JP2002251068A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002251068A JP2001047928A JP2001047928A JP2002251068A JP 2002251068 A JP2002251068 A JP 2002251068A JP 2001047928 A JP2001047928 A JP 2001047928A JP 2001047928 A JP2001047928 A JP 2001047928A JP 2002251068 A JP2002251068 A JP 2002251068A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラの振動等が発生した場合でも、現
像ブレードの幅方向両端部からのトナーの洩れを著しく
抑制することができる画像形成装置の提供。 【解決手段】現像ブレード110は現像装置103のハ
ウジングから延長して現像ローラ107に接し、次いで
それから離反する方向に折れ曲がって折曲部112を形
成する。折曲部112の幅方向両端部にテーパ状の嵌合
片130が形成され、その嵌合片130はスポンジ状の
材料で作られたシール部材113の切込部131に嵌合
する。そしてこの嵌合部分、およびシール部材113の
支持面115と現像ブレード110における本体部11
1の当接部分(G−H部分)等によってトナーの洩れが
防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は像担持体に形成され
た静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置で
あって、その現像装置における現像剤の洩れを著しく抑
制した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から種々の画像形成装置が知られて
おり、中でも電子写真方式による画像形成装置が広く普
及している。電子写真方式の画像形成装置には、電子写
真複写機、電子写真プリンタ(LEDまたはレーザビー
ムによるプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置およ
び電子写真ワードプロセッサなどがある。
【0003】これら電子写真方式の画像形成装置は、画
像信号により制御されるレーザ光等で像担持体に潜像を
形成し、その潜像を現像装置で現像するようになってい
る。現像装置は像担持体上に現像剤を一定層厚で供給す
るものであり、非磁性一成分現像剤を用いて像担持体に
現像剤担持体を接触させで現像剤を供給する接触現像装
置が従来から多く採用されている。
【0004】図6は従来の非磁性一成分現像装置を備え
た画像形成装置の模式的な全体構成図である。100は
像担持体としての感光ドラム、101は一次帯電器とし
ての帯電ローラ、102は露光手段、103は現像装
置、104は転写帯電器としての転写ローラ、105は
クリーニング装置、106は定着器、107は現像剤担
持体としての現像ローラ、108は供給ローラ、109
は攪拌部材、110は現像剤規制手段としての現像ブレ
ードである。
【0005】上記露光手段102は画像信号により駆動
されるレーザ発光器、集束レンズ、反射鏡、走査用のポ
リゴンミラー等から構成される。現像ローラ107は感
光ドラム100に非磁性一成分現像剤(以下、単にトナ
ーという)を供給するもので、金属の芯金の外周にシリ
コンゴムやNBR(ニトリルゴム)等を成形した所謂ソ
リッド単層の弾性現像ローラが使用される。現像ブレー
ド110は薄板状に形成され、現像装置103のハウジ
ングから延長して現像ローラ107に接し、次いで図示
のようにそこから離反するように折り曲げられて先端が
自由端とされる。
【0006】次に上記画像形成装置の画像形成動作を説
明すると、先ず画像形成信号によりX方向に回転する感
光ドラム100を帯電ローラ101で一様に帯電させ、
次いで露光手段102で画像露光して静電潜像を形成す
る。この静電潜像は現像領域において現像装置103か
ら一定層厚で供給されるトナーにより現像され、トナー
像として顕像化(可視化)する。
【0007】次に感光ドラム100のトナー像は搬送手
段で搬送されてくる転写紙P上に転写ローラ104部分
で転写され、次いでその転写紙Pは搬送手段で定着器1
06に移送され、そこで加熱加圧されて永久画像として
定着される。
【0008】次に上記現像装置103の動作を具体的に
説明すると、先ず一定速度で回転する攪拌部材109に
よってトナーTが攪拌され、そのトナーTはZ方向に回
転する供給ローラ108上に付着し、次いでそのトナー
Tは供給ローラ108と逆のY方向に回転しながらそれ
と摺摩する現像ローラ107上に供給される。現像ロー
