JP2002251715A - 磁気記録媒体のカレンダー処理方法 - Google Patents

磁気記録媒体のカレンダー処理方法

Info

Publication number
JP2002251715A
JP2002251715A JP2001048042A JP2001048042A JP2002251715A JP 2002251715 A JP2002251715 A JP 2002251715A JP 2001048042 A JP2001048042 A JP 2001048042A JP 2001048042 A JP2001048042 A JP 2001048042A JP 2002251715 A JP2002251715 A JP 2002251715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
magnetic recording
parts
rolls
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001048042A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Kato
茂己 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001048042A priority Critical patent/JP2002251715A/ja
Publication of JP2002251715A publication Critical patent/JP2002251715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属ロール同士でカレンダー処理する際にお
いて、カレンダー処理された磁気記録媒体の良品レベル
を迅速に判定することができる。 【解決手段】 表面に磁性層などが塗布された磁気記録
媒体20を1対の金属ロール11,12間に加圧しなが
ら通してカレンダー処理をおこなう。金属ロール11,
12は、円筒度の和が4μm以下となるようそれぞれ加
工されて、カレンダー処理装置10に取り付けられてい
る。金属ロール11,12の円筒度の和が4μm以下で
あればカレンダー処理された磁気記録媒体20は、表面
平滑性が向上すると共に磁性層の高密度化が図られてお
り、良品レベルを迅速に判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録媒体のカレ
ンダー処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープや磁気ディスクの製造工程中
には、製品のサイズや形状に合わせて裁・切断する前の
長尺帯状の磁気記録媒体をローラで加圧するカレンダー
処理が行われている。カレンダー処理工程では、例えば
特開平6−162495号公報で知られるように、磁気
記録媒体を互いに加圧された一対のロールの間を通して
連続走行させ、ロールの加圧力を利用して支持体に塗布
された磁性層の高充填化及び磁性層表面の鏡面仕上げが
行われる。適正なカレンダー処理のためには、磁気記録
媒体をその幅方向に関して均一に加圧する必要がある。
したがって、カレンダー処理用のロールには高い寸法精
度が要求され、特に、ロールの長さ方向に関し、ロール
の外径が許容幅を越えてばらつくことがないようにしな
くてはならない。
【0003】従来、カレンダー処理用には金属ロールと
樹脂ロールとを組み合わせて用いるのが一般的である。
樹脂ロールは金属ロールと比較して弾性に富んでいるた
め、仮に金属ロールの加工精度が十分なものでなかった
としても、これらのロールを互いに押しつけて加圧した
ときには樹脂ロールが金属ロールに倣うように弾性変形
する。これにより金属ロールの寸法誤差が吸収され、磁
気記録媒体の全幅にわたってほぼ均一な加圧力が得ら
れ、実用上問題のないカレンダー処理が可能となってい
る。
【0004】ところで、近年では磁性層の高密度化の要
求から、従来よりも大きな加圧力のもとでカレンダー処
理を行うことが必要となってきている。高い加圧力のも
とでカレンダー処理を行うには樹脂ロールは不向きで、
それぞれのロールに剛性の高い金属ロールを用いるのが
