JP2004251503A - 浴室換気暖房乾燥装置 - Google Patents

浴室換気暖房乾燥装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004251503A
JP2004251503A JP2003040753A JP2003040753A JP2004251503A JP 2004251503 A JP2004251503 A JP 2004251503A JP 2003040753 A JP2003040753 A JP 2003040753A JP 2003040753 A JP2003040753 A JP 2003040753A JP 2004251503 A JP2004251503 A JP 2004251503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
ventilation
air
intake
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003040753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4311036B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Seki
裕之 関
Kazuhiro Haraga
一博 原賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2003040753A priority Critical patent/JP4311036B2/ja
Publication of JP2004251503A publication Critical patent/JP2004251503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4311036B2 publication Critical patent/JP4311036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】浴室暖房時に浴室換気を停止したような場合でも、トイレなどの他の部屋の吸気音が異常に増大する等によって快適性を損なうことがなく、且つ必要な換気風量を確保する。
【解決手段】浴室2、洗面所3、トイレ4の3室に加え、それ以外の住戸内空間(居室5)に開口した補助吸気グリル13を有し、補助吸気グリル13と装置本体20とを独立した補助的な居室吸気ダクト12で接続する。装置本体20では、排気ダクト6を介した排気風量を一定に維持するように換気ファンのモータを制御し、浴室暖房乾燥用の循環ファンを作動させるときに浴室からの吸気経路中のダンパを閉鎖して吸気を停止する。その際でも洗面所3、トイレ4、居室5の3室からの吸気が確保できるので、吸気グリル9、11、13での吸気風量が急激に増加せず、吸い込み音の異常な増加を防止できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室を含む多室の同時換気を行い且つ浴室を暖房する機能を併せ持つ浴室換気暖房乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、戸建て住戸やマンション等の集合住戸では浴室換気暖房乾燥装置が標準的な住宅設備として採用されるようになってきている(例えば、非特許文献1参照)。この装置は、浴室のみの1室、浴室とトイレとの2室、或いは、浴室、洗面所及びトイレの3室の換気を同時に行う換気機能と、浴室内に暖気を供給して浴室内の温度を上昇させる暖房・乾燥機能とを併せ持つ。こうした暖房・乾燥機能を用いれば、単に浴室内を暖房して快適な入浴を行うのにとどまらず、浴室を洗濯物乾燥室として利用することができるので天候を気にせずに洗濯物の乾燥を行えるとともに、浴室内自体の湿気を除去してカビの発生を効果的に防止することができる。
【0003】
もちろん、浴室の暖房時に同時に浴室の換気を行ってしまうと、浴室内に供給された暖気が屋外へと排出されてしまって暖房効率が悪くなる。そこで一般的には、浴室の暖房運転時には浴室の換気を停止し、暖気が屋外へと排出されることを防止している。多室型の換気装置において、こうした一部の部屋の換気を停止する構成については、例えば特許文献1などに記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−73297号公報
【非特許文献1】
“浴室換気暖房乾燥機「三乾王」”,[Online],東陶機器株式会社,[平成15年2月3日検索],インターネット〈URL: http://www.toto.co.jp/products/bath/b00008/index.htm〉
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の換気の主な目的は湿気の除去や臭気の除去であり、浴室、洗面所、トイレといったいわゆる水廻り設備が配置された部屋の空間内を換気することが非常に有用であった。これに対し、近年、こうした局所的な換気ではなく住戸内全体の換気の必要性が一般にも認識されるようになってきている。これは、住宅の高気密化、高断熱化に伴い、住戸内全体での換気量の不足によって室内空気の汚染、結露の発生、アレルギーの増加といった様々な問題が生じていることや、更には、室内の内装材に使用されるホルムアルデヒド等の化学物質に起因するいわゆるシックハウス症が社会的に大きな問題となっていることなどに因る。
