JP2002246516A - Icパッケージ - Google Patents

Icパッケージ

Info

Publication number
JP2002246516A
JP2002246516A JP2001037970A JP2001037970A JP2002246516A JP 2002246516 A JP2002246516 A JP 2002246516A JP 2001037970 A JP2001037970 A JP 2001037970A JP 2001037970 A JP2001037970 A JP 2001037970A JP 2002246516 A JP2002246516 A JP 2002246516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
package
sensor
conductive heat
surrounding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001037970A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoshige Shimoda
豊繁 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2001037970A priority Critical patent/JP2002246516A/ja
Publication of JP2002246516A publication Critical patent/JP2002246516A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境温度の変化に伴いICの温度を調節する
ことができ、安全で、ICパッケージが組み込まれた装
置及びシステムの誤動作を防止することのできるICパ
ッケージを提供する。 【解決手段】 温度を検知するセンサ5と、センサ5が
所定の温度を検知したときに、センサ5から信号を受け
取るIC2と、IC2を囲繞し、IC2がセンサ5から
信号を受け取ると、電流が流れることにより温度上昇す
る導電性放熱板3と、導電性放熱板3を囲繞する非燃焼
性断熱シート4とを備えたICパッケージ。導電性放熱
板3の端子3aを、IC2の端子2aとともに、マザー
パッケージ1に半田にて固定することが好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICパッケージに
関し、特に、環境温度の変化に対応してICを保温する
ことのできるICパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IC(半導体集積回路)を保温す
るにあたって、環境の変化に関係なく、全ての環境下で
一定温度に保温することが行われていた。
【0003】また、実開平1−95750号公報に記載
の樹脂封止集積回路は、ICチップの上部または下部の
非導電性封止樹脂の表面の電源ピン間に形成された抵抗
性樹脂を備え、この抵抗性樹脂を発熱させることによっ
てパッケージ本体の温度を上昇させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の従来技術では、ICチップを囲繞する抵抗性樹脂を
発熱させてパッケージ本体を温度上昇させているので、
環境温度の変化に応じてICの温度を調節することがで
きないという問題があった。特に、5℃程度以下の低温
下では、ICの内部のプログラムが誤動作するおそれが
あった。
【0005】また、同公報に記載の従来技術では、IC
チップを囲繞する抵抗性樹脂が直接温度上昇し、パッケ
ージ本体も温度上昇するので、高温環境下では、人間の
手では触れることができない程高温になり、安全性に問
題があるとともに、そのパッケージが組み込まれている
装置及びシステムの内部の温度も上昇してしまうので、
同装置及びシステムが誤動作するおそれがあった。
【0006】そこで、本発明は上記従来のICパッケー
ジにおける問題点に鑑みてなされたものであって、環境
温度の変化に伴いICの温度を調節することができ、安
全で、ICパッケージが組み込まれた装置及びシステム
の誤動作を防止することのできるICパッケージを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ICパッケージであって、温度を検知するセンサと、該
センサが所定の温度を検知したときに、該センサから信
号を受け取るICと、該ICを囲繞し、該ICが前記セ
ンサから信号を受け取ると、電流が流れることにより温
度上昇する導電性放熱板と、該導電性放熱板を囲繞する
非燃焼性断熱シートとを備えたことを特徴とする。
【0008】そして、請求項1記載の発明によれば、セ
ンサからの信号により導電性放熱板に電流が流れ、導電
性放熱板の温度が上昇するため、ICの温度も上昇し、
環境温度に応じて、ICを自動的に保温することができ
る。
【0009】また、非燃焼性断熱シートが導電性放熱板
を囲繞するため、外部への放熱が遮断され、ICのみを
保温することができる。これによって、そのICを含む
パッケージを有する装置及びシステムの温度上昇による
誤動作を防止することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のI
Cパッケージの好ましい一形態として、前記導電性放熱
板の端子が、前記ICの端子とともに、マザーパッケー
ジに半田にて固定されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の具体
例を図面を参照しながら説明する。
【0012】図1乃至図4に示すように、本発明にかか
るICパッケージは、マザーパッケージ1と、マザーパ
ッケージ1に固定されたIC2と、IC2を囲繞する導
電性放熱板3と、導電性放熱板3を囲繞する非燃焼性断
熱シート4と、温度センサ5等で構成される。
【0013】IC2は、マザーパッケージ1の所定の穴
6にその端子2aが差し込まれ、マザーパッケージ1に
半田にて固定される。
【0014】導電性放熱板3は、IC2を囲繞するとと
もに、その端子3aが、IC2の複数の端子2aの左右
1本づつ計2本の端子2aに重なるように取り付けら
れ、端子2aとともにマザーパッケージ1の所定の穴6
に半田にて固定される。
【0015】非燃焼性断熱シート4は、導電性放熱板3
のIC2に接しない面を囲繞するように導電性放熱板3
に貼着され、外部への放熱を遮断している。
【0016】温度センサ5は、マザーパッケージ1の所
定の穴7に差し込まれ、マザーパッケージ1に半田にて
固定されている。
【0017】この温度センサ5は、環境温度が所定の温
度以下になると反応し、マザーパッケージ1を介してI
C2に検知信号を送信し、IC2の内部に存在するプロ
グラムの一部を作動させる。これによって、導電性放熱
板3に電流が流れて導電性放熱板3の温度が上昇し、導
電性放熱板3と密着しているIC2を保温するように構
成される。
【0018】次に、上記構成を有するICパッケージの
動作について詳細に説明する。
【0019】本発明にかかるICパッケージを使用する
環境温度が所定温度以下、例えば、5℃以下になると、
温度センサ5が反応し、マザーパッケージ1及び端子2
a、3aを介してIC2に検知信号を送信する。IC2
に信号が伝わると、端子2a及び端子3aを介して導電
性放熱板3に電流が流れ、導電性放熱板3の温度が上昇
する。そして、導電性放熱板3はIC2を包み込むよう
に囲っているためIC2全体を保温する。ここで、非燃
焼性断熱シート4が導電性放熱板3を囲繞しているた
め、IC2から外部への放熱が遮断され、IC2のみを
保温することができる。これによって、そのIC2を含
むパッケージを有する装置及びシステムの温度上昇によ
る誤動作を防止することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
環境温度の変化に伴いICの温度を調節することがで
き、安全で、ICパッケージが組み込まれた装置及びシ
ステムの誤動作を防止することが可能なICパッケージ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるICパッケージの一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の矢視Bの分解図である。
【図4】図3のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 マザーパッケージ 2 IC 2a 端子 3 導電性放熱板 3a 端子 4 非燃焼性断熱シート 5 温度センサ 6 穴 7 穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度を検知するセンサと、 該センサが所定の温度を検知したときに、該センサから
    信号を受け取るICと、 該ICを囲繞し、該ICが前記センサから信号を受け取
    ると、電流が流れることにより温度上昇する導電性放熱
    板と、 該導電性放熱板を囲繞する非燃焼性断熱シートとを備え
    たことを特徴とするICパッケージ。
  2. 【請求項2】 前記導電性放熱板の端子が、前記ICの
    端子とともに、マザーパッケージに半田にて固定される
    ことを特徴とする請求項1記載のICパッケージ。
JP2001037970A 2001-02-15 2001-02-15 Icパッケージ Withdrawn JP2002246516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037970A JP2002246516A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 Icパッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037970A JP2002246516A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 Icパッケージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002246516A true JP2002246516A (ja) 2002-08-30

