JP6450168B2 - 電力管理システム、電力管理方法、および電力管理プログラム - Google Patents

電力管理システム、電力管理方法、および電力管理プログラム Download PDF

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本発明は、電力管理システム、電力管理方法、および電力管理プログラムに関する。
従来、電力の供給量よりも需要量の方が大きくなった場合に、停電等の障害が発生する可能性があった。この場合において電力会社などが、利用者に対して電力の節電を要請することが提案されている。
これに対して、家電を使用する時間帯をシフトさせる技術や、家電の消費電力を削減する技術等が知られている(例えば、特許文献1〜2参照)。
また、電力の供給量よりも需要量の方が大きくなることが予想される場合に、太陽光発電や風力発電等によって発電された電力を有効利用する技術が知られている(例えば、特許文献3〜5参照)。
特開2006−74952号公報 特開平11−346437号公報 特開2012−60800号公報 特開2011−50240号公報 特開2004−112868号公報
しかしながら、上記技術を利用して電力会社の要請に応える場合、利用者の希望に応じた電力使用を行うことができない場合があった。その結果、利用者の利便性が悪化する場合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、利用者の利便性を向上させることができる電力管理システム、電力管理方法、および電力管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、ユーザに対して需要電力の増減を要請するデマンドを受信する通信部と、前記通信部により受信されたデマンドを受諾するか否かを、前記ユーザに選択させ、前記ユーザに選択させた結果に基づいて要請が確定されるデマンドに応じて、電力制御を行う制御部とを備える電力管理システムである。
また、本発明の一態様は、上記の電力管理システムであって、前記制御部は、前記ユーザによって選択された受諾の可否を示す状態を、所定期間の間、保持してもよい。
また、本発明の一態様は、上記の電力管理システムであって、前記制御部は、前記ユーザによって選択された受諾の可否を示す状態を、前記所定期間の終了後に初期状態に戻してもよい。
また、本発明の一態様は、上記の電力管理システムであって、前記制御部は、前記ユーザの操作によって、前記初期状態の設定を変更してもよい。
また、本発明の一態様は、上記の電力管理システムであって、前記制御部は、前記デマンドを受諾するか否かを、前記ユーザに選択させる画面を表示部に表示させ、前記画面は、前記デマンドを受諾する操作を誘導する態様で表示されてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の電力管理システムであって、前記通信部は、前記ユーザによって選択された受諾の可否を示す状態を、前記デマンドの送信元に送信してもよい。
また、本発明の一態様は、電力管理を行うコンピュータが、ユーザに対して需要電力の増減を要請するデマンドを受信し、受信したデマンドを受諾するか否かを、前記ユーザに選択させ、前記ユーザに選択させた結果に基づいて要請が確定されるデマンドに応じて、電力制御を行う電力管理方法である。
また、本発明の一態様は、電力管理を行うコンピュータに、ユーザに対して需要電力の増減を要請するデマンドを受信する処理と、受信したデマンドを受諾するか否かを、前記ユーザに選択させる処理と、前記ユーザに選択させた結果に基づいて要請が確定されるデマンドに応じて、電力制御を行う処理とを実行させる電力管理プログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、利用者の利便性を向上させることができる。
第1の実施形態の電力管理システム1の構成例を示す図である。 第1の実施形態の需要家施設H内の設備の構成例を示す図である。 第1の実施形態の操作端末10の構成例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。 第1の実施形態の上位サーバ200の構成例を示す図である。 電力料金232の一例を示す図である。 需要電力の減少が要請された場合の蓄電計画の導出の様子を示す図である。 電力料金232のその他の例を示す図である。 需要電力の増大が要請された場合の蓄電計画の導出の様子を示す図である。 