JP2002250029A - 既設構造物下部地盤の改良方法、ならびに管の地中建込み装置およびその方法 - Google Patents

既設構造物下部地盤の改良方法、ならびに管の地中建込み装置およびその方法

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JP2002250029A JP2001385857A JP2001385857A JP2002250029A JP 2002250029 A JP2002250029 A JP 2002250029A JP 2001385857 A JP2001385857 A JP 2001385857A JP 2001385857 A JP2001385857 A JP 2001385857A JP 2002250029 A JP2002250029 A JP 2002250029A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率の良い施工を可能とする。 【解決手段】それぞれ曲がり可能な内管5および外管2
からなる二重管を用い、内管5を既設構造物CS周囲の
地表面から地中に進行させ、この内管5によって既設構
造物CS周囲の地表面から少なくとも既設構造物下部に
達する挿入孔Hを形成する一方で、順次形成される挿入
孔H内に外管2を挿入し、外管2を少なくとも既設構造
物CS下部に達するように挿入したならば、外管2を残
して内管5を回収し、その後、この外管2を例えば薬液
注入管挿入のためのケーシング管とする等して、既設構
造物下部地盤CSに改良対策を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設構造下部地盤
に薬液を注入したりして地盤を改良する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、適宜削孔方向制御を行う削孔方法
(以下、方向制御削孔ともいう)を利用して、既設構造
物の周囲の地表面から下部地盤に対して曲がり可能な樹
脂製管を地中に建て込む工法が開発され、注目されてい
る。また建て込んだ管を利用して既設構造物下部地盤を
改良することも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来方法は、
予め地中に樹脂製管を通すための孔を方向制御削孔によ
り削孔した後、その形成孔内に曲がり可能な樹脂製管を
引き込むものであったため、作業が二度手間となり、よ
り長期の施工期間が必要となる、施工コストが嵩む等の
問題点があった。
【0004】そこで、本発明の主たる課題は、効率の良
い施工を可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明のうち請求項1記載の発明は、それぞれ曲がり可能な
内管および外管からなる二重管を用い、前記内管を既設
構造物周囲の地表面から地中に進行させ、この内管によ
って既設構造物周囲の地表面から前記少なくとも既設構
造物下部に達する挿入孔を形成する一方で、順次形成さ
れる挿入孔内に外管を挿入し、外管を少なくとも前記既
設構造物下部に達するように挿入したならば、外管を残
して内管を回収し、その後、この外管を利用して前記既
設構造物下部地盤に改良対策を施すことを特徴とする、
既設構造物下部地盤の改良方法である。
【0006】請求項2記載の発明は、地盤との接触によ
り前記内管に対して与えられる力を利用して、前記内管
を前記地表面から改良対象層までは弧状に進行させ、そ
の後は改良対象層内を水平方向に沿って進行させて、前
記既設構造物下部地盤に至る挿入孔を形成する、請求項
1記載の既設構造物下部地盤の改良方法である。
【0007】請求項3記載の発明は、前記内管による挿
入孔形成と同時に、前記外管を前記内管によって引っ張
りながら前記外管挿入孔内に挿入する、請求項1または
2記載の既設構造物下部地盤の改良方法である。
【0008】請求項4記載の発明は、前記外管を利用し
て、前記既設構造物下部地盤内に薬液を注入し地盤改良
を行う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の既設構造
物下部地盤の改良方法である。
【0009】<作用効果>請求項1〜4記載の本発明に
よれば、内管を地中に先行させて外管挿入孔を形成する
一方で、順次形成される外管挿入孔内に外管を挿入する
ため、外管自体の剛性が低くても問題なく挿入できると
ともに、内管による削孔と外管挿入とを並行して行うこ
とができ、より短い期間で効率良く既設構造物下部地盤
