JP2015122836A - 電力管理装置、電力管理方法及びプログラム - Google Patents

電力管理装置、電力管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特に共有設備などに依存しなくとも再生可能エネルギー対応発電装置の余剰電力を消費できるようにする。【解決手段】複数の需要家施設による総合の消費電力を予測する消費電力予測部と、複数の需要家施設のうちの少なくとも一部において備えられる再生可能エネルギー対応発電装置による総合の発電電力を予測する発電電力予測部と、予測された消費電力と予測された発電電力とに基づいて発電電力の余剰についての状態を予測する余剰状態予測部と、余剰状態予測部により、消費電力に対する余剰電力が発電電力において発生する状態となることが予測されるのに応じて、複数の需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから、発電電力における余剰電力を供給すべき対象負荷を決定する対象負荷決定部とを備えて電力管理装置を構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、電力管理装置、電力管理方法及びプログラムに関する。
近年、太陽電池などをはじめとした再生可能エネルギー(自然エネルギー)を利用する発電装置を分散型電源装置の1つとして備える電源供給システムが普及してきている(例えば、特許文献1参照)。
現状においては、余剰電力買取制度、全量固定買取制度等が策定されたことにより、住宅を新築するにあたっての太陽電池(太陽光発電パネル)の設置がほぼ定常化してきているような状況にある。具体的に、分譲住宅地などにおいては全体における7〜9割程度の住宅に太陽電池が設置されている。
また、技術面では住宅向けの太陽電池においても大容量化が推し進められている傾向にある。
特開2012−10559号公報
太陽電池の発電電力は気象条件などに応じて大きく変動する。このために、例えば日中が晴天で太陽光が強いようなときには、太陽電池の発電電力が住宅で必要な電力を超える可能性がある。この場合には、分散型電源の発電電力に余剰分の電力(余剰電力)が生じることになる。
上記のように太陽電池の発電電力に余剰電力が生じた場合には売電を行うことになる。しかし、前述のように太陽電池の普及率は高くなっており、かつ、太陽電池の大容量化も図られている。このような状況では、同じ時間帯に集中して各住宅の太陽電池に相当の余剰電力が生じやすくなる。このような場合、例えば、系統電圧がほぼ既定範囲の上限値にまで上昇してしまう可能性も高く、必ずしも売電のために系統に電力を供給できるとは限らない。
そこで、蓄電池を備えれば、太陽電池の余剰電力を蓄電池に充電させることが可能になる。ただし、蓄電池は高価であることから、太陽電池の余剰電力を吸収するのに十分な容量の蓄電池を増設していくには相当のコストがかかる。また、蓄電池は比較的大型な設備であるために、敷地内に設置場所を確保することも必要になる。このように蓄電池の導入にはコストや設置場所を考慮する必要があるため、容易に増設することも困難な場合がある。
例えば特許文献1においては、複数の太陽電池が連系する電力供給システムにおいて負荷が消費しきれない太陽電池の余剰電力を、散水装置に供給するようにしている。
しかし、散水装置は共有設備である。例えば分譲住宅地などでは散水装置のような大規模な共有設備が近隣に設置されているとは限らない。つまり、特許文献1の構成では、大規模な共有の負荷の無い環境のもとでは、太陽電池の余剰電力を利用する機会を得ることが難しい。
そして、太陽電池の余剰電力が消費できない場合には、太陽電池の出力を抑制することになる。この場合、太陽電池の発電電力を十分に有効利用できないことになる。例えば相当のコストを伴って太陽電池を導入したことを考慮すれば、太陽電池によって発電された電力はできるだけ有効に消費されることが好ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、特に共有設備などに依存しなくとも再生可能エネルギー対応発電装置の余剰電力を消費できるようにして、再生可能エネルギー対応発電装置の発電電力の有効利用が促進されるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、複数の需要家施設による総合の消費電力を予測する消費電力予測部と、前記複数の需要家施設のうちの少なくとも一部において備えられる再生可能エネルギー対応発電装置による総合の発電電力を予測する発電電力予測部と、前記消費電力予測部により予測された消費電力と、前記発電電力予測部により予測された発電電力とに基づいて、前記発電電力の余剰についての状態を予測する余剰状態予測部と、前記余剰状態予測部により、前記消費電力に対する余剰電力が前記発電電力において発生する状態となることが予測されるのに応じて、前記複数の需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから、前記発電電力における余剰電力を供給すべき対象負荷を決定する対象負荷決定部とを備える電力管理装置である。
本発明の一態様は、上記の電力管理装置であって、前記対象負荷決定部により決定された対象負荷が電力を消費するように制御する運転制御部をさらに備えてもよい。
本発明の一態様は、上記の電力管理装置であって、前記対象負荷決定部により決定された対象負荷を備える需要家施設のユーザの端末に、前記対象負荷が前記余剰電力の消費のために運転されることを予告する予告情報を送信する予告情報送信制御部をさらに備えてもよい。
本発明の一態様は、上記の電力管理装置であって、前記余剰状態予測部により前記余剰電力が発生する状態となることが予測されるのに応じて、前記需要家施設ごとのユーザの端末に、前記余剰電力の消費のための負荷の稼働を依頼する稼働依頼情報を送信し、稼働依頼情報の受信に応じて前記端末から送信される承諾の回答を示す承諾通知を受信するユーザ対応通信制御部をさらに備え、前記対象負荷決定部は、前記承諾通知を送信した端末のユーザに対応する需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから前記対象負荷を決定してもよい。
本発明の一態様は、上記の電力管理装置であって、前記ユーザ対応通信制御部は、前記対象負荷決定部により決定された対象負荷について電力消費が可能な状態とするための操作をユーザに依頼する操作依頼情報を、前記対象負荷を備える需要家施設のユーザの端末に送信してもよい。
