JP2002249172A - ストロー - Google Patents

ストロー

Info

Publication number
JP2002249172A
JP2002249172A JP2001045127A JP2001045127A JP2002249172A JP 2002249172 A JP2002249172 A JP 2002249172A JP 2001045127 A JP2001045127 A JP 2001045127A JP 2001045127 A JP2001045127 A JP 2001045127A JP 2002249172 A JP2002249172 A JP 2002249172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
straw
hole
insertion hole
container
locking portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001045127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3881848B2 (ja
Inventor
Tsutayoshi Kuwagaki
伝美 桑垣
Hiroshi Kanda
弘 神田
Yuji Uda
祐二 宇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOLD-PAK KK
Kikkoman Corp
Original Assignee
GOLD-PAK KK
Kikkoman Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001045127A priority Critical patent/JP3881848B2/ja
Application filed by GOLD-PAK KK, Kikkoman Corp filed Critical GOLD-PAK KK
Priority to US10/467,458 priority patent/US20040069861A1/en
Priority to KR10-2003-7010881A priority patent/KR20030093210A/ko
Priority to CNA028052986A priority patent/CN1492824A/zh
Priority to PCT/JP2002/001488 priority patent/WO2002066340A1/ja
Priority to EP02703862A priority patent/EP1362800A4/en
Publication of JP2002249172A publication Critical patent/JP2002249172A/ja
Priority to US11/105,529 priority patent/US20050173554A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3881848B2 publication Critical patent/JP3881848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G21/00Table-ware
    • A47G21/18Drinking straws or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/22Details
    • B65D77/24Inserts or accessories added or incorporated during filling of containers
    • B65D77/28Cards, coupons, or drinking straws