第1の実施形態の電力管理システム1により行われる処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の電力管理システム1の構成例を示す図である。 第2の実施形態の需要家施設H内の設備の構成例を示す図である。 第2の実施形態の操作端末10の構成例を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の電力管理システム1の構成例を示す図である。本実施形態における電力管理システムは、例えば、所定の地域範囲における複数の需要家に対応する住宅、商業施設、産業施設などの需要家施設Hにおける電力を一括して管理するものである。このような電力管理システム1は、例えばTEMS(Town Energy Management System)やCEMS(Community Energy Management System)などと称されるものに対応する。
電力管理システム1は、複数の需要家施設H−1〜H−nのそれぞれに設けられた操作端末10−1〜10−nが、WANやLANなどのネットワークNWを介して上位サーバ200と通信を行う。この通信は、例えば双方向に行われる。需要家施設H−1〜H−nは、例えば、戸建ての住宅や、マンション等の集合住宅、その他の住居を含む。
各需要家施設H−1〜H−nには、操作端末10−1〜10−nと通信を行う蓄電池システム30−1〜30−nがそれぞれ備えられている。蓄電池システム30−1〜30−nには、例えば、リチウムイオン電池、鉛蓄電池、ニッケル水素電池等の二次電池が含まれる。
また、需要家施設H−1〜H−nには、さらに太陽光発電システムSPが備えられていてもよい。以下、需要家施設H−1〜H−n、操作端末10−1〜10−n、および蓄電池システム30−1〜30−nを特に区別しない場合、それぞれを単に「需要家施設H」、「操作端末10」、「蓄電池システム30」と記載する。
上位サーバ200は、後述する電力情報提供者300から各種情報を受信し、これに応じた情報を操作端末10に送信する。また、上位サーバ200は、操作端末10から送信された各種情報を電力情報提供者300へ送信する。
電力情報提供者300とは、例えば、電力プロバイダや電力会社等である。電力情報提供者300は、時間に応じて電力使用の料金が変動する情報(以下、「電力料金」と称する)と、需要家施設Hごとの発電電力および消費電力と、需要家施設Hが使用する需要電力の増大また減少を要請するデマンド(以下、「デマンド情報」と称する)と、太陽光の日射に関する情報(以下、「日射情報」と称する)等を上位サーバ200に送信する。本実施形態におけるデマンド情報は、需要電力の増大また減少を開始する時刻と終了する時刻との情報を含む。すなわち、上位サーバ200がデマンド情報を受信した時刻から、一定の期間後に要請が開始されるように設定されている。
図2は、第1の実施形態の需要家施設H内の設備の構成例を示す図である。図中に示す破線および実線の矢印は、それぞれ通信線、電力線を表す。
需要家施設H内には、上述した操作端末10と、蓄電池システム30と、太陽光発電システムSPとのほかに、例えば、分電盤50と、需要家施設Hおよび系統電力CP間の電力を測定する電力メータ70と、家電等の需要設備60が備えられている。需要設備60には、蓄電池システム30により放電された電力、太陽光発電システムSPによって発電された電力、および系統電力CPの電力が、分電盤50を介して供給される。
図3は、第1の実施形態の操作端末10の構成例を示す図である。操作端末10は、第1通信インターフェース12に接続された第1通信部14と、制御部16と、第2通信インターフェース20に接続された第2通信部18と、記憶部22とが内部バスIBを介して通信可能なように接続されている。制御部16は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサである。また、記憶部22は、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置を含む。
第1通信インターフェース12は、ネットワークNWを介して上位サーバ200と通信を行うためのインターフェースであり、第2通信インターフェース20は、需要家施設H内の設備と通信を行うためのインターフェースである。第2通信インターフェース20は、例えば、ユーザの入力を受け付ける入力部と、ユーザに対して各種情報を表示する表示部との双方を備えるタッチパネル等のユーザインターフェースに接続される。