本発明の一態様は、複数の需要家施設による総合の消費電力を予測する消費電力予測ステップと、前記複数の需要家施設のうちの少なくとも一部において備えられる再生可能エネルギー対応発電装置による総合の発電電力を予測する発電電力予測ステップと、前記消費電力予測ステップにより予測された消費電力と、前記発電電力予測ステップにより予測された発電電力とに基づいて、前記発電電力の余剰についての状態を予測する余剰状態予測ステップと、前記余剰状態予測ステップにより、前記消費電力に対する余剰電力が前記発電電力において発生する状態となることが予測されるのに応じて、前記複数の需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから、前記発電電力における余剰電力を供給すべき対象負荷を決定する対象負荷決定ステップとを備える電力管理方法である。
本発明の一態様は、コンピュータに、複数の需要家施設による総合の消費電力を予測する消費電力予測ステップと、前記複数の需要家施設のうちの少なくとも一部において備えられる再生可能エネルギー対応発電装置による総合の発電電力を予測する発電電力予測ステップと、前記消費電力予測ステップにより予測された消費電力と、前記発電電力予測ステップにより予測された発電電力とに基づいて、前記発電電力の余剰についての状態を予測する余剰状態予測ステップと、前記余剰状態予測ステップにより、前記消費電力に対する余剰電力が前記発電電力において発生する状態となることが予測されるのに応じて、前記複数の需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから、前記発電電力における余剰電力を供給すべき対象負荷を決定する対象負荷決定ステップとを実行させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、特に共有設備などに依存しなくとも再生可能エネルギー対応発電装置の余剰電力を消費できるようになり、再生可能エネルギー対応発電装置の発電電力の有効利用が促進されるという効果が得られる。
第1実施形態における電力管理システムの全体構成例を示す図である。 第1実施形態における電力管理装置の構成例を示す図である。 第1実施形態における電力消費履歴情報記憶部が記憶する電力消費履歴情報の構造例を示す図である。 第1実施形態における発電電力履歴情報記憶部が記憶する発電電力履歴情報の構造例を示す図である。 第1実施形態における施設別機器情報記憶部が記憶する施設別機器情報の構造例を示す図である。 第1実施形態における電力管理装置が実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第2実施形態における電力管理装置の構成例を示す図である。 第2実施形態における電力管理装置が実行する処理手順例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
[電力管理システムの全体構成例]
図1は、本実施形態における電力管理システムの全体構成例を示している。本実施形態における電力管理システムは、例えば、所定の地域範囲における複数の需要家に対応する住宅、商業施設、産業施設などの需要家施設における電力を一括して管理するものである。このような電力管理システムは、例えばTEMS(Town Energy Management System)やCEMS(Community Energy Management System)などといわれるものに対応する。
本実施形態の電力管理システムは、図1において電力管理地域1として示す一定範囲の地域における需要家施設10ごとの電気設備を対象として電力管理を行う。需要家施設10は、例えば、住宅、商業施設、あるいは産業施設などに該当する。これらの需要家施設10には、それぞれ商用電源2が分岐して供給される。
同図においては、或る1つの需要家施設10が備える電気設備が示されている。同図において示される1つの需要家施設10は、太陽電池101(再生可能エネルギー対応発電装置の一例)、パワーコンディショナ102、蓄電池103、インバータ104、電力経路切替部105、負荷106−1〜106−N及び施設別制御部107を備える。なお、以降の説明において、負荷106−1〜106−Nのそれぞれについて特に区別しない場合には、負荷106と記載する。
太陽電池101は、光起電力効果により光エネルギーを電力に変換する電力発生装置である。太陽電池101は、例えば需要家施設10の屋根などのように太陽光を効率的に受けられる場所に設置されることで、太陽光を電力に変換する。
パワーコンディショナ102は、太陽電池101から出力される直流の電力を交流に変換する。
蓄電池103は、充電のために入力される電力を蓄積し、また、蓄積した電力を放電して出力する。この蓄電池103には、例えばリチウムイオン電池などを採用することができる。
インバータ104は、蓄電池103ごとに対応して備えられるもので、蓄電池103に充電するための電力の交流直流変換または蓄電池103から放電により出力される電力の直流交流変換を行う。つまり、蓄電池103が入出力する電力の双方向変換を行う。
具体的に、蓄電池103に対する充電時には、商用電源2またはパワーコンディショナ102から電力経路切替部105を介して充電のための交流の電力がインバータ104に供給される。インバータ104は、このように供給される交流の電力を直流に変換し、蓄電池103に供給する。
また、蓄電池103の放電時には、蓄電池103から直流の電力が出力される。インバータ104は、このように蓄電池103から出力される直流の電力を交流に変換して電力経路切替部105に供給する。
電力経路切替部105は、施設別制御部107の制御に応じて電力経路の切り替え行う。この際、施設別制御部107は、電力管理装置200の指示に応じて、電力経路切替部105を制御することができる。
上記の制御に応じて、電力経路切替部105は、同じ需要家施設10において、商用電源2を負荷106に供給するように電力経路を形成することができる。
また、電力経路切替部105は、同じ需要家施設10において、太陽電池101により発生された電力をパワーコンディショナ102から負荷106に供給するように電力経路を形成することができる。
また、電力経路切替部105は、同じ需要家施設10において、商用電源2と太陽電池101の一方または両方から供給される電力をインバータ104経由で蓄電池103に充電するように電力経路を形成することができる。
また、電力経路切替部105は、同じ需要家施設10において、蓄電池103から放電により出力させた電力を、インバータ104経由で負荷106に供給するように電力経路を形成することができる。
さらに、電力経路切替部105は、太陽電池101により発生された電力を、例えば商用電源2の電力系統を経由して、他の需要家施設10における蓄電池に対して供給するように電力経路を形成することができる。
