JPH09138566A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09138566A
JPH09138566A JP7294150A JP29415095A JPH09138566A JP H09138566 A JPH09138566 A JP H09138566A JP 7294150 A JP7294150 A JP 7294150A JP 29415095 A JP29415095 A JP 29415095A JP H09138566 A JPH09138566 A JP H09138566A
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regulating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 規制ブレードによる規制力を各部で均一に維
持することができ、良好な画像を形成することができる
現像装置を提供すること。 【解決手段】 感光ドラム4にトナーTを供給する円筒
状の現像ローラ2と、この現像ローラ2と平行で且つ現
像ローラ2の外周面に当接してトナーTの層厚を規制す
る板状の規制ブレード1と、この規制ブレード1の両端
部に配設されトナーTの漏洩を防ぐシール部材6を備え
た現像装置21において、規制ブレード1の現像ローラ
2との接触領域に所定の曲率半径を有する折り曲げ部1
aを設けると共に、規制ブレード1の両端領域の曲率半
径を中間領域の曲率半径よりも大きくなるように形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置に係り、
特に、電子写真プロセスを用いたプリンタ,ファクシミ
リ或いは複写機等の画像形成装置に用いる現像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真プロセスを用いた画
像形成装置においては、以下のような現像装置が使用さ
れていた。即ち、現像装置は、図7に示すように、画像
を形成するためのトナーTを収納するトナー収納室59
と,トナー収納室59のトナーTを現像領域に供給する
トナー供給ローラ53とを備えている。また,このトナ
ー供給ローラ53の近傍(図7中の左方)には、トナー
供給ローラ53からトナーTの供給を受けて、後述する
感光ドラム54上にトナー像を現像するための現像ロー
ラ52が配設されている。
【0003】現像ローラ52の上方には、この現像ロー
ラ52の外周面に当接する規制ブレード51が配設され
ている。この規制ブレード51は、トナー供給ローラ5
3から現像ローラ52に供給されたトナーの層厚を規制
するためのものである。このため、規制ブレード51
は、現像ローラ52の表面に所定の圧力を生じて当接し
ている。
【0004】規制ブレード51は、上方の一端がねじ部
材58によって現像装置本体に固定され、下方の一端が
現像ローラ52に当接している。また、規制ブレード5
1は、現像ローラ52との当接領域近傍に折り曲げ部5
1aが形成されている。この折り曲げ部51aで規制ブ
レード51は、現像ローラ52の表面から離れる方向に
折り曲げられ、断面L字状の形状となっている。そし
て、この折り曲げ部51aは、規制ブレード51の長手
方向全体にわたり一定の曲率半径で形成されている。
【0005】また、規制ブレード51の長手方向の両端
部には、図8に示すように、所定のシール部材56が配
設されている。このシール部材56は、規制ブレード5
1の両端から不要なトナーが現像領域に漏洩しないよう
にするためのものであり、規制ブレード51に両面テー
プ(図示略)を介して設置されている。
【0006】以上のように構成された従来の現像装置7
1の作用を図7に基づいて説明すると、先ず、トナー収
納室59からトナー供給ローラ53の表面にトナーTが
供給される。そして、当該トナー供給ローラ53に近接
して配設されている現像ローラ52にトナーが伝達され
る。このとき、現像ローラ52は、図7中の反時計回り
に回転する。
【0007】上記のように、現像ローラ52が回転する
と、現像ローラ52の回転方向下流側に当接している規
制ブレード51によって表面のトナーの層厚が規制され
る。より具体的には、現像ローラ52の表面に、その回
転方向に逆らうように当接している規制ブレード51の
折り曲げ部51aによって、現像ローラ52の表面に付
着した余分なトナーが掻き落とされ、所定の層厚とな
る。
