JP2002245574A - 車両用警報装置及び振動付き端末機 - Google Patents

車両用警報装置及び振動付き端末機

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JP2002245574A
JP2002245574A JP2001037182A JP2001037182A JP2002245574A JP 2002245574 A JP2002245574 A JP 2002245574A JP 2001037182 A JP2001037182 A JP 2001037182A JP 2001037182 A JP2001037182 A JP 2001037182A JP 2002245574 A JP2002245574 A JP 2002245574A
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Kiyokazu Iwashita
輝代一 岩下
Kazuhiko Miyano
和彦 宮野
Yoshikazu Ueda
芳和 植田
Haruhisa Ichida
晴久 一田
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で道路状態や運転状態が危険になる
と、運転者に確実に警報を与える車両用警報装置を提供
する。 【解決手段】車両の運転に際して危険状態であることを
検出する危険検出手段と、危険検出手段が車両の運転に
際して危険状態であることを検出した時に、運転者の身
体に接触するように保持され、運転者に振動を伝達する
振動手段を有する携帯型の振動付き端末機に対して振動
手段を振動させる振動開始信号を送信するように制御す
る制御手段を備え、急カーブ、急勾配等の道路状態、急
ハンドル操作、急ブレーキ操作等の運転操作状態を検出
して、危険度の大小に応じた振動レベルで振動機能付き
のナビゲーション用リモコンや携帯電話機を振動させ、
運転者に注意を喚起する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、危険な道路状態や
運転状態になった時に、自動的に運転者に警報が行える
車両用警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行中にナビゲーション装置等に
より前方にカーブ等の要注意箇所が検出された場合に
は、表示画面に「走行前方のカーブ案内」を表示した
り、音声で運転者に警報する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のナビゲーション
装置においては、運転中にナビゲーション画面に前方の
道路状態や注意事項が表示されたり、音声により案内さ
れるが、運転者が気づき難いと言う問題があった。
【0004】また、危険状態を検出するとステアリング
やシートを振動させるものもあるが、予め車両の製作時
に、そのような機能を装着しておく必要がある。
【0005】本発明は、簡単な構造で運転者に確実に警
報を与える車両用警報装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車両の運転に際して危険状態であることを
検出する危険検出手段と、前記危険検出手段が車両の運
転に際して危険状態であることを検出した時に、運転者
の身体に接触するように保持され、前記運転者に振動を
伝達する振動手段を有する携帯型の振動付き端末機に対
して前記振動手段を振動させる振動開始信号を送信する
ように制御する制御手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【0007】また、車両の走行道路の道路状態を検出す
るナビゲーション装置を備え、前記危険検出手段は、前
記ナビゲーション装置により前記車両の走行道路の前方
に急カーブ、急勾配等が検出された時に、前記危険状態
を検出したと判断することを特徴とするものである。
【0008】また、運転者の操作する車両の運転状態を
検出する運転状態検出手段を備え、前記危険検出手段
は、前記運転状態検出手段により急ハンドル操作、急ブ
レーキ操作等が検出された時に、前記危険状態を検出し
たと判断することを特徴とするものである。
【0009】また、前記制御手段は、前記危険検出手段
の検出した危険状態の大小に応じた振動レベルで前記振
動手段を振動させるための振動開始信号を前記振動付き
端末機に送信するものであることを特徴とするものであ
る。
【0010】また、前記制御手段は、前記危険検出手段
の検出した危険状態の種類と危険状態の大小に応じて前
記振動手段を振動させる振動レベルを設定するレベル設
定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、前記危険状態の大小は、前記危険検
出手段の検出した前記カーブの急緩、勾配の急緩等に基
いて算出することを特徴とするものである。
【0012】また、前記危険状態の大小は、前記危険検
出手段の検出した前記カーブの連続度合いに基いて算出
することを特徴とするものである。
【0013】また、前記危険状態の大小は、前記危険検
出手段の検出した前記カーブの急緩、勾配の急緩等と、
前記運転状態検出手段の検出した前記車両の走行速度に