また、電力経路切替部105は、蓄電池103の放電により出力される電力を、他の需要家施設10における負荷106に供給するように電力経路を形成することができる。
負荷106−1〜負荷106−Nは、需要家施設10において自己の動作のために電力を消費する所定の機器や設備などである。なお、需要家施設10ごとに備える負荷の数はそれぞれが異なっていて構わない。
施設別制御部107は、需要家施設10における電気設備(太陽電池101、パワーコンディショナ102、蓄電池103、インバータ104、電力経路切替部105及び負荷106)を制御する。
電力管理装置200は、電力管理地域1に属する需要家施設10全体における電気設備を対象として電力制御を実行する。このために、図1における電力管理装置200は、需要家施設10における施設別制御部107の各々と相互に通信が可能なように接続される。これにより、電力管理装置200は、施設別制御部107に対する制御によって、その施設別制御部107の管理下にある電気設備を制御することができる。
なお、例えば施設別制御部107を省略して、電力管理装置200が各需要家施設10における電気設備などを直接制御するようにしてもよい。しかし、本実施形態では、電力管理装置200と施設別制御部107を備えた構成として、電力管理地域1全体と、需要家施設10とで制御を階層化することにより、電力管理装置200の制御の複雑化を回避している。
また、電力管理地域1内の需要家施設10の一部において、例えば太陽電池101や、蓄電池103を備えないものがあってもよい。
具体的には、電力管理地域1において、太陽電池101と蓄電池103とのいずれも備えない需要家施設10があってもよいし、太陽電池101と蓄電池103のうちのいずれか一方を備える需要家施設10があってもよい。
太陽電池101の発電電力は、日照条件に応じて変動する。特に日中において晴天の状態であれば太陽電池101は大きな発電電力を出力する。その一方で、例えば需要家施設10において稼働している負荷106が少ないなどして、負荷106により消費される電力が少ないような状態となる場合がある。このような場合、需要家施設10においては、太陽電池101の発電電力のうちで負荷106により消費されない余剰分の電力(余剰電力)が生じる。
このような余剰電力は、例えば蓄電池103に充電することができる。しかし、余剰電力が比較的大きいような場合には、蓄電池103に充電してもなお余剰電力が残る場合もあると考えられる。
蓄電池にも充電できない余剰電力については売電すればよいということになる。しかし、太陽電池101の発電電力は日照条件に依存する。電力管理地域1は限られた地域範囲であることから、電力管理地域1における需要家施設10ごとの日照条件はほぼ同様であるとみてよい。
このために、電力管理地域1において備えられる太陽電池101の発電電力は、ほぼ同じようなタイミングで変動する。従って、ある1つの需要家施設10において太陽電池101に余剰電力が生じているときには、他の需要家施設10においても余剰電力が生じているような状態となる可能性が高い。
上記のように同時に複数の太陽電池101に余剰電力が生じた場合、これらの太陽電池101の余剰電力を商用電源2の系統に接続した場合には、商用電源2の系統の電圧が規定範囲の上限値(例えば107V)となる可能性が高くなる。一方、パワーコンディショナ102は規定範囲の上限値よりも高い電圧に調整することできない。このために、商用電源2の系統の電圧が規定範囲の上限値にまで到達した場合には、余剰電力を商用電源2の系統に出力できず、売電が行えないことになる。
このように、太陽電池101の余剰電力の売電は常に行えるとは限らない。そのうえで、太陽電池は大容量化が推し進められている状況にある。このために、電力管理地域1において太陽電池101を備える需要家施設10の比率が多くなり、また、大容量の太陽電池101が大容量化されるのに伴い、売電できない場合が生じる可能性はさらに高くなる。
上記のように太陽電池101の余剰電力が消費されない場合には、パワーコンディショナ102が太陽電池101の発電電力を抑制して出力するように動作する。この場合には、太陽電池101側で発生された電力を強制的に抑制していることから、発電電力の一部が無効化しているといえる。太陽電池101を備えている以上、太陽電池101の発電電力を抑制することなく有効に利用できるようにすることが好ましい。
そこで、本実施形態の電力管理装置200は、以下に説明するように、電力管理地域1において生じた太陽電池101の余剰電力を電力管理地域1における負荷106に分配することによって、太陽電池101の余剰電力の有効利用を図る。
[電力管理装置の構成]
図2は、蓄電池103への充放電動作を制御するための電力管理装置200の構成例を示している。
同図に示す電力管理装置200は、通信部201、履歴情報管理部202、消費電力予測部203、発電電力予測部204、余剰状態予測部205、対象負荷決定部206、運転制御部207、予告情報送信制御部208及び記憶部209を備える。
通信部201は、通信網経由で各需要家施設10における施設別制御部107と通信を実行する。通信部201が対応する通信網は、例えばインターネットなどのネットワークであってもよいし、専用線を用いた通信網であってもよい。
履歴情報管理部202は、電力管理地域1における電力に関する履歴情報を管理する。具体的に、履歴情報管理部202は、記憶部209の電力消費履歴情報記憶部291が記憶する電力消費履歴情報を管理する。また、履歴情報管理部202は、記憶部209の発電電力履歴情報記憶部292が記憶する発電電力履歴情報を管理する。
電力消費履歴情報記憶部291が記憶する電力消費履歴情報は、各需要家施設10において消費された日ごとの電力を示す情報である。また電力消費履歴情報は、日ごとにおいては所定時間ごとに消費された電力を示す。
履歴情報管理部202は、通信部201経由での通信によって、各需要家施設10における施設別制御部107から消費電力情報を所定時間ごとに取得する。ここで、施設別制御部107が送信する消費電力情報は、例えば対応の需要家施設10における負荷106−1〜106−Nによる総合の消費電力であればよい。
履歴情報管理部202は、通信部201経由で各需要家施設10から取得した消費電力情報に基づいて、各需要家施設10についての電力消費履歴情報を作成する。このように作成される電力消費履歴情報として、1日分の電力消費履歴情報には、所定時間ごとに対応する消費電力が示される。また、1日分の電力消費履歴情報には、例えば当日における所定の時間帯ごとの天気(気象)の情報が対応付けられる。
履歴情報管理部202は、作成した電力消費履歴情報を記憶部209における電力消費履歴情報記憶部291に記憶させる。このように、履歴情報管理部202は電力消費履歴情報を管理する。
