JP2002249106A - シガレットパックの上包み包装機 - Google Patents

シガレットパックの上包み包装機

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JP2002249106A
JP2002249106A JP2001045149A JP2001045149A JP2002249106A JP 2002249106 A JP2002249106 A JP 2002249106A JP 2001045149 A JP2001045149 A JP 2001045149A JP 2001045149 A JP2001045149 A JP 2001045149A JP 2002249106 A JP2002249106 A JP 2002249106A
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pocket
film sheet
overwrapping
turret
inner package
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JP2001045149A
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Yurina Maeda
有里菜 前田
Eiichi Chikasawa
栄一 近澤
Seiji Kenmoku
清司 見目
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Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上包みフィルムの収縮に起因するシガレット
パックの変形を防止したシガレットパックの上包み包装
機を提供する。 【解決手段】 シガレットパックの上包み包装機は、胴
貼りターレット2を備え、この胴貼りターレット2の各
ポケット12はその底壁12bが縦断面でみてU字状又
はV字状に凹んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シガレットパック
を製造する上包み包装機に係わり、特にシガレットのソ
フトパックに好適した上包み包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、シガレットのソフトパックは先
ず内包材に20本のフィルタシガレットを包み込んで内
包体とし、この内包体をさらにフィルムシートにより包
装して得られている。より詳しくは、フィルムシートS
は内包体の押し込みを受けて、この内包体の回りに胴折
りされ、そして、この胴折りと同時に、押し込み方向で
みて内包体の先端面から両側に突出するフィルムシート
Sの両側部が内包体の両側面に折り込まれ、図1に示す
ように耳折り部Mが形成される。また、そして、フィル
ムシートSには胴折りにより内包体の後端面から突出す
る一対の胴フラップBFが得られ、これら胴フラップB
Fは内包体の後端面に順次折り込まれた後、互いにヒー
トシール、つまり、胴シールされる。
【0003】この後、胴フラップBFの両側部が内包体
の両側面に折り込まれ、前述した耳折り部Mと同様な耳
折り部Nが形成され、これにより、フィルムシートSに
は内包体の両側面から突出する上下のサイドフラップS
Fのみが残されることになる。これらサイドフラップS
Fは、この後順次折り込まれてからヒートシールつまり
サイドシールされ、この時点で、ソフトパックの上包み
包装が完了する。なお、図1中、胴シール及びサイドシ
ールの領域は斜線を施して示してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的にシガレットの
ソフトパックの賞味期限は比較的長期に亘るため、ソフ
トパックは店頭や自動販売機等にて実際に販売に供され
る前に、倉庫などにて保管されることが多い。しかしな
がら、保管期間の経過に伴い、ソフトパックは図2に示
すように、その胴シール側の端面や、この端面と背向す
る端面が共に凹むような変形を受けることがある。この
ような変形の原因は、フィルムシートSが一般的にポリ
プロピレン等を母材とした樹脂フィルムを切断して得ら
れるものであり、また、内包体自体が比較的柔らかいた
め、経時変化によるフィルムシートSの収縮により発生
するものと考えられる。
【0005】図2に示すようなソフトパックの変形はそ
の包装に関して整然性を損ない、顧客にそのソフトパッ
クが古いという印象を与えてしまう。本発明は上述の事
情に基づいてなされたもので、その目的とするところ