【0006】
こうしたことから、換気装置では、昼夜を問わず1日中換気を行ういわゆる24時間換気対応が主流になりつつあるが、良好な室内環境を維持するには単に換気を行うのみならずその換気風量を或る程度確保することが重要である。また、建築基準法を始めとする法律や各種の規制によっても、住戸の室内総床面積に応じた所定の換気風量を確保することが規定されるようになってきている。一般に、こうした換気風量は住戸内から屋外への総排気量で規定されており、2室又は3室の多室換気装置の場合には、総排気量は各室からの吸気風量の総和となる。
【0007】
そのため、浴室換気暖房乾燥装置において上述した如く浴室の暖房を行う際に浴室換気を停止してしまうと、それ以前と同程度の換気風量を確保するためには、他の部屋からの吸気風量を増やさざるをえない。しかしながら、吸気口と装置本体とを接続する吸気ダクト等の断面積には施工上の限界があるため、従来の構成では、或る1室の換気を停止したときにそれ以前の換気風量を維持することは困難であった。
【0008】
また、換気風量の維持が可能であったとしても、例えば浴室換気を停止したときにトイレや洗面所の吸気口での吸い込み音が異常に増大し使用者に不安感を与えたり、急に吸い込み風量が増加して使用者が肌寒く感じたりするといった問題が生じる恐れがあった。
【0009】
本発明はこのような課題に鑑みて成されたものであり、その主たる目的とするところは、如何なる運転を実行した場合であっても居住者の快適性を損なうことがなく、且つ必要な換気風量を確保することができる浴室換気暖房乾燥装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された本発明は、住戸内で浴室と浴室以外の他の2室とからそれぞれ空気を吸引して屋外へと排気するための共通のファンを含む換気手段と、前記浴室内に暖気を送給する暖房手段と、を具備する多室換気型の浴室換気暖房乾燥装置において、
a)浴室を含む前記3室以外の住戸内の空間から空気を吸引して屋外へと排出する補助換気手段と、
b)前記換気手段にあって浴室からの吸気を遮断又はその吸気風量を制限する浴室吸気調節手段と、
c)当該住戸から屋外への排気風量が略一定となるように前記換気手段及び補助換気手段を制御しつつ、前記暖房手段が作動する際には浴室からの吸気を停止又は吸気風量を減少させるように前記浴室吸気調節手段を制御する制御手段と、を備え、浴室からの吸気に依らずとも、前記浴室以外の他の2室、及びそれら3室以外の前記住戸内空間の少なくとも3箇所からの吸気を行えるようにしたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態、及び効果】
本発明に係る浴室換気暖房乾燥装置は、主として補助換気手段の形態の相違に応じて、大別して2つの実施形態が考え得る。その1つは、補助換気手段が、浴室を含む前記3室以外の住戸内の空間に開口する補助吸気口と、該補助吸気口と前記換気手段のファンとを連結する補助吸気ダクトとを有し、該ファンの作動により前記補助吸気口から空気を吸引して共通の排気ダクトから屋外へと排気を行う構成としたものである。また他の1つは、補助換気手段が、浴室を含む前記3室以外の住戸内の空間に開口する補助吸気口と、前記ファンとは独立した補助ファンと、該補助ファンと前記補助吸気口とを連結する補助吸気ダクトと、前記補助ファンと屋外とを連通する補助排気ダクトと、を有し、前記制御手段は、前記ファンと前記補助ファンとを連動させて制御する構成としたものである。
【0012】
前者の実施形態では、補助吸気口及び補助吸気ダクトは換気手段とは別に設けられるが、補助吸気ダクトを通して補助吸気口から空気を吸引するためのファンは換気手段のファンが共用される。一方、後者の実施形態では、補助ファン、補助排気ダクトも換気手段とは別に設けられ、制御手段はファンと補助ファンの2つを関連付けて動作させる。いずれの構成においても、浴室を含む前記3室以外の住戸内空間から直接的に空気が吸引され、屋外へと排出されることになる。
【0013】
従来の多室型の換気装置は、浴室、洗面所、トイレといった水廻り設備の配置された、そもそも換気することが非常に重要であった部屋から空気を吸引し、それによって通気開口や扉の隙間等で連通した住戸内の他の部屋の空気も吸引することを意図していた。それに対し、本発明に係る浴室換気暖房乾燥装置では、その部屋の空間自体はそれほど換気を要しない(つまり、必ずしも水廻り設備が配設されているわけではなく、それ故に湿気や臭気の発生源とはならない)ような場所に補助吸気口を設ける。補助吸気口を設ける場所としては、リビングルームを含む居室、廊下、玄関等の居住空間のみならず、ウォーキングクローゼット等を含む納戸や、天井裏等の非居住空間であってもよい。
【0014】
本発明に係る浴室換気暖房乾燥装置によれば、浴室暖房の際に浴室からの吸気が停止又は吸気風量が減少された場合でも、他の2室に加えて補助吸気口が開口した空間からの吸気が行われるため、無理なく充分な排気風量を確保することができる。具体的には、現在施行が予定されている法的な基準では、住戸空間内全体の換気回数を0.7回/時間程度とするように総床面積に対する換気風量が定められているが、本発明ではこうした要求に充分に応えることができる。