基いて算出することを特徴とするものである。
【0014】また、前記危険状態の大小は、前記危険検
出手段の検出した前記車両のハンドル操作、ブレーキ操
作の急緩、急ハンドル操作、急ブレーキ操作の回数、頻
度等に基いて算出することを特徴とするものである。
【0015】また、前記制御手段は、前記危険検出手段
の検出した危険状態の大小に応じた振動レベルで前記振
動手段を振動させるための振動開始信号を前記振動付き
端末機に送信した後、所定時間が経過しても運転者によ
り所定の操作がなされたことが検出できなかった時に
は、前記振動付き端末機に対して前記振動手段をより高
い振動レベルで振動させる高レベル振動開始信号を送信
することを特徴とするものである。
【0016】また、前記制御手段は、前記振動付き端末
機に対して前記振動手段をより高い振動レベルで振動さ
せる高レベル振動開始信号を送信した後に、前記危険検
出手段が危険状態でなくなったことを検出しても、前記
運転者により所定の操作がなされたことが検出できなか
った時には、前記振動付き端末機に対して以前に送信し
た前記高レベル振動開始信号の取消を行わないことを特
徴とするものである。
【0017】また、車両の運転に際して危険状態である
ことを検出する複数の危険検出手段を備え、前記制御手
段は、第1の危険検出手段が第1の危険状態を検出し、
前記振動付き端末機に対して前記振動手段を第1の振動
レベルで振動させるための第1の振動開始信号を送信中
に、第2の危険検出手段が第2の危険状態を検出した時
には、前記振動付き端末機に対して前記振動手段をより
振動レベルの高い第2の振動レベルで振動させるための
第2の振動開始信号を送信することを特徴とするもので
ある。
【0018】また、前記振動付き端末機は、車両の走行
道路の道路状態を検出するナビゲーション装置と通信可
能な前記ナビゲーション装置用のリモコン端末機であ
り、前記振動開始信号を取得して振動する振動手段を備
えたことを特徴とするものである。
【0019】また、前記振動付き端末機は、車両の走行
道路の道路状態を検出するナビゲーション装置と通信可
能な携帯電話機であり、前記振動開始信号を取得して振
動する振動手段を備えたことを特徴とするものである。
【0020】また、前記振動開始信号は、予め設定され
た所定の電話番号にダイアルするダイアルアップ手段に
より送信される発呼信号であり、前記振動付き端末機
は、前記発呼信号を取得して振動する振動手段を備えた
携帯電話機であることを特徴とするものである。
【0021】また、振動開始信号を取得して振動手段を
振動させる携帯型の振動付き端末機であって、前記振動
付き端末機が、前記振動手段により発生した振動が運転
者に伝達可能な状態で装着されているか否かを検出する
装着検出手段と、前記装着検出手段により前記振動付き
端末機が前記振動手段により発生した振動が前記運転者
に伝達可能な状態で装着されていることが検出できなか
った時には、前記振動手段が前記振動開始信号に基いて
振動することを禁止する振動禁止手段を備えたことを特
徴とするものである。
【0022】また、前記装着検出手段は、前記振動付き
端末機が所定の部材に装着された時に接点が開放され、
前記振動付き端末機が所定の部材に装着されていない時
に接点が閉塞する接点スイッチが設けられてなることを
特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係る車両用警報装置の構成を示すブロック図である。
図2は本発明の第1の実施の形態に係る車両用警報装置
の警報処理のフローチャートで、(a)はナビゲーショ
ン装置側の処理、(b)はリモコン(警報端末機)側の
処理である。図3は本発明の第1の実施の形態に係る車
両用警報装置の構造図で、(a)は背面図、(b)はA
−A断面図である。図4は本発明の第1の実施の形態に
係る車両用警報装置の警報端末機の装着状態の説明図
で、(a)はシートベルトへの警報端末機の装着状態
図、(b)は接点状態図(シートベルトへの非装着
時)、(c)は接点状態図(シートベルトへの装着時)
である。以下、図に従って説明する。
【0024】1は車両側に設置され、車両の位置検出、
走行経路探索、走行案内を行うナビゲーション装置であ
る。11は人工衛星(GPS衛星)からの電波を受信し
て、その信号から位置情報を算出するGPS受信機であ
る。12は地図情報が記憶されたCD−ROMまたはD
VD(Digital Video Disk)及びそ
の読取装置等からなる地図データベースである。13は
車両の操作状態や走行状態を検出する車両信号検出部
で、走行速度を検出する車速センサ、ハンドルの操作状
態を検出するステアリング角度センサおよび角速度セン
サ、ブレーキの操作状態を検出する加速度センサ(専用
のGセンサまたは走行速度の微分値でも可)等からな
り、その出力が制御部14に入力される。14はGPS
受信機11からの位置情報、地図データベース12の地
図情報を基に自車位置を特定する処理、登録(入力)さ
れた目的地までの走行経路を探索する処理、探索された
経路に沿って車両を案内する処理、所定の条件に基いて
施設等を検索する処理、車両信号検出部13の検出結果
に基いて警報制御等を行うマイクロコンピュータ及び付
随するRAM、ROM等で構成された制御部である。1
