JP2001125373A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JP2001125373A
JP2001125373A JP30932399A JP30932399A JP2001125373A JP 2001125373 A JP2001125373 A JP 2001125373A JP 30932399 A JP30932399 A JP 30932399A JP 30932399 A JP30932399 A JP 30932399A JP 2001125373 A JP2001125373 A JP 2001125373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing roller
casing
blade
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30932399A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yamaguchi
直樹 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30932399A priority Critical patent/JP2001125373A/ja
Publication of JP2001125373A publication Critical patent/JP2001125373A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の層厚規制手段としてブレードが使用
された現像装置において、現像剤の漏れを防止する現像
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 感光体に形成された静電潜像に現像剤を
供給して静電潜像を顕像化する現像ローラと、現像剤を
現像ローラに供給する供給ローラと、現像ローラと供給
ローラとが回転自在に取り付けられるとともに現像剤が
貯蔵されたケーシングと、現像ローラに押圧接触するよ
うにしてケーシングに取り付けられ、圧接部に取り付け
られた弾性ゴム部材により現像ローラ上に供給された現
像剤の層厚を規制するとともに両側にシール取り付け部
22dが設けられたブレード22と、シール取り付け部
22dの両面に取り付けられ、ブレード22とケーシン
グと現像ローラとの隙間をシールして現像剤の漏れを防
止する現像剤シール手段37a,37bとを有する現像
装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ等の電子複
写装置において、静電潜像の現像を行う現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一成分現像剤を用いた現像装置
は、二成分現像剤を使用するものに比較して、現像剤
(以下、「トナー」という。)濃度の検知装置および制
御装置が不用であること、現像に際して潜像担持体への
キャリアの付着が、可視像転写後にブレードで潜像担持
体のクリーニングを行っても潜像担持体表面を傷つける
ことがなくクリーニングが簡単に行えること、装置の簡
素化および小型化が容易に達成できることなどの利点が
ある。
【0003】しかしながら、一成分現像剤を使用した現
像装置は、このような利点の反面、キャリアのように磁
気に引き付けられるものがないため、帯電されていない
トナー(現像剤)が現像ローラの端部から漏れるという
問題がある。
【0004】現在、一成分現像剤を使用する現像装置に
おいては、ケーシングにトナーをシールするウレタンフ
ォーム等の弾性発泡剤を貼り付けることが一般的に行わ
れている。そして、このように弾性発泡剤を用いた場合
には、弾性発泡剤の有する弾力のために現像ローラとケ
ーシングと層厚規制手段との間の隙間を埋めやすいとい
う利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ケーシ
ングにシール手段を貼り付ける場合、シール手段と層厚
規制手段との位置が決まりにくい。
【0006】また、シール手段を貼り付けるときにシー
ル手段が伸びてしまい、正規の位置に貼り付けられな
い。
【0007】そこで、本発明は、現像剤の層厚規制手段
としてブレードが使用された現像装置において、現像剤
の漏れを防止することのできる現像装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の現像装置は、感光体に形成された静電潜像
に現像剤を供給して静電潜像を顕像化する現像ローラ
と、現像剤を現像ローラに供給する供給ローラと、現像
ローラと供給ローラとが回転自在に取り付けられるとと
もに現像剤が貯蔵されたケーシングと、現像ローラに押
圧接触するようにしてケーシングに取り付けられ、圧接
部に取り付けられた弾性ゴム部材により現像ローラ上に
供給された現像剤の層厚を規制するとともに両側にシー
ル取り付け部が設けられたブレードと、シール取り付け
部の両面に取り付けられ、ブレードとケーシングと現像
ローラとの隙間をシールして現像剤の漏れを防止する現
像剤シール手段とを有する構成としたものである。
