JP2002252738A - 原稿読取装置および原稿読取装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

原稿読取装置および原稿読取装置の制御方法および記憶媒体

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JP2002252738A
JP2002252738A JP2001048720A JP2001048720A JP2002252738A JP 2002252738 A JP2002252738 A JP 2002252738A JP 2001048720 A JP2001048720 A JP 2001048720A JP 2001048720 A JP2001048720 A JP 2001048720A JP 2002252738 A JP2002252738 A JP 2002252738A
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Noriaki Matsui
規明 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面読み込みモード時に、原稿混載モード等
の空搬送での原稿サイズ確定処理が必要なモードを実行
する場合であっても、原稿読み込み速度を落とすことな
く、最適な両面読み込み機能を実現すること。 【解決手段】 原稿の両面を読込む両面読み込みモード
が設定され、且つ原稿を空搬送して該原稿のサイズを検
出する副走査計測センサによるサイズ検出処理が選択設
定されている場合には、リーダ部1による原稿の読み込
み面の順番をCPU307が切り替え制御する構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面原稿を表面,
裏面で給送するとともに、該給送されている原稿を流し
読み可能な原稿読取装置および原稿読取装置の制御方法
および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置として、原稿給紙装
置を用いることで高速な原稿読み込みが行える原稿読取
装置を備えた製品が開発されてきた。
【0003】また、原稿読み込みパフォーマンスの向上
のために、読み取り部を所定位置に固定させ、該固定さ
れた読み取り部より、原稿給送装置により給送されてい
る原稿を読み取る原稿流し読み機能を搭載した原稿読取
装置を備えた画像形成装置が提供されている。
【0004】さらに、特開2000−184155で知
られるように、両面原稿に対する両面コピー処理でのコ
ピー動作においてプリント動作を含めた最適な動作処理
機能を有する画像形成装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た原稿流し読み機能のみを搭載した画像形成装置では、
異なるサイズの原稿が混載した原稿束のコピー処理を行
う原稿混載モードを行う場合に、それぞれの原稿の読み
込み前に、原稿サイズを確定させるための空搬送を行う
必要性があり、この空搬送により原稿面が反転してしま
う。
【0006】このため、反転した原稿を再反転して原稿
面を戻した後に、原稿の読み込みを開始するため、原稿
混載モードでは、原稿読み込みパフォーマンスが著しく
低下してしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第5の発明
の目的は、原稿の両面を読込む両面読み込みモードが設
定され、且つ原稿を空搬送して該原稿のサイズを検出す
る原稿サイズ検出処理が選択設定されている場合には、
原稿の読み込み面の順番を切り替えることにより、両面
読み込みモード時に、原稿混載モード等の空搬送での原
稿サイズ確定処理が必要なモードを実行する場合であっ
ても、原稿読み込み速度を落とすことなく、最適な両面
読み込み機能を実現することができる原稿読取装置およ
び原稿読取装置の制御方法および記憶媒体を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、給送されている原稿を流し読みする読込手段(図2
示すスキャナユニット104)と、前記読込手段に対し
て原稿を表面,裏面にて給送可能な給送手段(図2に示
す自動原稿給送装置101)と、原稿の両面を読み込む
両面読み込みモードを設定する両面読み込みモード設定
手段(図4に示す両面種類設定画面)と、前記給送手段
により原稿をプレ給紙して該原稿のサイズを検出する第
1の原稿サイズ検出手段(図10に示す長さ検知センサ
602,図15に示すプレ給紙時の原稿サイズ確定表,
図1に示すCPU307)と、前記給送手段により原稿
を空搬送して該原稿のサイズを検出する第2の原稿サイ
ズ検出手段(図10に示す副走査計測センサ606,図
36に示す原稿空搬送時の原稿サイズ確定表,図1に示
すCPU307)と、前記第1又は前記第2の原稿サイ
ズ検出手段を選択設定する検出設定手段(図1に示すC
PU307)と、前記両面読み込みモード設定手段にて
両面読み込みモードが設定され、且つ前記検出設定手段
にて第2の原稿サイズ検出手段が設定されている場合に
は、前記読込手段による原稿の読み込み面の順番を切り
替え制御する制御手段(図1に示すCPU307)とを
有するものである。
【0009】本発明に係る第2の発明は、異なる複数の
原稿サイズが混載した原稿束から原稿を読み込む原稿混
載モードを設定する原稿混載モード設定手段(図5に示
す原稿混載キーP240)を有し、前記原稿混載モード
設定手段により原稿混載モードが設定された場合、前記
検出設定手段は、前記第2の原稿サイズ検出手段を設定
するものである。
【0010】本発明に係る第3の発明は、前記読込手段
は、原稿の両面を表面,裏面の順番で読込む第1の面順
番、又は裏面,表面の順番で読込む第2の面順番で読込
み可能であり、前記制御手段は、前記両面読み込みモー
ド設定手段にて両面読み込みモードが設定され、且つ前
記検出設定手段にて第2の原稿サイズ検出手段が設定さ
れている場合には、前記読込手段による原稿の読み込み
面の順番を前記第2の面順番に切り替え制御するもので
ある。
【0011】本発明に係る第4の発明は、給送されてい
る原稿を流し読みする読込手段と、前記読込手段に対し
て原稿を表面,裏面で給送可能な給送手段と、原稿の両
面を読み込む両面読み込みモードを設定する両面読み込
みモード設定手段と、前記給送手段により原稿をプレ給
紙して該原稿のサイズを検出する第1の原稿サイズ検出