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Table Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体食品が収納された容器に着脱自在に挿着
されるストローであって、該流体食品を最後の一滴まで
注出することができ、液切れが良好で、その開口端部外
周に汚れが殆ど付着せず衛生的であり、容器の再密封性
に優れたストローを提供すること。 【解決手段】 本発明のストローは、ストロー挿入孔2
を有する押圧変形可能な容器1の該ストロー挿入孔2に
着脱自在に挿着されるストロー3であって、該ストロー
3は、該ストロー3の該ストロー挿入孔2への挿入を阻
止する係止部4と、該係止部4の位置から該ストロー挿
入孔2の設けられた容器形成材の厚みとほぼ同じ間隔W
を隔てた位置に通孔5とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液体飲料、麺つ
ゆ、焼き肉のたれ等の流体食品が収容された紙パック等
の押圧変形可能な容器に着脱自在に挿着され、該流体食
品の注出に使用されるストローに関し、特に、該流体食
品を、最後の一滴まで容易に注出することができ、液切
れが良好で、その開口端部外周に汚れが殆ど付着せず衛
生的であり、容器の再密封性に優れたストローに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ストロー挿入孔を有する紙パック
の該ストロー挿入孔に、ストローを着脱自在に挿着し、
該ストローを介して流体食品を摂取することが行われて
いる。このような紙パックに収容されている流体食品
を、皿やコップ等の別の食器に移し替える場合、ストロ
ーを介して移し替えることは一般に困難であるため、通
常は該紙パックの隅部を切断して注出開口部を設け、該
注出開口部より、流体食品を別の食器に移し替えること
が行われている。しかし、このようにして設けた注出開
口部は、液切れが悪く、また、該注出開口部の外周に汚
れが付き易いため衛生的にも問題がある。更に、該注出
開口部は、前記ストロー挿入孔に比べて径が大きいた
め、紙パックを再び密封し難く、流体食品の保存性が悪
くなる。
【0003】一方、実開昭64−39253号公報に
は、液体飲料を充填する液体充填容器として、ストロー
状の注出装置を備えた液体充填容器が開示されている
(同公報の第1図等参照)。しかし、この注出装置は、
該液体充填容器と一体的に結合されているもので、着脱
自在に結合されたものではないため、他の容器に転用で
きないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、流体食品が収納された容器に着脱自在に挿着される
ストローであって、該流体食品を最後の一滴まで注出す
ることができ、液切れが良好で、その開口端部外周に汚
れが殆ど付着せず衛生的であり、容器の再密封性に優れ
たストローを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ストロー挿入
孔2を有する押圧変形可能な容器1の該ストロー挿入孔
2に着脱自在に挿着されるストロー3であって、該スト
ロー3は、該ストロー3の該ストロー挿入孔2への挿入
を阻止する係止部4と、該係止部4の位置から該ストロ
ー挿入孔2の設けられた容器形成材の厚みWとほぼ同じ
間隔を隔てた位置に通孔5とを有することを特徴とする
ストローを提供することにより、上記目的を達成したも
のである。
【0006】また、本発明は、ストロー挿入孔2を有す
る押圧変形可能な容器1の該ストロー挿入孔2に着脱自
在に挿着されるストロー3であって、前記ストロー3
は、外筒3a、中間筒3b及び内筒3cからなり、且
つ、該中間筒3b及び該内筒3cは、それぞれ前記外筒
3aの内部に該内部を長手方向に沿って摺動可能に収容
されており、前記外筒3aは、該外筒3aの前記ストロ
ー挿入孔2への挿入を阻止する係止部4と、該係止部4
の位置から該ストロー挿入孔2の設けられた容器形成材
の厚みWとほぼ同じ間隔を隔てた位置に通孔5とを有し
ており、少なくとも前記中間筒3bの摺動により、前記
通孔5を開閉自在にしたことを特徴とするストローを提
供することにより、上記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明のストローを、その好
ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
第1実施形態のストロー3は、図1および図2に示すよ
うに、流体食品(図示せず)を収容し、ストロー挿入孔
2を有する押圧変形可能な容器(紙パック)1の該スト
ロー挿入孔2に挿着される中空の細長円柱形状のストロ
ーであって、通常のストローと同様、長手方向に延びる
流路を有しており、その両端部が開口されて、吸込口3
1及び注出口32がそれぞれ形成されている。吸込口3
1側の端部は、斜めにカットされて鋭利になっている。
【0008】第1実施形態のストロー3は、ストロー挿
入孔2への挿入を阻止する係止部4を有している。係止
部4は、ストロー3の途中に形成された拡大段部であ
り、ストロー3の注出口32側の一端(ストロー挿入口
2に挿着したときに紙パック1の外部に突出する部分)
を、ストロー挿入口2の径よりも大きな径を有する円柱
形状とし、残りの部分(紙パック1の内部に挿入される
部分)をストロー挿入口2の径とほぼ同じ長さの径を有
する円柱形状とすることにより形成されている。
【0009】また、第1実施形態のストロー3は、係止