Family

ID=18901028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037970A Withdrawn JP2002246516A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 Icパッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002246516A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268757A (ja) * 2004-02-18 2005-09-29 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268757A (ja) * 2004-02-18 2005-09-29 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
JP4641423B2 (ja) * 2004-02-18 2011-03-02 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA3151188C (en) Multiple heatsink cooling system for a line voltage thermostat
KR100773649B1 (ko) 전자 회로 장치
JP2015216141A (ja) 電子装置
KR200487209Y1 (ko) 보호 회로 모듈
US5508885A (en) IC card having improved heat dissipation
WO2005048664B1 (en) High temperature circuits
US4157466A (en) Crystal oven for maintaining crystals at a predetermined temperature
JP2002246516A (ja) Icパッケージ
ATE385344T1 (de) Bimetall-thermostat mit zwischen einem empfindlichen thermostatischen element und einem relay angeordneter leiterplatte
JP2003303702A (ja) 温度検出素子およびこれを備える回路基板
JPH0476943A (ja) 半導体素子
JP2002100714A (ja) 半導体装置
JP2020038089A (ja) 回路基板
JP2008171876A (ja) 半導体装置
JP2564370Y2 (ja) 電力半導体装置
WO2020097906A1 (zh) 风扇转速的控制装置及计算设备
JPH0410694Y2 (ja)
JPH0763619A (ja) 温度検出装置、電力制御装置および電気機器
JPH04137658A (ja) 半導体装置
JP2000083319A (ja) 電源装置
CN111128916A (zh) 一种封装结构
JPH11306939A (ja) 温度ヒューズ及び温度ヒューズの使用方法
JP2006514429A (ja) 電子器具用の放熱装置
JP2553083Y2 (ja) 混成集積回路装置
JPS5629352A (en) Resin-sealed semiconductor device

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080513