効果的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属ロ
ール同士を組み合わせてカレンダー処理を行う場合、そ
れぞれのロールが剛体であるためロールの形状が直接的
にカレンダー処理の適否に影響を及ぼすことになるの
で、各々の金属ロールには高い寸法精度が要求されるこ
とになり、その製造コストが高くなる。さらに、カレン
ダー処理を行う間にはロールが磨耗してくるため、磁気
記録媒体の品質を安定に維持することができなくなる。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、一対の金属ロールを用いながらも、できるだけロー
コストでかつ品質を安定に保ちながら磁性層の高密度化
及び鏡面化を行うことができるようにした磁気記録媒体
のカレンダー処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するにあたり、組み合わされた一対の金属ロールの複合
作用でカレンダー処理が行われることに着目し、単に一
本一本の金属ロールの形状や寸法精度を厳密に管理する
のではなく、これらの金属ロールを組み合わせ方を工夫
してカレンダー処理を行うようにしている。そして本発
明方法では、一対の金属ロールのそれぞれの円筒度の和
が4μm以下となるように組み合わせて使用するもので
ある。ロールの円筒度とは、「JIS B0104−6
213」で規定されているように、ロールの円筒形状が
真の円筒形状からどの程度ずれているかを表す尺度で、
最も太径となっている個所でのロール断面の直径と、最
も細径となっている個所でのロール断面の直径との差で
表される値である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明するが、本発明はこの実施形態に
限定されない。図1に本発明に係るカレンダー処理方法
に用いられるカレンダー処理装置10の概略を示す。カ
レンダー処理装置10は、シート状支持体の上に磁性層
が形成されてなる磁気記録媒体20を1対のニップロー
ルである金属ロール11、12の間に通して加圧する構
成を有する。本発明のカレンダー処理方法は、公知のカ
レンダー処理装置のいずれにも適用することができる。
【0009】図2に拡大して示すように磁気記録媒体2
0は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などから
なる長尺のシート状支持体21の一面側に非磁性層22
および磁性層23がこの順に形成され、またそれとは反
対側の面に円滑性を向上させるためにバックコート層2
4が形成されている。そして、この磁気記録媒体20
は、非磁性層22および磁性層23が形成された面が金
属ロール11に、バックコート層24が形成された面が
金属ロール12に接する向きで、これらの金属ロール1
1,12間に通される。金属ロール11,12には、カ
レンダリングを良好に行なうため加熱装置が具備され、
加熱されている。また、1対の金属ロール11,12
は、各円筒度の和が4μm以下になるように加工されて
いる。
【0010】カレンダー処理後の1対の金属ロール1
1,12を装置10から取り外し各円筒度を測定し、そ
の和が4μm以下であれば、この1対の金属ロール1
1,12を再び装置10に取り付け原反にカレンダー処
理を施しても、原反には良好な表面平滑性と磁性層の高
密度化がなされる。円筒度の測定方法には、接触法、比
接触法などの公知のいずれをも適用できる。なお、この
点については後述する実施例でより詳細に説明する。
【0011】1対の金属ロール11,12は、その直径
が100〜1000mmのものを使用することがロール
の耐久性の点から好ましい。さらに好ましくは、200
〜500mmである。この場合において、1対の金属ロ
ールのサイズは同一のものである必要はない。1対の金
属ロールはともに、ロール母材がそのまま周表面を構成
しているものであってもよいし、あるいは、ロール母材
の周面部分に該母材とは異なる材料が薄くメッキ、溶射
される等してそれが周表面を構成している公知のいずれ
をも使用できる。なおメッキの材料としては、例えばハ
ードクロムやジルコニア等の公知のメッキ材料を挙げる
ことができる。また、溶射する材料としては、例えばタ
ングステンカーバイドや硬質セラミック等を挙げること
