JP2002252129A - 回転トランスおよびその製造方法 - Google Patents

回転トランスおよびその製造方法

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JP2002252129A JP2001047960A JP2001047960A JP2002252129A JP 2002252129 A JP2002252129 A JP 2002252129A JP 2001047960 A JP2001047960 A JP 2001047960A JP 2001047960 A JP2001047960 A JP 2001047960A JP 2002252129 A JP2002252129 A JP 2002252129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェライトコアから導かれたリード線の被膜
が破れることによるリード線の絶縁不良を改善し、リー
ド線の引き出し作業性を高めて、回転トランスの信頼性
の向上を図る。 【解決手段】 外周側一端にフランジ13が設けられ内
周側にリード線32を引き出すための複数の溝12が形
成された筒状のドラム11と、ドラム11の内部に設置
されるものでコイル31を備えた複数の磁性体(フェラ
イト)コア21とを有するステータ2を備え、コイル3
1より溝12を通してフランジ13側にリード線32が
引き出され、各溝12内における各リード線32の周囲
に絶縁体41が形成され、各絶縁体41の一端はフラン
ジ13側の溝12の開口端より少なくともはみ出して形
成されている回転トランスである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転トランスおよ
びその製造方法に関し、詳しくは業務用ビデオテープレ
コーダーの回転トランス装置に使用される回転トランス
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転トランスの一例を図7によっ
て説明する。図7では、一例として、回転トランスのス
テータの断面構造を示す。
【0003】図7に示すように、ステータ102を構成
する円筒形状のドラム111があり、その内周側にはリ
ード線を収める複数の溝112が形成されていて、その
外周側端部にはフランジ113が形成されている。上記
ドラム111の内部には、複数のフェライトコア121
が各フェライトコア121間に環座125を介して挿入
され設置されている。上記フェライトコア121は、例
えば8チャンネルの回転トランスでは8個が設置され
る。
【0004】このフェライトコア121の内周側にはコ
イル溝122が形成され、そのコイル溝122内にはコ
イル131が設置されている。上記フェライトコア12
1の内周側のコイル溝内に設置されているコイル131
は、その端部側がフェライトコア121の所定位置で外
周側に引き出され、上記コイル131より引き出された
2本のリード線132はよじられている。そして、上記
よじられたリード線132は、上記リード線を引き出す
溝112を通してドラム111上部に引き出されてい
る。
【0005】上記回転トランスの製造方法としては、図
8の(1)に示すように、内周側にコイル131を備え
外周側にコイル131のリード線132が引き出された
磁性体コア(例えば、フェライトコア)121をチャン
ネル数だけ用意する。そして、図8の(2)に示すよう
に、各フェライトコア121に備えられたリード線13
2をよじる。
【0006】また、図8の(3)に示すように、リード
線を引き出す溝112を備えたステータのドラム111
を用意する。そして、ドラム111内にチャンネル数に
対応するフェライトコア121を環座125と交互に挿
入して設置する。例えば8チャンネルの回転トランスを
形成する場合には、8個のフェライトコア121がドラ
ム111内に挿入され、挿入されたフェライトコア12
1間には環座125が設けられている。その際、図8の
(4)に示すように、ドラム111の内周側に形成され
た所定の溝112内にリード線132を配置し、フラン
ジ113側に1チャンネル(1ch.)〜8チャンネル
(8ch.)の各リード線132を引き出す。
【0007】その後、図示はしないが、ドラムにコア押
さえを挿入して、フェライトコア、環座を固定する。次