部(拡大段部)4の位置から、ストロー挿入孔2の設け
られた容器1の形成材の厚み(ストロー挿入口2の奥
行)Wとほぼ同じ間隔を隔てた位置に、前記流路と連通
する円形の通孔5を有している。この「Wとほぼ同じ間
隔」は、具体的には、W+0.5〜4.0mmの間隔を
いい、W+1.0〜2.0mmの間隔が好ましい。ま
た、通孔5の数は2〜3個が好ましい。尚、通孔5は、
図1及び図2に示す如く、開孔したものを使用すること
が好ましいが、ストロー3の使用前においては、開孔し
ておらず、代わりに、通孔5の形状に沿ってミシン目
(切取案内目)(図面簡略化のため図示せず)を設け、
使用時には、該ミシン目に囲まれた部分を、切り取った
り、押圧する等して除去することにより、通孔5を開孔
するようにしてもよい。
【0010】第1実施形態のストロー3は、次のように
して使用される。先ず、紙パック1のストロー挿入口2
の上面を覆うシール片(図示せず)を剥がし、ストロー
挿入孔2を覆う合成樹脂製(プラスチック製)のシート
フィルム6(図2参照)に、ストロー3の吸入口31側
の鋭利な端部を押し当てて該シートフィルム6を開裂
し、係止部(拡大段部)4の端面が、ストロー挿入孔2
の縁部に当接するまでストロー3を挿入する。
【0011】このようにしてストロー3をストロー挿入
口2に挿着した後、図2に示すように、紙パック1を倒
立させてストロー3の注出口32を、移し替える食器
(図示せず)に向けた状態で放置する。このとき、スト
ロー3のストロー挿入孔2近傍の外周壁は、ストロー挿
入孔2の内周壁とシートフィルム6を介して液密的に保
持されており、ストロー3がストロー挿入口2から抜け
落ちないようになっている。紙パック1内の流体食品
は、自然に、自重により、通孔5及び吸込口31を通っ
て前記流路に流れ込み、注出口32から食器に注出され
る。その際、紙パック1が、形状復帰力を有するもので
ある場合は、図2に示す状態において、必要により紙パ
ック1の両側面を指で押圧(挟圧)して、該紙パック1
を変形させることが、流体食品をスムースに注出する点
で好ましい。流体食品の全量を注出する必要がない場合
は、途中で紙パック1を元の状態に戻し、ストロー3を
紙パックから引き抜く。又、必要になったら、上記操作
を繰り返し行う。
【0012】第1実施形態のストロー3によれば、下記
効果1)〜7)が奏される。 1)ストロー3を繰り返し着脱し、自然に(そのまま
で)、或いは必要によりパックの両側面を指で押圧変形
して、麺つゆ、焼き肉のたれ、ソース、ケチャップ及び
液体飲料等の流体食品を最後の一滴まで安定的に注出す
ることができる。 2)ストロー3の注出口32は、液切れが良好で、その
開口端部外周に汚れが殆ど付着せず衛生的であり、ま
た、ストロー3を引き抜いた後にストロー挿入孔2にで
きる孔は非常に小さいため、シール片等で該孔を塞ぐこ
とにより、紙パック1を再密封することでき、内容物の
急激な品質劣化が防止される利点を有する。 3)紙パック1内が陰圧のため、他の容器への注出完了
時は、液切れが良い。 4)通常のストローと同様、紙パック1に収容されてい
る流体食品を、ストロー3を介して摂取(飲用)するこ
とができ、その場合、ストロー3の吸入口31に加えて
通孔5があるので、流体食品を吸入し易い。 5)通孔5の大きさを適宜調整することにより、粘度、
物性の異なる流体を円滑に注出することができる。 6)紙パック1を横転させても、該紙パック1内は陰圧
となっており、しかもストロー3のストロー挿入孔2近
傍の外周壁と、ストロー挿入孔2の内周壁とは液密的に
保持されるため、流体食品は外へ流れ出ない。 7)小型(50ml)から大型(1000ml)の紙パ
ック、及びプラスチック製の包装容器にも使用でき、そ
の効果を発揮することができる。
【0013】図3は、第2実施形態のストローの概略説
明断面図であり、第1実施形態と同様の構成部分につい
ては、同一の符号を付してある。図3(a)は、ストロ
ー挿入孔2を有する紙パック1の該ストロー挿入孔2
に、第2実施形態のストローが挿着された状態を示し、
図3(b)は、図3(a)に示す状態から、通孔5が紙
パック1の外に露出するまで該ストローを引き抜いた状
態を示す。
【0014】第2実施形態は、第1実施形態の吸入口3
1に代えて、該吸入口31を閉じてなる流路閉鎖部7と
したもので、それ以外は第1実施形態と同様に構成され
ている。第2実施形態によれば、上述した第1実施形態
と同様の効果が奏される他、紙パック1を再密封するた
めのシール片等を用いることなく、簡単な操作を行うだ
けで、収容されている流体食品を、外気と遮断し、新鮮
な状態で、より長期間保存することができる。即ち、図
3(b)に示すように、ストロー3を、通孔5が紙パッ
ク1の外に露出するまで引き抜くだけで、紙パック1内
を密封する(外気と遮断する)ことができるため、収容
された流体食品の雑菌による汚染が防止され、流体食品
が衛生的に保持される結果、保存性が向上する。特に、
麺つゆ、たれ、醤油等の調味液は、雑菌にとって好適な
栄養源となり得るもので、該調味液を開放下に放置する
と、雑菌汚染により品質が劣化し(腐敗し)、また風味
も劣化するため、このような機能は極めて大きな意義を
有する。
【0015】図4は、第3実施形態のストローを紙パッ
ク1に挿着したときの状態を示す概略説明一部断面図で
あり、第1実施形態と同様の構成部分については、同一
の符号を付してある。第3実施形態は、注飲両方を一本
のストローにて可能にしたもので、図4に示すように、
係止部4及び一つの通孔5を有する外筒3aの内部に、
内筒8が該内部を回動可能に取付けられており、該内筒