【0015】
また、浴室の換気を停止したときに、他の2室、具体的には例えばトイレや洗面所からの吸気風量の急激な増加が抑制されるので、吸い込み音が異常に大きくなることを防止できるとともに、他の部屋からその2室に流入する風量が急激に増加することも回避できるので、トイレや洗面所を使用している人が肌寒く感じることを軽減できる。
【0016】
また、上記前者の構成では、換気手段のファンを補助換気手段にも共用しているので、システムを構築する際のコストの増加を抑制することができる。一方、後者の構成では、補助換気手段を設置する場所の自由度が高いので、補助吸気口を換気手段から遠く離して配置しなければならないような場合にも対応が容易である。
【0017】
また、こうした浴室換気暖房乾燥装置では、浴室の換気を停止したり吸気風量を落としたりする以外に、その他の2室においても換気を停止したり吸気風量を落としたりすることが適当な場合がある。そこで、本発明の一態様として、浴室以外の他の2室のうちの1室はトイレであって、該トイレからの吸気を遮断又はその吸気風量を制限するトイレ吸気調節手段を更に備え、前記制御手段は、トイレの使用に対応する外部スイッチの操作に応じてトイレからの吸気を停止又は吸気風量を減少させるように前記トイレ吸気調節手段を制御する構成とすることができる。
【0018】
この構成では、トイレを使用するために外部スイッチがオンされたときにトイレからの吸気を開始したり吸気風量を増加したりし、外部スイッチがオフされるとトイレの使用が終了したと判断し、その時点又はそれから適宜遅れた時点でトイレからの吸気を停止したり吸気風量を減少させたりする。この際、好ましくは浴室換気の有無を考慮し、浴室換気が行われているときにはトイレ吸気は停止し、浴室換気が停止しているときにはトイレの換気は停止せずに吸気風量を落とすだけとするといった適宜の制御を行うとよい。この構成によれば、例えばトイレ暖房を行っている場合に、トイレが非使用であるときには高い暖房効率を確保してトイレ内を充分に暖房し、トイレが使用中であるときには換気を充分に行って臭気を迅速に屋外へと排出することができる。
【0019】
なお、屋外への排気風量が複数段階に設定可能である場合には、その排気風量の大小に応じてより効率的に換気運転を行うことが望ましい。即ち、この場合には、前記制御手段は、その設定排気風量と前記外部スイッチの操作とに応じてトイレからの吸気を停止又は吸気風量を減少させるように前記トイレ吸気調節手段を制御する構成とする。そして例えば、排気風量が小でよい場合には、トイレが非使用であれば浴室換気の有無に拘わらずトイレ換気を停止するといった制御を行い、暖房効率をより一層高めることができる。
【0020】
また本発明の別の態様として、浴室以外の他の2室のうちの1室は洗面所であって、該洗面所からの吸気風量を制限する洗面所吸気調節手段を更に備え、前記制御手段は、前記暖房手段の作動時に洗面所からの吸気風量を減少させるように前記洗面所吸気調節手段を制御する構成としてもよい。一般に浴室暖房時には入浴しようとする者が洗面所(脱衣室)に居る場合もよくあるが、浴室換気を停止したことによって洗面所からの吸気風量が増加すると、洗面所に居る入浴者が肌寒く感じることがある。上記構成によれば、浴室暖房時に洗面所からの吸気風量が増加することを抑制できるので、こうした入浴者の不快感を軽減することができる。
【0021】
さらに別の態様として、浴室以外の他の2室のうちの1室は洗面所であって、該洗面所からの吸気風量を制限する洗面所吸気調節手段を更に備えるとともに、該洗面所内を暖房する洗面所暖房手段を備え、前記制御手段は、前記暖房手段と前記洗面所暖房手段の少なくともいずれか一方の作動時に洗面所からの吸気風量を減少させるように前記洗面所吸気調節手段を制御する構成としてもよい。この構成によれば、洗面所暖房時には洗面所からの換気風量を落とすことができるので、洗面所の暖房を効率良く行うことができる。また、浴室暖房が行われず洗面所暖房のみが行われる場合には、洗面所換気のみを停止することができるので、洗面所暖房を一層効率良く行うことができるとともに、例えば入浴後等に浴室内を迅速に換気することができる。
【0022】
【実施例】
〔第1実施例〕
まず、本発明に係る浴室換気暖房乾燥装置の第1実施例について、図1〜図4を参照しながら説明する。
【0023】
図1は本実施例の浴室換気暖房乾燥装置を設置した住戸の概略縦断面図、図3は本装置を集合住宅の住戸に設置した場合の概略平面図である。住戸1内には、水廻り設備を配置した部屋として浴室2、洗面所3、トイレ4が配置され、それ以外に居室5を始め、台所やリビングルームなどが配置されている。浴室換気暖房乾燥装置本体(以下、単に装置本体という)20は浴室2の天井裏に設置されており、屋外に開口した排気口7と排気ダクト6により連通し、洗面所3内に開口した洗面所吸気グリル9と洗面所吸気ダクト8により連通し、トイレ4内に開口したトイレ吸気グリル11とトイレ吸気ダクト10により連通し、居室5内に開口した居室吸気グリル13と居室吸気ダクト12により連通している。洗面所3の壁面には操作用のリモコン14が取り付けられ、リモコン14と装置本体20とは図1中に点線で示す通信線で接続されている。
【0024】