いで、ドラム内にフェライトコアの内周面が基準面に対
して直角になるようにフェライトコアが挿入されている
か否かを検査する。次いで、フランジ上に基板を取り付
ける。その後、フランジ側に引き出されたリード線を基
板に設けられた電極に、例えば、はんだを用いて接続す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回転トランスでは、下層のフェライトコアからドラムの
溝を通して導かれたリード線が、次に挿入されるフェラ
イトコアに引っかかり、リード線の被膜が破れることが
ある。この場合に、被膜が破れたリード線がドラムと接
触して絶縁不良となる。またリード線をドラムの内周側
溝に引き出す際の作業性が悪い。そのため、回転トラン
スの信頼性の低下を来たしていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた回転トランスおよびその製造方法
である。
【0010】本発明の回転トランスは、外周側一端にフ
ランジが設けられ内周側にリード線を引き出すための複
数の溝が形成された筒状のドラムと、前記ドラムの内部
に設置されるものでコイルを備えた複数の磁性体コアと
を有するステータを備え、前記コイルより前記溝を通し
て前記フランジ側にリード線が引き出され、前記各溝内
における前記各リード線の周囲に絶縁体が形成され、前
記各絶縁体の一端は前記フランジ側の前記溝の開口端よ
り少なくともはみ出して形成されているものである。
【0011】上記回転トランスでは、各絶縁体の一端は
フランジ側の溝の開口端より少なくともはみ出して形成
されていることから、リード線をはんだ付けする際に強
く引っ張れる。また、ドラムもしくはフランジのエッジ
にリード線は絶縁体を介して接触するようになるので、
絶縁体が絶縁性樹脂等の軟質の絶縁材料で形成されてい
る構成では、フランジ上から基板へのリード線の折り曲
げが丸くなり、ドラムもしくはフランジのエッジにリー
ド線がこすれて断線することがなくなる。また、リード
線の周囲に絶縁体が形成されていることから、ドラムを
セットする際のリード線へのダメージが緩和される。上
記説明したように、リード線がフランジやドラムへ直接
に接触することが避けられるので、リード線は絶縁体に
より保護される。また、絶縁体を絶縁管で形成した構成
では、リード線の長さを規定し易くなる。
【0012】本発明の回転トランスの製造方法は、コイ
ルを備えた磁性体コアをチャンネル数だけ用意する工程
と、前記コイルより前記各磁性体コアの外周側に引き出
されたリード線をよじる工程と、前記よじったリード線
に絶縁体を被せる工程と、ステータのドラム内に前記磁
性体コアをチャンネル数に応じて設置するとともに、前
記ドラムの内周側に形成された所定の溝に前記リード線
が挿入された絶縁体を、該絶縁体の一端が前記ドラムの
外周端に形成されたフランジ側の前記溝の開口端より少
なくともはみ出すように設置する工程と、前記フランジ
上に基板を取り付けた後、前記引き出されたリード線を
前記基板に設けた電極に接続する工程とを備えている。
【0013】上記回転トランスの製造方法では、リード
線に被せた絶縁体の一端をフランジ側の前記溝の開口端
より少なくともはみ出すように形成することから、リー
ド線がドラムやフランジ等のエッジに直接に当らなくな
る。そのため、リード線をはんだ付けする際に強く引っ
張り、リード線は真っ直ぐに基板の電極に接続しても、
フランジ上から基板へのリード線の折り曲げが丸くな
り、上記エッジ部分でリード線が擦れて被覆は破れた
り、リード線が断線することがなくなる。さらに、リー
ド線を絶縁体内に挿入することから、ドラムをセットす
る際にも直接的にリード線へ接触しないので、リード線
へのダメージが緩和される。このように、リード線は絶
縁体により保護されるので、リード線がフランジやドラ
ムへ直接に接触することが避けられる。また、絶縁体に
絶縁管を用いることによりリード線の長さを規定し易く
なる。
【0014】別の回転トランスの製造方法は、コイルを
備えた磁性体コアをチャンネル数だけ用意する工程と、
前記コイルより前記各磁性体コアの外周側に引き出され
たリード線をよじる工程と、ステータのドラム内に前記
磁性体コアをチャンネル数に応じて設置するとともに、
前記ドラムの外周端に形成されたフランジ側に前記リー
ド線を引き出すようにして、前記ドラムの内周側に形成
