JP2002246663A - クライオスタット - Google Patents

クライオスタット

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JP2002246663A
JP2002246663A JP2001038256A JP2001038256A JP2002246663A JP 2002246663 A JP2002246663 A JP 2002246663A JP 2001038256 A JP2001038256 A JP 2001038256A JP 2001038256 A JP2001038256 A JP 2001038256A JP 2002246663 A JP2002246663 A JP 2002246663A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな熱侵入源となっている脳磁計測部近傍
のサーマルシールドを銅メッシュの断面積を増やすこと
なく効率的に冷却し、冷媒の蒸発量を低減することがで
きるクライオスタットを実現すること。 【解決手段】 内部に生体検査用のセンサが設置される
と共にセンサを冷却する冷媒が充填される本体部とこの
本体部に接続された筒状のネック部とを有する内槽と、
内槽を囲むように配置され内槽の外壁との間に真空層を
形成する外槽と、ネック部に接続されて真空層に配置さ
れる第一のサーマルアンカーと、第一のサーマルアンカ
ーに接続されて真空層に配置されるサーマルシールド、
とを有するクライオスタットにおいて、第一のサーマル
アンカーとサーマルシールドとに接続される熱輸送手段
を設けたことを特徴とするクライオスタット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非破壊生体検査シ
ステムとして、例えば極低温におけるジョセフソン効果
を利用して脳などの生体磁気を計測するSQUID(Su
perconducting Quantum Interference Device)磁束計
測システムに使用される測定センサ等を冷却保持するた
めのクライオスタットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のクライオスタットの構成を
示す縦断面図である。図4において、クライオスタット
1は、内槽2と外槽3によりその本体が形成されてお
り、それらは例えばガラス繊維強化プラスチック(Glas
s Fiber Reinforced Plastics、以下GFRPと記す)
を素材として形成されている。
【0003】そして、内槽2は有底円筒状の本体部2a
と、本体部2aの上部に本体部2aよりも径を絞られて
形成された円筒状のネック部2bとからなり、本体部2
aの底部は人の頭部に適合するように円弧状に形成され
ている。
【0004】そして、生体検査用のセンサ(SQUID
センサアレー)4がネック部2bより内槽2の本体部2
a内に挿入されて円弧状の底部に設置され、このセンサ
4を冷却する冷媒として例えば液体ヘリウムがネック部
2bより本体部2aの内部に充填され、ネック部2bの
内部には断熱材5が設けられている。
【0005】外槽3は、内槽2を囲むように配置され、
外槽3の内壁と内槽2の外壁との間には真空層6が形成
されている。また、外槽3の側面には真空層6に連通す
る真空引口3aが形成され、外槽3の底部は内槽2の円
弧状の底部を囲むように形成されて、その外部に脳磁計
測部3bが形成されている。
【0006】そして、ネック部2bの側面には、例えば
銅からなるドーナツ状の高温用の第一のサーマルアンカ
7a、低温用の第一のサーマルアンカ7bが順次内槽2
の下方に接続されて真空層6内に配置されている。これ
らのサーマルアンカ7a,7bは、例えば銅などで形成
された熱伝導率が高く、かつ熱容量の高い熱溜めであ
る。
【0007】そして、このサーマルアンカ7a,7bに
は、それぞれ例えば銅からなるメッシュ状で外部からの
輻射熱をシールドするサーマルシールド8a,8bが互
いに熱伝導可能に接続され、サーマルシールド8bを内
側、サーマルシールド8aを外側として内槽2を順次取
り囲むように真空層6内に配置されている。
【0008】この場合、低温用のサーマルアンカ7bに
接続されたサーマルシールド8bは、内槽2の円弧状の
底部近傍の真空層6内においては人の頭部に適合する円
弧状に形成されている。
【0009】次に図4に示したクライオスタットにおい
て外部からの熱の侵入を防止するサーマルシールド効果
について説明する。内槽2内の液体ヘリウムは外部から
の放射・伝導による侵入熱で少しづつ蒸発し、蒸発した
ヘリウムはネック部2bと断熱材5の隙間を上昇し、そ
の際にネック部2bが冷却され、ガスが熱を吸収し熱交
換が行われる。