5は目的地入力、登録等を行うための操作スイッチ等か
らなる入力部である。16は制御部14からの信号に基
いて案内のための地図(道路)を表示する液晶表示パネ
ル及び駆動回路等で構成された表示部である。17は制
御部14からの指示に基いて案内のための音声や、入力
された文字に対応する音声を合成し、スピーカ等で音声
案内を行うための音声出力部である。18は制御部14
からの信号に基いて警報端末機2に振動の開始・停止を
指示する信号処理部である。19は警報端末機2に振動
開始信号または振動停止信号を送信し、警報端末機2の
操作状態を受信するための送受信部である。尚、送受信
部19は元々あるリモコンからの操作信号を受信する受
信部を利用するか、または携帯電話機とデータを通信す
る送受信部を利用して構成される。
【0025】2はシート7に着座した運転者の身体(例
えば胸部または腹部)に接触するように(図4(a)の
ごとく、例えばシートベルト6に装着)保持され、ナビ
ゲーション装置1からの信号に基いて振動部24を振動
させて運転者に振動を伝達する警報端末機であり、振動
部を有するナビゲーション装置1用のリモコンや振動部
を有する携帯電話機が使用される。元来、リモコンはナ
ビゲーション本体に対して種々の遠隔操作を行うための
もので、リモコンの釦(キー)を操作することによりキ
ーに対応した信号が赤外線等により送信部から送信され
るが、本実施の形態では振動制御のための送受信にはリ
モコン用の送信機能は利用せず、別の送受信機能が設け
られている。尚、送信部については元々ある送信部を兼
用してもよい。また、携帯電話機では、発呼処理により
リンガーを鳴動させたり、マナーモードで内蔵されたバ
イブレータを振動させるが、本実施の形態では、このバ
イブレータを振動部24として利用する。また、携帯電
話機には本来の送話、受話機能の他、携帯電話機にある
コネクタを用いて外部とデータを通信するための送受信
機能が設けられており、本実施の形態では、この送受信
機能を用いてナビゲーション装置1とデータを送受信さ
せる。
【0026】21はナビゲーション装置1からの振動開
始信号または振動停止信号を受信し、また、警報端末機
2側の操作状態を送信するための送受信部である。22
は受信した制御部14の信号に基いて振動部24の振動
開始・停止を指示する信号処理部である。23はマニュ
アルスイッチ(運転者が警報を察知して警報を止めるた
めのリセットスイッチ等)の操作状態や、警報端末機2
がシートベルト6に装着されているか否かを検出するた
めのスイッチ検出部である。24はナビゲーション装置
1のリモコンや携帯電話等に設けられ警報信号により振
動する振動部である。25は運転者がマニュアルで振動
を止めるためのリセットスイッチである。26は警報端
末機2をシートベルト6に保持するためのクリップであ
る。27は警報端末機2のシートベルト6への保持状態
を検出するための接点スイッチで、保持状態で接点27
a、27bが開き、非保持状態で接点27a、27bが
閉じる。
【0027】尚、本実施の形態では、警報端末機2とし
て専用の警報端末機を使用した場合について説明した
が、これに限らず、ナビゲーション装置1用のリモコン
(振動部付き)または、バイブレータ(振動部)付き携
帯電話機を使用してナビゲーション1側と警報端末機2
側の間でデータの送受信ができるようにしてもよい。ま
た、ナビゲーション装置1側の送受信部19と警報端末
機2側の送受信部21を省略して、ナビゲーション装置
1側の信号処理部18と警報端末機2側の信号処理部2
2を直接通信ハーネス等により接続してもよい。更に、
ナビゲーション装置1と警報端末機2との通信にあたっ
ては近距離通信の規格(いわゆるブルートラース)にて
行ってもよい。
【0028】ここで、警報端末機2の構造およびシート
ベルトへの装着状態について図3、図4を用いて若干述
べる。警報端末機2(リモコン等)の内部には、送受信
機21、信号処理部22、スイッチ検出部23、振動部
24、リセットスイッチ25が収納されている。警報端
末機2の裏面(背面)にはシートベルト6に装着するた
めのクリップ26が設けられている。クリップ26の先
端部にはシートベルト6への装着状態を検出するための
接点スイッチ27が設けられており、接点27aと接点
27bの接触状態を検出してシートベルトへの装着・非
装着の違いを判別する。警報端末機2がシートベルト6
に装着されていない時は、クリップ26の先端部が閉
じ、接点27aと接点27bが接触状態になる(図4
(b)参照)。この接点27aと接点27bが閉じた状
態になっていることをスイッチ検出部23が検出し信号
処理部22は警報端末機2が装着されていないと判断し
てナビゲーション装置1等が危険状態を検出して警報信
号を出力しても、警報端末機2側の信号処理部22は振
動部24を振動させないようにする。一方、警報端末機
2がシートベルト6に装着されると、クリップ26の先
端部が開き、同時にシートベルト6により接点27aと
接点27bが非接触状態となる(図4(c)参照)。こ
の接点27aと接点27bが開いた状態になっているこ
とをスイッチ検出部23が検出し、信号処理部22は警
報端末機2がシートベルト6に装着されていると判断し
て所定の処理(振動開始または振動停止)を行う。
【0029】先ず、ナビゲーション装置1側の制御部1
