JP2002246317A - プラズマcvd法による薄膜形成方法 - Google Patents

プラズマcvd法による薄膜形成方法

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JP2002246317A JP2001040316A JP2001040316A JP2002246317A JP 2002246317 A JP2002246317 A JP 2002246317A JP 2001040316 A JP2001040316 A JP 2001040316A JP 2001040316 A JP2001040316 A JP 2001040316A JP 2002246317 A JP2002246317 A JP 2002246317A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水素ガスで希釈された原料ガスを反応室内に
導入しグロー放電プラズマによって分解して薄膜を形成
するプラズマCVD法による薄膜形成において、薄膜形
成初期における低品質膜の堆積を防止する。 【解決手段】 最初に水素ガスのみを反応室内に導入し
てグロー放電プラズマを発生させ、次に原料ガスをその
流量が徐々に増加するように水素ガスとともに反応室内
に導入してグロー放電プラズマにより分解して薄膜を形
成することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素ガスで希釈さ
れた原料ガスをグロー放電プラズマによって分解して薄
膜を形成するプラズマCVD法を用いた薄膜形成方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、シランガスなどの原料ガスを水素ガスで希釈して反
応室内に導入し、グロー放電プラズマによって分解して
非晶質シリコン薄膜または結晶性シリコン薄膜をプラズ
マCVD法により形成する方法が知られている。このよ
うな薄膜形成方法は、例えば、光起電力素子、TFT、
光センサー、エリアセンサー等におけるシリコン薄膜の
形成に用いられている。
【0003】プラズマCVD法では、放電の初期におい
て、ガスの分解過程が定常状態になるまでの間、プラズ
マから発生する成膜種の種類及び密度が適当でないた
め、意図しない低品質の薄膜が形成されてしまう場合が
ある。このような低品質の膜層が薄膜中に含まれている
と、期待する素子特性が得られない場合が多くなる。
【0004】本発明の目的は、薄膜形成初期における低
品質膜の堆積を防止することができるプラズマCVD法
による薄膜形成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水素ガスで希
釈された原料ガスを反応室内に導入しグロー放電プラズ
マによって分解して薄膜を形成するプラズマCVD法に
よる薄膜形成方法であり、最初に水素ガスのみを反応室
内に導入してグロー放電プラズマを発生させ、次に原料
ガスをその流量が徐々に増加するように水素ガスととも
に反応室内に導入してグロー放電プラズマにより分解し
て薄膜を形成することを特徴としている。
【0006】本発明においては、最初に水素ガスのみを
反応室内に導入してグロー放電プラズマを発生させた
後、原料ガスを徐々に導入している。このため、放電開
始初期における不安定なプラズマ内で生じる好ましくな
い成膜種による膜形成を避けることができる。放電開始
初期の不安定なプラズマは、成膜種密度が大きい条件、
すなわち成膜速度が速い条件で起こりやすい。このた
め、高速成膜の際に、本発明は特にその効果が顕著に現
れる。
【0007】本発明では、水素ガスのみでプラズマ放電
を開始した後、原料ガスを徐々に加えていく。通常、高
濃度の水素で希釈したプラズマにおいては、良性の成膜
種が多く存在するので、このような条件で原料ガスを加
えていくと、良性の成膜種が多く生成し、良好な膜質の
薄膜を薄膜形成初期において形成することができる。
【0008】本発明においては、最初に水素ガスのみを
反応室内に導入してグロー放電プラズマを発生させ、こ
のプラズマが安定した後に原料ガスを導入することが好
ましい。具体的には、水素ガスのみを導入して発生させ
たグロー放電プラズマにおける水素プラズマからの発光
スペクトルの各ピーク強度及びそれらの強度比が安定し
た後に、原料ガスを徐々に導入することが好ましい。水
素プラズマからの発光スペクトルのピークとしては、例
えば、波長656nmのHαの発光ピークと、波長48
5nmのHβの発光ピークが観測される。これらの発光
ピークの強度比が安定した後に、原料ガスを導入するこ
とが好ましい。
【0009】また、原料ガスを導入する際には、水素ガ
スと原料ガスのプラズマからの発光スペクトルの各ピー
ク強度及びそれらの強度比が、原料ガスの流量の増加に
比例して変化するように、原料ガスを徐々に反応室内に
導入することが好ましい。原料ガスを導入すると、上記
水素プラズマからの発光スペクトルのピークに加えて、
原料ガスのプラズマからの発光スペクトルのピークが観
測される。例えば、シラン(SiH4)ガスの場合、波
長413nmのSiHの発光ピークと、波長288nm