された所定の溝に前記リード線を配置する工程と、前記
フランジ側の前記溝の開口端より少なくともはみ出すよ
うに、前記リード線が配置された溝を絶縁性の樹脂で埋
め込むことで、前記リード線の周囲に絶縁体を形成する
工程と、前記フランジ上に基板を取り付けた後、前記引
き出されたリード線を前記基板に設けた電極に接続する
工程とを備えている。
【0015】上記別の回転トランスの製造方法では、リ
ード線の周囲に設けた絶縁体の一端をフランジ側の溝の
開口端より少なくともはみ出すように形成することか
ら、リード線がドラムやフランジ等のエッジに直接に当
らなくなる。そのため、リード線をはんだ付けする際に
強く引っ張り、リード線は真っ直ぐに基板の電極に接続
しても、フランジ上から基板へのリード線の折り曲げが
丸くなり、上記エッジ部分でリード線が擦れて被覆が破
損する、リード線が断線する等の問題がなくなる。この
ように、リード線は絶縁体により保護されるので、リー
ド線がフランジやドラムへ直接に接触することが避けら
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の回転トランスに係る第1
の実施の形態を、図1の概略構成図によって説明する。
図1では、概略構成図として、(1)に断面図を示し、
(2)に上面図を示す。
【0017】図1に示すように、回転トランスのステー
タ2を構成する円筒形状のドラム11があり、その内周
側にはチャンネル数に対応してリード線を収める複数本
の溝12が形成されていて、その外周側端部にはフラン
ジ13が形成されている。上記溝12は、その断面形状
は後述する絶縁管が入るような断面を有するものであれ
ばいかなる断面形状であってもよい。例えば、半円形。
半楕円形、台形、三角形、4角形以上の多角形等、種々
の形状を選択することが可能である。ここでは溝幅が
2.0mm、深さが1.0mmの略半円形断面の溝を形
成した。
【0018】上記ドラム11の内部には、複数の磁性体
(フェライト)コア21が環座31を介して挿入され設
置されている。以下フェライトコア21として説明す
る。上記フェライトコア21は、例えば8チャンネルの
回転トランスでは8個が設置される。なお、上記溝12
は、各リード線32の引き出し位置に対応して上記ドラ
ム11の長さと同等に形成される、または、上記ドラム
11内にフェライトコア21を設置した位置からリード
線32を引き出す位置までの長さと同等もしくはそれ以
上に形成される。
【0019】このフェライトコア21の内周側にはコイ
ル溝22が形成され、そのコイル溝22内にはコイル3
1が設置されている。上記コイル31は、その端部側が
フェライトコア21の所定位置で外周側に引き出され、
上記コイル31より引き出された2本のリード線32は
よじられている。そのよじられたリード線32には絶縁
管からなる絶縁体(以下絶縁管として説明する)41が
挿入されている。そして、上記よじられたリード線32
は、上記絶縁管41が挿入された状態で、上記リード線
を引き出すための溝12を通してフランジ13側に引き
出されている。その際、上記絶縁管41の一端は、溝1
2のフランジ13側の開口端より少なくともはみ出し、
そのはみだし量dは2mm以下としてある。上記絶縁管
41のかわりに、リード線32に絶縁性のテープを巻き
つけて絶縁体としてもよい。もしくは、リード線32の
周囲を絶縁性樹脂で被覆してもよい。
【0020】上記絶縁管41には、例えばガラス繊維、
ポリエステル繊維等の絶縁性繊維で編んだ編組チュー
ブ、編組チューブにワニス等の絶縁性樹脂を含侵させた
チューブ、フッ素樹脂、塩化ビニル樹脂、ナイロン樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の絶縁性樹
脂からなるチューブ、もしくはシリコーンゴム、合成ゴ
ム等の絶縁性ゴムからなるチューブを用いることができ
る。このチューブは、例えば内径が0.5mm〜1.5
mmで外形が1.0mm〜2.5mmの大きさのものを
用いる。
【0021】上記回転トランスでは、各絶縁管41の一
端は、溝12のフランジ13側の開口端より少なくとも
はみ出し、そのはみだし量dは2mm以下に設定されて
いることから、リード線32をはんだ付けする際に強く
引っ張っても、リード線32は絶縁管41によって溝1
2の開口端エッジに直接に接触することがない。そのた