の改良施工を行うことができるようになる。
【0010】このように、本発明は予め外管を建て込む
ものであり、この外管の建込みのための装置および方法
としては、以下に挙げるものが好適である。 (第1の管建込み装置例)地中に建て込まれる曲がり可
能な外管と、前記外管内を通り外管前方に延在する、前
記外管よりは曲がり難いが曲がり可能な内管と、前記内
管に設けられた、前記外管に対する係合部と、前記内管
先端に対して取り付けられ、軸心方向に対して傾斜した
受圧面を有するテーパービットと、前記内管を回転及び
推進させる回転推進装置と、を備えたことを特徴とする
管の地中建込み装置。
【0011】(第2の管建込み装置例)地中に建て込ま
れる曲がり可能な外管と、この外管の先端に対して同軸
的且つ回転自由に取り付けられ、軸心に沿う貫通孔を有
するリングビットと、前記外管内およびリングビットの
貫通孔を通り、リングビットよりも前方に延在する、前
記外管よりは曲がり難いが曲がり可能な内管と、前記内
管に設けられた、前記リングビットとの係合部と、前記
内管先端に対して取り付けられ、軸心方向に対して傾斜
した受圧面を有するテーパービットと、前記内管を回転
及び推進させる回転推進装置と、を備えたことを特徴と
する管の地中建込み装置。
【0012】(第1の管建込み方法例)地中に建て込ま
れる曲がり可能な外管と、前記外管内を通り外管前方に
延在する、前記外管よりは曲がり難いが曲がり可能な内
管と、前記内管に設けられた、前記外管に対する係合部
と、前記内管先端に対して取り付けられ、軸心方向に対
して傾斜した受圧面を有するテーパービットと、前記内
管を回転及び推進させる回転推進装置とを備えた装置を
用い、前記回転推進装置により前記内管に回転力および
推進力を与え、前記内管先端のテーパービットにより削
孔しながら内管を地中に直線的に推進させるとともに、
内管の回転力および推進力を外管に対して与えて、内管
により外管を引っ張りながら連行推進させる直線推進工
程、および前記回転推進装置により前記内管に推進力の
みを与え、その先端のテーパービットの受圧面にかかる
力により推進方向を変化させながら内管を地中に曲線的
に推進させるとともに、内管の推進力を外管に対して与
えて、内管により外管を引っ張りながら連行推進させる
曲線推進工程のうち、少なくとも一方の工程を行って、
前記外管を地中に立てこむことを特徴とする管の地中建
込み方法。
【0013】(第2の管建込み方法例)地中に建て込ま
れる曲がり可能な外管と、この外管の先端に対して同軸
的且つ回転自由に取り付けられ、軸心に沿う貫通孔を有
するリングビットと、前記外管内およびリングビットの
貫通孔を通り、リングビットよりも前方に延在する、前
記外管よりは曲がり難いが曲がり可能な内管と、前記内
管に設けられた、前記リングビットとの係合部と、前記
内管先端に対して取り付けられ、軸心方向に対して傾斜
した受圧面を有するテーパービットと、前記内管を回転
及び推進させる回転推進装置とを備えた装置を用い、前
記回転推進装置により前記内管に回転力および推進力を
与え、前記内管先端のテーパービットにより削孔しなが
ら内管を地中に直線的に推進させるとともに、内管とリ
ングビットとの係合により内管の回転力および推進力を
リングビットに与えて、リングビットを外管に対して回
転させながらリングビットおよび外管を推進させる直線
推進工程、および前記回転推進装置により前記内管に推
進力のみを与え、その先端のテーパービットの受圧面に
かかる力により推進方向を変化させながら内管を地中に
曲線的に推進させるとともに、内管とリングビットとの
係合により内管の推進力をリングビットに与えて、リン
グビットおよび外管を推進させる曲線推進工程のうち、
少なくとも一方の工程を行って、前記外管を地中に立て
こむことを特徴とする管の地中建込み方法である。
【0014】これらの管建込み装置および方法によれ
ば、推進方向制御を行いながら、内管による削孔・推進
に伴って、内管により外管を引っ張るようにして外管を
連行推進させることができ、削孔作業と管引き込み作業
とを同時に行うことができるので、より短い期間で効率
良く施工することができるようになる。
【0015】また外管よりも内管を曲がり易くしたこと
により、よりスムーズにかつより小曲率での曲線推進を
行うことができる。さらに、外管を直接推進させるので
はなく、内管により引っ張るようになるので、樹脂管等
の低剛性の管を建て込むことが可能となる。
【0016】特に、外管先端にリングビットを設けた形
態では、内管先端のテーパービットによる形成孔が多少
崩壊しても、その後の外管先端にリングビットが存在し