第1通信部14は、第1通信インターフェース12を介して上位サーバ200と各種情報の送受信を行い、第2通信部18は、第2通信インターフェース20を介して需要家施設H内の設備と各種情報の送受信を行う。また、第1通信部14および第2通信部18は、受信した情報を記憶部22に記憶させる。なお、これら通信部は、両機能を備えた一体の機能部であってもよい。
制御部16は、第1通信部14および第2通信部18によって受信された情報に基づいて、第2通信インターフェース20を介してユーザに表示させる表示画面を制御する。制御部16は、「選択部」の一例である。なお、制御部16は、表示画面の操作やボタン入力等の代わりに、ユーザから音声等による指示を受け付けてもよい。また、制御部16は、表示画面をユーザに表示させる代わりに、表示画面上の情報を音声等で通知してもよい。
図4は、表示画面の一例を示す図である。表示画面には、例えば、「節電要求の受け入れ」等のデマンドを受諾するか否かの選択項目と、デマンドを開始する時刻と、デマンドを終了する時刻と、「節電要求」のような需要電力の減少(または増大)を示すデマンドの名称とが含まれる。制御部16は、例えば、第1通信部14によって需要電力の減少を要請するデマンドが受信されていた場合、「節電要求確認」という表示画面を表示させる。この表示画面には、初期状態として、デマンドを受諾するという意味で「はい」という選択に予め選択項目が設定されている。このように、初期状態においてデマンドを受諾する状態を表示することで、この画面は、デマンドを受諾する操作を誘導する態様で表示されるものである。これによって、電力管理システム1は、デマンドを受諾してもらう方向にユーザを誘導し、エネルギーの節約に寄与することができる。なお、初期状態は、「はい」、または「いいえ」のいずれか一方を選択可能なように予め設定しておいてもよいし、「はい」および「いいえ」の両方を選択可能なように予め設定しておいてもよい。
制御部16は、電力情報提供者300からデマンド情報を受信した時刻に表示画面を表示させ、デマンドを終了する時刻まで当該表示画面を表示し続けるように制御する。制御部16は、表示画面を表示させ始めた時刻からデマンドを開始する時刻までの期間に、ユーザによって選択項目が変更された場合、当該デマンドが受諾されなかったと判定する。この結果、電力管理システム1は、ユーザに対して、後述する蓄電計画LN1に基づいた電力の使用を行わせる。
また、制御部16は、表示画面を表示させ始めた時刻からデマンドを開始する時刻までの期間に、ユーザによって選択項目が変更されない場合、当該デマンドが受諾されたと判定する。この結果、電力管理システム1は、ユーザに対して、後述する蓄電計画LN2に基づいた電力の使用を行わせる。すなわち、ユーザは、受諾したデマンドに基づいた電力の使用を行うことになる。
制御部16は、蓄電計画に基づいて、蓄電池システム30を制御しつつ、太陽光発電システムSP、需要設備60等の需要家施設H内の他の設備を制御する。制御部16は、例えば、蓄電計画に基づいて蓄電池システム30を作動させ、この作動によって変動した電力量分を他の設備が消費(発電)するように制御する。
制御部16は、例えば、電気料金が高い場合、或いは節電を要請するデマンドが受諾された場合、蓄電池システム30を放電させ、この放電によって生じた余剰電力を需要設備60に供給するように各設備を制御する。この際、制御部16は、需要設備60によって消費される電力量が小さくなるように需要設備60の運転を制御すると好適である。制御部16は、例えば、エアコンの風量や温度等の設定を変更したり、照明機器を停止したりする。
また、制御部16は、例えば、電気料金が安い場合、或いは電力の積極的な利用を要請するデマンドが受諾された場合、蓄電池システム30を充電させるように制御する。これによって、電気料金が高い場合、或いは節電を要請するデマンドが受諾した場合に、ユーザは、蓄電池システム30に蓄電された電力を使用することにより、需要電力量を抑えることができる。
また、制御部16は、デマンドを開始してから終了するまでの期間に、選択項目の変更を受け付けるように表示画面を制御してもよい。電力管理システム1は、例えば、ユーザによって、デマンドを開始する前に、選択項目が「いいえ」に変更され、デマンドを開始してから終了するまでの期間に、選択項目が「はい」に変更された場合、この変更された時刻からデマンドを終了する時刻までの期間に、ユーザに蓄電計画LN2に基づいた電力の使用を行わせる。
また、制御部16は、デマンドが終了するまで、選択項目の状態が保持されるように記憶部22を制御する。また、制御部16は、デマンドが終了した後、ユーザによって変更された選択項目を初期状態にリセットするように制御する。