【0009】これにより、現像剤の層厚規制手段として
ブレードが使用された現像装置において、現像剤の漏れ
を防止することが可能になる。
【0010】また、現像剤シール手段の貼り付けが不要
になるので、作業性の向上および作業工数の低減を図る
ことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給して静
電潜像を顕像化する現像ローラと、現像剤を現像ローラ
に供給する供給ローラと、現像ローラと供給ローラとが
回転自在に取り付けられるとともに現像剤が貯蔵された
ケーシングと、現像ローラに押圧接触するようにしてケ
ーシングに取り付けられ、圧接部に取り付けられた弾性
ゴム部材により現像ローラ上に供給された現像剤の層厚
を規制するとともに両側にシール取り付け部が設けられ
たブレードと、シール取り付け部の両面に取り付けら
れ、ブレードとケーシングと現像ローラとの隙間をシー
ルして現像剤の漏れを防止する現像剤シール手段とを有
する現像装置であり、現像剤の層厚規制手段としてブレ
ードが使用された現像装置において、現像剤の漏れを防
止することが可能になるという作用を有する。また、現
像剤シール手段の貼り付けが不要になるので、作業性の
向上および作業工数の低減を図ることが可能になるとい
う作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、シール取り付け部はブレードと
は別体に形成されて当該ブレードに固定されている現像
装置であり、ブレードの加工を効率的に行うことが可能
になるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、圧接部とシール取り付
け部とは相互にオーバーラップしている現像装置であ
り、取り付け誤差や寸法誤差などにより発生する隙間を
なくすことが可能になるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3の何れか一項に記載の発明において、ケーシング
には現像剤シール手段の現像ローラの回転に伴う逃げを
阻止するリブが形成されている現像装置であり、現像剤
シール手段をケーシングに固定しなくても、現像剤シー
ル手段のずれによる現像剤の漏れを防止することが可能
になるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、ケーシング
に面した側の現像剤シール手段は、現像剤の層厚規制範
囲とオーバラップしない領域でケーシングと押圧接触し
ている現像装置であり、現像ローラ上の現像剤の層厚に
悪影響を及ぼすことなくケーシングとブレードとを確実
にシールすることが可能になるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図11を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また重複
した説明は省略されている。
【0017】図1は本発明の一実施の形態である現像装
置が装着された画像形成装置を示す説明図である、図2
は図1の画像形成装置に取り付けられた現像装置を含む
プロセスユニットを示す断面図、図3は図2のプロセス
ユニットに取り付けられたトナーシール手段およびブレ
ードの一例を示す斜視図、図4は図3の側面図、図5は
図3のブレードを示す斜視図、図6は図2のプロセスユ
ニットに取り付けられたトナーシール手段およびブレー
ドの他の一例を示す斜視図、図7は図2のプロセスユニ
ットに取り付けられたトナーシール手段およびブレード
のさらに他の一例を示す斜視図、図8は図2のプロセス
ユニットに取り付けられたトナーシール手段およびブレ
ードのさらに他の一例を示す斜視図、図9は図2のプロ
セスユニットの現像部から現像ローラを外した状態を示
す斜視図、図10は図9の要部を示す斜視図、図11は
図2のプロセスユニットに取り付けられたシール手段お
よびブレードのケーシングと接する部分を示す斜視図で
ある。
【0018】図1に示すように、本実施の形態の画像形
成装置には、4つの画像形成ステーション1a,1b,
1c,1dが配置されている。そして、各画像形成ステ
ーション1a,1b,1c,1dは像担持体としての感
光体ドラム(感光体)2a,2b,2c,2dをそれぞ
れに有し、その回りには、感光体ドラム2a,2b,2
c,2dの表面を一様に帯電させる帯電手段3a,3
b,3c,3d、静電潜像を顕像化する現像手段4a,
4b,4c,4d、残留トナーを除去するクリーニング
手段5a,5b,5c,5d、画像情報に応じた光を各
々の感光体ドラム2a,2b,2c,2dに照射する走
査光学系の露光手段6a,6b,6c,6d、転写手段
7を構成する中間転写ベルト(転写材)12にトナー像
を転写する転写手段8a,8b,8c,8dがそれぞれ
配置されている。
【0019】ここで、画像形成ステーション1a,1
b,1c,1dはそれぞれイエロー画像,マゼンタ画
像,シアン画像,ブラック画像が形成され、露光手段6
a,6b,6c,6dからは、イエロー画像,マゼンタ
画像,シアン画像,ブラック画像に対応した露光光9
a,9b,9c,9dが出力される。
【0020】各画像形成ステーション1a,1b,1
c,1dを通過する態様で、感光体ドラム2a,2b,