4の行う警報処理について述べる。ナビゲーション装置
1に対して入力部15より現在地、目的地が入力される
と、位置検出装置11はGPS等により車両の位置を検
出し、CD−ROM等に記録されている地図情報(地図
データベース12)と照合して車両の現在地を特定する
と共に、入力された目的地までの走行経路を探索し、液
晶等の表示画面に該当地区の地図と探索経路を表示して
経路案内を行う。
【0030】ステップS11では、危険状態を監視して
ステップS12に移る。つまり、車両の走行中はナビゲ
ーション装置1により車両前方の道路状態と、車両信号
検出部13により運転操作状態を常に監視する。ステッ
プS12では、危険状態になったか否かを判断して危険
状態になればステップS13に移り、危険状態にならな
ければステップS16に移る。つまり、ナビゲーション
装置1による道路状態、車両信号検出部13の各出力信
号を基に危険状態であるか否かを判断する。例えば、ナ
ビゲーション装置(位置検出部11、地図データベース
12)では道路の急カーブ、急な下り坂等、車両信号検
出部13では急ハンドル操作、急ブレーキ操作が検出さ
れたか否かを判断する。
【0031】ステップS13では、F=0(振動開始送
信フラッグ=0)であるか否かを判断してF=0であれ
ばステップS14に移り、F=0でなければ処理を終え
る。つまり、前回の指示が振動開始(F=1に相当)で
あったか、振動停止(F=0に相当)であったかを判断
する。ステップS14では、振動開始信号を送信してス
テップS15に移る。つまり、今までは安全な状態であ
ったが、今回危険な状態になり運転者に警報を発する必
要があるので振動開始信号を送信する。ステップS15
では、振動開始送信フラグを1にして処理を終える。つ
まり、警報端末機2が振動状態にあることを示すために
F=1にする。
【0032】ステップS16では、F=1(振動開始送
信フラッグ=1)であるか否かを判断してF=1であれ
ばステップS17に移り、F=1でなければ処理を終え
る。つまり、前回の指示が振動開始であったか、振動停
止であったかを判断する。ステップS17では、振動停
止信号を送信してステップS18に移る。つまり、今ま
では危険な状態であったが、今回安全な状態になり運転
者に警報を発する必要がなくなったので振動停止信号を
送信する。ステップS18では、振動開始送信フラグを
0にして処理を終える。つまり、警報端末機2が振動停
止状態にあることを示すためにF=0にする。
【0033】次に、リモコン(警報端末機2)側の信号
処理部22の行う処理について述べる。ステップS21
では、信号を検出してステップS22に移る。ステップ
S22では、振動開始信号であるか否かを判断して振動
開始信号であればステップS23に移り、振動開始信号
でなければステップS24に移る。つまり、制御部14
より受信した信号が振動開始信号であるか否かを判断す
る。ステップS23では、振動部の振動を開始して処理
を終える。つまり、道路状態または運転状態が危険な状
態になり、振動開始信号を受信したので振動部24の振
動を開始する。
【0034】ステップS24では、振動停止信号を受信
または振動解除スイッチ(リセットスイッチ25)が操
作されたか否かを判断して振動停止信号を受信または振
動解除スイッチが操作されるとステップS25に移り、
振動停止信号を受信または振動解除スイッチが操作され
なければ処理を終える。つまり、制御部14より受信し
た信号が振動停止信号であるか、または運転者によりリ
セットスイッチ25が操作されかをスイッチ検出部23
の出力に基いて判断する。道路が危険な状態でなくなっ
たり、運転者の運転操作が危険な状態でなくなれば制御
部14は振動停止信号を送信する。ステップS25で
は、振動部の振動を停止して処理を終える。つまり、道
路状態、運転状態ともに危険な状態でなくなり、振動停
止信号を受信したので振動部24の振動を停止する。ま
たは運転者によりマニュアルで振動解除操作がなされた
ことをスイッチ検出部23が検出したので振動部24の
振動を停止する。
【0035】以上のように本実施の形態では、道路状態
や運転状態を監視して危険な状態になると、自動的に運
転者が装着した振動付き警報端末機が振動するので、運
転者に確実に警告できる。
【0036】図5は本発明の第2の実施の形態に係る車
両用警報装置の構成を示すブロック図である。図6は本
発明の第2の実施の形態に係る車両用警報装置の警報処
理のフローチャートで、(a)はナビゲーション装置側
の処理、(b)は携帯電話機側の処理である。以下、図
に従って説明する。尚、本実施の形態は警報端末機とし
て一般の携帯電話機(マナーモード時の発呼機能として
振動部(バイブレータ)を有するもの)を使用するもの
である。
【0037】3は車両側に設置され、車両の位置検出、
走行経路探索、走行案内を行うナビゲーション装置であ
る。30は制御部14の指示により予め設定されている
電話番号にダイアルするダイアルアップ部で、その電話
番号は運転者がシートベルトに装着して携帯電話機4
(警報端末機)に対応している。39は予め設定されて
いる電話番号の携帯電話機4に対して発呼信号を送信す
る送受信部である。尚、GPS受信機11、地図データ
ベース12、車両信号検出部13、制御部14、入力部
15、表示部16、音声出力部17、信号処理部18は