手段と、前記給送手段により原稿を空搬送して該原稿の
サイズを検出する第2の原稿サイズ検出手段と、前記第
1又は前記第2の原稿サイズ検出手段を選択設定する検
出設定手段とを有する画像形成装置の制御方法におい
て、前記両面読み込みモード設定手段にて両面読み込み
モードが設定され、且つ前記検出設定手段にて第2の原
稿サイズ検出手段が設定されている場合には、前記読込
手段による原稿の読み込み面の順番を切り替える切り替
え工程(図37のステップS6)を有するものである。
【0012】本発明に係る第5の発明は、給送されてい
る原稿を流し読みする読込手段と、前記読込手段に対し
て原稿を表面,裏面で給送可能な給送手段と、原稿の両
面を読み込む両面読み込みモードを設定する両面読み込
みモード設定手段と、前記給送手段により原稿をプレ給
紙して該原稿のサイズを検出する第1の原稿サイズ検出
手段と、前記給送手段により原稿を空搬送して該原稿の
サイズを検出する第2の原稿サイズ検出手段と、前記第
1又は前記第2の原稿サイズ検出手段を選択設定する検
出設定手段とを有する画像形成装置に、前記両面読み込
みモード設定手段にて両面読み込みモードが設定され、
且つ前記検出設定手段にて第2の原稿サイズ検出手段が
設定されている場合には、前記読込手段による原稿の読
み込み面の順番を切り替える切り替え工程(図37のス
テップS6)を実行させるためのプログラムを記憶媒体
にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下,本発明の一実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態を示す原稿読
取装置を備える画像形成装置を適用可能な画像入出力装
置の構成を示すブロックである。
【0015】図において、1はリーダ部、2はプリンタ
部で、これらリーダ部1およびプリンタ部2の構成につ
いては後述する図2において示す。4は操作パネルで、
この操作パネル4の構成については後述する図3におい
て示す。
【0016】3はコントローラ部で、リーダインタフェ
ース301を介してリーダ部1に接続してあり、プリン
タインタフェース310を介してプリンタ部2に接続し
てある。このコントローラ部3は、リーダインタフェー
ス301とプリンタインタフェース310の他に、リー
ダメモリ302と、エンコーダ303と、圧縮用画像メ
モリ304と、デコーダ305と、ページメモリ306
と、CPU(central processing
unit)307と、RAM(randomacces
s memory)308と、ROM(read on
ly memory)309とを有する。
【0017】リーダメモリ302は、リーダ部1により
読み取った画像の圧縮前の画像データを少なくとも1ペ
ージ分一時的にストアするためのものである。エンコー
ダ303は、リーダメモリ302の画像データを圧縮す
るものである。圧縮画像用メモリ304は、エンコーダ
303により圧縮して得られた複数ページ分の画像デー
タをストアするためのものである。デコーダ305は、
圧縮画像用メモリ304の圧縮されている画像データを
解析(伸長)し、ページメモリ306上に展開するもの
である。
【0018】ROM309は、制御プログラムがストア
してある。CPU307は、ROM309の制御プログ
ラムにしたがってコントローラ部3の各部を制御するも
のである。RAM308は、CPU307の作業領域で
ある。
【0019】また、11は原稿給送制御部で、図示しな
いCPU,ROM,RAM等を備え、図2に示す自動原
稿搬送装置101の動作を制御するものであり、コント
ローラ部3からの指示に基づいて、リーダ部1と通信を
行って自動原稿給送装置101の制御を行う。
【0020】以下、図1を用いて、画像の流れについて
説明する。
【0021】リーダ部1により読み取られた原稿の画像
データは、リーダインタフェース301を介してリーダ
メモリ302にバッファリングされ、リーダメモリ30
2の画像データはエンコーダ303により圧縮され圧縮
画像用メモリ304にストアされる。通常のコピー動作
では、圧縮画像用メモリ304の画像データは、デコー
ダ305によって解析(伸長)され、ページメモリ30
6上に展開され、プリンタ部2に画像出力される。正常
に画像出力が行われた場合は、圧縮画像用メモリ304
の画像データは消去される。
【0022】図2は、図1に示したリーダ部1及びプリ
ンタ部2の構成を説明する断面図であり、図1と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0023】まず、リーダ部1の構成及び動作について
説明する。
【0024】自動原稿搬送装置(以下DF)101上に
積載された原稿は、1枚ずつ順次原稿台ガラス面102
上に搬送される。原稿が原稿台ガラス面102の所定位
置へ搬送されると、スキャナユニット104のランプ1
03が点灯し、かつスキャナユニット104が移動して
原稿を照明する。なお、DF101を使用しない場合に
は、直接原稿台ガラス面102上にユーザーが原稿をセ
ットする。
【0025】原稿の反射光は、ミラー105,106,
107,レンズ108を介してCCDイメージセンサ部
109(以下CCD)に入力する。CCD109に照射
された原稿の反射光は、ここで光電変換される。変換さ
れた電気信号は、画像処理部110へ送られる。画像処
理部110では、操作パネル4等の各種操作部で設定さ
れた各種画像処理が施される。
【0026】次に、プリンタ部2について説明する。
【0027】画像処理部110にて、プリンタ部2へ接
続された電気信号は、露光制御部201にて変調された
光信号へ変換されて感光体202を照射する。照射光に
よって感光体202上に作られた潜像は現像器203に
よってトナー等の現像剤により現像される。上記現像の
先端とタイミングを併せて転写紙積載部204又は20
5より転写紙が搬送され、転写部206において、上記
現像された像が転写される。転写された像は定着部20
7にて転写紙に定着された後、排紙部208より装置外
部に排出される。排紙部208から出力された転写紙
は、ソータ220で排出される。
【0028】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。
【0029】定着部207で定着された出力用紙を、一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転し
