JP2002250548A - 浴室換気システム - Google Patents
浴室換気システムInfo
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- JP2002250548A JP2002250548A JP2001047650A JP2001047650A JP2002250548A JP 2002250548 A JP2002250548 A JP 2002250548A JP 2001047650 A JP2001047650 A JP 2001047650A JP 2001047650 A JP2001047650 A JP 2001047650A JP 2002250548 A JP2002250548 A JP 2002250548A
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Abstract
換気できるシステムを実現する。 【解決手段】 浴室乾燥システムでは、浴槽22と浴槽
22に隣接する洗い場12とを有する浴室10を換気す
るために、浴槽22の上方に設けられた換気扇14と、
浴室10を平面視したときに洗い場12を挟んで換気扇
14に向い合う位置にあたる洗い場12の側面下部に設
けられた第1ギャラリ23を備える他、換気扇14と第
1ギャラリ23を結ぶ領域外に設けられた第2ギャラリ
25と、第1ギャラリ23を閉じて第2ギャラリ25を
開くように連動させて制御する手段を備える。
Description
に関する。
10を参照して説明する。図9は従来の浴室換気システ
ムを組込んだ浴室正面図であり、図10はその平面図で
ある。図9と図10に示す従来の浴室換気システムは、
浴槽22と、浴槽22に隣接する洗い場12を備えた浴
室10を換気するシステムであって、浴槽22の上方に
設けられた換気扇14と、図10に示すように浴室10
を平面視したときに洗い場12を挟んで換気扇14に向
い合う位置にあたる洗い場12の側面下部に設けられた
手動の開閉部(この例ではギャラリ)2を備えている。
開閉部2は、浴室10に出入りするためのドア26の下
部に設けられることが多い。換気リモコン21の浴室換
気スイッチ(図示省略)をオンすると、換気扇14の送
風ファン16が回転する。すると、浴室10内の空気が
換気扇14の吸気口19から吸い込まれ、ダクト18を
通って外部に排出される。これと同時に、ドア26の下
部に設けられた開閉部2から浴室10の外部の空気が吸
い込まれる。浴室10を効果的に換気するには、浴室1
0内で換気扇14と開閉部2の位置をできるだけ離し、
かつ、換気扇14の吸気口19と開閉部2を結ぶ領域
(矢印Eに示す空気流路とほぼ同様)を浴室10のほぼ
対角方向にすることが好ましい。このために、通常、換
気扇14を浴槽22の上方に設け、図10に示すように
浴室10を平面視したときに洗い場12を挟んで換気扇
14に向い合う位置にあたる洗い場12の側面下部に開
閉部2を設けている。
うに、浴室10を平面視したときに洗い場12を挟んで
換気扇14に向い合う位置に開閉部2を配置すれば、浴
室10内を効果的に換気できる。しかしながら、上記し
た空気流路Eには洗い場12で体を洗っている者24が
位置する可能性が高く、この空気流路Eに洗い場の者2
4が位置すると、洗い場の者24に換気流が当たり、冷
風感を感じてしまう。特に、洗い場の者24が入浴中の
ときは体に水滴が付着しており、この水滴が換気流で冷
やされると、洗い場の者24は冷風感を強く感じてしま
う。
ずに浴室内を換気できるシステムを実現することを目的
とする。
の浴室乾燥システムでは、浴槽と浴槽に隣接する洗い場
とを有する浴室を換気するために、浴槽の上方に設けら
れた換気扇と、浴室を平面視したときに洗い場を挟んで
換気扇に向い合う位置にあたる洗い場の側面下部に設け
られた第1開閉部を備える他、換気扇と第1開閉部を結
ぶ領域外に設けられた第2開閉部と、第1開閉部を閉じ
て第2開閉部を開くように連動させて制御する手段を備
える。浴室を平面視したときに洗い場を挟んで換気扇に
向い合う位置に第1開閉部が設けられているために、第
1開閉部を開くことによって浴室内の全体を効果的に換
気できる。一方、第2開閉部は換気扇と第1開閉部を結
ぶ領域外に設けられているから、第1開閉部を閉じて第
2開閉部を開いて換気すると、洗い場の者の周りを換気
流が流れないように換気できる。本システムによると、
第1開閉部を閉じて第2開閉部を開くように連動させて
制御することから、浴室内の全体を効果的に換気する態
様と、洗い場の者の周りを換気流が流れないように換気
する態様を選択できる。このため、洗い場の者に冷風感