第1の実施の形態と名称、機能及び作用が同じであるの
で同一番号を付し説明は省略する。
【0038】4はシートに着座した運転者の身体に接触
するように保持され、ナビゲーション装置3からの警報
信号に基いて振動部44を振動させて運転者に振動を伝
達する携帯電話機である。41はナビゲーション装置3
から発呼信号(呼び出し信号)受信するための送受信部
である。42は制御部14の発呼信号に基いて振動部4
4を振動させるように指示する信号処理部である。43
はマニュアルスイッチ(運転者が警報を察知して警報を
止めるためのリセットスイッチ等)の操作状態を検出す
るスイッチ検出部である。44は携帯電話機4に設けら
れマナーモードに設定されている時に発呼信号を受信す
ると振動する振動部(バイブレータ)である。
【0039】先ず、ナビゲーション装置3側の制御部1
4の行う処理について述べる。ステップS31では、危
険状態を監視してステップS32に移る。つまり、車両
の走行中はナビゲーション装置3により車両前方の道路
状態と、車両信号検出部13により運転操作状態を常に
監視する。ステップS32では、危険状態になったか否
かを判断して危険状態になればステップS33に移り、
危険状態にならなければステップS34に移る。つま
り、制御部14はナビゲーション装置3による道路状
態、車両信号検出部13の各出力信号を基に危険状態で
あるか否かを判断する。例えば、ナビゲーション装置
(位置検出部11、地図データベース12)では道路の
急カーブ、急な下り坂等、車両信号検出部13では急ハ
ンドル操作、急ブレーキ操作が検出されたか否かを判断
する。
【0040】ステップS33では、ダイアルアップを開
始してステップS32に戻る。つまり、今までは安全な
状態であったが、今回危険な状態になり運転者に警報を
発する必要があるので、運転者の装着している携帯電話
機4に発呼信号を送信する。携帯電話機4の電話番号は
予め制御部14内のメモリに記憶されており、この電話
番号にダイアルする。この処理により危険状態が継続し
ている間は発呼が継続しており、運転者の装着している
携帯電話機4の振動部44は振動を続ける。
【0041】ステップS34では、ダイアルアップを中
断してステップS32に戻る。つまり、安全な状態であ
り運転者に警報を発する必要がないので、運転者の装着
している携帯電話機4に発呼信号の送信を中断する(呼
び出しを止める)。この処理により、運転者の装着して
いる携帯電話機4の振動部44は振動を止める。尚、こ
の処理は第1の実施の形態の場合と異なり、前回の危険
状態を判断する必要はなく、現在の危険状態のみでダイ
アルアップの開始・中断が決められる。
【0042】次に、携帯電話機4側の信号処理部42の
行う処理について述べる。
【0043】ステップS41では、発呼信号を受信した
か否かを判断して発呼信号を受信すればステップS42
に移り、発呼信号を受信しでなければステップS43に
移る。ステップS42では、振動部の振動を開始してス
テップS41に戻る。つまり、発呼処理されたので振動
部44を振動させる。この振動は危険状態から離脱する
まで(発呼信号を受信中)継続する。ステップS43で
は、振動部の振動を停止してステップS41に戻る。つ
まり、道路が危険な状態でなくなったり、運転者の運転
操作が危険な状態でなくなり、発呼処理が中断されたの
で振動部44の振動を停止する。
【0044】以上のように本実施の形態では、道路状態
や運転状態を監視して危険な状態になると、自動的に運
転者が装着した振動付き携帯電話機が振動するので、運
転者に確実に警告できる。
【0045】図7は本発明の第3の実施の形態に係る車
両用警報装置の振動レベル制御方法の説明図で、(a)
は処理のフローチャート、(b)は危険度と振動レベル
の関係図である。図8は本発明の第3の実施の形態に係
る車両用警報装置の振動レベルの設定画面図である。
尚、本実施の形態の振動レベル制御は、危険度に応じた
強度(振動レベル)の振動を運転者に与えるものであ
る。また、装置の構成は第1の実施の形態と同じである
ため説明は省略する。
【0046】ステップS51では、カーブを検知してス
テップS52に移る。つまり、ナビゲーション装置1に
より車両前方の道路の形状を読み出す。ステップS52
では、カーブの大きさRにより振動レベルを算出する。
つまり、カーブの大きさに対応した振動を与えるため
に、図7(b)の危険度(カーブの曲率半径)と振動レ
ベルの関係図を用いて振動レベルを算出する。この関係
図は図8の振動レベルの設定画面により予めユーザによ
り設定される。例えば、危険状態としてカーブを検出す
ると、そのカーブの程度(急、中、緩)に応じて振動O
FF、振動レベル1、振動レベル2、振動レベル3、振
動レベル4、振動レベル5を設定する。その設定値はマ
ップにして制御部14内のメモリに記録されている。ス
テップS53では、振動レベル切り替え信号(振動レベ
ルを考慮した振動開始信号)を警報端末機2に出力して
処理を終える。つまり、検出したカーブの曲率半径R
(危険度)に応じた振動を与えるべく振動切り替え信号
を送信する。
【0047】尚、本実施の形態では、危険度をナビゲー
ション装置1から取得した道路のカーブ曲率半径Rが小
さい程、危険度が大きいとして振動レベルを大きくした