て搬送方向切り換え部材209を介して再給紙用被転写
紙積載部210に搬送する。
【0030】次の原稿が準備されると、上記プロセスと
同様にして原稿画像が読み取られるが転写紙については
再給紙用被転写紙積載部210より給紙されるので、結
果として、同一出力紙の表面、裏面に2枚の原稿画像を
出力することができる。
【0031】図3は、図2に示したリーダ部1に配設さ
れる操作パネル4の一例を示す平面図である。
【0032】図において、P201は表示部で、動作状
況,各種操作キー,メッセージ等を表示する。また、表
示部P201の表面はタッチパネルになっていて、表面
を触れることによって選択キーとして機能する。P22
0はメッセージ表示欄で、動作状況,メッセージ等を表
示する。P221は等倍キーで、等倍(100%)コピ
ーを設定するときに押圧する。P222は倍率キーで、
コピー倍率(%)を設定するときに押圧する。P223
は用紙選択キーで、用紙を選択するときに押圧する。
【0033】P224はソータキーで、ソートモードを
設定するときに押圧する。P225は両面キーで、この
キーを押圧することにより、画面は図4に示す両面種類
設定画面に切り替わり、両面種類を設定することが可能
となる。
【0034】P226は濃度キーで、コピー濃度を調整
するときに押圧する。P227は文字キーで、文字モー
ド,写真モードを選択するときに押圧する。P228は
応用モードキーで、このキーを押圧することにより、画
面は図5に示す応用モード設定画面に切り替わり、各種
応用モードの設定を行うことが可能となる。P229は
システム状況キーで、システム状況を表示したいときに
押圧する。
【0035】P202はテンキーで、数字を入力するキ
ーであり、ここで1枚の原稿に対してのコピーする枚数
を設定する。P203はスタートキーで、このキーを押
下することにより原稿読み込み動作を開始する。P20
4はストップキーで、コピー動作を終了するときに押下
する。P205はリセットキーで、コピーモードを標準
モードに戻すときに押下する。P206はガイドキー
で、ガイドモード(説明画面が表示される)を設定する
ときに押下する。P207はユーザキーで、ユーザモー
ドを設定するときに押下する。P208は割り込みキー
で、割込みコピーを行うときに押下する。
【0036】P209はコピーキーで、コピー機能を使
用するときに押下する。P210はボックスキーで、ボ
ックス機能を使用するときに押下する。P211は拡張
キーで、拡張機能を使用するときに押下する。P212
は節電キーで、節電モードを設定するときに押下する。
P213は電源キーで、電源のON/OFFを行うとき
に押下する。
【0037】図4は、本発明の原稿読取装置を備える画
像形成装置において両面種類を設定する両面種類設定画
面の一例を示す模式図であり、図3に示した両面キーP
225を押圧することにより表示部P201上に表示さ
れる。なお、図3と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0038】図において、P230は片→両キーで、片
面原稿を読み込み出力用紙の両面にコピーする片面→両
面コピーを設定するときに押圧する。P231は両→片
キーで、両面原稿を読み込み出力用紙の片面にコピーす
る両面→片面コピーを設定するときに押圧する。P23
2は両→両キーで、両面原稿を読み込み出力用紙の両面
にコピーする両面→両面コピーを設定するときに押圧す
る。P233はページ連写両面キーで、見開きのページ
を出力用紙の両面にコピーするページ連写両面コピーを
設定するときに押圧する。
【0039】P234は詳細設定キーで、両面種類の詳
細設定を行うときに押圧する。P235は設定取り消し
キーで、両面設定を取り消して図3に示した標準画面に
戻るときに押圧する。P236はOKキーで両面設定を
有効にして図3に示した標準画面に戻るときに押圧す
る。
【0040】図5は、本発明の原稿読取装置を備える画
像形成装置において応用モードを設定する各種応用モー
ド設定画面の一例を示す模式図であり、図3に示した応
用モードキーP228を押圧することにより表示部P2
01上に表示される。なお、図3と同一のものには同一
の符号を付してある。また、図5では、原稿混載モード
のみを図示しているがその他各種設定が可能である。
【0041】図において、P240は原稿混載キーで、
このキーを押圧することで、画面は図6に示す原稿混載
種類設定画面に切り替わり、原稿混載の種類を設定する
ことが可能となる。P241は閉じるキーで、このキー
を押下することにより、図3に示した標準画面に戻る。
【0042】図6は、本発明の画像形成装置において原
稿混載の種類を設定する原稿混載種類設定画面の一例を
示す模式図であり、図5に示した原稿混載キーP240
を押圧することにより表示部P201上に表示される。
なお、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
また、原稿混載の種類は、主走査幅が同じ原稿である場
合の「同系列混載」(図中では「同じ幅」と表現)と、
主走査幅が別々である(異なる)原稿の場合の「異系列
混載」(図中では「違う幅」と表現)の2種類がある。
【0043】図において、P250は同じ幅キーで、こ
のキーを押圧することで、主走査同幅が同じ原稿が混載
されていることを設定することが可能となる。P251
は違う幅キーで、このキーを押圧することで、主走査同
幅が異なる原稿が混載されていることを設定することが
できる。P253は設定取り消しキーで、原稿混載の種
類の設定を取り消して図5に示した応用モード設定画面
に戻るときに押圧する。P252はOKキーで、原稿混
載の種類の設定を有効にして図5に示した応用モード設
定画面に戻るときに押圧する。
【0044】図7は、図1に示した原稿搬送装置101
を除いたリーダ部1の一例を示す斜視図であり、図1と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0045】図において、401はホームポジションセ
ンサ(以下、HPセンサと記述する)402を遮る遮光
板であり、リーダ部1は、HPセンサ402の出力がオ
ンかオフかによって、後述するHPサーチ処理を行う。
【0046】また、スキャナユニット104は、光学モ
ータ403(パルスモータ)と搬送ベルト404にて前
進・後進する。なお、図中、矢印方向が前進方向であ
る。
【0047】また、シェーディング補正は、ホームポジ
ション(HP)位置(図8に示すHP502)にて、H