は、製造後、そのフィルムシートの収縮に起因したシガ
レットパックの変形を簡単な構成で解消することができ
るシガレットパックの上包み包装機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のシガレットパックの上包み包装機(請求項
1)は、フィルムシートの胴折り及び胴シールを行う胴
貼りターレットを備え、この胴貼りターレットは、その
周方向に等間隔を存して設けられ、前記フィルムシート
の胴折りを実施すべくフィルムシートとともに前記内包
体を受け入れる複数のポケットと、ポケット内にフィル
ムシートを伴い内包体が完全に受け入られた状態にある
とき、ポケットの縦断面でみたポケットの内周壁と前記
内包体との間に確保されて、フィルムシートの弛みを許
容する空間とを備えている。
【0007】上述の胴貼りターレットによれば、ポケッ
ト内への内包体の押込みにより、そのフィルムシートが
内包体の回りに胴折りされ、そして、ポケット内に内包
体が完全に受け入れられたとき、フィルムシートはポケ
ットの前記内周壁と内包体との間にて確保された空間内
にて弛み、この状態で、フィルムシートの一対の胴フラ
ップが胴シールされる。フィルムシートの弛みは、ポケ
ットの前記内周壁に沿う内包体の周長に対し、フィルム
シートの周長を増加させる。
【0008】より具体的には、上述の空間はポケットの
縦断面でみて、ポケットの底壁を凹状に形成することで
確保でき(請求項2)、その凹状はU状又はV字形をな
すことができる(請求項3)。さらに、シガレットパッ
クはソフトパックであるのが好ましく(請求項4)。
【0009】
【発明の実施の形態】図3はシガレットパックとしての
ソフトパックの上包み包装機の一部、つまり、その胴貼
りターレット2を示し、この胴貼りターレット2は回転
軸4を備えている。回転軸4にはホイール6が取り付け
られており、このホイール6は回転軸4とともに一方向
に間欠的に回転可能となっている。ホイール6は放射状
をなし、その回転方向に等間隔を存した6つのポケット
ベース8を有する。各ポケットベース8の先端部には一
対の羽根10が取り付けられており、これら羽根10は
ホイール6の回転方向に離間し、且つ、ポケットベース
8から径方向外側に突出している。また、各ポケットベ
ース8には、その一対の羽根10の両側にそれぞれサイ
ドプレート11を備え、ポケットベース8の先端と一対
ずつの羽根10及びサイドプレート11によりポケット
12が区画されている。したがって、各ポケット12は
ホイール6の径方向外側に向けて開口した入口を有す
る。
【0010】ホイール6の回転方向に沿うポケット12
の高さは、フィルタシガレットの内包体Aの高さHより
も若干大きく、これにより、各ポケット12はその入口
を通じて内包体Aを受け入れ可能である。なお、内包体
Aは20本のフィルタシガレットを内包材により包み込
んで成形したものである。ポケットベース8の先端、す
なわち、ポケット12の底壁12bは図3から明らかな
ようにポケット12の縦断面でみて断面U字形状をな
し、その最大深さは2mm程度となっている。
【0011】ホイール6の間欠回転に伴い、各ポケット
12は入口位置P0に順次位置付けられ、そして、入口
位置P0から一次胴シール位置P1及び二次胴シール位置
2を経て出口位置P3に位置付けられ、この後、さらに
アイドル位置P4,P5を経て入口位置P0に再び戻され
る。入口位置P0の前方には内包体Aの搬送ライン(図
示しない)が水平に配置されており、この搬送ラインは
胴貼りターレット2に向けて内包体Aを搬送することが
できる。そして、搬送ラインはその終端部にプッシャ
(図示しない)を備え、このプッシャは搬送ラインの終
端まで搬送された内包体Aを入口位置P0に位置付けら
れたポケット12に向けて押し出す。
【0012】一方、胴貼りターレット2と内包体Aの搬
送ラインとの間には包装フィルムの供給ライン(図示し
ない)が配置され、この供給ラインは鉛直方向に延びて
いる。より詳しくは、供給ラインはその終端部に左右に
離間した一対のサクションコンベアを備え、これらサク
ションベルトは包装フィルムを切断して得た所定長さの
フィルムシートSを搬送ラインの終端と入口位置P0
あるポケット12との間に供給することができる。な
お、包装フィルムには開封テープとなるテープが貼り付
けられており、フィルムシートSの切断形成と同時にそ
のフィルムシートSに開封テープが形成される。
【0013】入口位置P0の下方には折込みタッカ14
が配置されており、この折込みタッカ14は入口位置P
0にあるポケット12に対して進退運動し、後述するよ
