JPS6181911A - バツクパツク用包装体およびその製造方法と製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は刻み煙草その他の物を収容するバッグパック特
にラスイトバッグ用の熱溶着可能なフィルムからなる包
装体に関し、特に少なくとも１枚のフィルムで袋状部を
構成し、この袋状部は前壁部と後壁部とから構成され、
この前壁部と後壁部は側部の溶着シームで横方向に接合
された包装体に関する。この包装体のツイストタブは上
記の後壁部に接続され、バッグパックをＵ字状に包み、
この包装体の壁部は縦方向および横方向の溶着シームに
よって三方を密封される。また、本発明は上記のような
バッグパックをを包装する包装体を製造する方法および
装置に関する。

［従来の技術］ 従来、煙草を収容するバッグパックとしては２つの形式
のものが知られている。ツイストバッグとしては、フィ
ルムからなる複数の壁部を互いに平坦に重ねて配置し、
これらを横方向の溶着シームで互いに接続して袋状部を
構成するものがある。

そして、通常はこれら横方向の溶着シーム部に横方向に
突出した側方タブが形成されている。また、この袋状部
の後壁部は延長され、ツイストタブが形成されている。

また、別の形式のバッグパックとしては、側方折込みバ
ッグがあり、このものは底壁部とこれに対応した側壁部
とから刻み煙草を収容する袋部が構成される。よって、
この袋部に刻み煙草を充填するとこの袋部が略立方形に
なる。また、このようなバッグパックにもツイストタブ
が設けられている。

また、最近では、煙草の香りと水分を保持するために、
上記のバッグパックは熱溶着可能なフィルムで包装され
ている。このような包装を備えたバッグパックは英国特
許明細書１２”　　１１．　２”４７に開示されている
。この溶着可能なフィルムはこのバッグパックをＵ字状
に包み、縦方向の溶着シームと２本の横方向の溶着シー
ムとによって密封されている。このような包装は比較的
浅いバッグパックに適用されている。ところで、たとえ
ば紙巻煙草の箱の場合では、この包装材料は少なくとも
側壁の部分で側方折込みバッグを丸く包み、折込みタブ
は台形に折込まれる（包むように折込まれる）。このよ
うな包装は時間および設備の点で無駄があった。さらに
、上記のようなフィルム包装では完全な密封が困難であ
った。また、このようなバッグパック（側方折込み形の
バッグ）は従来から知られているように切取りストリッ
プすなわち包装を切開くストリップが設けられる。

本発明はツイストバッグ形のバッグパックの包装に関す
るもである。実際には、このような包装は連続したフィ
ルムシートを縦方向に搬送されるツイストバッグを包み
こむように丸く形成して製造される。このように連続し
たフィルムのチューブはツイストバッグの前端および侵
端の中心に沿った方向にシーム溶着される。そして、こ
れらツイストバッグはこのフィルムチューブ内に互いに
離間して配置される。そして、これらバッグの間に部分
てこのフィルムチューブが横断方向に溶着されかつ分離
され、これらバッグを密封した包装がなされる。

このような製造方法では、切取りストラップを設けるこ
とが困難である。また、この包装の製造サイクルをツイ
ストバッグの寸法に正確に対応させることが困難である
。このため、この包装の寸法に不必要な余裕を与えなけ
ればならない。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、ツイス
トバッグの包装体において上記の欠点を改善し、特に切
取りストリップを容易に設けることができるようにし、
またこの包装の寸法をツイストバッグの寸法に正確に対
応させることができるようにするものである。さらに本
発明はこのような包装を製造するに好適する方法と装置
を提供するものである。

［問題点を解決するための手段とその作用］このような
目的を達成するために、まず第１に本発明の包装体は、
縦方向の溶着シームを備えた縦方向のエツジストリップ
を包装体のひとつの壁に折込み、これに対応して溶着を
（部分的に）なすものである。

したがって、このような構成の包装体によれ（Ｊ、パッ
クの間の部分に横方向に突出した縦方向のエツジストリ
ップが形成される。本発明によれｔｆ　。

横断方向の溶着シームが形成される前にこの包装体の壁
部に対してこのストリップが折込まれる。

この横断方向の溶着シームが形成される際【こ（、ｔ１
折込まれた縦方向エツジストリップが同時に溶着され、
上記の壁部分に取付けられる。この縦方向のエツジスト
リップの折込みによって、包装材穿斗が包装されるバッ
クに密接して引かれ、このバックに正確に対応した包装
ができる。

また、このような包装をなす装置は、複数のポケット部
を有する回転タレットを備え、各ポケット部には包装材
料とともにツイストバッグが収容される。そして、第１
の挿入ステーションにおいて、ツイストバッグが（水平
の）供給トラックに冶ってこの回転タレットのポケット
部に移送され、何時に包装材料がＵ字形に成形される。