が、これに限らず、カーブの連続度合い(S字カーブ
の連続)が大きい程危険度大、カーブを検出した時
(同一の曲率半径Rの時)の走行速度(カーブへの進入
速度)が大きい程危険度大、また、車両信号検出部13
から取得したハンドル操作でステアリング角速度が大
きい程(急ハンドル)危険度大、また回数(頻度)が多
い程危険度大、ブレーキ操作で減速度が大きい程(急
ブレーキ)危険度大、また回数(頻度)が多い程危険度
大として制御部14のメモリに記録しておけば、種々の
危険要因、危険度に応じた振動レベルで警報端末機2を
振動させることができる。
【0048】以上のように本実施の形態では、危険度に
応じた振動レベルの振動を運転者に与えることができ、
運転者は危険状態の程度が判る。
【0049】図9は本発明の第4の実施の形態に係る車
両用警報装置の振動レベル制御方法の説明図で、(a)
は処理のフローチャート、(b)は危険度と振動レベル
の関係図である。尚、本実施の形態の振動レベル制御
は、複数の危険要因に対しても危険度に応じた強度の振
動を運転者に与えるものである。また、装置の構成は第
1の実施の形態と同じであるため説明は省略する。
【0050】ステップS61では、第1の危険状態を監
視してステップS62に移る。つまり、ナビゲーション
装置1や車両信号検出部13により危険状態を監視す
る。ステップS62では、危険状態になったか否かを判
断して危険状態になればステップS63に移り、危険状
態にならなければステップS61に戻り監視を継続す
る。ステップS63では、振動レベル1の振動開始信号
を警報端末機2に送信してステップS64に移る。つま
り、危険度(例えば、カーブの大きさ)に対応した振動
レベルで振動させるように警告信号を送信する(図9
(b)参照)。
【0051】ステップS64では、第2の危険状態を監
視してステップS65に移る。つまり、ナビゲーション
装置1や車両信号検出部13により危険状態を監視す
る。危険要因として道路のカーブだけでなく、その他に
も車速、急ハンドル操作等もあり、これらも監視する。
ステップS65では、危険状態になったか否かを判断し
て危険状態になればステップS66に移り、危険状態に
ならなければステップS64に戻り監視を継続する。ス
テップS66では、振動レベル2の警告信号を警報端末
機2に送信して処理を終える。つまり、カーブの大き
さ、急ハンドル操作に対応した振動レベルで振動させる
ように振動開始信号を送信する(図9(b)参照)。
尚、この振動開始信号は振動レベルの絶対値に対応した
信号でもよいし、また現在の振動レベルに対して増減す
べき振動レベルに対応する信号のいずれを送信してもよ
い。例えば、現在振動レベル1であったものを振動レベ
ル2にする場合に、振動レベル2に対応する信号を送信
する方法と、振動レベルを現在よりも+1レベル増加さ
せる信号を送信する方法のいずれでもよい。
【0052】以上のように本実施の形態では、複数の危
険要因に対しても危険度に応じた振動レベルの振動を運
転者に与えることがでる。
【0053】図10は本発明の第5の実施の形態に係る
車両用警報装置の振動レベル制御方法の説明図である。
尚、本実施の形態の振動レベル制御は、危険を検出して
運転者に警報(振動)を与えても、運転者が危険回避の
ための適切な操作(例えば、減速等)や警報を止めるリ
セットスイッチ操作を行わなかった時には、より大きな
警報(振動)を与えて一層注意を喚起するものである。
また、装置の構成は第1の実施の形態と同じであるため
説明は省略する。
【0054】ステップS71では、危険状態を監視して
ステップS72に移る。つまり、ナビゲーション装置1
または車両信号検出部13により車両の前方の道路のカ
ーブ形状や車両の運転状態を監視する。ステップS72
では、危険状態になったか否かを判断して危険状態にな
ればステップS73に移り、危険状態にならなければス
テップS71に戻り監視を継続する。ステップS73で
は、所定レベルの振動開始信号を警報端末機2に送信し
てステップS74に移る。つまり、検出した危険度に対
応した振動レベルで振動させるように振動開始信号を送
信する。
【0055】ステップS74では、タイマを設定してス
テップS74に移る。タイマ設定は運転者の装着した警
報端末機2が振動してから運転者が適切な操作を行うま
でに許容される時間(例えば、2秒間)である。ステッ
プS75では、所定の操作を検出したか否かを判断して
所定の操作を検出すれば処理を終え、所定の操作を検出
しなければステップS76に移る。ステップS76で
は、タイムアウトか否かを判断してタイムアウト(2秒
間経過)であればステップS77に移り、タイムアウト
でなければステップS75に戻って時間の経過を待つ。
【0056】ステップS77では、増大すべき振動レベ
ルを算出してステップS78に移る。つまり、最初に危
険を検出して運転者に振動を与えたが、運転者が何の対
応もしなかった(例えば、いねむり、考え事、脇見等)
ので再度警告するために、さらに大きな振動を運転者に
与えるものである。この算出レベルは現在の振動レベル
から1段階(+1レベル)上げてもよく、また現在の振
動レベルに関係なく振動レベルを最大にするようにして
もよい。ステップS78では、増大した振動レベルの振
動開始信号を警報端末機2に送信して処理を終える。こ