め、リード線32は被覆剥がれや断線を起こすことがな
いので、リード線32を強く引っ張ることができる。
【0022】また、リード線32は絶縁管41を介して
溝12のフランジ13側の開口端エッジに接触するよう
になるので、絶縁管41が絶縁性樹脂等の軟質の絶縁材
料で形成されている構成では、電極が形成されている基
板(図示せず)方向へのリード線32の折り曲げが丸く
なり、溝12の開口端エッジにリード線32がこすれて
断線することがなくなる。また、リード線32の周囲に
絶縁管41が形成されていることから、フェライトコア
21をドラム11内にセットする際にはフェライトコア
21がリード線32に直接に接触しないので、リード線
32へのダメージが緩和される。
【0023】上記説明したように、リード線32は絶縁
管41により保護されることから、リード線32がフラ
ンジ13やドラム11に直接に接触することが避けられ
る。よって、リード線32の断線、リード線32の被覆
破れが防止され、絶縁不良が低減されるので、配線の信
頼性が向上される。また、絶縁管41を用いていること
から、絶縁管41の長さでリード線32の長さを規定し
易くなる。よって、作業性が向上される。
【0024】次に、本発明の回転トランスに係る第2の
実施の形態を、図2の概略構成断面図によって説明す
る。図2では、前記図1によって説明した構成部品と同
様のものには同一符号を付与して説明する。
【0025】図2に示すように、回転トランスのステー
タ2を構成する円筒形状のドラム11があり、その内周
側にはリード線を収める複数本の溝12が形成されてい
て、その外周側端部にはフランジ13が形成されてい
る。上記溝12は、その断面形状は後述する絶縁管が入
るような断面を有するものであればいかなる断面形状で
あってもよい。例えば、半円形。半楕円形、台形、三角
形、4角形以上の多角形等、種々の形状を選択すること
が可能である。ここでは溝幅が1.0mm、深さが0.
5mmの略半円形断面の溝を形成した。
【0026】上記ドラム11の内部には、複数のフェラ
イトコア21が各フェライトコア21間に環座25を介
して挿入され設置されている。上記フェライトコア21
は、例えば8チャンネルの回転トランスでは8個が設置
される。なお、上記溝12は、各リード線32の引き出
し位置に対応して上記ドラム11の長さと同等より長く
形成される、または、上記ドラム11内にフェライトコ
ア21を設置した位置からリード線32を引き出す位置
までの長さと同等もしくはそれ以上に形成される。
【0027】このフェライトコア21の内周側にはコイ
ル溝22が形成され、そのコイル溝22内にはコイル3
1が設置されている。上記フェライトコア21の内周側
のコイル溝内に設置されているコイル31は、その端部
側がフェライトコア21の所定位置で外周側に引き出さ
れ、上記コイル31より引き出された2本のリード線3
2はよじられている。そのよじられたリード線32は、
上記リード線を引き出すための溝12を通してフランジ
13側に引き出されている。その溝12内のリード線3
2は絶縁性の樹脂からなる絶縁体43によって溝内に封
止されている。そして、上記絶縁体43の一端は、溝1
2のフランジ13側の開口端より少なくともはみ出し、
そのはみだし量dは2mm以下としてある。
【0028】上記絶縁体43には、ポリアリールエーテ
ル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、ワニス、もし
くはシリコーンゴム、合成ゴム等からなる。
【0029】上記回転トランス2では、各絶縁体43の
一端は、溝12のフランジ13側の開口端より少なくと
もはみ出し、そのはみだし量dは2mm以下に設定され
ていることから、リード線32をはんだ付けする際に強
く引っ張っても、リード線32は絶縁体43によって溝
12の開口端エッジに直接に接触することがない。その
ため、リード線32は被覆剥がれや断線を起こすことが
ないので、リード線32を強く引っ張ることができる。
【0030】また、リード線32は絶縁体43を介して
溝12のフランジ13側の開口端エッジに接触するよう
になるので、絶縁体43が絶縁性樹脂等の軟質の絶縁材
料で形成されている構成では、電極が形成されている基
板(図示せず)方向へのリード線32の折り曲げが丸く
なり、溝12の開口端エッジにリード線32がこすれて