【0008】そして、現像ローラ52から感光ドラム5
4の静電潜像にトナーが伝達され、感光ドラム54上に
所望のトナー像が形成されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、以下のような不都合があった。即ち、
規制ブレードの折り曲げ部の曲率半径を各部で一定に形
成されている。そして、規制ブレードの両端部には所定
のシール部材が配設されている。このため、現像ローラ
に対して与えられる規制力がシール部材の弾性力の作用
により両端部だけ強まり、現像ローラ上の両端のトナー
量が中央部と比較して少なくなる。即ち、これはシール
部材が配設されたこと起因して規制ブレードの見かけ上
のバネ定数が増大したことによる。この結果、現像を行
うと中央部の濃度は良好であるにもかかわらず、両端近
傍の濃度が低くなるという不都合を生じていた。
【0010】ここで、図6は、従来例にかかる現像装置
に配設された規制ブレードに、所定のシール部材が配設
された場合の、現像ローラの各部に及ぼす規制力の分布
を示す図である。この図から明らかなように、規制ブレ
ードの両端部に配設されたシール部材の作用により、規
制ブレードの両端での規制力は中間領域のそれよりも大
きくなっている。
【0011】また、上記不都合を解決するために、図8
の符号60に示すようなサポート部材を配設したものも
考えられている。即ち、サポート部材は中間領域に規制
ブレードを押圧する押圧部を有しており、規制ブレード
の各部で規制力が一定になるように改良されたものであ
る。
【0012】しかしながら、このサポート部材を配設し
た現像装置の場合には、規制ブレードの他に新たな部材
の設置が必要となり、部品点数の増加及び組立行程の増
加を招来し、製造コストの上昇を招くという不都合を生
じていた。また、規制ブレードの規制力を各部で一定に
なるようにするためには、上記したサポート部材の弾性
力,形状及び設置方法等を最適に決定する必要があり、
製品間にばらつきを生じやすい、という不都合を生じて
いた。
【0013】
【発明の目的】本発明は、上記した従来例の有する不都
合を改善し、特に、規制ブレードによる規制力を各部で
均一に維持することができ、良好な画像を形成すること
ができる現像装置を提供することを、その目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、感光ドラムにトナー
を供給する円筒状の現像ローラと、この現像ローラと平
行で且つ現像ローラの外周面に当接してトナーの層厚を
規制する板状の規制ブレードと、この規制ブレードの両
端部に配設されトナーの漏洩を防ぐシール部材を備えた
現像装置において、規制ブレードの現像ローラとの接触
領域に所定の曲率半径を有する折り曲げ部を設けると共
に、規制ブレードの両端領域の曲率半径を中間領域の曲
率半径よりも大きくなるように形成する、という構成を
採っている。
【0015】以上のように構成されたことで、先ず、ト
ナー収納室からトナー供給ローラの表面にトナーが供給
される。そして、当該トナー供給ローラに近接して配設
されている現像ローラにトナーが伝達される。このと
き、現像ローラ2は、図中の反時計回りに回転する。
【0016】上記のように、現像ローラが回転すると、
現像ローラの回転方向下流側に当接している規制ブレー
ドによって表面のトナーの層厚が規制される。より具体
的には、現像ローラの表面に、その回転方向に逆らうよ
うに当接している規制ブレードの折り曲げ部によって、
現像ローラの方面に付着した余分なトナーが掻き落とさ
れ、トナーが所定の層厚となる。
【0017】ここで、規制ブレードは、折り曲げ部の凸
側が現像ローラ2の表面に接触している。このとき、規
制ブレードの折り曲げ部の曲率半径は、上述したごとく
一定ではない。即ち、両端部で曲率半径が大きく(曲が
りが緩やか)、一方中間領域で曲率半径が小さく(曲が
りがきつい)なっている。このため、現像ローラの表面
上のトナーの層厚は各部で均一となる。なぜなら、トナ
ーの層厚は、規制ブレードの折り曲げ部の曲率半径の大
きさに影響される。即ち、折り曲げ部の曲率半径が大き
ければ大きいほど層厚は厚くなり、一方、曲率半径が小
さくなればなるほど層厚は薄くなる、という性質に基づ
く。
【0018】従って、規制ブレードにシール部材が配設
されることによる見かけ上の規制力の変動を、適切に各
部の曲率半径を設定することにより一定に制御すること
が可能である。これにより、現像ローラの表面上のトナ