図2は本実施例の浴室換気暖房乾燥装置における装置本体20の構成を示す概略横断面図である。装置本体20は、浴室2の暖房・乾燥を行うために、循環区画室21内に循環モータ22、循環ファン23及びヒータ24を備え、浴室2内と吸気口25及び吹出口26を通して連通している。一方、換気を行うために、換気区画室27内に換気モータ28及び換気ファン29を備え、この換気区画室27には排気ダクト6、洗面所吸気ダクト8、トイレ吸気ダクト10、及び居室吸気ダクト12が接続されている。これら吸気ダクト8、10、12の接続口にはそれぞれ換気区画室27内方にのみ開放する逆流防止ダンパ34、35、36が設けられている。また、吸気口31を通して浴室2に連通する連結区画室30は、浴室切換ダンパ33で開閉される通気口32を介して換気区画室27と連通している。循環モータ22、ヒータ24、換気モータ28、及び浴室切換ダンパ33はマイクロコンピュータを含む制御部40によりその動作が電気的に制御される。
【0025】
この制御部40の制御の下に行われる、本実施例の浴室換気暖房乾燥装置の特徴的な動作の一例について、図4の制御フローチャートを参照して説明する。
【0026】
本装置では基本的に常時換気を行っており、装置本体20において、制御部40は換気モータ28を駆動するとともに浴室切換ダンパ33を開放状態とする。換気ファン29の回転により、図2に示すように逆流防止ダンパ34、35、36が開いて洗面所吸気ダクト8、トイレ吸気ダクト10、及び居室吸気ダクト12から換気区画室27内に空気が吸い込まれるとともに、吸気口31を経て浴室2からも空気が吸い込まれ、これらはいずれも合流して排気ダクト6へと送り出される。これによって、浴室2、洗面所3、トイレ4、及び居室5内の換気が達成される(ステップS10)。なお、このとき、制御部40は換気ファンの出口側、つまり排気ダクト6を経た排気風量がほぼ一定になるように換気モータ28の回転速度を制御する。
【0027】
上記状態において使用者がリモコン14で暖房ボタンを押すと(ステップS11で「Yes」)、この操作信号を受けて制御部40は循環モータ22を作動させるとともにヒータ24に通電を行う(ステップS12)。それによって、循環ファン23が回転し、吸気口25から浴室2内の空気を循環区画室21内に吸い込む。この空気はヒータ24のフィンを通過する際に熱交換によって加熱され、暖気となって吹出口26から浴室2内へと送り出される。こうして浴室2内の空気を循環区画室21内に循環させながら、浴室2内を昇温してゆく。
【0028】
上記のような浴室暖房中に浴室換気を行うと、せっかく生成した暖気がすぐに排出されてしまい浴室2内の昇温に支障をきたす。また、使用者が入浴中である場合には、浴室2の扉の隙間等から浴室2内に吸気された冷気が使用者の身体に当たり肌寒く感じる。そこで、換気運転中であっても暖房運転が指示された場合には、制御部40は浴室切換ダンパ33を閉鎖する(ステップS13)。これはステップS12に先立って行っても同時でも構わない。これにより、浴室2からの吸気は停止し、残りの洗面所吸気ダクト8、トイレ吸気ダクト10、及び居室吸気ダクト12からの吸気のみが行われる。
【0029】
従来のように居室吸気ダクト12が存在しない構成では、浴室2からの吸気を停止して洗面所3及びトイレ4の2室のみからの吸気に切り替えると、その切替えの前後においても制御部40は排気風量をほぼ一定に維持しようと制御するため、それぞれの吸気ダクト8、10からの吸気風量が大きく増加して吸気グリル9、11での吸い込み音が異常に増加してしまう。これに対し、本実施例の浴室換気暖房乾燥装置では、居室吸気ダクト12からの吸気も同時に行われているため、各吸気グリル9、11、13における吸気風量の増加は小さく、吸い込み音が異常に大きくなったり、通風量が急に増加してその部屋に居る居住者が肌寒く感じたりするといった弊害が生じにくい。
【0030】
そして、暖房ボタンが再び押されてオフされると(ステップS14で「Yes」)、制御部40は循環モータ22を停止させるとともにヒータ24への通電も遮断する(ステップS15)。更に、浴室切換ダンパ33を開放して、浴室2内の換気を再開する(ステップS16)。これにより、浴室2を含めた4室からの吸気に戻る。
【0031】
なお、上記実施例では浴室2、洗面所3及びトイレ4以外に、居室5に吸気グリル(補助吸気口)13を設けたが、この補助吸気口の設置場所は、廊下、納戸、押入、天井裏等、上記室以外のいずれの場所でもよい。但し、装置本体20から遠い場所であると吸気ダクト12が長くなるため、ダクトの断面積が同一であるとすると圧損(流路抵抗)が大きくなって吸気風量を大きくするのが困難になる。従って、こうした点から考えると、装置本体20からできるだけ近い位置に吸気グリル13を設けることが望ましく、その点では可能であれば天井裏が好ましい。更には、天井裏換気を行えば、天井裏に滞留している化学物質(ホルムアルデヒドなど)を屋外へ排出することができ、室内へこうした有害な物質が逆流してくることを防止するのにも有効である。また、廊下、納戸、押入、天井裏のように人が居ない場所に補助吸気口を設置することにより、居室に人が居る場合でもその人に影響(肌寒さなどの不快感等)を与えることなく、定められた排気風量となるように換気を実行することができる。
【0032】
〔第2実施例〕