Pの下側にセットされた白板をランプ103が点灯した
状態で読み込み、補正処理を行う。このシェーディング
補正処理後、スキャナユニット104をDF流し読み位
置(図8に示すSP501)へ移動させ(後進させ)、
DF原稿流し読みでの原稿読み込み処理を行う。
【0048】以下、上述したHPサーチについて説明す
る。
【0049】まず最初に、図7に示したHPセンサ40
2の出力がONであるか否かを判定する。その判定で、
HPセンサ402の出力がONである場合は、次にスキ
ャナユニット104を前進方向に、HPセンサ402の
出力がOFFになるまで移動させる。そして、最後にス
キャナユニット104を後進方向に移動させ、HPセン
サ402の出力がONになってから所定距離分進めるこ
とで、HP位置502にスキャナユニット104を正確
に移動させることが可能となる。
【0050】また別に、最初から、HPセンサ402の
出力がOFFの場合には、先程と同様に、スキャナユニ
ット104を後進方向に移動させ、HPセンサ402の
出力がONになってから所定距離分進めることで、HP
位置502にスキャナユニット104を正確に移動させ
ることが可能となる。
【0051】図8は、図1に示したリーダ部1の一例を
示す断面図であり、図1と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0052】図において、501は原稿読み取り位置
(SP)で、DF原稿流し読みでのスキャナユニット1
04の原稿読み取り位置に対応する。502はホームポ
ジション(HP)で、シェーディング補正処理時のスキ
ャナユニット104の白板読み取り位置に対応する。
【0053】以下、図9〜図15を参照して、本発明に
おける原稿読取装置を備える画像形成装置の片面時のD
F流し読み動作における紙の流れについて説明する。
【0054】図9は、本発明の原稿読取装置を備える画
像形成装置における片面時のDF流し読み動作における
原稿の一例を示す模式図である。
【0055】図に示すように、3枚原稿が、1枚目の表
面がA、2枚目の表面をB、3枚目の表面をCとしたと
き、読み込み時の順番がA→B→Cとなっている。
【0056】図10〜図14は、本発明の画像形成装置
における片面時のDF流し読み動作における紙の流れに
ついて説明する図であり、図1と同一のものには同一の
符号を付してある。
【0057】図10に示すように、紙の給紙系としての
DF101において、601はレジストローラで、ここ
で原稿読み込みのための先端レジ合わせを行う。また、
602は長さ検知センサで、紙の副走査方向の長さを検
知するためのものであり、原稿積載トレイ604の主走
査幅ガイド(不図示)との組み合わせで、定型用紙の原
稿サイズを確定する。
【0058】また、605は原稿排紙トレイで、読み込
みを行った原稿はそのままこの原稿排紙トレイ605に
排紙される。603は反転フラッパで、両面時にはこの
反転フラッパ603を用いて原稿排紙トレイ605に排
紙された原稿を再度給送することで機外反転動作を行
う。
【0059】また、原稿の副走査長をリアルタイムに計
測するようにレジストローラ601の下流に、副走査計
測センサ606を装備おり、レジ後に原稿を空搬送する
ことで、原稿サイズ確定を行うことも可能となってい
る。
【0060】図10では、まず、3枚原稿がセットされ
たときの状況を示しており、積載原稿束は上から1枚目
の表面A、2枚目の表面B、3枚目の表面Cという順序
でセットされている。
【0061】そして、このDF流し読みを行う場合に
は、前述したように、スキャナユニット104は、SP
位置501にてランプは点灯状態になっている。
【0062】そして、図11に示すように、上面の1枚
目がプレ給紙され、プレ給紙が完了したときに、長さ検
知センサ602の紙有り無し検知と、原稿積載トレイ6
04の主走査幅ガイド(不図示)との組み合わせで、定
型用紙の原稿サイズを確定する。
【0063】なお、このプレ給紙が完了したとき、長さ
検知センサ602の紙有り無し検知の出力は、スモール
原稿(副走査長が220mm未満の原稿)の場合には紙
無し(OFF )となり、一方、ラージ原稿(副走査長が2
20mm以上の原稿)の場合には紙有り( ON) となる
ものとする。上記プレ給紙完了時、原稿サイズは、後述
する図15に示すように確定される。例えば、主走査幅
ガイドにより検知された主走査幅が297mmである場
合、長さ検知センサ602の出力が紙無し(OFF)の
場合は、原稿サイズをA4と確定し、長さ検知センサ6
02の出力が紙有り(ON)の場合は、原稿サイズをA
3と確定するものとする。
【0064】次に、図12に示すように、1枚目の原稿
の表面AをDF流し読みにて読み込み、図13に示すよ
うに、原稿排紙トレイ605に1枚目原稿を排紙し、同
時に2枚目の原稿の給紙(プレ給紙も含む)を行う。こ
のときの原稿排紙トレイ605に排紙された原稿は表面
が下になるように排紙されている(フェイスダウン)。
【0065】2枚目以降も同様に給紙,読み込み,排紙
を行い、最終的に図14に示すように、原稿排紙トレイ
605に排紙された原稿排紙束は、上から3枚目、2枚
目、1枚目という順序になる。
【0066】図15は、本実施形態におけるプレ給紙時
の原稿サイズ確定表の一例を示す図である。
【0067】図に示すように、プレ給紙時の原稿サイズ
は、不図示の主走査幅ガイドにより検知された主走査幅
と、上述したプレ給紙完了時の長さ検知センサ602の
検出結果とにより確定するものとする。
【0068】以下、図16〜図25を参照して、本発明
における画像形成装置の両面時の表→裏面順でのDF流
し読み動作における紙の流れについて説明する。
【0069】図16は、本発明の原稿読取装置を備える
画像形成装置における両面時の表→裏面順でのDF流し
読み動作における原稿の一例を示す模式図である。
【0070】図に示すように、3枚原稿が、1枚目の表
面がA、1枚面の裏面がB、2枚目の表面がC、2枚目
の裏面がD、3枚目の表面がE、3枚目の裏面がFとし
たときの読み込み順番が、A→B→C→D→E→Fとな
っている。
【0071】図17〜図25は、本発明の原稿読取装置
を備える画像形成装置における両面時の表→裏面順での
DF流し読み動作における紙の流れについて説明する図
であり、図2と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0072】図16では、まず、3枚原稿がセットされ