ーの層厚が各部で均一となる。
【0019】また、請求項2記載の発明では、規制ブレ
ードをステンレスで形成するという構成を採り、その他
構成は請求項1記載の発明と同様である。以上のように
構成しても、請求項1記載の発明と同様に機能する。
【0020】更に、請求項3記載の発明では、シール部
材を四角柱状に形成すると共に、このシール部材の一端
部を規制ブレードの下方に突出させて配設するという構
成を採り、その他の構成は請求項1または2記載の発明
と同様である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。先ず、図5に示すように、本実施形態に
かかる現像装置21は、感光ドラム4にトナーTを供給
する円筒状の現像ローラ2と、この現像ローラ2と平行
で且つ現像ローラ2の外周面に当接してトナーTの層厚
を規制する板状の規制ブレード1と、この規制ブレード
1の両端部に配設されトナーTの漏洩を防ぐシール部材
6とを備えている。また、規制ブレード1の現像ローラ
2との接触領域に所定の曲率半径を有する折り曲げ部1
aが設けられ、且つ規制ブレード1の両端領域の曲率半
径が中間領域の曲率半径よりも大きくなるように形成さ
れている。
【0022】以上を詳細に説明すると、現像装置21に
は、印字用紙(図示略)上に画像を形成するためのトナ
ーTを収納するトナー収納室9が設けられている。この
トナー収納室9内には、トナーTを撹拌するための撹拌
部材(図示略)が配設されており、駆動モータ(図示
略)からの駆動力により、現像行程時に動作するように
なっている。
【0023】また、トナー収納室9の近傍(図5中の左
方)には、トナー収納室9内のトナーTを現像領域に供
給するトナー供給ローラ3が配設されている。このトナ
ー供給ローラ3は、円筒状の形状をしており、印字する
用紙幅より長く形成されている。そして、その両端部に
は所定の回転軸(図示略)が配設されており、この回転
軸が現像装置21の本体の軸受け部(図示略)に回転自
在に支持されている。
【0024】また、トナー供給ローラ3の近傍(図5中
の左方)には、現像ローラ2が配設されている。この現
像ローラ3は、後述する感光ドラム4にトナー像を現像
するためのものであり、トナー供給ローラ3と相互に外
周面同士で近接して配設されている。そして、この現像
ローラ2も回転自在に支持されており、その回転軸もト
ナー供給ローラ3の回転軸と平行になっている。
【0025】次に、上記した現像ローラ2の上方には、
この現像ローラ2の外周面に当接する規制ブレード1が
配設されている。この規制ブレード1は、トナー供給ロ
ーラ3から現像ローラ2に供給されたトナーTの層厚を
規制するためのものである。このため、規制ブレード1
は、現像ローラ2の表面に所定の圧力を生じて当接して
いる。
【0026】規制ブレード1は、図1及び図2に示すよ
うに、矩形形状のステンレス薄板部材で構成され、その
下端部に折り曲げ部1aが形成され、断面形状が略L字
型になっている。
【0027】この規制ブレード1の折り曲げ部1a(図
5中の符号11)は、規制ブレード1の長手方向各部に
おいて一定ではない。ここで、図2は、図1におけるX
−X線及びY−Y線における規制ブレード1の断面形状
を示すものである。即ち、図1におけるX−X線近傍の
断面図を示す図2(a)によれば、折り曲げ部1aの曲
率半径はR1となっている。一方、図1におけるY−Y
線近傍の断面図を示す図2(b)によれば、折り曲げ部
1aの曲率半径はR2となっている。この図から明らか
なように、規制ブレード1の折り曲げ部の曲率半径は、
中間領域で小さく、そして両端領域で大きくなってい
る。即ち、R1<R2という関係が成り立っている。
【0028】図3は、規制ブレード1の長手方向の各位
置における折り曲げ部1aの曲率半径の分布を示す図で
ある。
【0029】ここで、規制ブレード1の材質は上述した
ステンレスに限定されるものではない。即ち、現像ロー
ラ2に対して所定の規制力を加えられるものであれば、
その材質は不問である。即ち、青銅製のバネ部材用金属
板等を使用することも有効である。また、折り曲げ部1
aの曲げ角度は、本実施形態では略直角としているが、
これに限定されるものではなく、例えば鋭角に折り曲げ
てもよいし、また鈍角に折り曲げてもよい。
【0030】また、規制ブレード1の長手方向の両端部
には、図1に示すように、所定のシール部材6が配設さ
れている。このシール部材6は、規制ブレード1の両端