ているので、外管が推進不能となりにくい。
【0017】なお、本発明は既設構造物下部地盤の改良
方法であるが、これらの管建込み装置および方法例は、
既設構造物の有無に限られないものである。また管建込
み装置および方法例は、地盤の改良に利用するものに限
られず、地盤内の水を排水するための集水管や排水管、
もしくは下水や水道水、ガス、各種ケーブル等のための
地中埋設管などを、非開削で地中に建て込むためにも利
用できるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら詳説する。 <管建込み装置例>図1は、本発明に係る管建込み装置
例1の施工状態を示している。管建込み装置1は、地中
に建て込まれる曲がり可能な外管2と、この外管2の先
端に対して同軸的に取り付けられたリングビット3と、
外管2内およびリングビット3の貫通孔を通り、リング
ビット3よりも前方に延在する、外管2よりは曲がり難
いが曲がり可能な内管5と、内管5の先端に対して取り
付けられたテーパービット6と、内管5および外管2を
支持するとともに内管5を回転及び推進させる回転推進
装置7を備えている。
【0019】(回転推進装置の構成)回転推進装置7
は、例えば図示するように、ベースマシン7Bにより傾
動自在に支持されたリーダ7Lと、このリーダ7Lに対
して、油圧により長手方向に昇降自在なように取り付け
られた油圧モータ等の回転駆動源7Mとから主に構成す
ることができる。内管5は推進時には回転駆動源7Mの
回転軸に同軸的に連結され、外管2はその内管5の外側
を取り囲むように通されるが、回転駆動源7Mには連結
されず単にリーダ7Lに沿って支持されるだけである。
【0020】(外管の構成)外管2は、例えば挿入深さ
に応じて単位外管20を複数直列接続して形成する。こ
の単位外管20としては、図2に示すように、長手方向
略全体を占める樹脂管部21がポリエチレン等の樹脂か
ら形成され、この樹脂管部の一端部に雌ネジ部22aを
有する継手装置22が取り付けられ、他端部に雄ネジ部
23aを有する継手装置23が取り付けられたものを用
いることができる。ただし本実施形態では、先頭のもの
については、図3に示すように先端部にリングビットホ
ルダ26を取り付けたものを用いる。これらの継手装置
22,23は例えば鋼等の高剛性材料で形成される。樹
脂管部の具体例としては、例えば三菱樹脂社製のヒシパ
イプHPPE(高性能ポリエチレン)を好適に用いるこ
とができる。
【0021】これら継手装置と樹脂管部との取付構造と
しては、例えば図2に示すように、継手装置22,23
の管取付側端部に、雄ネジ部24aを外周面に有しかつ
樹脂管部21内径と同等もしくは若干小さい外径を有す
る内管部24および内管部24の雄ネジ部24aとは締
め付け方向が反対の雌ネジ部25aを内周面に有しかつ
樹脂管部外径と同等もしくは若干大きい内径の外管部2
5からなる二重構造部DBを設け、樹脂管部21の端部
21Sを内管部24外周面の雄ネジ部24aと外管部2
5内周面の雌ネジ部25aとの隙間に挟むことにより、
樹脂管部21に継手装置22,23を取り付けるのが好
ましい。この場合において、樹脂管部の端部21S内面
に、継手装置22,23の内管部外周面の雄ネジ部24
aと螺合する雌ネジ部を形成しておいたり、樹脂管部の
端部21S外面に、継手装置の外管部内周面の雌ネジ部
25aと螺合する雄ネジ部を形成しておくのが望ましい
が、形成していなくとも樹脂管部21の材料が継手装置
22,23の雄・雌ネジ部24a,25aよりもある程
度軟らかい場合には、これらネジ部24a,25aのネ
ジ山が挟持固定に際して樹脂管部21に食い込むため、
問題なく固定できる。
【0022】また特に継手装置22,23は、図示のよ
うに内管部24の先端が外管部25の先端よりも突出す
るように形成するのが望ましい。かかる構成とすると、
樹脂管部21が曲がったとしても、その端部挟持部21
Sは全く曲がらないため、継手装置22,23の内管部
24および外管部25間による挟持固定が外れ難い。
【0023】かかる単位外管20は、例えば継手装置の
外管部25を若干大きめにかつ別体として形成してお
き、内管部24の外周に樹脂管部21を接続した後、樹
脂管部の外側に予め又はその後に配置した外管部25を
スライドし、外管部25と内管部24との隙間に樹脂管
部の端部21Sを位置させた後、外管部25を周囲から
圧縮して外管部25と内管部24との隙間に樹脂管部の
端部を挟んで固定し、外管部の内周面の雌ねじ部のねじ
山を樹脂管外面に食い込む又は螺合させ、さらに外管部
25を継手装置23の本体に溶接W等により固定するこ