の処理により運転者により大きな振動を与え、注意を喚
起することができる。
【0057】以上のように本実施の形態では、危険状態
になって運転者に振動信号を送信しても、いねむり運転
等で運転者が適切な操作を行わなかった場合は、より大
きな振動を与えることにより一層注意を喚起できる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、簡単
な構造で運転者に確実に警報を与える車両用警報装置が
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車両用警報装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る車両用警報装
置の警報処理のフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る車両用警報装
置の警報端末機の構造図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る車両用警報装
置の警報端末機の装着状態の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る車両用警報装
置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る車両用警報装
置の警報処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る車両用警報装
置の振動レベル制御方法の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る車両用警報装
置の振動レベルの設定画面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る車両用警報装
置の振動レベル制御方法の説明図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る車両用警報
装置の振動レベル制御方法の説明図である。
【符号の説明】
1、3・・・ナビゲーション装置、 21、41・・
・送受信部、11・・・・GPS受信機、 2
2、42・・・信号処理部、12・・・・地図データベ
ース、 23、43・・・スイッチ検出部、13・
・・・車両信号検出部、 24、44・・・振動
部、14・・・・制御部、 25・・・
・マニュアルスイッチ、15・・・・入力部、
26・・・・クリップ、16・・・・表示部、
27・・・・接点スイッチ、17・・
・・音声出力部、 27a、27b・・接点
18・・・・信号処理部、 30・・・・ダ
イアルアップ部、19、39・・・・送受信部、
6・・・・・シートベルト、2・・・・・警報端末
機、 7・・・・・シート、4・・・・・携
帯電話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一田 晴久 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 AC14 AC18 5C087 AA03 AA51 BB21 BB72 DD03 DD13 EE04 EE08 FF01 FF04 FF23 GG66 GG70 GG83 5H180 AA01 BB05 BB13 CC12 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33 LL08 LL15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転に際して危険状態であること
    を検出する危険検出手段と、 前記危険検出手段が車両の運転に際して危険状態である
    ことを検出した時に、運転者の身体に接触するように保
    持され、前記運転者に振動を伝達する振動手段を有する
    携帯型の振動付き端末機に対して前記振動手段を振動さ
    せる振動開始信号を送信するように制御する制御手段を
    備えたことを特徴とする車両用警報装置。
  2. 【請求項2】 車両の走行道路の道路状態を検出するナ
    ビゲーション装置を備え、 前記危険検出手段は、 前記ナビゲーション装置により前記車両の走行道路の前
    方に急カーブ、急勾配等が検出された時に、前記危険状
    態を検出したと判断することを特徴とする請求項1記載
    の車両用警報装置。
  3. 【請求項3】 運転者の操作する車両の運転状態を検出
    する運転状態検出手段を備え、 前記危険検出手段は、 前記運転状態検出手段により急ハンドル操作、急ブレー
    キ操作等が検出された時に、前記危険状態を検出したと
    判断することを特徴とする請求項1記載の車両用警報装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記危険検出手段の検出した危険状態の大小に応じた振
    動レベルで前記振動手段を振動させるための振動開始信
    号を前記振動付き端末機に送信するものであることを特
    徴とする請求項1記載の車両用警報装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記危険検出手段の検出した危険状態の種類と危険状態