また、制御部16は、ユーザによって選択されたデマンドの受諾の可否を示す情報を、デマンド情報の送信元である電力情報提供者300に通知する手段を有しても良い。これによって、電力情報提供者300は、より正確な需要量を導出することができ、供給電力に対する需要電力のひっ迫の程度をより正確に把握することができる。
図5は、第1の実施形態の上位サーバ200の構成例を示す図である。上位サーバ200は、例えば、送信部210と、受信部212と、情報処理部214と、蓄電計画導出部216と、送信情報記憶部220と、受信情報記憶部230と、設備情報記憶部240とを備える。情報処理部214および蓄電計画導出部216は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサである。また、送信情報記憶部220、受信情報記憶部230、および設備情報記憶部240は、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置を含む。以下、各記憶部の説明を先に行う。
送信情報記憶部220は、蓄電計画221と、発電予測222と、需要予測223とを含む情報を記憶する。蓄電計画221とは、需要家施設Hが電力を使用する際に参照する情報である。本実施形態の電力管理システム1において、需要家施設Hの電力の使用は、蓄電計画221に基づいて行われる。
また、発電予測222とは、予め算出された太陽光発電システムSPの所定時間ごと(例えば30分)における発電電力を示す情報である。また、需要予測223は、需要家施設Hにおいて、所定時間ごとに消費が予測される電力を示す情報である。
受信情報記憶部230は、デマンド情報231と、電力料金232と、発電電力233と、消費電力234と、余剰電力235とを含む情報を記憶する。発電電力233および消費電力234は、それぞれ、所定時間ごとの太陽光発電システムSPの発電量と、所定時間ごとに需要家施設Hにおいて消費された電力とを示す情報である。
余剰電力235は、例えば、発電予測222が示す電力から需要予測223が示す電力を減算した情報として算出される。余剰電力235は、例えば、ある期間において需要予測223が発電予測222以上の場合、当該期間の電力の差がゼロ、または負値として算出される。すなわち、当該期間における余剰電力235は、電力に余剰がないことを示す情報として受信情報記憶部230に記憶される。
設備情報記憶部240は、蓄電設備情報241と、発電設備情報242と、需要設備情報243とを含む情報を記憶する。蓄電設備情報241には、蓄電池システム30の蓄電池の蓄電池容量(kWh)、上限SOC(State Of Charge:充電率)、下限SOC、充放電時のロス(%)、最大放電電力(kW)、充電効率、交流−直流変換装置の変換効率、充電効率等の諸元を示す情報が含まれる。
発電設備情報242には、太陽光発電システムSPにおけるインバータ容量(kW)、変換効率(%)、発電面積(m)、経度、緯度、設置角等の諸元を示す情報が含まれる。
需要設備情報243には、需要設備60のエアコン、電気温水器、IHヒータ、電子レンジ、洗濯機、掃除機、照明等の消費電力を示す情報が含まれる。
送信部210は、送信情報記憶部220に記憶された情報を操作端末10および電力情報提供者300に送信する。受信部212は、操作端末10および電力情報提供者300から送信された情報を受信し、受信情報記憶部230に記憶させる。
情報処理部214は、例えば、予め取得された日射情報と発電設備情報242に基づいて発電予測222を算出する。また、情報処理部214は、例えば、過去1週間内の所定時間ごとに、各需要家施設H内で消費された電力を算出し、算出した電力の平均値を需要予測223として算出する。
蓄電計画導出部216は、電力料金232と、情報処理部214により算出された発電予測222および需要予測223との計画導出情報に基づいて蓄電計画を導出する。蓄電計画とは、蓄電池システム30が充放電を行うのか、または停止するのかを所定時間ごとに決定したものである。以下、図を参照して蓄電計画の導出方法について説明する。
図6は、電力料金232の一例を示す図である。電力料金232は、例えば、料金に応じた料金レベルが設定される。本実施形態の料金レベルは、10(円/kW)以下の場合、0に設定され、10〜15(円/kW)の場合、1に設定され、15〜20(円/kW)の場合、2に設定され、20〜30(円/kW)の場合、3に設定される。これら料金レベルの設定は、予め電力情報提供者300側で実施されてもよいし、上位サーバ200側(情報処理部214、蓄電計画導出部216)で実施してもよい。