とによって製造できる。
【0024】そして本例では、外管2の先端、すなわち
最先端の単位外管20の先端には、図3にも示すように
リングビットホルダ26を介してリングビット3が同軸
的にかつ削孔回転方向にのみ回転自由に取り付けられ
る。リングビットホルダ26は図4に分解状態を示すよ
うに全体的に管状をなしており、基端部に前述の単位外
管端部の継手装置と同様の挟持固定用二重構造部DBを
有し、先端に同外径のリング状ホルダクラッチ27が同
軸的に溶接W等により固定され、このホルダクラッチ2
7の基端側に部分的に内径が拡径された内径拡径部26
Dを有するものである。一方リングビット3は、図3の
ほか図8〜10にも示すように基端側の小径管軸部30
と先端大径部31とからなり、小径管軸部30の先端部
にはホルダクラッチ27と係合するリング状のビットク
ラッチ32が溶接等により固設され、小径管軸部30の
基端部には外径拡径部33が設けられている。
【0025】本例では、このリングビット3の小径管軸
部30の基端にある外径拡径部33をビットホルダ26
の内径拡径部26D内に収めることによって、リングビ
ット3がビットホルダ26により回転自由に支持され、
しかも前後方向には後述のクラッチの段部高さ分の遊び
をもってビットホルダ26に対して連結されている。ま
た、ホルダクラッチ27およびビットクラッチ32はそ
れぞれ図5および図6に示すような一方側平面に段部2
7A…,32A…を周方向に複数有する略類似した形状
をなしており、それぞれビットホルダ26およびリング
ビット3に対する取り付け状態では図3に示すように相
互の段部27A…,32A…の形成面が対面するように
取り付けられ、使用時には図7に示すようにこれら段部
形成面相互が当接される。そして特に、これらホルダク
ラッチ27およびビットクラッチ32の各段部27A
…,32A…相互は、ビットクラッチ32側を削孔回転
方向に回転させたときにはビットクラッチ32の段部3
2A…がホルダクラッチ27の段部27A…に引っ掛か
らずに段部高さ分前後動しながら回転し、削孔回転方向
と反対方向に回転させたときには引っ掛かりそれ以上は
回転しない形状とされている。
【0026】一方、リングビット3は先端大径部31の
外径が外管2の外径よりも若干大径とされ、また図8〜
10にも示すように先端大径部31の前面には周方向に
多数のビット3a,3a…が設けられており、さらに内
周面には軸心方向に沿って基端から長手方向途中部まで
(先端には達しない)溝部30D,30D…が周方向に
複数(図示例では6つ)形成されている。この溝部30
D,30D…の機能については後述する。
【0027】(内管の構成)他方、本装置例の内管5
は、例えば挿入深さに応じて単位内管50を複数直列接
続して形成することができる。この単位内管50として
は、図11に示すように、外管2よりも曲がり難い(剛
性が高い)が曲がり可能な材料、例えば鋼管等により形
成し、連結手段として一端部に雌ネジ部51を及び他端
部に雄ネジ部52をそれぞれ形成したものを用いること
ができる。ただし、図3に示すように、内管5のうちリ
ングビットよりも前方に突出する先導部分50Fが曲が
り易いと後述の直線推進時における精度が低くなるの
で、当該先導部分50Fは基端側部分よりも剛性を高く
し、曲がり難くするのが望ましい。特に、先導部分50
Fと基端側部分の境目が丁度、リングビット3前端部近
傍に位置するようにすると、先導部分の単位管50Fと
してより剛性の高い材料で形成した先導専用単位管を準
備すれば済むため好ましい。ちなみに、外管2をも含め
て剛性の高低を示すと、次の式(1)のようになる。内
管先導部>内管基端側部分>外管 ・・・(1)こ
のように、外管2を内管5よりも曲がり易くしないとス
ムーズ且つ急角度での曲線推進が非常に困難となり、ま
た内管5のうちでもリングビット3から突出する先導部
50Fを基端側部分よりも曲がり難くしないと推進時の
直進性が低くなる。
【0028】そして本例では、内管5におけるリングビ
ット3と対応する部分は、本発明の係合部に相当する構
成を備えた略筒状のビットデバイス55により構成され
ている。ビットデバイス55は、図3のほか図12およ
び図13にも示すように、リングビット3内側に嵌め入
れられる程度の外径を有し、先端部および基端部に単位
内管との接続手段として雌ねじ部55Aおよび雄ネジ部
55Bをそれぞれ備えるとともに、その外周面における
リングビット3内周面の溝部30D,30D…と対応す
る部位に長手方向に沿う凸条部55C,55C…が複数
(図示例では3つ)形成されたものである。このビット