本発明に係る浴室換気暖房乾燥装置の第2実施例について、図5〜図7を参照しながら説明する。図5は第2実施例の浴室換気暖房乾燥装置を設置した住戸の概略縦断面図、図6は本実施例の浴室換気暖房乾燥装置における装置本体20の構成を示す概略横断面図、図7は動作の一例を示すフローチャートである。なお、これら各図において、上記第1実施例と同一の構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
【0033】
この第2実施例は、図5に示すように、冬期間、トイレ5内を暖房するためにトイレ暖房機16を設置していることを想定している。このときトイレ換気のオン・オフを行うためのトイレスイッチ15の操作信号は、信号線を介して装置本体20に接続されている。なお、このスイッチはトイレ換気スイッチでなくとも、換気動作と連動したトイレ照明スイッチでもよい。装置本体20では、換気区画室27へのトイレ吸気ダクト10の接続部分に、第1実施例において設けられていた逆流防止ダンパに代えて、制御部40により開閉動作が制御されるトイレ切換ダンパ41を備える。
【0034】
本装置でも基本的に常時換気を行っているが、その際にトイレ切換ダンパ41は閉鎖されている(ステップS20)。これは、トイレ4からの吸気によって暖房中のトイレ4内の暖気が屋外へと排出されてしまうことを防止するためである。従って、常時換気中には、浴室2、洗面所3、及び居室5の3室からの吸気が行われている。この状態において使用者がトイレ4を利用するためにトイレスイッチ15をオンにすると(ステップS21で「Yes」)、この操作信号を受けて制御部40はトイレ切換ダンパ41を開放する。これによってトイレ4からの吸気が開始され(ステップS22)、トイレ4内の臭気が速やかに屋外へと排出される。
【0035】
使用者がトイレ4から退出してトイレスイッチ15をオフにすると(ステップS23で「Yes」)、制御部40はその時点から所定時間が経過するまで待機し(ステップS24)、その後にトイレ切換ダンパ41を閉鎖してトイレ換気を停止する(ステップS25)。トイレスイッチ15のオフ操作後に所定時間待機するのは、使用後にトイレ4内に残る臭気を確実に屋外へと排出するためである。
【0036】
以上のように、この第2実施例の装置は基本的には3室換気であって、トイレ4の使用時にトイレ換気が追加されて4室換気になる。しかしながら、3室換気時に浴室暖房のための暖房ボタンが操作され、第1実施例で説明したように浴室2からの吸気を停止してしまうと2室換気になってしまい、排気風量が不足したり吸い込み音が異常増加したりする可能性がある。そこで、トイレスイッチ15がオンされずに3室換気状態であるとき暖房ボタンが押されると(ステップS11)、制御部40はまずトイレ切換ダンパ41を開放し、4室換気に移行させる(ステップS26)。その後に、既に説明したように循環ファン23の作動によりヒータ24で加熱した暖気を浴室2内へと送給し、浴室切換ダンパ33を閉鎖して浴室換気を停止する(ステップS12、S13)。これにより、浴室換気を停止しても3室換気が維持される。そして、浴室暖房が終了して浴室換気を開始した後に(ステップS14〜S16)、再びトイレ切換ダンパ41を閉鎖してトイレ換気を停止する(ステップS27)。
【0037】
なお、上記説明はトイレ切換ダンパ41が開放又は閉鎖の2状態のいずれかをとる場合であるが、トイレ切換ダンパ41の開度が複数段階又は無段階に調節可能であるような構成では、より細かい制御を行うことができる。一例を挙げると、換気風量(排気風量)が異なる換気強・換気弱の2段階に切換え可能な運転において、換気弱が選択された場合には、上記ステップS20ではトイレ切換ダンパ41を完全に閉鎖し、換気強が選択された場合にはトイレ切換ダンパ41を少し開放しておく。そして、トイレスイッチ15がオンされた後のステップS22ではトイレ切換ダンパ41を完全に開放する。このような制御を行うことにより、必要な換気風量を確実に確保しつつ、トイレ4内の暖気をあまり屋外へと逃がすことなく効率的な暖房を行い、且つトイレ4の使用時には臭気を迅速に屋外へと排出することができる。
【0038】
〔第3実施例〕
一般に洗面所3は入浴時の脱衣所として利用されるため、近年、浴室2と併せて洗面所3も暖房したいという要望が高まっている。この第3実施例の浴室換気暖房乾燥装置はこうした場合の構成の一例である。図8は第3実施例の浴室換気暖房乾燥装置を設置した住戸の概略縦断面図、図9は装置本体20の構成を示す概略横断面図である。
【0039】
この実施例の装置では、洗面所暖房機17が洗面所3の壁面に取り付けられており、この洗面所暖房機17はリモコン14に設けられた、浴室暖房用のボタンとは独立の洗面所暖房ボタンの操作によりオン・オフされるようになっている。また、第2実施例においてトイレ吸気ダクト10の接続部にトイレ切換ダンパ41を備えていたのと同様に、この第3実施例における装置本体20では洗面所吸気ダクト8の接続部に洗面所切換ダンパ42を備える。ここでは、洗面所切換ダンパ42は少なくとも全開、半開、閉鎖の3状態に切換え可能である。
【0040】
次に、この装置の制御の一例を説明する。リモコン14で浴室暖房ボタンのみがオンされた場合の動作は第1実施例と同じである。リモコン14で浴室暖房ボタンはオンされずに洗面所暖房ボタンのみがオンされた場合には、制御部40は洗面所暖房機17を作動させて洗面所3の暖房を開始するとともに洗面所切換ダンパ42を閉鎖する。これにより、暖房中の洗面所3からの吸気は停止するが、浴室2、トイレ4、居室5の3室換気が行われるので充分な換気風量を確保することが可能である。洗面所3の暖気は屋外へ排出されないので、効率的な暖房が行える。