8は、該係止部4の位置から前記Wとほぼ同じ間隔を隔
てた位置に、該通孔5よりやや小さい内孔9を有してい
る。
【0016】第3実施形態によれば、紙パック1内の流
体食品を他の容器に注ぐ場合、外筒3a及び/又は内筒
8を相対的に回動させ、図4(a)に示すように、内孔
9と通孔5とを連通させてから第1実施形態と同様に使
用することにより、第1実施形態と同様の効果が奏され
る。また、流体食品を飲用する場合は、外筒3a及び/
又は内筒8を相対的に回動させて、図4(b)に示すよ
うに、通孔5を内孔9からずらし、該通孔5を内筒8の
壁面で覆ってから通常のストローと同様に使用する。
【0017】図5は、第4実施形態のストローを紙パッ
ク1に挿着したときの状態を示す概略説明一部断面図で
あり、第1実施形態と同様の構成部分については、同一
の符号を付してある。第4実施形態も、第3実施形態と
同様に、注飲両方を一本のストローにて可能にしたもの
である。第4実施形態は、いわゆるテレスコピック・ス
トロー(外筒と該外筒内を摺動できる内筒とからなる多
段型ストロー)であり、図5に示すように、外筒3a、
中間筒3b及び内筒3cからなり、且つ、該中間筒3b
及び該内筒3cは、それぞれ前記外筒3aの内部に該内
部を長手方向に沿って摺動可能に収容されている。そし
て、該外筒3aは、前記係止部4と、該係止部4の位置
から前記Wとほぼ同じ間隔を隔てた位置に、一つの通孔
5とを有している。
【0018】第4実施形態によれば、紙パック1内の流
体食品を他の容器に注ぐ場合、図5(a)に示すよう
に、中間筒3bを矢標方向(図5(a)では下方)に摺
動させ、通孔5を開孔してから、第1実施形態と同様に
使用することにより、第1実施形態と同様の効果が奏さ
れる。また、流体食品を飲用する場合、図5(b)に示
すように、中間筒3bを矢標方向(図5(b)では上
方)に摺動させて(内筒3cは下方に摺動させる)、通
孔5を中間筒3bの壁面で覆ってから通常のストローと
同様に使用する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例及び本発明の効果を示
す試験例を挙げ、本発明をより具体的に説明するが、本
発明はこの実施例により何等制限されるものではない。
【0020】〔実施例〕図1に示すストロー3と同一形
状のプラスチック製のストローを製造し、実施例のスト
ローとした。このストローは、全長80mmで、吸入口
31側の端部から57mmに亘る部分(容器の内部に挿
入される部分)が外径5mmの円柱形状、該端部から5
7mm〜80mmに亘る部分(容器の外部に突出する部
分)の外径6mmの円柱形状とされており、これら外径
の異なる円柱の接合部分が、係止部(拡大段部)4とさ
れている。また、係止部4の位置から、紙パック1のス
トロー挿入孔2の設けられた容器形成材の厚みWとほぼ
同じ間隔約2mmを隔てた位置には、直径2mmの通孔
5,5が、互いに対面するように設けられている。
【0021】〔比較例〕通孔5,5を有していない以外
は、上記実施例のストローと同様の構成のストローを製
造し、比較例のストローとした。
【0022】〔試験例〕ストロー挿入孔を有し、200
mlの牛乳が収容された市販の紙パックを2つ用意し
た。尚、該ストロー挿入孔は、ストロー挿着前はシート
フィルムに覆われていて開孔しておらず、また、該スト
ロー挿入孔の上面には、シール片が封着されている。こ
の2つの紙パックの該ストロー挿入口それぞれに、前述
の如く、実施例及び比較例のストローをそれぞれ挿着し
た(このとき、ストローの外周壁は、ストロー挿入孔の
内周壁とシートフィルムを介して液密的に保持されてい
る)。そして、図2に示すように、紙パックを倒立させ
てストローの注出口32を下に向けて放置し、注出され
てくる牛乳をコップで受けた。その結果、実施例のスト
ローによれば、牛乳を最後の一滴まで効率良く注出する
ことができた。一方、比較例のストローでは、牛乳の残
存量の減少に従い、該ストローの吸引口31をストロー
挿入孔の近傍まで引き下げなければならず、またそのよ
うな引き下げた位置では該ストローが不安定で容器から
脱落し易く、牛乳が紙パックの外部に飛散する危険性を
有する。また、比較例のストローでは、牛乳を最後の一
滴まで完全に注出することはできなかった。以上の結果
から、本発明のストローによれば、極めて簡単な構造で
あるにもかかわらず、容器内の流体物を容器外部に飛散
させることなく、容易に完全に注出できることが判る。
【0023】本発明のストローは、前記実施形態に制限
されず、その趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の変更が
可能である。例えば、係止部4は、ストロー3のストロ
ー挿入孔2への挿入を阻止し得るものであればよく、そ
の形状は特に制限されず、前記実施形態で採用した、図
6(d)に示す如き拡大段部の他、図6(a)に示す如
き嵌合段部、図6(b)に示す如き嵌合溝部、図6
(c)に示す如き鍔部、図6(e)に示す如き膨大部等
でもよい。これらのうち、図6(a)の嵌合段部、及び
図6(b)の嵌合溝部は、ストローのストロー挿入孔か
らの離脱を防止する効果を奏する。また、通孔5は、係
止部4の位置から、ストロー挿入孔2の設けられた容器
形成材の厚み(ストロー挿入口2の奥行)Wとほぼ同じ
間隔を隔てた位置に設けられていればよく、その数及び
形状は特に制限されない。
【0024】
【発明の効果】本発明のストローによれば、流体食品が
収納された容器に挿着するだけで、該流体食品を最後の
一滴まで注出することができ、液切れが良好で、その開
口端部外周に汚れが殆ど付着せず衛生的であり、容器の