発電電力履歴情報記憶部292が記憶する発電電力履歴情報は、各太陽電池101の日ごとの発電電力を示す情報である。発電電力履歴情報は、日ごとの情報として、所定時間ごとの発電電力を示す。
履歴情報管理部202は、通信部201経由での通信によって、太陽電池101を備える需要家施設10における施設別制御部107のそれぞれから発電電力情報を所定時間ごとに取得する。
発電電力情報は、太陽電池101が所定時間ごとに発電した電力を示す。また、発電電力情報は、蓄電池103を備える需要家施設10の太陽電池101については、太陽電池101から蓄電池103に充電した充電電力の情報も含む。
履歴情報管理部202は、通信部201経由で太陽電池101を備える各需要家施設10から取得した発電電力情報に基づいて、太陽電池101ごとに対応した発電電力履歴情報を作成する。このように作成される発電電力履歴情報として、1日分の発電電力履歴情報には、所定時間ごとに対応する発電電力が示される。また、発電電力履歴情報には、当日の所定時間ごとの天気を示す情報が対応付ける。
履歴情報管理部202は、作成した発電電力履歴情報を記憶部209における発電電力履歴情報記憶部292に記憶させる。このように、履歴情報管理部202は発電電力履歴情報を管理する。
消費電力予測部203は、電力管理地域1における複数の需要家施設10による総合の消費電力を予測する。具体的に、消費電力予測部203は、電力消費履歴情報記憶部291に記憶される電力消費履歴情報に基づいて、先ず、各需要家施設10の消費電力を予測する。消費電力予測部203は、各需要家施設10の消費電力として所定時間ごとの消費電力を予測する。予測にあたり、消費電力予測部203は、電力消費履歴情報のうちで、例えば予測対象日とほぼ同じ時期(季節)であって、かつ、予測対象日において予報される天気とほぼ同じ天気と対応付けられた電力消費履歴情報を利用する。
そして、消費電力予測部203は、需要家施設10ごとに予測された消費電力に基づいて、予測対象日における複数の需要家施設10による総合の消費電力を所定時間ごとに予測する。最も単純な例の1つとして、消費電力予測部203は、需要家施設10ごとに予測された消費電力の総計を所定時間ごとに求め、求めた総計を、複数の需要家施設10による総合の消費電力の予測結果とすればよい。
発電電力予測部204は、電力管理地域1における複数の需要家施設10のうちの少なくとも一部において備えられる太陽電池101による総合の発電電力を予測する。
このために、発電電力予測部204は、記憶部209の発電電力履歴情報記憶部292に記憶される発電電力履歴情報を利用する。
発電電力履歴情報は、前述のように、太陽電池101ごとについての1日単位の発電電力を所定時間ごとに示す。また、発電電力履歴情報には、該当日の天気を示す情報が所定時間ごとに対応付けられている。
発電電力予測部204は、予測対象日の天気予報に基づいて、発電電力履歴情報のうちから、予測対象日とほぼ同じ時期(季節)であって、かつ、予測対象日において予報される天気とほぼ同じ天気と対応付けられた発電電力履歴情報を取得する。発電電力予測部204は取得した発電電力履歴情報のそれぞれが示す発電電力に基づいて、予測対象日の発電電力を所定時間ごとに予測する。
余剰状態予測部205は、消費電力予測部203により予測された消費電力と、発電電力予測部204により予測された発電電力とに基づいて、発電電力の余剰についての状態(余剰状態)を予測する。
ここでの発電電力の余剰状態とは、予測対象日における余剰電力の値の所定時間ごとの変化である。即ち、余剰状態予測部205は、予測対象日における所定時間ごとの余剰電力を予測する。
一定時間ごとの余剰電力は、同じ時間ごとにおける発電電力の予測値から消費電力の予測値を減算することにより求められる。さらに、太陽電池101から蓄電池103に充電が行われた際には、電力管理地域1における総合の充電電力も発電電力から減算することによって余剰電力が求められる。
本実施形態においては前述のように発電電力履歴情報には充電電力の情報も含められる。そこで、発電電力予測部204は、発電電力履歴情報における充電電力の情報に基づいて予測日における一定時間ごとの充電電力も予測する。そして、発電電力予測部204は、所定時間ごとに、発電電力の予測値から消費電力の予測値と充電電力の予測値とを減算することによって、所定時間ごとの余剰電力の値を求める。このように求められた所定時間ごとの余剰電力の値が余剰状態についての予測結果である。
対象負荷決定部206は、余剰状態予測部205により発電電力が消費電力に対して余剰する状態となることが予測されるのに応じて、以下の処理を実行する。即ち、対象負荷決定部206は、複数の需要家施設10のそれぞれが備える負荷106のうちから、余剰電力を供給すべき対象の負荷106(対象負荷)を決定する。
発電電力が消費電力に対して余剰する状態とは、電力管理地域1全体として発電電力による余剰電力が生じている状態である。
前述のように、余剰状態予測部205は、所定時間ごとに余剰電力の値を予測する。そして、余剰状態予測部205は、余剰電力の値が正である時間のそれぞれについて余剰電力が発生すると予測する。
対象負荷決定部206は、上記のように得られる余剰状態予測部205の予測結果に基づいて、余剰電力が発生すると予測された時間ごとに対象負荷を決定する。
対象負荷決定部206は、対象負荷を決定するにあたり、施設別機器情報記憶部293が記憶する施設別機器情報を利用する。
本実施形態においては、需要家施設10のユーザのそれぞれが、余剰電力を消費するために運転されることを許可した負荷106としての機器を予め登録する。
施設別機器情報は、このように登録された機器についての情報である。即ち、施設別機器情報は、需要家施設10ごとにおいて余剰電力の消費のための運転が許可されている機器についての情報である。施設別機器情報は、機器ごとの情報において、例えば運転を許可する時間帯と消費電力の情報が含まれる。
ここで、ユーザが余剰電力の消費を許可する機器を登録するにあたっては、例えば冷蔵庫などのように定常的に動作させることが必要な機器ではなく、必要に応じて稼働される機器を登録の候補とする。一例として、登録の候補となる機器としては、例えば給湯機器、空調機器、蓄電池103、空気清浄器などを挙げることができる。
対象負荷決定部206は、先ず施設別機器情報から、余剰電力が発生すると予測された時間に応じた時間帯での運転が許可されている機器を選択する。対象負荷決定部206は、このように時間に基づいて選択した機器のうちから、さらに、所定の選択規則に従って、合計の消費電力が余剰電力以上となるまで、順次機器を選択していく。このように選択された1以上の機器が対象負荷である。