から不要なトナーが現像領域に漏洩しないようにするた
めのものであり、規制ブレード1に両面テープ(図示
略)を介して固定されている。また、シール部材6はス
ポンジ状の発砲部材からなり、現像ローラ2と常時接触
するように規制ブレード1の下端から突出するように位
置決めされている。
【0031】規制ブレード1には、図4に示すように、
その上端部に三つの貫通孔が形成されている。この貫通
孔は、規制ブレード1の固定用のねじ部材8が挿入され
るためのものである。そして、規制ブレード1の上方の
一端がねじ部材8によって現像装置本体に固定され、下
方の一端が現像ローラ2に当接するようになっている。
このとき、規制ブレード1の固定に際しては、固定部材
7を介してねじ止めされる。
【0032】ここで、規制ブレード1と現像ローラ2と
の接触状態について説明すると、図5に示すように、現
像ローラ2は反時計回り(図5中の矢印方向)に回転す
るようになっている。そして、規制ブレード1は、現像
ローラ2の表面にその回転方向に逆らうように当接して
配設されている。このとき、規制ブレード1の折り曲げ
部1aは、現像ローラ2の外周面から遠ざかる方向に折
り曲げられている。従って、規制ブレード1の折り曲げ
部1aの凸側の部分が現像ローラ2に当接している。こ
のとき、規制ブレード1の折り曲げ部1aは、その長手
方向各部で曲率半径が異なっているが、現像ローラ2に
対して一直線上で接触するように、その形状が形成され
ている。
【0033】更に、上記した現像ローラ2の近傍で図5
中の左上方には、感光ドラム4が配設されている。この
感光ドラム4は、形成する画像に応じたトナー像を表面
に形成し、用紙上にトナーを転写するためのものであ
る。従って、上記した現像ローラ2と相互に外周面同士
で近接して配設されている。そして、この感光ドラム4
も回転自在に支持されており、その回転軸も現像ローラ
2の回転軸と平行になっている。
【0034】以上のように構成された現像装置21の作
用を図5に基づいて説明すると、先ず、トナー収納室9
からトナー供給ローラ3の表面にトナーTが供給され
る。そして、当該トナー供給ローラ3に近接して配設さ
れている現像ローラ2にトナーが伝達される。このと
き、現像ローラ2は、図中の反時計回りに回転する。
【0035】上記のように、現像ローラが回転すると、
現像ローラ2の回転方向下流側に当接している規制ブレ
ード1によって表面のトナーTの層厚が規制される。よ
り具体的には、現像ローラ2の表面に、その回転方向に
逆らうように当接している規制ブレード1の折り曲げ部
1aによって、現像ローラ2の方面に付着した余分なト
ナーTが掻き落とされ、トナーが所定の層厚となる。
【0036】ここで、規制ブレードは、折り曲げ部1a
の凸側が現像ローラ2の表面に接触している。このと
き、規制ブレード1の折り曲げ部1aの曲率半径は、上
述したごとく一定ではない。即ち、両端部で曲率半径が
大きく(曲がりが緩やか)、一方中間領域で曲率半径が
小さく(曲がりがきつい)なっている。このため、現像
ローラ2の表面上のトナーの層厚は各部で均一となる。
なぜなら、トナーの層厚は、規制ブレード1の折り曲げ
部1aの曲率半径の大きさに影響される。即ち、折り曲
げ部の曲率半径が大きければ大きいほど層厚は厚くな
り、一方、曲率半径が小さくなればなるほど層厚は薄く
なる、という性質に基づく。
【0037】従って、規制ブレード1にシール部材6が
配設されることによる見かけ上の規制力の変動を、適切
に各部の曲率半径を設定することにより一定に制御する
ことが可能である。これにより、現像ローラ2の表面上
のトナーの層厚が各部で均一となる。
【0038】
【実施例】本発明の一実施例を以下に示す。先ず、規制
ブレード1の材質は、ステンレス(SUS304CP)で構成
し、その寸法は、板厚を 0.1[mm],自由長を 9.6
[mm],規制ブレード1の撓みを 1.1[mm]とし
た。また、現像ローラ2として硬度40度のシリコンゴム
を用い、シール部材6には、厚さ 2[mm]のスポンジ
状の発泡体を用いた。そして、規制ブレード1の中間領
域の曲率半径R1を 0.15[mm]程度とし、両端領域
の曲率半径R2を0.25[mm]程度にした場合に、トナ
ーの層厚が長手方向で均一となった。
【0039】但し、各曲率半径の組み合わせはこれに限
定されるものではなく、例えば、中間領域の曲率半径R
1を 0.35[mm]程度とし、両端領域の曲率半径R2
を0.6[mm]程度とした場合でも同様に均一なトナー