再密封性にも優れる。また、2段又は3段ストローとす
ることにより、通孔を開閉するという機能をストロー自
体に付与することが可能となり、注飲両方を一本のスト
ローにて可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のストローの概略説明断面図であ
る。
【図2】第1実施形態のストロ−を紙パックに挿着した
ときの状態を示す概略説明一部断面図である。
【図3】第2実施形態のストローの図1相当図である。
【図4】第3実施形態のストローの図2相当図である。
【図5】第4実施形態のストローの図2相当図である。
【図6】本発明に係る係止部の他の実施形態の概略説明
断面図である。
【符号の説明】
1:押圧変形可能な容器(紙パック) 2:ストロー挿入孔 3:ストロー 31:吸込口 32:注出口 3a:外筒 3b:中間筒 3c,8:内筒 4:係止部 5:通孔 6:シートフィルム 7:流路閉鎖部 9:内孔 W:ストロー挿入孔2の設けられた容器1の形成材の厚
み(ストロー挿入口2の奥行)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 弘 千葉県野田市野田250番地 キッコーマン 株式会社内 (72)発明者 宇田 祐二 東京都渋谷区道玄坂1−22−10 ゴールド パック株式会社内 Fターム(参考) 3B115 AA22 AA28 BA18 DA09 3E067 AA03 AB26 AB28 BA06A BB01A EB17 EB30 EE19 EE24 GD10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロー挿入孔2を有する押圧変形可能
    な容器1の該ストロー挿入孔2に着脱自在に挿着される
    ストロー3であって、該ストロー3の該ストロー挿入孔
    2への挿入を阻止する係止部4と、該係止部4の位置か
    ら該ストロー挿入孔2の設けられた容器形成材の厚みW
    とほぼ同じ間隔を隔てた位置に通孔5とを有することを
    特徴とするストロー。
  2. 【請求項2】 前記係止部4の位置から前記間隔を隔て
    た位置に切取案内目が設けられており、該切取案内目に
    囲まれた部分を除去することにより、前記通孔5が開孔
    されることを特徴とする請求項1記載のストロー。
  3. 【請求項3】 前記ストロー3の長手方向両端部のう
    ち、前記容器1の内部に挿入される端部が閉じられて、
    流路閉鎖部7とされていることを特徴とする請求項1又
    は2記載のストロー。
  4. 【請求項4】 前記ストロー3は、その内部に少なくと
    も1本の内筒8が該内部を長手方向に沿って摺動可能及
    び回動可能に取付けられており、該内筒8の摺動又は回
    動により、前記通孔5の開閉を調整できるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のストロー。
  5. 【請求項5】 前記内筒8は、前記係止部4の位置から
    前記間隔を隔てた位置に内孔9を有しており、該内筒8
    の回動により、該内孔9と前記通孔5とが連通されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項4記載のストロー。
  6. 【請求項6】 ストロー挿入孔2を有する押圧変形可能
    な容器1の該ストロー挿入孔2に着脱自在に挿着される
    ストロー3であって、 前記ストロー3は、外筒3a、中間筒3b及び内筒3c
    からなり、且つ、該中間筒3b及び該内筒3cは、それ
    ぞれ前記外筒3aの内部に該内部を長手方向に沿って摺
    動可能に収容されており、 前記外筒3aは、該外筒3aの前記ストロー挿入孔2へ
    の挿入を阻止する係止部4と、該係止部4の位置から該
    ストロー挿入孔2の設けられた容器形成材の厚みWとほ
    ぼ同じ間隔を隔てた位置に通孔5とを有しており、 少なくとも前記中間筒3bの摺動により、前記通孔5を
    開閉自在にしたことを特徴とするストロー。
  7. 【請求項7】前記係止部4が、嵌合段部、嵌合溝部、鍔
    部、拡大段部又は膨大部である請求項1〜6の何れかに
    記載のストロー。
JP2001045127A 2001-02-21 2001-02-21 ストロー Expired - Lifetime JP3881848B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045127A JP3881848B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ストロー
KR10-2003-7010881A KR20030093210A (ko) 2001-02-21 2002-02-20 스트로
CNA028052986A CN1492824A (zh) 2001-02-21 2002-02-20 吸管
PCT/JP2002/001488 WO2002066340A1 (fr) 2001-02-21 2002-02-20 Paille
US10/467,458 US20040069861A1 (en) 2001-02-21 2002-02-20 Straw
EP02703862A EP1362800A4 (en) 2001-02-21 2002-02-20 STRAW
US11/105,529 US20050173554A1 (en) 2001-02-21 2005-04-14 Straw