ラ107上に供給されたトナーTは、現像ブレード11
0との摩擦によって所定の帯電量が付与されると共に、
その層厚が予め設定された値に規制(制限)される。
【0009】現像ローラ107上に担持されたトナーT
が感光ドラム100と接触する現像領域に達すると、不
図示の電源部から現像ローラ107に印加される現像バ
イアスにより感光ドラム100に移動して静電潜像を現
像する。なお現像に寄与せず現像ローラ107上に残留
したトナーTは、供給ローラ108を介して現像装置1
03内に回収される。
【0010】現像装置103における現像ブレード11
0は、現像装置103の開口部を部分的に閉鎖している
が、前記のようにトナーTの層厚を規制する際に、その
幅方向両端部と現像装置103の開口部の間からトナー
Tが洩れる恐れがある。そこで従来から現像グレード1
10の幅方向両端部に対向してそれぞれシール部材を設
けてトナー洩れの防止(いわゆる端部シール)をしてい
る。
【0011】図7は従来の現像装置における現像ブレー
ドとシール部材の関係を示す模式的な斜視図である。現
像ブレード110は現像装置103のハウジング(不図
示)から延長する本体部111と、それから折り曲げら
れた折曲部112を有し、その折曲部112の先端部は
自由端とされる。スポンジなどの弾性を有する材料で作
られて細長いブロック体に形成されたシール部材113
は、現像装置103のハウジング(不図示)に固定さ
れ、前記現像ブレード110の幅方向両端部に沿って且
つそれに重なるように配置される。そしてシール部材1
13には現像ブレード110の折曲部112に合致する
切込部114が形成される。
【0012】現像ブレード110は現像ローラ107か
ら矢印方向の反力を受け、それにより折曲部112の両
端部がシール部材113の切込部114に差し込まれて
嵌合すると共に、本体部112の両端部における裏面
(折曲部112側の面)が支持面115に接触して支持
される。このように折曲部112が切込部114に嵌合
することによって、折曲部112が突出した場合に本体
部111とシール部材113の間に生じる隙間を解消さ
せる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の現像ブレード110における端部シールにお
いては、現像ローラ107の回転による振動発生や外部
から衝撃が加わったときなどに、剛性体である折曲部1
12と弾性を有するシール部材113の切込部114と
の嵌合部分に微小の隙間を生じる。このような剛性体と
弾性体の嵌合精度を高めることは物理的に限界があるた
め、従来から、振動や衝撃が加わった場合にその隙間か
らのトナーTの洩れを防止することは困難であった。ま
た感光ドラム100や現像装置103をユニット化して
プロセスカートリッジとした構成されたものでは、使用
前に現像装置内のトナーをほぐすために、通常、装置の
説明書等にはカートリッジを左右に振る旨の注意書きが
記載されており、それに従って左右に振った場合にも前
記のような隙間が生じてトナー洩れを起こすことがあっ
た。
【0014】また近年では、転写されずに感光ドラム1
00上に残留するトナー(転写残トナー)を極力減らし
トナーの使用効率を高める目的から、トナー形状として
転写性が向上する球形またはそれに近いものを使用する
傾向にある。しかし、そのようなトナーは流動性がよい
ため僅かな隙間からも洩れるので、上記の漏洩の問題は
より深刻になる。
【0015】そこで本発明は、現像ローラの端部シール
におけるこのような問題を解決することを課題とし、そ
のための改良された現像装置を備えた画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る代表的な構成は、像担持体に形成された
静電潜像を現像する現像装置を備え、前記現像装置は現
像剤担持体と、それに供給される現像剤の層厚規制を行
う現像剤規制手段を有し、該現像剤規制手段が現像装置
のハウジングから延長して現像剤担持体に接し、次いで
そこから離反するように折り曲げられて先端が自由端と
された薄板状の現像ブレードにより構成されている画像
形成装置であって、前記現像ブレードの折曲部の幅方向
両端部には、折り曲げ部分から先端部までの長さを端方
向に向かって徐々に短くした嵌合片が形成され、前記現
像ブレードの折り曲げ部の幅方向両外側にシール部材が
それぞれ配置され、それらシール部材における現像ブレ
ード側の縁部から中間部まで前記嵌合片が嵌合する切込
部が設けられていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)次に図面によ
り本発明に係る第1の実施の形態を説明する。図1は第
1の実施形態としての非磁性一成分現像装置を備えた画
像形成装置の模式的な全体構成図である。この画像形成