のSiの発光ピークが観測される。これらのピークが単
調に増加し、かつこれらのピークの強度比の変化が互い
に10%以内になるように、原料ガスであるシランガス
を徐々に反応室内に導入することが好ましい。
【0010】水素プラズマは、下地層に水素ラジカルま
たは水素イオンによる損傷を生じさせる場合がある。成
膜時の圧力を100Pa以上にすると、電子温度及びプ
ラズマ電位の低下並びに平均自由工程の短縮によって、
ラジカルやイオンが下地層に与えるエネルギーを小さく
することができ、下地層への損傷を減少させることがで
きる。従って、本発明では、薄膜形成の際の反応室内の
圧力を100Pa以上にすることが好ましい。反応室内
の圧力が3000Pa以上になると、グロー放電が困難
となるので、本発明においては、反応室内の圧力を10
0〜3000Paの範囲内とすることがさらに好まし
い。
【0011】原料ガスを水素ガスで希釈する水素希釈法
は、特にシリコン、ゲルマニウム、炭素及びこれらの合
金の成膜において、膜質を改善する効果がある。従っ
て、本発明の薄膜形成方法は、シリコン、ゲルマニウ
ム、炭素及びこれらの合金の薄膜の形成に特に有効であ
る。シリコン系合金薄膜としては、SiGe薄膜及びS
iC薄膜などが挙げられる。
【0012】pin型の半導体接合を有する素子におい
ては、半導体接合の界面の膜質が素子の特性に大きく影
響する。積層されたp型、i型、及びn型の半導体層の
うちの少なくとも1つの半導体層を、本発明に従い形成
すれば、半導体接合における界面付近の薄膜を良好な膜
質にすることができるので、素子特性を高めることがで
きる。
【0013】非晶質シリコン薄膜を成膜する際、放電初
期の不安定なプラズマにより膜密度の低い層が形成され
る。この層は、多くのSiH2結合を内部に有してお
り、顕著な光劣化を起こす。本発明に従い、非晶質シリ
コン薄膜または非晶質シリコン系合金薄膜を形成するこ
とにより、初期の低密度層の形成を抑制することができ
るので、高い信頼性のデバイスを製造することができ
る。
【0014】結晶性シリコンを成膜する際、成膜初期の
結晶核が生成するまでの間、非晶質層が堆積する。ま
た、放電初期の不安定なプラズマは、非晶質シリコンが
堆積しやすい条件である。このような非晶質層は、結晶
性シリコンのデバイスを形成する際、特性を低下させる
大きな原因となる。本発明に従えば、不安定なプラズマ
による非晶質シリコン層の生成を抑制することができ、
さらに高水素希釈条件によって核形成が促進され、非晶
質シリコン層を形成せずに結晶性シリコン薄膜を形成す
ることが可能となる。従って、本発明によれば、良好な
膜質の結晶性シリコン薄膜または結晶性シリコン系合金
薄膜を形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の薄膜形成方
法に従いi層を形成して、pin型非晶質光起電力素子
を作製した。図1は、このpin型非晶質光起電力素子
の構造を示す概略断面図である。ガラス基板1の上に
は、凹凸の表面形状を有するSnO2からなる透明電極
2が形成されている。この透明電極2の上には、p型非
晶質SiC層3、i型非晶質Si層4、及びn型非晶質
Si層5が、平行平板型プラズマCVD法によって形成
されている。n型非晶質Si層5の上には、ZnO層6
がスパッタ法により形成されており、その上にはAgか
らなる電極層7がスパッタ法により形成されている。
【0016】表1に、p型非晶質SiC層(p層)3及
びn型非晶質Si層(n層)5の薄膜形成条件を示す。
なお、p型非晶質SiC層3及びn型非晶質Si層5の
膜厚は、それぞれ150Åである。
【0017】
【表1】
【0018】表2には、i型非晶質Si層4の薄膜形成
条件を示す。表2に示すように、i型非晶質Si層4
は、工程1、工程2、及び工程3の順で条件を設定する
ことにより形成した。
【0019】
【表2】
【0020】表2に示すように、放電初期の30秒間
は、シラン(SiH4)ガスを流さずに、水素(H2)ガ
スのみを流しており、工程1の間に、水素プラズマが安
定化する。水素プラズマの安定化は、水素プラズマから
の発光スペクトルの各発光ピーク強度及びそれらの強度
比の安定化により判断することができる。すなわち、例
えば、Hαのピーク及びHβのピークの強度及びそれら
の強度比がほぼ一定になれば、水素プラズマが安定化し
たと判断することができる。
【0021】工程2では、水素ガスを導入しながら、同
時にシランガスを徐々に加えていき、一定の流量(表2
では50sccm)になるまでシランガスの流量を徐々
に増加させる。この際、水素ガスとシランガスのプラズ
マからの発光スペクトルの各ピーク強度及びそれらの強
度比が、シランガスの流量の増加に比例して変化するよ
うに、シランガスを徐々に反応室内に導入する。
【0022】図3は、水素ガスとシランガスのプラズマ
からの発光スペクトルを示す図である。図3において、
AはSiの発光ピークを示しており、BはSiHの発光
ピークを示している。また、CはHβの発光ピークを示
しており、DはHαの発光ピークを示している。シラン
ガスの流量の増加につれて、Siの発光ピーク及びSi
Hの発光ピークがそれぞれ単調に増加するようにシラン
ガスの流量を増加させる。また、Siの発光ピークとS