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045127A JP3881848B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ストロー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002249172A true JP2002249172A (ja) 2002-09-03
JP3881848B2 JP3881848B2 (ja) 2007-02-14

Family

ID=18906980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001045127A Expired - Lifetime JP3881848B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ストロー

Country Status (6)

Country Link
US (2) US20040069861A1 (ja)
EP (1) EP1362800A4 (ja)
JP (1) JP3881848B2 (ja)
KR (1) KR20030093210A (ja)
CN (1) CN1492824A (ja)
WO (1) WO2002066340A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000416A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Sanyo Pax Co Ltd ストロー
WO2007066575A1 (ja) 2005-12-07 2007-06-14 Shikoku Kakoki Co., Ltd. 注出具
JP2011140345A (ja) * 2009-12-12 2011-07-21 Nihon Tetra Pak Kk 飲料用ストロー

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9314790B1 (en) * 2001-05-21 2016-04-19 Safety Art, Llc System for separation of a sample
US20070231431A1 (en) * 2006-04-04 2007-10-04 Roche Sharla D Disposable collapsible drink mixing container
US20090065605A1 (en) * 2006-04-04 2009-03-12 Roche Sharla D Extensible Straw for a Disposable Collapsible Drink Mixing Container
US7823802B1 (en) * 2006-04-04 2010-11-02 Roche Sharla D Extensible straw for a disposable collapsible drink mixing container
US8354130B2 (en) 2010-09-07 2013-01-15 Yi-Ming Tseng Systems and methods for facilitating intake of edible substances
NL2010159C2 (en) 2013-01-22 2014-07-23 Reinier Breek Drinking straw.
US20140263718A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Kathie Ann Marouthis Straw with hygiene pick
US20160059975A1 (en) * 2014-08-27 2016-03-03 Dirl Dwane Michalec System and Method for Removing Air from Household Bags
US20170027354A1 (en) * 2015-07-30 2017-02-02 Fun-Time International Inc. Drinking straw for use with a beverage cup, adapted to support signage
CN105109808A (zh) * 2015-09-07 2015-12-02 李红彪 吸管盖
ES2909111T3 (es) * 2016-10-21 2022-05-05 Tetra Laval Holdings & Finance Pajita para beber y método para fabricar una pajita para beber
CN107128611A (zh) * 2017-07-06 2017-09-05 安徽三环水泵有限责任公司 一种间隔型泵用机油存放瓶
CN107374269B (zh) * 2017-09-12 2018-12-18 重庆铜山天询科技有限公司 适用于多种流体或颗粒的辅助吸食设备