2c,2dの下方にはローラ10,11により支持され
た無端ベルト状の中間転写ベルト12が配置されてお
り、矢印A方向へ周回動する。
【0021】また、給紙カセット16に収納されている
シート材17は、給紙ローラ18により給紙され、シー
ト材転写ローラ19,定着手段20を経て排紙トレー
(図示せず)に排出される。
【0022】以上のような構成のカラー画像形成装置で
は、先ず画像形成ステーション1dにおいて、帯電手段
3dおよび露光手段6d等を用いた公知の電子写真プロ
セス手段により感光体ドラム2d上に画像情報であるブ
ラック成分色の潜像を形成される。その後、現像手段4
dでブラックトナーを有する現像剤によりブラックトナ
ー像として可視像化され、転写手段8dで中間転写ベル
ト12にブラックトナー像が転写される。
【0023】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト
12に転写されている間に、画像形成ステーション1c
でシアン成分色の潜像が形成され、現像手段4cでシア
ントナーによるシアントナー像が可視像化されてこれが
転写手段8cにて転写され、先に中間転写ベルト12上
に転写されたブラックトナー像と重ね合わされる。
【0024】以下、マゼンタトナー像、イエロートナー
像についても同様にして画像形成が行われ、中間転写ベ
ルト12上に4色のトナー像の重ね合わせが終了する
と、給紙ローラ18により給紙カセット16から取り出
された紙等のシート材17上にシート材転写ローラ19
によって4色のトナー像が一括転写搬送され、定着手段
20で加熱定着され、シート材17上にフルカラー画像
が得られる。
【0025】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ド
ラム2a,2b,2c,2dはクリーニング手段5a,
5b,5c,5dで残留トナーが除去され、引き続き行
われる次の画像形成に備えられ、印字動作は完了する。
【0026】このような画像形成装置に取り付けられた
プロセスユニットのケーシング30には、図2に示すよ
うに、静電潜像の形成される感光体ドラム31、感光体
ドラム31の表面を一様に帯電する帯電手段33、感光
体ドラム31にトナーを供給して静電潜像を顕像化する
現像ローラ21、現像ローラ21の回転軸に平行に圧接
して設けられ、圧接部22aに取り付けられた弾性ゴム
部材により現像ローラ21に付着したトナーを薄層化す
る層厚規制手段であるブレード22(図5参照)、トナ
ーホッパ34から取り出されてアジテータ35で撹拌さ
れたトナーを現像ローラ21へ供給するトナー供給ロー
ラ23が回転可能に取り付けられている。そして現像ロ
ーラ21とトナー供給ローラ23とは相互に同じ方向に
回転し、感光体ドラム31はこれらと反対方向に回転す
る。
【0027】なお、現像ローラ21とトナー供給ローラ
23との軸間は現像ローラ21とトナー供給ローラ23
との半径の和よりも小さくなっている。そして、ここで
の圧接量は、0.3〜1.5mm程度である。
【0028】ここで、現像ローラ21は、金属シャフト
の外周上にカーボンを加えることで導電性が付与された
シリコンゴムやポリウレタンゴム等の弾性体を0.5〜
4mm程度に一体成形したものからなり、その体積抵抗
値は102Ωcm〜107Ωcm程度に設計されている。
また、トナー供給ローラ23は、金属シャフトの外周上
にウレタンフォーム等を一体成形したものからなる。さ
らに、ケーシング30には、感光体ドラム31の外周面
をクリーニングするクリーニング手段32が取り付けら
れている。
【0029】トナーカートリッジ34には非磁性一成分
トナーが貯蔵されており、このトナーはケーシング30
内へと落下される。そして、アジテータ35により攪拌
されて、トナーのブロッキング防止とトナー供給ローラ
23へのトナー搬送を行っている。
【0030】トナー供給ローラ23は、現像ローラ21
との接触部においてトナーを現像ローラ21上に付着さ
せ、かつ、現像終了後の現像ローラ21上の残留トナー
を掻き落とすように、現像ローラ21と相対速度差を有
しながら矢印方向に回転している。なお、掻き落とされ
たトナーは、ケーシング30内で未使用のトナーと混合
されて再度使用される。
【0031】自由端である圧接部22aに弾性ゴム部材
22aが取り付けられたブレード22は、他端が板状の
弾性支持部材24,25に一体的に結合されている。
【0032】ここで、ブレード22の本体部22bには
リン青銅板やステンレスバネ材等の金属が使用されてい
る。そして、圧接部22aに取り付けられた弾性ゴム部
材は、その断面が円弧状に加工されて現像ローラ21の
周面に円弧状部で押圧接触している。
【0033】なお、ブレード22は、トナーを帯電させ
るため、摩擦帯電序列でトナーと隔たった材質が選択さ
れており、例えば、シリコンゴム、テフロン(登録商
標)ゴム、ポリイミドゴム、ポリエステルゴム、ウレタ
ンゴム等の樹脂材料を主成分としている。
【0034】トナー供給ローラ23により現像ローラ2
1に供給されたトナーは、ブレード22により現像ロー
ラ21上のトナーの量の規制を行うとともにトナーを静
電潜像と同極性に帯電させる。帯電されたトナーは矢印
方向に回転する感光体ドラム31と接触し、バイアス電