たときの状況を示しており、積載原稿束上から1枚目の
表面A、2枚目の表面B、3枚目の表面Cという順序で
セットされている。
【0073】そして、図11と同様に図18に示すよう
に上面の1枚目がプレ給紙され、プレ給紙が完了したと
きに、長さ検知センサ602の紙有り無し検知と、原稿
積載トレイ604の主走査幅ガイド(不図示)との組み
合わせで、定型用紙の原稿サイズを確定する。
【0074】続けて、図19に示すように、1枚目の原
稿の表面AをDF流し読みにて読み込み、反転フラッパ
603にて機外反転動作を行う。
【0075】そして、図20に示すように、機外反転動
作された1枚目の原稿を再給紙し、図21に示すよう
に、1枚目原稿の裏面BをDF流し読みにて読み込む。
また、このまま排紙すると、原稿のフェイスダウン状態
とは異なってしまうため、図22に示すように、もう1
度反転フラッパ603にて機外反転動作を行う。
【0076】この機外反転動作により、1枚目原稿の表
面が下になるので、図23に示すように、原稿読み込み
は行わずそのまま空搬送を行って、その空搬送を行った
1枚目原稿を、図24に示すように、原稿排紙トレイ6
05に排紙し、同時に2枚目の原稿給紙(プレ給紙も含
む)を行う。なお、このときの排紙は表面が下になるよ
うに行う(フェイスダウン)。
【0077】また、2枚目以降も同様に給紙,読み込
み,反転,排紙を行い、最終的に図25に示すように、
原稿排紙トレイ605に排紙された原稿排紙束は、上か
ら3枚目、2枚目、1枚目という順序になる。
【0078】以下、図26〜図36を参照して、本発明
における原稿読取装置を備える画像形成装置の両面時の
裏→表面順でのDF流し読み動作における紙の流れにつ
いて説明する。
【0079】図26は、本発明の原稿読取装置を備える
画像形成装置における両面時の裏→表面順でのDF流し
読み動作における原稿の一例を示す模式図である。
【0080】図に示すように、3枚原稿が、1枚目の表
面がA、1枚面の裏面がB、2枚目の表面がC、2枚目
の裏面がD、3枚目の表面がE、3枚目の裏面がFとし
た時の読み込み順番が、B→A→D→C→F→Eとなっ
ている。
【0081】図27〜図35は、本発明の原稿読取装置
を備える画像形成装置における両面時の裏→表面順での
DF流し読み動作における紙の流れについて説明する図
であり、図2と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0082】図27では、まず、3枚原稿がセットされ
たときの状況である。積載原稿束上から1枚目の表面
A、2枚目の表面B、3枚目の表面Cという順序でセッ
トされている。
【0083】そして、図28に示すように、上面の1枚
目をプレ給紙する。次に、図29に示すように、1枚目
の原稿の表面Aを空搬送し、反転フラッパ603にて機
外反転動作を行う。この時の動作としては、原稿読み込
みは行わず、副走査計測センサ606を用いて副走査長
を決定し、原稿サイズを確定する。
【0084】このとき用いる原稿サイズ確定表は、後述
する図36に示すようになっており、例えば、主走査幅
ガイドにより検知された主走査幅が297mmの場合
に、副走査計測センサ606により検出された副走査長
が257mmの場合には、B5Rと確定するものとす
る。
【0085】次に、図30に示すように、機外反転動作
された1枚目の原稿を再給紙し、図31に示すように、
1枚目原稿の裏面BをDF流し読みにて読み込みを行
う。また、図31での読み込み動作の後には、再び反転
フラッパ603にて機外反転動作を行う。
【0086】さらに、図32に示すように、機外反転動
作された1枚目の原稿を再給紙し、図33に示すよう
に、1枚目原稿の表面AをDF流し読みにて読み込みを
行う。1枚目原稿の表面Aを読み込んだ後では、表面が
下になっているので、次に、図34に示すように、その
まま原稿排紙トレイ605に1枚目原稿の排紙を行い、
同時に2枚目の原稿給紙(プレ給紙も含む)を行う。こ
のときの排紙は表面が下になるように排紙する(フェイ
スダウン)。
【0087】2枚目以降も同様に給紙,空搬送,読み込
み,反転,排紙を行い、最終的に図35に示すように、
原稿排紙束上から3枚目、2枚目、1枚目という順序に
なる。
【0088】図36は、本実施形態における原稿空搬送
時の原稿サイズ確定表の一例を示す図である。
【0089】図に示すように、原稿空搬送時の原稿サイ
ズは、不図示の主走査幅ガイドにより検知された主走査
幅と、上述した副走査計測センサ606の計測結果とに
より確定するものとする。
【0090】例えば、主走査幅ガイドにより検知された
主走査幅が297mmの場合に、副走査計測センサ60
6により検出された副走査長が257mmの場合には、
B5Rと確定するものとする。
【0091】以下、図37,図38のフローチャートを
参照して、本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における原稿読み込みシーケンス処理について説明す
る。
【0092】図37は、本発明の原稿読取装置を備える
画像形成装置における第1の制御処理手順の一例を示す
フローチャートであり、原稿読み込みシーケンス処理に
対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に
示したCPU307により、ROM309又は図示しな
いその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて
実行され、コントローラ3からリーダ部1,原稿給送制
御部11を介してDF101の制御を行うものとする。
また、S1〜S8は各ステップを示す。
【0093】まずステップS1では、DF101上に原
稿がセットされるのを待つ。なお、原稿がセットされか
どうかは、原稿積載トレイ604上にある原稿有無検知
センサ(不図示)にて検知する。そして、ステップS1
にて、DF101上に原稿がセットされたと判定された
ら、ステップS2へ進み、操作パネル4上のスタートキ
ーP203が押されるのを待つ。
【0094】ステップS2にて、スタートキーP203
が押されたと認識された場合には、ステップS3へ進
み、原稿読み込み準備処理を実行する。原稿読み込み準
備処理については、後述する。
【0095】ステップS3の原稿読み込み準備処理が終
了したら、次にステップS4へ進み、両面読み込みモー
ドかどうかを判定する。両面読み込みモードの設定は、
前述したように操作パネル4上の表示部P201にて行
う(図3,図4)。ステップS4で両面読み込みモード