図7は、需要電力の減少が要請された場合の蓄電計画の導出の様子を示す図である。蓄電計画導出部216は、電力情報提供者300から需要電力の減少を要請する、すなわち節電を要請するデマンド情報が送信された場合、以下の処理を行う。
(通常時の蓄電計画LN1の導出)
蓄電計画導出部216は、所定時間ごとに蓄電池システム30に充放電を行わせるか否かを割り当てる。まず、蓄電計画導出部216は、最大の料金レベル(レベル3)が設定された期間において、優先的に充放電が行われるように蓄電池システム30の充放電を割り当てる。次に、蓄電計画導出部216は、最大の料金レベルの1レベル下の料金レベル(レベル2)が設定された期間において、蓄電池のSOCが閾値(0%)以上の場合、充放電が行われるように蓄電池システム30の充放電を割り当てる。以下、蓄電計画導出部216は、最小の料金レベルになるまで上述した処理を繰り返す。
図示の例において、蓄電計画導出部216は、料金レベルが3の期間において、蓄電池システム30を所定の放電量で放電させる。また、蓄電計画導出部216は、蓄電池のSOCが閾値(0%)以上であるため、料金レベルが2の期間において、蓄電池システム30を放電させる。この際、蓄電計画導出部216は、次に料金レベル1の期間において所定の放電量で放電させた場合、期間の途中でSOCが閾値(0%)に達するため、料金レベルが2の終了時刻にSOCがゼロになるように放電させる。
蓄電計画導出部216は、上記の蓄電池システム30の蓄電計画LN1を導出後に、蓄電計画LN1を送信情報記憶部220に記憶させる。
(電力減少デマンド受諾時の蓄電計画LN2の導出)
蓄電計画導出部216は、デマンドが需要家施設Hのユーザによって受諾された場合、以下の処理を行う。
蓄電計画導出部216は、6時から22時が料金レベルが深夜の最低料金(料金レベル0)より高いので、蓄電池の放電を行う計画を従う。蓄電計画導出部216は、例えば、節電が10〜14時の期間において実施されるデマンド情報を放電開始の6時以前に受信した場合、6時から蓄電池のSOCが閾値(例えば80%)に達するまでの期間において蓄電池システム30を所定の放電量で放電させる。蓄電計画導出部216は、デマンド情報を受信した時刻の蓄電池のSOCが閾値未満の場合は、蓄電池システム30を停止させる。この閾値の決定方法を以下に説明する。
LN1の計画では、10〜14時の時間帯を蓄電池で補うことができているが、デマンドの要請は、需要状況の変化があった場合でも確実に電力を削減したいとの意図で発令される。この要請を受けて、デマンドの期間の需要電力を予測の値を50%増しにして、即ち需要電力が150%になるものと増加させて、後述する図10のフローチャートにて、デマンドに基づいた消費電力を求める。その結果、例えばNL1では、65%と計算された結果がNL2の上述の計算では80%となれば、この閾値は80%となる。また、この値は固定としておいてLN2を計算してもよい。図示の例において、蓄電計画導出部216は、6時から7時まで蓄電池システム30を所定の放電量で放電させる。
蓄電計画導出部216は、蓄電池のSOCが閾値(例えば80%)に達した時刻(7時)から、節電のデマンドが開始される時刻(10時)まで蓄電池システム30を停止させる。蓄電計画導出部216は、デマンドが実施される期間(10〜13時)、蓄電池システム30を所定の放電量で放電させる。すなわち、需要家施設Hは、蓄電計画に基づき電力を使用する場合、節電要請の期間において、需要設備の消費電力の一部または全部を、蓄電池システム30の放電電力によって賄う。
蓄電計画導出部216は、上記の蓄電池システム30の蓄電計画LN2を導出後に、蓄電計画LN2を送信情報記憶部220に記憶させる。
また、蓄電計画導出部216は、電力情報提供者300から需要電力の増大を要請するデマンド情報が送信され、このデマンドが需要家施設Hのユーザによって受諾された場合、以下の処理を行う。
(電力増大デマンド受諾時の蓄電計画LN2の導出)
図8は、電力料金232のその他の例を示す図である。図8は、10〜14時における時間帯の料金レベルが、レベル0に設定されている。また、図9は、需要電力の増大が要請された場合の蓄電計画の導出の様子を示す図である。
蓄電計画導出部216は、例えば、需要電力の増大が10〜13時の期間において実施されるデマンド情報を料金がレベル1になる6時、即ち放電を開始すべき時刻の以前に受信した場合、6時から電力増大のデマンドが開始されるまでの期間に蓄電池のSOCを閾値(例えば0%)の値にするように蓄電池システム30を放電させる。蓄電計画導出部216は、電力増大のデマンドが実施される期間(10〜13時)に、蓄電池システム30を充電させる。すなわち、需要家施設Hは、蓄電計画に基づき電力を使用する場合、需要電力の増大が要請される期間において、常に蓄電池システム30を充電させることで系統電力CPから供給される電力をより多く消費する。