うに片側の胴フラップを内包体Aに対して折込み可能と
なっている。また、ホイール6はその上側領域が円弧ガ
イド16により囲まれ、この円弧ガイド16はホイール
6の回転方向でみて、入口位置P0から出口位置P3まで
延びている。円弧ガイド16はその途中、つまり、一次
胴シール位置P1及び二次胴シール位置P2と対応した位
置に開口18をそれぞれ有し、これら開口18の外側に
ヒートシーラ20がそれぞれ配置されている。これらヒ
ートシーラ20は対応する開口18を通じて各胴シール
位置P1,P2にあるポケット12に対して接離運動し、
後述するように胴フラップをヒートシーする。
【0014】上述した胴貼りターレット2によれば、1
つのポケット12が入口位置P0にあるとき、そのポケ
ット12に搬送ラインからの内包体Aがフィルムシート
Sとともに押し込められる。この押込みにより、フィル
ムシートSはポケット12の一対の羽根10により内包
体Aの回りに胴折りされると同時に、その左右のサイド
プレート11により前述した耳折り部Mが形成される。
【0015】ここで、前述したようにポケット12の底
壁12bは縦断面でみてU字状をなしているから、内包
体Aがポケット12に完全に押し込められた状態でも、
内包体Aの押し込み方向でみて内包体Aの前端面が底壁
12bと密着することはなく、これら前端面と底壁12
bとの間にはポケット12の縦断面でみて図3に示され
るような円弧状の空間22が確保される。
【0016】このような空間22の存在は、内包体Aの
前端面にてフィルムシートSの弛みを許容し、これによ
り、胴折り後にあっても、フィルムシートSは内包体A
の前端面に密着することなく、図4に示されるように前
端面側のフィルムシートSの部位は円弧状の弛み部Uと
して形成される。また、ポケット12内に内包体Aが完
全に押し込められた状態にあるとき、図3から明らかな
ように内包体Aはその一部、つまり、後端部がポケット
12から突出した状態にあり、そして、その胴折りに伴
い内包体Aの後端面から突出したフィルムシートSの一
対の部位が胴フラップBFとして形成される。
【0017】この後、前述した折込みタッカ14は図示
の位置からポケット12に向けて上昇し、これにより、
図5に示されるように一対の胴フラップBFのうち、そ
の下側の胴フラップBFを内包体Aの後端面上に折込
む。すなわち、折込みタッカ14の進退は、ポケット1
2内の内包体Aの後端面を含む垂直面にて実施されるこ
とになる。
【0018】次に、胴貼りターレット2が間欠回転さ
れ、入口位置P0のポケット12は一次胴シール位置P1
に向けて移動される。この移動過程にて、ポケット12
内の内包体Aはその後端面が前述した円弧ガイド16の
内面に対し、他方の胴フラップBFを介して摺接し、こ
れにより、他方の胴フラップBFが内包体Aの後端面上
に折り込まれることになる。したがって、図6に示され
るように一対の胴フラップBFは内包体Aの後端面上に
て互いに重ね合わされ、これにより、半包装の内包体が
得られる。このような半包装の内包体Aにあってはその
両側面から筒状フィルムシートSの一部が突出した状態
にある。
【0019】このようにして入口位置P0から一次胴シ
ール位置P1にポケット12、つまり、半包装の内包体
Aが位置付けられると、一次胴シール位置P1にて、そ
のヒートシーラ20は開口18を通じて前進し、折り重
ね状態の一対の胴フラップBFに当接する。これによ
り、ヒートシーラ20は胴フラップBFを互いにヒート
シール、つまり、一次胴シールする。
【0020】この後、胴貼りターレット2がさらに間欠
回転し、そのポケット12とともに半包装の内包体Aが
二次胴シール位置P2に位置付けられると、この二次胴
シール位置P2でも、そのヒートシーラ20により胴フ
ラップBFのヒートシール、つまり、二次胴シールが同
様にして実施され、一対の胴フラップBFは確実に接着
される。
【0021】さらに、二次胴シールの実施後、半包装の
内包体Aは胴貼りターレット2の間欠回転に伴い、ポケ
ット12とともに出口位置P3に位置付けられ、出口位
置P3にて、そのポケット12からプッシャ(図示しな
い)により排出される。この排出の際、半包装の内包体
Aは左右の折込みガイド(図示しない)間を通過し、こ
の通過により、胴フラップBFの両端部が内包体Aの両
側面上に折り込まれ、前述した耳折り部Nが形成され、
これにより、半包装の内包体Aにはその両側に上下一対
ずつのサイドフラップが残される。
【0022】なお、胴貼りターレット2の間欠回転に伴
い、入口位置P0、一次胴シール位置P1及び二次胴シー
ル位置P3では次の内包体Aに対し、前述のプロセスが