を感じさせずに浴室内を換気できる。
は第1開閉部を閉じ、洗い場に人がいないときには第1
開閉部を開くように制御することが好ましい。本システ
ムによると、洗い場に人がいないときには浴室内の全体
を効果的に換気する態様で換気でき、浴室内に人がいる
ときには洗い場の者の周りに換気流が流れない態様で換
気できる。
ステムを図1から図6を参照して説明する。図1に示す
ように、第1実施例の浴室換気システムは、浴槽22
と、浴槽22に隣接する洗い場12を備えた浴室10を
換気するシステムである。この浴室換気システムは、浴
槽22の上方に設けられた換気扇14と、図2に示すよ
うに浴室10を平面視したときに洗い場12を挟んで換
気扇14に向い合う位置にあたる洗い場12の側面下部
に設けられた第1開閉部(この例では第1ギャラリ)2
3と、換気扇14の吸気口19と第1開閉部23を結ぶ
領域外に設けられた第2開閉部(この例では第2ギャラ
リ)25と、給湯リモコン20と、換気リモコン21を
備えている。
風ファン16の回転によって浴室10内の空気を吸込む
ための吸気口19と、吸込んだ浴室10内の空気を外部
に排気するためのダクト18を備えている。第1ギャラ
リ23は、洗い場12の側面であって、洗い場12を挟
んで浴槽22に向い合う面に取り付けられたドア26の
下部に設けられている。この第1ギャラリ23はシャッ
タによって開閉される。第2ギャラリ25は、浴槽22
に近接した洗い場12の側面に設けられている。この第
2ギャラリ25は、図1の正面図でみると換気扇14の
吸気口19と第1ギャラリ23を結ぶ領域内に設けられ
ているようにみえるが、図2の平面図によく示されるよ
うに、換気扇14の吸気口19と第1ギャラリ23を結
ぶ領域外に設けられている。この第2ギャラリ25もシ
ャッタによって開閉される。なお、各ギャラリ23、2
5は、後記するように自動的に開閉させることができる
が、手動で開閉させることもできる。
23、第2ギャラリ25が配置されている結果、換気扇
14と第1ギャラリ23を結ぶ領域(図3の矢印Bに示
す空気流路とほぼ同様)は、洗い場12の下部から浴槽
22の上方に亘って浴室10のほぼ対角方向に形成され
る。一方、換気扇14と第2ギャラリ25を結ぶ領域
(図1の矢印Aに示す空気流路とほぼ同様)は、浴槽2
2に近接した洗い場12の下部から浴槽22の上方に亘
って形成される。
自動湯張りスイッチ20aや運転スイッチ20b等が設
けられている。換気リモコン21には、浴室換気スイッ
チ21a、給湯・換気連動スイッチ21b、連続運転ス
イッチ21c、タイマ設定スイッチ21dがそれぞれ設
けられている。浴室換気スイッチ21aを除く各スイッ
チ21b〜21dで設定された状態は、浴室換気スイッ
チ21aをオフした後も記憶されており、浴室換気スイ
ッチ21aをオンすると、各スイッチ21b〜21dの
記憶状態が読み出され、その状態に基づいて浴室換気シ
ステムは動作する。これら給湯リモコン20と換気リモ
コン21は浴室換気システムの制御部28に接続されて
いる。このシステム制御部28には、第1ギャラリ2
3、第2ギャラリ25が接続されており、システム制御
部28内の駆動回路(図示省略)によって各ギャラリ2
3、25のシャッタが開閉駆動される。また、システム
制御部28には、タイマ30、換気扇14も接続されて
いる。なお、システム制御部28は、単独で設けてもよ
いし、換気リモコン21や給湯リモコン20に内蔵させ
てもよい。
6のフローチャートを主に参照して説明する。換気リモ
コン21の浴室換気スイッチ21aがオンされると(ス
テップS10)、換気扇14の運転が開始される(ステ
ップS20)。すると、まず給湯・換気連動スイッチ2
1bがオン状態となっているか否かが判別される(ステ
ップS30)。給湯・換気連動スイッチ21bがオフし
ていると、第1ギャラリ23が開かれ、かつ、第2ギャ
ラリ25が閉じられる(ステップS60)。これに対
し、給湯・換気連動スイッチ21bがオンしていると、
給湯リモコン20の運転スイッチ20bがオンしている
かが判別される(ステップS40)。給湯リモコン20
の運転スイッチ20bがオンしていると、入浴中である
と推定できる。入浴中ということは、人は浴室10内に
おり、洗い場12にいる可能性が高い。このため、運転
スイッチ20bがオンしていると、第1ギャラリ23が
閉じられ、かつ、第2ギャラリ25が開かれる(ステッ
プS50)。すると、浴室10内には、換気ファン14
の送風ファン16の回転により、図1と図2の矢印Aに
示すような空気流路が形成される。これと同時に第2ギ
ャラリ25から外部の空気が吸込まれる。図1と図2に