であると判定された場合には、ステップS5へ進み、原
稿混載モードでの設定が異系列混載であるかどうかを判
定する。原稿混載モードの設定は、前述したように操作
パネル4上の表示部P201にて行う(図5,図6)。
【0096】ステップS5の判定で、混載モードの設定
が異系列混載である場合には、ステップS6において、
上記図26〜図35に示した両面時の裏→表面順でのD
F流し読み動作を行い、処理を終了する。
【0097】一方、ステップS5の判定で、混載モード
での設定が異系列混載ではない場合には、ステップS7
において、上記図16〜図25に示した両面時の表→裏
面順でのDF流し読み動作を行い、処理を終了する。
【0098】また、ステップS4で両面読み込みモード
でないと判定された場合には、ステップS8において、
上記図9〜図14に示した片面時のDF流し読み動作を
行い、処理を終了する。
【0099】図38は、本発明の原稿読取装置を備える
画像形成装置における第2の制御処理手順の一例を示す
フローチャートであり、図37のステップS3に示した
原稿読み込み準備処理に対応する。なお、このフローチ
ャートの処理は、図1に示したCPU307により、R
OM309又は図示しないその他の記憶媒体に格納され
たプログラムに基づいて実行され、コントローラ3から
リーダ部1,原稿給送制御部11を介してDF101の
制御を行うものとする。また、S11〜S13は各ステ
ップを示す。
【0100】まずステップS11では、上述したHPサ
ーチ処理を行い、このHPサーチが終了した後、ステッ
プS12において、上述したシェーディング補正処理を
行う。
【0101】シェーディング補正処理終了後、ステップ
S13において、スキャナユニット104のランプ10
3は点灯状態のままにしておき、原稿読み込み開始位置
(図8に示したDF流し読み位置SP501)へ移動
し、図37のフローチャートへ戻る。
【0102】このように、原稿流し読み機能のみを搭載
した画像形成装置においては、両面原稿で原稿混載モー
ドを行う場合とそうでない場合とで、原稿読み込み面順
番を切り替えることにより、両面原稿で原稿混載モード
を行う場合において、最適な原稿読み込み動作を可能と
することができる。
【0103】以上の処理により,原稿混載モードのよう
に、両面読み込みモード時に空搬送での原稿サイズ確定
処理が必要な場合には、読み込み面順を通常の両面読み
込み時の読み込み面順とは切り替えて紙搬送を行って、
空搬送により反転した原稿を搬送無駄のないように裏面
から読み込むことで、原稿混載モードのように両面読み
込みモード時に空搬送での原稿サイズ確定処理が必要な
場合であっても、原稿読み込み速度を落とすことなく、
原稿混載モードでない両面読み込みモード時と同等の読
み込みパフォーマンスを保持でき、最適な両面読み込み
機能を実現することができる。
【0104】なお、上記実施形態では、プリンタ部(プ
リンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を例に
して説明したが、レーザビーム方式以外の電子写真方式
(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、インク
ジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリ
ント方式であっても本発明は適用可能である。
【0105】また、本発明は、デジタル複写機であって
も、スキャナ、FAXなどの原稿画像読み取り装置での
原稿画像読み取り処理に適用するように構成してもよ
い。
【0106】また、本発明をスキャナに適用する場合、
上記フローチャートの処理は、該スキャナを制御するホ
ストコンピュータのデバイスドライバ又はアプリケーシ
ョンソフト等により実行されるものとする。
【0107】以下、図39に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る原稿読取装置を備える画像形成装置で読
み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明
する。
【0108】図39は、本発明に係る原稿読取装置を備
える画像形成装置で読み出し可能な各種データ処理プロ
グラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図
である。
【0109】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0110】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0111】本実施形態における図37,図38に示す
機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0112】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0113】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0114】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0115】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0116】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0117】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0118】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,4,5の発明によれば、原稿の両面を読込む両面読
み込みモードが設定され、且つ給送手段により原稿を空
搬送して該原稿のサイズを検出する第2の原稿サイズ検
出手段が選択設定されている場合には、読込手段による
原稿の読み込み面の順番を切り替え制御するので、両面
読み込みモード時の空搬送での原稿サイズ確定処理が必
要な場合には、通常の両面時の読み込み面順とは切り替
えて紙搬送を行うことで、原稿読み込み速度を落とすこ
となく、最適な両面読み込み機能を搭載することができ
る。
【0120】第2の発明によれば、異なる複数の原稿サ
イズが混載した原稿束から原稿を読み込む原稿混載モー
ドを設定する原稿混載モード設定手段を有し、前記原稿