同様にして繰り返される。胴貼りターレット2から排出
された半包装の内包体Aは、胴貼りターレット2に隣接
したサイド貼りターレット(図示しない)のポケットに
押し込められ、そして、サイド貼りターレットの間欠回
転に伴い、前述したサイドフラップの折込みや、サイド
フラップのヒートシール、つまり、サイドシールが順次
実施され、図7に示すように内包体Aの上包み包装体、
つまり、ソフトパックPが完成する。なお、図7中、サ
イドフラップは参照符号SFで示されている。
【0023】この後、ソフトパックPはサイド貼りター
レットから排出され、次工程に向けて搬送される。上述
したようにして内包体Aの上包み包装が実施されると、
フィルムシートSの胴折り時、フィルムシートSには前
述した弛み部Uが形成されているので、この弛み部Uの
分だけ、内包体Aの周長に比べ、フィルムシートSから
なる上包みフィルムの周長をより長くできる。
【0024】以下の表1は1号機から3号機の上包み包
装機に関し、従来の胴貼りターレットを使用した場合と
本発明の胴貼りターレットを使用した場合とのソフトパ
ックにおける上包みフィルムSの周長と内包体Aの周長
との間の周長差及びその偏差の測定結果を示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1から明かなように本発明の胴貼りター
レットを使用した場合、何れの上包み包装機にあって
も、上包みフィルムSと内包体Aの周長差を大きく確保
することができる。なお、周長差に関して詳述すれば、
ソフトパックP内のフィルタシガレットを抜き取った状
態で、ソフトパックPの上包みフィルムSと内包材Tと
を互いに接着した状態で輪切りした後に、これらの輪を
切断し、そして、図8に示されるように上包みフィルム
S及び内包材Tを一端を揃えて重ね合わせた状態で、上
包みフィルムSの寸法L1及び内包材Tの寸法L2をそれ
ぞれ測定すれば、これらの寸法差ΔL(=L1−L2)
が前述した周長差となる。
【0027】上述したようにソフトパックPに関し、そ
の上包みフィルムSと内包体Aとの間の周長差が従来に
比べて大きく確保されているので、そのソフトパックP
の製造後、経時変化により上包みフィルムSが収縮した
としても、この収縮が内包体Aの変形として現れること
はない。したがって、ソフトパックPはその製造時の整
然性を維持することができる。
【0028】また、フィルムシートSの胴折り後、一対
の胴フラップBFは内包体Aの後端面に対し、折込みタ
ッカ14及び円弧ガイド16により確実に折り込まれる
ので、胴フラップBFの折込みを従来の場合と同様な正
確さで行え、これら胴フラップBFの胴シールもまた確
実なものとなる。この結果、胴フラップBFに関し、そ
の折込み不良や胴シール不良が発生することもない。
【0029】さらに、前述した周長差は、ポケット12
の底壁12bをU字形に凹ますことで得られることか
ら、胴貼りターレット2の構造を複雑化することもな
く、ソフトバックPの上包みフィルムSと内包体Aとの
間に所望の周長差を容易に与えることができる。なお、
1号機から3号機の上包み包装機において、表1から明
らかなようにその周長差は0.55mm〜1.15mmの範
囲でばらついているが、これは胴貼りターレット2の組
み付け誤差によるものと考えられる。しかしながら、周
長差が0.55mm〜1.15mmの何れにあっても、上包
みフィルムSの収縮に起因した内包体Aの変形は防止さ
れている。この場合、余裕をみて、周長差が少なくとも
0.7mm以上あればソフトパックの変形は確実に防止さ
れるものの、その周長差が余り大きくなると、上包みフ
ィルムSに皺が生じることにもなるので、周長差の上限
を適切に設定する必要があることは言うまでもない。
【0030】本発明は上述の一実施形態に制約されるも
のではなく、種々の変形が可能である。例えば、ポケッ
ト12の底壁12bはU字状に限らず、図9に示される
ようにV字状であってよく、この場合でも、フィルムシ
ートSに弛み部の形成を許容する空間22を確保するこ
とができる。また、図10に示されるようにポケット1
2の底壁12bは平坦であってもよく、この場合、一対
の羽根10はホイール6の径方向外側に向けて若干拡開
され、そのポケット12内に内包体Aが押し込まれたと
きには、ポケット12の底壁12bに到達する直前にて
内包体Aが一対の羽根10の基部間に挟持され、その押
し込みが停止されるようになっている。このようにして
も、ポケット12の底壁12bと内包体Aと間にフィル
ムシートSの弛みを許容する空間22を確保することが
できる。