示すように、矢印Aに示す空気流路は洗い場の者24と
交わらない。すなわち、換気流は入浴中の洗い場の者2
4の周りには流れない。このため、入浴中で体に水滴が
付着していても、冷風感を感じない。それでいながら、
浴室10内を換気できる。
20bがオフすると(ステップS70)、入浴が終了し
たと推定できる。入浴が終了したということは、人が浴
室10外にいる可能性が高いので、洗い場12にいない
可能性が高い。このため、運転スイッチ20bがオフす
ると、第1ギャラリ23が開かれ、かつ、第2ギャラリ
25が閉じられる(ステップS80)。すると、浴室1
0内には、換気ファン14の送風ファン16の回転によ
り図3と図4の矢印Bに示すような空気流路が形成され
る。これと同時に第1ギャラリ23から外部の空気が吸
込まれる。このように入浴終了後(洗い場12に人がい
ないとき)は第1ギャラリ23を開くことで浴室10の
ほぼ対角方向に空気流路が形成されるため、浴室10内
の換気をより効果的に行うことができる。なお、ステッ
プS80では、第1ギャラリ23と第2ギャラリ25を
両方とも開くようにしてもよい。両方とも開くと浴室1
0内の換気をさらに効果的に行うことができる。
転スイッチ21cがオンしているかが判別される(ステ
ップS90)。連続運転スイッチ21cがオンしている
と、浴室換気スイッチ21aがオンしている間は換気扇
14が連続運転される(ステップS110)。一方、浴
室換気スイッチ21aがオフされると(ステップS11
0)、換気扇14の運転が停止される(ステップS12
0)。これに対し、連続運転スイッチ21cがオフして
いると、次は換気扇14のタイマ設定スイッチ21dで
設定された時間が経過しているかが判別される(ステッ
プS100)。タイマ設定スイッチ21dで設定された
時間が経過すると、換気扇14の運転が停止される(ス
テップS120)。なお、入浴中であるか入浴以外であ
るかを判別する手段としては、自動湯張りスイッチ20
aがオンしているかどうかで判別してもよい。また、洗
い場12の側面等に人体検出センサ(赤外線センサ等)
を取り付けてもよい。洗い場12の側面等に人体検出セ
ンサを取り付けると、センサを設置するコストは増加す
るが、洗い場12に人がいるか否かをより確実に検知で
きる。
洗い場12に人がいるとき(例えば入浴中)に冷風感を
感じる場合、手動開閉型のギャラリ2を手動で閉じ、洗
い場12から出た後(例えば入浴終了後)にギャラリ2
を再度手動で開いて換気を行う必要があった。しかし、
このような作業を行うのは面倒である。また、洗い場1
2に人がいるときにギャラリ2を閉じてしまうと、洗い
場12に人がいるときには浴室10内の換気が行えな
い。これは特に、入浴中の湯気による湿気を除去するた
めに換気をしたい者にとっては、非常に不便であった。
第1実施例のシステムでは、システム制御部28によっ
て第1ギャラリ23と第2ギャラリ25を連動して開閉
するように制御される。このため、ギャラリの開閉を逐
一手動で行う必要がない。また、入浴中における冷風感
を防止するために、換気扇14の運転を停止させる必要
もない。
7と図8を参照して説明する。図7に示すように、第2
実施例の浴室換気システムでは、第2ギャラリ27を洗
い場12に出入りするドア26の上方に設けている。こ
の結果、換気扇14と第2ギャラリ27を結ぶ領域(図
7の矢印Cに示す空気流路とほぼ同様)は、洗い場12
の上部から浴槽22の上方に亘って浴室10の上方に形
成される。その他の構成は、第1実施例のシステムと同
様である。第2実施例によると、洗い場12に人がいる
ときは、第2ギャラリ27が開かれる。すると、矢印C
に示すような空気流路が浴室10の上方にほぼ平行に形
成されることから、浴室10の上方に換気流が形成され
る。このため、洗い場の者24は、第2ギャラリ27が
開かれても冷風感を感じない。また、空気は浴槽22の
上方をほぼ平行に流れることから、浴槽22内の者が立
ち上がったときも冷風感を感じることがない。それでい
ながら、浴室10内を換気できる。一方、洗い場12に
人がいないときは、第1実施例と同様に、第1ギャラリ
23が開かれる。この結果、図8の矢印Dに示すような
空気流路が形成されるため、より効果的に浴室10内の
換気を行うことができる。
テムについて説明したが、本発明の適用範囲は上記の実
施例になんら限定されるものではない。すなわち、本発
明は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施し
た形態で実施することができる。例えば、上記した第1
実施例では浴槽22に近接した位置に第2ギャラリ25
を、第2実施例ではドア26の上方に第2ギャラリ27