ができる。一方、ロール母材用材料としては、例えばS
CM材、SUJ材、燒結高速度鋼、超鋼等を挙げること
ができる。
【0012】また本発明を磁気記録媒体用カレンダー処
理装置に適用する場合の1対の金属ロールによるカレン
ダー処理には公知のいずれの方法であれば特に限定され
ない。しかしながら、加圧する力の好ましい範囲はロー
ルの磨耗も考慮すると1000〜4000N/cmが好
ましい範囲である。ロール温度の好ましい範囲は、40
〜120℃が好ましい。さらに、磁気記録媒体などのシ
ート状物の送り速度は100〜600m/minが好ま
しい範囲である。
【0013】また本発明は、3個以上の金属ロールを互
いに接しながら回転させ、それらのうちの2つの間に次
々と原反を通して、カレンダー処理を何段階にも行なう
公知のいずれの装置に対しても適用可能である。そのよ
うな場合も、各段階のカレンダー処理は2つの金属ロー
ルの間に原反を通して行なわれるものであるから、その
ような構成を有する場合も本発明に含まれるものとす
る。
【0014】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。最後に各実
施例及び比較例の金属ロールの円筒度、成型分布差、相
対出力値および製品評価について表1にまとめて示す。
図2に示した磁気記録媒体20についてもその製造方法
を詳しく説明するが、本発明はこれら態様に限定されな
い。なお、ここでは調製される溶液の組成比は、部(重
量部)を用いて説明する。
【0015】(1)研磨剤を含む分散液の調製 α−Al2 3 (アルミナ)100部と極性基(−SO
3 Na基)含有塩化ビニル系共重合体12部とを溶媒で
あるメチルエチルケトン100部に分散させて、サンド
ミルを用いて分散させて研磨剤を含む分散液(以下、単
に分散液と称する。)として調製した。
【0016】(2)非磁性層形成用塗布液の調製 非磁性粉末には、二酸化チタンTiO2 (ルチル型)1
00部を用いた。磁性体表面処理剤0.3部と極性基
(- SO3 Na基)含有塩化ビニル系共重合体12部と
極性基(- SO3 Na基)含有ポリエステルポリウレタ
ン樹脂5部とポリイソシアネート3部とを用いた。さら
にカーボンブラック10部とブチルステアレート0.1
部とステアリン酸0.2部とオレイン酸0.1部とを用
いた。これら各成分を溶媒であるメチルエチルケトン
(150部)およびシクロヘキサノン(150部)の混
合溶媒に分散させて連続ニーダ(オープンニーダ)で混
練した後に、前記(1)の分散液10部を混合し非磁性
層形成用塗布液を調製した。
【0017】(3)磁性層形成用塗布液の調製 強磁性金属粉末100部と磁性体表面処理剤3部と極性
基(−SO3 Na基)含有塩化ビニル系共重合体10部
と極性基(- SO3 Na基)含有ポリエステルポリウレ
タン樹脂2.5部とポリイソシアネート2.5部とを用
いた。さらに、カーボンブラック1部とブチルステアレ
ート1部とステアリン酸2部とオレイン酸1部と用い
た。これら各成分を溶媒であるメチルエチルケトン(1
50部)及びシクロヘキサノン(50部)の混合溶媒に
分散させて、連続ニーダ(オープンニーダ)で混練した
後に前記(1)の分散液10部を混合して磁性層形成用
塗布液を調製した。
【0018】(4)バックコート層形成用塗布液の調製 バックコート層用の微粒子には、微粒子状カーボンブラ
ック粉末100部と粗粒子状カーボンブラック粉末10
部と炭酸カルシウム(軟質無機粉末)80部とα−アル
ミナ(硬質無機粉末)5部とを用いた。さらに、ニトロ
セルロース樹脂140部とポリウレタン樹脂15部とポ
リイソシアネート40部とポリエステル樹脂5部とオレ
イン酸銅(分散液)5部と銅フタロシアニン5部と硫酸
バリウム5部とを用いた。これら各成分を溶媒であるメ
チルエチルケトン(2200部)と酢酸ブチル(300
部)とトルエン(600部)の混合溶媒に分散させて、
連続ニーダで混練したのち、バックコート層形成用塗布
液を調製した。
【0019】[磁気記録媒体の作製]得られた(2)非
磁性層形成用塗布液と(3)磁性層形成用塗布液とを、
乾燥後の非磁性層22と磁性層23との厚さがそれぞ
れ、2.2μm,0.3μmとなるように長尺状のポリ
エチレンテレフタレート(PET)支持体(厚さ:6.