【0031】また、図11に示されるように一対の羽根
10が外側に向けて膨らむように湾曲されていても、ポ
ケット12と内包体Aとの間にフィルムシートSの弛み
を許容する空間22を確保することができる。さらに、
本発明はソフトパックの上包み包装機に限らず、シガレ
ットのハードパックの上包み包装機にも同様にして適用
可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシガレット
用ソフトパックの上包み包装機(請求項1)によれば、
フィルムシートの胴折り時、ポケットとシガレットの内
包体との間に空間を確保し、この空間にてフィルムシー
トの弛みを許容してあるから、製造されたソフトパック
の上包みフィルムと内包体との間に所望の周長差を予め
与えておくことができる。したがって、製造後、経時変
化により上包みフィルムが収縮しても、この収縮が内包
体の変形させることもなく、ソフトバックはその製造時
の整然性を長期に亘って維持可能となる。
【0033】また、上述の空間はポケットの底壁をU字
状又はV字状などの凹状に形成することで容易に確保で
き(請求項2,3)、上包みフィルムと内包体との間に
簡単にして所望の周長差を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造直後における従来のソフトパックの斜視図
である。
【図2】上包みフィルムの収縮により変形したソフトパ
ックを示す斜視図である。
【図3】上包み包装機における一実施形態の胴貼りター
レットを概略的に示した正面図である。
【図4】フィルムシートの胴折り状態を示した斜視図で
ある。
【図5】片方の胴フラップが折り込まれた状態を示す斜
視図である。
【図6】両方の胴フラップが共に折り込まれ、互いに重
なり合った状態を示す斜視図である。
【図7】完成したソフトパックの斜視図である。
【図8】ソフトパックの上包みフィルムと内包体との間
の周長差を示す図である。
【図9】変形例のポケットを示した図である。
【図10】他の変形例のポケットを示した図である。
【図11】他の変形例のポケットを示した図である。
【符号の説明】
2 胴貼りターレット 12 ポケット 12b 底壁 14 折込みタッカ 16 円弧ガイド 20 ヒートシーラ 22 空間 A 内包体 S フィルムシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 見目 清司 栃木県宇都宮市清原工業団地10 日本たば こ産業株式会社北関東工場内 Fターム(参考) 3E051 AA03 AB02 BA08 DA05 EA09 FB03 FC01 FC02 FD02 HA02 HA08 HC01 HC03 HE01 JA02 KA03 KA07 KB01 LA04 LA08 LA09 LB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シガレットの内包体の回りにフィルムシ
    ートを胴折りし、この胴折りにより前記内包体の端面か
    ら突出する前記フィルムシートの一対の胴フラップを順
    次折り込んで互いに胴シールする胴貼りターレットを備
    えた上包み包装機において、 前記胴貼りターレットは、その周方向に等間隔を存して
    設けられ、前記フィルムシートの胴折りを実施すべく前
    記フィルムシートとともに前記内包体を受け入れる複数
    のポケットと、 前記ポケット内に前記フィルムシートを伴い前記内包体
    が完全に受け入れられた状態にあるとき、前記ポケット
    の縦断面でみた前記ポケットの内周壁と前記内包体との
    間に確保されて前記フィルムシートの弛みを許容する空
    間とを具備したことを特徴とするシガレットパックの上
    包み包装機。
  2. 【請求項2】 前記空間は、前記底壁の縦断面を凹状に
    形成して確保されていることを特徴とする請求項1に記
    載のシガレットパックの上包み包装機。
  3. 【請求項3】 前記凹状はU字状又はV字状であること
    を特徴とする請求項2に記載のシガレットパックの上包
    み包装機。
  4. 【請求項4】 前記シガレットパックはソフトパックで
    あることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシ
    ガレットパックの上包み包装機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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