JP2002248171A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 面積を有する略平坦部材である熱変換器を基板の上面に担持した前記基板と、
   前記基板に取り付けられ、外表面を有しており、前記外表面を通ってオリフィスが形成されるオリフィス部材であって、前記熱変換器に隣接し、かつ前記オリフィス及び前記基板に設けられた吸入口と液通し、これにより前記吸入口を通して室に液体を伝達するように構成される前記室を形成するオリフィス部材と、
   を備える液滴生成器であって、
   前記室の厚さは前記上面から前記外表面に至る寸法であり、
   前記変換器の前記面積の平方根に対する前記室の厚さの比は約０．７５より小さいことを特徴とする液滴生成器。
2. 前記比は０．５０より小さいことを特徴とする請求項１に記載の液滴生成器。
3. 前記比は約０．３５であることを特徴とする請求項１に記載の液滴生成器。
4. 前記オリフィス部材は、少なくとも２個のオリフィスが前記室から延びて前記オリフィス部材の前記外表面まで貫通するように開口し、これにより前記室から前記オリフィスを通って液体が放出されることを特徴とする請求項１に記載の液滴生成器。
5. 前記室の中にある前記熱変換器は単一の部材であることを特徴とする請求項４に記載の液滴生成器。
6. 液滴生成方法であって、
   液体の供給源を設けるステップと、
   複数の室に前記液体の一部を充填するステップと、
   前記複数の室のそれぞれから１００フェムトリットルより小さい体積を有する前記液体の複数の液滴を放出するために必要な気泡を生成するのに十分な熱量を瞬間的に前記室内の前記液体に加えるステップと、
   を備えることを特徴とする液滴生成方法。
7. 前記液体を前記複数の室のそれぞれからほぼ同一の体積で放出するステップであって、放出される前記液体は２つ以上の液滴に分離する、放出するステップを含むことを特徴とする請求項６に記載の方法。
8. 前記液体を瞬間的に加熱するステップであって、前記室の中にある前記液体を一回加熱すると、前記室の中にある前記液体が放出される、前記液体を瞬間的に加熱するステップを含むことを特徴とする請求項７に記載の方法。
9. オリフィス部材を設けるステップであって、前記オリフィス部材には、少なくとも２個のオリフィスが前記室から延びていて、前記オリフィスを通って前記室からの液体の放出が可能となる、オリフィス部材を設けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項７に記載の方法。
10. 単一のオリフィスを設けるステップであって、前記室内の前記液体のほぼすべてが、前記単一のオリフィスを通って放出されるように構成される、単一のオリフィスを設けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項７に記載の方法。