0μm)21上に同時重層塗布を行なった。ついで、両
層がまだ湿潤状態にあるうちに、3000ガウスの磁束
密度を持つコバルト磁石と1500ガウスの磁束密度を
持つソレノイドを用いて配向処理を行なった。その後
に、乾燥を行ない非磁性層22と磁性層23とが形成さ
れた原反を巻き取り機で巻き取った。
【0020】その後に支持体21の他方の側(非磁性層
22と磁性層23とは反対側)に、(4)バックコート
層形成用塗布液を乾燥後の厚さが0.5μmとなるよう
に塗布し、乾燥してバックコート層24を設けた。支持
体21からは、図2に示すように一方の面に非磁性層2
2と磁性層23とが形成され、他方の面にバックコート
層24が形成された磁気記録媒体20が得られた。
【0021】[金属ロールの選定]評価に使用した金属
ロールは全て、その直径は200mm、周表面の粗さ
(JIS B0601−1982による中心線平均粗さ
Ra)は0.01μm、加圧力(ニップ圧)は3920
N/cmとした。また、全ての金属ロールは内部に電熱
コイルを有するもので、ロール温度は双方とも90℃に
設定した。各実施例および各比較例において、金属ロー
ルは、表1に示す円筒度を有する鋼材であるロール母材
を選択した。
【0022】実施例1ないし3においては、図3に示す
よう1対の金属ロール11,12の円筒度が0〜4μm
のものを使用し、両ロールの円筒度の和が4μm以下と
なるように組み合わせて使用した。また、比較例1ない
し3においては、図4に示すように上方の金属ロール2
5は、その中央部が膨らんでいる形状であって円筒度が
4または5μmのものを使用した。また、下方の金属ロ
ール12には、円筒度が0または1μmのものを使用
し、円筒度の和が5μm以上となるように組み合わせ
た。
【0023】さらに、比較例4ないし6においては、図
5に示すように上方の金属ロール26は、使用により磨
耗したロールであって、表1に示すように円筒度が4μ
m以上のものを使用した。カレンダー処理によって磨耗
された金属ロール26について図6に金属ロールの円筒
度を縦軸に、横軸に面長を示し説明する。表面の凹凸
は、ロール作成時の目標基準値を0μmとして、その基
準値からのずれを示している。カレンダー処理前の金属
ロール(図6中の△)は、略中央部が2μm膨らんだ形
状であったが、6ヶ月、3920N/cmの圧力でカレ
ンダー処理した後には、金属ロール(図6中の○)の略
中央部が、−6μm基準値から削られ、合計略8μm磨
耗したことがわかる。
【0024】[カレンダー処理の評価]次に、上記各構
成の1対の金属ロールを、カレンダー処理装置に取り付
け、磁気記録媒体20の送り速度を150m/minと
し、10,000mの長さについてカレンダー処理を行
ない評価した。評価方法としては、処理した磁気記録媒
体の媒体幅方向とロール長手方向との成型分布差を求め
た。また、磁性層の高密度化の評価は、磁気記録媒体か
ら標準磁気テープを作成して出力を測定した。
【0025】次に、上記各構成の金属ロールを用いて、
磁気記録媒体のカレンダー処理を行ない、処理した磁気
記録媒体の成型分布差と品質を測定した。成型分布差の
測定は、成型分布差の代用値として磁気記録媒体の表面
光沢度を測定することにより行ない、表面光沢度の幅方
向の分布(最大値−最小値)を光沢計(日本電色工業
製、VG2000)により測定した。品質の測定には磁
気記録再生システムを用い、標準テープ(強磁性体金属
粉末を磁性体とするテープ)の出力を100%として、
出力を測定した。なお、出力が基準値である85%以上
にならないと、その磁気記録媒体は不良となる。また、
出力は成型性の悪い(光沢値の低い)箇所を測定した。
【0026】
【表1】
【0027】表1から、本発明に係る1対の金属ロール
の円筒度の和が4μm以下の組み合わせによってカレン
ダー処理された磁気記録媒体では、フラットロール同士
の加圧であるため、軸方向に均一に加圧され成型分布差
の乱れが抑えられている。また、均一に磁性層が加圧さ
れることで磁性層の高密度化が図られて相対出力値の低
下も抑制された。
【0028】しかしながら、1対の金属ロールの円筒度
の和が4μmを超えた組み合わせでカレンダー処理を行
った比較例1ないし3では、クラウン形状や端部がダレ
た形状などで圧されるため、磁気記録媒体の端部に加圧
される力が弱くなり成型分布差が広がり表面平滑性が悪
化している。また、均一に加圧されないため相対出力値
も低下しており、磁性層の高密度化が良好に行なわれな
かったことがわかる。また、磨耗した金属ロールを使用
した比較例4ないし6では、磨耗された凹部では磁気記
録媒体を加圧する力が弱いため成型分布差が広がり表面
平滑性が悪化していると共に、相対出力値も低下し磁性
層の高密度化も十分ではないことが分かる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、支持体に磁性層を塗布
した帯状の磁気記録媒体を、互いに加圧された一対のロ
ールの間を通して走行させることにより磁性層の高充填
化及び磁性層表面の鏡面化を行う磁気記録媒体のカレン
ダー処理方法において、前記一対のロールに金属ロール
を用いるとともに、各金属ロールの円筒度の和が4μm
以下となる組み合わせのもとで使用することにより、原
反は表面平滑性が向上し、磁性層の高密度化が図られ
る。このため、1対の金属ロールの各円筒度を測定する
ことで、カレンダー処理される原反の表面平滑性と磁性
層の高密度化の良否が判断できるため、金属ロールの適
切な交換時期を知ることが可能になり、生産コストの低