デバイス55の各凸筋部55Cは、内管5を前進させた
時には対応するリングビット溝部30D内の前端限度ま
でそれぞれ挿入され、それ以上は挿入されないため、内
管5に前進力を与えると内管5がリングビット3および
これに連結された外管2を引張りながら前進することに
なる。そしてこの状態で内管5を回転させたときには凸
筋部55C及び溝部30D相互の周方向の噛み合いによ
り、内管5の回転力がリングビット3に伝達され、それ
によってリングビット3が外管2に対して回転されるよ
うになっている。一方、内管5を外管2に対して後退さ
せると、ビットデバイス55の凸筋部55Cはリングビ
ット3内面の溝部30Dから離脱するようになってお
り、さらに後退させるとビットデバイス55がリングビ
ットホルダ26の後方に離脱し、後方の外管2内へ後退
されるようになっている。なお、この凸筋部55Cの挿
入を容易にするために、その数を溝部よりも少なくす
る、具体的には半数程度にするのが好ましい。
【0029】他方、本例では内管5の先端に、軸心方向
に対して傾斜した受圧面を有するテーパービット6がビ
ットレジューサ56(これも内管5を構成する)を介し
て取り付けられている。ビットレジューサ56は図3の
ほか図14にも示すように、基端部に連結手段として雄
ネジ部56Aを有し、この雄ネジ部56Aにより内管5
の先端雌ネジ部51に螺合連結される。またビットレジ
ューサ56の先端部にはテーパービット連結用の雄ネジ
部56Bが設けられている。
【0030】テーパービット6としては、例えば図3の
ほか図15〜18にも示すように、柱状体の頭部を軸心
方向に対して斜めに切除して傾斜面60を形成した形状
をなし、その外径はリングビット3よりも若干大径とさ
れ、かつ外周面に軸方向に沿う凸条部61,61…が周
方向に複数形成され、各凸条部61の先端部にはビット
62,62がそれぞれ先端面に露出するように埋設され
たものを用いることができる。かかるテーパービット6
は、構造が簡素なため鋳造等を利用して安価に製造で
き、後述するように地中に埋め殺すとしても、施行コス
トが著しく高騰するようなことはない。
【0031】特に本例では、図17に示されるように、
テーパービット6の基端面には軸心に沿って雌ねじ部6
3が形成されており、この雌ネジ部63に対して前述の
ビットレジューサ56の先端雄ネジ部56Bを螺合する
ことにより、内管5の先端にテーパービット6が取り付
けられる。また本例では、この雌ネジ部63内から傾斜
面60に連通する流路64が形成されている。さらに本
例では、テーパービット6の基端面に、リングビット3
前面のビット3a,3a…と周方向に係合する係合凸部
65,65…が周方向に複数設けられている。この係合
凸部65は、テーパービット6を内管5先端から取り外
すためのものである。この取り外しの詳細については後
述する。
【0032】<管建込み方法例>次に、以上に述べた装
置例を用いた管建込み方法例について説明する。先ず、
好適には図19に示すように既設構造物CS周囲の地盤
Gの挿入部位に少なくとも内管先導部分50Fの長さと
同程度の長さのガイド管100を挿入する。そして、図
示しないが回転推進装置7の回転駆動軸に内管先導部分
50Fを連結し、当該内管部分50Fを回転推進または
推進のみにより挿入する。この推進は回転推進装置7の
回転駆動源の下降により行う。またこの際、内管5内お
よびテーパービット6の流路64を通じて先端に泥水等
の削孔安定液を供給しながら推進させるのが望ましい。
なお、ガイド管100の建込みを省略することもできる
が、当初は内管5のみで推進させることになるため、推
進方向がズレ易いので、図示例のようにガイド管100
を用いるのが好ましい。
【0033】次いで図示しないが、先端部にビットデバ
イス55を取り付けた単位内管50を、リングビット3
を取り付けた外管2内に挿し通した状態で、リングビッ
ト3先端から突出するビットデバイス55先端を、先に
推進させた内管先導部50Fの基端に継ぎ足す(図3参
照)。しかる後、継ぎ足した単位内管50の基端部を回
転駆動源に連結する。
【0034】以降は、内管5および外管2ともに順次単
位内管50および単位外管20をそれぞれ継ぎ足しなが
ら図20に示すようにさらに地中に推進させる。この
際、本例では、推進に際してその方向制御を行うことが
できる。
【0035】より詳細に説明すると、直線推進を行うと
きには図22に示すように、回転推進装置7により内管
5に回転力および推進力を与え、内管5先端のテーパー
ビット6により削孔しながら内管5を地中に直線的に推
進させる。この場合、テーパービット6の先端は傾斜面