図10は、第1の実施形態の電力管理システム1により行われる処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、例えば、所定周期ごとに繰り返し実行される。
まず、電力管理システム1は、計画導出情報が取得されているか否か判定する(ステップS100)。電力管理システム1は、計画導出情報が取得されていない場合(ステップS100:No)、本フローチャートの処理を終了する。
蓄電計画導出部216は、計画導出情報が取得されている場合(ステップS100:Yes)、蓄電計画LN1を導出する(ステップS102)。次に、電力管理システム1は、ユーザに対して、導出した蓄電計画LN1に基づいた電力の使用を行わせる(ステップS104)。
次に、電力管理システム1は、電力情報提供者300からデマンド情報を受信したか否か判定する(ステップS106)。電力管理システム1は、電力情報提供者300からデマンド情報を受信していない場合(ステップS106:No)、本フローチャートの処理を終了する。制御部16は、電力情報提供者300からデマンド情報を受信している場合(ステップS106:Yes)、デマンドを受諾するか否かの選択項目を含む表示画面が、ユーザインターフェースに表示されるように制御する(ステップS108)。
次に、制御部16は、ユーザによって選択項目が変更されたか否かを判定し、当該デマンドが受諾されたか否か判定する(ステップS110)。電力管理システム1は、ユーザによって当該デマンドが受諾されなかった場合(ステップS110:No)、本フローチャートの処理を終了する。
電力管理システム1は、ユーザによって当該デマンドが受諾された場合(ステップS110:Yes)、ユーザに対して、導出した蓄電計画LN2に基づいた電力の使用を行わせる。すなわち、電力管理システム1は、ユーザが受諾したデマンドに基づいた電力の使用を、ユーザに行わせる(ステップS112)。これによって、電力管理システム1は、本フローチャートの処理を終了する。
本実施形態の電力管理システム1によれば、需要電力の増減を要請するデマンドを受信し、受信したデマンドを受諾するか否かを選択可能な表示画面をユーザに対して通知する手段を有し、ユーザが選択可能とすることにより、利用者の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態の電力管理システム1によれば、ユーザに表示させる表示画面において、デマンドを受諾するか否かを選択する選択項目を予め設定することも可能である。
また、本実施形態の電力管理システム1によれば、計画導出情報に基づいて蓄電計画を導出することにより、経済性のよい電力の使用をユーザに行わせることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態の電力管理システム1について説明する。第2の実施形態の電力管理システム1では、電力情報提供者300から送信されるデマンド情報の代わりに、上位サーバ200が独自にデマンド情報を導出する点で、第1の実施形態と相違する。従って、係る相違点を中心に説明し、共通する部分についての説明は省略する。
図11は、第2の実施形態の電力管理システム1の構成例を示す図である。上位サーバ200は、各需要家施設Hの操作端末10から発電電力および消費電力を取得する。また、上位サーバ200は、ネットワークNWを介して、他の記憶装置内に記憶された電力料金と日射情報とを取得する。この電力料金は、例えば、当該需要家施設Hと契約していない他の地域の電力プロバイダ等の電力料金である。また、日射情報は、例えば、インターネット上に散見される天気情報に含まれる情報である。また、上位サーバ200は、電力会社が公開する電力の情報(例えば電力需給のひっ迫情報等)に基づいてデマンド情報を導出する。
図12は、第2の実施形態の需要家施設H内の設備の構成例を示す図である。各需要家施設Hには、それぞれ電力モニタ90が備えられている。電力モニタ90は、分電盤50に供給される電力を監視する。