圧印加装置(図示せず)により現像ローラ21に印加さ
れたバイアス電位により、書き込み装置(図示せず)に
より感光体ドラム31上に形成された静電潜像の電荷に
吸引されて現像が行われる。なお、現像の終了した後の
残留トナーは、先に述べたように、再度ケーシング30
に収容されて新しいトナーと混合される。
【0035】ここで、ブレード22と現像ローラ21と
の接触圧は、必要な現像ローラ21の回転負荷トルクが
3.5Kgfcmを越えるとトルク過大となるため、1
0gf/mm以下とする必要がある。また、ブレード2
2の弾性ゴム部材の円弧状部の半径は、必要なトナー層
厚と帯電量を稼ぐために、0.5〜1.5mmとされて
いる。
【0036】ここで、図5に示すように、本実施の形態
では、板状のブレード22の両側には、現像ローラ21
と接触する圧接部22aよりも長く伸びたシール取り付
け部22dが形成されており、図3および図4に示すよ
うに、その両面には、ウレタンフォーム等の弾性発泡材
からなり、現像ローラ21とケーシング30とブレード
22との隙間をシールするトナーシール手段(現像剤シ
ール手段)37a,37bがたとえば両面テープ等の接
着手段を用いて貼り付けられている。なお、トナーシー
ル手段37bとケーシングとは、両面テープ等の接着手
段を用いずに現像ローラ21とケーシング30とで挟み
こむようにしてもよい。
【0037】これにより、トナー層厚を規制するブレー
ド22が使用された現像装置において、トナー漏れを防
止することが可能になる。
【0038】また、ケーシング30の内側で作業しづら
い部分へシール材を貼り付けることが不要となるので、
作業性の向上、作業行程の低減を図ることができる。
【0039】さらに、従来のようにケーシングに弾性発
泡材を両面テープ等で貼り付けていたものに比べ、トナ
ーシール手段37a,37bとブレード22との隙間を
埋めるための位置決めが確実になされるので、貼り付け
誤差やケーシング30の寸法誤差等によりブレード22
と現像ローラ21との間に発生する隙間をなくすことが
でき、トナー漏れを確実に防止することができる。
【0040】なお、現像ローラ21とケーシング30に
対しては、トナーシール手段37a,37bを圧接させ
ることによりシールしている。
【0041】ここで、図3に示すように、板状のブレー
ド22の端部から現像ローラ21の周方向に伸びるシー
ル取り付け部22dを形成した場合、ブレード22の形
状が複雑となりプレス成形時の取り数が少なくなる。そ
こで、図6に示すように、ブレード22の本体部22b
とは別にシール取り付け部22cを設けてこれをブレー
ド22に固定する。これにより、複雑な形状のブレード
22においても、プレス加工で無駄な材料の使用を減少
させることができる。
【0042】ところで、図3に示すように、現像ローラ
21の両側に対して、ブレード22とトナーシール手段
37a,37bとを端面合わせで接触させると、取り付
け誤差や寸法誤差により隙間が生じることがある。そこ
で、図8に示すように、ブレード22の圧接部22aと
シール取り付け部22dとが相互にオーバラップするよ
うにし、図7に示すように、シール取り付け部22dの
両面にトナーシール手段37a,37bを貼り付ける。
【0043】これにより、トナーシール手段37a,3
7bをブレード22の端部に貼る際に精度を必要としな
くなるので、貼り付け工程が簡略化される。
【0044】ここで、トナーシール手段37a,37b
ケーシング30へ両面テープ等で固定をしないようにす
ることもできる。但し、この場合、現像ローラ(図示せ
ず)の回転によりトナーシール手段37a,37bがケ
ーシング30の外方向に逃げてしまう。
【0045】そこで、このようなトナーシール手段37
a,37bの逃げを防止するために、図9および図10
に示すように、ケーシング30の内側にトナーシール逃
げ防止用のリブ40を設る。これにより、トナーシール
手段37a,37bを両面テープ等の接着手段で固定し
なくても確実に位置を決めることができ、トナーシール
手段37a,37bがずれて起こるトナー漏れを防止す
ることができる。
【0046】ここで、現像ローラ21と接触しない側の
トナーシール手段37bとケーシング30との接触部分
を両面テープ等によって固定せず、トナーシール手段3
7a,37bをケーシング30に押圧接触させると、押
圧接触させるための力がブレード22にかかってしま
い、ブレード22による現像ローラ21上のトナーの層
厚にムラが生じる。
【0047】そこで、トナーシール手段37a,37b
のケーシング30と接触する部分には、図11の斜線部
に示すように、層厚規制範囲とオーバラップしないよう
に構成するのがよい。このようにすれば、現像ローラ2
1上のトナー層形成に悪影響を及ぼすことなく、ケーシ
ング30とブレード22とを確実にシールすることがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、現像剤
の層厚規制手段としてブレードが使用された現像装置に
おいて、現像剤の漏れを防止することが可能になるとい
う有効な効果が得られる。
【0049】また、本発明によれば、現像剤シール手段
の貼り付けが不要になるので、作業性の向上および作業
工数の低減を図ることが可能になるという有効な効果が