60を有しているものの軸心周りに回転しながら前進す
るので傾斜面60による受圧の影響は打ち消され、直線
的に削孔することが可能である。またこの際、内管5を
構成するビットデバイス55の凸条部55Cとリングビ
ットの溝部30Dとの噛み合いにより内管5の回転力お
よび推進力がリングビット3に与えられる(図3参
照)。前述のとおり、リングビット3はビットホルダ2
6により外管2先端に回転自在に支持されており且つビ
ットクラッチ32およびホルダクラッチ27の各段部3
2a…,27a…相互はビットクラッチ32a側を削孔
回転方向に回転させたときには引っ掛からずリングビッ
ト32の回転を許容し、さらに外管2には周囲地盤の拘
束力が作用しているので、外管2は回転されずリングビ
ット3のみが回転する。またリングビット3は外管2先
端に対して前後方向には連結されているため、内管5に
よりリングビット3に与えられた推進力によって外管2
が引っ張られるようにして連行推進される。
【0036】これに対して、曲線推進を行うときには図
23に示すように、テーパービット6の傾斜面60の先
端が回転軸心に対して曲げたい側に位置する状態で内管
5の回転を止め、更にそのままの状態で回転推進装置に
より内管5に推進力のみを与える。この際、テーパービ
ット6の受圧面60にかかる力によりテーパービット6
の推進方向が徐々に変化し、内管5を地中に曲線的に推
進させることができる。またこの際、内管5を構成する
ビットデバイス55の凸条部55Cとリングビット内周
面の溝部30Dとの噛み合いにより内管5の推進力がリ
ングビット3に与えられる。リングビット3は外管先端
に対して前後方向には連結されているため、内管5によ
りリングビット3に与えられた推進力によって外管2が
引っ張られるようにして曲線的に推進される。なお、こ
の曲線推進は三次元曲線的な推進が可能であり、図示例
では鉛直面方向において曲げているが、水平面方向に曲
げることもできる。
【0037】また、かかる方向制御に際しては、内管5
先端の存在位置や、姿勢、軌道等を知る必要がある。こ
のため、ジャイロや角度計を内管5の先端部内(例えば
内管先導部分50F)に内蔵させて姿勢や軌道を計測し
たり、内管5の先端部内に電磁波発信機を設け地上側か
らこの電磁波を受信して内管先端部の位置を計測した
り、内管5の先端ビット6の掘削により発生する弾性波
を地上で計測して内管5の先端部の位置を計測したりす
ることができる。
【0038】かくして、図20に示すように、内管5を
既設構造部CS周囲の地表面から改良対象層までは弧状
に進行させ、その後は改良対象層内を水平方向に沿って
進行させて、既設構造物CSの下部地盤に至る挿入孔H
を形成しながら、順次形成される挿入孔内Hに外管2を
挿入し、外管2を少なくとも既設構造物CSの下部に達
するように挿入することができる。
【0039】そして、所望の経路(直線的な経路であっ
ても、またS字状等の曲がりくねった経路であっても良
い)で、既設構造物CS周囲の地表面から少なくとも既
設構造物CSの下部に達する所定深さまで外管2を推進
させたならば、本例では図21に示すように、テーパー
ビット6を内管先端から取り外す。具体的には図24に
示すように、先ず内管5を外管2に対して後退させて、
テーパービット6基端面の係合凸部65,65…をリン
グビット3前面のビット3a,3a間に挿入する。しか
る後この状態で、内管5に削孔時とは反対方向(図中矢
印で示す方向)の回転力を与えると、テーパービット6
に対しても削孔時とは反対方向の回転力が付与され、さ
らにその係合凸部65,65がリングビットのビット3
aに引っ掛かりリングビット3にも削孔時とは反対方向
の回転力が伝達されるものの、その際に、リングビット
3のビットクラッチ32の段部32Aが、周囲地盤によ
り回転しないように拘束された外管2先端のホルダクラ
ッチ27の段部27Aに引っ掛かるため、結果的にテー
パービット6は殆ど反対周りに回転できない状態とな
る。そして、このテーパービット6が回転しない状態で
内管5を削孔時とは反対周りに回転させると、テーパー
ビット6は内管5に対して相対的に削孔時方向に回転す
ることとなり、テーパービット6と内管5先端のビット
レジューサ56との螺合が解かれ、テーパービット6を
内管5先端から離脱させることができるのである。
【0040】テーパービット6を取り外ししたならば、
テーパービット6を外管2前方に残し且つ外管2をその
まま地中に挿入した状態で、回転推進装置7により内管
5を外管から引き抜く。かくして外管2を、図25に示
すように既設構造物CSの周囲の地表面から少なくとも