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1012193A (en) * 1911-01-11 1911-12-19 George J Deffner Drinking-tube.
CH206569A (de) * 1938-12-10 1939-08-15 Rempel Karl Ausstreutülle zum Einstecken in verschlossene, feinkörniges Mahlgut enthaltende Verpackungen.
CH261322A (de) * 1948-02-11 1949-05-15 Aebi Max Ausgussvorrichtung, die zum Einsetzen in Behälter, insbesondere für flüssige Konserven, bestimmt ist.
US2751119A (en) * 1952-04-28 1956-06-19 Sr Eugene S Manning Milk bottle tap
DE2625981C2 (de) * 1976-06-10 1986-10-02 Karl-Heinz 3507 Baunatal Nörthemann Vorrichtung zum Ausgießen von Flüssigkeiten aus Behältern
JPS5584229U (ja) * 1978-12-07 1980-06-10
US4407435A (en) * 1982-01-21 1983-10-04 Harmon James V Dispenser for pouring measured quantities of a liquid from a container
JPS58121898U (ja) * 1982-02-15 1983-08-19 伊東 由美 飲料水等の紙パツク用注ぎ出しノズル
JPH0221399Y2 (ja) * 1985-02-14 1990-06-08
DE3827723A1 (de) * 1987-08-22 1989-03-02 Fresenius Ag Trinkgefaessadapter
IL98561A0 (en) * 1990-08-21 1992-07-15 Tropicana Prod Inc Beverage container with novel dispensing means
US5201459A (en) * 1990-08-21 1993-04-13 Tropicana Products, Inc. Beverage container with novel dispensing means
JPH07289408A (ja) * 1994-04-27 1995-11-07 Toyo Cap Kk ストロー構造
DE19525620A1 (de) * 1995-07-16 1997-01-23 Ahrens Hans Joachim Öffner und Verschluß für Pappverpackungen
DE29710651U1 (de) * 1997-06-18 1997-08-21 Nestlé Deutschland AG, 81677 München Sicherheitstrinkhalm
JPH1199050A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Sanyo Pax Co Ltd 飲料用三段伸縮ストロー
JP2000025750A (ja) * 1998-07-15 2000-01-25 Kimiko Oyamada 飲料水用等の紙容器
US6460777B2 (en) * 1998-11-10 2002-10-08 Ardele Y. Float Bendable insulated drinking straw for drinking hot and cold liquids
US6283294B1 (en) * 1999-09-01 2001-09-04 Biogaia Biologics Ab Enclosed living cell dispensing tube

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000416A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Sanyo Pax Co Ltd ストロー
WO2007066575A1 (ja) 2005-12-07 2007-06-14 Shikoku Kakoki Co., Ltd. 注出具
JP2011140345A (ja) * 2009-12-12 2011-07-21 Nihon Tetra Pak Kk 飲料用ストロー

Also Published As

Publication number Publication date
EP1362800A4 (en) 2004-03-31
CN1492824A (zh) 2004-04-28
WO2002066340A1 (fr) 2002-08-29
US20040069861A1 (en) 2004-04-15
KR20030093210A (ko) 2003-12-06
EP1362800A1 (en) 2003-11-19
US20050173554A1 (en) 2005-08-11
JP3881848B2 (ja) 2007-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002249172A (ja) ストロー
US5462185A (en) Dispensing closure for fluid containers
US8365960B1 (en) Multi-compartment beverage container
US20070075081A1 (en) Reusable container with flavor chamber in lid
US20080149523A1 (en) Disposable food delivery apparatus
US20020050514A1 (en) Spill-proof disposable cup with integral sealing flap
NZ233461A (en) Drink carton container with piercer and drinking spout
US10377550B1 (en) Structure of paper cup with integrated outflow tube
EP1883586B1 (en) A single-dose container for liquids and/or solids
US6616033B1 (en) Spill-proof disposable cup with integral sealing flap
CN218878160U (zh) 一种包装结构
CA2507302A1 (en) Disposable fluid container
CN215533405U (zh) 一次性酱料容器
KR101117578B1 (ko) 음용이 용이한 파우치 용기
JP4699463B2 (ja) 注ぎ出しパッケージおよび注ぎ出し部材
KR200443066Y1 (ko) 분말 또는 액상 음료의 일회용 포장용기
KR200281824Y1 (ko) 일회용 포장 용기
KR200450120Y1 (ko) 스프레더가 구비되는 튜브용기
JP2003245182A (ja) ストロー
JPH11348979A (ja) 飲料用容器
US20230399160A1 (en) Container for Consumable Substances with Integrated Utensil
US11840383B2 (en) Edible material dispensing tab for beverage
CN212557641U (zh) 一种饮料包装袋
JPH0472149A (ja) ストロー内蔵液体飲料容器
JP2001206328A (ja) 飲料用ボトル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3881848

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131117

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term