混載モード設定手段により原稿混載モードが設定された
場合、前記検出設定手段は、前記第2の原稿サイズ検出
手段を選択設定するので、原稿混載モードが設定された
場合のように両面読み込みモード時の空搬送での原稿サ
イズ確定処理が必要な場合には、通常の両面時の読み込
み面順とは切り替えて紙搬送を行うことで、原稿読み込
み速度を落とすことなく、最適な両面読み込み機能を搭
載することができる。
【0121】第3の発明によれば、前記読込手段は、原
稿の両面を表面,裏面の順番で読込む第1の面順番、又
は裏面,表面の順番で読込む第2の面順番で読込み可能
であり、前記制御手段は、前記両面読み込みモード設定
手段にて両面読み込みモードが設定され、且つ前記検出
設定手段にて第2の原稿サイズ検出手段が選択設定され
ている場合には、前記読込手段による原稿の読み込み面
の順番を前記第2の面順番に切り替え制御するので、原
稿混載モードが設定された場合のように両面読み込みモ
ード時の空搬送での原稿サイズ確定処理が必要な場合に
は、通常の両面時の読み込み面順とは切り替えて裏面,
表面の順番で搬送,読み込みを行うことで、原稿読み込
み速度を落とすことなく、最適な両面読み込み機能を搭
載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態を示す原稿読取装
置を備える画像形成装置を適用可能な画像入出力装置の
構成を示すブロックである。
【図2】図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を
説明する断面図である。
【図3】図2に示したリーダ部に配設される操作パネル
の一例を示す平面図である。
【図4】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置に
おいて両面種類を設定する両面種類設定画面の一例を示
す模式図である。
【図5】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置に
おいて応用モードを設定する各種応用モード設定画面の
一例を示す模式図である。
【図6】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置に
おいて原稿混載の種類を設定する原稿混載種類設定画面
の一例を示す模式図である。
【図7】図1に示した原稿搬送装置を除いたリーダ部の
一例を示す斜視図である。
【図8】図1に示したリーダ部の一例を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置置
における片面時のDF流し読み動作における原稿の一例
を示す模式図である。
【図10】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における片面時のDF流し読み動作における紙の流れに
ついて説明する図である。
【図11】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における片面時のDF流し読み動作における紙の流れに
ついて説明する図である。
【図12】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における片面時のDF流し読み動作における紙の流れに
ついて説明する図である。
【図13】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における片面時のDF流し読み動作における紙の流れに
ついて説明する図である。
【図14】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における片面時のDF流し読み動作における紙の流れに
ついて説明する図である。
【図15】本実施形態におけるプレ給紙時の原稿サイズ
確定表の一例を示す図である。
【図16】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける原稿の一例を示す模式図である。
【図17】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図18】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図19】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図20】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図21】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図22】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図23】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図24】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図25】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の表→裏面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図26】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける原稿の一例を示す模式図である。
【図27】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図28】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図29】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図30】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図31】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図32】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図33】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図34】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図35】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における両面時の裏→表面順でのDF流し読み動作にお
