
ば、他の受電点から送配電業者に逆潮流し、その分を他
の受電点での電力抑制量として換算することも可能であ
る。
【0100】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
ることなく、種々の変更が可能である。例えば、双方向
通信装置1は、送配電業者と需要家のみを接続するもの
ではなく、他の通信者と共用しても十分であり、インタ
ーネットなどの広域通信網を利用すれば通信回線の負担
が少なくなる。
【0101】また、この場合には、如何なる者でもこの
システムに参加することができるので、小電力しか消費
しない一般家庭でも参加可能である。この一般家庭での
電力抑制可能機器としては、エアコンディショナや温水
器などが適当であり、送配電業者から電力抑制依頼を受
けて外出時間を決めるなど、電力抑制に十分な効果を奏
する。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
配電業者が1対多通信が可能な双方向通信装置を介して
複数の需要家に電力抑制を提案し、電力を抑制可能な需
要家が双方向通信装置を介して送配電業者に削減可能な
電力とその時間を応札することにより、電力不足による
送配電系統の不安定を回避することができる上、送配電
業者は余剰の発電設備または発電業者との買電契約を抑
制することができるので、設備費や無駄な燃料消費が抑
えられ、安価に電力を供給することが可能となる。
【0103】また、余剰電力を有効に消費できるので、
発電設備を発電効率が最大となる定格出力近傍で運転す
ることが可能であり、運転費を低下させることができ
る。
【0104】さらに、本発明によれば、電力系統の安定
化が図れ、設備の負荷率を機器の最大効率近傍に設定す
ることができるため、送配電業者に有用である一方、需
要家も余剰電力を把握することができるため市場原理に
基づいた電力料金で受電可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力取引システムの第1実施形態
を示す構成図。
【図2】第1実施形態の作用を示すフローチャート。
【図3】第1実施形態の作用を示すフローチャート。
【図4】第1実施形態の作用を示すフローチャート。
【図5】第1実施形態の作用を示すフローチャート。
【図6】本発明に係る電力取引システムの第2実施形態
を示す構成図。
【符号の説明】
1 双方向通信装置 1a 通信装置 1b 広域通信回線 2 電力線 3 潮流監視装置 4 供給計画制御装置 5 デマンド制御装置(消費電力制御装置) 6 電力消費機器 7 応札装置 8 積算電力計 9 エネルギー蓄積装置 10a,10b 発電装置 11a,11b 潮流制御装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送配電業者から複数の需要家に電力を送
    配電する電力線と、この電力線の受電端で前記需要家が
    電力を消費する電力消費機器と、この電力消費機器に対
    する消費電力を前記需要家が制御する消費電力制御装置
    と、前記送配電業者と前記需要家とを双方向に通信可能
    な双方向通信装置と、前記送配電業者から前記双方向通
    信装置を介して前記需要家に電力消費抑制を提案する手
    段と、この電力消費抑制の提案に応じて前記需要家が消
    費抑制可能な電力および設定時間を提示して前記双方向
    通信装置を介して前記送配電業者に応札する手段と、前
    記送配電業者から前記需要家に前記応札に応じた電力消
    費の抑制に基づき課金する手段とを備えたことを特徴と
    する電力取引システム。
  2. 【請求項2】 事前に電力が不足すると予見される場
    合、前記送配電業者から前記需要家に抑制電力および抑
    制時間を提案する一方、前記需要家が電力抑制の可否を
    前記送配電業者に応札することを特徴とする請求項1記
    載の電力取引システム。
  3. 【請求項3】 前記需要家が電力抑制量とそれに対する
    報奨金の額を前記送配電業者に提案し、この送配電業者
    は電力抑制量とそれに対する報奨金の額により電力抑制
    する需要家を決定することを特徴とする請求項1記載の
    電力取引システム。
  4. 【請求項4】 前記需要家が前記送配電業者に提案した
    電力抑制量とそれに対する報奨金の額を前記双方向通信
    装置上で公開し、前記需要家は他の需要家が提案した報