装置は、前述した図6の装置と基本的構成および動作が
共通し、現像装置における端部シールの構成と動作のみ
が異なる。したがって、図6での説明と重複する部分の
説明は可能な限り省略する。なお図2は図1における現
像ローラの周囲部分の部分拡大図である。
【0018】これらの図において、100は像担持体と
しての感光ドラム、101は一次帯電器としての帯電ロ
ーラ、102は露光手段、103は現像装置、104は
転写帯電器としての転写ローラ、105はクリーニング
装置、106は定着器、107は現像剤担持体としての
現像ローラ、107aは芯金、107bは弾性層、10
8は供給ローラ、109は攪拌部材、110は現像剤規
制手段としての現像ブレード、113はシール部材、1
20は電源部である。
【0019】この例では、感光ドラム100はその直径
が30mmφであり、103mm/秒の速度で矢印X方
向に回転し、且つ接地状態とされる。帯電ローラ101
の直径は12mmφで、感光ドラム100に接触した状
態で従動され、画像形成中に不図示の電源部から帯電バ
イアス電圧として−1300Vが供給され、それによっ
て感光ドラム100の表面が−700Vに一様に帯電さ
れる。露光手段102はレーザまたはLEDなどによる
画像露光を感光ドラム100に照射してそれに静電潜像
を形成させるが、その際の被露光部の電位は約−120
Vである。
【0020】現像装置103は、非磁性一成分現像剤で
あるトナーTにより現像を行うが、例えば、その現像ロ
ーラ107はY方向にVy=194mm/秒の速度で回
転し、供給ローラ108はZ方向にVz=70mm/秒
の速度で回転し、両者はVy>VZの関係にある。そし
て現像ローラ107および供給ローラ108は同電位と
され、共通の電源部120から−350Vの現像バイア
ス電圧が印加される。なお現像装置103の感光ドラム
100に対する周速比は188%である。次に装置の主
要部分について具体的に説明する。
【0021】(現像ローラ)現像ローラ107はステン
レスなどの導電性を有する金属材料で作られた柱状の芯
金107aとその外周に積層されたリング状の弾性層1
07bとの複合体であり、芯金107aには前記現像バ
イアス電圧が印加される。なおこの例では、芯金107
aの直径が8mmφ、弾性層107bの直径が16mm
φとされる。弾性層107bのゴム硬度はAskerC
ゴム硬度計(高分子計器株式会社製)で測定した値で5
5度以下、望ましくは35度〜45度の範囲とされる。
ゴム硬度が55度を越えると現像ローラ107の摺擦に
よりトナーTが溶融してブレード融着やローラ融着を起
こす恐れがあるので好ましくない。なお、弾性層107
bをこのような低ゴム硬度の範囲とすることにより、ト
ナーTに対するストレスが減少するので低融点のトナー
Tを使用して省エネルギー化を図ることが可能になる。
【0022】低硬度の弾性層107bを形成するための
原材料として、例えばシリコーンゴムを使用できるが、
これに限らずNBR(ニトリルゴム)、ブチルゴム、天
然ゴム、アクリルゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、
またはそれらゴムの混合物など、更にはそれ以外の一般
的なゴム材もできる。またそれらの中から選択した材料
の硬度が所望値より高い場合には、それを低硬度化する
ための1例として、それらのオイル含有量を増加する方
法を挙げることができる。
【0023】現像ローラ107(具体的にはその弾性層
107b)の表面粗さは、使用するトナーTの粒径にも
よるが、一般的には10点平均粗さRzで3〜15μm
の範囲であることが望ましい。例えば使用するトナーT
の粒径が平均体積粒径で6μmの場合には、前記10点
平均粗さRzで5〜112μmの範囲が好適であり、ト
ナー粒径がより小さい場合はそれに応じて10点平均粗
さRzを小さくすることが望ましい。しかし10点平均
粗さRzが3μmより低くなると十分なトナーTの搬送
力を得ることが難しくなって濃度不足になりやすく、逆
に15μmを越えるとトナーTに十分な帯電が付与でき
ず、非画像部にトナーTが付着する所謂「かぶり」が発
生しやすくなる。なお、ここで説明した10点平均粗さ
はJISB0601に示された定義に従い、小阪研究所
製の表面粗さ試験器「SE―30H」を使用して測定し
た場合の値である。
【0024】このような現像ローラ107は、芯金10
7a上に例えばゴムを主成分とする接着性と導電性に優
れた接着剤を塗布し、その外周に低硬度ゴムを巻き付け
て金型内に入れ、金型をプレス機により加熱加圧して加
硫させ、次いでその表面を研磨することによって製造す
ることができる。
【0025】感光ドラム100への現像ローラ107の
当接圧(接触圧)は、線圧20〜100g/cmの範囲