【0010】そして、2段に構成されたサーマルアンカ
ー7a,7bが冷却されることにより、同様に2段に構
成されたサーマルシールド8a,8bが冷却され、外槽
3の外部から侵入する輻射熱を吸収することで、内槽2
に熱が伝わらないようにしており、これをサーマルシー
ルドと呼んでいる。
【0011】そして、高温用のサーマルシールド8aは
例えば100〜180Kと比較的温度が高く、低温用の
サーマルシールド8bは20〜50Kと低く設定され、
サーマルシールド8a,8bとの間、内槽2、外槽3の
壁との間隙は、アルミを蒸着したスーパーインシュレー
ションと呼ばれるフィルム状の薄膜(図示せず)を互い
に接触しないように挟んで多数枚組込み、多重の熱シー
ルドを実現することで輻射による熱侵入を極めて低くす
るようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなク
ライオスタットには次のような問題点があった。脳磁計
に代表される生体磁気計測装置では極めて微弱な信号を
計測するために脳磁計測部3b近傍の真空層6の幅(内
槽2の底部と外槽3の底部との間に形成される真空層6
の幅)を数mmと極めて薄くする。このため、脳磁計測
部3b近傍(内槽2の底部と外槽3の底部の近傍)の真空
層6内にはサーマルシールド及びスーパーインシュレー
タを構造的に十分に設けることができない。例えば、脳
磁計測部3b近傍の真空層6内においてはサーマルシー
ルド8aまたはサーマルシールド8bを省略したり(図
2においてはサーマルシールド8aを省略している)、
スーパーインシュレータの枚数を数分の1程度しか挿入
できない。
【0013】従って、通常この脳磁計測部3bからの熱
侵入が極めて大きく、サーマルシールド8bに大きな温
度分布が生じ(温度が不均一となる)、ネック部2b周
辺は低い温度でも脳磁計測部3b近傍のサーマルシール
ド8bの温度は上昇してしまうばかりか、クライオスタ
ット1全体の熱侵入も持ち上げてしまい、冷媒の蒸発量
が多くなってしまうという欠点がある。
【0014】また、サーマルシールド8bは銅メッシュ
でできているが、熱伝達を十分にするために断面積を大
きく取ると熱雑音が大きくなりセンサ4での計測に悪影
響を及ぼす。従って、サーマルシールド8bには十分な
熱伝達能力を持たせられず、これも冷媒の蒸発量を増加
させる原因となっている。
【0015】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、大きな熱侵入源となっている脳磁
計測部3b近傍(内槽2の底部及び外槽3の底部の近
傍)のサーマルシールドを銅メッシュの断面積を増やす
ことなく効率的に冷却し、冷媒の蒸発量を低減すること
ができるクライオスタットを実現することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1におい
ては、内部に生体検査用のセンサが設置されると共に前
記センサを冷却する冷媒が充填される本体部とこの本体
部に接続された筒状のネック部とを有する内槽と、前記
内槽を囲むように配置され前記内槽の外壁との間に真空
層を形成する外槽と、前記ネック部に接続されて前記真
空層に配置される第一のサーマルアンカーと、前記第一
のサーマルアンカーに接続されて前記真空層に配置され
るサーマルシールド、とを有するクライオスタットにお
いて、前記第一のサーマルアンカーと前記サーマルシー
ルドとに接続される熱輸送手段を設けたことを特徴とす
るクライオスタットである。
【0017】本発明の請求項2においては、請求項1記
載のクライオスタットにおいて、前記熱輸送手段はヒー
トパイプであることを特徴とするクライオスタットであ
る。
【0018】本発明の請求項3においては、請求項1記
載のクライオスタットにおいて、前記内槽及び前記外槽
は有底筒状で前記センサは前記内槽の底部に設置され、
前記底部の近傍の前記真空層内に前記サーマルシールド
と前記熱輸送手段に接続される第二のサーマルアンカー
を設けたことを特徴とするクライオスタットである。
【0019】本発明の請求項4においては、請求項1記
載のクライオスタットにおいて、前記ネック部の内部に
設けられ、前記冷媒の蒸発したガスの顕熱を熱交換する
と共にネック部を介して前記第一のサーマルアンカとの
間で熱交換を行う均熱手段を設けたことを特徴とするク
ライオスタットである。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。尚、以下の図面において、図2と
重複する部分は同一番号を付してその説明は適宜に省略
する。図1は本発明によるクライオスタットの構成を示
す縦断面図である。
【0021】図1において、9はサーマルアンカ7bと
サーマルシールド8bに接続された熱輸送手段としての
ヒートパイプであり、このヒートパイプ9は金属管の内