    奨金の額の情報を入手するとともに、自分が提案した電
    力抑制量とそれに対する報奨金の額を変更して再提案す
    ることを特徴とする請求項1記載の電力取引システム。
  5. 【請求項5】 送配電業者から複数の需要家に電力を送
    配電する電力線と、この電力線の受電端で前記需要家が
    電力を消費する電力消費機器と、この電力消費機器に対
    する消費電力を前記需要家が制御する消費電力制御装置
    と、前記送配電業者と前記需要家とを双方向に通信可能
    な双方向通信装置と、前記送配電業者から前記双方向通
    信装置を介して前記需要家に電力消費要求を提案する手
    段と、前記需要家の状況により前記電力消費要求の受入
    可能電力を前記双方向通信装置を介して前記送配電業者
    に応札する手段と、前記送配電業者から前記需要家に余
    剰電力を消費するように依頼する手段とを備えたことを
    特徴とする電力取引システム。
  6. 【請求項6】 事前に余剰電力が発生すると予見される
    場合、前記送配電業者から前記需要家に余剰電力、消費
    時刻および消費時間を提案する一方、前記需要家が余剰
    電力受入の可否を前記送配電業者に応札することを特徴
    とする請求項5記載の電力取引システム。
  7. 【請求項7】 前記送配電業者から前記需要家に電力消
    費要求が提案され、この需要家が消費電力とそれに対す
    る電力料金割引率を前記送配電業者に応札し、この送配
    電業者が複数の需要家からの応札により前記需要家毎に
    消費電力とそれに対する電力料金割引率を需要家に提案
    することにより、その需要家が余剰電力を消費すること
    を特徴とする請求項5記載の電力取引システム。
  8. 【請求項8】 前記需要家が前記送配電業者に提案する
    余剰電力買取電力とそれに対する電力料金割引率を前記
    双方向通信装置上で公開し、前記需要家がその情報を参
    照して自分が提案した買取電力とそれに対する割引率を
    変更して再提案することを特徴とする請求項5記載の電
    力取引システム。
  9. 【請求項9】 送配電業者から買い取った余剰電力をエ
    ネルギーとして需要家が貯えるエネルギー蓄積装置と、
    前記送配電業者と前記需要家とを双方向に通信可能な双
    方向通信装置とを備え、前記需要家は、前記送配電業者
    から前記双方向通信装置を介して発する電力抑制要求を
    受信したとき、前記エネルギー蓄積装置に貯えられたエ
    ネルギーにより発電した電力を前記送配電業者に逆潮流
    させることを特徴とする電力取引システム。
  10. 【請求項10】 需要家に設置され自らの最大電力需要
    量より小さい発電量の発電設備と、送配電業者から前記
    需要家に不足電力を供給する電力線と、前記送配電業者
    と前記需要家とを双方向に通信可能な双方向通信装置
    と、前記送配電業者と前記需要家との間の電力通過量を
    制御する潮流制御装置とを備え、前記送配電業者からの
    提案により前記需要家内の電力消費を抑制して余剰電力
    を作り、その余剰電力を前記送配電業者に逆潮流させる
    ことを特徴とする電力取引システム。
  11. 【請求項11】 異なる複数の個所に設置され需要家が
    電力を消費する電力消費機器と、送配電業者から前記需
    要家の複数の電力消費機器に電力を供給する電力線と、
    前記送配電業者と前記需要家とを双方向に通信可能な双
    方向通信装置と、前記需要家の少なくとも1個所に前記
    需要家から前記送配電業者に電力を逆潮流させる発電設
    備およびエネルギー蓄積装置のいずか一方とを備え、前
    記需要家の他の電力消費個所に対する電力抑制要求に対
    し逆潮流可能な電力消費個所から前記送配電業者に電力
    を逆潮流させることを特徴とする電力取引システム。
  12. 【請求項12】 送配電業者から双方向通信装置を介し
    て需要家に電力消費抑制を提案し、この電力消費抑制要
    求に応じて前記需要家が消費抑制可能な電力および時間
    を前記双方向通信装置を介して前記送配電業者に通知
    し、前記送配電業者から前記需要家に電力消費を所定時
    間抑制するように依頼することを特徴とする電力取引方
    法。
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