また、この挿入ステーションにおいて、このポケット部
から突出した余分の包装材料が互いに溶着され、縦方向
のエツジストリップと縦方向の溶着シームとが形成され
る。

そして、このタレットが回転して移送される際に、突出
した縦方向のエツジストリップが中間位置内で第１の角
度に配置され、溶着ステーションにおいて包装体の壁部
と重ねられ、横方向に溶着されて横断方向の溶着シーム
が形成される。

本発明によれば、包装材料は連続したフィルムシートか
ら分離される。そして、（中心から離れたン切取りスト
リップおよび掴みタブが形成される。

［実施例］ 以下、図を参照して本発明の包装体、およびこの包装体
を製造する方法および装置の実施例を説明する。

図中１０は包装体を示し、この包装体は熱溶着フィルム
から構成され、ツイストバッグ１１を包装するための付
腐品を備えている。

このツイストバッグ１１は各種の形状をなしているが、
一般的には刻み煙草を収容する薄い座布団状の袋状部１
２を備えている。なお、このツイストバッグの詳細は図
を簡単にするため省略する。

上記の包装体１０は矩形の包装材料１３がら形成されて
いる。この包装材料１３は、この包装材料の幅と等しい
幅の連続したフィルムシート１４から分離される。そし
て、このフィルムシート１４の縦方向に沿って、その中
心がらずれた（ｉ２置に切取りストリップ１５が設けら
れている。そして、この包装材料１３が分離される際に
、この切取りストリップ１５の部分に羽みタブ１６が形
成される。そして、この包装材料１３したがってフィル
ムシート１４は上記ツイストバッグ１１より幅が広く形
成されている。

包装体１０を形成するために、包装材料１３はツイスト
バッグ１１をＵ字状に包み、上記の突出した縦方向のエ
ツジストリップ１７が縦方向の側部を構成するようにす
る。そして、この縦方向のエツジストリップ１７の部分
に沿って縦方向の溶着シーム１８が形成される。この縦
方向の溶着シーム１８を形成した後、上記の縦方向のエ
ツジストリップ１７を包装体の壁部１９および２０の一
方に重なるように折返す（第４図参照）。この中間状態
で、ツイストバッグ１１の外側に対応する包装体１０の
横方向のエツジストリップ２３および２４の部分に横方
向の溶着シーム２１および２２を形成する。上記の溶着
シーム１８．２１゜２２は上記のツイストバッグ１１よ
り外側の部分に形成される。上記の縦方向のエツジスト
リップ１７が折込まれる際には、この包装体１０はツイ
ストバッグ１１に対してその横方向に引かれる。

また、上記の横方向の溶着シーム２１，２２が形成され
る際には、縦方向のエツジストリップ１７の両端部は横
方向の溶智シーム２１．２２によって溶着され、この折
込まれた状態に固定される。

この場合に、掴みタブ１６が形成された壁部２０が外側
に位置するように配置され、この掴みタブ１６が突出し
てこれを容易に掴めるように構成されている。

また、以上のような包装体１０は、タレット２５を備え
た装置（包装袋＠）によって包装される。この実施例の
場合、このタレットは鉛直面内で間欠的に回転される。

この実施例の場合、このタレットには径方向に形成され
た４個のポケット部２６が設けられ、これら各ポケット
部は上記のツイストバッグ１１および包装体１０を収容
するように構成されている。

このツイストバッグ１１が完成し、封印され必要に応じ
て収入中紙当が張付けられたのち、このツイストバッグ
はく水平な）供給トラック２７に沿って搬送され、挿入
ステーション２８においてこのタレット２５に供給され
、このツイストバッグは径方向外側から上記のポケット
部２６内に挿入される。この挿入の際に、このタレット
２５に接する鉛直面に沿ってく接線方向から）包装材料
１３が供給され、この包装材料はツイストバッグ１１と
ともに移動され、このツイストバッグ１１を包むように
Ｕ字状に折曲げられ、このツイストバッグとともに上記
のポケット部２６内に収容される。

これらのポケット部２６の寸法は、上記のツイストバッ
グ１１が収容された場合に上記の包装材料１３の余分の
部分がこのポケット部から径方向に突出し、上記の縦方
向のエツジストリップ１７を形成するように構成されて
いる。よって、この挿入ステーション２８において、こ
の縦方向のエツジストリップ１７に対して垂直な方向に
沿って上下に移動する縦方向の溶着ジョー２９．３０に
よって縦方向の溶着シーム１８が形成される。