であることが望ましい。線圧が20g/cmより少なく
なると相互の接触状態が不安定になりやすく、線圧が1
00g/cmを越えると圧力等によりトナーTの外添剤
が表面からはがれ易くなり、それによってトナーTが劣
化し、現像ブレード110によるトナーTの帯電性を低
下する傾向を生じる。
【0026】線圧の測定方法としては、この分野で慣用
されている所謂「挟み板と引抜板を使用する方法」が簡
便である。例えば挟み板として長さ180mm×幅30
mm×厚さ30μmのステンレス薄板を長さ方向に半分
に折ったもの、引抜板として長さ100mm×幅15m
m×厚さ30μmのステンレス薄板をそれぞれ用意し、
引抜板を間に挿入した挟み板を感光ドラム100と現像
ローラ107の接触面に挿入する。その状態でバネ秤な
どにより引抜板を一定速度で引き抜き、そのときの秤の
目盛りが示す値(単位:g)を読む。そして秤の示す目
盛りを1.5で除することにより、単位をg/cmとし
た場合の線圧が求まる。
【0027】(供給ローラ)現像ローラ107にトナー
Tをスムーズに供給させるには、現像ローラ107と供
給ローラ108を所定の接触圧で摩擦し、ある程度の電
荷を付与する必要がある。このような摩擦による帯電を
行うために、供給ローラ108の材料として発泡ウレタ
ンゴム、発泡EPDMゴムなどが使用される。
【0028】(現像ブレード)現像ローラ107上に供
給されるトナーTは、現像ブレード110でその層厚を
所定の値に規制され、且つ、摩擦によりある程度の帯電
電荷量が付与される。そのため現像ローラ107に対す
る現像ブレード110の線圧は、それら目的に適合する
ように設定することが望ましい。好ましい線圧範囲は1
5〜35g/cmである。
【0029】上記線圧が15g/cmより少ないとトナ
ーTに対する適切な帯電付与が困難になり、「かぶり」
となって画質低下の傾向がでてくる。逆に線圧が35g
/cmを越えるとその圧力等によりトナーTの外添剤が
表面からはがれ易くなり、それによってトナーTが劣化
し、現像ブレード110のトナーTへの帯電性能の低下
傾向がでてくる。なおこの場合の線圧も前述した方法に
より測定することができる。
【0030】(現像ブレードとシール部材の関係)図3
は本発明における現像ブレード110およびその幅方向
両端部に対向して配置されたシール部材113の部分拡
大斜視図である。例えば現像ブレード110はステンレ
ス製の薄板(厚さ約0.1mm)で作られ、その先端部
から約2mmの位置で現像ローラ107から離反する方
向に折り曲げることにより本体部111と折曲部112
が形成される。そして折り曲げ部分から僅かに離れた本
体部111の表面が現像ローラ107の弾性層107b
部分(図2参照)に若干侵入する状態で接触する。
【0031】トナーTへの帯電性付与を向上させるため
に、現像ブレード110を構成するステンレス薄板の表
面に樹脂などによる絶縁層をコーティングなどにより形
成してもよい。そのような樹脂としては、トナーTの帯
電極性が負極性の場合はポリアミド樹脂、ウレタン樹脂
などが適しており、トナーTの帯電極性が正極性の場合
はフッ素樹脂が適している。
【0032】折曲部112の幅方向両端部には折り曲げ
部分から先端部までの長さを端方向に向かって徐々に短
くしたテーパ状の嵌合片130が形成されている。そし
てこの嵌合片130の外側終端Hから現像ブレード11
0の幅方向縁Gまでは折曲部112の長さがゼロになっ
たストレート部分になっている。しかし場合によっては
このストレート部分の長さをゼロ、すなわち嵌合片13
0の外側終端Hを幅方向縁に位置させてもよい。
【0033】一方、前記現像ブレード110における折
曲部112の幅方向両外側に配置された各シール部材1
13は、例えばウレタンゴムや天然ゴムなどの一般的な
ゴムの発泡体を使用して形成され、全体的に弾性を有す
るスポンジ状の形態とされるが、トナーの洩れ防止の観
点から、その発泡体は独立気泡であることが望ましい。
このシール部材113には、現像ブレード110側の面
から中間部にかけて、前記嵌合片130を嵌合させるた
めの切込部131が設けられている。
【0034】図示の例では、切込部131を斜め切断に
より形成することによって、その切断面形状を嵌合片1
30のテーパ状に適合するような略三角形にしている。
このような切断面形状を有する切込部131を設けるこ
とにより、現像ローラ107の振動や外部からの衝撃に
よって現像ブレード110が幅方向(左右方向)に移動
しようとしたときに、嵌合片130に伝達されるその移
動力を略三角形の傾斜線(切り込みの底辺)で受け、効
果的にその移動を抑制することができる。しかし場合に
よっては切込部131の面形状を方形とすることもでき
る。
【0035】図3において、現像ブレード110は現像
ローラ107から定常時に受ける矢印方向の反力により