iHの発光ピークの強度比がほぼ一定に保たれるように
シランガスの流量を増加させる。また、Hαの発光ピー
ク及びHβの発光ピークの強度が単調に変化するように
シランガスの流量を増加させる。本実施例では、60秒
間の間にシランガスの流量を0から50sccmに増加
させることにより、各発光ピークの強度及び強度比を、
最終的な状態まで安定して移行させている。
【0023】工程3では、プラズマが安定化した状態で
あるので、一定条件で、シリコン薄膜が所定の膜厚に堆
積するまでプラズマを維持する。工程3における成膜速
度は約3Å/秒であった。また、i層の厚みは約300
0Åであった。
【0024】(比較例1)i型非晶質Si層4(i層)
を、表2に示す工程1及び工程2を省略し、薄膜形成初
期から工程3の条件で形成する以外は、上記実施例1と
同様にして非晶質光起電力素子を作製した。
【0025】(光起電力素子の特性評価)以上のように
して作製した実施例1及び比較例1の光起電力素子につ
いて、電池特性を評価した。表3に、開放電圧、短絡電
流、曲線因子、及び変換効率を示す。表3において、初
期特性は、作製直後の特性を示しており、光照射後特性
は、光照射(AM−1.5、125mW/cm2、31
0時間、25℃)を照射した後の特性を示している。
【0026】
【表3】
【0027】表3に示すように、実施例1の光起電力素
子は、良好な特性を示しており、特に光照射後の特性に
おいて良好な結果が得られている。これは、i層形成の
際に低品質膜の堆積が防止されたことにより、p層とi
層における界面特性が良好になったためと考えられる。
【0028】(実施例2)本発明に従いi型結晶性シリ
コン薄膜を形成して、pin型結晶性光起電力素子を作
製した。図2は、このpin型結晶性光起電力素子を示
す概略断面図である。図2を参照して、ガラス基板11
の上には表面に凹凸形状を有する透明電極12が形成さ
れており、この透明電極12の上に、p型結晶性Si層
13、i型結晶性Si層14、及びn型結晶性Si層1
5が形成されている。n型結晶性Si層15の上には、
ZnO層16及び電極層17が、実施例1と同様にスパ
ッタ法により形成されている。また、透明電極12は、
実施例1と同様にSnO2により形成されている。
【0029】p型結晶性Si層13、i型結晶性Si層
14、及びn型結晶性Si層15は、実施例1と同様に
平行平板型プラズマCVD法により形成した。p型結晶
性Si層(p層)13及びn型結晶性Si層(n層)1
5の薄膜形成条件を表4に示す。なお、p型結晶性Si
層13及びn型結晶性Si層15の膜厚は、それぞれ2
00Åである。
【0030】
【表4】
【0031】i型結晶性Si層14は、表5に示す工程
1、工程2、及び工程3の順で条件を設定することによ
り形成した。
【0032】
【表5】
【0033】表5に示すように、薄膜形成初期の工程1
では、水素ガスのみを導入し水素プラズマを発生させ
た。放電時間を30秒とすることにより、水素プラズマ
を安定化させた後、工程2においてシランガスを徐々に
その流量を増加させながら導入した。実施例1と同様
に、プラズマ発光スペクトルにおける各発光ピークの強
度及び強度比が、シランガスの導入量の増加に比例する
ように、シランガスを徐々に導入させた。
【0034】工程2において、シランガス流量を次工程
である工程3の流量と同じ流量にした後、工程3におい
て、所定の膜厚となるまでシリコン薄膜を形成させた。
工程3における成膜速度は3Å/秒であり、i層の膜厚
は20000Åであった。
【0035】(比較例2)i型結晶性Si層14の薄膜
を、表5に示す工程1及び工程2を省略し、工程3のみ
によって形成する以外は、上記実施例2と同様にして光
起電力素子を作製した。
【0036】(光起電力素子の特性評価)以上のように
して作製した実施例2及び比較例2の光起電力素子の特
性を評価した。表6に、開放電圧、短絡電流、曲線因
子、及び変換効率を示す。表6に示す特性は、光起電力
素子作製直後の特性である。
【0037】
【表6】
【0038】表6から明らかなように、本発明に従う実
施例2においては、良好な変換効率が得られている。こ
れは、i層形成の初期において非晶質薄膜の堆積を防止
することができているため、p層とi層の界面付近にお
ける拡散電位の集中を抑制することができ、光誘起キャ
リアを効率的に収集できるためと思われる。
【0039】上記の実施例においては、透明基板上に、
pinの各層を積層し、基板を通して光を照射する光起
電力素子の構造を示しているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、nipの順で各層を積層し、基板と
反対側から光を照射する構造であってもよい。
【0040】また、上記実施例においては、i層の形成
に本発明を適用しているが、p層またはn層の形成に本
発明を適用してもよい。また、pinの積層構造をユニ
ットセルとし、2つ以上のユニットセルを積層した積層
型の光起電力素子の製造に本発明を適用してもよい。
【0041】また、上記実施例においては、平行平板型
のプラズマ発生装置を用いているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、誘導結合型、マイクロ波誘導型