なお、対象負荷決定部206は、余剰電力が発生している太陽電池101を備える需要家施設10の近隣に位置していることで商用電源2の系統の接続距離が短い需要家施設10の機器を優先して対象負荷として選択していくようにしてもよい。また、対象負荷決定部206は、余剰電力が発生している太陽電池101を備える需要家施設10と同じ商用電源2の配線系統により接続される需要家施設10の機器を優先して選択していくようにしてもよい。
さらに、同じ需要家施設10内の機器を選択するにあたっては、例えば需要家施設10内での太陽電池101までの配線距離が近いもの、あるいは太陽電池101までの配線抵抗が小さいものを対象負荷として選択していくこともできる。
対象負荷決定部206は、運転計画記憶部294が記憶する予測日の運転計画について、上記のように決定された対象負荷についての運転制御も含まれるように変更する。なお、運転計画記憶部294が記憶する運転計画は、例えば、管理者が作成したものであってもよいし、過去における各需要家施設10における電力使用の履歴などに基づいて電力管理装置200、あるいは他の装置により作成されたものであってもよい。
運転制御部207は、運転計画記憶部294が記憶する運転計画に従って、各需要家施設10における負荷106、蓄電池103などの運転制御を実行する。運転制御部207は、運転制御にあたり、各需要家施設10における施設別制御部107に対して配下の負荷106、蓄電池103などの運転を指示する。施設別制御部107は指示に応じて配下の負荷106や蓄電池103などの運転を制御する。このようにして、電力管理地域1において運転計画に従った運転制御が実現される。
そして、前述のように対象負荷決定部206により決定された対象負荷の運転が反映された運転計画に基づいて運転制御部207が運転制御を行うことにより、例えば、しかるべき時間帯において対象負荷のそれぞれの電源がオンとなって稼働する状態となる。
このように対象負荷が稼働することにより、対象負荷によっては、余剰電力に相当する電力が追加的に消費される。これにより、余剰電力が抑制されるため、太陽電池101の発電電力を抑制することなく有効に利用することができる。
予告情報送信制御部208は、対象負荷決定部206により決定された対象負荷を備える需要家施設10のユーザの端末に、対象負荷が余剰電力の消費のために運転されることを予告する予告情報を送信する。
予告情報送信制御部208は、予告情報を送信するにあたり、施設別機器情報記憶部293が記憶する施設別機器情報を利用する。
また、予告情報送信制御部208は、予告情報を送信するにあたり、運転計画記憶部294が記憶する運転計画において示される、対象負荷としての機器についての運転計画の内容を利用する。
また、予告情報送信制御部208は、予告情報を送信するにあたり、ユーザ情報記憶部295が記憶するユーザ情報を利用する。ユーザ情報記憶部295が記憶するユーザ情報は、例えば需要家施設10ごとに対応するユーザについての情報を格納する。ユーザ情報には、ユーザの端末のアドレスの情報が格納されている。
予告情報送信制御部208は、運転計画記憶部294が記憶する運転計画において対象負荷としての運転計画に含められている機器と、各機器が運転される時間帯を特定する。
また、予告情報送信制御部208は、施設別機器情報記憶部293が記憶する施設別機器情報から、特定された機器ごとに対応する需要家施設10を特定する。
また、予告情報送信制御部208は、上記のように特定された需要家施設10のユーザの端末のアドレスを取得する。
予告情報送信制御部208は、需要家施設10ごとに、対象負荷としての機器が運転される時間帯を示す情報を予告情報として作成する。予告情報送信制御部208は、需要家施設10ごとに作成した予告情報を、それぞれ、上記のように取得した端末のアドレスに対して送信する。
なお、予告情報送信制御部208は、例えば需要家施設10において備えられる所定の端末に対して、施設別制御部107を介して予告情報を送信すればよい。あるいは、予告情報送信制御部208は、電子メールにより予告情報を送信してもよい。
このように予告情報送信制御部208が予告情報を送信することで、対象負荷として決定された機器を備える各需要家施設10のユーザの端末にて予告情報が受信される。
ユーザは、受信した予告情報を見ることで、これからどの時間帯においてどの機器が余剰電力の消費のために稼働する状態となるのかを事前に知ることができる。
記憶部209は、電力管理装置200が利用する情報を記憶する。記憶部209は、電力消費履歴情報記憶部291、発電電力履歴情報記憶部292、施設別機器情報記憶部293、運転計画記憶部294及びユーザ情報記憶部295を備える。
電力消費履歴情報記憶部291は、電力消費履歴情報を記憶する。電力消費履歴情報は、前述のように各需要家施設10において消費された電力を示す情報である。電力消費履歴情報は、日を単位とし、日における所定時間ごとの消費電力を示す。
図3は、電力消費履歴情報記憶部291が記憶する電力消費履歴情報の構造例を示している。
同図に示すように、1つの電力消費履歴情報は、1つの需要家施設10に対応しており、需要家施設10を一意に識別する需要家施設識別子に対応付けられる。
1つの需要家施設10に対応する電力消費履歴情報は、図示するように、日付ごとに対応する日単位電力消費履歴情報と天気情報とを格納する。日単位電力消費履歴情報においては、前述したように、所定時間ごとに消費された電力(消費電力)が示される。天気情報は、対応の日付における所定時間ごとの天気を示す。
発電電力履歴情報記憶部292は、発電電力履歴情報を記憶する。
図4(a)は、発電電力履歴情報記憶部292が記憶する発電電力履歴情報の構造例を示している。
同図に示す発電電力履歴情報は、太陽電池101を備える需要家施設10の需要家施設識別子ごとに、発電電力履歴情報と充電電力履歴情報とを対応付けた構造である。
1つの需要家施設識別子に対応する発電電力履歴情報は、図4(b)に示すように、日付ごとに対応する日単位発電電力履歴情報と天気情報とを格納する。
日単位発電電力履歴情報は、対応の日付における所定時間ごとの太陽電池101による発電電力の履歴を示す。天気情報は、対応の日における所定時間ごとの天気を示す。
充電電力履歴情報は、対応の需要家施設識別子が示す需要家施設10に蓄電池103が備えられている場合において、太陽電池101から蓄電池103に充電した電力(充電電力)の履歴を情報である。
1つの需要家施設識別子に対応する充電電力履歴情報は、図4(c)に示すように、日付ごとに対応する日単位充電電力履歴情報を格納する。日単位充電電力履歴情報は、対応の日付における太陽電池101から蓄電池103への充電電力を所定の時間ごとに示す。