押圧されており、その押圧力によって嵌合片130はシ
ール部材113の切込部131に安定して挿入され嵌合
している。それによって現像ブレード110における本
体部111の裏面は嵌合片130の幅方向長さにH−G
の間隔を加えた幅だけシール部材113の支持面115
に接し、それに面状に支持されている。なお図中の一点
鎖線は現像ブレード110の幅方向縁の移動軌跡であ
る。
【0036】このように現像ブレード110にはテーパ
状の嵌合片130と、それから幅方向縁までのストレー
ト部分の両者を設け、シール部材113には現像ブレー
ド110側の面から中間部にかけて切込部131を設け
ることにより、現像ブレード110とシール部材113
の間からのトナーTの洩れを抑制している。
【0037】すなわち現像ローラ107の振動や外部衝
撃による現像ブレード110の幅方向の移動は、シール
部材113の中間部までに幅が制限された切込部113
(すなわちその奥行き方向の底部)により抑制される。
そして仮にトナーTが切込部131内に浸入したとして
も、切込部131が前記のように中間部までしか幅が延
長されていないので、トナーTはそこで阻止され洩れが
著しく抑制される。そしてこのような一次的な洩れ抑制
作用だけでも、従来に比べて大幅な抑制効果を発揮させ
ることができる。
【0038】仮に、切込部131からさらに外側へトナ
ーTが若干でも洩れた場合には、二次的なシール作用、
すなわち支持面115に接する前記G−H部分によりそ
の洩れは効果的に防止される。従ってこのように2段階
でシール作用を発揮させるように構成したことにより、
前記のような球形またはそれに近い形状を有し流動性が
極めて高いトナーTを使用する場合にも好適にその洩れ
を抑制できる。
【0039】またこの支持面115によるG−H部分の
支持によって現像ブレード110と現像ローラ107の
当接圧が端部で異常に上昇することも効果的に防止され
る。なお現像ブレード110におけるG−H部分をシー
ル部材113の支持面115に接着などによって固定す
ることもでき、それによって当該部分からのトナーTの
洩れを完全に阻止することができる。
【0040】(トナー)次に本発明の画像形成装置に使
用できるトナーT(非磁性一成分現像剤)についてより
具体的に説明する。トナーTは透過電子顕微鏡(TE
M)による粒子の断層面観察において、ワックス成分が
結着樹脂と相溶しない状態で、実質的に球状および/ま
たは紡錘形で島状に分散されていることが望ましい。ワ
ックス成分をこのように分散させてトナー中に内包化さ
せることにより、トナーTの劣化や画像形成装置への汚
染等を防止することができ、それによって良好な帯電性
が維持され、ドット再現性に優れたトナー画像を長期に
わたって形成し得ることが可能になる。また、加熱時に
はワックス成分が効率よく作用するため、低温定着性と
耐オフセット性に優れたものとなる。
【0041】トナー粒子の断層面を観察する具体的な方
法としては、常温硬化性のエポキシ樹脂中にトナー粒子
を十分に分散させた後、温度40℃の雰囲気で2日間硬
化させ、得られた硬化物を四三酸化ルテニウム、必要に
よりそれに四三酸化オスミウムを併用して染色を施し、
次にその染色物からダイヤモンド歯を備えたミクロトー
ムを用いて薄片状のサンプルを切り出し、透過電子顕微
鏡(TEM)でその断層形態を観察する。
【0042】なお染色としては、使用するワックス成分
と外殻を構成する樹脂(外添剤)との若干の結晶化度の
違いを利用して材料間のコントラストを付けることが出
来る四三酸化ルテニウム染色法を採用することが望まし
い。本発明に使用するトナーTについての代表的な観察
結果の1例を図5に示すが、トナー粒子とそのワックス
成分が結着樹脂としての外殻樹脂で内包化されているこ
とが分かる。
【0043】本発明のトナーTに使用するワックス成分
は、示差走査熱量計により測定されるDSC曲線におい
て、その昇温時に40〜130℃の領域に最大吸熱ピー
クを有するものが望ましい。このような範囲に吸熱ピー
クを有するものは低温定着性に大きく貢献できると共
に、離型性にも効果を発現する。最大吸熱ピークが40
℃より小さいとワックス成分の自己凝集力が弱くなり、
結果として高温オフセット性が悪くなると共に、グロス
が高くなってくる。
【0044】一方、最大吸熱ピークが130℃を越える
と、定着温度が高くなると共に、定着画像表面を適度に
平滑化させることが困難になるため、特にカラー用トナ
ーにおいては混色性低下の点から好ましくない。さらに
水系媒体中で造粒・重合を行う重合法により直接トナー
Tを得る場合には、最大吸熱ピーク温度が高いと主に造
粒中にワックス成分が析出する等の問題を生じる。
【0045】ワックス成分の最大吸熱ピーク温度の測定
は、「ASTM D 3418−8」に準じて行い、使