をそれぞれ1箇所に設けているが、設置される第2ギャ
ラリは1箇所に限られない。例えば、1つの浴室換気シ
ステムに図1等に示す第2ギャラリ25と図7等に示す
第2ギャラリ27を2つとも組込んでもよい。
正面図(第1ギャラリ閉、第2ギャラリ開)。
開)。
閉)。
閉)。
チャート。
正面図(第1ギャラリ閉、第2ギャラリ開)。
閉)。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 浴槽と浴槽に隣接する洗い場とを有する
浴室を換気するシステムであって、浴槽の上方に設けら
れた換気扇と、浴室を平面視したときに洗い場を挟んで
換気扇に向い合う位置にあたる洗い場の側面下部に設け
られた第1開閉部と、換気扇と第1開閉部を結ぶ領域外
に設けられた第2開閉部と、第1開閉部を閉じて第2開
閉部を開くように連動させて制御する手段を備えた浴室
換気システム。 - 【請求項2】 前記制御手段は、洗い場に人がいるとき
には第1開閉部を閉じ、洗い場に人がいないときには第
1開閉部を開くように制御することを特徴とする請求項
1に記載の浴室換気システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001047650A JP2002250548A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 浴室換気システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001047650A JP2002250548A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 浴室換気システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002250548A true JP2002250548A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18909034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001047650A Pending JP2002250548A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 浴室換気システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002250548A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009218107A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
JP2017138043A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 三菱電機株式会社 | 換気システムおよび換気制御ユニット |
US10295209B2 (en) | 2013-04-12 | 2019-05-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Air-conditioning system and controller |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001047650A patent/JP2002250548A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009218107A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
US10295209B2 (en) | 2013-04-12 | 2019-05-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Air-conditioning system and controller |
JP2017138043A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 三菱電機株式会社 | 換気システムおよび換気制御ユニット |
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A521 | Written amendment |
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