図13は、第2の実施形態の操作端末10の構成例を示す図である。本実施形態における操作端末10は、電力収集部24を備えている。第2通信部18は、例えば、電力モニタ90によって監視(測定)された分電盤50に供給される電力と、電力メータ70によって測定された系統電力CPから供給される電力との情報を、第2通信インターフェース20を介して受信する。電力収集部24は、第2通信部18により受信されたこれら電力の情報に基づいて、需要家施設Hの発電電力および消費電力を算出する。これによって、第2の実施形態の電力管理システム1は、電力情報提供者300から計画導出情報を取得せずに、蓄電計画を導出することができる。この結果、第2の実施形態の電力管理システム1は、上述した第1の実施形態と同様に、利用者の利便性を向上させることができる。
以下に、その他の実施例(変形例)について記載する。
制御部16は、初期状態を変更することが可能な項目を含む表示画面を表示させてもよい。これによって、予め設定される選択項目がユーザの任意によって変更可能になる。ユーザは、例えば、選択項目の初期状態を「いいえ(受諾しない)」に変更してもよい。これによって、電力管理システム1は、ユーザの使用様態に応じた電力管理を行うことができる。
また、制御部16は、当該デマンドから所定回数(例えば3回)のデマンドを受信するまでの間、選択項目の設定が保持されるように制御してもよい。また、制御部16は、ユーザの指定の期間(例えば1か月)、選択項目の設定が保持されるように制御してもよい。
また、制御部16は、第2通信インターフェース20がスマートフォンやパソコン等と接続されている場合、メールやウェブページ等の情報を送信するように制御してもよい。この場合の情報には、例えば、「12時から電気料金が高くなります」、「13時まで節電しましょう」のような、デマンドに応じた電力使用を促す内容の文章が含まれる。また、デマンドの受諾の可否は、当該メールへの返信、或いはウェブページ内での選択項目のクリック等によって行われると好適である。また、制御部16は、発光ダイオード等による光の点滅、スピーカによるアラーム音等でデマンドの通知を行ってもよい。この場合、デマンドの種類(増大または減少)に応じた光色や音色で、デマンドを通知すると好適である。
なお、上述の電力管理システム1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の電力管理システム1の処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…電力管理システム、H、H-1〜H-n…需要家施設、10、10-1〜10-n…操作端末、12…第1通信インターフェース、14…第1通信部、16…制御部、18…第2通信部、20…第2通信インターフェース、22…記憶部、30、30-1〜30-n…蓄電池システム、50…分電盤、60…需要設備、70…電力メータ、CP…系統電力、SP…太陽光発電システム、NW…ネットワーク、200…上位サーバ、210…送信部、212…受信部、214…情報処理部、216…蓄電計画導出部、220…送信情報記憶部、230…受信情報記憶部、240…設備情報記憶部、300…電力情報提供者

Claims (8)

  1. 蓄電池と、
    ユーザに対して需要電力の増減を要請するデマンドを受信する通信部と、
    前記通信部により受信されたデマンドを受諾するか否かを、前記ユーザに選択させ、前記ユーザに選択させた結果に基づいて要請が確定されるデマンドに応じて、前記受諾されたデマンドが需要電力を減らすデマンドである場合には、電力を消費する需要設備に対して前記蓄電池から放電することで電力を供給し、前記受諾されたデマンドが需要電力を増やすデマンドである場合には、前記デマンドの要請元から供給される電力を用いて前記蓄電池に充電を行う電力制御を行う制御部と、
    太陽光発電システムと、
    時間毎の電力料金と、前記太陽光発電システムによって発電される時間毎の電力を予測した発電予測と、時間毎の消費が予測される電力を示す需要予測と、に基づいて蓄電計画を導出する蓄電計画導出部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記受諾されたデマンドが需要電力を減らすデマンドである場合、前記需要電力を減らすデマンドと前記蓄電計画とに基づいて、電力減少のデマンドが実施される時間帯と、前記デマンドを実施する時間帯以外において前記電力料金が他の時間帯よりも高い時間帯と、において前記蓄電池から放電して需要設備に供給し、
    前記受諾されたデマンドが需要電力を増やすデマンドである場合、前記需要電力を増やすデマンドと前記蓄電計画とに基づいて、電力増大のデマンドが実施される時間帯よりも前であって前記電力料金が他の時間帯よりも高い時間帯において前記蓄電池から放電して前記需要設備に供給しておき、前記デマンドを実施する時間帯において前記デマンドの要請元から供給される電力を用いて前記蓄電池に充電する