用できる測定機器としては、例えばパーキンエルマー社
製DSC−7がある。なお該装置検出部の温度補正はイ
ンジュウムと亜鉛の融点を用い、熱量の補正については
インジュウムの融解熱を用いる。測定サンプルにはアル
ミニウム製パンを用い、対照用に空パンをセットし、1
回昇温―降温させ前履歴をとった後、昇温速度10℃/
分で測定する。
【0046】上記ワックス成分としては、具体的にはパ
ラフィンワックス、ポリオレフィンワックス、フィッシ
ャートロピシュワックス、アミドワックス、高級脂肪
酸、エステルワックス及びこれらの誘導体、またはこれ
らのグラフトおよび/またはブロック化合物等が使用で
きる。
【0047】本発明の画像形成装置に好適に使用できる
トナーTとしては、画像解析装置で測定した形状係数S
F−1の値が100〜160、形状係数SF−2の値が
100〜140の範囲にあるものが好ましく、形状係数
SF−1の値が100〜140、形状係数SF−2の値
が100〜120であればより好ましい。さらに、上記
条件を満たし、且つ、(SF−2)/(SF−1)の値
を1.0以下とすることにより、トナーTの諸特性のみ
ならず、画像解析装置とのマッチングに極めて優れたも
のとなる。
【0048】なお、上記形状係数の値SF−1,SF−
2とは、例えば日立製作所製FE−SEM(S−80
0)を用い、倍率500倍に拡大したトナー像を100
個無作為にサンプリングし、その画像情報を例えばニコ
レ社製画像解析装置(Luzex3)にインターフェイ
スを介して導入し、解析を行い下式により算出し得られ
た値として定義できる。
【0049】SF−1={(MXLNG)2 /ARE
A}×(π/4)×100 SF−2={(PERI)2 /AREA}×(1/4
π)×100 但し、ここでAREAはトナー投影面積、MXNLGは
トナー絶対最大長、PERIはトナー周長を表す。
【0050】この形状係数SF−1はトナー粒子の丸さ
の度合いを示し、数値が大きくなるほど球形から徐々に
不定形になる。SF−1が160を越えるとトナーの不
定形の度合いが大きくなるため、その帯電量分布が広く
なると共に、現像装置内でトナー表面が摩砕されや易く
なり、画像濃度の低下や画像かぶりの一因になるので好
ましくない。またSF−2はトナー粒子の表面凹凸の度
合いを示し、数値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が
顕著となる。
【0051】トナー像の転写効率を高めるためには、前
述のようにトナー粒子の形状係数SF−2の値が100
〜140、(SF−2)/(SF−1)の値が1.0以
下であることが望ましく、SF−2の値が140より大
きく、(SF−2)/(SF−1)の値が1.0を越え
る場合は、トナー粒子の表面が滑らかでなく、多数の凹
凸を有し、そのため感光ドラム100から転写紙への転
写効率が低下する傾向にある。
【0052】さらに高画質化のために微小な潜像ドット
を忠実に現像するには、トナー粒子の重量平均粒径を1
0μm以下、好ましくは4μm〜8μmの範囲とし、個
数分布における変動係数(A)は35%以下であること
が望ましい。重量平均粒径が4μmより小さいとトナー
Tのチャージアップによる画像の不均一ムラの原因にな
り易いので好ましくない。またトナー粒子の重量平均粒
径が10μmを越えると、感光ドラム100表面への融
着が起こりやすくなり、微小なドットの潜像再現性を下
げる傾向がある。そしてこの潜像再現性劣化の傾向は変
動係数が35%を越えると大きくなる。
【0053】トナー粒子の粒度分布は種々の方法で測定
できるが、ここではコールカウンターを用いた。測定装
置として例えばコールター社製のTA―II型コールカ
ウンターを使用し、それに個数分布、体積分布を出力す
るインターフェイス(日科機製)およびパーソナルコン
ピュータを接続し、測定に使用する電解液として1級塩
化ナトリウムを用いて調整した1%NaCl水溶液を使
用する。なお、これらの機器としては例えばコールター
サイエンティフィックジャパン社製のISOTON―I
Iを使用することができる。
【0054】測定法としては、前記電解水溶液100〜
150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはア
ルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加
え、さらに測定試料を2〜20ml加える。このように
試料を懸濁した電解水溶液を超音波分散器で約1〜3分
間分散処理を行い、前記コールターカウンターTA−I
I型によりアパーチャーとして例えば100μmアパー
チャーを用い、個数を基準として2〜40μmの粒子の
粒度分布を測定し、それから粒度分布を求める。なおト
ナー粒子の個数分布における変動係数Aは、A=[S/