ける紙の流れについて説明する図である。
【図36】本実施形態における原稿空搬送時の原稿サイ
ズ確定表の一例を示す図である。
【図37】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図38】本発明の原稿読取装置を備える画像形成装置
における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図39】本発明に係る原稿読取装置を備える画像形成
装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納
する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 コントローラ部 4 操作パネル 11 原稿給送制御部 101 原稿給送装置 307 CPU 308 RAM 309 ROM 104 スキャナユニット 601 レジストローラ 602 長さ検知センサ 606 副走査計測センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/12 Z Fターム(参考) 2H076 AA02 AA58 BA15 BA18 BA19 BA42 BA58 BA59 BA61 BA63 BB04 3F048 AA01 AB02 BA07 BB03 CC01 DB01 EB23 3F100 AA03 BA15 CA12 CA15 CA17 DA04 EA03 5C062 AA02 AA05 AB17 AB46 AC09 AC21 AC67 AE01 BA04 5C072 AA01 BA03 NA08 RA01 UA20 XA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給送されている原稿を流し読みする読込
    手段と、 前記読込手段に対して原稿を表面,裏面にて給送可能な
    給送手段と、 原稿の両面を読み込む両面読み込みモードを設定する両
    面読み込みモード設定手段と、 前記給送手段により原稿をプレ給紙して該原稿のサイズ
    を検出する第1の原稿サイズ検出手段と、 前記給送手段により原稿を空搬送して該原稿のサイズを
    検出する第2の原稿サイズ検出手段と、 前記第1又は前記第2の原稿サイズ検出手段を選択設定
    する検出設定手段と、 前記両面読み込みモード設定手段にて両面読み込みモー
    ドが設定され、且つ前記検出設定手段にて第2の原稿サ
    イズ検出手段が設定されている場合には、前記読込手段
    による原稿の読み込み面の順番を切り替え制御する制御
    手段と、を有することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 異なる複数の原稿サイズが混載した原稿
    束から原稿を読み込む原稿混載モードを設定する原稿混
    載モード設定手段を有し、 前記原稿混載モード設定手段により原稿混載モードが設
    定された場合、前記検出設定手段は、前記第2の原稿サ
    イズ検出手段を設定することを特徴とする請求項1記載
    の原稿読取装置。
  3. 【請求項3】 前記読込手段は、原稿の両面を表面,裏
    面の順番で読込む第1の面順番、又は裏面,表面の順番
    で読込む第2の面順番で読込み可能であり、 前記制御手段は、前記両面読み込みモード設定手段にて
    両面読み込みモードが設定され、且つ前記検出設定手段
    にて第2の原稿サイズ検出手段が設定されている場合に
    は、前記読込手段による原稿の読み込み面の順番を前記
    第2の面順番に切り替え制御することを特徴とする請求
    項1又は2記載の原稿読取装置。
  4. 【請求項4】 給送されている原稿を流し読みする読込
    手段と、前記読込手段に対して原稿を表面,裏面で給送
    可能な給送手段と、原稿の両面を読み込む両面読み込み
    モードを設定する両面読み込みモード設定手段と、前記
    給送手段により原稿をプレ給紙して該原稿のサイズを検
    出する第1の原稿サイズ検出手段と、前記給送手段によ
    り原稿を空搬送して該原稿のサイズを検出する第2の原
    稿サイズ検出手段と、前記第1又は前記第2の原稿サイ
    ズ検出手段を選択設定する検出設定手段とを有する原稿
    読取装置の制御方法において、 前記両面読み込みモード設定手段にて両面読み込みモー
    ドが設定され、且つ前記検出設定手段にて第2の原稿サ
    イズ検出手段が設定されている場合には、前記読込手段
    による原稿の読み込み面の順番を切り替える切り替え工
    程を有することを特徴とする原稿読取装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 給送されている原稿を流し読みする読込
    手段と、前記読込手段に対して原稿を表面,裏面で給送
    可能な給送手段と、原稿の両面を読み込む両面読み込み
    モードを設定する両面読み込みモード設定手段と、前記
    給送手段により原稿をプレ給紙して該原稿のサイズを検
    出する第1の原稿サイズ検出手段と、前記給送手段によ
    り原稿を空搬送して該原稿のサイズを検出する第2の原
    稿サイズ検出手段と、前記第1又は前記第2の原稿サイ
    ズ検出手段を選択設定する検出設定手段とを有する原稿
    読取装置に、 前記両面読み込みモード設定手段にて両面読み込みモー
    ドが設定され、且つ前記検出設定手段にて第2の原稿サ
    イズ検出手段が設定されている場合には、前記読込手段
    による原稿の読み込み面の順番を切り替える切り替え工
    程を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み
    取り可能に記憶した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004107018A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 原稿読取装置

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