断線することがなくなる。また、リード線32の周囲に
絶縁体43が形成されていることから、フェライトコア
21をドラム11内にセットする際にはフェライトコア
21がリード線32に直接に接触しないので、リード線
32へのダメージが緩和される。
【0031】上記説明したように、リード線32は絶縁
体43により保護されることから、リード線32がフラ
ンジ13やドラム11に直接に接触することが避けられ
る。よって、リード線32の断線、リード線32の被覆
破れが防止され、絶縁不良が低減されるので、配線の信
頼性が向上される。
【0032】次に、本発明の回転トランスの製造方法に
係る第1の実施の形態を、図3、図4の概略構成断面図
によって説明する。図3〜図5では、前記図1によって
説明した構成部品と同様のものには同一符号を付与して
示す。また、各図面は、必ずしも縮尺を同一にしていな
いことを注意されたい。
【0033】図3の(1)に示すように、コイル巻線機
51を利用して、コイル巻線機51の巻線治具52を矢
印ア方向に回動させることにより巻線治具52表面にコ
イル31を形成する。上記コイル31は、例えば巻き始
めと巻き終わりとが同位置になるように形成される。コ
イル31が完成した後、巻線治具52よりコイル31を
外す。
【0034】次いで図3の(2)に示すように、コイル
31の一部を内側(矢印イ方向)に押して、例えば10
mm程度内側に変形させる。この変形によりコイル31
の径が当初の径よりも小さくなる。そしてコイル31を
変形させた状態で、コイル31のリード線32を環状の
磁性体コア(例えば、フェライトコア)21に設けられ
た切込み部23に挿入するようにして、フェライトコア
21の内周側に形成されたコイル溝22内に設置する。
その結果、フェライトコア21に設けた切込み部23を
通してフェライトコア21の内周側から外周側に上記コ
イル31のリード線32を導き出される。
【0035】その後図3の(3)に示すようにコイル溝
22の内部に固定されるように、先に変形させた部分
(2点鎖線で示す部分)を矢印ウ方向に押してもとの状
態に戻し、コイル31を環状にする。その結果、コイル
径が当初の状態に戻るため、コイル溝22よりコイル3
1が外れなくなる。このように内周側のコイル溝22内
にコイル31を備えたフェライトコア21を必要なチャ
ンネル数だけ用意する。
【0036】次に、図3の(4)に示すように、フェラ
イトコア21の外周側に引き出された2本のリード線3
2を矢印エ方向に広げながら例えば矢印オ方向によじ
る。そして、図3の(5)に示すように、リード線32
がよじられる。
【0037】次いで図3の(6)に示すように、よじっ
たリード線32に絶縁体(例えば絶縁管)41を被せ
る。以下、絶縁体を絶縁管として説明する。すなわち、
絶縁管41内にリード線32が挿入された状態となる。
なお、絶縁体は、絶縁管を用いる以外に、絶縁テープを
巻いて形成することも可能であり、もしくは、リード線
32の周囲み絶縁性樹脂を被覆して形成することも可能
である。
【0038】その後、図4の(7)に示すように、ステ
ータのドラム11内にチャンネル数に対応するフェライ
トコア21を環座25と交互に挿入して設置する。例え
ば8チャンネルの回転トランスを形成する場合には、1
ch.〜8ch.の8個のフェライトコア21が環座25
を介してドラム11内に挿入される。
【0039】そして図4の(8)に示すように、上記ド
ラム11には、その内周側にリード線を収める複数本の
溝12が形成されていて、その外周側端部にフランジ1
3が形成されている。上記溝12は、フランジ13側に
開口を設け、各リード線32の引き出し位置に対応して
上記ドラム11の長さと同等に形成されている、また
は、上記ドラム11内にフェライトコア21を設置した
位置からリード線32を引き出す位置までの長さと同等
もしくはそれ以上に形成されている。
【0040】そして上記フェライトコア21、環座25
等を設置する際、ドラム11の内周側に形成された所定
の溝12にリード線32が挿入された状態の絶縁管41
を、その一端が溝12のフランジ13側の開口端より少
なくともはみ出すように設置する。そのはみだし量dは
2mm以下とする。
【0041】その後、図4の(9)に示すように、組立
て治具61の芯だし部62にドラム11内に挿入した状
態でフェライトコア21を嵌め込み、コア押さえ63を