既設構造物CSの下部に達するように地中に建て込むこ
とができる。なお、この場合において、テーパービット
6はそのまま地中に埋め殺しても良いし、ビット取り外
し位置近傍に予めまたはその後に立坑を掘り、取り外し
たテーパービット6を回収しても良い。
【0041】また図示しないが、既設構造物CSの一方
側の地上部または予め設けた立坑内から施工領域を通り
他方側の地上部または予め設けた立坑内まで貫くように
施行することもできる。この場合、ビットを取り外し回
収した後、内管を引き抜くようにすることができる。
【0042】他方、以上のようにして地中に建て込んだ
外管2は、その後、本発明では地盤改良対策に利用する
ことができる。具体的には建て込んだ外管2を、薬液注
入管挿入用のケーシング管とすることができる。すなわ
ち、図25に示すように外管2を既設構造物CSの下部
地盤内まで建て込んだならば、この外管2内に注入管2
00を挿入し、次いで図26に示すように注入管200
を残して外管2を引き抜きいた後、当該注入管200を
介して既設構造物CSの下部地盤内に薬液注入を行う。
【0043】この薬液注入方法としては、本出願人によ
る特願平11−195521号において提案したものが
好適である。これを適用した場合の注入状態が図27に
示されている。すなわち、軸方向に間隔をおいて複数の
外部パッカー206,206…を外面部に有し、かつ隣
接する外部パッカー206,206間に注入口207,
207…を有する注入外管201を前述のケーシング外
管2を利用して挿入孔H内に建込み、隣接する両外部パ
ッカー206,206を膨出させて挿入孔H壁面に密着
させるとともに、この注入外管201内に、軸方向に間
隔をおいて複数の内部パッカー216,216を外面部
に有し、かつ隣接する内部パッカー216,216間に
吐出口217を有する注入内管210を挿入し、隣接す
る両内部パッカー216,216を膨出させて注入外管
201内面に密着させた状態とした後、隣接外部パッカ
ー206,206と挿入孔H壁面と注入外管201外面
とで囲まれる領域を空間とした状態で、注入内管210
内、吐出口217を介して注入口207から薬液を浸透
注入する。図中二点鎖線で示す部位L,Lが薬液が浸透
している部位である。かくして、既設構造物CSの下部
地盤に対して薬液を注入浸透させて地盤改良を行うこと
ができる。
【0044】薬液を注入するに際して、施工を簡略化し
効率を向上させためには、注入外管201を直接に前述
の削孔内管5により引き込むこともできる。ただし、こ
の場合には引き込む外管201の外面にパッカー206
が張り出しているため、これを内管により引き込むのは
困難である。したがってこの場合、図28に示すよう
に、長手方向に間隔をおいて複数の注入孔227を有
し、外周面に張り出たもののない(すなわち面一)注入
外管220を前述の削孔内管5により引き込むのが望ま
しい。またこの場合、各注入口227はスリーブSLに
より開閉可能に塞いでおき、注入時には注入圧によって
スリーブSLが変形(この状態が二点鎖線で示されてい
る)して薬液Gが注入外管220外部の地盤に注入さ
れ、薬液Gの注入を止めたときにはスリーブSLが復元
して注入口227を塞ぐように構成するのが望ましい。
【0045】さらに、注入口を有しない外管2を挿入し
た場合であっても、その後に、内部に図示しないドリル
装置等の孔形成手段を入れて注入口を形成し、注入外管
として利用することもできる。
【0046】<その他> (イ)上記例において、単位外管20や単位内管50相
互の連結手段として、上記例のような螺合連結以外に
も、他の公知の連結構造を適用できる。
【0047】(ロ)上記例においては、図示例のテーパ
ービット6に限らず、例えば屈曲軸状のテーパービット
や円弧軸状のテーパービットも、その周面が軸心方向に
対して傾斜した受圧面をなすので利用できる。このよう
に、地盤との接触により内管5に対して与えられる力を
利用して内管5の方向制御を行うようにするのが特に望
ましい。
【0048】(ハ)上記例においては、ビットデバイス
55を用いずに、リングビット3と対応する単位内管5
0外面の所定位置に凸条部55C,55C…を直接設け
ても良い。
【0049】(ニ)上記例においては、テーパービット
の径を外管の外径同等またはそれ以上に形成しておけ
ば、リングビットを省略することも可能である。
【0050】(ホ)上記例においては、前述のようにテ
ーパービット6を地中において取り外す必要はなく、そ
の場合には地上または予め形成した立坑内につき抜く
か、または内管5先端のテーパービット6を外管2内を