D1]×100により算出される。式中、Sはトナー粒
子の個数分布における標準偏差、D1はトナー粒子の個
数平均粒径(μm)を表す。
【0055】本発明に使用されるトナーTとしては、ト
ナー粒子の表面が外添剤で被覆されたものが好ましく、
そのようなトナーTを使用して所望の帯電量が付与され
るようにすることが望ましい。トナー粒子表面の外添剤
被覆率は、例えば日立製作所製FE−SEM(S−80
0)電子顕微鏡を用い、トナー像を100個無作為にサ
ンプリングし、その画像情報を例えばニコレ社製画像解
析装置(Luzex3)にインターフェイスを介して導
入する。得られる画像情報はトナー粒子表面部分と外添
剤部分との明度が異なるため、2値化して外添剤部分の
面積SGとトナー粒子部分の面積(外添剤部分の面積も
含む)STに分けて求め、外添剤被覆率(%)=(S
G)/(ST)×100の式により、外添剤被覆率を算
出する。
【0056】本発明に使用される外添剤の粒径はトナー
Tに添加したときの耐久性の点から、トナー粒子の重量
平均径の1/10以下であることが望ましい。なおここ
で外添剤の粒径とは、電子顕微鏡におけるトナー粒子の
表面観察により求めたその平均粒径を意味する。使用で
きる外添剤の材料としては、酸化アルミニウム、酸化チ
タン、チタン酸ストロンチウム、酸化セリウム、酸化マ
グネシウム、酸化クロム、酸化錫および酸化亜鉛などの
金属酸化物、炭化ケイ素などの炭化物、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウムおよび炭酸カルシウムなどの金属塩、
さらにカーボンブラック、シリカ等を挙げることができ
る。
【0057】これら外添剤の割合は、トナー粒子100
重量部に対し0.01〜10重量部、好ましくは0.0
5〜5重量部の範囲とされる。添加量の割合が0.01
重量部より少ないとトナーTの流動性が悪化し、トナー
Tへの電荷付与性が低下して非画像部にトナー個々が付
着する所謂「かぶり」を増加させるので好ましくない。
また外添剤の割合が10重量部を越えると、過多な外添
加剤が感光ドラムや現像ローラに付着してトナーTへの
帯電性を悪化させたり画像を乱したりするので同様に好
ましくない。なおこれら外添剤は単独でも2種以上を併
用してもよく、また、それぞれ疎水処理を行ったものを
使用することが望ましい。
【0058】(第2の実施形態)次に本発明に係る第2
の実施形態を図4により説明する。この例が第1実施形
態と異なる部分はシール部材113のみであり、そのほ
かは同様に構成される。図4に示すシール部材113
は、現像装置103のハウジング132に取り付けられ
た弾性体133と、その弾性体133の前面に接着など
により固定されたフェルト等の繊維体からなる柔軟なシ
ール体134を備え、そのシール体134の表面が現像
ブレード110における本体部111の裏面を支持する
ための支持面115とされる。
【0059】弾性体133は、図3に示す一体型のシー
ル部材113と同様に、例えばウレタンゴムや天然ゴム
などの一般的なゴムの発泡体を使用した弾性を有するス
ポンジ状のもので、トナーの洩れ防止の観点からその発
泡体は独立気泡とされる。図3の例のように一体型のシ
ール部材113とする場合には、現像ブレード110と
現像ローラ107間の当接圧を考慮して、幅方向両端部
における当接圧がアップしないようにゴム硬度および発
泡セル径、材質等を選択する必要があるが、本実施形態
では端部シールを弾性体133とシール体134に分け
て機能分担させることによってその問題を解決し、端部
での当接圧アップを押さえ、且つ、トナーTの洩れを効
果的に抑制できる。
【0060】現像ブレード110の折曲部112には、
図3の例と同様な嵌合部130が形成され、弾性体13
3にはそれに対応する切込部131が設けられる。なお
この例における切込部131の切断面形状は方形とされ
ているが、図3の例のように三角形状とすることもでき
る。現像ローラ107から矢印方向に定常的に印加され
る反力で現像ブレード110が押圧されており、嵌合部
130はその押圧力により安定した切込部131に嵌合
し、本体部111におけるG−H部分が支持面115に
接して支持される。従ってこの例においても図3の例と
同様な2段階の端部シール効果を発揮することができ
る。
【0061】すなわち、現像ブレード110の幅方向の
移動は切込部131の奥行き方向の底部を形成するシー
ル体132によって阻止され、トナーTが切込部131
に浸入したとしてもそこでせき止められるので、より効
果的にトナーTの洩れが抑制される。また、仮に切込部
131からトナーTが洩れた場合でも、G−H部分の当
接によってその洩れを十分に抑制できる。このように安
全性が高いので、切込部131を形成する際の公差も大