介して止めねじ64でドラム11を芯だし部62に固定
する。その後、充填剤(図示せず)を注入して、フェラ
イトコア21、環座25〔図4の(8)参照〕を固定す
る。
【0042】次いで、図5の(10)に示すように、直
角度検査治具71内にドラム11を挿入し、図示しない
締め付けねじによって直角度検査治具71の治具基準面
71Sに固定する。そして、芯だし治具72をドラム1
1内のフェライトコア〔図4の(8)参照〕内に挿入し
て、フェライトコアの内周面が基準面に対して直角にな
っているか否かを検査する。
【0043】次に、図5の(11)に示すように、基板
規制ピン81で位置決めし、フランジ13上に基板15
を例えばねじ82により取り付ける。
【0044】その後、図5の(12)に示すように、基
板15上に引き出されたリード線32を基板15に設け
られた電極17に、例えばはんだごて91を用いてはん
だ付けにより接続する。
【0045】その結果、図5の(13)に示すように、
1ch.〜8ch.の各チャンネルのリード線32が所定
の電極17に接続される。図面では代表して4ch.の
電極とリード線に符号を示したが、他のチャンネルの電
極にも4ch.の電極17と同様にそのチャンネルに対
応するリード線32が接続される。このようにして、回
転トランスのステータ2が完成する。
【0046】上記回転トランスの製造方法では、絶縁管
41の一端を溝12のフランジ13側の開口端より少な
くともはみ出すように形成することから、リード線32
をはんだ付けする際に強く引っ張っても、リード線32
は絶縁管41によって溝12の開口端エッジに直接に接
触することがない。そのため、リード線32をはんだ付
けする際に、リード線32を強く引っ張って基板15の
電極17に接続しても、溝12の開口端にはみ出させた
絶縁管41によってリード線32の折り曲げ状態が丸く
なり、上記溝12の開口端エッジでリード線32が擦れ
て被覆が破れたり、リード線32が断線することがなく
なる。
【0047】さらに、リード線32は絶縁管41内に挿
入されることから、ドラム11内にフェライトコア2
1、環座25等をセットする際に、フェライトコア2
1、環座25等がリード線32に直接に接触しないの
で、リード線32へのダメージが緩和される。このよう
に、リード線32がフランジ13やドラム11へ直接に
接触することが避けられ、リード線32は絶縁管41に
より保護される。また、絶縁管41を用いることから、
リード線32の長さを規定し易くなる。
【0048】次に、別の回転トランスの製造方法に係る
第4の実施の形態を、図6の概略構成断面図によって説
明する。図6では、前記図2によって説明した構成部品
と同様のものには同一符号を付与して示す。
【0049】前記図3の(1)〜(3)によって説明し
たのと同様にして、環状の磁性体コア(例えば、フェラ
イトコア)21の内周側に形成されたコイル溝22内に
コイル31設置する。そしてコイル31のリード線32
をフェライトコア21に設けた切込み部23を通してフ
ェライトコア21の内周側から外周側に上記リード線3
2を導き出す。このように内周側のコイル溝22内にコ
イル31を備えたフェライトコア21をチャンネル数だ
け用意する。
【0050】次に、前記図3の(4)、(5)によって
説明したのと同様に、フェライトコア21の外周側に引
き出されたリード線32をよじる。
【0051】そして、図6の(1)、(2)に示すよう
に、よじったリード線32をステータのドラム11に形
成された溝12内に設置する。上記溝12は、各リード
線32の引き出し位置に対応して上記ドラム11の長さ
と同等に形成されている、または、上記ドラム11内に
フェライトコア21を設置した位置からリード線32を
引き出す位置までの長さと同等もしくはそれ以上に形成
されている。また、ドラム11内にチャンネル数に対応
するフェライトコア21を環座25と交互に設置する。
そして、例えば8チャンネルの回転トランスを形成する
場合には、8個のフェライトコア21(1ch.)〜2
1(8ch.)が環座25を介してドラム11内に設置
される。それとともに、ドラム11の外周端に形成され
たフランジ13側にリード線32を引き出すようにして
ドラム11の内周側に形成された所定の溝12にリード
線32を配置する。
【0052】次いで、図6の(2)に示すように、リー
ド線32が配置された溝12を絶縁性の樹脂で埋め込む