等のプラズマを用いた薄膜形成方法にも適用することが
できるものである。
【0042】また、本発明は光起電力素子における薄膜
形成に限定されるものではなく、TFT、光センサー、
エリアセンサー等における薄膜形成にも適用することが
できる。
【0043】また、本発明はシリコン薄膜の形成に限定
されるものではなく、原料ガスを水素ガスで希釈しプラ
ズマで分解する薄膜形成法であれば、本発明を適用する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、水素ガスで希釈された
原料ガスを反応室内に導入しグロー放電プラズマによっ
て分解して薄膜を形成するプラズマCVD法において、
薄膜形成初期における低品質膜の堆積を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う一実施例において作製した光起電
力素子を示す概略断面図。
【図2】本発明に従う他の実施例において作製した光起
電力素子を示す概略断面図。
【図3】水素ガスとシランガスのプラズマからの発光ス
ペクトルを示す図。
【符号の説明】
1,11…ガラス基板 2,12…透明電極 3…p型非晶質SiC層 4…i型非晶質Si層 5…n型非晶質Si層 6,16…ZnO層 7,17…電極層 13…p型結晶性Si層 14…i型結晶性Si層 15…n型結晶性Si層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 AA06 AA09 AA17 BA09 BA27 BA29 BA30 CA06 EA03 FA01 HA04 JA09 JA20 LA15 5F045 AA08 AB01 AB02 AB03 AB04 AB05 AB06 AB07 AB30 AC01 AD05 AE19 AE21 AE23 AE25 AE29 AE30 BB16 EE17 EE18 EH19 GB08 5F051 AA04 AA05 CA16 CA35 CA37 CB15 DA04 FA02 FA03 FA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素ガスで希釈された原料ガスを反応室
    内に導入しグロー放電プラズマによって分解して薄膜を
    形成するプラズマCVD法による薄膜形成方法におい
    て、 最初に水素ガスのみを反応室内に導入してグロー放電プ
    ラズマを発生させ、次に原料ガスをその流量が徐々に増
    加するように水素ガスとともに反応室内に導入してグロ
    ー放電プラズマにより分解して薄膜を形成することを特
    徴とするプラズマCVD法による薄膜形成方法。
  2. 【請求項2】 水素ガスのみを導入して発生させたグロ
    ー放電プラズマにおける水素プラズマからの発光スペク
    トルの各ピーク強度及びそれらの強度比が安定した後
    に、原料ガスを徐々に導入することを特徴とする請求項
    1に記載のプラズマCVD法による薄膜形成方法。
  3. 【請求項3】 原料ガスを導入する際に、水素ガスと原
    料ガスのプラズマからの発光スペクトルの各ピーク強度
    及びそれらの強度比が、原料ガスの流量の増加に比例し
    て変化するように、原料ガスを徐々に反応室内に導入す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマ
    CVD法による薄膜形成方法。
  4. 【請求項4】 薄膜形成の際の反応室内の圧力が100
    Pa以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載のプラズマCVD法による薄膜形成方法。
  5. 【請求項5】 形成される薄膜が、シリコン、ゲルマニ
    ウム、及び炭素のうちの少なくとも1つを含む薄膜であ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のプラズマCVD法による薄膜形成方法。
  6. 【請求項6】 形成される薄膜が、積層されたp型、i
    型、及びn型の半導体層のうちの少なくとも1つの半導
    体層であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載のプラズマCVD法による薄膜形成方法。
  7. 【請求項7】 形成される薄膜が、非晶質シリコン薄膜
    または非晶質シリコン系合金薄膜であることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラズマCVD
    法による薄膜形成方法。
  8. 【請求項8】 形成される薄膜が、結晶性シリコン薄膜
    または結晶性シリコン系合金薄膜であることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラズマCVD
    法による薄膜形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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