そして、このタレット２５が１ストロークすなわち１区
分だけ回転する。この回転中には、上記のツイストバッ
グ１１はこのタレット２５の外周面に沿って配置された
円弧状の固定案内壁３１の内側に沿って移動する。よっ
て、このポケット部から突出している縦方向のエツジス
トリップ１７はこの案内壁３１によってこのタレット２
５の回転方向後側に折曲げられ、中間位置（ツイストバ
ッグ１１に対して約直角の角度）まで折込まれる。

そして、このツイストバッグ１１はこのポケット部２６
内に収容されたまま溶着ステーション３２まで移動され
る。この溶着ステーションにおいて、傾斜した折込み刃
部３４を有し径方向に往復移動する折込みブレード３３
によって上記の縦方向のエツジストリップ１７が包装体
の壁部１９に密着するまで折込まれる。そして、この縦
方向のエツジストリップ１７は上記の折込みブレード３
３によってこの状態に保持される。

また、このタレットの両側には複数対の横方向　　　　
′の溶着ジョー３５．３６が設けられている。これらの
溶着ジョーは互いに接離するように移動し、横方向のエ
ツジストリップ２３．２４を挟圧し、横方向の溶着シー
ム２３．２４を形成する。このために、上記のポケット
部２６すなわちタレット２５の軸方向の寸法は、上記の
ツイストバッグ１すなわち包装体１０の横方向のエツジ
ストリップ２３．２４がこのポケット部２６から側方に
突出するような寸法に設定されている。このポケット部
２６すなわちタレット２５の軸方向の寸法は上記のツイ
ストバッグ１１の寸法に正確に対応している。よって、
上記の横方向の溶着ジョー３５゜３６によって形成され
る横方向の溶着シーム２１゜２２はツイストバッグ１１
に密接して形成される。

また、上記の横方向の溶着ジョー３５．３６は上記折込
まれた縦方向のエツジストリップ１７の両端部を挟圧し
、この両端部を横方向の溶着シーム２１，２２と一緒に
溶着し、この縦方向のエツジストリップを折込まれた状
態に固定する。

そして、このタレット２５がさらに回転し、包装された
製品（包装体１０で包装されたツイストバッグ１１）を
押出しステーション３７まで移動する。そして、このス
テーションでツイストバッグ１１はポケット部２６から
径方向に排出され、図示しない排出コン、ベアに移送さ
れる。

以上の如く、上記の各ステーションで縦方向の溶着シー
ム１８および横方向の溶着シーム２１゜２２が形成され
、これら溶着シームはツイストバッグ１１に近接して形
成される。上記のタレット２５の寸法は、第７図に示す
如くツイストバッグの側方の横方向のエツジストリップ
２３．２４が充分に突出するような寸法に設定されてい
る。よって、上記の横方向の溶着ジョー３５．３６によ
って上記のツイストバッグ１１に正確に近接した位置に
横方向の溶着シーム２１、−２２が形成される。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図は包装材料を形成す
るフィルムシートの一部を示す図、第２図はバッグパッ
クを包み、縦方向の溶着シームを形成した後の包装体を
示す図、第３図はＷ２図の包装体の縦方向のエツジスト
リップを最初に折曲げた状態を示す図、第４図は包装体
の縦方向のエツジストリップを折込んだ状態を示す図、
第５図は完全に包装された状態を示す図、第６図は包装
体の製造装置のタレットの概略的な側面図、第７図は第
６図の■−■線に沿う断面図である。 １０・・・包装体、１１・・・ツイストバッグ、１３・
・・包装材料、１５・・・切取りストリップ、１６・・
・掴みタブ、１７・・・縦方向のエツジストリップ、１
８・・・縦方向の溶着シーム、２１．２２・・・横方向
の溶着シーム、２３．２４・・・横方向のエツジストリ
ップ、２５・・・タレット、２６・・・ポケット部、３
３・・・折込みブレード