    力管理システム。
  2. 前記制御部は、前記ユーザによって選択された受諾の可否を示す状態を、所定期間の間、保持する、
    請求項1記載の電力管理システム。
  3. 前記制御部は、前記ユーザによって選択された受諾の可否を示す状態を、前記所定期間の終了後に初期状態に戻す、
    請求項2記載の電力管理システム。
  4. 前記制御部は、前記ユーザの操作によって、前記初期状態の設定を変更する、
    請求項3記載の電力管理システム。
  5. 前記制御部は、前記デマンドを受諾するか否かを、前記ユーザに選択させる画面を表示部に表示させ、前記画面は、前記デマンドを受諾する操作を誘導する態様で表示される、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載の電力管理システム。
  6. 前記通信部は、前記ユーザによって選択された受諾の可否を示す状態を、前記デマンドの送信元に送信する、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載の電力管理システム。
  7. 蓄電池を有する電力管理システムにおいて電力管理を行うコンピュータが、
    時間毎の電力料金と、太陽光発電システムによって発電される時間毎の電力を予測した発電予測と、時間毎の消費が予測される電力を示す需要予測と、に基づいて蓄電計画を導出し、
    ユーザに対して需要電力の増減を要請するデマンドを受信し、
    受信したデマンドを受諾するか否かを、前記ユーザに選択させ、
    前記ユーザに選択させた結果に基づいて要請が確定されるデマンドに応じて、前記受諾されたデマンドが需要電力を減らすデマンドである場合には、電力を消費する需要設備に対して前記蓄電池から放電することで電力を供給し、前記受諾されたデマンドが需要電力を増やすデマンドである場合には、前記デマンドの要請元から供給される電力を用いて前記蓄電池に充電を行う電力制御を行うものであって、前記受諾されたデマンドが需要電力を減らすデマンドである場合、前記需要電力を減らすデマンドと前記蓄電計画とに基づいて、電力減少のデマンドが実施される時間帯と、前記デマンドを実施する時間帯以外において前記電力料金が他の時間帯よりも高い時間帯と、において前記蓄電池から放電して需要設備に供給し、前記受諾されたデマンドが需要電力を増やすデマンドである場合、前記需要電力を増やすデマンドと前記蓄電計画とに基づいて、電力増大のデマンドが実施される時間帯よりも前であって前記電力料金が他の時間帯よりも高い時間帯において前記蓄電池から放電して前記需要設備に供給しておき、前記デマンドを実施する時間帯において前記デマンドの要請元から供給される電力を用いて前記蓄電池に充電する
    電力管理方法。
  8. 蓄電池を有する電力管理システムにおいて電力管理を行うコンピュータに、
    時間毎の電力料金と、太陽光発電システムによって発電される時間毎の電力を予測した発電予測と、時間毎の消費が予測される電力を示す需要予測と、に基づいて蓄電計画を導出する処理と、
    ユーザに対して需要電力の増減を要請するデマンドを受信する処理と、
    受信したデマンドを受諾するか否かを、前記ユーザに選択させる処理と、
    前記ユーザに選択させた結果に基づいて要請が確定されるデマンドに応じて、前記受諾されたデマンドが需要電力を減らすデマンドである場合には、電力を消費する需要設備に対して前記蓄電池から放電することで電力を供給し、前記受諾されたデマンドが需要電力を増やすデマンドである場合には、前記デマンドの要請元から供給される電力を用いて前記蓄電池に充電を行う電力制御を行う処理であって、前記受諾されたデマンドが需要電力を減らすデマンドである場合、前記需要電力を減らすデマンドと前記蓄電計画とに基づいて、電力減少のデマンドが実施される時間帯と、前記デマンドを実施する時間帯以外において前記電力料金が他の時間帯よりも高い時間帯と、において前記蓄電池から放電して需要設備に供給し、前記受諾されたデマンドが需要電力を増やすデマンドである場合、前記需要電力を増やすデマンドと前記蓄電計画とに基づいて、電力増大のデマンドが実施される時間帯よりも前であって前記電力料金が他の時間帯よりも高い時間帯において前記蓄電池から放電して前記需要設備に供給しておき、前記デマンドを実施する時間帯において前記デマンドの要請元から供給される電力を用いて前記蓄電池に充電する処理と、
    を実行させる電力管理プログラム。
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