部に封入された液体(窒素、水素、アルゴン、クリプト
ン、メタン等)の蒸発によって一端から熱を吸収し、蒸
気の凝縮により他端より熱を放出することにより熱輸送
を行うものである。
【0022】そして、10は内槽2及び外槽3の底部近
傍(脳磁計測部3bの近傍)の真空層6内において内槽
2を取り囲むように設けられ、底部近傍の外部からの輻
射熱を一時的に蓄熱し、ヒートパイプ9による熱輸送を
効率化するための第二のサーマルアンカであり、ヒート
パイプ9と内槽2及び外槽3の底部近傍(脳磁計測部3
bの近傍)のサーマルシールド8bとに接続されてい
る。
【0023】そして、11aはネック部2bの内壁に設
けられた均熱手段であり、11bはネック部2bの内部
で断熱材5の周囲に設けられた均熱手段である。また、
均熱手段11bには断熱材5の内部に設けられた例えば
アルミや銅等の反射率の高い金属製の円盤状の輻射シー
ルド12に接続されている。
【0024】これらの均熱手段11a,11bは、ネッ
ク部2bの内部における熱交換の実効的な面積を増やす
と共に外部から流入する熱の吸収能力を高めるために設
けられ、例えば高熱伝導率の銅・アルミなどの筒状の金
属帯または網状の帯、あるいは針状の金属フィラー等を
含浸した高熱伝導性樹脂材などで構成されている。
【0025】そして、2cはネック部2bの熱伝導路を
長くするために内槽2の本体部2aとネック部2bとの
間に設けられた迂回部であり、ネック部2bの径よりも
大きな径で形成されている。
【0026】次に、図1に示したクライオスタットの動
作について説明する。内槽2及び外槽3の底部近傍(脳
磁計測部3bの近傍)の外部より侵入した熱は、サーマ
ルシールド8bより第二のサーマルアンカ10に伝熱及
び畜熱されて温度勾配が形成され、ヒートパイプ9によ
って第一のサーマルアンカ7bに高速に熱輸送され、サ
ーマルシールド8bは高速に冷却され、内槽2の内部へ
の熱侵入が少なくなることにより冷媒の蒸発量は低減さ
れる。
【0027】また、サーマルシールド8bを、内槽2の
側面を取り囲む部分と内槽2の底部(脳磁計測部3bの
近傍)を取り囲む部分とに分離させ、ヒートパイプ9を
内槽2の底部(脳磁計測部3bの近傍)を取り囲む部分
のみに接続し、内槽2の側面を取り囲む部分には接続し
ないようにしても良く、この場合、より効率的(優先的
に)に熱の大きな侵入経路である脳磁計測部3bの近傍
のサーマルシールド8bを冷却することができる。
【0028】そして、均熱帯11a,11bは蒸発した
ヘリウムガス中の顕熱をネック部2bの内部で熱交換
(冷却)すると共に、輻射シールド12を冷却してネッ
ク部2bの上部からの輻射熱を吸収し、また、ネック部
2bを介してサーマルアンカー7bとの間で熱交換を行
う。また、流出ガスの温度は重力方向に水平を保つ性質
があるため、均熱帯11a,11bは実効的なガスの熱
交換部の接触面積を増やす効果がある。
【0029】そして、迂回部2cは、熱伝導路長を長く
取ることにより、ネック部2bから熱伝導により内槽2
の内部に侵入する熱を迂回させ、侵入熱を減少させる。
この迂回部2cは、クライオスタット1全体の小型化の
ために特にネック部2bの上部からの距離が稼げない場
合に有効である。また、ネック部2bの内壁に斜め螺旋
状に溝を設けて表面積を大きくするようにしても良い。
【0030】また、図1においては、サーマルアンカ7
bとサーマルシールド8bにのみヒートパイプ9を接続
しているが、サーマルアンカ7aとサーマルシールド8
aにも別のヒートパイプを接続しても良い。
【0031】尚、ヒートパイプの内部に封入される液体
は、接続されるサーマルアンカに設定される温度におい
て液相と気相とが混在した状態となるような液体が適宜
に選択される。
【0032】また、サーマルシールドの円周方向の均熱
が効率化するように、複数本のヒートパイプを一つのサ
ーマルシールドに円周状に設けてもよい。また、ここで
は2層のサーマルシールドとしたが、サーマルアンカー
をさらに細分化して、3層以上とし、ヒートパイプとサ
ーマルシールドもこれに応じて増やした構造としてもよ
い。また、ヒートパイプよりも冷却効果は低下するが、
ヒートパイプの代わりに銅などのロッドでフレームを組
んでサーマルシールドに接続するようにしても良い。
【0033】また、サーマルアンカー10に銅メッシュ
のサーマルシールド8bを接続するようにしたが、サー
マルシールド8bの内槽2の底部(脳磁計測部3bの近
傍)を取り囲む部分21を省略し、その部分に図示しな
いスーパーインシュレーションを複数枚設けてサーマル
アンカ10に接続してもよい。
【0034】また、熱伝達速度が大きくなることにより
真空層6に挿入される図示しないスーパーインシュレー
ションの枚数を減らすことが可能となり、脳磁計測部3
b近傍の真空層6の幅を狭くでき、信号源(頭部)に、