なお、蓄電池103を備えない需要家施設10の需要家施設識別子に対応付けられた充電電力履歴情報については、例えば蓄電池103が無いことを示すデータを格納すればよい。
施設別機器情報記憶部293は、施設別機器情報を記憶する。施設別機器情報は、需要家施設10ごとに対応してユーザが余剰電力の消費を許可した機器(負荷106)に関する情報である。
図5は、施設別機器情報記憶部293が記憶する施設別機器情報の構造例を示している。
同図に示す施設別機器情報は、需要家施設識別子ごとに、余剰電力の消費が許可された機器ごとの機器情報(1、2・・・)が格納される。
機器情報のそれぞれは、例えば機器識別子、機器名、消費電力、余剰電力消費許可時間帯を格納する。
機器識別子は、対応の機器を一意に識別する識別子である。機器名は、対応の機器の名称を示す。
消費電力は、対応の機器についての消費電力を示す。
余剰電力消費許可時間帯は、対応の機器についてユーザにより余剰電力の消費が許可された時間帯を示す。
機器情報における、機器名、消費電力、余剰電力消費許可時間帯の各情報については、余剰電力の消費を許可する機器の登録をユーザが行う際に、ユーザが入力した内容が反映される。
また、前述のように、対象負荷決定部206が商用電源2の系統の接続距離や需要家施設10内での配線距離や配線抵抗に基づいて対象負荷を選択する場合には、接続距離、配線距離、配線抵抗などの情報が機器情報において格納されればよい。
運転計画記憶部294は、運転計画を記憶する。運転計画は、例えば1日における電力管理地域1の消費電力が一定以下とするデマンド制御などのために、電力管理地域1の各需要家施設10における負荷106や蓄電池103の運転状態を所定の時間帯ごとに指示する情報である。
運転計画は、運転計画作成部(図2おける図示は省略)が電力管理地域1における電力消費の履歴などに基づいて作成する。
ユーザ情報記憶部295は、ユーザ情報を記憶する。ユーザ情報は、需要家施設10ごとに対応するユーザに関する情報である。ユーザ情報は、図示は省略するが、需要家施設識別子ごとにユーザ識別子、ユーザアカウント、端末のアドレスなどの情報が対応付けられた構造である。
[処理手順例]
図6のフローチャートは、第1実施形態における電力管理装置200が実行する処理手順例を示している。
電力管理装置200において、対象負荷を決定すべきタイミングに至るのに応じて、消費電力予測部203は、電力管理地域1における総合の消費電力を所定時間ごとに予測する(ステップS101)。
また、発電電力予測部204は、電力管理地域1において備えられる太陽電池101による総合の発電電力を予測する(ステップS102)。
そして、余剰状態予測部205は、ステップS101により予測された消費電力と、ステップS102により予測された発電電力とに基づいて、発電電力の余剰状態を予測する(ステップS103)。即ち、余剰状態予測部205は、前述のように、予測対象日における所定時間ごとの余剰電力を予測する。
次に、対象負荷決定部206は、ステップS103の予測結果に基づいて、余剰電力が発生すると予測された時間が有るか否かについて判定する(ステップS104)。
余剰電力が発生すると予測された時間が有る場合(ステップS104−YES)、対象負荷決定部206は、余剰電力が発生すると予測された時間ごとに対象負荷を決定する(ステップS105)。
つまり、対象負荷決定部206は、前述のように、施設別機器情報から、余剰電力が発生すると予測された時間に応じた時間帯での運転が許可されている機器を選択する。そして、対象負荷決定部206は、選択した機器のうちから、さらに、所定の優先順位に従って、合計の消費電力が余剰電力以上となるまで、順次機器を選択していく。このようにして対象負荷としての機器が選択される。
次に、対象負荷決定部206は、運転計画記憶部294に記憶されている運転計画について、ステップS105により決定された対象負荷についての運転制御も含まれるように変更する(ステップS106)。
また、予告情報送信制御部208は、ステップS106により決定された対象負荷としての機器を備える需要家施設10のユーザの端末のそれぞれに対して予告情報を送信する(ステップS107)。
予告情報送信制御部208は、予告情報として、ユーザごとに、対応の需要家施設10において対象負荷として運転される機器と、対象負荷として決定された機器が余剰電力の消費のために運転される時間帯などを示す情報を作成する。
そして、予告情報送信制御部208は、作成した予告情報のそれぞれを対応のユーザの端末に送信する。なお、予告情報送信制御部208は、送信先の端末のアドレス(宛先)については、ユーザ情報記憶部295が記憶するユーザ情報から取得できる。
また、余剰電力が発生すると予測された時間が無い場合(ステップS104−NO)、ステップS105〜S107の処理はスキップされる。
この後、運転制御部207は、運転計画記憶部294が記憶する運転計画に従った運転制御を開始すべきタイミング(時刻)に至るのを待機する(ステップS108−NO)。
そして、運転計画が運転制御の開始時刻に至ることにより、運転制御を開始すべきタイミングに至るのに応じて(ステップS108−YES)、運転制御部207は、現時点で運転計画記憶部294が記憶する運転計画に従って運転制御を実行する(ステップS109)。
余剰電力が発生すると予測された時間が無いとの判定に応じてステップS105〜S107の処理をスキップしてステップS109に至った場合には、対象負荷の運転制御を含まない運転計画に従って運転制御が実行される。
一方、余剰電力が発生すると予測された時間が有るとの判定に応じてステップS105〜S107の処理を実行してステップS109に至った場合には、対象負荷の運転制御を含む運転計画に従って運転制御が実行される。これにより、対象負荷の稼働によって太陽電池101による余剰電力が消費される。
このように、第1実施形態では、複数の需要家施設10を備える電力管理地域1において、太陽電池101による余剰電力を、需要家施設10のいずれかにおける負荷106を稼働させることによって消費するようにしている。これにより、例えば、公共の設備などにおいて余剰電力を消費させるのに適切な負荷が無い地域であっても、電力管理地域1における太陽電池101による余剰電力を消費させて、発電電力の有効利用を促進することができる。
<第2実施形態>
[概要]
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態においては、電力管理装置200が、余剰電力の発生が予測されるのに応じて決定した対象負荷についての運転制御を行うことによって、対象負荷に余剰電力を消費させるようにしていた。