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカレンダー処理方法に用いられる
装置を示す側面図である。
【図2】図1に示す装置の一部を拡大して示す側面図で
ある。
【図3】本発明に係るカレンダー処理方法に用いられる
1対の金属ロールの正面図である。
【図4】従来の形態の1対の金属ロールの正面図であ
る。
【図5】従来の他の形態の金属ロールの正面図である。
【図6】金属ロールの磨耗した様子を説明した図であ
る。
【符号の説明】
10 カレンダー処理装置 11,12 金属ロール 20 磁気記録媒体 21 シート状支持体 22 非磁性層 23 磁性層 24 バックコート層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に磁性層を塗布した帯状の磁気記
    録媒体を、互いに加圧された一対のロールの間を通して
    走行させることにより磁性層の高充填化及び磁性層表面
    の鏡面化を行う磁気記録媒体のカレンダー処理方法にお
    いて、 前記一対のロールに金属ロールを用いるとともに、各金
    属ロールの円筒度の和が4μm以下となる組み合わせの
    もとで使用することを特徴とする磁気記録媒体のカレン
    ダー処理方法。
JP2001048042A 2001-02-23 2001-02-23 磁気記録媒体のカレンダー処理方法 Pending JP2002251715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001048042A JP2002251715A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 磁気記録媒体のカレンダー処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001048042A JP2002251715A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 磁気記録媒体のカレンダー処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002251715A true JP2002251715A (ja) 2002-09-06

Family

ID=18909370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001048042A Pending JP2002251715A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 磁気記録媒体のカレンダー処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002251715A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002251715A (ja) 磁気記録媒体のカレンダー処理方法
JPH03203814A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JPS6034828A (ja) ス−パ−カレンダ装置
JPH0690782B2 (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JP2002324309A (ja) カレンダ装置
JP2000173051A (ja) 磁気記録媒体の製造方法及びその製造装置
JPH02207865A (ja) 磁気記録媒体の製造方法及び装置
JPH09270116A (ja) 磁気記録媒体
JPH01106329A (ja) 磁気記録媒体
JP2010086594A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH02249129A (ja) 磁気記録媒体
JP3146977B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2748034B2 (ja) 塗布方法及びその装置
EP0487334B1 (en) Magnetic recording tape and method for fabricating same
JPS6161234A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2001353778A (ja) カレンダー処理装置
JP2006244675A (ja) 磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録媒体
JP2004310827A (ja) 磁気テープハブおよび磁気テープリール
JPH1040543A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH0830967A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2004342171A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH1083530A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法、並びにその使用方法
JP2000057541A (ja) クリーニングテープ
JP2000348343A (ja) カレンダー処理装置及びこれを用いる磁気記録媒体の製造方法
JPH03120618A (ja) 磁気記録媒体の製造方法