得られる。
【0050】シール取り付け部をブレードと別体に形成
してブレードに固定すれば、ブレードの加工を効率的に
行うことが可能になるという有効な効果が得られる。
【0051】圧接部とシール取り付け部とを相互にオー
バーラップさせれば、取り付け誤差や寸法誤差などによ
り発生する隙間をなくすことが可能になるという有効な
効果が得られる。
【0052】ケーシングに現像剤シール手段の現像ロー
ラの回転に伴う逃げを阻止するリブを形成すれば、現像
剤シール手段をケーシングに固定しなくても、現像剤シ
ール手段のずれによる現像剤の漏れを防止することが可
能になるという有効な効果が得られる。
【0053】ケーシングに面した側の現像剤シール手段
を現像剤の層厚規制範囲とオーバラップしない領域でケ
ーシングと押圧接触するようにすれば、現像ローラ上の
現像剤の層厚に悪影響を及ぼすことなくケーシングとブ
レードとを確実にシールすることが可能になるという有
効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である現像装置が装着さ
れた画像形成装置を示す説明図
【図2】図1の画像形成装置に取り付けられた現像装置
を含むプロセスユニットを示す断面図
【図3】図2のプロセスユニットに取り付けられたトナ
ーシール手段およびブレードの一例を示す斜視図
【図4】図3の側面図
【図5】図3のブレードを示す斜視図
【図6】図2のプロセスユニットに取り付けられたトナ
ーシール手段およびブレードの他の一例を示す斜視図
【図7】図2のプロセスユニットに取り付けられたトナ
ーシール手段およびブレードのさらに他の一例を示す斜
視図
【図8】図2のプロセスユニットに取り付けられたトナ
ーシール手段およびブレードのさらに他の一例を示す斜
視図
【図9】図2のプロセスユニットの現像部から現像ロー
ラを外した状態を示す斜視図
【図10】図9の要部を示す斜視図
【図11】図2のプロセスユニットに取り付けられたシ
ール手段およびブレードのケーシングと接する部分を示
す斜視図
【符号の説明】
21 現像ローラ 22 ブレード 22a 圧接部 22c シール取り付け部 22d シール取り付け部 23 トナー供給ローラ(供給ローラ) 30 ケーシング 37a,37b トナーシール手段(現像剤シール手
段) 40 リブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に形成された静電潜像に現像剤を供
    給して前記静電潜像を顕像化する現像ローラと、 前記現像剤を前記現像ローラに供給する供給ローラと、 前記現像ローラと前記供給ローラとが回転自在に取り付
    けられるとともに前記現像剤が貯蔵されたケーシング
    と、 前記現像ローラに押圧接触するようにして前記ケーシン
    グに取り付けられ、圧接部に取り付けられた弾性ゴム部
    材により前記現像ローラ上に供給された前記現像剤の層
    厚を規制するとともに両側にシール取り付け部が設けら
    れたブレードと、 前記シール取り付け部の両面に取り付けられ、前記ブレ
    ードと前記ケーシングと前記現像ローラとの隙間をシー
    ルして前記現像剤の漏れを防止する現像剤シール手段と
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】前記シール取り付け部は前記ブレードとは
    別体に形成されて当該ブレードに固定されていることを
    特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】前記圧接部と前記シール取り付け部とは相
    互にオーバーラップしていることを特徴とする請求項1
    または2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】前記ケーシングには現像剤シール手段の前
    記現像ローラの回転に伴う逃げを阻止するリブが形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に
    記載の現像装置。
  5. 【請求項5】前記ケーシングに面した側の前記現像剤シ
    ール手段は、前記現像剤の層厚規制範囲とオーバラップ
    しない領域で前記ケーシングと押圧接触していることを
    特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の現像装
    置。
JP30932399A 1999-10-29 1999-10-29 現像装置 Pending JP2001125373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30932399A JP2001125373A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30932399A JP2001125373A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001125373A true JP2001125373A (ja) 2001-05-11

Family