よりセンサ4を近づけることでSN比を向上させるよう
にすることができる。
【0035】また、熱伝達(冷却)をヒートパイプ9で
おこなうため、サーマルシールド8a,8bを構成する
銅メッシュの(サーマルアンカー7a,7bから脳磁計
測部3bに向かう方向の)縦糸に頼らずに済み、銅メッ
シュを粗くしたり薄くしたりでき、銅メッシュによる熱
雑音を小さくすることができる。
【0036】また、真空層6の内部熱伝導がヒートパイ
プ9で高速におこなわれるため、従来、クライオスタッ
ト1本体内部の熱の安定化に6〜12時間必要であった
ものが極端に短くなり、ヘリウム注入時後、しばらく安
定化しなかった蒸発量変化が短時間で安定し、液体ヘリ
ウムのバブリング等で発生していたノイズが短時間で減
少する。
【0037】また、ガス排出路となるネック部2bの内
部に熱交換の為の均熱帯11a,11bを設けたことに
より、サーマルアンカー7bからの熱の伝播抵抗が減
り、サーマルシールド8b全体の温度を下げることがで
きる。また、ネック部2bの実効的な長さを増やす為に
迂回部2cを設けたので、均熱帯11a,11bを設け
たことによる熱侵入が増えることを阻止することができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、脳
磁計測部の近傍(内槽の底部及び外槽の底部の近傍)か
ら侵入する熱をヒートパイプにより熱侵入部から離れた
サーマルアンカに高速に熱輸送するようにしたので、サ
ーマルシールドは高速に冷却されて温度が均一化され、
冷媒の蒸発量を低減させることができる。
【0039】また、本発明によれば、ヒートパイプによ
りサーマルシールドを銅メッシュの断面積を増やすこと
なく効率的に冷却するようにしたので、銅メッシュによ
る熱雑音を抑制し、安定した計測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクライオスタットの構成を示す縦
断面図である。
【図2】従来のクライオスタットの構成を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 クライオスタット 2 内槽 2a 本体部 2b ネック部 3 外槽 4 センサ 6 真空層 7a,7b サーマルアンカ 8a,8b サーマルシールド 9 ヒートパイプ 10 サーマルアンカ 11a,11b, 均熱手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に生体検査用のセンサが設置される
    と共に前記センサを冷却する冷媒が充填される本体部と
    この本体部に接続された筒状のネック部とを有する内槽
    と、前記内槽を囲むように配置され前記内槽の外壁との
    間に真空層を形成する外槽と、前記ネック部に接続され
    て前記真空層に配置される第一のサーマルアンカーと、
    前記第一のサーマルアンカーに接続されて前記真空層に
    配置されるサーマルシールド、とを有するクライオスタ
    ットにおいて、 前記第一のサーマルアンカーと前記サーマルシールドと
    に接続される熱輸送手段を設けたことを特徴とするクラ
    イオスタット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクライオスタットにおい
    て、 前記熱輸送手段はヒートパイプであることを特徴とする
    クライオスタット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のクライオスタットにおい
    て、 前記内槽及び前記外槽は有底筒状で前記センサは前記内
    槽の底部に設置され、 前記底部の近傍の前記真空層内に前記サーマルシールド
    と前記熱輸送手段に接続される第二のサーマルアンカー
    を設けたことを特徴とするクライオスタット。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のクライオスタットにおい
    て、 前記ネック部の内部に設けられ、前記冷媒の蒸発したガ
    スの顕熱を熱交換すると共にネック部を介して前記第一
    のサーマルアンカとの間で熱交換を行う均熱手段を設け
    たことを特徴とするクライオスタット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010071642A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Oxford Instruments Superconductivity Ltd 伝熱部材を備えたスリーブを用いる極低温冷却装置及び方法

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