通じて引き抜き可能な程度に小径可し、テーパービット
6も内管5とともに引き抜くこともできる。後者の場
合、テーパービット6を小径化してもその後にリングビ
ット3を設けておけばテーパービット6による形成孔を
リングビット3により拡孔できるため、外管2の連行挿
入は可能である。
【0051】(ヘ)上記例において、テーパービット6
を着脱自在に取り付けるための手段としては、螺合連結
のほか、公知の着脱連結構造を採用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、削孔作業
と管引き込み作業とを同時に行うことができるので、よ
り短い期間で効率良く施工することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】管建込み装置の施工状態概要図である。
【図2】単位外管の破断図である。
【図3】要部概略図である。
【図4】リングビットホルダの分解状態破断図である。
【図5】ホルダクラッチの正面図および側面図である。
【図6】ビットクラッチの側面図および正面図である。
【図7】クラッチの噛合い状態を示す側面図である。
【図8】リングビットおよびホルダ部の破断図である。
【図9】リングビットの前面図である。
【図10】リングビットの要部縦断面図である。
【図11】単位内管の縦断面図である。
【図12】ビットデバイスの破断図である。
【図13】ビットデバイスの前面図である。
【図14】ビットレジューサの破断図である。
【図15】テーパービットの平面図である。
【図16】テーパービットの側面図である。
【図17】テーパービットの要部縦断面図である。
【図18】テーパービットの後面図である。
【図19】施工要領図である。
【図20】施工要領図である。
【図21】施工要領図である。
【図22】方向制御の説明図である。
【図23】方向制御の説明図である。
【図24】テーパービットの取り外し時状態を示す破断
図である。
【図25】薬液注入による地盤改良を行う場合の施工要
領図である。
【図26】薬液注入による地盤改良を行う場合の施工要
領図である。
【図27】薬液注入の例を示す要部拡大縦断面図であ
る。
【図28】薬液注入の他の例を示す要部拡大縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1…建込み装置、2…外管、3…リングビット、5…内
管、6…テーパービット、7…回転推進装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 淳 東京都千代田区九段北4丁目2番35号 ラ イト工業株式会社内 (72)発明者 横山 亘 東京都千代田区九段北4丁目2番35号 ラ イト工業株式会社内 Fターム(参考) 2D040 AB01 BB03 CB03 DA00 DA01 DA03 DA05 DA08 DC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ曲がり可能な内管および外管から
    なる二重管を用い、前記内管を既設構造物周囲の地表面
    から地中に進行させ、この内管によって既設構造物周囲
    の地表面から前記少なくとも既設構造物下部に達する挿
    入孔を形成する一方で、順次形成される挿入孔内に外管
    を挿入し、 外管を少なくとも前記既設構造物下部に達するように挿
    入したならば、外管を残して内管を回収し、その後、こ
    の外管を利用して前記既設構造物下部地盤に改良対策を
    施すことを特徴とする、既設構造物下部地盤の改良方
    法。
  2. 【請求項2】地盤との接触により前記内管に対して与え
    られる力を利用して、前記内管を前記地表面から改良対
    象層までは弧状に進行させ、その後は改良対象層内を水
    平方向に沿って進行させて、前記既設構造物下部地盤に
    至る挿入孔を形成する、請求項1記載の既設構造物下部
    地盤の改良方法。
  3. 【請求項3】前記内管による挿入孔形成と同時に、前記
    外管を前記内管によって引っ張りながら前記外管挿入孔
    内に挿入する、請求項1または2記載の既設構造物下部
    地盤の改良方法。
  4. 【請求項4】前記外管を利用して、前記既設構造物下部
    地盤内に薬液を注入し地盤改良を行う、請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の既設構造物下部地盤の改良方法。
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