きくできる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置は、現像装置における現像ブレードの折曲部の幅方向
両端部において、その折り曲げ部分から先端部までの長
さを端方向に向かって徐々に短くした嵌合片が形成さ
れ、前記現像ブレードの折り曲げ部の幅方向両外側にシ
ール部材がそれぞれ配置され、それらシール部材におけ
る現像ブレード側の縁部から中間部まで前記嵌合片が嵌
合する切込部が設けられていることを特徴とする。
【0063】そのため、現像ローラの振動や外部からの
衝撃によって現像ブレードがその幅方向に移動すること
を切込部で阻止して隙間の発生を抑制すると共に、仮に
切込部に現像剤であるトナーが浸入した場合でも、その
トナーは切込部から幅方向外側に洩れることを効果的に
阻止されるので、前記振動等が生じたときに現像ブレー
ドの幅方向両端部から洩れるトナーを抑制できる。
【0064】さらに、前記現像ブレードにおける現像剤
担持体である現像ローラと反対側の面が嵌合片より幅方
向外側においてシール部材に設けた支持面と接するよう
に構成することができ、それによって前記シール作用と
該支持部分によるトナー漏洩阻止作用による2段階シー
ル作用で現像ブレードの幅方向両端部から洩れるトナー
をより一層効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としての非磁性一成分
現像装置を備えた画像形成装置の模式的な全体構成図で
ある。
【図2】図1における現像ローラの周囲部分の部分拡大
図である。
【図3】図1における現像ブレード110およびその幅
方向両端部に対向配置されたシール部材113の部分拡
大斜視図である。
【図4】本発明に係る第2の実施形態を図3に準じて示
す部分拡大図である。
【図5】本発明の画像形成装置に使用されるトナー粒子
の構造解析をするために電子顕微鏡で観察したトナーの
断層図である。
【図6】従来の非磁性一成分現像装置を備えた画像形成
装置の模式的な全体構成図である。
【図7】従来の現像装置における現像ブレードとシール
部材の関係を示す模式的な斜視図である。
【符号の説明】
100 感光ドラム 101 帯電ローラ 102 露光手段 103 現像装置 104 転写ローラ 105 クリーニング装置 106 定着器 107 現像ローラ 108 供給ローラ 109 攪拌部材 110 現像ブレード 111 本体部 112 折曲部 113 シール部材 120 電源部 130 嵌合部 131 切込部 132 ハウジング 133 弾性体 134 シール体
フロントページの続き (72)発明者 大関 行弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA15 2H077 AB03 AB14 AC04 AC16 AD06 AD13 AD16 AD17 AD35 AE03 CA12 EA14 FA01 FA13 FA22 GA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成された静電潜像を現像す
    る現像装置を備え、前記現像装置は現像剤担持体と、そ
    れに供給される現像剤の層厚規制を行う現像剤規制手段
    を有し、前記現像剤規制手段が現像装置のハウジングか
    ら延長して現像剤担持体に接し、次いでそこから離反す
    るように折り曲げられて先端が自由端とされた薄板状の
    現像ブレードにより構成されている画像形成装置であっ
    て、 前記現像ブレードの折曲部の幅方向両端部には、折り曲
    げ部分から先端部までの長さを端方向に向かって徐々に
    短くした嵌合片が形成され、前記現像ブレードの折り曲
    げ部の幅方向両外側にシール部材がそれぞれ配置され、
    それらシール部材における現像ブレード側の縁部から中
    間部まで前記嵌合片が嵌合する切込部が設けられている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像ブレードにおける現像剤担持体
    と反対側の面が嵌合片より幅方向外側においてシール部
    材に設けた支持面と接していることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シール部材における少なくとも切込
    部を設けた部分が弾性体で形成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 使用される現像剤の球状係数SF−1の
    値が100〜160、球状係数SF−2の値が100〜
    140である請求項1ないし3のいずれかに記載の画像
    形成装置。
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