これに対して、第2実施形態における電力管理装置200は、余剰電力の発生が予測された場合に、先ず、需要家施設10のユーザの端末に対して、余剰電力の消費のための負荷の稼働を依頼する稼働依頼情報を送信する。
なお、稼働依頼情報を送信するタイミングは、余剰電力についての予測対象日の運転制御を開始する時刻から一定時間前であればよい。
稼働依頼情報を受信した端末のユーザは、自分の需要家施設10における負荷106としての機器について、予測対象日において余剰電力の消費のために稼働させてもよいのであれば、所定の回答期限の時刻までに承諾を通知する承諾通知を送信する。
これに対して、或る事情で予測対象日の当日に余剰電力の消費のために負荷106としての機器を稼働させたくない場合、稼働依頼情報を受信した端末のユーザは、回答期限の時刻までに何の通知も送信しないようにする。
そして、電力管理装置200は、回答期限の時刻までに承諾通知を送信してきたユーザに対応して施設別機器情報記憶部293に記憶されている施設別機器情報のうちから、余剰電力が発生すると予測された時間帯ごとに対象機器を決定する。
次に、電力管理装置200は、決定した対象機器を備える需要家施設10のユーザの端末のそれぞれに対して操作依頼情報を送信する。操作依頼情報は、決定された対象負荷について電力消費が可能な状態とするための操作をユーザに依頼する情報である。具体的に、操作依頼情報には、決定された対象負荷としての機器と、対象負荷としての機器を電力消費が可能な状態に稼働してもらいたい時間帯とを示す内容が含まれる。
操作依頼情報を受信した端末のユーザは、操作依頼情報において示される対象負荷としての機器を、依頼された時間帯において、例えば電源をオンにする操作などを行って、電力消費が可能な状態となるように稼働させる。このように第2実施形態においては、電力管理装置200からの依頼に応じて、ユーザが対象負荷としての機器を稼働させる操作を行うことによって余剰電力が消費されるようにしている。
例えばユーザは、施設別機器情報に登録している機器(余剰電力の消費するための運転を許可した負荷106)であっても、長期にわたって不在になるなどの理由で、稼働させたくないと思う場合がある。
第2実施形態であれば、稼働依頼情報によって稼働してよいかどうかの意志確認が行われ、稼働を承諾したユーザの需要家施設10を対象として対象負荷が選択される。これにより、上記のような場合においては、ユーザの意向を反映させ、ユーザが所有する機器が対象負荷として決定されないようにすることができる。
[電力管理装置の構成例]
図7は、第2実施形態における電力管理装置200の構成例を示している。なお、同図において、図2と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図7に示す電力管理装置200においては、ユーザ対応通信制御部210が備えられる。
ユーザ対応通信制御部210は、余剰電力が発生することが予測されるのに応じて、複数の需要家施設10ごとのユーザの端末に、余剰電力の供給についての承諾を依頼する稼働依頼情報を送信する。また、ユーザ対応通信制御部210は、稼働依頼情報の受信に応じて端末から送信される余剰電力の供給についての承諾を示す承諾通知を受信する。
そして、第2実施形態における対象負荷決定部206は、承諾通知を送信した端末のユーザに対応する需要家施設10のそれぞれが備える負荷106のうちから、余剰電力を供給すべき対象負荷を決定する。
また、ユーザ対応通信制御部210は、対象負荷について電力消費が可能な状態とするための操作をユーザに依頼する操作依頼情報を、対象負荷を備える需要家施設10のユーザの端末に送信する。
前述のように、操作依頼情報を受信した端末のユーザは、操作依頼情報が示す対象負荷としての機器を、依頼された時間帯において電力を消費する状態となるように稼働させる操作を行う。
なお、図7の電力管理装置200においては、図2において備えられていた予告情報送信制御部208は省略される。
[処理手順例]
図8のフローチャートは、第1実施形態における電力管理装置200が実行する処理手順例を示している。
図8におけるステップS201〜S204は、図6のステップS101〜S104と同様である。
そして、余剰電力が発生すると予測された時間が有る場合(ステップS204−YES)、ユーザ対応通信制御部210は、各需要家施設10のユーザの端末に対して稼働依頼情報を送信する(ステップS205)。稼働依頼情報の送信にあたり、ユーザ対応通信制御部210は、各需要家施設10のユーザに対応する各端末のアドレス(宛先)をユーザ情報記憶部295が記憶するユーザ情報から取得する。
次に、ユーザ対応通信制御部210は、予め定められた回答期限の時刻までにおいて、ステップS205により送信した稼働依頼情報に対する応答として、ユーザの端末から送信された承諾通知を受信する(ステップS206)。
対象負荷決定部206は、ステップS206により受信した承諾通知の送信元の端末のユーザの需要家施設10における負荷106のうちから対象負荷を決定する(ステップS207)。
つまり、対象負荷決定部206は、施設別機器情報記憶部293が記憶する施設別機器情報のうちから、承諾通知を送信した端末のユーザの需要家施設10に対応付けられた施設別機器情報を選択し、選択した施設別機器情報から対象負荷を決定する。
ユーザ対応通信制御部210は、ステップS207により決定された対象負荷を備える需要家施設10のユーザごとに対応して、対象負荷の操作を依頼する操作依頼情報を生成する。そして、ユーザ対応通信制御部210は、上記のようにユーザごとに生成した操作依頼情報を、各ユーザに対応する端末に送信する(ステップS208)。
また、余剰電力が発生すると予測された時間が無い場合には(ステップS204−NO)、ステップS205〜S208の処理はスキップされる。
この後、運転制御部207は、運転計画記憶部294が記憶する運転計画に従った運転制御を開始すべきタイミング(時刻)に至るのを待機する(ステップS209−NO)。
そして、運転計画が運転制御の開始時刻に至ることにより、運転制御を開始すべきタイミングに至るのに応じて(ステップS209−YES)、運転制御部207は、現時点で運転計画記憶部294が記憶する運転計画に従って運転制御を実行する(ステップS210)。
第2実施形態では、ステップS205〜S208の処理を経た場合であっても、ステップS210により運転制御部207が利用する運転計画には、ステップS207にて決定された対象負荷についての運転制御の内容は含まれていない。即ち、第2実施形態の場合には、余剰電力が発生すると予測された時間の有無に係わらず、運転計画の内容に変更はない。