ことでリード線32の周囲に絶縁体43を形成する。こ
のとき、絶縁体43の一端がフランジ13側の溝12の
開口端より少なくともはみ出すようにする。そのはみだ
し量dは2mm以下とする。
【0053】なお、ドラム11内にフェライトコア21
を1個設置するごとに、そのフェライトコア21に設け
られているリード線32を溝12内に配置し、その溝1
2を絶縁体43で埋め込むようにしてもよい。
【0054】その後、ドラム11内に全てのフェライト
コア21を設置し終えてから、ドラム11内にコア押さ
え27を挿入してフェライトコア21と環座25を固定
する。
【0055】その後、前記図4の(9)〜図5(12)
によって説明したのと同様にして、組立て治具61を用
いてドラム11内にフェライトコア21、環座25を固
定した後、直角度検査治具71を用いてドラム11内に
フェライトコア21の内周面が基準面に対して直角にな
るようにフェライトコア21が挿入されているか否かを
検査する。次いで、フランジ13上に基板15を取り付
ける。その後、フランジ13側に引き出されたリード線
32を基板15に設けられた電極17に、例えば、はん
だを用いて接続する。
【0056】上記別の回転トランスの製造方法では、絶
縁体43の一端を溝12のフランジ13側の開口端より
少なくともはみ出すように形成することから、リード線
32をはんだ付けする際に強く引っ張っても、リード線
32は絶縁体43によって溝12の開口端エッジに直接
に接触することがない。そのため、リード線32をはん
だ付けする際に、リード線32を強く引っ張って基板1
5の電極17に接続しても、溝12の開口端にはみ出さ
せた絶縁体43によってリード線32の折り曲げ状態が
丸くなり、上記溝12の開口端エッジでリード線32が
擦れて被覆が破損したり、リード線32が断線すること
がなくなる。
【0057】さらに、ドラム11内に個々のフェライト
コア21を設置するごとに、リード線32を配置した溝
12を絶縁体43で埋め込む方法によれば、ドラム11
内に次のフェライトコア21をセットする際に、フェラ
イトコア21が直接的にリード線32に接触しなくなる
ので、リード線32へのダメージが緩和される。このよ
うに、リード線32が絶縁体43によって保護されるの
で、リード線32がフランジ13やドラム11に直接に
接触することが避けられる。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の回転トラ
ンスによれば、各リード線に被せた絶縁体の一端はフラ
ンジ側の溝の開口端より少なくともはみ出して形成され
ているので、リード線を強く引っ張った場合であって
も、リード線の被覆破れを防止することができるので、
絶縁不良が防止できる。また、リード線は絶縁体によっ
て被覆、保護されているので、配線の信頼性の向上が図
れる。よって、回転トランスの品質が安定化され、また
回転トランスの信頼性の向上が図れる。
【0059】本発明の回転トランスの製造方法によれ
ば、各リード線に被せたもしくは各リード線の周囲に設
けた絶縁体の一端をフランジ側の前記溝の開口端より少
なくともはみ出すように形成するので、リード線を強く
引っ張っても、リード線がフランジやドラムのエッジに
接触することが避けられるので、リード線の被覆破れが
起こらなくなり、絶縁不良を防止することができる。ま
た、リード線は絶縁体によって被覆、保護されるので、
配線の信頼性の向上が図れる。よって、回転トランスの
品質が安定化され、また回転トランスの信頼性が高めら
れるとともに、製造歩留りの向上が図れる。また、回転
トランスの製造における作業性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転トランスに係る第1の実施の形態
を示す概略構成図である。
【図2】本発明の回転トランスに係る第2の実施の形態
を示す概略構成断面図である。
【図3】本発明の回転トランスの製造方法に係る実施の
形態を示す概略構成図である。
【図4】本発明の回転トランスの製造方法に係る実施の
形態を示す概略構成図である。
【図5】本発明の回転トランスの製造方法に係る実施の
形態を示す概略構成図である。
【図6】本発明の別の回転トランスの製造方法に係る実
施の形態を示す概略構成図である。
【図7】従来の回転トランスに係るステータの一例を示
す概略構成断面図である。