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）刻み煙草等を収容するバッグパック、特にツイス
   トバッグを包装するための溶着可能なフィルムからなる
   包装体であって、少なくとも１枚のフィルムからなり、
   前壁部と後壁部とを横方向の溶着シームによって横方向
   に接合して構成された袋状部を備え、ツイストタブが後
   壁部に接続され、上記バッグパックをＵ字状に包み、縦
   方向および横方向の溶着シームによって三方を密封され
   たものにおいて、 縦方向の溶着シーム（１８）を備えた縦方向のエッジス
   トリップ（１７）が包装体（１０）の壁部（１９、２０
   ）の一方に密着するように折込まれ、（部分的な）溶着
   手段によって接合されていることを特徴とするバッグパ
   ック用包装体。 （２）前記縦方向の溶着シーム（１８）に対して横方向
   に切取りストリップ（１５）が設けられ、また前記縦方
   向のエッジストリップ（１７）の自由縁部（折込まれた
   縁部）に掴みタブ（１６）が形成されていることを特徴
   とする前記特許請求の範囲第１項記載のバッグパック用
   包装体。 （３）折込まれた状態の前記縦方向のエッジストリップ
   （１７）の両端部が前記横方向のエッジストリップ（２
   ３、２４）の部分において前記横方向の溶着シームによ
   って包装体の壁部（１９、２０）に接合されていること
   を特徴とする前記特許請求の範囲第１項または第２項記
   載のバッグパック用包装体。 （４）溶着可能なフィルムからなる密封された包装体を
   製造する方法であって、包装材料（１３）でバッグパッ
   クをＵ字状に包み、その縁部（縦方向のエッジストリッ
   プおよび横方向のエッジストリップ）を互いに溶着する
   ものにおいて、 上記包装材料（１３）でバッグパック（ツスイトハッグ
   １１）をＵ字状に包んだ後、最初に上記の縦方向のエッ
   ジストリップ（１７）部分に縦方向の溶着シーム（１８
   ）を形成し、この縦方向のエッジストリップ（１７）を
   包装体の壁部（１９、２０）の一方に密接するように折
   込み、最後に上記横方向のエッジストリップ（２３、２
   ４）に横方向の溶着シーム（２１、２２）を形成し、同
   時に上記折込まれた縦方向のエッジストリップ（１７）
   の両端部を溶着することを特徴とするバッグパック用包
   装体の製造方法。 （５）前記包装材料（１３）は縦方向に切取りストリッ
   プ（１５）を備えた連続したフィルムシート（１４）か
   ら分離され、同時にこの包装材料には上記切取りストリ
   ップ（１５）の部分に掴みタブ（１６）が形成され、こ
   の切取りストリップ（１５）は上記ツイストバッグ（１
   １）を囲みかつこの包装体（１０）の縦方向に対して横
   方向に配置されることを特徴とする前記特許請求の範囲
   第４項記載のバッグパック用包装体の製造方法。 （６）バッグパック特にツイストバッグを包装する溶着
   可能なフィルムから構成された包装体を製造する装置で
   あって、包装材料でバッグパックをＵ字状に包み、縦方
   向のエッジストリップの部分に縦方向の溶着シームを形
   成し、また横方向のエッジストリップの部分に横方向の
   溶着シームを形成するものにおいて、 包装材料（１３）とともにツイストバッグ （１１）を収容する複数のポケット部（２６）を有する
   回転タレット（２５）を備え、このポケット部（２６）
   には挿入ステーション（２８）において上記のツイスト
   バッグ（１１）が挿入され、このツイストバッグととも
   に上記の包装材料（１３）がこのポケット部（２６）内
   に挿入され、この包装材料がこのツイストバッグ（１１
   ）をＵ字状に包み、この包装材料の余分の部分が上記タ
   レット（２５）のポケット部（２６）から径方向に突出
   して縦方向のエッジストリップ（１７）を形成すること
   を特徴とするバックパック用包装材料の製造装置。 （７）前記縦方向のエッジストリップ（１７）を形成す
   るため、前記挿入ステーション（２８）において前記包
   装材料の余分の部分が溶着され、接線方向に互いに移動
   する縦方向の溶着ジョー（２９、３０）手段によって縦
   方向の溶着シーム（１８）が形成されることを特徴とす
   る前記特許請求の範囲第６項記載のバッグパック用包装
   体の製造装置。 （８）移動（タレット２５の回転）によって、このタレ
   ット（２５）の周方向の一部に沿って設けられた固定さ
   れた案内壁により前記縦方向のエッジストリップ（１７
   ）がこのタレット（２５）の周方向に折曲げられること
   を特徴とする前記特許請求の範囲第６項または第７項記
   載のバッグパック用包装体の製造装置。 （９）前記タレット（２５）の溶着ステーション（３２
   ）において、横方向に折曲げられた中間状態の前記縦方
   向のエッジストリップ（１７）を折込み部材（折込みブ
   レード３３）によって包装体の壁部（１９、２０）の一
   方に密着するように折込み、またこの溶着ステーション
   において横方向に移動する横方向の溶着ジョー（３５、
   ３６）によってこのタレット（２５）から横方向に突出
   する横方向のエッジストリップ（２３、２４）の部分に
   横方向の溶着シーム（２１、２２）を形成することを特
   徴とする前記特許請求の範囲第６項ないし第８項のいず
   れか１に記載のバッグパック用包装体の製造装置。 （１０）前記折込みブレード（３３）は前記タレット（
   ２５）の横方向に配列された横方向の溶着ジョー（３５
   、３６）の間の部分を移動することを特徴とする前記特
   許請求の範囲第９項記載のバッグパック用包装体の製造
   装置。