第2実施形態の場合には、ステップS205〜S208の処理を経た場合であっても、対象負荷についての運転制御の内容を含まない運転計画に従って電力管理地域1における運転制御が行われる。そのうえで、ユーザが、操作依頼情報の内容に従って対象負荷としての機器を稼働させることにより、電力管理地域1内にて余剰電力に相当する電力の消費が行われるものである。
なお、第2実施形態においては、例えばユーザが、対象負荷を稼働させたい希望時間帯を示す情報を含めて承諾通知を送信できるようにしてもよい。電力管理装置200における対象負荷決定部206は、余剰電力の発生が予測される時間帯と希望時間帯が同じ承諾通知を送信した端末のユーザに対応する需要家施設10の施設別機器情報から対象機器を選択する。このような構成の場合、図5に例示した施設別機器情報において、余剰電力消費許可時間帯の情報は省略されてもよい。
また、各実施形態においては、電力管理地域1における1つの電力管理装置200によって対象負荷を決定し、太陽電池101の余剰電力が消費されるように制御している。しかし、例えば電力管理地域1の需要家施設10における施設別制御部107が他の需要家施設10の施設別制御部107と連系することによって対象負荷を決定し、太陽電池101の余剰電力が消費されるように分散制御を行うように構成されてもよい。
また、これまでの説明においては、再生可能エネルギー対応発電装置として太陽電池101を例に挙げた。しかし、再生可能エネルギー対応発電装置としては特に限定されるものではなく、例えば風力発電装置、地熱発電装置などであってもよい。
なお、上述の電力管理装置200の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の電力管理装置200としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 電力管理地域
2 商用電源
10 需要家施設
101 太陽電池
102 パワーコンディショナ
103 蓄電池
104 インバータ
105 電力経路切替部
106−1〜106−N 負荷
107 施設別制御部
200 電力管理装置
201 通信部
202 履歴情報管理部
203 消費電力予測部
204 発電電力予測部
205 余剰状態予測部
206 対象負荷決定部
207 運転制御部
208 予告情報送信制御部
209 記憶部
210 ユーザ対応通信制御部
291 電力消費履歴情報記憶部
292 発電電力履歴情報記憶部
293 施設別機器情報記憶部
294 運転計画記憶部
295 ユーザ情報記憶部

Claims (7)

  1. 複数の需要家施設による総合の消費電力を予測する消費電力予測部と、
    前記複数の需要家施設のうちの少なくとも一部において備えられる再生可能エネルギー対応発電装置による総合の発電電力を予測する発電電力予測部と、
    前記消費電力予測部により予測された消費電力と、前記発電電力予測部により予測された発電電力とに基づいて、前記発電電力の余剰についての状態を予測する余剰状態予測部と、
    前記余剰状態予測部により、前記消費電力に対する余剰電力が前記発電電力において発生する状態となることが予測されるのに応じて、前記複数の需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから、前記発電電力における余剰電力を供給すべき対象負荷を決定する対象負荷決定部と
    を備える電力管理装置。
  2. 前記対象負荷決定部により決定された対象負荷が電力を消費するように制御する運転制御部をさらに備える
    請求項1に記載の電力管理装置。
  3. 前記対象負荷決定部により決定された対象負荷を備える需要家施設のユーザの端末に、前記対象負荷が前記余剰電力の消費のために運転されることを予告する予告情報を送信する予告情報送信制御部をさらに備える
    請求項2に記載の電力管理装置。
  4. 前記余剰状態予測部により前記余剰電力が発生する状態となることが予測されるのに応じて、前記需要家施設ごとのユーザの端末に、前記余剰電力の消費のための負荷の稼働を依頼する稼働依頼情報を送信し、稼働依頼情報の受信に応じて前記端末から送信される承諾の回答を示す承諾通知を受信するユーザ対応通信制御部をさらに備え、
    前記対象負荷決定部は、
    前記承諾通知を送信した端末のユーザに対応する需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから前記対象負荷を決定する
    請求項1に記載の電力管理装置。
  5. 前記ユーザ対応通信制御部は、
    前記対象負荷決定部により決定された対象負荷について電力消費が可能な状態とするための操作をユーザに依頼する操作依頼情報を、前記対象負荷を備える需要家施設のユーザの端末に送信する
    請求項4に記載の電力管理装置。
  6. 複数の需要家施設による総合の消費電力を予測する消費電力予測ステップと、
    前記複数の需要家施設のうちの少なくとも一部において備えられる再生可能エネルギー対応発電装置による総合の発電電力を予測する発電電力予測ステップと、
    前記消費電力予測ステップにより予測された消費電力と、前記発電電力予測ステップにより予測された発電電力とに基づいて、前記発電電力の余剰についての状態を予測する余剰状態予測ステップと、
    前記余剰状態予測ステップにより、前記消費電力に対する余剰電力が前記発電電力において発生する状態となることが予測されるのに応じて、前記複数の需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから、前記発電電力における余剰電力を供給すべき対象負荷を決定する対象負荷決定ステップと
    を備える電力管理方法。
  7. コンピュータに、
    複数の需要家施設による総合の消費電力を予測する消費電力予測ステップと、
    前記複数の需要家施設のうちの少なくとも一部において備えられる再生可能エネルギー対応発電装置による総合の発電電力を予測する発電電力予測ステップと、
    前記消費電力予測ステップにより予測された消費電力と、前記発電電力予測ステップにより予測された発電電力とに基づいて、前記発電電力の余剰についての状態を予測する余剰状態予測ステップと、
    前記余剰状態予測ステップにより、前記消費電力に対する余剰電力が前記発電電力において発生する状態となることが予測されるのに応じて、前記複数の需要家施設のそれぞれが備える負荷のうちから、前記発電電力における余剰電力を供給すべき対象負荷を決定する対象負荷決定ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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