    の大小に応じて前記振動手段を振動させる振動レベルを
    設定するレベル設定手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の車両用警報装置。
  6. 【請求項6】 前記危険状態の大小は、前記危険検出手
    段の検出した前記カーブの急緩、勾配の急緩等に基いて
    算出することを特徴とする請求項4記載の車両用警報装
    置。
  7. 【請求項7】 前記危険状態の大小は、 前記危険検出手段の検出した前記カーブの連続度合いに
    基いて算出することを特徴とする請求項4記載の車両用
    警報装置。
  8. 【請求項8】 前記危険状態の大小は、 前記危険検出手段の検出した前記カーブの急緩、勾配の
    急緩等と、前記運転状態検出手段の検出した前記車両の
    走行速度に基いて算出することを特徴とする請求項4記
    載の車両用警報装置。
  9. 【請求項9】 前記危険状態の大小は、 前記危険検出手段の検出した前記車両のハンドル操作、
    ブレーキ操作の急緩、急ハンドル操作、急ブレーキ操作
    の回数、頻度等に基いて算出することを特徴とする請求
    項4記載の車両用警報装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、 前記危険検出手段の検出した危険状態の大小に応じた振
    動レベルで前記振動手段を振動させるための振動開始信
    号を前記振動付き端末機に送信した後、所定時間が経過
    しても運転者により所定の操作がなされたことが検出で
    きなかった時には、前記振動付き端末機に対して前記振
    動手段をより高い振動レベルで振動させる高レベル振動
    開始信号を送信することを特徴とする請求項1記載の車
    両用警報装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、 前記振動付き端末機に対して前記振動手段をより高い振
    動レベルで振動させる高レベル振動開始信号を送信した
    後に、前記危険検出手段が危険状態でなくなったことを
    検出しても、前記運転者により所定の操作がなされたこ
    とが検出できなかった時には、前記振動付き端末機に対
    して以前に送信した前記高レベル振動開始信号の取消を
    行わないことを特徴とする請求項10記載の車両用警報
    装置。
  12. 【請求項12】 車両の運転に際して危険状態であるこ
    とを検出する複数の危険検出手段を備え、 前記制御手段は、 第1の危険検出手段が第1の危険状態を検出し、前記振
    動付き端末機に対して前記振動手段を第1の振動レベル
    で振動させるための第1の振動開始信号を送信中に、第
    2の危険検出手段が第2の危険状態を検出した時には、
    前記振動付き端末機に対して前記振動手段をより振動レ
    ベルの高い第2の振動レベルで振動させるための第2の
    振動開始信号を送信することを特徴とする請求項1記載
    の車両用警報装置。
  13. 【請求項13】 前記振動付き端末機は、 車両の走行道路の道路状態を検出するナビゲーション装
    置と通信可能な前記ナビゲーション装置用のリモコン端
    末機であり、前記振動開始信号を取得して振動する振動
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用警
    報装置。
  14. 【請求項14】 前記振動付き端末機は、 車両の走行道路の道路状態を検出するナビゲーション装
    置と通信可能な携帯電話機であり、前記振動開始信号を
    取得して振動する振動手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の車両用警報装置。
  15. 【請求項15】 前記振動開始信号は、予め設定された
    所定の電話番号にダイアルするダイアルアップ手段によ
    り送信される発呼信号であり、 前記振動付き端末機は、 前記発呼信号を取得して振動する振動手段を備えた携帯
    電話機であることを特徴とする請求項1記載の車両用警
    報装置。
  16. 【請求項16】 振動開始信号を取得して振動手段を振
    動させる携帯型の振動付き端末機であって、 前記振動付き端末機が、前記振動手段により発生した振
    動が運転者に伝達可能な状態で装着されているか否かを
    検出する装着検出手段と、 前記装着検出手段により前記振動付き端末機が前記振動
    手段により発生した振動が前記運転者に伝達可能な状態
    で装着されていることが検出できなかった時には、前記
    振動手段が前記振動開始信号に基いて振動することを禁
    止する振動禁止手段を備えたことを特徴とする振動付き
    端末機。
  17. 【請求項17】 前記装着検出手段は、 前記振動付き端末機が所定の部材に装着された時に接点
    が開放され、 前記振動付き端末機が所定の部材に装着されていない時
    に接点が閉塞する接点スイッチが設けられてなることを
    特徴とする請求項16記載の振動付き端末機。
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