ID=17991645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30932399A Pending JP2001125373A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001125373A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064903A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Oki Data Corp 現像装置及び画像形成装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04345181A (ja) * 1991-05-22 1992-12-01 Canon Inc 現像装置
JPH07146613A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Canon Inc 現像装置
JPH09138566A (ja) * 1995-11-13 1997-05-27 Nec Corp 現像装置
JPH09325603A (ja) * 1996-05-31 1997-12-16 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04345181A (ja) * 1991-05-22 1992-12-01 Canon Inc 現像装置
JPH07146613A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Canon Inc 現像装置
JPH09138566A (ja) * 1995-11-13 1997-05-27 Nec Corp 現像装置
JPH09325603A (ja) * 1996-05-31 1997-12-16 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064903A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Oki Data Corp 現像装置及び画像形成装置
US8849153B2 (en) 2011-09-20 2014-09-30 Oki Data Corporation Development device and image formation apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6341206B1 (en) Image developing apparatus having developer seal
US9152076B2 (en) Developing apparatus, process cartridge and image forming apparatus
JP2004246146A (ja) 画像形成装置及びカートリッジ
JP2005321762A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3444238B2 (ja) 現像装置
JP2001125373A (ja) 現像装置
JP3440882B2 (ja) 現像装置
JP3412573B2 (ja) 現像装置
JP2004219638A (ja) 現像装置のシール構造
JP4639695B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
US10488785B2 (en) Developing unit, process cartridge, and image forming apparatus including process cartridge
JP4123872B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、コンピュータシステム
JP4284947B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、コンピュータシステム
JP2000056560A (ja) 現像装置及び電子写真画像形成装置
JP4126993B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、コンピュータシステム
JP2002365908A (ja) 画像形成装置
JP3797494B2 (ja) 画像形成装置
JP2002006621A (ja) 現像装置
JP2004101671A (ja) 現像装置および電子写真画像形成装置およびブッシュ部材
JP2010243887A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH11167282A (ja) 一成分現像装置
JP2000214681A (ja) 現像ロ―ラ
JP2000075641A (ja) 現像装置、現像カートリッジ及び画像形成装置
JP2004317853A (ja) 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2004317854A (ja) 画像形成装置に着脱可能なユニット、画像形成装置、及び、画像形成システム