の層厚を得ることができる。即ち、中間領域の曲率半径
を 0.15〜0.35[mm]程度とし、両端領域の曲率半径
R2を0.25〜0.60[mm]程度の適切な値に設定するこ
とで同様の効果を得ることができる。
【0040】そして、図5に示すように、現像ローラ2
に近接して配設されている感光ドラム4にトナーが転写
される。具体的には、予め、感光ドラム4の表面にはレ
ーザ光源(図示略)により画像に応じた静電潜像が形成
れている。そして、この静電潜像部分に現像ローラから
トナーが転写される。このとき、現像ローラ2上のトナ
ーの層厚は各部で均一であるので、感光ドラム4に転写
された後でも、各トナー像の層厚は均一である。
【0041】そして最終的に、感光ドラム4上のトナー
が印字用紙(図示略)に転写され、画像形成行程が終了
する。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、請求項1記載の発明によれば、規制ブレードの
折り曲げ部の曲率半径を長手方向で中間領域よりも両端
領域で大きくなるような分布をもたせた。このため、ト
ナー収納室近傍からトナーが漏れ出すのを防ぐためのシ
ール部材を具備した場合でも、規制ブレードの現像ロー
ラに対する規制力が各部で均一となる。この結果、印字
用紙上の全体で印字濃度の差のない均一で良好な印字画
像が得られる、という優れた効果を生じる。
【0043】また、トナーの層厚を均一化させるために
必要とされていたサポート部材を設置する必要もなくな
り、製造コストが削減できる、という優れた効果を生じ
る。
【0044】また、請求項2記載の発明によれば、規制
ブレードをステンレスで構成したので、現像装置内で腐
食等が発生せず長期間にわたり安定した規制力を維持す
ることができる、という優れた効果を生じる。
【0045】更に、請求項3記載の発明によれば、シー
ル部材を規制ブレードの下端から突出し且つ現像ローラ
に接触するように配設したので、トナーを確実に現像装
置内にシールすることができる、という優れた効果を生
じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の現像装置に用いられる規
制ブレードを示す正面図である。
【図2】図1に開示した規制ブレードの横断面図を示す
図であり、図2(a)は図1のX−X線における断面図
を示し、図2(b)は図1のY−Y線における断面図を
それぞれ示す。
【図3】図1に開示した規制ブレードの長手方向各部位
の折り曲げ部の曲率半径分布を示す図である。
【図4】図1に開示した規制ブレードの取り付け構造を
示す斜視図である。
【図5】図1に開示した規制ブレードを装備した現像装
置を示す一部省略した断面図である。
【図6】従来の規制ブレードにシール部材を装着した場
合の規制ブレードの長手方向各部位の現像ローラに対す
る規制力分布を示す図である。
【図7】従来の現像装置を示す側方断面図である。
【図8】従来の規制ブレードの取り付け構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 規制ブレード 1a 折り曲げ部 2 現像ローラ 4 感光ドラム 6 シール部材 R1,R2 曲率半径 T トナー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラムにトナーを供給する円筒状の
    現像ローラと、この現像ローラと平行で且つ現像ローラ
    の外周面に当接してトナーの層厚を規制する板状の規制
    ブレードと、この規制ブレードの両端部に配設されトナ
    ーの漏洩を防ぐシール部材を備えた現像装置において、 前記規制ブレードの現像ローラとの接触領域に所定の曲
    率半径を有する折り曲げ部を設けると共に、前記規制ブ
    レードの両端領域の曲率半径を中間領域の曲率半径より
    も大きくなるように形成したことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記規制ブレードをステンレスで構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記シール部材を四角柱状に形成すると
    共に、このシール部材の一端部を規制ブレードの下方に
    突出させて配設したことを特徴とする請求項1または2
    記載の現像装置。
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