【0041】
浴室暖房と洗面所暖房の両方が同時に指示された場合、制御部40は換気風量に応じて制御を変更する。即ち、換気強が設定されていて相対的に大きな換気風量を確保する必要がある場合には、浴室切換ダンパ33は閉鎖して浴室換気を停止させるが、洗面所切換ダンパ42は閉鎖せずに半開状態とし、洗面所3からの或る程度の換気風量を確保する。この場合には、暖房中である洗面所3で換気が行われることによって暖房効率が若干悪くなるが、換気風量を確保することを優先してトイレ4及び居室5からの吸気量が急激に増加することを回避する。一方、換気弱が設定されていて相対的に小さな換気風量でよい場合には、2室換気で充分対応可能であるので、浴室切換ダンパ33、洗面所切換ダンパ42をともに閉鎖する。これにより、浴室2と洗面所3の換気がともに停止するので暖房効率が良くなる。
【0042】
なお、上記構成では、制御部40は洗面所暖房ボタンの操作に応じて切換ダンパ33、42の動作を制御しているが、洗面所暖房機17のオン・オフ操作が装置本体20とは連動していない構成も考え得る。その場合でも、浴室暖房ボタンのオン・オフ操作に応じて洗面所切換ダンパ42の開閉を制御することは有益である。即ち、浴室暖房時には洗面所暖房機17が作動している可能性も高く、一般に脱衣室として使用される洗面所3内に入浴前又は入浴後の人が居る場合も多い。従って、浴室暖房ボタンがオン操作されたときに洗面所切換ダンパ42を閉鎖するか或いは開度を小さくすれば、洗面所3内の暖気が屋外へと排出されにくく、しかも他の部屋から洗面所3内へ流入する冷気が抑制されるので、使用者が肌寒く感じることを軽減することができる。
【0043】
〔第4実施例〕
第1〜第3実施例による浴室換気暖房乾燥装置では、補助吸気口(居室吸気グリル13)から吸気を行うためのファンは他の3室からの吸気を行う換気ファン29が兼ねていた。そのためには、居室吸気グリル13と装置本体20とを居室吸気ダクト12で接続する必要があるから、装置本体20に近接して居室吸気グリル13を設けることができない場合、長い吸気ダクト12が必要になりそこでの圧損が大きくなる。そうした場合、居室吸気ダクト12を介して換気ファン29で充分な吸気を行うことが難しくなり、全体の換気風量の低下に繋がることがある。特に、床面積の大きな住戸ではこうしたケースも想定する必要がある。この第4実施例による浴室換気暖房乾燥装置はこうした場合に好適である。
【0044】
図10は第4実施例による浴室換気暖房乾燥装置を設置した住戸の概略縦断面図、図11はこの装置における装置本体20とこれに関連する別体の補助換気装置18の構成を示す概略横断面図である。第4実施例による装置では、装置本体20は浴室2、洗面所3及びトイレ4の3室の換気を担い、他の居室5の換気は別体の補助換気装置18が担う。この補助換気装置18は補助排気ダクト19を介して、排気口7aとは異なる別の補助排気口7bに連通している。制御部40は装置本体20のみならず、この補助換気装置18において、換気室51内に配置された換気ファン53を回転駆動するモータ52の動作を制御する。
【0045】
次に、この制御部40の制御の下における、本装置の典型的な動作について説明する。通常の常時換気運転時には、制御部40は換気モータ28を作動させ、浴室切換ダンパ33を開放させる。その一方、補助換気装置18のモータ52はオフ状態に維持する。従って、このときには浴室2、洗面所3及びトイレ4の3室換気となっており、充分な換気風量が確保できる。もちろん、特に換気風量を大きくしたい場合にはモータ52を作動させて補助換気装置18により居室5からの吸気も行うようにすれば、換気風量の増加に伴う吸い込み音の増加を軽減することができる。
【0046】
こうした常時換気運転中に、使用者がリモコン14で浴室暖房ボタンを押すと、制御部40は既に説明した図4中のステップS11、S12、S13の処理を実行し、浴室2の換気を停止する。同時に、補助換気装置18のモータ52を作動させ、居室5からの吸気を開始する。即ち、浴室2の換気を停止した分の換気風量を、補助換気装置18による居室5からの換気風量で補うわけである。なお、補助換気装置18が換気風量の切替え機能を有してる構成においては、全体の換気風量(総排気風量)と浴室2、洗面所3、及びトイレ4のそれぞれの換気の状態(換気停止、換気風量小又は換気風量大など)とに応じて、補助換気装置18での換気風量を調節すればよい。
【0047】
なお、上記第1〜第4実施例による浴室換気暖房乾燥装置はいずれも単に本発明の一例にすぎず、本発明の趣旨の範囲で適宜、変更、修正、追加を行っても本発明に包含されることは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の浴室換気暖房乾燥装置を設置した住戸の概略縦断面図。
【図2】第1実施例の浴室換気暖房乾燥装置における装置本体の構成を示す概略横断面図。
【図3】第1実施例の浴室換気暖房乾燥装置を集合住戸に設置した場合の概略平面図。
【図4】第1実施例の浴室換気暖房乾燥装置の特徴的な動作を示す制御フローチャート。
【図5】本発明に係る第2実施例の浴室換気暖房乾燥装置を設置した住戸の概略縦断面図。