【図8】従来の回転トランスの製造方法を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
2…ステータ、11…ドラム、12…溝、13…フラン
ジ、21…磁性体(フェライト)コア、25…環座、3
1…コイル、32…リード線、41…絶縁体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周側一端にフランジが設けられ内周側
    にリード線を引き出すための複数の溝が形成された筒状
    のドラムと、 前記ドラムの内部に設置されるものでコイルを備えた複
    数の磁性体コアとを有するステータを備え、 前記コイルより前記溝を通して前記フランジ側にリード
    線が引き出され、 前記各溝内における前記各リード線の周囲に絶縁体が形
    成され、 前記各絶縁体の一端は前記フランジ側の前記溝の開口端
    より少なくともはみ出して形成されていることを特徴と
    する回転トランス。
  2. 【請求項2】 前記フランジ側の前記溝の開口端上には
    み出す前記絶縁体のはみ出し量は2mm以下であること
    を特徴とする請求項1記載の回転トランス。
  3. 【請求項3】 前記絶縁体は絶縁管よりなることを特徴
    とする請求項1記載の回転トランス。
  4. 【請求項4】 前記磁性体コアより引き出されるリード
    線の長さはチャンネルごとに異なり、前記絶縁管の長さ
    は前記リード線の長さに対応して決定されていることを
    特徴とする請求項3記載の回転トランス。
  5. 【請求項5】 前記絶縁体は前記溝内を埋め込む絶縁性
    樹脂よりなることを特徴とする請求項1記載の回転トラ
    ンス。
  6. 【請求項6】 コイルを備えた磁性体コアをチャンネル
    数だけ用意する工程と、 前記コイルより前記各磁性体コアの外周側に引き出され
    たリード線をよじる工程と、 前記よじったリード線に絶縁体を被せる工程と、 ステータのドラム内に前記磁性体コアをチャンネル数に
    応じて設置するとともに、前記ドラムの内周側に形成さ
    れた所定の溝に前記リード線が挿入された絶縁体を、該
    絶縁体の一端が前記ドラムの外周端に形成されたフラン
    ジ側の前記溝の開口端より少なくともはみ出すように設
    置する工程と、 前記フランジ上に基板を取り付けた後、前記引き出され
    たリード線を前記基板に設けた電極に接続する工程とを
    備えたことを特徴とする回転トランスの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記フランジ側の前記溝の開口端上には
    み出す前記絶縁体のはみ出し量は2mm以下とすること
    を特徴とする請求項6記載の回転トランスの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記絶縁体に絶縁管を用いることを特徴
    とする請求項6記載の回転トランスの製造方法。
  9. 【請求項9】 コイルを備えた磁性体コアをチャンネル
    数だけ用意する工程と、 前記コイルより前記各磁性体コアの外周側に引き出され
    たリード線をよじる工程と、 ステータのドラム内に前記磁性体コアをチャンネル数に
    応じて設置するとともに、前記ドラムの外周端に形成さ
    れたフランジ側に前記リード線を引き出すようにして、
    前記ドラムの内周側に形成された所定の溝に前記リード
    線を配置する工程と、 前記フランジ側の前記溝の開口端より少なくともはみ出
    すように、前記リード線が配置された溝を絶縁性の樹脂
    で埋め込むことで、前記リード線の周囲に絶縁体を形成
    する工程と、 前記フランジ上に基板を取り付けた後、前記引き出され
    たリード線を前記基板に設けた電極に接続する工程とを
    備えたことを特徴とする回転トランスの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記フランジ側の前記溝の開口端上に
    はみ出す前記絶縁体のはみ出し量は2mm以下とするこ
    とを特徴とする請求項9記載の回転トランスの製造方
    法。
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