【図6】第2実施例の浴室換気暖房乾燥装置における装置本体の構成を示す概略横断面図。
【図7】第2実施例の浴室換気暖房乾燥装置の特徴的な動作を示す制御フローチャート。
【図8】本発明に係る第3実施例の浴室換気暖房乾燥装置を設置した住戸の概略縦断面図。
【図9】第3実施例の浴室換気暖房乾燥装置における装置本体の構成を示す概略横断面図。
【図10】本発明に係る第4実施例の浴室換気暖房乾燥装置を設置した住戸の概略縦断面図。
【図11】第4実施例の浴室換気暖房乾燥装置における装置本体と別体の補助換気装置の構成を示す概略横断面図。
【符号の説明】
1…住戸
2…浴室
3…洗面所
4…トイレ
5…居室
6…排気ダクト
7、7a…排気口
7b…補助排気口
8…洗面所吸気ダクト
9…洗面所吸気グリル
10…トイレ吸気ダクト
11…トイレ吸気グリル
12…居室吸気ダクト
13…居室吸気グリル
14…リモコン
15…トイレスイッチ
16…トイレ暖房機
17…洗面所暖房機
18…補助換気装置
19…補助排気ダクト
20…装置本体
21…循環区画室
22…循環モータ
23…循環ファン
24…ヒータ
25…吸気口
26…吹出口
27…換気区画室
28…換気モータ
29…換気ファン
30…連結区画室
31…吸気口
32…通気口
33…浴室切換ダンパ
34、35、36…逆流防止ダンパ
40…制御部
41…トイレ切換ダンパ
42…洗面所切換ダンパ
51…換気室
52…モータ
53…換気ファン

Claims (7)

  1. 住戸内で浴室と浴室以外の他の2室とからそれぞれ空気を吸引して屋外へと排気するための共通のファンを含む換気手段と、前記浴室内に暖気を送給する暖房手段と、を具備する多室換気型の浴室換気暖房乾燥装置において、
    a)浴室を含む前記3室以外の住戸内の空間から空気を吸引して屋外へと排出する補助換気手段と、
    b)前記換気手段にあって浴室からの吸気を遮断又はその吸気風量を制限する浴室吸気調節手段と、
    c)当該住戸から屋外への排気風量が略一定となるように前記換気手段及び補助換気手段を制御しつつ、前記暖房手段が作動する際には浴室からの吸気を停止又は吸気風量を減少させるように前記浴室吸気調節手段を制御する制御手段と、を備え、浴室からの吸気に依らずとも、前記浴室以外の他の2室、及びそれら3室以外の前記住戸内空間の少なくとも3箇所からの吸気を行えるようにしたことを特徴とする浴室換気暖房乾燥装置。
  2. 前記補助換気手段は、浴室を含む前記3室以外の住戸内の空間に開口する補助吸気口と、該補助吸気口と前記換気手段のファンとを連結する補助吸気ダクトとを有し、該ファンの作動により前記補助吸気口から空気を吸引して共通の排気ダクトから屋外へと排気を行うことを特徴とする請求項1に記載の浴室換気暖房乾燥装置。
  3. 前記補助換気手段は、浴室を含む前記3室以外の住戸内の空間に開口する補助吸気口と、前記ファンとは独立した補助ファンと、該補助ファンと前記補助吸気口とを連結する補助吸気ダクトと、前記補助ファンと屋外とを連通する補助排気ダクトと、を有し、前記制御手段は、前記ファンと前記補助ファンとを連動させて制御することを特徴とする請求項1に記載の浴室換気暖房乾燥装置。
  4. 浴室以外の他の2室のうちの1室はトイレであって、該トイレからの吸気を遮断又はその吸気風量を制限するトイレ吸気調節手段を更に備え、前記制御手段は、トイレの使用に対応する外部スイッチの操作に応じてトイレからの吸気を停止又は吸気風量を減少させるように前記トイレ吸気調節手段を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の浴室換気暖房乾燥装置。
  5. 屋外への排気風量が複数段階に設定可能であって、前記制御手段は、その設定排気風量と前記外部スイッチの操作とに応じてトイレからの吸気を停止又は吸気風量を減少させるように前記トイレ吸気調節手段を制御することを特徴とする請求項4に記載の浴室換気暖房乾燥装置。
  6. 浴室以外の他の2室のうちの1室は洗面所であって、該洗面所からの吸気風量を制限する洗面所吸気調節手段を更に備え、前記制御手段は、前記暖房手段の作動時に洗面所からの吸気風量を減少させるように前記洗面所吸気調節手段を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の浴室換気暖房乾燥装置。
  7. 浴室以外の他の2室のうちの1室は洗面所であって、該洗面所からの吸気風量を制限する洗面所吸気調節手段を更に備えるとともに、該洗面所内を暖房する洗面所暖房手段を備え、前記制御手段は、前記暖房手段と前記洗面所暖房手段の少なくともいずれか一方の作動時に洗面所からの吸気風量を減少させるように前記洗面所吸気調節手段を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の浴室換気暖房乾燥装置。
JP2003040753A 2003-02-19 2003-02-19 浴室換気暖房乾燥装置 Expired - Fee Related JP4311036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003040753A JP4311036B2 (ja) 2003-02-19 2003-02-19 浴室換気暖房乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003040753A JP4311036B2 (ja) 2003-02-19 2003-02-19 浴室換気暖房乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004251503A true JP2004251503A (ja) 2004-09-09
JP4311036B2 JP4311036B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=33024517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003040753A Expired - Fee Related JP4311036B2 (ja) 2003-02-19 2003-02-19 浴室換気暖房乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4311036B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121415A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Lg Electronics Inc 衣類乾燥機を有する集合住宅の排気構造
JP2008121414A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Lg Electronics Inc 衣類乾燥機を有する集合住宅の排気構造
JP2012207822A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nippon Ika Kikai Seisakusho:Kk 増設用換気システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121415A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Lg Electronics Inc 衣類乾燥機を有する集合住宅の排気構造
JP2008121414A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Lg Electronics Inc 衣類乾燥機を有する集合住宅の排気構造
US8024871B2 (en) 2006-11-08 2011-09-27 Lg Electronics Inc. Exhaust structure for clothes dryer in apartment building
JP2012207822A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nippon Ika Kikai Seisakusho:Kk 増設用換気システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4311036B2 (ja) 2009-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10704795B2 (en) Bathroom management system
JP4330335B2 (ja) 浴室空調装置
JP2005003321A (ja) 換気システム
JP5011698B2 (ja) 空調装置
JP2005241160A (ja) 浴室換気暖房乾燥装置
KR102301358B1 (ko) 공기조화기의 제어방법 및 공기조화기
JP4801022B2 (ja) ミスト機能付き浴室空調装置
JP2002039599A (ja) 換気システム及び換気用制御装置及び換気方法
JP4354415B2 (ja) 熱交換換気装置
KR100979193B1 (ko) 욕실 환기장치
JP2004251503A (ja) 浴室換気暖房乾燥装置
JP2004257605A (ja) 浴室換気暖房乾燥装置
KR20180036235A (ko) 통합 배기 장치 및 통합 배기 유닛, 그리고 통합 배기 방법
JP2008164222A (ja) 換気システム
JP3886395B2 (ja) 住宅用換気システム
JP2004045016A (ja) 換気機能付浴室暖房装置
JP2007057211A (ja) 空調装置
JP3567863B2 (ja) 浴室乾燥装置
JP3427097B2 (ja) サニタリ換気乾燥システム
JP4298488B2 (ja) 換気システム及び換気機能付き住居
JP4042553B2 (ja) 浴室用換気装置
JP7496140B2 (ja) 換気空調システム
JP2005291604A (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2007032874A (ja) 空調装置
JP2004301447A (ja) 空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090504

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4311036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees